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発明の名称 印鑑照合方法および印鑑照合装置およびそのプログラム
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開2003−6647(P2003−6647A)
公開日 平成15年1月10日(2003.1.10)
出願番号 特願2001−191970(P2001−191970)
出願日 平成13年6月25日(2001.6.25)
代理人 【識別番号】100069615
【弁理士】
【氏名又は名称】金倉 喬二
【テーマコード(参考)】
5B043
【Fターム(参考)】
5B043 AA01 AA10 BA09 DA02 EA02 EA12 GA06 HA02 
発明者 村田 伸一
要約 課題
本発明は、照合に要する時間の短縮と照合精度を向上させることを目的とする。

解決手段
登録印影と被照合印影からそれぞれ印影形状情報を取得し、該印影形状情報に基づいて、登録印影および被照合印影の輪郭を認識して印影の内側と外側を分けるマスクパタンを作成し、該マスクパタンの内側の各画素を登録印影または被照合印影のまま変えないで、前記マスクパタンの外側の画素を背景色に変えて、印影の外側の画像を除去した登録印影外側除去画像および被照合印影外側除去画像を作成し、該登録印影外側除去画像および被照合印影外側除去画像を重ね合わせるために必要な平行移動量および回転量等の位置合わせ情報に基づいて位置合わせを行って前記登録印影外側除去画像および前記被照合印影外側除去画像を表示し、照合を行う。
特許請求の範囲
【請求項1】 登録印影と被照合印影の位置合わせを行って、前記登録印影と前記被照合印影が一致するか否かを判定する印鑑照合方法において、登録印影と被照合印影からそれぞれ印影形状情報を取得し、該印影形状情報に基づいて、登録印影および被照合印影の輪郭を認識して印影の内側と外側を分けるマスクパタンを作成し、該マスクパタンの内側の各画素を登録印影または被照合印影のまま変えないで、前記マスクパタンの外側の画素を背景色に変えて、印影の外側の画像を除去した登録印影外側除去画像および被照合印影外側除去画像を作成し、該登録印影外側除去画像および被照合印影外側除去画像を重ね合わせるために必要な平行移動量および回転量等の位置合わせ情報に基づいて位置合わせを行って前記登録印影外側除去画像および前記被照合印影外側除去画像を表示し、照合を行うことを特徴とする印鑑照合方法。
【請求項2】 請求項1において、前記登録印影あるいは前記登録印影外側除去画像を表示するか、および、前記被照合印影あるいは前記被照合印影外側除去画像を表示するかを選択して入力すると、入力された指示に従って切替えて表示されることを特徴とする印鑑照合方法。
【請求項3】 登録印影と被照合印影の位置合わせを行って、前記登録印影と前記被照合印影が一致するか否かを判定する印鑑照合方法において、帳票画像から被照合印影と被照合署名印を切り出すと共に、前記被照合印影と前記被照合署名印の位置情報を取得しておき、登録印影から登録印影形状情報を取得し、該登録印影形状情報に基づいて、登録印影の輪郭を認識して印影の内側と外側を分けるマスクパタンを作成し、該マスクパタンの内側の各画素を登録印影のまま変えないで、前記マスクパタンの外側の画素を背景色に変えて、印影の外側の画像を除去した登録印影外側除去画像を作成し、該登録印影外側除去画像と前記被照合印影を重ね合わせるために必要な平行移動量および回転量等の印影位置合わせ情報を取得し、さらに、前記登録署名印と前記被照合署名印を重ね合わせるために必要な平行移動量および回転量等の署名印位置合わせ情報を取得し、あらかじめ取得しておいた前記位置情報に基づいて前記被照合印影および前記被照合署名印を表示すると共に、前記印影位置合わせ情報および前記署名印位置合わせ情報に基づいて前記登録印影外側除去画像と前記登録署名印を位置合わせして表示し、照合を行うことを特徴とする印鑑照合方法。
【請求項4】 登録印影と被照合印影とを位置合わせする手段と、前記登録印影と前記被照合印影とを照合表示する手段とを備えた印鑑照合装置において、登録印影から登録印影形状情報を取得する手段と、被照合印影から被照合印影形状情報を取得する手段と、前記登録印影形状情報および前記被照合印影形状情報に基づいて、登録印影および被照合印影の輪郭を認識して印影の内側と外側を分けるマスクパタンを作成する手段と、前記マスクパタンの内側の各画素を登録印影または被照合印影のまま変えないで、前記マスクパタンの外側の画素を背景色に変えて、印影の外側の画像を除去した登録印影外側除去画像および被照合印影外側除去画像を作成する手段と、前記登録印影外側除去画像および前記被照合印影外側除去画像を重ね合わせるために必要な平行移動量および回転量等の位置合わせ情報を検出する手段と、前記位置合わせ情報に基づいて前記登録印影外側除去画像および前記被照合印影外側除去画像の位置合わせを行って表示する手段とを備えたことを特徴とする印鑑照合装置。
【請求項5】 請求項4において、前記登録印影あるいは前記登録印影外側除去画像を表示するか、および、前記被照合印影あるいは前記被照合印影外側除去画像を表示するかを選択させる手段と、選択された指示に従って画像を切替えて表示する手段とを備えたことを特徴とする印鑑照合装置。
【請求項6】 被照合印影および被照合署名印と、登録印影および登録署名印とを位置合わせする手段と、前記被照合印影および被照合署名印と、前記登録印影および登録署名印とを照合表示する手段とを備えた印鑑照合装置において、帳票画像から被照合印影と被照合署名印を切り出すと共に、前記被照合印影と前記被照合署名印の位置情報を取得する手段と、登録印影から登録印影形状情報を取得する手段と、前記登録印影形状情報に基づいて、登録印影の輪郭を認識して印影の内側と外側を分けるマスクパタンを作成する手段と、前記マスクパタンの内側の各画素を登録印影のまま変えないで、前記マスクパタンの外側の画素を背景色に変えて、印影の外側の画像を除去した登録印影外側除去画像を作成する手段と、前記登録印影外側除去画像と被照合印影とを重ね合わせるために必要な平行移動量および回転量等の印影位置合わせ情報を検出する手段と、前記登録署名印と被照合署名印とを重ね合わせるために必要な平行移動量および回転量等の署名印位置合わせ情報を検出する手段と、前記位置情報に基づいて被照合印影および被照合署名印を表示する手段と、前記印影位置合わせ情報および前記署名印位置合わせ情報に基づいて前記登録印影外側除去画像および前記登録署名印の位置合わせをして表示する手段とを備えたことを特徴とする印鑑照合装置。
【請求項7】 登録印影と被照合印影からそれぞれの印影形状情報を取得し、該印影形状情報に基づいて、登録印影および被照合印影の輪郭を認識して印影の内側と外側を分けるマスクパタンを作成し、該マスクパタンの内側の各画素を登録印影または被照合印影のまま変えないで、前記マスクパタンの外側の画素を背景色に変えて、印影の外側の画像を除去した登録印影外側除去画像および被照合印影外側除去画像を作成し、該登録印影外側除去画像および被照合印影外側除去画像を重ね合わせるために必要な平行移動量および回転量等の位置合わせ情報に基づいて位置合わせを行って前記登録印影外側除去画像および前記被照合印影外側除去画像を表示し、照合することをコンピュータに実行させるためのプログラム。
【請求項8】 請求項7において、前記登録印影あるいは前記登録印影外側除去画像を表示するか、および、前記被照合印影あるいは前記被照合印影外側除去画像を表示するかを選択して入力されると、入力された指示に従って切替えて表示することをコンピュータに実行させるためのプログラム。
【請求項9】 帳票画像から被照合印影と被照合署名印を切り出すと共に、前記被照合印影と前記被照合署名印の位置情報を取得しておき、登録印影から登録印影形状情報を取得し、該登録印影形状情報に基づいて、登録印影の輪郭を認識して印影の内側と外側を分けるマスクパタンを作成し、該マスクパタンの内側の各画素を登録印影のまま変えないで、前記マスクパタンの外側の画素を背景色に変えて、印影の外側の画像を除去した登録印影外側除去画像を作成し、該登録印影外側除去画像と前記被照合印影を重ね合わせるために必要な平行移動量および回転量等の印影位置合わせ情報を取得し、さらに、前記登録署名印と前記被照合署名印を重ね合わせるために必要な平行移動量および回転量等の署名印位置合わせ情報を取得し、あらかじめ取得しておいた前記位置情報に基づいて前記被照合印影および前記被照合署名印を表示すると共に、前記印影位置合わせ情報および前記署名印位置合わせ情報に基づいて前記登録印影外側除去画像と前記登録署名印を位置合わせして表示し、照合を行うことをコンピュータに実行させるためのプログラム。
発明の詳細な説明
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、印鑑照合方法および印鑑照合装置に関し、特に照合精度を向上させることができるようにしたものである。
【0002】
【従来の技術】従来、印影照合はスキャナー等により帳票を読み込んで、得られた帳票の画像から被照合印影を切り出して保持しておき、あらかじめ保持されている登録印影と位置合わせを行って照合表示をしていた。しかしながら、図5に示すように印影を切り出すとき、帳票にあらかじめ印刷されている罫線や押印マーク等も印影と共に切り出して照合が行われるため、表示が見づらく、オペレータの目視確認に時間がかかる問題があった。
【0003】さらに、小切手等の帳票における署名印と印影の照合を行う場合の問題について図6を用いて説明する。図6は従来技術における署名印及び印影の照合を説明する図であり、(A)は登録署名印、(B)は登録印影、(C)は偽印影、(D)は(A)の被照合署名印に(C)の偽印影が重なっている画像をそれぞれ示している。
【0004】図6(D)に示すように被照合印影が被照合署名印と重なって捺印されている場合、(D)の被照合印影と(B)に示す登録印影との照合を行うと、(D)の被照合印影は(C)に示す偽印影であるにもかかわらず、(B)の登録印影に存在せず、(D)の被照合印影に存在している点が(D)の被照合署名印の一部であると認識され、(D)に押印された(C)の偽印影を(B)の登録印影と誤認してしまう問題があった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】そこで、本発明では、照合に要する時間の短縮と照合精度を向上させることを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】登録印影と被照合印影からそれぞれ印影形状情報を取得し、該印影形状情報に基づいて、登録印影および被照合印影の輪郭を認識して印影の内側と外側を分けて表示したマスクパタンを作成し、該マスクパタンの内側の各画素を登録印影または被照合印影のまま変えないで、前記マスクパタンの外側の画素を背景色に変えて、印影の外側の画像を除去した登録印影外側除去画像および被照合印影外側除去画像を作成し、該登録印影外側除去画像および被照合印影外側除去画像を重ね合わせるために必要な平行移動量および回転量等の位置合わせ情報に基づいて位置合わせを行って前記登録印影外側除去画像および前記被照合印影外側除去画像を表示し、照合を行うことを特徴とする。
【0007】
【発明の実施の形態】(第1の実施の形態)以下に第1の実施の形態について説明する。第lの実施の形態は、罫線や押印マーク等を除去した印影を用いて照合表示するものである。
【0008】図lは、第1の実施の形態における印鑑照合の説明図である。図1において、1は登録印影保持部であり、図示しない登録印鑑データベースから登録印影を取得して保持しておくものである。2は被照合印影保持部であり、スキャナー等により取得された帳票の画像のうち、印艦が捺印されている領域部分の画像(以下、被照合印影とする。)を保持しておくものである。
【0009】3は登録印影形状検出部であり、登録印影保持部lに保持されている登録印影から印影の形状種別、形状サイズ、形状傾き(以下、これらをまとめて印影形状情報とする。)を検出するものである。4は被照合印影形状検出部であり、被照合印影保持部2に保持されている被照合印影から印影形状情報を検出するものである。
【0010】なお、形状種別としては、例えば、円形(丸印)、楕円形(小判形)、四角形(角印)等があり、形状サイズは、形状種別が円形の場合は直径、形状種別が楕円の場合は長径と短径、形状種別が四角形の場合は四角形の横と縦の長さで決定される。形状傾きは、形状種別が楕円形の場合は楕円形の長径と画像の縦軸がなす角度、四角形の場合は四角形の縦と画像の縦軸がなす角度で決定される。
【0011】なお、形状種別が円形の場合は、形状傾きは考慮されない。5は登録印影外側除去画像作成部であり、登録印影形状検出部3で検出された登録印影の印影形状情報を用いて、登録印影保持部lに保持されている登録印影の外側を背景色で塗りつぶした画像(以下、登録印影外側除去画像とする。)を作成するものである。
【0012】6は被照合印影外側除去画像作成部であり、被照合印影形状検出部4で検出された印影形状情報を用いて、被照合印影保持部2に保持されている被照合印影の外側を背景色で塗りつぶした画像(以下、被照合印影外側除去画像とする。)を作成するものである。7は印影位置合わせ部であり、登録印影外側除去画像と被照合印影外側除去画像とを重ねるために必要な平行移動量と回転量(以下、印影位置合わせ情報とする。)を出力するものである。
【0013】8は照合表示部であり、印影位置合わせ部7から出力された印影位置合わせ情報に基づいて、登録印影外側除去画像作成部5によって作成された登録印影外側除去画像と、被照合印影外側除去画像作成部6によって作成された被照合印影外側除去画像とを位置合わせして、ディスプレー等の表示装置に表示するものである。
【0014】以下に、第1の実施の形態の作用について説明する。まず、印鑑が捺印された帳票がスキャナー等により読み取られ、取得された帳票の画像のうち、被照合印影が切出されて被照合印影保持部2に保持される。被照合印影形状検出部4は、被照合印影保持部2に保持された被照合印影の印影形状情報を検出する。
【0015】一方、オペレータが、帳票から取得した例えば口座番号等の情報を図示しない入力部により入力すると、図示しない登録印鑑データベースから登録印影が取得され、登録印影保持部lに保持される。登録印影形状検出部3は、登録印影保持部lに保持された登録印影の印影形状情報を検出する。
【0016】登録印影外側除去画像作成部5と被照合印影外側除去画像作成部6は、それぞれ登録印影形状検出部3と被照合印影形状検出部4により検出された登録印影の印影形状情報と被照合印影の印影形状情報に基づいて、登録印影外側除去画像と被照合印影外側除去画像を作成する。以下に、印影外側除去画像の作成について図2を用いて説明する。
【0017】図2は印影外側除去画像の作成を説明する図であり、(ア)は円形(丸印)、(イ)は楕円形(小判形)、(ウ)は四角形(角印)の印影をそれぞれ示している。(A)は、登録印影保持部lに保持されている登録印影または被照合印影保持部2に保持されている被照合印影であり、図に示すように押印枠罫線が印影と共に切り出されている。
【0018】登録印影形状検出部3および被照合印影形状検出部4から印影形状情報を取得し、登録印影外側除去画像作成部5と被照合印影外側除去画像作成部6は、(A)に示した登録印影または被照合印影の輪郭を認識し、(B)に示すように印影の外側と内側を分けるマスクパタンを作成する。そして、マスクパタンの内側部分に対応する印影画像の各画素を、登録印影または被照合印影のまま変えないで、マスクパタンの外側部分に対応する印影の画素を背景色に変えて、(C)に示す印影外側除去画像を作成する。
【0019】印影位置合わせ部7は、登録印影外側除去画像作成部5と被照合印影外側除去画像作成部6において、それぞれ作成された登録印影外側除去画像と被照合印影外側除去画像とを重ねるための印影位置合わせ情報を出力し、照合表示部8は印影位置合わせ部7から出力された印影位置合わせ情報に基づいて、ディスプレ一等の表示装置に登録印影と被照合印影とを位置合わせして表示する。
【0020】なお、上述した実施の形態では、印影の外側にある押印枠の除去を例として説明したが、押印枠に限定されず、帳票罫線や押印マークも除去できるものとする。このように、第lの実施の形態によれば、帳票罫線や押印マーク等を除去した登録印影外側除去画像と被照合印影外側除去画像を作成して照合表示を行うため、オペレータの目視確認が容易になり、業務効率を上昇させることが可能となる。
(第2の実施の形態)第2の実施の形態について以下に説明する。
【0021】第2の実施の形態は、第1の実施の形態において、登録印影印影外側除去画像および被照合印影印影外側除去画像を表示するか、または登録印影および被照合印影を表示するかをオペレータの選択に基づいて切替えて照合表示することができるものである。図3は、第2の実施の形態における印鑑照合の説明図である。
【0022】第2の実施の形態における印鑑照合の構成は、第1の実施の形態における印鑑照合装置の構成に、登録印影切替部9、被照合印影切替部10を加えたものである。登録印影切替部9は、オペレータの選択に基づいて登録印影保持部1に保持されている登録印影と、登録印影外側除去画像作成部5により作成された登録印影外側除去画像とを切替えて照合表示部8に送信するものである。
【0023】被照合印影切替部10は、オペレータの選択に基づいて被照合印影保持部2に保持されている被照合印影と、被照合印影外側除去画像作成部6により作成された被照合印影外側除去画像とを切替えて照合表示部8に送信するものである。以下に、上述した構成による第2の実施の形態の作用について説明する。まず、オペレータがキーボード等の入力装置により登録印影および被照合印影を表示させるか、あるいは登録印影外側除去画像および被照合印影外側除去画像を表示させるかを入力する。
【0024】オペレータの要求が入力されると、登録印影切替部9および被照合印影切替部10において、印影の切替えが行われ、要求に応じて登録印影または登録印影外側除去画像のどちらか一方と、被照合印影または被照合印影外側除去画像のどちらか一方とが選択されて照合表示部8に送信される。このように、第2の実施の形態によれば、登録印影外側除去画像および被照合印影外側除去画像の照合表示か、あるいは登録印影および被照合印影の照合表示かをオペレータが選択することにより、切替えて照合表示することができるので、登録印影に存在しない線が被照合印影の内側に存在している場合など、その線が罫線や押印マークであるか否かを容易に確認でき、照合精度の向上が可能となる。
(第3の実施の形態)第3の実施の形態について以下に説明する。
【0025】第3の実施の形態は、被照合署名印に被照合印影が重なって押印されている場合において、照合の精度を向上させるものである。図4は、第3の実施の形態における印鑑照合の説明図であり、図1における符号と同じ符号で示すものは同一の構成要素を示している。図4において、11は登録署名印保持部であり、図示しない登録印鑑データベースから登録署名印画像を取得して保持しておくものである。
【0026】12は帳票画像保持部であり、スキャナー等を用いて読み込まれた小切手等の帳票の画像を保持しておくものである。13は被照合署名印保持部であり、帳票画像保持部12に保持されている帳票画像のうち、被照合署名印を切り出して保持しておくものである。なお、被照合印影保持部2と被照合署名印保持部13は、帳票の画像から切り出された被照合印影および被照合署名印と共に、それぞれの帳票における位置情報も保持している。
【0027】15は署名印位置合わせ部であり、登録署名印保持部llに保持されている登録署名印と被照合署名印保持部13に保持されている被照合署名印とを重ねるために必要な平行移動量と回転量(以下、署名印位置合わせ情報とする。)を出力するものである。16は印影署名印照合表示部であり、帳票画像における被照合印影と被照合署名印の位置関係と一致するように、被照合印影保持部2と被照合署名印保持部13にそれぞれ保持されている位置情報に基づいて、被照合印影と被照合署名印の表示位置を決定すると共に、印影位置合わせ部7から出力された印影位置合わせ情報と、署名印位置合わせ部15から出力された署名印位置合わせ情報に基づいて、被照合印影と被照合署名印との位置合わせを行って登録印影外側除去画像と登録署名印を照合表示するものである。
【0028】以下に、上述した構成による第3の実施の形態の作用について説明する。まず、スキャナー等により印鑑と署名印が捺印された帳票の画像が取得されて帳票画像保持部12に保持される。そして、取得された帳票画像のうち、被照合印影と被照合署名印が切り出されると共に、それぞれの位置情報が取得され、被照合印影保持部2と被照合署名印保持部13に保持される。
【0029】一方、オペレータが、帳票から取得した例えば口座番号等の情報を図示しない入力部により入力すると、図示しない登録印鑑データベースから登録印影と登録署名印が取得され、それぞれ登録印影保持部lと登録署名印保持部11に保持される。登録印影保持部lに保持された登録印影画像は、登録印影形状検出部3により読み出されて、登録印影画像の印影形状情報が検出される。
【0030】登録印影外側除去画像作成部5は、登録印影形状検出部3から検出した登録印影画像の印影形状情報に基づいて、登録印影外側除去画像を作成する。そして、印影位置合わせ部7は、登録印影外側除去画像作成部5から作成された登録印影外側除去画像と、被照合印影保持部2から取得された被照合印影とを重ねるために必要な印影位置合わせ情報を出力する。
【0031】署名印位置合わせ部15は、登録署名印保持部11と被照合署名印保持部13にそれぞれ保持されている登録署名印と被照合署名印とを重ねるために必要な署名印位置合わせ情報を出力する。印影署名印照合表示部16は、被照合印影保持部2と被照合署名印保持部13に保持されている被照合印影と被照合署名印の位置情報を読み出して、図示しない表示装置に表示する被照合印影と被照合署名印の位置関係が、帳票画像における印影と署名印の位置関係と一致するように被照合印影と被照合署名印の表示位置を決定し、さらに、印影位置合わせ部7から出力された印影位置合わせ情報と署名印位置合わせ部15から出力された署名印位置合わせ情報に基づいて、被照合印影と被照合署名印との位置合わせを行って登録印影外側除去画像と登録署名印を照合表示する。
【0032】このとき、表1に示すようにあらかじめ表示する色を決定しておく。
【0033】
【表1】

このように表示色を決めるようにすることにより、例えば、赤色部分は、登録印影または登録署名印または登録印影と登録署名印の重なる領域に存在し、被照合印影または被照合署名印または被照合印影と被照合署名印の重なる領域に欠けている部分であると認識でき、さらに、青色部分は、被照合印影または被照合署名印または被照合印影と被照合署名印の重なる領域に存在し、登録印影または登録署名印または登録印影と登録署名印の重なる領域に欠けている部分であると認識できる。
【0034】以上説明したように、第3の実施の形態によれば、表示装置に表示する被照合印影と被照合署名印の位置関係が、帳票画像における印影と署名印の位置関係と一致するように被照合印影と被照合署名印の表示位置を決定し、さらに、登録印影と登録署名印の位置合わせ情報に基づいて登録印影と登録署名印の表示位置を決定し、色分けして照合表示することにより、例えば、登録印影と被照合印影との違いを署名印の一部が印影と重なっているためであるとの誤認識を防ぎ、照合精度を向上させることが可能となる。
【0035】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、照合に要する時間の短縮と照合精度の向上が可能となる。




 

 


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