Warning: fopen(data/log202007070959.log): failed to open stream: No space left on device in /home/jp321/public_html/header.php on line 106

Warning: flock() expects parameter 1 to be resource, boolean given in /home/jp321/public_html/header.php on line 107

Warning: fclose() expects parameter 1 to be resource, boolean given in /home/jp321/public_html/header.php on line 112
ディスク媒体、情報記録装置および情報再生装置 - 三洋電機株式会社
米国特許情報 | 欧州特許情報 | 国際公開(PCT)情報 | Google の米国特許検索
 
     特許分類
A 農業
B 衣類
C 家具
D 医学
E スポ−ツ;娯楽
F 加工処理操作
G 机上付属具
H 装飾
I 車両
J 包装;運搬
L 化学;冶金
M 繊維;紙;印刷
N 固定構造物
O 機械工学
P 武器
Q 照明
R 測定; 光学
S 写真;映画
T 計算機;電気通信
U 核技術
V 電気素子
W 発電
X 楽器;音響


  ホーム -> 計算機;電気通信 -> 三洋電機株式会社

発明の名称 ディスク媒体、情報記録装置および情報再生装置
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開2003−36609(P2003−36609A)
公開日 平成15年2月7日(2003.2.7)
出願番号 特願2001−225134(P2001−225134)
出願日 平成13年7月25日(2001.7.25)
代理人 【識別番号】100111383
【弁理士】
【氏名又は名称】芝野 正雅
【テーマコード(参考)】
5D044
5D090
【Fターム(参考)】
5D044 BC04 CC06 DE02 DE43 DE50 DE77 EF05 FG18 GK17 
5D090 AA01 BB04 CC01 CC04 CC14 FF09 GG17 GG32
発明者 鈴木 誉久 / 田中 小夜子 / 泉 博章 / 小林 伸二
要約 課題
セキュリティデータ等の副情報をディスク上に効率良く記録でき、且つ、副情報をセキュリティ情報とした場合に、セキュリティ能力を高め得るディスク媒体および情報記録装置および情報再生装置を提供する。

解決手段
ディスクは径方向に12個のゾーンに分割されている。各ゾーンのロジカルゾーンの数は、各ゾーンに記録され得る総フレーム数を単位ロジカルゾーンのフレーム数で割ることにより求まる。例えば、ゾーンiの総フレーム数をFzi、ロジカルゾーンのフレーム数をFlzとすると、当該ゾーンにおけるロジカルゾーンの数Nlzは、Nlz=Fzi/Flzとなる。しかし、ゾーンによっては(1)式が整数とならず、ロジカルゾーンに使用されないフレーム(隙間領域)が存在する場合がある。そこで、この隙間領域にセキュリティデータを記録する。
特許請求の範囲
【請求項1】 物理フォーマット上に論理フォーマットを割り当てることによって主情報を記録するディスク媒体であって、前記論理フォーマットを割り当てた残りの前記物理フォーマット上の領域に副情報を記録することを特徴とするディスク媒体。
【請求項2】 請求項1において、フレームと、複数のフレームからなるロジカルゾーンとから論理フォーマットを形成し、前記ロジカルゾーンを物理フォーマット上に最大数だけ割り当てた残りの領域に副情報を記録することを特徴とするディスク媒体。
【請求項3】 径方向に複数のゾーンを有するようにして物理フォーマットを形成すると共に、前記各ゾーンに所定の論理フォーマットを割り当てることによって主情報を記録するディスク媒体であって、前記論理フォーマットを割り当てた各ゾーンの残りの領域に副情報を記録することを特徴とするディスク媒体。
【請求項4】 記録および/もしくは再生時の角速度が相違するゾーンを径方向に複数有するようにして物理フォーマットを形成すると共に、前記各ゾーンに所定の論理フォーマットを割り当てることによって主情報を記録するディスク媒体であって、前記論理フォーマットを割り当てた各ゾーンの残りの領域に副情報を記録することを特徴とするディスク媒体。
【請求項5】 請求項3または4において、フレームと、複数のフレームからなるロジカルゾーンとから論理フォーマットを形成し、前記ロジカルゾーンを前記各ゾーンに最大数だけ割り当てた残りの領域に副情報を記録することを特徴とするディスク媒体。
【請求項6】 請求項5において、前記副情報は、一つのゾーンに一括して記録されていることを特徴とするディスク媒体。
【請求項7】 請求項5において、前記副情報は、複数のゾーンに分割して記録されていることを特徴とするディスク媒体。
【請求項8】 請求項3または4において、フレームと、複数のフレームからなるブロックと、複数のブロックからなるロジカルゾーンとから論理フォーマットを形成し、前記ロジカルゾーンを前記各ゾーンに最大数だけ割り当てた残りの領域に副情報を記録することを特徴とするディスク媒体。
【請求項9】 請求項8において、副情報は前記一つのブロックを構成し得るフレーム数が残っているゾーンに一括して記録することを特徴とするディスク媒体。
【請求項10】 請求項8において、副情報は、前記残りの領域を複数ゾーン分だけ寄せ集めて前記一つのブロックを構成し得る場合に、当該複数のゾーンに分散して記録することを特徴とするディスク媒体。
【請求項11】 請求項1ないし10の何れかにおいて、前記副情報はセキュリティ情報と、このセキュリティ情報の変調方式を規定する変調方式識別情報であることを特徴とするディスク媒体。
【請求項12】 請求項11において、複数個のセキュリティ情報と一つの変調方式識別情報とからセキュリティ情報ブロックを構成し、前記変調方式識別情報によって、複数の変調方式の内、一の変調方式を各セキュリティ情報に設定したことを特徴とするディスク媒体。
【請求項13】 請求項11において、一つのセキュリティ情報を複数部分に分割し、前記変調方式識別情報によって、複数の変調方式の内、一の変調方式を前記分割したセキュリティ情報の各部分に設定したことを特徴とするディスク媒体。
【請求項14】 主情報の再生時には読み取られない領域にセキュリティ情報を記録する記録媒体であって、前記セキュリティ情報と共にこのセキュリティ情報の変調方式を規定する変調方式識別情報を記録したことを特徴とするディスク媒体。
【請求項15】 請求項14において、複数個のセキュリティ情報と一つの変調方式識別情報とからセキュリティ情報ブロックを構成し、前記変調方式識別情報によって、複数の変調方式の内、一の変調方式を各セキュリティ情報に設定したことを特徴とするディスク媒体。
【請求項16】 請求項14において、一つのセキュリティ情報を複数部分に分割し、前記変調方式識別情報によって、複数の変調方式の内、一の変調方式を前記分割したセキュリティ情報の各部分に設定したことを特徴とするディスク媒体。
【請求項17】 セキュリティ情報と共にこのセキュリティ情報の変調方式を規定する変調方式識別情報を記録したことを特徴とするディスク媒体。
【請求項18】 請求項17において、複数個のセキュリティ情報と一つの変調方式識別情報とからセキュリティ情報ブロックを構成し、前記変調方式識別情報によって、複数の変調方式の内、一の変調方式を各セキュリティ情報に設定したことを特徴とするディスク媒体。
【請求項19】 請求項17において、一つのセキュリティ情報を複数部分に分割し、前記変調方式識別情報によって、複数の変調方式の内、一の変調方式を前記分割したセキュリティ情報の各部分に設定したことを特徴とするディスク媒体。
【請求項20】 物理フォーマット上に論理フォーマットを割り当てることによって主情報を記録する情報記録装置であって、前記論理フォーマットを割り当てた残りの前記物理フォーマット上の領域に副情報を記録することを特徴とする情報記録装置。
【請求項21】 請求項20において、フレームと、複数のフレームからなるロジカルゾーンとから論理フォーマットを形成し、前記ロジカルゾーンを物理フォーマット上に最大数だけ割り当てた残りの領域に副情報を記録することを特徴とする情報記録装置。
【請求項22】 ディスクの径方向に複数のゾーンを有するようにして物理フォーマットを形成すると共に、前記各ゾーンに所定の論理フォーマットを割り当てることによって主情報を記録する情報記録装置であって、前記論理フォーマットを割り当てた各ゾーンの残りの領域に副情報を記録することを特徴とする情報記録装置。
【請求項23】 記録および/もしくは再生時の角速度が相違するゾーンをディスクの径方向に複数有するようにして物理フォーマットを形成すると共に、前記各ゾーンに所定の論理フォーマットを割り当てることによって主情報を記録する情報記録装置であって、前記論理フォーマットを割り当てた各ゾーンの残りの領域に副情報を記録することを特徴とする情報記録装置。
【請求項24】 請求項22または23において、フレームと、複数のフレームからなるロジカルゾーンとから論理フォーマットを形成し、前記ロジカルゾーンを前記各ゾーンに最大数だけ割り当てた残りの領域に副情報を記録することを特徴とする情報記録装置。
【請求項25】 請求項24において、前記副情報は、一つのゾーンに一括して記録されていることを特徴とする情報記録装置。
【請求項26】 請求項24において、前記副情報は、複数のゾーンに分割して記録されていることを特徴とする情報記録装置。
【請求項27】 請求項22または23において、フレームと、複数のフレームからなるブロックと、複数のブロックからなるロジカルゾーンとから論理フォーマットを形成し、前記ロジカルゾーンを前記各ゾーンに最大数だけ割り当てた残りの領域に副情報を記録することを特徴とする情報記録装置。
【請求項28】 請求項27において、副情報は前記一つのブロックを構成し得るフレーム数が残っているゾーンに一括して記録することを特徴とする情報記録装置。
【請求項29】 請求項27において、副情報は、前記残りの領域を複数ゾーン分だけ寄せ集めて前記一つのブロックを構成し得る場合に、当該複数のゾーンに分散して記録することを特徴とする情報記録装置。
【請求項30】 請求項20ないし29の何れかにおいて、前記副情報はセキュリティ情報と、このセキュリティ情報の変調方式を規定する変調方式識別情報であることを特徴とする情報記録装置。
【請求項31】 請求項30において、複数個のセキュリティ情報と一つの変調方式識別情報とからセキュリティ情報ブロックを構成し、前記変調方式識別情報によって、複数の変調方式の内、一の変調方式を各セキュリティ情報に設定することを特徴とする情報記録装置。
【請求項32】 請求項30において、一つのセキュリティ情報を複数部分に分割し、前記変調方式識別情報によって、複数の変調方式の内、一の変調方式を前記分割したセキュリティ情報の各部分に設定することを特徴とする情報記録装置。
【請求項33】 主情報の再生時には読み取られない領域にセキュリティ情報を記録する情報記録装置であって、前記セキュリティ情報と共にこのセキュリティ情報の変調方式を規定する変調方式識別情報を記録することを特徴とする情報記録装置。
【請求項34】 請求項33において、複数個のセキュリティ情報と一つの変調方式識別情報とからセキュリティ情報ブロックを構成し、前記変調方式識別情報によって、複数の変調方式の内、一の変調方式を各セキュリティ情報に設定することを特徴とする情報記録装置。
【請求項35】 請求項33において、一つのセキュリティ情報を複数部分に分割し、前記変調方式識別情報によって、複数の変調方式の内、一の変調方式を前記分割したセキュリティ情報の各部分に設定することを特徴とする情報記録装置。
【請求項36】 セキュリティ情報と共にこのセキュリティ情報の変調方式を規定する変調方式識別情報を記録することを特徴とする情報記録装置。
【請求項37】 請求項36において、複数個のセキュリティ情報と一つの変調方式識別情報とからセキュリティ情報ブロックを構成し、前記変調方式識別情報によって、複数の変調方式の内、一の変調方式を各セキュリティ情報に設定することを特徴とする情報記録装置。
【請求項38】 請求項36において、一つのセキュリティ情報を複数部分に分割し、前記変調方式識別情報によって、複数の変調方式の内、一の変調方式を前記分割したセキュリティ情報の各部分に設定することを特徴とする情報記録装置。
【請求項39】 主情報の再生時には読み取られない領域にセキュリティ情報を記録すると共に前記セキュリティ情報と共にこのセキュリティ情報の変調方式を規定する変調方式識別情報を記録した記録媒体を再生する情報再生装置であって、再生時に前記変調方式識別情報に基づいて前記セキュリティ情報を再生できない場合、当該記録媒体の再生を中止することを特徴とする情報再生装置。
【請求項40】 請求項39において、複数個のセキュリティ情報と一つの変調方式識別情報とからセキュリティ情報ブロックが構成されると共に、前記変調方式識別情報によって、複数の変調方式の内、一の変調方式が各セキュリティ情報に設定されており、これら複数のセキュリティ情報の内、所定数以上が再生されない場合、当該記録媒体の再生を中止することを特徴とする情報再生装置。
【請求項41】 請求項39において、一つのセキュリティ情報が複数部分に分割されると共に前記変調方式識別情報によって、複数の変調方式の内、一の変調方式が前記分割したセキュリティ情報の各部分に設定されており、当該分割されたセキュリティ情報の全体が再生されない場合、当該記録媒体の再生を中止することを特徴とする情報再生装置。
【請求項42】 セキュリティ情報と共にこのセキュリティ情報の変調方式を規定する変調方式識別情報を記録した記録媒体を再生する情報再生装置であって、再生時に前記変調方式識別情報に基づいて前記セキュリティ情報を再生できない場合、当該記録媒体の再生を中止することを特徴とする情報再生装置。
【請求項43】 請求項42において、複数個のセキュリティ情報と一つの変調方式識別情報とからセキュリティ情報ブロックが構成されると共に、前記変調方式識別情報によって、複数の変調方式の内、一の変調方式が各セキュリティ情報に設定されており、これら複数のセキュリティ情報の内、所定数以上が再生されない場合、当該記録媒体の再生を中止することを特徴とする情報再生装置。
【請求項44】 請求項42において、一つのセキュリティ情報が複数部分に分割されると共に前記変調方式識別情報によって、複数の変調方式の内、一の変調方式が前記分割したセキュリティ情報の各部分に設定されており、当該分割されたセキュリティ情報の全体が再生されない場合、当該記録媒体の再生を中止することを特徴とする情報再生装置。
発明の詳細な説明
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ディスク媒体、情報記録装置および情報再生装置に関し、特に、セキュリティ情報等を効率よく記録および再生するものである。
【0002】
【従来の技術】セキュリティ情報等の副情報をディスクに記録する方法として、従来より種々の方法が提案されている。
【0003】例えば、特開昭8−147767号公報に記載の発明では、スパイラル状の主情報用トラックの間のトラックピッチ領域に、別途セキュリティデータ用のトラックを設け、このセキュリティトラックにセキュリティデータを記録するようにしている。
【0004】かかる従来技術によれば、セキュリティデータは主データとは別のトラックに記録されているため、主データ用の記録トラックを再生してデータを他のディスクにコピーしたとしても、セキュリティデータが同時にコピーされることはない。よって、単にセキュリティデータを主データ用トラックに含めておく場合に比べ、セキュリティ能力を高めることができる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、かかる従来技術によれば、ディスク上における主データの記録密度が低下するとの問題が生じる。すなわち、セキュリティデータ用トラックを主データトラックの間に配する場合には、主データトラック間に一定の隙間を確保する必要があり、このため主データ用トラックのトラックピッチを小さくできない。よって、主データの記録密度を高めようとしても、限界が生じる。
【0006】一方、セキュリティデータは、パスワード等の比較的容量の小さなデータからなるものであるから、上記従来技術のように別途セキュリティデータ用トラックを配するまでもなく記録可能である。
【0007】そこで、本発明は、セキュリティデータ等の副情報をディスク上に効率良く記録でき、且つ、副情報をセキュリティ情報とした場合には、セキュリティ能力を高め得るディスク媒体および情報記録装置および情報再生装置を提供せんとするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、物理フォーマットと論理フォーマットの隙間にセキュリティデータ等の副データを記録するものである。また、セキュリティデータの変調方式を一律とせずに種々の変調方式の中から一の変調方式を設定してセキュリティデータを変調し、これを媒体上に記録するものである。これにより、媒体の記録容量を低減させることなく、副情報を効果的に記録できる。また、セキュリティ情報の変調方式を任意に設定することによって、セキュリティ情報を解読し難くし、媒体のセキュリティ能力を向上せしめるものである。
【0009】各請求項に係る本発明の特徴は以下の通りである。
【0010】請求項1の発明は、物理フォーマット上に論理フォーマットを割り当てることによって主情報を記録するディスク媒体であって、前記論理フォーマットを割り当てた残りの前記物理フォーマット上の領域に副情報を記録することを特徴とする。
【0011】請求項2の発明は、請求項1の記録媒体において、フレームと、複数のフレームからなるロジカルゾーンとから論理フォーマットを形成し、前記ロジカルゾーンを物理フォーマット上に最大数だけ割り当てた残りの領域に副情報を記録することを特徴とする。
【0012】請求項3の発明は、径方向に複数のゾーンを有するようにして物理フォーマットを形成すると共に、前記各ゾーンに所定の論理フォーマットを割り当てることによって主情報を記録するディスク媒体であって、前記論理フォーマットを割り当てた各ゾーンの残りの領域に副情報を記録することを特徴とする。
【0013】請求項4の発明は、記録および/もしくは再生時の角速度が相違するゾーンを径方向に複数有するようにして物理フォーマットを形成すると共に、前記各ゾーンに所定の論理フォーマットを割り当てることによって主情報を記録するディスク媒体であって、前記論理フォーマットを割り当てた各ゾーンの残りの領域に副情報を記録することを特徴とする。
【0014】請求項5の発明は、請求項3または4の記録媒体において、フレームと、複数のフレームからなるロジカルゾーンとから論理フォーマットを形成し、前記ロジカルゾーンを前記各ゾーンに最大数だけ割り当てた残りの領域に副情報を記録することを特徴とする。
【0015】請求項6の発明は、請求項5の記録媒体において、前記副情報は、一つのゾーンに一括して記録されていることを特徴とする。
【0016】請求項7の発明は、請求項5の記録媒体において、前記副情報は、複数のゾーンに分割して記録されていることを特徴とする。
【0017】請求項8の発明は、請求項3または4の記録媒体において、フレームと、複数のフレームからなるブロックと、複数のブロックからなるロジカルゾーンとから論理フォーマットを形成し、前記ロジカルゾーンを前記各ゾーンに最大数だけ割り当てた残りの領域に副情報を記録することを特徴とする。
【0018】請求項9の発明は、請求項8の記録媒体において、副情報は前記一つのブロックを構成し得るフレーム数が残っているゾーンに一括して記録することを特徴とする。
【0019】請求項10の発明は、請求項8の記録媒体において、副情報は、前記残りの領域を複数ゾーン分だけ寄せ集めて一つのブロックを構成し得る場合に、当該複数のゾーンに分散して記録することを特徴とする。
【0020】請求項11の発明は、請求項1ないし10の何れかの記録媒体において、前記副情報はセキュリティ情報と、このセキュリティ情報の変調方式を規定する変調方式識別情報であることを特徴とする。
【0021】請求項12の発明は、請求項11の記録媒体において、複数個のセキュリティ情報と一つの変調方式識別情報とからセキュリティ情報ブロックを構成し、前記変調方式識別情報によって、複数の変調方式の内、一の変調方式を各セキュリティ情報に設定したことを特徴とする。
【0022】請求項13の発明は、請求項11の記録媒体において、一つのセキュリティ情報を複数部分に分割し、前記変調方式識別情報によって、複数の変調方式の内、一の変調方式を前記分割したセキュリティ情報の各部分に設定したことを特徴とする。
【0023】請求項14の発明は、主情報の再生時には読み取られない領域にセキュリティ情報を記録する記録媒体であって、前記セキュリティ情報と共にこのセキュリティ情報の変調方式を規定する変調方式識別情報を記録したことを特徴とする。
【0024】請求項15の発明は、請求項14の記録媒体において、複数個のセキュリティ情報と一つの変調方式識別情報とからセキュリティ情報ブロックを構成し、前記変調方式識別情報によって、複数の変調方式の内、一の変調方式を各セキュリティ情報に設定したことを特徴とする。
【0025】請求項16の発明は、請求項14の記録媒体において、一つのセキュリティ情報を複数部分に分割し、前記変調方式識別情報によって、複数の変調方式の内、一の変調方式を前記分割したセキュリティ情報の各部分に設定したことを特徴とする。
【0026】請求項17の発明は、セキュリティ情報と共にこのセキュリティ情報の変調方式を規定する変調方式識別情報を記録したことを特徴とする記録媒体である。
【0027】請求項18の発明は、請求項17の記録媒体において、複数個のセキュリティ情報と一つの変調方式識別情報とからセキュリティ情報ブロックを構成し、前記変調方式識別情報によって、複数の変調方式の内、一の変調方式を各セキュリティ情報に設定したことを特徴とする。
【0028】請求項19の発明は、請求項17の記録媒体において、一つのセキュリティ情報を複数部分に分割し、前記変調方式識別情報によって、複数の変調方式の内、一の変調方式を前記分割したセキュリティ情報の各部分に設定したことを特徴とする。
【0029】請求項20の発明は、物理フォーマット上に論理フォーマットを割り当てることによって主情報を記録する情報記録装置であって、前記論理フォーマットを割り当てた残りの前記物理フォーマット上の領域に副情報を記録することを特徴とする。
【0030】請求項21の発明は、請求項20の情報記録装置において、フレームと、複数のフレームからなるロジカルゾーンとから論理フォーマットを形成し、前記ロジカルゾーンを物理フォーマット上に最大数だけ割り当てた残りの領域に副情報を記録することを特徴とする。
【0031】請求項22の発明は、ディスクの径方向に複数のゾーンを有するようにして物理フォーマットを形成すると共に、前記各ゾーンに所定の論理フォーマットを割り当てることによって主情報を記録する情報記録装置であって、前記論理フォーマットを割り当てた各ゾーンの残りの領域に副情報を記録することを特徴とする。
【0032】請求項23の発明は、記録および/もしくは再生時の角速度が相違するゾーンをディスクの径方向に複数有するようにして物理フォーマットを形成すると共に、前記各ゾーンに所定の論理フォーマットを割り当てることによって主情報を記録する情報記録装置であって、前記論理フォーマットを割り当てた各ゾーンの残りの領域に副情報を記録することを特徴とする。
【0033】請求項24の発明は、請求項22または23の情報記録装置において、フレームと、複数のフレームからなるロジカルゾーンとから論理フォーマットを形成し、前記ロジカルゾーンを前記各ゾーンに最大数だけ割り当てた残りの領域に副情報を記録することを特徴とする。
【0034】請求項25の発明は、請求項24の情報記録装置において、前記副情報は、一つのゾーンに一括して記録されていることを特徴とする。
【0035】請求項26の発明は、請求項24の情報記録装置において、前記副情報は、複数のゾーンに分割して記録されていることを特徴とする。
【0036】請求項27の発明は、請求項22または23の情報記録装置において、フレームと、複数のフレームからなるブロックと、複数のブロックからなるロジカルゾーンとから論理フォーマットを形成し、前記ロジカルゾーンを前記各ゾーンに最大数だけ割り当てた残りの領域に副情報を記録することを特徴とする。
【0037】請求項28の発明は、請求項27の情報記録装置において、副情報は前記一つのブロックを構成し得るフレーム数が残っているゾーンに一括して記録することを特徴とする。
【0038】請求項29の発明は、請求項27の情報記録装置において、副情報は、前記残りの領域を複数ゾーン分だけ寄せ集めて一つのブロックを構成し得る場合に、当該複数のゾーンに分散して記録することを特徴とする。
【0039】請求項30の発明は、請求項20ないし29の何れかの情報記録装置において、前記副情報はセキュリティ情報と、このセキュリティ情報の変調方式を規定する変調方式識別情報であることを特徴とする。
【0040】請求項31の発明は、請求項30の情報記録装置において、複数個のセキュリティ情報と一つの変調方式識別情報とからセキュリティ情報ブロックを構成し、前記変調方式識別情報によって、複数の変調方式の内、一の変調方式を各セキュリティ情報に設定することを特徴とする。
【0041】請求項32の発明は、請求項30の情報記録装置において、一つのセキュリティ情報を複数部分に分割し、前記変調方式識別情報によって、複数の変調方式の内、一の変調方式を前記分割したセキュリティ情報の各部分に設定することを特徴とする。
【0042】請求項33の発明は、主情報の再生時には読み取られない領域にセキュリティ情報を記録する情報記録装置であって、前記セキュリティ情報と共にこのセキュリティ情報の変調方式を規定する変調方式識別情報を記録することを特徴とする。
【0043】請求項34の発明は、請求項33の情報記録装置において、複数個のセキュリティ情報と一つの変調方式識別情報とからセキュリティ情報ブロックを構成し、前記変調方式識別情報によって、複数の変調方式の内、一の変調方式を各セキュリティ情報に設定することを特徴とする。
【0044】請求項35の発明は、請求項33の情報記録装置において、一つのセキュリティ情報を複数部分に分割し、前記変調方式識別情報によって、複数の変調方式の内、一の変調方式を前記分割したセキュリティ情報の各部分に設定することを特徴とする。
【0045】請求項36の発明は、セキュリティ情報と共にこのセキュリティ情報の変調方式を規定する変調方式識別情報を記録することを特徴とする情報記録装置である。
【0046】請求項37の発明は、請求項36の情報記録装置において、複数個のセキュリティ情報と一つの変調方式識別情報とからセキュリティ情報ブロックを構成し、前記変調方式識別情報によって、複数の変調方式の内、一の変調方式を各セキュリティ情報に設定することを特徴とする。
【0047】請求項38の発明は、請求項36の情報記録装置において、一つのセキュリティ情報を複数部分に分割し、前記変調方式識別情報によって、複数の変調方式の内、一の変調方式を前記分割したセキュリティ情報の各部分に設定することを特徴とする。
【0048】請求項39の発明は、主情報の再生時には読み取られない領域にセキュリティ情報を記録すると共に前記セキュリティ情報と共にこのセキュリティ情報の変調方式を規定する変調方式識別情報を記録した記録媒体を再生する情報再生装置であって、再生時に前記変調方式識別情報に基づいて前記セキュリティ情報を再生できない場合、当該記録媒体の再生を中止することを特徴とする。
【0049】請求項40の発明は、請求項39の情報再生装置において、複数個のセキュリティ情報と一つの変調方式識別情報とからセキュリティ情報ブロックが構成されると共に、前記変調方式識別情報によって、複数の変調方式の内、一の変調方式が各セキュリティ情報に設定されており、これら複数のセキュリティ情報の内、所定数以上が再生されない場合、当該記録媒体の再生を中止することを特徴とする。
【0050】請求項41の発明は、請求項39の情報再生装置において、一つのセキュリティ情報が複数部分に分割されると共に前記変調方式識別情報によって、複数の変調方式の内、一の変調方式が前記分割したセキュリティ情報の各部分に設定されており、当該分割されたセキュリティ情報の全体が再生されない場合、当該記録媒体の再生を中止することを特徴とする。
【0051】請求項42の発明は、セキュリティ情報と共にこのセキュリティ情報の変調方式を規定する変調方式識別情報を記録した記録媒体を再生する情報再生装置であって、再生時に前記変調方式識別情報に基づいて前記セキュリティ情報を再生できない場合、当該記録媒体の再生を中止することを特徴とする。
【0052】請求項43の発明は、請求項42の情報再生装置において、複数個のセキュリティ情報と一つの変調方式識別情報とからセキュリティ情報ブロックが構成されると共に、前記変調方式識別情報によって、複数の変調方式の内、一の変調方式が各セキュリティ情報に設定されており、これら複数のセキュリティ情報の内、所定数以上が再生されない場合、当該記録媒体の再生を中止することを特徴とする。
【0053】請求項44の発明は、請求項42の情報再生装置において、一つのセキュリティ情報が複数部分に分割されると共に前記変調方式識別情報によって、複数の変調方式の内、一の変調方式が前記分割したセキュリティ情報の各部分に設定されており、当該分割されたセキュリティ情報の全体が再生されない場合、当該記録媒体の再生を中止することを特徴とする。
【0054】本発明の特徴は、以下に示す実施の形態の説明により更に明らかとなろう。なお、請求項における「ゾーン」、「フレーム」、「ブロック」、「ロジカルゾーン」および「セキュリティ情報ブロック」は、それぞれ実施の形態において、図1の「ゾーン」、図4の「フレーム」、図5の「ECCブロック」、「このECCブロックがm個集まったロジカルゾーン」および図6(a)の「コードと2つのセキュリティデータからなるブロック」が対応する。
【0055】ただし、以下の実施の形態は、あくまでも、本発明の一つの実施形態であって、本発明ないし各構成要件の用語の意義は、以下の実施の形態に記載されたものに制限されるものではない。
【0056】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につき図面を参照して説明する。
【0057】まず、図1に実施の形態に係る光磁気ディスクの構造を示す。
【0058】ディスクは径方向に12個のゾーンに分割されている。各ゾーンには角速度一定でデータが記録・再生される。ゾーン毎の角速度はそれぞれ異なっている。各ゾーンの物理フォーマットはゾーン毎の角速度に応じたものとなっている。
【0059】図2に、ディスクの物理フォーマットを模式的に示す。ディスクには外周から内周に向かってスパイラル状の溝(グルーブ)が形成されている。かかるグルーブは、全てのゾーンに亘って途切れることなく一連のものとして形成されている。データはこのグルーブ上(あるいは、グルーブと、グルーブ間のランドの両方)に光磁気的に記録される。
【0060】かかるグルーブ(あるいはグルーブとグルーブ間のランドの両方)上にはファインクロックマーク(FCM)が形成されている。かかるFCMは各ゾーンにおいて径方向に並ぶように配置されている。記録再生時において、上記FCMをビームが走査すると、サーボ信号上に一定周期のパルスが発生する。かかるパルスは、後述の如く、同期信号として利用される。
【0061】FCMは、上記の通りディスク径方向に一列に並ぶように形成されているが、その配列位置はゾーン毎に相違している。これは、ゾーン毎に角速度が相違することによるものである。各ゾーンにおけるFCMの配列位置は、それぞれのFCMから得られる上記サーボ信号上のパルスの周期が何れのゾーンにおいても同一となるように、各ゾーンの角速度を基にして設定される。これにより、再生時にゾーンを跨ってグルーブを再生しても、FCMによるパルス(同期信号)が一定周期で発生するようになり、ディスク全体に亘る連続的な記録再生が可能となる。
【0062】なお、各ゾーンのFCMの内、所定のFCMは、ディスク全体に亘って一つの径方向に一直線に並ぶように配列される。たとえば図2においては、時計の9時の方向にある径上に、ゾーンiとゾーンi+1のFCMが一列に配列される。当該9時の方向の径上には、ゾーンiとゾーンi+1のみならず、ゾーン1〜12の全てのFCMが一列に配列される。それぞれのゾーンは、当該9時の方向にあるFCMから開始され、所定トラック数分のグルーブをたどり、当該9時の方向にあるFCMで終了する。
【0063】このように各ゾーンの開始位置にあるFCMを径方向に一直線に配列したのは、ディスク成形時の便宜によるものである。すなわち、このようにFCMを一列に配すると、ゾーン切替時における角速度の変更タイミングを制御しやすくなる。
【0064】さらにグルーブには、FCMに続いてウォブルが形成されている。図3(a)にFCMとウォブルの構造を示す。ウォブルはグルーブの一方の壁面を径方向に蛇行させることによって形成される。かかるウォブルにはアドレス信号が保持されている。したがって、記録再生時にビームがウォブルを走査すると、当該ウォブル波形に応じた信号がサーボ信号より検出される。このウォブル信号を復調することによってアドレスデータが再生される。
【0065】次に、上記物理フォーマットのディスクにデータを記録する際のデータフォーマット(論理フォーマット)について説明する。
【0066】図4に、1フレームのデータ構造を示す。フレームはアドレスリザーブ領域と、データ信号領域と、誤り訂正信号(ECC)領域とから構成されている。1フレームの信号は、隣り合う2つのFCM間のグルーブに記録される。すなわち、図3(b)を参照して、フレーム中のアドレスリザーブ領域はグルーブ上のウォブルに続く領域に割り当てられ、それに続くグルーブにはデータ信号領域とECC信号領域が割り当てられる。このようにして、一つのフレーム信号は、ウォブルから次のFCMまでのグルーブに記録される。
【0067】ここで、アドレスリザーブ領域は、上記ウォブルによるアドレスとは別にデータ上の論理アドレスを格納する際に用いられる領域である。通常、かかるアドレスリザーブ領域にはアドレスは格納されておらず、空き領域である。すなわち、かかるアドレスリザーブ領域には、ゼロデータが格納され、これが記録される。
【0068】さらに、かかるフレームがn個集まって、一つのECCブロックが構成される。かかるECCブロックは、誤り訂正の単位となるブロックである。フレーム中の信号は、図4の誤り訂正信号(ECC)によって、フレーム毎に誤り訂正がなされる。しかしながら、かかる誤り訂正には能力的な限界があり、フレーム中に一定数以上の誤りビットが生じた場合には誤り訂正を行うことができない。そこで、図5に示すECCブロックを構成し、誤り訂正能力を高める。
【0069】具体的には、1ECCブロック中に誤り訂正用のデータのみを格納したフレームを含めておき、当該誤り訂正用のフレームによってECCブロック中の縦方向(図5の矢印B方向)の信号に誤り訂正を施す。これにより、所定のフレームのECC(図5の矢印A方向の誤り訂正)によって誤り訂正が不可能な場合にも、当該フレーム中の数ビットは図5の縦方向の誤り訂正によって訂正され得る。したがって、かかるA方向とB方向の誤り訂正を所定回数繰り返せば、ECCブロック中の誤りビットの大半を訂正できる。
【0070】さらに、当該ECCブロックがm個集まることによって、論理ゾーン(ロジカルゾーン)が構成される。かかるロジカルゾーンは、データの欠陥を管理するための単位である。すなわち、ロジカルゾーン中に存在するECCブロックは、データ記録用のECCブロックと、通常は記録に利用されない予備のECCブロックに分けられる。そして、データ記録用のECCブロックの内、所定のECCブロックに欠陥があり、データの記録再生が不可能であることが検出されると、当該ECCブロックに替えて、上記予備のECCブロックが利用される。
【0071】かかるロジカルゾーンは、ディスク上に物理フォーマットされた上記各ゾーンにそれぞれ所定の個数だけ存在する。各ゾーンにおけるロジカルゾーンの個数は、各ゾーンに記録され得る総フレーム数(各ゾーンに存在するFCMの個数)を単位ロジカルゾーンのフレーム数で割ることにより求まる。例えば、ゾーンiの総フレーム数をFziとすると、当該ゾーンにおけるロジカルゾーンの数Nlzは、Nlz=Fzi/(n×m) ・・・(1)
となる。
【0072】このように、各ゾーンにおけるロジカルゾーンの個数は上記(1)式にて決まるが、各ゾーンの総フレーム数Fziは一定ではなく、このため、ゾーンによっては当該ゾーンの総フレーム数Fziが単位ロジカルゾーンのフレーム数(n×m)の整数倍とはならない場合がある。
【0073】各ゾーンのフレーム数がロジカルゾーンのフレーム数の整数倍になるように、各ゾーンのフレーム数と単位ロジカルゾーンのフレーム数を設定すれば、各ゾーンの全てのフレームをデータの記録再生用に利用することができるが、上記図2で参照したとおり、各ゾーンの開始位置にあるFCMをディスクの径方向に一直線に配列するよう物理フォーマットを設定した場合、全てのゾーンのフレーム数をロジカルゾーンの整数倍に設定することは困難である。また、物理フォーマットの設定には、当該ロジカルゾーンとの関係のみならず、ディスク成型時、および記録再生時に生ずる様々な物理的要因を考慮する必要もある。このため、全てのゾーンを一律にロジカルゾーンのフレーム数の整数倍となるように設定することは実質的に不可能である。
【0074】したがって、ゾーン1〜12の中には、ロジカルゾーンに割り当てられない物理フォーマットの余りの領域(物理フォーマットを論理フォーマットの間の隙間)が生じるゾーンが存在する。
【0075】かかる隙間領域は、ロジカルゾーンとして割り当てられない領域であるから、通常、主データの記録には利用されない。しかしながら、物理フォーマットとしては存在するのであるから、何らかのデータを記録することは可能である。
【0076】本実施の形態では、かかる隙間領域にセキュリティデータを記録する。かかる隙間領域は、ロジカルゾーンが割り当てられていないから、通常の再生時には再生スキップされる。したがって、通常の再生モードで再生したデータをそのままコピーしたとしても、当該隙間領域のセキュリティデータがコピーされることはない。また、かかる隙間領域は、ロジカルゾーンが割り当てられない本来的に不要な領域であるから、ここに主データとは別のデータを記録したとしても、主データの記録密度に影響することはない。
【0077】さらに、本実施の形態では、かかる隙間領域にセキュリティデータを記録するに際し、セキュリティデータの変調方式を改良している。
【0078】図6にセキュリティデータのフォーマットを示す。まず、図6(a)を参照して、セキュリティデータブロックは、コードと2つのセキュリティデータからなる。ここで、2つのセキュリティデータは同じ内容のデータであるが、それぞれ変調方式が異なっている。各コードの変調方式はコードによって識別される。
【0079】図7はコードと各セキュリティデータの変調方式との関係を示す図である。コードは2ビットで構成され、この内、上位ビットは第1セキュリティデータの変調方式を示し、下位ビットは第2セキュリティデータの変調方式を示す。ビットが0の場合には対応するセキュリティデータはNRZIPlus(Non-Return-to-Zero-Plus)にて変調される。また、ビットが1の場合には対応するセキュリティデータはBiphaseにて変調される。なお、これら各変調方式は周知のものであるので、説明を省略する。
【0080】このように、図6(a)においては、2つの同一内容のセキュリティデータが、コードによって規定される変調方式によって変調される。ここで、各セキュリティデータが如何なる変調方式にて変調されるかは、記録装置において任意に設定される。例えば、ランダムにコードを発生させるようにしても良いし、当該隙間領域のアドレス値を4で割ってその余りを2ビットの2進数に変換し、これをコードとするようにしても良い。
【0081】このようにしてコードが決定されると、コードの各ビットの値に応じて2つのセキュリティデータを変調する。変調された2つのセキュリティデータは、コードと共に、図6(a)のフォーマットにて上記物理フォーマットと論理フォーマットの隙間領域に記録される。
【0082】図6(a)のセキュリティデータとコードは、図4のフレーム中のデータ領域に格納されて、上記隙間領域に記録される。ここで、セキュリティデータとコードはフレーム中のデータ領域の内、所定の領域のみに格納するようにしても良いし、データ領域の全てに繰り返して格納するようにしても良い。あるいは、一つのフレームのみでなく隙間領域中の複数のフレームに亘って格納するようにしても良いし、全ての隙間領域に格納するようにしても良い。
【0083】かかる格納方法の内、何れを採用するかは、セキュリティデータの容量とそれ以外に記録されるべき副情報の容量、ならびに当該隙間領域の容量等を比較しながら決定すれば良い。すなわち、隙間領域が大きければ、セキュリティデータとその他の副情報を所定回数繰り返して記録した方が、ドロップアウトによるデータの読み取りエラーを回避し易くなる。また、セキュリティデータ以外の副情報の容量が大きい場合には、セキュリティデータの格納フレームの数を極力抑える必要がある。
【0084】なお、上記では、2つのセキュリティデータを同じ内容のものとしたが、異なる内容のものとしても良い。また、図6(b)に示すように、一つのセキュリティデータを前半と後半に分け、それぞれに対して異なる変調を施すようにしても良い。この場合、2ビットのコードの内、上位ビットはセキュリティデータの前半部分の変調方式を規定し、下位ビットは後半部分の変調方式を規定する。したがって、一つのセキュリティデータに対して1つのコードを付することになる。
【0085】さらに、上記ではコードを2ビットとしたが、3つのセキュリティデータに対してランダムな変調を施す場合には、コードを3ビットとする。この場合、コードの最上位ビットは、3つのセキュリティデータの内、1番目のセキュリティデータの変調方式を規定し、第2ビットは2番目のセキュリティデータの変調方式を規定し、最下位ビットは3番目のセキュリティデータの変調方式を規定する。また、一つのセキュリティデータを前、中、後の3つにわけ、各部分の変調方式を3ビットのコードにて規定するようにしても良い。
【0086】同様に、コードを4ビット以上として、4つ以上のセキュリティデータあるいは1つのセキュリティデータの分割部分に対する変調方式を、当該コードにて規定するようにしても良い。
【0087】なお、各変調方式が、上記NRZIPlusとBiphaseに限られるものではないことは言うまでもない。
【0088】上記セキュリティデータおよびその他の副情報を図1のゾーン1からゾーン12までの内、何れのゾーンの隙間領域に記録するかは、それぞれの隙間領域の容量を比較して決定する。1ECCブロックを超える隙間領域を有するゾーンが存在する場合には、そのゾーンに1ECCブロック単位でセキュリティデータ等を記録する。これにより、誤り訂正能力が高められ、セキュリティデータを確実に再生できるようになる。また、ECCブロック単位でデータを処理する主データの再生系をそのまま利用してセキュリティデータ等を処理できるようになる。
【0089】隙間領域が1ECCブロックよりも小さい場合には、複数のゾーンの隙間領域を利用して1ECCブロックを構成するようにしても良い。例えば、ゾーン1〜3の各ゾーンの隙間領域のフレーム数は1ECCブロックのフレーム数に満たないが、これらのゾーンのフレーム数を合計すれば1ECCブロックのフレーム数に達する場合には、これらゾーン1〜3の隙間領域にセキュリティデータとその他の副情報を分割して記録する。その他、1ECCブロックにてセキュリティデータを管理しない場合には、1ECCブロックに満たない隙間領域のゾーンにセキュリティデータを記録するようにしてもよい。
【0090】次に、上記光磁気ディスクに対しデータを記録・再生する記録再生装置について、図8を参照して説明する。
【0091】図において、1は光磁気ディスク、2は記録位置にあるグルーブ上に磁界を印加する磁気ヘッド、3は磁気ヘッド2を駆動する磁気ヘッド駆動回路、4はレーザビームを光磁気ディスクのグルーブに照射すると共にその反射光を受光して再生信号を出力する光ヘッド、5は光ヘッド4の半導体レーザを駆動するレーザ駆動回路、6は駆動信号生成回路である。
【0092】ここで、光ヘッド4は半導体レーザ4aと光検出器4bを備え、半導体レーザ4aからは、記録時に各記録ビットに応じたクロックにてパルスビームが出力される。他方、磁気ヘッド駆動回路3からは、記録信号に応じて磁界変調された磁界が印加される。これにより、グルーブ上には記録信号に応じて磁化された信号が光磁気記録される。
【0093】7はコード信号をたとえばNRZI(Non Return to Zero Inverse)変調して記録信号(波形信号)を生成する変調回路、8はセキュリティデータをコード化するセキュリティデータエンコーダ、9は記録データをコード化するECCブロックにコード化するエンコーダである。
【0094】ここで、セキュリティデータエンコーダ8にはセキュリティデータが入力され、かかるセキュリティデータは、上記図6(a)または(b)にて説明した如くNRZIPlusまたはBiphaseにて変調されコード信号を付された後、変調回路7に出力される。また、ECCエンコーダ9には記録されるべきデータ信号が入力され、上記図5にて示したECCブロック単位での誤り訂正がなされるようにエンコード処理される。そして、このようにエンコード処理されたセキュリティデータと記録データは、変調回路7にてNRZI変調され、記録信号に変換される。
【0095】10は各部を制御する制御回路、11は光ヘッド4からのビームをフォーカス制御およびトラッキング制御するためのサーボ機構、12は光磁気ディスク1を回転駆動するスピンドルモータ、13はサーボ機構11とスピンドルモータ12を制御するためのサーボ回路である。
【0096】ここで、サーボ回路13は、再生信号増幅回路14からのフォーカスエラー信号およびトラッキングエラー信号に応じてサーボ機構を駆動する。また、制御回路10からの制御信号と再生信号増幅回路14からのFCM検出信号に応じて、ゾーン毎に予め設定された角速度となるようにスピンドルモータ12を回転制御する。
【0097】14は光検出器4bからの光再生信号(RF信号)、光磁気再生信号、フォーカスエラー信号およびトラッキングエラー信号を増幅する再生信号増幅回路である。ここで、これら各信号の生成方法および光検出器4bの構成については従来周知であるので説明を省略する。
【0098】かかる再生信号増幅回路14によって増幅された信号の内、光磁気再生信号はバンドパスフィルター15に出力され、光再生信号は外部同期信号生成回路19およびサーボ回路13に出力される。また、フォーカスエラー信号およびトラッキングエラー信号はサーボ回路13に出力される。
【0099】15は光磁気再生信号のノイズをカットするバンドパスフィルター、16は記録された磁化信号によって光磁気再生信号上に生じる波形干渉を除去するイコライザ、17は波形干渉が除去された信号を復号して2値化再生信号を出力するPRML(Partial Response Maximum Likelihood)、18は光磁気再生信号の内、セキュリティデータ信号を受けてこれをデコードするセキュリティデータデコーダである。
【0100】ここで、セキュリティデータデコーダ18は、図6(a)または(b)のフォーマットの光磁気再生信号中のコード信号によって当該セキュリティデータのエンコード方式を検出し、当該エンコード方式に応じてセキュリティデータをデコードする。そして、セキュリティデータデコーダ18によるデコードがエラーである場合、たとえば、セキュリティデータを適正に検出できなかった場合には、制御回路10にエラー信号を出力する。制御回路10はかかるエラー信号を受けて、イコライザ16およびサーボ回路13をオフする。これにより、当該光磁気ディスクの再生を中止する。なお、この際、装置のモニター部にエラー表示を行うようにしても良い。あるいは、スピーカからエラー報知を出力するようにしてもよい。
【0101】19はサーボ信号からFCM信号を検出し同期信号を生成する外部同期信号生成回路、20は当該同期信号を遅延せしめる遅延回路である。
【0102】ここで、外部同期信号生成回路19はPLL(Phase Locked Loop)と基準クロック発信回路を備え、FCM信号に基づいて同期信号を生成する。また、遅延回路20は、当該同期信号を記録・再生信号の同期タイミングに整合するように遅延させる。
【0103】次に、上記記録再生装置の動作について説明する。
【0104】まず、記録時の動作について説明する。記録指令がなされると、記録データがECCエンコーダ9において図4および図5のフォーマットに処理され、且つ、ECC演算に応じたデータにエンコード処理される。かかる記録データは、次に変調回路7によってNRZI変調され駆動信号生成回路6に入力される。駆動信号生成回路6は、外部同期信号生成回路19および遅延回路20からの同期信号を参照しながら、変調回路7からの記録信号(波形信号)がグルーブのウォブルの続く領域に光磁気記録されるように磁気ヘッド駆動回路3とレーザ駆動回路5を駆動する。しかして、記録データが上記論理フォーマットに従って所定のゾーンに順次記録される。
【0105】このようにしてデータの記録がなされ、やがて当該ゾーン中の論理ゾーンが記録のために全て使い尽くされると、記録位置は次のゾーンの開始位置にスキップされ、引き続き当該ゾーンにデータの記録がなされる。この際、サーボ回路13はサーボ機構11に次のゾーンへのスキップを指令すると共にスピンドルモータ12に対し次のゾーンの角速度への切替を指令する。かかるゾーンの切替は、一連の記録データの全てが記録されるまで繰り返される。
【0106】そして、記録データの全てが記録されると、次に、セキュリティデータの記録が開始される。かかるセキュリティデータはセキュリティデータエンコーダ8にて上記の通りエンコード処理された後、変調回路7にてNRZI変調され、駆動信号生成回路6に入力される。この際、制御回路10は、サーボ回路13に対して、セキュリティデータを記録すべきゾーンの上記隙間領域(ロジカルゾーンとして使用されていない領域)に記録位置をアクセスさせるための指令を発する。
【0107】このようにして記録位置が隙間領域にアクセスされた後、駆動信号生成回路6は、磁気ヘッド駆動回路3とレーザ駆動回路5を駆動し、セキュリティデータ信号を当該隙間領域のグルーブ上に記録せしめる。そして、かかるセキュリティデータ信号の記録が終了すると、記録再生装置における記録動作が終了する。
【0108】次に、再生時の動作について説明する。
【0109】所定記録情報に対する再生指令がなされると、制御回路10は、当該記録情報のセキュリティ情報が記録された上記隙間領域に光ヘッド4をアクセスする指令をサーボ回路13に発する。かかる指令に応じ光ヘッド4は当該隙間領域にアクセスされ当該領域のグルーブをレーザによって走査する。
【0110】かかる走査によって得られた光検出器4bからの信号は、再生信号増幅回路14からPRML17までの再生系によって処理され、セキュリティデータデコーダ18に入力される。セキュリティデータ18では、かかる再生信号から第6図(a)または(b)のコードを検出し、当該コードに応じてセキュリティデータをデコードする。
【0111】ここで、コードによって規定された変調方式とセキュリティデータの変調方式が整合している場合、セキュリティデータはデコードされ、正規のセキュリティデータが再生される。しかしながら、コードの規定する変調方式とセキュリティデータの変調方式が整合しない場合には、当該セキュリティデータデコーダにおいて、正規のセキュリティデータが再生されることはない。
【0112】セキュリティデータデコーダ18は、正規のセキュリティデータが再生されたか否かを制御回路10に出力する。ここで、正規のセキュリティデータが再生された場合には、制御回路10は当該記録情報を再生するべく、サーボ回路13に対し、当該記録情報のアクセスを指令する。かかる指令に応じ、光ヘッド4は、当該記録情報をディスクから読み出す。このようにして読み出された情報は、再生信号増幅回路14からPRML回路17までの再生系によって処理され、図示しないECCデコーダによってデコードされる。
【0113】一方、セキュリティデータデコーダ18において正規のセキュリティデータが再生されない場合には、制御回路10は、イコライザ16およびサーボ回路13の動作を停止せしめ、以後の再生を中止させる。同時に、図示しない表示部に対し、エラーメッセージの表示を指示する。
【0114】なお、セキュリティデータ18において正規のセキュリティデータを再生できたか否かの判断は以下のようにして行う。たとえば、図6(a)のように2つの同一内容のセキュリティデータが変調されている場合には、両方のセキュリティデータが再生できた場合に「セキュリティ再生OK」とする。また、図6(b)のように1つのセキュリティデータが2分割され、それぞれの分割部分に対し所定の変調が施されている場合には、当該一つのセキュリティデータの全体が再生された場合に「セキュリティ再生OK」とする。
【0115】ただし、図6(a)の場合に、何れか一方のセキュリティデータが再生された場合に「セキュリティ再生OK」としても良い。特に、図6(a)のように2つのセキュリティデータではなく3つ以上のセキュリティデータに対し1つのコードを割り当てる場合には、ドロップアウトによるセキュリティデータの再生エラーが生じる確立が高くなるので、3つ以上のセキュリティデータの内、所定数以上のセキュリティデータが再生できたときに「セキュリティ再生OK」と判断するようにしても良い。
【0116】以上、図8の再生装置においては、主情報の再生時にはセキュリティデータは再生出力されないので、再生動作における再生信号をそのままコピーしたとしても、セキュリティデータをコピーすることはできない。また、セキュリティデータは、コードによって規定された任意の変調方式によって変調されているので、読み取り信号からセキュリティデータを再生することは困難である。したがって、暗号キー等を重要な情報を含むセキュリティ情報をより安全に保護することができる。
【0117】以上、本実施の形態について説明したが、本発明はかかる実施の形態に制限されるものではなく、他に種々の変更が可能である。
【0118】たとえば、上記実施の形態では、ロジカルゾーンに使用されない各ゾーンの隙間領域にセキュリティ情報を記録するようにしたが、図3のアドレスリザーブ領域が通常の再生時には再生されない場合には、当該アドレスリザーブ領域にセキュリティ情報を記録するようにしても良い。この場合、アドレスリザーブ領域のデータ容量は小さいので、1ECCブロック単位でセキュリティ情報を管理する場合には、1ECCブロック分のアドレスリザーブ領域に分散してセキュリティ情報を記録するようすれば良い。かかる場合も、セキュリティ情報は、たとえば図6(a)(b)に示すように、コードによって規定された任意の変調方式によって変調する。
【0119】また、上記実施の形態では、光磁気ディスクを12のゾーンに分割して各ゾーンの角速度を変更するようにしたが、ゾーンの分割数および角速度の設定はこれに限定されるものではなく、たとえばゾーンを一つのみとし、これにロジカルゾーンを当てはめた際の隙間領域にセキュリティ情報を記録するようにしても良い。
【0120】また、隙間領域に記録すべき情報は、上記実施の形態の如く、セキュリティ情報等の秘密性の高い情報とするのが良いが、これに制限されるものではなく、その他、通常の制御等の用いられる副情報であっても良い。
【0121】また、物理フォーマットと論理フォーマットは上記実施の形態に示したものに限られず、たとえば、一つのECCブロックをロジカルゾーンとすることもできるし、ECCブロックにてECCを施さない場合には、単に所定数個のフレームにてロジカルゾーンを構成することもできる。
【0122】その他、セキュリティデータの変調方式はNRZIPlusとBiphaseの他に種々の変調方式を採用できるし、また、記録媒体も光磁気ディスクのみならず、有機色素材料を用いた追記型あるいは書き換え可能型のディスクや再生専用のディスクとすることもできる。
【0123】本発明の実施の形態は、本発明の技術的思想の範囲内において、適宜、種々の変更が可能である。
【0124】
【発明の効果】以上、本発明によれば、論理フォーマットに使用されない物理フォーマット上の領域に副情報を記録するものであるから、媒体の記録容量を抑制することなく効果的に副情報を記録することができる。
【0125】また、かかる領域は通常の再生時において再生スキップされる領域であるので、再生信号を他の媒体にそのままコピーしても副情報がコピーされることはなく、セキュリティ情報等の秘密性の高い副情報を安全に保護しながら媒体上に記録することができる。
【0126】さらに、副情報の変調方式をコードによって任意に設定するものであるから、一律の変調方式によって変調する場合に比べ、当該副情報のセキュリティ能力を高めることができる。
【0127】かかる隙間領域への記録と変調方式の設定とを組み合わせることによって、セキュリティ能力の極めて高いセキュリティ情報の記録を実現することができる。




 

 


     NEWS
会社検索順位 特許の出願数の順位が発表

URL変更
平成6年
平成7年
平成8年
平成9年
平成10年
平成11年
平成12年
平成13年


 
   お問い合わせ info@patentjp.com patentjp.com   Copyright 2007-2013