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情報管理方法および情報管理装置 - 沖電気工業株式会社
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発明の名称 情報管理方法および情報管理装置
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開2003−124975(P2003−124975A)
公開日 平成15年4月25日(2003.4.25)
出願番号 特願2001−313237(P2001−313237)
出願日 平成13年10月10日(2001.10.10)
代理人 【識別番号】100118670
【弁理士】
【氏名又は名称】及川 泰嘉 (外1名)
【テーマコード(参考)】
5B089
5K030
【Fターム(参考)】
5B089 GA31 JB14 KA12 KA13 KC30 ME02 
5K030 GA12 HA08 HC01 HC13 HD03 JT06 KA05 MB01 MD02
発明者 北川 文基
要約 課題
ゲートキーパGKを安全のため2重化するとともに、それに伴って各ゲートキーパGKが個別に情報を管理することがないように情報の一元化を図る情報管理方法および情報管理装置を提供することである。

解決手段
情報管理方法において、情報を一元管理する装置を所定情報管理領域内において2重化し、それら装置に定周期で自装置以外の装置の状態監視を行わせ、その状態監視の結果いずれの装置も自情報が情報を一元管理する稼働中のときそれら装置をそれら装置が固有に持つ値によっていずれか1つを稼働中に設定し残りの装置を自情報が情報を管理しない待機中になるように設定すること。
特許請求の範囲
【請求項1】情報を一元管理する装置を所定情報管理領域内において2重化し、それら装置に定周期で自装置以外の装置の状態監視を行わせ、その状態監視の結果いずれの装置も自情報が情報を一元管理する稼働中のとき、それら装置をそれら装置が固有に持つ値によっていずれか1つを稼働中に設定し、残りの装置を自情報が情報を管理しない待機中になるように設定することを特徴とする情報管理方法。
【請求項2】請求項1記載の情報管理方法において、前記装置をその装置が属する所定情報管理領域以外の他の所定情報管理領域内の情報を一元管理する装置と交信させることを特徴とする情報管理方法。
【請求項3】請求項1または2項記載の情報管理方法において、端末を前記装置を介して他の端末と交信させることを特徴とする情報管理方法。
【請求項4】定周期で自装置以外の装置の状態監視を行い、その状態監視の結果いずれの装置も自情報が情報を一元管理する稼働中のときそれら装置をそれら装置が固有に持つ値によっていずれか1つを稼働中に設定し、残りの装置を自情報が情報を管理しない待機中になるように設定する情報を一元管理する装置を所定情報管理領域内において2重化することを特徴とする情報管理装置。
【請求項5】請求項4記載の情報管理装置において、前記装置をその装置が属する所定情報管理領域以外の他の所定情報管理領域内の情報を一元管理する装置と交信可能に接続することを特徴とする情報管理装置。
【請求項6】請求項4または5項記載の情報管理装置において、前記装置に端末を交信可能に接続し、前記端末を前記装置を介して他の前記端末と交信可能に接続することを特徴とする情報管理装置。
発明の詳細な説明
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、サービスを提供する為に情報を一元管理する装置(以下、「ゲートキーパGK」という)を2重化する方法および装置に関する。
【0002】
【従来技術】マルチメディア通信システムを実現するH.323システムは、アドレス解決、帯域管理、呼の確立、ネゴシエーション、音声・映像の伝達の課題を解決するシステムとなっている。
【0003】この「H.323」は、2000年に発行されたITU−T標準の勧告であり、「パケット網上のAV通信システム(AnnexA〜Dを含む)」と表題が付けられている。
【0004】「H.323」は、従来の電話網における呼制御(シグナリング・プロトコル)から発展してIPネットワークにおけるマルチメディア通信(電話を含む)の呼制御に至ったものである。
【0005】H.323プロトコルは、インターネットや通信品質(QoS)非保障型LAN(例えば、Ethernet(登録商標))などのネットワークで使用されるマルチメディア通信システムおよび端末EP用のプロトコルであり、呼制御をゲートキーパGK(Gatekeeper)が行う点に特徴を有する。
【0006】呼制御とは、呼の設定や解放を行うことをいい、例えば、電話をかける場合、まず相手を呼び出す(終了したら解放する)が、これを「呼」という。この「呼制御」を行う場合、電話網やISDNでは、ユーザー間で音声やデータを送る通信路(通話路)とは別に「呼制御」を行うためだけの信号用の回線が用意される。
【0007】H.323端末EPは、ユーザーがH.323通信を行うために使う装置(パソコンや携帯端末)で、音声や映像情報を入力したり、出力(表示)したりする機能を持っている。
【0008】H.323ゲートキーパGKは、機能であって、同一のIP網の領域(ゾーン)内にある端末EP間のH.323通信を管理する。また、その領域内の端末EPの登録、端末EPアドレスの管理、通信(サービス)を行うために必要な帯域幅の管理、サービスを開始する場合の許可の制御を行う。ここでいう「ゾーン」とは、所定情報管理領域内をいう。
【0009】また、H.323MCU(多地点通信制御装置)、H.323ゲートウエイGW(Gateway)(網間接続装置)は多地点通信やISDN端末との通信を実現する装置として設けられる。
【0010】ゲートウエイGWは、相互接続装置(プロトコル変換装置とも言われる)であり、H.323端末EPが接続されたIP網と、他の網例えばISDNを相互接続し、ISDN経由でH.320システム(ISDN用テレビ電話/会議システム)と通信できるようにする装置である。
【0011】H.323ゲートキーパGKは、ネットワーク上のある範囲(例えば企業の支社内のネットワークなど)を管理領域として、管理領域に存在するH.323端末EP、H.323MCU、H.323ゲートウエイGWに対し次の機能を提供する。
■アドレス解決(Address Reso1ution)
利用者が通信相手を電子メール・アドレスなどIPアドレス以外の形式で指定した場合に、入力された通信相手の識別子を通信相手の端末EPのIPアドレスに変換する。
■受付可否制御(Admission Contro1)
管理領域内のH.323装置が、新たに呼を確立しようとしているときや管理領域内の装置に対する呼確立要求が到着したときに、その呼の確立の可否を決定する。この可否決定は、ネットワーク管理者が予め入力したポリシー(方針)や、そのときの拠点内のネットワークの負荷の状態などに基づいて行われる。
■帯域制御(Bandwidth Control)
管理領域内のH.323装置が、H.323通信で使用する帯域を増減しようとするときに、その可否を決定し、管理領域内で実行されるH.323通信の品質を維持する。
【0012】ある1つのH.323ゲートキーパGKによって管理されている管理領域(ゾーン)は必ずしもIPネットワークのLANセグメントに対応させて定義する必要はない。
【0013】論理上、H.323端末EP、H.323ゲートキーパGK、H.323ゲートウェイGW、H.323MCU(多地点通信制御装置)は別々の要素として定義されているが、実際には複数の要素が物理的に同一の装置で実現されることもある。例えば、H.323ゲートキーパGKとH.323ゲートウエイGWの機能を併せもった装置を構成する。
【0014】H.323端末EP、H.323ゲートウエイGW、H.323MCUはいずれもH.323通信を起動したり、接続相手となったりすることができる。これらの装置のようにH.323通信を起動したり、着信したりする能力をもつ装置を、「H.323エンドポイント(Endpoint)」と呼ぶ。
【0015】H.225.0RAS(Registration Admission and Status、登録、通信許可、通信状態)制御は、前述のアドレス解決や帯域制御の課題を解決するために定められたH.323エンドポイント(H.323端末EPやH.323ゲートウエイGWなど)と、H.323ゲートキーパGKの間に定められたプロトコルである。このプロトコルは、H.323通信の開始に先立って、H.323エンドポイントが通信の実行の可否や接続相手の端末EPのIPアドレスをH.323ゲートキーパGKから得る手順や、H.323エンドポイントが利用者の情報(電子メール・アドレスなど)をH.323ゲートキーパGKに登録する手順を定めている。H.225.0呼制御は、H.323エンドポイントの間で呼を確立したり、解放したりする手順を定めている。
【0016】各H.323エンドポイント(H.323端末EP)はH.225.0呼制御メッセージを受信するための通信アドレスをもっている。このアドレスを呼制御用アドレス(Call Signalling Address)と言う。各H.323エンドポイント(H.323端末EP)は、呼制御用アドレスによってネットワーク上で唯一に特定される。呼制御用アドレスは、IPアドレスとポート番号の組合せで構成されている。H.323端末EPは、呼制御用アドレスに加えて、呼制御用アドレス以外の識別子(例えば、電子メール・アドレス)をもつことができる。このような呼制御用アドレス以外の端末EPの識別子をエイリアス・アドレス(Alias Address)という。電子メール・アドレス以外のエイリアス・アドレスの一例としてH.323URLがある。
【0017】なお、呼制御用アドレスは、IPアドレス、TCPポート番号などで、ネットワークが解釈するアドレスである。また、エイリアス・アドレスは、電子メール・アドレスなどの人間が覚えやすい構造となっている。H.323では、エイリアス・アドレスで通知先を指定することも可能となっている。
H.323制御の基本的概念:呼の確立から通話を開始するまでのH.323制御の基本的概念を説明すると以下のようになる。
■呼の確立準備(H.225.0RAS制御)
PC1は自装置が属するゲートキーパGK1とH.225.0RASメッセージ(相手先PC2の呼制御用アドレスを取得すること等)を交換する。
■呼の確立動作(H.225.0呼制御)
PC1はPC2の呼制御用アドレスに対し呼確立要求メッセージを送る。PC2はゲートキーパGK2に通話可否判断を問い合わせる。その後PC1とPC2の間でH.225.0呼制御メッセージが交換される。
■ネゴシエーション動作(H.245制御)
呼が確立されるとPC1とPC2の間にネゴシエーション用のTCP/IPコネクションが生成される。このコネクションを用いて、H.245メッセージ(ネゴシエーション用のメッセージ)がPC間で交換される。ネゴシエーションにより、音声や映像の符号化方式、転送方式、アドレスを決定する。
■ネゴシエーションが完了すると、通話が開始される。通話のために音声や映像の転送チャネル(論理チャネル)が設定されている。各転送チャネル上での音声や映像の転送は、RTPとRTCPによって制御される。
【0018】以上述べたように、各PCと各ゲートキーパGKとの間で制御が行われている。
【0019】少なくともH.323端末EPとH.323ゲートキーパGKを有する各ゾーンは、例えばインターネット等のIPネットワークを介して接続される。前記IPネットワークは切断、接続が任意に行われる。このために、切断、接続時にゲートキーパGKの主従の再登録を行う必要がある。
【0020】このような接続関係について、ITU−T H.323勧告では、各種情報を集中管理するゲートキーパGK装置の多重化を許しており、多重化構成時のゲートキーパGKと情報をゲートキーパGKに登録する端末EP間のインタフェースが規定されている。しかし、同勧告で各端末EPは一つのゲートキーパGKのみに自装置の情報を登録することしか許していない為、耐障害性強化の為にゲートキーパGK装置を2重化した場合、各端末EPは二つあるゲートキーパGKのどちらか一方に自装置の情報を登録することになる。
【0021】
【発明が解決しようとする課題】しかし、二つあるゲートキーパGKのどちらに情報を登録すべきかの基準が規定されていない為、各端末EPは各々の判断基準によって登録するゲートキーパGKを決定してしまい、結果、二つのゲートキーパGKに情報が分散してしまう可能性がある。また、ゲートキーパGKと端末EP間の通信は情報の転送が保証されない方式を使用することが規定されている為、ゲートキーパGKが管理している端末EPの全てがゲートキーパGKの障害・メンテナンス時の装置再開などによるゲートキーパGK装置の切替わり通知を受信できるとは限らない。この為、「切替わり通知を受信できた端末EP」と「切替わり通知を受信できなかった端末EP」で複数のゲートキーパGKに情報が分散してしまう可能性がある。
【0022】以上のような理由で情報の分散が発生すると、・サービス提供に不足している情報を収集する為の新たな通信が発生し、その処理時間によってサービス提供までの時間が増大する(サービス品質の低下)、・サービス提供に不足している情報を収集する為の新たな通信が発生することにより、一元管理時には必要としない各種リソースを消費してしまう、・不足している情報の収集機能を有しない場合にはサービスが停止する、といった問題が発生する。
【0023】本発明の目的は、以上の問題に鑑み、ゲートキーパGKを安全のため2重化するとともに、それに伴って各ゲートキーパGKが情報を管理することがないように情報の一元化を図る情報管理方法および情報管理装置を提供することである。
【0024】
【課題を解決するための手段】本発明は上記課題を達成するために以下の解決手段を採用する。
(1)情報管理方法において、情報を一元管理する装置を所定情報管理領域内において2重化し、それら装置に定周期で自装置以外の装置の状態監視を行わせ、その状態監視の結果いずれの装置も自情報が情報を一元管理する稼働中のときそれら装置をそれら装置が固有に持つ値によっていずれか1つを稼働中に設定し残りの装置を自情報が情報を管理しない待機中になるように設定すること。
(2)上記(1)記載の情報管理方法において、前記装置をその装置が属する所定情報管理領域以外の他の所定情報管理領域内の情報を一元管理する装置と交信させること。
(3)上記(1)または(2)項記載の情報管理方法において、端末を前記装置を介して他の端末と交信させること。
(4)情報管理装置において、定周期で自装置以外の装置の状態監視を行い、その状態監視の結果いずれの装置も自情報が情報を一元管理する稼働中のときそれら装置をそれら装置が固有に持つ値によっていずれか1つを稼働中に設定し残りの装置を自情報が情報を管理しない待機中になるように設定する、情報を一元管理する装置を所定情報管理領域内において2重化すること。
(5)上記(4)記載の情報管理装置において、前記装置をその装置が属する所定情報管理領域以外の他の所定情報管理領域内の情報を一元管理する装置と交信可能に接続すること。
(6)上記(4)または(5)項記載の情報管理装置において、前記装置に端末を交信可能に接続し、前記端末を前記装置を介して他の前記端末と交信可能に接続すること。
【0025】
【発明の実施の形態】本発明の目的を達成する発明の実施の形態を以下図に基づいて詳細に説明する。
(本発明の第1実施例)図1は、この発明の第一実施例を示すネットワーク構成図である。各構成要素は、H.323端末EP♯A〜EP♯D、H.323ゲートキーパGK♯1、H.323ゲートキーパGK♯2よりなり、ネットワークによって接続されている。
【0026】H.323ゲートキーパGK♯1およびGK♯2はゲートキーパは、ネットワーク上のある範囲(例えば企業の支社内のネットワークなど)を管理領域として、管理領域に存在するH.323端末EP等に前記■アドレス解決、■受付可否制御、■帯域制御、の機能を提供する。
【0027】各要素はそれぞれ独立に次の機能を持つ。
1)端末(EP♯A〜EP♯D)
EP♯A〜EP♯Dは、H.323端末EPであり、通信を行う利用者が用いる装置である。以下の機能を有する。
【0028】・ゲートキーパGKとの通信機能・他端末EPとの通信機能2)ゲートキーパ(GK♯1、GK♯2)
ゲートキーパGK♯1およびGK♯2は、H.323ゲートキーパであり、ネットワーク上のある範囲(例えば企業の支社内のネットワークなど)を管理領域として、管理領域に存在するH.323端末EP等に前記■アドレス解決、■受付可否制御、■帯域制御、の一般的機能(H.225.0RAS制御)の他に、これらの機能を一部強化した下記機能、例えば自ゾーン内の他のゲートキーパの監視機能および自状態管理機能を実行する。
【0029】・他端末EPとの通信機能・他装置(他ゲートキーパGK)の監視機能・自状態管理機能図2は、本発明に関連する各機能の関連図である。この内、本発明の重要な機能は、太字で表示した、ゲートキーパGK内の機能である、他ゲートキーパGKを監視処理する他装置の監視機能、その機能からの監視結果通知を受けて各種サービス提供部へのサービス内容指示を変更する自状態管理機能である。
【0030】図2中の構成要素の動作1)ゲートキーパGKへの情報自動登録図3は、本発明におけるゲートキーパGKへの各端末EPの情報登録動作を説明する動作説明図である。
【0031】各端末EPは、端末EP起動時にゲートキーパGKのアドレスを自動取得しておき、自ゾーン内のゲートキーパGKに対し、通信機能を使用して、自情報を含む自装置情報登録要求(RASアドレス登録要求)を送出する。この要求を受け、ゲートキーパGKは登録許可応答を返送し、前記各端末EPの自情報を登録する。前記自情報は、IPアドレス、TCPポート番号、電話番号、その他符号圧縮方式、等をいう。
【0032】2)端末EP間通信機能図4は、本発明における各端末EP間の通信機能を説明する動作説明図である。
【0033】各端末EPは端末EP間通信の確立に必要となる情報をゲートキーパGKから入手し、通信を確立する(H.225.0制御)。ただし、各端末EPは上記1)の動作によりゲートキーパGKに前記自情報を登録済みとする。
【0034】詳しくは、まず端末EP#Aが通話要求先の端末EP#Bの情報、例えば呼制御用アドレスおよび通信帯域確認情報等、をゲートキーパGKに要求する。この要求を受け、ゲートキーパGKは、端末EP#Bの情報を端末EP#Aへ返送する。端末EP#Aは、相手先である端末EP#Bの呼制御用アドレスに対し通話要求メッセージを送る。その後、両端末EP#AおよびEP#Bの間でH.225.0呼制御メッセージが交換される。
(本発明の第2実施例)
3)他装置(他ゲートキーパGK)の監視機能図5は、本発明のゲートキーパGKにおける同じゾーン内の他装置(他ゲートキーパGK)の監視機能を説明する動作説明図である。
【0035】各ゲートキーパGKは各々独立に他装置(他ゲートキーパGK)の監視を行う。
【0036】具体的には、第2実施例の場合、同じゾーン内のゲートキーパGK#1が、ゲートキーパGK#2の状態、例えば「待機中」か「稼働中」を監視するメッセージを送信する。また、同じゾーン内のゲートキーパGK#2が、ゲートキーパGK#1の状態、「待機中」か「稼働中」かを監視するメッセージを送信する。各ゲートキーパGKは前記メッセージに対しいずれの状態であるかを返答する。
【0037】4)自状態管理機能それぞれのゲートキーパGKは下記表1に示す状態を持つ。
【0038】
【表1】

【0039】各ゲートキーパGKは、それぞれ監視の為の送信のタイミングとは関係なく、独立に他ゲートキーパGKの状態を監視し、同じゾーン内で1台だけを「稼働中」の状態に保持し、残りのゲートキーパGKの状態を「待機中」にするように制御する。
(待機中ゲートキーパGKの基本動作)図6は本発明における待機中ゲートキーパGKの基本動作■を説明する動作説明図である。
■同じゾーン内の端末EPは、端末EP−ゲートキーパGK間通信を使用して、待機中ゲートキーパSBY−GKに対し、ゲートキーパGKに対する要求、例えば、呼制御用アドレスの返送要求、を送信する。待機中ゲートキーパSBY−GKは、自状態が待機中であることを確認して前記要求の拒否を前記端末EPへ返送する。
■待機中ゲートキーパSBY−GKは、ゲートキーパGK間通信を使用して、稼働中ゲートキーパTGT−GKを定周期で監視し、監視元ゲートキーパGK(この例の場合、待機中ゲートキーパSBYーGKが相当する。)は監視先ゲートキーパGK(この例の場合、稼働中ゲートキーパTGT−GKが相当する。)の状態を取得する。監視元ゲートキーパGKは自分の状態と取得した監視先ゲートキーパGKの状態の組み合わせ(表2参照)に従って自状態を管理する。
(稼働中ゲートキーパGKの基本動作)図7は本発明における稼働中ゲートキーパGKの基本動作■を説明する動作説明図である。
■同じゾーン内の端末EPは、端末EP−ゲートキーパGK間通信を使用して、稼働中ゲートキーパACT−GKに対し、ゲートキーパGKに対する要求、例えば、呼制御用アドレスの返送要求、を送信する。稼働中ゲートキーパACT−GKは、自状態が稼働中であることを確認して前記要求に対する応答(サービス)を前記端末EPへ返送する。
■稼働中ゲートキーパACT−GKは、ゲートキーパGK間通信を使用して、監視先ゲートキーパTGT−GKを定周期で監視し、監視元ゲートキーパGK(この例の場合、稼働中ゲートキーパACT−GKが相当する)は監視先ゲートキーパGK(この例の場合、監視先ゲートキーパTGT−GKが相当する)の状態を取得する。監視元ゲートキーパGKは自分の状態と取得した監視先ゲートキーパTGT−GKの状態の組み合わせ(表2参照)に従って自状態を管理する。
【0040】図6、図7にあるようにゲートキーパは定周期に監視先ゲートキーパTGT−GKの監視を行い監視元ゲートキーパGKは監視先ゲートキーパTGT−GKの状態を取得する。監視元ゲートキーパGKは自分の状態と取得した監視先ゲートキーパTGT−GKの状態の組合せ(表2参照)に従って自状態を管理する。
【0041】図12は、本発明の監視元の状態設定フローチャートである。以下、フローチャートの流れを説明する。
【0042】まず、監視元ゲートキーパGKが、自状態(自情報)は稼働中か否かを判断する(ステップS10)。稼働中である場合(YES)はステップS11へ、稼働中でない場合(NO)はステップS17へ進む。
【0043】ステップS10で稼働中と判断した場合(YES)、監視先の他のゲートキーパGKの状態データ(自情報)を取り込み(ステップS11)、監視先は応答したか否かを判断する(ステップS12)。
【0044】ステップS12で、監視先は応答したと判断した場合(YES)、さらに監視先状態は稼働中1か待機中2かを判断する(ステップS13)。
【0045】ステップS13で、監視先状態は稼働中と判断した場合(1)、監視先が自情報として固有に持つ値と監視元が自情報として固有に持つ値とを比較する(ステップS14)。
【0046】前記「固有に持つ値」は、同じものがなく、比較すると必ず優先順位が決まる値になっている。
【0047】ステップS14で、比較の結果、監視元優先と判断した場合、監視元の状態(自情報)を稼動中に設定し(ステップS16)、終了する(エンド)。
【0048】ステップS14で、比較の結果、監視先優先と判断した場合、監視元の状態(自情報)を待機中に設定し(ステップS15)、終了(エンド)する。
【0049】ステップS13で、監視先状態は待機中と判断した場合(2)、監視元の状態(自情報)を待機中に設定し(ステップS15)、終了(エンド)する。
【0050】ステップS12で、監視先は応答しなかったと判断した場合(NO)、監視元の状態(自情報)を稼動中に設定し(ステップS16)、終了する(エンド)。
【0051】ステップS10で監視元状態は稼働中でないと判断した場合(NO)、監視先の他のゲートキーパGKの状態データ(自情報)を取り込み(ステップS17)、監視先は応答したか否かを判断する(ステップS18)。
【0052】ステップS18で、監視先は応答したと判断した場合(YES)、さらに監視先状態は稼働中1か待機中2かを判断する(ステップS19)。
【0053】ステップS19で、監視先状態は待機中と判断した場合(2)、監視先が自情報として固有に持つ値と監視元が自情報として固有に持つ値とを比較する(ステップS20)。
【0054】ステップS20で、比較の結果、監視元優先と判断した場合、監視元の状態(自情報)を稼動中に設定し(ステップS22)、終了する(エンド)。
【0055】ステップS20で、比較の結果、監視先優先と判断した場合、監視元の状態(自情報)を待機中に設定し(ステップS21)、終了(エンド)する。
【0056】ステップS19で、監視先状態は稼動中と判断した場合(1)、監視元の状態(自情報)を待機中に設定し(ステップS21)、終了(エンド)する。
【0057】ステップS18で、監視先は応答しなかったと判断した場合(NO)、監視元の状態(自情報)を稼動中に設定し(ステップS22)、終了する(エンド)。
【0058】上記図12の本発明の監視元の状態設定フローチャートの結果をまとめると下記表2になる。
【0059】
【表2】

【0060】ここで優先処理※は、稼動中か待機中かを比べた場合、互いに同じ状態となる場合の優先判断処理である。この場合は、それぞれのゲートキーパGK装置が固有に持つ値(優先順位を示す通し番号等)を比較し、どちらのゲートキーパGKが稼働中となるかを決定する。
(本発明の第3実施例)1つのゾーンであったIPネットワーク等が2つに分断し、それぞれのゾーンのゲートキーパGKが稼働中となった後で、この分断状態から元の1つのゾーンに復旧した場合、復旧後の監視によりどちらか一方のゲートキーパGKが自動的に待機中となる。稼働中から待機中に変更になる際に、待機中に変わるゲートキーパGKは自装置に登録済みの各端末EPに対してゲートキーパGKサービスの終了(ゲートキーパ切替わり)を通知する(図8参照)。前記サービスの終了(ゲートキーパ切替わり)は、離脱要求(記録情報を削除する要求)を該ゲートキーパGKに接続されている各端末EPに送出する。
【0061】図8は本発明におけるネットワーク分断復旧後の情報の一元化動作を説明する動作説明図である。
【0062】具体的には、自状態が稼働中となっているゲートキーパGK−1は、定周期でゲートキーパ間通信によりゲートキーパGK−2の状態監視を行う。新ネットワーク形成前稼働中であったゲートキーパGK−2は自状態が稼働中となっているため、前記状態監視のときも稼働中となる。この段階では両ゲートキーパGKは稼働中となるので、次の比較基準となる各ゲートキーパGKが有する「固有に持つ値」を比較する。この比較動作により、ゲートキーパGK−1がそのまま稼働中に留まり、ゲートキーパGK−2が待機中に替わる。その後、ゲートキーパGK−2はゲートキーパGK−1に通常動作である状態監視を行う。以下、同様にゲートキーパGK−1およびGK−2は定周期で相手の状態監視を行う。
【0063】同時に、稼働中から待機中に切り替わった前記ゲートキーパGK−2は自分に接続されている各端末EPにゲートキーパサービス終了通知(ゲートキーパ切り替わり通知)を送信する。
【0064】このゲートキーパサービス終了通知(切り替わり通知)を受けた各端末EPは、端末EP−ゲートキーパGK間通信により、稼働中のゲートキーパGK−1に自情報の登録処理要求を送信する。
【0065】ゲートキーパGK−1は前記登録要求を受けて登録処理する。以下、ネットワークは前記のとおり動作する。
【0066】
【発明の効果】本発明は、特許請求の範囲記載の事項により、以下に記載する効果を奏する。
【0067】1)情報の分散回避図9は、本発明のゲートキーパGKを2重化したシステムにおける情報の分散回避動作を行う動作説明図である。
【0068】図9に示すように、2重化したゲートキーパGKは必ずどちらかが稼働中となり、稼働中のゲートキーパGKのみがサービスの提供を行い、待機中のゲートキーパGKは端末EPからの要求を拒否し稼働中のゲートキーパGKへの登録を促す為、全ての端末EPは稼働中ゲートキーパGKに必要な情報を登録することになる。このため、必要な情報は、必ず稼働中のゲートキーパGKにより集中管理され、他のゲートキーパGKを介して分散することがなくなる。
【0069】2)情報の自動一元化図10は、本発明のネットワークが行う分断から復旧への動作を示す動作説明図である。図10(A)はネットワークが分断中の状態を示し、図10(B)はネットワークの分断から復旧した状態を示す図である。
【0070】図11は、本発明のネットワークが行う情報の自動一元化動作を示す動作説明図である。
【0071】何かの要因でネットワークが分断され2重化したゲートキーパGKの双方が稼働中となっても、分断状態から回復後の監視手順によって自動的にどちらか一方のゲートキーパGKのみが稼働中、残りのゲートキーパGKが待機中となる。この結果、稼働中ゲートキーパGKに情報が集まり、自動的に一元化される(図10、図11参照)。




 

 


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