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診療支援装置 - 三洋電機株式会社
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発明の名称 診療支援装置
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開2003−67483(P2003−67483A)
公開日 平成15年3月7日(2003.3.7)
出願番号 特願2001−253150(P2001−253150)
出願日 平成13年8月23日(2001.8.23)
代理人 【識別番号】100087778
【弁理士】
【氏名又は名称】丸山 明夫
発明者 野々垣 正敏
要約 課題
同時には実施不可能な2以上の診療行為又は診療行為の準備や後処理のための時間を、診療計画に重複して設定してしまうことを確実に防止する。

解決手段
各診療行為についてその所要時間と準備時間と後処理時間を各々取得し(S01)、入力された診療行為の実施予定の時期及び該診療行為の所要時間と準備時間と後処理時間とに基づいて該診療行為の必要時間帯を求め(S11,S13)、該必要時間帯が既設定の必要時間帯と重複しないことを条件として(S17でNO)、該求めた必要時間帯を当該患者の診療計画に設定する(S25)機能を備えた診療支援装置。
特許請求の範囲
【請求項1】 診療行為の実施予定を時系列に配して成る患者毎の診療計画を提示する診療支援装置であって、診療行為の所要時間と診療行為前の準備時間と診療行為後の後処理時間とを診療行為毎に対応付けて保持する診療時間記憶手段と、所望の診療行為の実施予定を入力するための診療予定入力手段と、入力された診療行為の実施予定の時期に基づいて、及び該診療行為の所要時間と準備時間と後処理時間とに基づいて、該診療行為に必要な必要時間帯を求める時間帯算出手段と、求めた必要時間帯が既設定の必要時間帯と重複しないことを条件として、該求めた必要時間帯を当該患者の診療計画に設定する時間帯設定手段と、を有することを特徴とする診療支援装置。
【請求項2】 診療行為の実施予定を時系列に配して成る患者毎の診療計画を提示する診療支援装置であって、診療行為の所要時間と診療行為前の準備時間と診療行為後の後処理時間とを診療行為毎に対応付けて保持する診療時間記憶手段と、所望の診療行為の実施予定を入力するための診療予定入力手段と、入力された診療行為の実施予定の時期に基づいて、及び該診療行為の所要時間と準備時間と後処理時間とに基づいて、該診療行為に必要な必要時間帯を求める時間帯算出手段と、求めた必要時間帯が既設定の必要時間帯と重複する場合には当該実施予定の入力続行の可否を操作者に問い合わせる入力確認手段と、求めた必要時間帯が既設定の必要時間帯と重複しない場合には該求めた必要時間帯を当該患者の診療計画に設定し、重複する場合には前記入力確認手段による問合せに応答して入力続行の旨が入力された場合に該求めた必要時間帯を当該患者の診療計画に設定する時間帯設定手段と、を有することを特徴とする診療支援装置。
【請求項3】 診療行為の実施予定を時系列に配して成る患者毎の診療計画を提示する診療支援装置であって、診療行為の所要時間と診療行為前の準備時間と診療行為後の後処理時間とを診療行為毎に対応付けて保持する診療時間記憶手段と、所望の診療行為の実施予定を入力するための診療予定入力手段と、入力された診療行為の実施予定の時期に基づいて、及び該診療行為の所要時間と準備時間と後処理時間とに基づいて、該診療行為に必要な必要時間帯を求める時間帯算出手段と、或る診療行為の必要時間帯と別の診療行為の必要時間帯との重複を許容するか否かを決める重複可否情報を診療行為毎に保持する可否情報記憶手段と、求めた必要時間帯が既設定の必要時間帯と重複しない場合には該求めた必要時間帯を当該患者の診療計画に設定し、重複し且つ前記重複可否情報により重複否とされる場合には操作者に警告する重複警告手段と、を有することを特徴とする診療支援装置。
【請求項4】 請求項3に於いて、前記可否情報記憶手段は、必要時間帯を構成する所要時間別且つ準備時間別且つ後処理時間別に、前記重複可否情報を保持する、ことを特徴とする診療支援装置。
【請求項5】 請求項3又は4に於いて、さらに、求めた必要時間帯が既設定の必要時間帯と重複する場合には、該重複が前記重複可否情報により重複可とされていることを条件として、当該実施予定の入力続行の可否を操作者に問い合わせる入力確認手段を有し、前記時間帯設定手段は、前記問合せに応答して入力を続行する旨が入力された場合に当該入力にかかる診療行為の必要時間帯を設定する、ことを特徴とする診療支援装置。
【請求項6】 請求項1〜5の何れかに於いて、さらに、診療計画に設定されている必要時間帯の表示を、当該必要時間帯を構成する所要時間と準備時間と後処理時間とを区別して行なう診療計画表示手段、を有することを特徴とする診療支援装置。
発明の詳細な説明
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、診療行為の実施予定を時系列に配して成る患者毎の診療計画を提示する機能を備えた診療支援装置に関する。
【0002】
【従来の技術】実施予定日時を指定して入力された各診療行為(投薬、注射、処置等)を、時系列に表示するシステムが提供されている。即ち、各実施予定を、当該実施予定の予定日が属する列であって、且つ、当該実施予定の予定時刻が属する行に、各々配して表示するシステムが提供されている。この時系列表示によると、既設定の実施予定を一覧できるため、例えば、同時には実施不可能な2以上の診療行為を同時刻に重複して設定してしまうというミスを未然に防止できるという効果がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】診療行為には短時間で完結できるものもあるが、或る程度の時間を要する診療行為もある。さらに、事前の準備に或る程度の時間が必要な診療行為や、事後の処理に或る程度の時間が必要な診療行為もある。このため、前述の従来の時系列表示では、重複設定を防止する効果が不十分となる場合が生ずる。
【0004】例えば、胃のレントゲン透視では、透視に先立つ所定時間前から絶食が必要であり、該絶食時間内には、強制的な食物摂取を伴う検査(例:血糖値の検査)を重複して行なうことはできないという事情がある。また、内服薬の服用であれば短時間で足りるが、点滴の場合は数時間を必要とするため、その間は、処置等の他の診療行為や、他の診療行為のための準備等を行なうことができないという事情がある。
【0005】それにもかかわらず、従来の時系列表示では、診療行為を実施する開始予定時刻のみが表示され、診療行為の実時間も、診療行為に先立つ準備時間も、診療行為に続く後処理時間も表示されない。このため、同時には実施不可能な2以上の診療行為、又は診療行為の準備や後処理のための時間を、重複して設定してしまうというミスが生ずる場合がある。
【0006】本発明は、同時には実施不可能な2以上の診療行為又は診療行為の準備や後処理のための時間を、診療計画に重複して設定してしまうことを確実に防止できる診療支援装置の提供を目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、診療行為の実施予定を時系列に配して成る患者毎の診療計画を提示する診療支援装置であって、診療行為の所要時間と診療行為前の準備時間と診療行為後の後処理時間とを診療行為毎に対応付けて保持する診療時間記憶手段と、所望の診療行為の実施予定を入力するための診療予定入力手段と、入力された診療行為の実施予定の時期に基づいて及び該診療行為の所要時間と準備時間と後処理時間とに基づいて該診療行為に必要な必要時間帯を求める時間帯算出手段と、求めた必要時間帯が既設定の必要時間帯と重複しないことを条件として該求めた必要時間帯を当該患者の診療計画に設定する時間帯設定手段と、を有することを特徴とする診療支援装置である。診療行為とは、医師又は医師の指示を受けた看護婦や検査技師等のスタッフにより実施される医療行為をいい、例えば、投薬、処置、検査、注射等である。時系列に配するとは、時間を追って順番に配することをいい、例えば、列に日を配するとともに行に時間を配した表内の該当する欄(実施予定日時が該当する欄)に、当該診療行為を配することをいう。診療行為の所要時間、診療行為前の準備時間、及び診療行為後の後処理時間とは、各々について必要と見做される標準的な時間である。診療行為前の準備とは、例えば、手術や検査等に先立つ絶食,注射,浣腸,採血等や、手術室や検査室への移動や待機等である。診療行為後の後処理とは、例えば、病室への移動、術後の安静,術後の点滴等の所定のケア等である。また、手術が長引く場合を考慮した予備時間を診療行為後の後処理時間として設定してもよい。また、薬効の持続時間を投薬後の後処理時間として設定して、他の投薬との薬剤禁忌チェックに利用してもよい。
【0008】請求項2の発明は、診療行為の実施予定を時系列に配して成る患者毎の診療計画を提示する診療支援装置であって、診療行為の所要時間と診療行為前の準備時間と診療行為後の後処理時間とを診療行為毎に対応付けて保持する診療時間記憶手段と、所望の診療行為の実施予定を入力するための診療予定入力手段と、入力された診療行為の実施予定の時期に基づいて及び該診療行為の所要時間と準備時間と後処理時間とに基づいて該診療行為に必要な必要時間帯を求める時間帯算出手段と、求めた必要時間帯が既設定の必要時間帯と重複する場合には当該実施予定の入力続行の可否を操作者に問い合わせる入力確認手段と、求めた必要時間帯が既設定の必要時間帯と重複しない場合には該求めた必要時間帯を当該患者の診療計画に設定し重複する場合には前記入力確認手段による問合せに応答して入力続行の旨が入力された場合に該求めた必要時間帯を当該患者の診療計画に設定する時間帯設定手段と、を有することを特徴とする診療支援装置である。
【0009】請求項3の発明は、診療行為の実施予定を時系列に配して成る患者毎の診療計画を提示する診療支援装置であって、診療行為の所要時間と診療行為前の準備時間と診療行為後の後処理時間とを診療行為毎に対応付けて保持する診療時間記憶手段と、所望の診療行為の実施予定を入力するための診療予定入力手段と、入力された診療行為の実施予定の時期に基づいて及び該診療行為の所要時間と準備時間と後処理時間とに基づいて該診療行為に必要な必要時間帯を求める時間帯算出手段と、或る診療行為の必要時間帯と別の診療行為の必要時間帯との重複を許容するか否かを決める重複可否情報を診療行為毎に保持する可否情報記憶手段と、求めた必要時間帯が既設定の必要時間帯と重複しない場合には該求めた必要時間帯を当該患者の診療計画に設定し重複し且つ前記重複可否情報により重複否とされる場合には操作者に警告する重複警告手段と、を有することを特徴とする診療支援装置である。警告は、例えば、ディスプレイ上にその旨を表示したり、その旨の音声を出力する等、公知の方式を用いることができる。請求項4の発明は、請求項3に於いて、前記可否情報記憶手段は必要時間帯を構成する所要時間別且つ準備時間別且つ後処理時間別に前記重複可否情報を保持することを特徴とする診療支援装置である。例えば、レントゲン透視前の絶食は診療行為前の準備時間に属し、食物摂取を伴う血糖値検査は診療行為の所要時間に属する。この場合、レントゲン透視という診療行為前の準備時間と、血糖値検査という診療行為の所要時間とが、重複否である、との情報を持つことになる。請求項5の発明は、請求項3又は4に於いて、さらに、求めた必要時間帯が既設定の必要時間帯と重複する場合には、該重複が前記重複可否情報により重複可とされていることを条件として、当該実施予定の入力続行の可否を操作者に問い合わせる入力確認手段を有し、前記時間帯設定手段は、前記問合せに応答して入力を続行する旨が入力された場合に当該入力にかかる診療行為の必要時間帯を設定する、ことを特徴とする診療支援装置である。請求項6の発明は、請求項1〜5の何れかに於いて、さらに、診療計画に設定されている必要時間帯の表示を、当該必要時間帯を構成する所要時間と準備時間と後処理時間とを区別して行なう診療計画表示手段、を有することを特徴とする診療支援装置である。表示は、例えば、診療支援装置のディスプレイ上に行なわれるが、これに限定されず、印刷する用紙上に行なってもよい。
【0010】
【発明の実施の形態】図1は、実施の形態の診療支援装置の構成を示すブロック図である。図示の装置は、制御装置14と、表示装置11と、キーボードやマウス等の入力装置12と、印刷装置13と、補助記憶装置(ハードディスク)15と、主記憶装置(メモリ)16とを有するコンピュータ装置である。図示の例では単独のコンピュータ装置として示されているが、本発明の診療支援装置は、LAN上に構成されていてもよい。例えば、診療行為時間テーブル、重複可否テーブル、診療情報データベース等は、LAN上のサーバが持つ構成であってもよい。
【0011】制御装置14がハードディスク15から電子カルテアプリケーションを読み出して実行することにより、電子カルテ機能が起動される。診療計画表示機能は、本装置では、電子カルテ機能内に組み込まれている。即ち、電子カルテ機能内で所望の患者の時系列表示画面を表示させるように指示することで、診療計画表示機能が起動される。この診療計画表示機能は、指定された患者の本日以後の日付の診療情報(診療行為の実施予定)を診療情報データベースから読み出して時系列に配列し、所定様式でディスプレイ(表示装置)11に表示する機能である。なお、所定様式とは、本装置の場合、各診療行為の実施予定を、当該実施予定の予定日が属する列であって、当該実施予定の予定時刻が属する行で特定される欄に、各々配する様式である(図8参照)。
【0012】診療行為時間テーブルには、図5に示すように、処方等(診療行為)名称に対応付けて、準備時間、所要時間、及び後処理時間が記憶されている。ここで、準備時間とは、診療行為前の準備等に要する時間であり、例えば、消化器系の各種の検査前の絶食時間や、手術前の剃毛や注射等の術前の処置に要する時間、或いは手術室への移動に要する時間等である。また、所要時間とは、診療行為の実施に必要な時間である。また、後処理時間とは、診療行為後の処置等に要する時間であり、例えば、手術後の安静や注射等の術後の処置に要する時間等である。なお、注射や投薬等で所要時間『0』とは、所要時間が実質的に『0』と見做せることをいう。また、幼児等で特別に長時間を要する場合には、その旨の情報も併せて診療行為時間テーブルに持たせるように構成してもよい。
【0013】重複可否テーブルには、図6に示すように、各処方等(診療行為)に関し、その準備時間毎に、及び所要時間毎に、及び後処理時間毎に、各種の医療行為(投薬、注射、処置、手術、検査、食事等)との重複の可否を規定する情報(重複可否情報)が記憶されている。例えば、図示の重複可否テーブルによると、血糖値検査の準備時間には、他の投薬/注射/手術/検査等を行なったり、食事をすることは禁じられているが、血糖値検査の後処理時間になると、全ての医療行為の実施が許容されている。
【0014】診療行為時間テーブルや重複可否テーブルのデータは、例えば、図9に示す単体登録・修正画面からの入力により記憶させることができる。図9の例では、創傷処理という処方等(診療行為)に関して、所要時間(正味所要時間)と、準備時間(処方前所要時間)と、後処理時間(処方後所要時間)と、各医療行為(投薬/注射/処置/手術・麻酔/検査/食事/画像診断/リハビリ/保険外/診察/その他)との重複の可否とを入力する様子が示されている。なお、幼児所要時間とは、患者が幼児である場合に処方等に手間取って長時間を要する場合があるため、そのような場合を考慮した入力項目である。
【0015】また、図9には、同一の処方等(診療行為)に関して、準備時間/所要時間/後処理時間を区別せずに重複可否情報を入力する画面が例示されているが、図6に示されるような重複可否情報、即ち、準備時間毎・所要時間毎・後処理時間毎の重複可否情報を得たいのであれば、同一の処方等(診療行為)に関して準備時間/所要時間/後処理時間を区別して入力し得るように単体登録・修正画面を構成すればよい。
【0016】以下、現在の患者の本日以後の診療情報(診療行為)を診療情報データベースから読み出して時系列に表示する診療計画表示機能を、重複可否情報を参照しない場合(図2のフローチャート)と、重複可否情報を参照する場合(図3と図4のフローチャート)とに即して、各々説明する。
【0017】(1)重複可否情報を参照しない場合(図2)
処方等入力画面(図7参照)が起動されると、まず、補助記憶装置(ハードディスク)15内の診療行為時間テーブル(図5参照)からデータが取得され、主記憶装置(メモリ)16上に展開される(S01)。
【0018】次に、処方等入力画面での実施予定の入力(S11)、又は、処方等入力画面を抜けるための入力が待機される(S27)。実施予定の入力とは、本日以後の日時刻の診療行為(処方等)の入力である。図7の画面には、オイラックスという内服薬を5月1日(火)の13時に投薬する予定が入力された様子が示されている。また、処方等入力画面を抜けるための入力とは、例えば、キャンセルボタンの押下等である。なお、OKボタンの押下により処方等入力画面を抜ける場合には、その時点でメモリ16上に保持されている診療行為の実施予定が、診療情報データベースに記録される。
【0019】何れかの診療行為の実施予定が入力されると(S11でYES)、該診療行為の準備時間・所要時間・後処理時間が診療行為時間テーブル(メモリ16上に展開されているテーブル)から取得され、該取得されたデータと当該診療行為の実施時期(日時刻)とに基づいて、必要時間帯が算出される(S13)。即ち、当該診療行為の実施時期(開始日時刻)より準備時間だけ前の日時刻〜当該診療行為の実施時期(開始日時刻)より所要時間と後処理時間だけ後の日時刻までの時間帯が、当該診療行為の必要時間帯として求められる。なお、算出した必要時間帯中で準備時間・所要時間・後処理時間が占める各時間帯を規定する情報も併せて求められて保持されるものとする。
【0020】ステップS15では、ステップS13で求めた必要時間帯が、実質的に『0時間』であるか否か判定される。例えば、図7の画面に示す『オイラックスという内服薬の投薬』の場合、準備時間・所要時間・後処理時間が0であるため(診療行為時間テーブル(図5)参照)、必要時間帯は実質的に『0時間』であり(S15でYES)、ステップS25に進む。
【0021】ステップS25では、当該診療行為の実施予定とその必要時間帯とが、診療計画に設定される。診療計画とは、現在の患者の本日以後の診療行為の予定を時系列に配列したデータ群をいうものとする。
【0022】前記ステップS15で必要時間帯が実質的に『0時間』でない場合には(S15でNO)、既設定の必要時間帯(現在の患者の本日以後の診療行為の実施予定が占有している必要時間帯)との重複の有無がチェックされ、重複が無い場合には(S17でNO)、前述のステップS25に進む。重複が有る場合には(S17でYES)、その旨と、重複内容(何れの実施予定の何れの時間(準備時間/所要時間/後処理時間)と重複するか)とが表示されるとともに、現在入力中の診療行為の実施予定を現在入力中の予定日時刻に設定するか否かを操作者に選択させる表示が行なわれる(S19)。
【0023】ステップS19の表示に応答して、現在入力中の診療行為の実施予定を現在入力中の予定日時刻に設定する旨が操作者により選択された場合には(S21でYES,且つ,S23でYES)、前述のステップS25に進む。
【0024】一方、ステップS19の表示に応答して、現在入力中の診療行為の実施予定を現在入力中の予定日時刻に設定しない旨(現在入力中の診療行為の実施予定をキャンセルする場合と、現在入力中の診療行為の実施予定の予定日時刻を変更する場合とがある)が操作者により選択された場合には(S21でYES,且つ,S23でNO)、ステップS11に戻る。これにより、新たな診療行為の実施予定の待機状態となる。
【0025】(2)重複可否情報を参照する場合(図3と4)
処方等入力画面の処理2(図3と4)は、処方等入力画面の処理1(図2)と略同様であるため、以下、処方等入力画面の処理1(図2)と同じ処理には同じステップ番号を付して示し、説明は省略する。
【0026】処方等入力画面の処理2(図3と4)が、処方等入力画面の処理1(図2)と異なる点は、現在入力中の実施予定が持つ必要時間帯が、既設定の実施予定の必要時間帯と重複を生ずる場合に(S17でYES)、その重複が重複可否テーブル(図6)で許容されているか否かチェックし(S31)、許容されている場合には(S31でNO)、その旨と重複内容とを表示し(S33)、一方、許容されていない場合には(S31でYES)、その旨を表示するとともに、現在入力中の実施予定をキャンセルし、又は現在入力中の実施予定の日時刻を変更するように促す表示を行なう(S35)点である。
【0027】なお、図3のステップS35の処理に代えて、許容されない重複が発生する場合に(S31でYES)、必要に応じて重複相手の既設定の実施予定をキャンセルして、現在入力中の実施予定を設定し得るように構成してもよい。
【0028】
【発明の効果】請求項1の診療支援装置は、診療行為の所要時間と診療行為前の準備時間と診療行為後の後処理時間とを診療行為毎に対応付けて保持する手段と、所望の診療行為の実施予定を入力するための手段と、入力された診療行為の実施予定の時期に基づいて及び該診療行為の所要時間と準備時間と後処理時間とに基づいて該診療行為に必要な必要時間帯を求める手段と、求めた必要時間帯が既設定の必要時間帯と重複しないことを条件として該求めた必要時間帯を当該患者の診療計画に設定する手段とを有するため、同時には実施不可能な2以上の診療行為又は診療行為の準備や後処理のための時間を診療計画に重複して設定してしまうことを確実に防止することができる。
【0029】請求項2の診療支援装置は、診療行為の所要時間と診療行為前の準備時間と診療行為後の後処理時間とを診療行為毎に対応付けて保持する手段と、所望の診療行為の実施予定を入力するための手段と、入力された診療行為の実施予定の時期に基づいて及び該診療行為の所要時間と準備時間と後処理時間とに基づいて該診療行為に必要な必要時間帯を求める手段と、求めた必要時間帯が既設定の必要時間帯と重複する場合には当該実施予定の入力続行の可否を操作者に問い合わせる入力確認手段と、求めた必要時間帯が既設定の必要時間帯と重複しない場合には該求めた必要時間帯を当該患者の診療計画に設定し重複する場合には前記入力確認手段による問合せに応答して入力続行の旨が入力された場合に該求めた必要時間帯を当該患者の診療計画に設定する時間帯設定手段とを有するため、必要時間帯が重複するような場合であっても、重複が許容される場合には、当該診療行為のための必要時間帯を重複して設定できる効果がある。
【0030】請求項3の診療支援装置は、診療行為の所要時間と診療行為前の準備時間と診療行為後の後処理時間とを診療行為毎に対応付けて保持する手段と、所望の診療行為の実施予定を入力するための手段と、入力された診療行為の実施予定の時期に基づいて及び該診療行為の所要時間と準備時間と後処理時間とに基づいて該診療行為に必要な必要時間帯を求める手段と、或る診療行為の必要時間帯と別の診療行為の必要時間帯との重複を許容するか否かを決める重複可否情報を診療行為毎に保持する手段と、求めた必要時間帯が既設定の必要時間帯と重複しない場合には該求めた必要時間帯を当該患者の診療計画に設定し重複し且つ前記重複可否情報により重複否とされる場合には操作者に警告する手段とを有するため、既設定の必要時間帯と重複する重複否の実施予定が入力された場合に操作者は当該入力が不適切であることを知ることができる効果がある。請求項4の診療支援装置は、請求項3の構成に於いて、前記可否情報記憶手段は必要時間帯を構成する所要時間別且つ準備時間別且つ後処理時間別に前記重複可否情報を保持するため、既設定の必要時間帯と重複する重複否の実施予定が入力された場合に操作者は当該入力中のどの部分(所要時間/準備時間/後処理時間)が不適切であるかを知ることができ、当該不適切な部分を外して実施予定を再入力する等の対応をとることができる効果がある。請求項5の診療支援装置は、請求項3又は4に於いて、さらに、求めた必要時間帯が既設定の必要時間帯と重複する場合には該重複が前記重複可否情報により重複可とされていることを条件として当該実施予定の入力続行の可否を操作者に問い合わせる入力確認手段を有し、前記時間帯設定手段は前記問合せに応答して入力を続行する旨が入力された場合に当該入力にかかる診療行為の必要時間帯を設定するため、必要時間帯が重複するような場合であっても重複が許容される場合には、当該診療行為のための必要時間帯を重複して設定できる効果がある。請求項6の診療支援装置は、請求項1〜5の構成に於いて、さらに、診療計画に設定されている必要時間帯の表示を当該必要時間帯を構成する所要時間と準備時間と後処理時間とを区別して行なう手段を有するため、操作者は必要時間帯の内訳を詳しく知ることができる。




 

 


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