米国特許情報 | 欧州特許情報 | 国際公開(PCT)情報 | Google の米国特許検索
 
     特許分類
A 農業
B 衣類
C 家具
D 医学
E スポ−ツ;娯楽
F 加工処理操作
G 机上付属具
H 装飾
I 車両
J 包装;運搬
L 化学;冶金
M 繊維;紙;印刷
N 固定構造物
O 機械工学
P 武器
Q 照明
R 測定; 光学
S 写真;映画
T 計算機;電気通信
U 核技術
V 電気素子
W 発電
X 楽器;音響


  ホーム -> 計算機;電気通信 -> 株式会社日立国際電気

発明の名称 間欠信号発生器
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開2003−37506(P2003−37506A)
公開日 平成15年2月7日(2003.2.7)
出願番号 特願2001−221645(P2001−221645)
出願日 平成13年7月23日(2001.7.23)
代理人 【識別番号】100078134
【弁理士】
【氏名又は名称】武 顕次郎
【テーマコード(参考)】
5K060
【Fターム(参考)】
5K060 CC04 CC11 HH34 HH39 JJ23 LL04 
発明者 遠藤 直樹 / 田野倉 孝一
要約 課題
既存の信号発生源を利用でき、簡単な操作でもって所望とする間欠的な音声信号を発生可能とする。

解決手段
間欠信号発生器1では、信号源として既存の機器をそのまま接続して使用でき、かかる機器からの音声信号Aが入力端子8から入力されてアナログスイッチ5に供給される。一方、切換操作スイッチ10(図3)の操作により、送信時間設定スイッチ3で送信時間Ttが、送信停止時間設定スイッチ4で送信停止時間Tsが夫々設定でき、制御部7は、設定された送信時間Ttで規定される“H”の期間と設定された送信停止時間Tsで規定される“L”の期間とが交互に繰り返すタイミング信号Bを生成する。アナログスイッチ5はかかるタイミング信号BによってON/OFF制御され、これにより、時間Ttの送信期間と時間Tsの送信停止期間とが繰り返す間欠音声信号Cが得られる。
特許請求の範囲
【請求項1】 音声信号発生源が接続可能であって、該音声信号発生源からの音声信号が供給されるスイッチ手段と、送信時間及び送信停止時間を適宜選択的に設定可能とする設定する時間設定手段と、該時間設定手段で設定された該送信時間で期間が規定される第1のレベルの信号期間と該該時間設定手段で設定された該送信停止時間で期間が規定される第2のレベルの信号期間とが交互に設定されたタイミング信号を発生し、該タイミング信号によって該スイッチ手段のON/OFFを制御する制御手段とを備え、該音声信号発生源からの該音声信号を、該制御手段によってON/OFF制御される該スイッチ手段により、該送信時間の時間間隔で該送信停止期間欠落した間欠音声信号に変換して出力することを特徴とする間欠信号発生器。
発明の詳細な説明
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、間欠信号の発生器に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、無線機を用いた携帯機器や移動体搭載機器といった移動機器の普及が目覚ましく、個人間の無線通話や情報の伝達などに用いられている。このような機器では、その機器の種類に応じて使用する周波数帯が決められているが、また、送信出力も規制されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記のような無線機器が普及してくると、なかには、手持ちの機器の機能を変更させるなどして、規制を越えた非常に大きなパワーで送信することできるようにし、これでもって相手側との通話を行なったりするようなものも現われる。このような大きなパワーで送信すると、その送信内容が第三者の無線機器にも受信されてしまうようなことにもなり、第三者が通信できなくなるような事態も発生する。
【0004】これに対処する1つの方法として、妨害電波を送信し、これを受信させることにより、大きなパワーでの送信を止めて貰うようにすることが考えられる。
【0005】本発明の目的は、このようなことに鑑みてなされたものであって、既存の信号発生源を利用でき、簡単な操作でもって所望とする間欠的な音声信号を発生可能とした間欠信号発生器を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するために、本発明は、音声信号発生源が接続可能であって、音声信号発生源からの音声信号が供給されるスイッチ手段と、送信時間及び送信停止時間を適宜選択的に設定可能とする時間設定手段と、時間設定手段で設定された送信時間で期間が規定される第1のレベルの信号期間と時間設定手段で設定された送信停止時間で期間が規定される第2のレベルの信号期間とが交互に設定されたタイミング信号を発生し、タイミング信号によってスイッチ手段のON/OFFを制御する制御手段とを備え、音声信号発生源からの音声信号を、制御手段によってON/OFF制御されるスイッチ手段により、送信時間の時間間隔で送信停止期間欠落した間欠音声信号に変換して出力する構成とするものである。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図面を用いて説明する。図1は本発明による間欠信号発生器の一実施形態を示すブロック図であって、1はこの実施形態の間欠信号発生器、2はクロック発生器、3は送信時間設定スイッチ、4は送信停止時間設定スイッチ、5はアナログスイッチ、6は増幅器、7は制御部、7aはカウンタ、8は入力端子、9は出力端子である。
【0008】図2は図1における各部の信号のタイミング関係を示すタイミング図であって、図1に対応する信号には同一符号を付けている。
【0009】図1及び図2において、この間欠信号発生器1は、図示しない音声信号発生源との接続が可能であって、かかる音声信号発生源が接続されると、この音声信号発生源からの音声信号Aが入力端子8から入力される。この入力音声信号Aは、増幅器6で増幅された後、アナログスイッチ5がONしている期間、このアナログスイッチ5を通り、出力音声信号Cとして出力端子9から出力される。
【0010】ここで、アナログスイッチ5は、制御部7からのタイミング信号Bにより、ON/OFF制御される。制御部7は、クロック発生器2からのクロックCKのタイミングをもとに、送信時間設定スイッチ3で設定される送信時間Ttと送信停止時間設定スイッチ4で設定される送信停止時間Tsとに応じてレベルが変化するタイミング信号Bを発生する。
【0011】制御部7はクロック発生器2からのクロックCKをカウントするカウンタ7aを備えている。送信時間設定スイッチ3で送信時間Ttが設定され、送信停止時間設定スイッチ4で送信停止時間Tsが設定されると、まず、カウンタ7aがクロックCKをカウントすることにより、この送信時間Ttを計時する。この計時期間(即ち、送信時間Tt内の期間)、制御部7は発生するタイミング信号Bのレベルを“H”(ハイレベル)とする。カウンタ7aがこの送信時間Ttの計時を完了すると、このカウンタ7aは一旦リセットされ、それから直ちにクロックCKをカウントすることにより、この送信停止時間Tsを計時する。このカウンタ7aのリセットのタイミングで、制御部7は発生するタイミング信号Bのレベルを“L”(ローレベル)にする。カウンタ7aがこの送信停止時間Tsの計時を完了すると、このカウンタ7aは一旦リセットされ、それから直ちにクロックCKをカウントすることにより、再び送信時間Ttを計時する。このカウンタ7aのリセットのタイミングで、制御部7は発生するタイミング信号Bのレベルを“H”にする。
【0012】このようにして、制御部7は、設定された送信時間Ttに等しい“H”期間と設定された送信停止時間Tsに等しい“L”期間とが交互に繰り返すタイミング信号Bを発生する。アナログスイッチ5はかかるタイミング信号BによってON/OFF制御されるものであって、タイミング信号Bの“H”期間でONし、“L”期間でOFFする。
【0013】このように、アナログスイッチ5が制御部7からのタイミング信号BによってON/OFF制御されるため、入力端子8から入力される音声信号Aは、アナログスイッチ5がOFFする期間(即ち、設定された送信停止時間Ts)、このアナログスイッチ5によって遮断され、タイミング信号Bが“L”となる送信停止時間Ts毎に信号欠落した間欠的な音声信号Cが出力端子9に得られることになる。
【0014】なお、送信時間Ttと送信停止時間Tsとは、送信時間設定スイッチ3や送信停止時間設定スイッチ4により、互いに独立に任意に設定することができるようにすることもできるが、これら送信時間Ttと送信停止時間Tsとを互いに関連付けて変化させるようにすることもできる。その一例としては、タイミング信号Bの周期(=送信時間Tt+送信停止時間Ts)を一定とし、送信時間Ttと送信停止時間Tsとの比(デューティ)を切り換えるようにすることもできる。
【0015】図3は図1に示した実施形態の一使用形態を示す図であって、10は切換操作スイッチ、11はON/OFF操作スイッチ、12は無線機、12aはアンテナ、13はテープレコーダ、14は送受話器である。
【0016】同図において、この使用形態は、間欠信号発生器1を無線機12に接続し、間欠信号発生器1の出力音声信号Cを無線機12に供給してアンテナ12aから送信するものである。
【0017】ここで、間欠信号発生器1としては、上記のデューティを切換え可能としたものとしており、この切換えを切換操作スイッチ10の操作で行なうことができるようにしている。一例として、切換操作スイッチ10では、デューティが0%の「切」とデューティが100%の「連続」とデューティが0〜100%の範囲内で3段階に切り換えることができる「間欠 A」,「間欠 B」,「間欠 C」とが選択できるようにしている。この切換操作スイッチ10の操作に応じて、図1における送信時間設定スイッチ3や送信停止時間設定スイッチ4が動作して、送信時間Ttや送信停止時間Tsが設定される。例えば、タイミング信号Bの上記の周期をTとし、「間欠 A」がデューティ30%であるとすると、切換操作スイッチ10でこの「間欠 A」を選択したときには、送信時間設定スイッチ3では、送信時間Tt=0.3Tが設定され、送信停止時間設定スイッチ4では、送信停止時間Ts=0.7Tが設定される。また、切換操作スイッチ10で「連続」を選択したときには、送信時間設定スイッチ3では、送信時間Tt=Tが設定され、送信停止時間設定スイッチ4では、送信停止時間Ts=0が設定されるが、このときには、発生するタイミング信号Bは連続して“H”に保持され、入力音声信号A(図1)がそのまま出力音声信号Cとして出力される。同様にして、切換操作スイッチ10で「切」を選択したときには、送信時間設定スイッチ3では、送信時間Tt=0が設定され、送信停止時間設定スイッチ4では、送信停止時間Ts=Tが設定されるが、このときには、発生するタイミング信号Bは連続して“L”に保持され、間欠信号発生器1からは信号が出力されない。
【0018】なお、上記は間欠的なタイミング信号Bの周期Tを一定としてそのデューティを変化させるものであったが、これに限らず、送信停止時間Tsを一定として送信時間Ttを切り換えるようにしてもよいし(この場合には、送信停止時間設定スイッチ4は不要となる)、逆に、送信時間Ttを一定として送信停止時間Tsを切り換えるようにしてもよい(この場合には、送信時間設定スイッチ3は不要となる)。
【0019】ON/OFF操作スイッチ11は、図1では示していないが、無線機12を制御して、間欠信号発生器1の出力音声信号Cを無線機12から発射(送信)させるためのものである。
【0020】なお、間欠信号発生器1に接続する音声信号発生源としては、テープレコーダ13や送受話器14など、音声信号を発生する機器であれば、特に限定されるものではない。また、テープレコーダ13と送受話器14といったような複数の音声信号発生源を接続し、これらのいずれかからの音声信号を適宜選択して入力することができるようにすることもできる。この場合には、図1において、複数の入力端子8とこれらのうちのいずれか1つを選択できる選択スイッチが設けられることになる。
【0021】かかる使用形態では、例えば、不要に高出力で使用されている送受信機がある場合、無線機12は所定の周波数帯域をスキャンしていてこれを検出することができるものであり、無線機12でかかる送受信機が検出されると、ユーザは切換操作スイッチ10を「間欠 A」,「間欠 B」,「間欠 C」のいずれかに設定し、かつON/OFF操作スイッチ11をONにする。これにより、間欠信号発生器1から出力される間欠的な出力音声信号Cは無線機12によって発射される。かかる間欠信号は上記の送受信機で受信されることになるが、情報内容が一部除かれた間欠的な信号であるため、意味が不明な雑音的な信号となり、この送受信機の使用を止めさせることもできる。なお、この場合、間欠信号を送信する前に、切換操作スイッチ10を「連続」に設定して警告を発し、しかる後、間欠信号を送信するようにすれば、より効果的である。
【0022】また、図3において、無線機12が上記のような送受信機を検出し、これをモニタなどによってユーザが認識すると、ユーザが間欠信号発生器1を操作して間欠信号を送信させるようにしたものであるが、無線機12は、上記のような送受信機を検出すると、間欠信号発生器1に指令を送り、自動的に間欠信号発生器を起動させて間欠信号Cを出力させ、これを無線機12が送信するようにしてもよい。しかし、この場合でも、切換操作スイッチ10はユーザが操作するものである。
【0023】以上のように、この実施形態では、音声信号発生源を接続するだけで間欠した音声信号を発生させることができるものであり、音声信号発生源としては既存の機器を用いることができるものであって、音声信号発生源に間欠音声信号を発生させるための特別な構成を必要としない。
【0024】なお、例えば、特開平10ー285055号公報には、400MHz帯で10mW以下の送信出力の特定小電力の無線通信装置での音声信号の送信及び受信について記載されている。この記載によると、3分間送信毎に2秒間送信を中断するようにしている。このために、音声信号を3分間送信すると、その続きを2秒間遅延させ、2秒経過すると、その続きを送信開始するものであり、これにより、上記の間欠欠信号を形成して送信している。受信機では、このような間欠信号を受信するのであるが、このように間欠していても、欠落期間は2秒程度であり、しかも、間欠させても、情報の欠落はないため、受信機では、欠落のないスムースな音声情報が得られることになる。また、受信機として、受信した3分間の音声信号を2秒間時間伸長し、連続した音声信号として再生することも記載されている。
【0025】このような間欠的な音声信号を受信する受信機に上記実施形態で作成される間欠的な音声信号を送信すると、この音声信号は、間欠的に情報が欠落されているので、これを受信しても、その情報は正常には再生されず、妨害的,雑音的な情報となり、本発明の意図することが達成されることになる。
【0026】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、信号源として既存の音声信号発生源をそのまま使用することができて、送信時間,送信停止時間を交互に繰り返す間欠的な音声信号を発生させることができ、かかる送信時間や送信停止時間も適宜選択設定できるものであって、簡単な操作でもって所望とする間欠信号を得ることができる。




 

 


     NEWS
会社検索順位 特許の出願数の順位が発表

URL変更
平成6年
平成7年
平成8年
平成9年
平成10年
平成11年
平成12年
平成13年


 
   お問い合わせ info@patentjp.com patentjp.com   Copyright 2007-2013