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実装認識方法および実装認識装置 - 沖電気工業株式会社
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発明の名称 実装認識方法および実装認識装置
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開2003−114738(P2003−114738A)
公開日 平成15年4月18日(2003.4.18)
出願番号 特願2001−307174(P2001−307174)
出願日 平成13年10月3日(2001.10.3)
代理人 【識別番号】100079991
【弁理士】
【氏名又は名称】香取 孝雄
【テーマコード(参考)】
2G014
【Fターム(参考)】
2G014 AA14 AB59 AC18 
発明者 小松崎 司
要約 課題
パッケージの数だけ実装認識用信号線を設ける方式に比較して、必要な信号線の数を低減できる実装認識方法および実装認識装置を提供する。

解決手段
パッケージP11〜P66の実装を認識する通信装置において、2個の実装認識信号の各々について6本の信号線ENa1〜ENa6, ENb1〜ENb6を割り当てる。実装読取制御部24は、信号線ENa1〜ENa6, ENb1〜ENb6から2個の信号線を選択して2個の実装認識信号を出力する。パッケージP11〜P66の各々に設けられた検知部は、2個の実装認識信号の各々について1個の信号線、合計で2個の信号線と接続され、接続された2個の信号線がいずれも低レベル信号Lのときに応答信号MNTを信号線MNTに出力する。実装認識部28は応答信号MNTを受信する。
特許請求の範囲
【請求項1】 複数の実装対象物について実装されているかどうかを認識することが可能な実装認識方法において、該方法は、N個の実装認識信号の各々について複数の信号線を割り当て、Nは2以上である工程と、該信号線から、前記N個の実装認識信号の各々について1個の信号線、合計でN個の信号線を選択して前記N個の実装認識信号を出力する工程と、前記N個の実装認識信号の各々について1個の信号線、合計でN個の前記信号線と前記実装対象物の各々を接続し、該接続されたN個の信号線により所定の信号パターンを前記実装対象物の各々が受け付けたときに、該実装対象物の各々は応答信号を出力する工程と、前記応答信号を受信する工程とを含み、前記選択されるN個の信号線が異なることにより前記実装対象物を識別して、該実装対象物の実装を認識することを特徴とする実装認識方法。
【請求項2】 請求項1に記載の方法において、前記受信する工程は、前記複数の実装対象物が出力する応答信号を1本の共通な信号線により受信することを特徴とする実装認識方法。
【請求項3】 請求項1または2に記載の方法において、前記実装認識信号を出力する工程においては、N個の実装認識信号を同期させて出力するとともに、N個の実装認識信号の各々については、N個の実装認識信号の各々に割り当てられている複数の信号線に順次、前記実装認識信号の各々を出力することを特徴とする実装認識方法。
【請求項4】 請求項1から3までのいずれかに記載の方法において、Nは2であることを特徴とする実装認識方法。
【請求項5】 請求項1から4までのいずれかに記載の方法において、前記実装認識信号を出力する工程では、前記同一の信号線に、複数の異なる信号を出力し、前記応答信号を出力する工程では、該異なる信号に応じて、前記異なる実装対象物が応答信号を出力することを特徴とする実装認識方法。
【請求項6】 複数の実装対象物について実装されているかどうかを認識することが可能な実装認識装置において、該装置は、N個の実装認識信号の各々について複数割り当てられた信号線から、前記N個の実装認識信号の各々について1個の信号線、合計でN個の該信号線を選択して、N個の実装認識信号を出力する実装認識信号出力部と、前記N個の実装認識信号の各々について1個の信号線、合計でN個の前記信号線と接続され、該接続されたN個の信号線により所定の信号パターンを受け付けたときに応答信号を出力する、前記実装対象物の各々に設けられた実装認識信号検知部と、前記応答信号を受信する応答信号受信部とを含み、Nは2以上であり、前記選択されるN個の信号線が異なることにより前記実装対象物を識別して、該実装対象物の実装を認識することを特徴とする実装認識装置。
【請求項7】 請求項6に記載の装置において、前記複数の実装対象物が出力する応答信号は1本の共通な信号線により前記応答信号受信部に入力されることを特徴とする実装認識装置。
【請求項8】 請求項6または7に記載の装置において、前記実装認識信号出力部は、N個の実装認識信号を同期させて出力するとともに、N個の実装認識信号の各々については、N個の実装認識信号の各々に割り当てられている複数の信号線に順次、前記実装認識信号の各々を出力することを特徴とする実装認識装置。
【請求項9】 請求項6から8までのいずれかに記載の装置において、Nは2であることを特徴とする実装認識装置。
【請求項10】 請求項6から9までのいずれかに記載の装置において、前記実装認識信号出力部は、前記同一の信号線に、複数の異なる信号を出力し、該異なる信号に応じて、前記異なる実装対象物に設けられた前記実装信号検知部が応答信号を出力することを特徴とする実装認識装置。
【請求項11】 複数の実装対象物について実装されているかどうかを認識することが可能な実装認識装置において、該装置は、N個の実装認識信号の各々について複数割り当てられた信号線から、前記N個の実装認識信号の各々について1個の信号線、合計でN個の該信号線を選択して、N個の実装認識信号を出力する実装認識信号出力部と、前記N個の実装認識信号の各々について1個の信号線、合計でN個の前記信号線と接続され、該接続されたN個の信号線により所定の信号パターンを受け付けたときに応答信号を出力する、前記実装対象物の各々に設けられた実装認識信号検知部からの応答信号を受信する応答信号受信部とを含み、Nは2以上であり、前記選択されるN個の信号線が異なることにより前記実装対象物を識別して、該実装対象物の実装を認識することを特徴とする実装認識装置。
【請求項12】 複数の制御対象物を制御することが可能な制御装置において、該装置は、N個の制御信号の各々について複数割り当てられた信号線から、前記N個の制御信号の各々について1個の信号線、合計でN個の前記信号線を選択してN個の制御信号を出力する制御信号出力部と、前記N個の制御信号の各々について1個の信号線、合計でN個の前記信号線と接続され、該接続されたN個の信号線により所定の信号パターンを受け付けたときに駆動される、前記制御対象物の各々に設けられた駆動部とを含み、Nは2以上であり、前記選択されるN個の信号線が異なることにより前記制御対象物を識別して、該制御対象物を制御することを特徴とする制御装置。
発明の詳細な説明
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、実装認識方法および装置に関し、特に、複数の基板等を実装可能な装置において、実装された基板等を認識することに関するものである。
【0002】
【従来の技術】通信装置やコンピュータを含む各種の電子機器において複数の基板を、コネクタを介して1枚の基板(マザーボード)や装置に実装することがある。また、ICカード、メモリカード、液晶表示装置、記録媒体駆動装置等のデバイス類を、コネクタを介してプリント基板に実装することもある。さらに、抵抗、コンデンサ、トランジスタ、コイル、発光素子等の電子・電気部品、あるいは、マイコン、CPU等を含む各種の集積回路をプリント基板に実装することがある。
【0003】実装される基板やICカード等の実装対象物が、基板等に実際に実装されているかどうかを認識することが必要な場合がある。たとえば、装置の製造段階であり、また、製造後に実装の有無の認識が必要な場合もある。製造後に必要な場合として、たとえば次のような場合がある。
【0004】通信装置等においては、1枚の基板に1つの機能ブロックを割り当て、当該基板をパッケージと呼ぶことがある。複数のパッケージは、マザーボードにコネクタにより電気的に接続される。このように装置を構成した場合、1つのパッケージが他のパッケージを制御したり、パッケージ間でデータの交換を行なう等のことが必要となる。そのときは、パッケージが実装されているかどうかを、制御を実施したりデータを送るパッケージ側が認識する必要が生じる。
【0005】そのような場合に、1つの装置内に含まれるパッケージの構成がさまざまであったり、また、製造後にパッケージが追加されたりすることがある。このときは、どのようなパッケージが装置内に含まれるかというパッケージの構成情報を、パッケージの製造時に、装置やパッケージに記憶させることは困難である。そのために、パッケージが実装されているかどうかを、制御を実施したりデータを送るパッケージ側が、装置の製造後に認識する必要が生じる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】どのようなパッケージが装置内に実装されているかどうかを認識する方法として、たとえば、次のような方法がある。装置内に実装されている他のパッケージ(パッケージBと呼ぶ)を認識する機能を有する実装認識用パッケージ(パッケージAと呼ぶ)を装置内に設け、パッケージBとパッケージAとを1対1で接続する認識用信号線を設ける。パッケージB内には当該信号線を1本設け、パッケージA内には、装置内に実装されるパッケージBの数だけの当該信号線を設ける。パッケージB内の信号線と、パッケージA内の信号線とは、マザーボードを介して接続する。
【0007】さらにパッケージB内には、当該信号線に所定のレベルの信号を出力する出力回路を設ける。パッケージBは、装置の電源もしくはパッケージBの電源が入れられたときに出力回路を用いて、パッケージAに対して、認識用信号線とマザーボードのコネクタを介して所定のレベルの信号を出力する。こうしてパッケージAはパッケージBが実装されたことを認識する。
【0008】しかし、上記のようにパッケージB側から実装を通知して、パッケージA側が実装を認識する方法では、実装するパッケージBがK枚あった場合にK本の認識用信号線が必要となる。
【0009】例えば、実装すべきパッケージが100枚存在した場合には100本の認識用信号線が必要となり、実装を認識するパッケージAをマザーボードに接続するためのコネクタのピンを100本使用してしまい、パッケージ接続用コネクタのピン数の不足、マザーボードのパターン配線量の増大を招く。
【0010】本発明は、パッケージの数だけ信号線を設ける方式に比較して、必要な信号線の数を低減できる実装認識方法および実装認識装置を提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明は上述の課題を解決するために、複数の実装対象物について実装されているかどうかを認識することが可能な実装認識方法において、N個の実装認識信号の各々について複数の信号線を割り当て、Nは2以上である工程と、信号線から、N個の実装認識信号の各々について1個の信号線、合計でN個の信号線を選択してN個の実装認識信号を出力する工程と、N個の実装認識信号の各々について1個の信号線、合計でN個の信号線と実装対象物の各々を接続し、接続されたN個の信号線により所定の信号パターンを実装対象物の各々が受け付けたときに、実装対象物の各々は応答信号を出力する工程と、応答信号を受信する工程とを含み、選択されるN個の信号線が異なることにより実装対象物を識別して、実装対象物の実装を認識することとしたものである。
【0012】本発明によれば、実装を認識したいパッケージがK枚あった場合に、N個の実装認識信号によりこれらを識別する。たとえば、Nが2の場合は、実装認識信号X, Yにより識別する。実装認識信号Xにa本の信号線を割り当て、実装認識信号Yにb本の信号線を割り当て、a本の信号線とb本の信号線の組合せによりK枚のパッケージを識別する。ここで、a, bは、a×b≧Kを満たす。
【0013】したがって、a+b+1本の信号線により識別することができる。信号線の本数がa+b本ではなく、a+b+1本であるのは、応答信号の受信に、たとえば1本を用いるとしたためである。その結果、Kが100の場合、aを10、bを10とすると、10×10=100であり、10+10+1=21本の信号線で足りる。100本の信号線を実装認識に用いたときに比べると、79本の信号線を節約できる。
【0014】一般的に、Nが2以上のときについて、【0015】
【数1】a1×a2×a3×....×aN ≧Kを満たすN個の自然数a1, a2, a3, ...aNを決めると、たとえばa1+a2+a3+...+aN+1本の信号線によりK枚のパッケージを識別することができる。
【0016】なお、実装認識信号を出力する工程においては、N個の実装認識信号を同期させて出力するとともに、N個の実装認識信号の各々については、N個の実装認識信号の各々に割り当てられている複数の信号線に順次、各々の実装認識信号を出力することができる。
【0017】また本発明は、上述の課題を解決するために、複数の実装対象物について実装されているかどうかを認識することが可能な実装認識装置においては、N個の実装認識信号の各々について複数割り当てられた信号線から、N個の実装認識信号の各々について1個の信号線、合計でN個の信号線を選択して、N個の実装認識信号を出力する実装認識信号出力部と、N個の実装認識信号の各々について1個の信号線、合計でN個の信号線と接続され、接続されたN個の信号線により所定の信号パターンを受け付けたときに応答信号を出力する、実装対象物の各々に設けられた実装認識信号検知部と、応答信号を受信する応答信号受信部とを含み、選択されるN個の信号線が異なることにより実装対象物を識別して、実装対象物の実装を認識することを特徴とする。
【0018】
【発明の実施の形態】次に添付図面を参照して本発明による実装認識装置の実施例を詳細に説明する。
【0019】本発明の実装認識装置は、K枚のパッケージを、いわばN次元座標(X1, X2,X3, ..., XN)で識別するものであり(KおよびNは自然数)、各次元に、たとえばa1本、a2本、a3本、...、aN本の信号線を割り当てる。ここで、a1, a2, a3,...., aNは自然数であり、a1×a2×a3×....×aN≧Kの関係を満たすものとする。以下の実施例では、Nが2の場合について説明する。本実施例では、36枚のパッケージを認識する構成を例にとる。
【0020】本発明に係わる実装認識装置を適用した通信装置10の構成を図1に示す。なお、本発明と直接関係のない部分については図示および説明を省略する。ここで、信号の参照符号はその現れる接続線の参照番号で表す。
【0021】通信装置10は、実装対象物であるパッケージP11と、パッケージ P11を認識するパッケージ12と、これらのパッケージP11, 12 が取り付けられるマザーボード14を含む。実装対象物であるパッケージは36枚あるが、図1では1枚のみを図示する。具体的に36枚のパッケージを接続する方法は後述する。
【0022】パッケージP11はコネクタ16を有し、このコネクタ16はマザーボード14のコネクタ18に挿入される。また、パッケージ12はコネクタ22を有し、このコネクタ22はマザーボード14のコネクタ20に挿入される。パッケージ12は実装読取制御部24を含む。実装読取制御部24は、2個の実装認識信号の各々について6本、計12本を割り当てられた信号線ENa1〜ENa6, ENb1〜ENb6と接続している。そして、これらの信号線ENa1〜ENb6から、各時点において各実装認識信号について1本、計2本の信号線を選択して2個の実装認識信号を出力する。図1には、パッケージP11に接続される信号線ENa1, ENb1のみを示す。
【0023】実装読取制御部24は、パッケージP11を認識したいときは、インバータ32を介して信号線ENa1, ENb1に同時に低レベル信号Lを出力する。信号線ENa1, ENb1はマザーボード14を経由して、パッケージP11内の検知部26に接続されている。
【0024】検知部26は、信号線ENa1, ENb1を介して低レベル信号Lを入力される。検知部26は、2個の実装認識信号の各々について1個の信号線、合計で2個の信号線ENa1, ENb1と接続される。検知部26は、接続された2個の信号線ENa1, ENb1により所定の信号パターン(本実施例では2個の信号線ENa1, ENb1のいずれもが低レベル信号Lであるパターン)を受け付けたとき、応答信号MNTを信号線MNTに出力する。応答信号MNTは、本実施例では低レベル信号Lである。検知部26の具体的な構成例は後述する。
【0025】応答信号MNTは、マザーボード14を介してパッケージ12の実装認識部28に送られる。実装認識部28は、低レベル信号Lである応答信号MNTを、インバータ34を介して検知すると、信号線30により、高レベル信号Hを受信したことを実装読取制御部24に通知する。実装読取制御部24は、信号線ENa1, ENb1に同時に低レベル信号Lを出力した後、所定の時間内に、実装認識部28が高レベル信号Hを受信したという通知を実装認識部28から受け取ると、パッケージP11が実装されていると判断する。
【0026】次に、具体的に36枚のパッケージP11〜P16, P21〜P26, P31〜P36, …, P61〜P66を接続した例を図2に示す。図2においては、マザーボード14およびコネクタ16, 18, 20, 22は省略する。36枚のパッケージP11〜P66は、2つの実装認識信号X, Y3によって識別される。実装認識信号Xは、パッケージ12の読取制御部24からインバータ32を介して、6本の信号線ENa1〜ENa6により出力される。各信号線は6個のパッケージに接続される。たとえば信号線ENa1は、パッケージP11〜P16に接続される。実装認識信号Yは、パッケージ12の読取制御部24からインバータ32を介して、6本の信号線ENb1〜ENb6により出力される。各信号線は6個のパッケージに接続される。たとえば信号線ENb1は、パッケージP11〜P61に接続される。
【0027】各パッケージP11〜P66は、入力された実装認識信号に応じた出力MNT を信号線MNTにより出力する。各パッケージP11〜P66の信号線MNTは互いに接続されて、1本の信号線MNTになり、インバータ34を介してパッケージ12の実装認識部28に入力される。なお、信号線MNTは、図2のように最終的に1本にまとめることが好ましいが、最終的に複数本にまとめてもよい。
【0028】パッケージが実装されたかどうかを認識する方法は、実装を確認したいパッケージに接続されている2本の信号線ENa1〜ENa6, ENb1〜ENb6に、実装読取制御部24から同時に低レベル信号Lを出力する。そのときに信号線MNTが低レベル信号Lを出力していることを実装認識部28が認識することにより、実装を確認したいパッケージが実装されていると判断する。実装を確認したいパッケージが複数あるときは、これをパッケージの数量分繰り返す。
【0029】たとえば実装を確認したいパッケージがP52 のときは、信号線ENa5と信号線ENb2に同時に低レベル信号Lを出力する。そのときに信号線MNTが低レベル信号Lを出力すると、パッケージP52が実装されていることがわかる。
【0030】各パッケージP11〜P66内には検知部26が設けられ、検知部26には2本の信号線ENa1〜ENa6, ENb1〜ENb6 が入力され、検知部26は信号MNTを出力する。検知部26の具体例を図3に示す。パッケージPXY (ここで、Xは1〜6のいずれかの整数値をとり、Yは1〜6のいずれかの整数値を取るものとする)内の検知部26には、コネクタ16を介して信号線ENaXと信号線ENbYが接続される。
【0031】信号線ENaXと信号線ENbYは、それぞれインバータ36, 38に接続され、インバータ36, 38の出力はNAND回路40に入力される。NAND回路40の出力が信号線MNTに出力される。NAND回路40は、信号線ENaXと信号線ENbXの両方が低レベル信号Lのときにのみ,低レベル信号Lを出力する。
【0032】次に,このように構成された本発明の実装認識装置の動作について説明する。実装を認識する対象が全パッケージP11〜P66の場合について述べる。信号線ENa1〜ENa6, ENb1〜ENb6の2本ずつの組合せからなる36通りの組合せを生成するために、実装読取制御部24は、信号線ENa1〜ENa6から1本、信号線ENb1〜ENb6から1本を順次選択し、選択した当該信号線ENa1〜ENa6, ENb1〜ENb6に低レベル信号Lを出力する。
【0033】選択された2本の信号線ENa1〜ENa6, ENb1〜ENb6に接続しているパッケージP11〜P66は、応答信号MNTとして低レベル信号Lを出力する。実装認識部28は、応答信号MNTとして低レベル信号Lを、インバータ34を介して検知すると、信号線30により、高レベル信号Hを受信したことを実装読取制御部24に通知する。実装読取制御部24は、ある組合せの信号線ENaX, ENbYに同時に低レベル信号Lを出力した後、所定の時間内に、実装認識部28が高レベル信号Hを受信したという通知を実装認識部28から受け取ると、パッケージPXYが実装されていると判断する。この処理を読取制御部24は、信号線の組合せを順次変えて36回繰り返す。この結果、36個のパッケージP11〜P66のうち、実装されているパッケージP11〜P66はどれであるかがわかる。
【0034】本実施例によれば、36個のパッケージの実装を認識するために13本の信号線ENa1〜ENa6, ENb1〜ENb6, MNTで足りることになる。
【0035】本実施例と、信号線の数を比較するために、本発明と異なる既述の方式に従った実装認識装置を図4および図5により説明する。図4において、通信装置50内に実装認識用パッケージ44を設ける。実装認識用パッケージ44は、通信装置50内に実装されている他の実装パッケージ42を認識する機能を有する。実装パッケージ42と実装認識パッケージ44とを1対1で接続する認識用信号線46により、実装パッケージ42と実装認識パッケージ44とを接続する。図4では、実装パッケージ42は1枚のみを示す。
【0036】実装パッケージ42と実装認識パッケージ44は、マザーボード48にコネクタ(図示しない)により接続されることにより、互いに電気的に接続される。実装パッケージ42には当該信号線を1本接続し、実装認識パッケージ44には、通信装置50内に実装される実装パッケージ42の数だけの当該信号線46を設ける。さらに実装パッケージ42内には、当該信号線46に所定のレベルの信号を出力する出力回路52を設け、実装認識パッケージ44内には、当該所定のレベルの信号を入力される実装情報認識回路54を設ける。実装情報認識回路54は、どの信号線46から入力されたかによって、実装パッケージ42を識別する。
【0037】実装パッケージ42は、装置50の電源もしくは実装パッケージ42の電源が入れられたときに出力回路52を用いて、実装認識パッケージ44に対して、認識用信号線46とマザーボード48のコネクタを介して所定のレベルの信号を出力する。こうして実装認識パッケージ44は実装パッケージ42が実装されたことを認識する。
【0038】しかし、上記のように実装パッケージ42側から実装を通知して、実装認識パッケージ44側が実装を認識する方法では、図5に示すように実装パッケージ42が36枚あった場合に36本の認識用信号線46が必要となる。
【0039】図1〜図3に示す実施例によれば、図4および図5の装置に比べて、23本(=36本−13本)の信号線を節約することができる。
【0040】なお、上記の実施例では、信号線ENa1〜ENa6, ENb1〜ENb6, MNTには電気信号を流すこととしたが、本発明はこれに限られるものではなく、これらの信号線の一部もしくは全部に光信号を流すこととしてもよい。
【0041】また、上記の実施例では、パッケージP11〜P66を1個ずつ認識することができるが、本発明はこれに限られるものではない。たとえばパッケージP11〜P66をいくつかのグループに分類し、あるグループについて当該グループに含まれるパッケージが少なくとも1個実装されていることを認識するだけでよいときは、当該グループに含まれる複数のパッケージに同時に信号線により低レベル信号Lを実装読取制御部から出力することとしてもよい。
【0042】ところで、上記の実施例では、Nが2の場合について説明したが、パッケージの数が、さらに増えると、Nを3以上にすることにより、信号線の数を効率的に減らすことができる。これを図6により説明する。
【0043】図6は、36枚のパッケージP11〜P66を、3個(N=3)の実装認識信号により識別する場合の一例を示す。図6においては、パッケージP11〜P66のみを示し、実装読取制御部、実装認識部、インバータは図示しない。
【0044】36枚のパッケージP11〜P66は、3個の実装認識信号X, Y, Zによって識別される。実装認識信号Xは、読取制御部からインバータを介して、3本の信号線ENa1〜ENa3により出力される。各信号線は12個のパッケージに接続される。たとえば信号線ENa1は、パッケージP11〜P16, P41〜P46に接続される。実装認識信号Yは、読取制御部からインバータを介して、3本の信号線ENb1〜ENb3により出力される。各信号線は12個のパッケージに接続される。たとえば信号線ENb1は、パッケージP11〜P61, P14〜P64に接続される。
【0045】実装認識信号Zは、読取制御部からインバータを介して、4本の信号線ENc1〜ENc4により出力される。各信号線は9個のパッケージに接続される。たとえば信号線ENc1は、パッケージP14, P15, P16, P24, P25, P26, P34, P35, P36に接続される。
【0046】パッケージP11〜P66は、3つの実装認識信号X, Y, Zによって次のように識別される。パッケージP11〜P66を、実装認識信号Zによって9個のパッケージずつ4つのグループに分ける。第1のグループは信号線ENc1によって識別されるグループであり、パッケージP14, P15, P16, P24, P25, P26, P34, P35, P36からなる。第2のグループは信号線ENc2によって識別されるグループであり、パッケージP11, P12, P13, P21, P22, P23, P31, P32, P33からなる。第3のグループは信号線ENc3によって識別されるグループであり、パッケージP44, P45, P46, P54, P55, P56, P64, P65, P66からなる。第4のグループは信号線ENc4によって識別されるグループであり、パッケージP41, P42, P43, P51, P52, P53, P61, P62, P63からなる。第1から第4のグループに含まれるパッケージは、それぞれ信号線ENc1, ENc2, ENc3, ENc4によりグループ単位で選択される。すなわち、信号線ENc1, ENc2, ENc3, ENc4のうちのいずれか1つを低レベル信号Lにすることにより、グループ単位で選択される。
【0047】第1から第4のグループに含まれる9個のパッケージの各々は、これらのグループにおいて同じように接続される信号線ENa1, ENa2, ENa3, ENb1, ENb2, ENb3により選択される。すなわちグループ内の個々のパッケージについては、3本の信号線ENa1, ENa2, ENa3と3本の信号線ENb1, ENb2, ENb3の組合せにより、9個のパッケージから1個のパッケージを選択する。
【0048】各パッケージP11〜P66内には、検知部として、3個の実装認識信号ENaX, ENbY, ENcZを入力されて、これらの実装認識信号がいずれも低レベル信号Lであるときに、低レベル信号Lを出力する3入力型のNAND回路を設ければよい。
【0049】このようにパッケージP11〜P66を接続することにより、3つの実装認識信号X,Y, Zによりパッケージを識別することができ、必要な信号線は11本である。図2の実施例に比べると2本少ない。
【0050】パッケージの数が100個の場合、実装認識信号の数Nが2のときは必要な信号線の数は21本であり、実装認識信号の数Nが3のときは必要な信号線の数は、以下の数2より、15(=5+5+4+1)本である。
【0051】
【数2】5×5×4=100なお、以上の実施例では、信号線は低レベル信号Lのときにパッケージを選択することとしたが、高レベル信号Hのときにパッケージを選択することとしてもよい。さらに、信号線は低レベル信号L、高レベル信号Hの2値を取るものに限られず、3値以上のレベルを取る信号線でもよい。
【0052】たとえば、高レベル信号H、中レベル信号M、低レベル信号Lの3値を取るものとしてもよい。こうすると、1本の信号線により選択することができるパッケージ数が増えるため、信号線の数をさらに低減することができる。
【0053】また,図2および図6では、パッケージP11〜P66はすべて,同一個数の実装認識信号により識別されるとした。すなわち、図2では2個、図6では3個の実装認識信号により識別される。しかし、1つの装置内において、異なる個数の実装認識信号で識別されるパッケージが混在してもよい。すなわち、あるパッケージは2個の実装認識信号で識別され、あるパッケージは3個の実装認識信号で識別されることとしてもよい。
【0054】ところで、以上の実施例ではパッケージの実装を認識する装置や方法について説明したが、本発明は、実装認識方法に限らず、機器の制御方法にも適用することができる。すなわち、多数のリレースイッチ等(制御対象)をオン/オフ制御する場合等において、多くの信号線を必要とするときに本発明を適用することができる。具体的には、図2および図6において、各パッケージ内の検知部をリレー等に置き換えて、信号線ENaX, ENbY, ENcZにより、リレーをオン/オフすることができる。リレーと、当該リレーをオン/オフ制御する制御部との間を一対一で信号線で接続する方式に比べて、本発明の方式によれば、信号線の数が大幅に低減する。
【0055】
【発明の効果】このように本発明によれば、パッケージの数だけ実装認識用信号線を設ける方式に比較して、必要な信号線の数を低減できる実装認識方法および実装認識装置を提供することができる。
【0056】信号線の数を低減できる結果、実装を認識するパッケージ側のコネクタのピンが不足することがなくなり、またマザーボード上のパターン配線数を低減することができる。




 

 


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