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発明の名称 光ディスク記録再生装置のレーザー出力設定方法
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開2003−30840(P2003−30840A)
公開日 平成15年1月31日(2003.1.31)
出願番号 特願2001−218290(P2001−218290)
出願日 平成13年7月18日(2001.7.18)
代理人 【識別番号】100111383
【弁理士】
【氏名又は名称】芝野 正雅
【テーマコード(参考)】
5D090
5D119
【Fターム(参考)】
5D090 AA01 BB03 BB04 CC01 DD03 EE01 FF21 FF37 HH01 JJ12 KK03 
5D119 AA23 AA24 BA01 BB02 BB03 DA01 HA19 HA45
発明者 山本 剛
要約 課題
光学式ピックアップより照射されるレーザー光によってディスクに信号を記録するように構成された光ディスク記録再生装置のレーザー出力設定方法を提供する。

解決手段
ディスクに設けられている試し書き領域へテスト信号を記録することによりレーザー出力を設定することが出来るように構成された光ディスク記録再生装置において、試し書き領域へレーザー出力を変化させてテスト信号を記録し、記録された信号の記録特性をクロック信号生成回路に組み込まれているPLLサーボ回路の利得を低下させた状態にて認識することによってレーザー出力を設定する。
特許請求の範囲
【請求項1】 ディスクに設けられている試し書き領域へテスト信号を記録することによりレーザー出力を設定することが出来るように構成されているとともにディスクより再生される同期信号に基づいて信号再生用のクロック信号を生成するクロック信号生成回路を備えた光ディスク記録再生装置において、試し書き領域へレーザー出力を変化させてテスト信号を記録し、記録された信号の記録特性を前記クロック信号生成回路に組み込まれているPLLサーボ回路の利得を低下させた状態にて認識することによってレーザー出力を設定するようにしたことを特徴とする光ディスク記録再生装置のレーザー出力設定方法。
【請求項2】 記録特性の認識を再生信号のエラー数に基づいて行うようにしたことを特徴とする請求項1に記載のレーザー出力設定方法。
【請求項3】 エラー数が所定値を越えているブロック数をカウントすることによって記録特性の認識を行うようにしたことを特徴とする請求項2に記載のレーザー出力設定方法。
【請求項4】 クロック信号生成回路のクロック信号生成までに要する時間の長短によって記録特性の認識を行うようにしたことを特徴とする請求項1に記載のレーザー出力設定方法。
【請求項5】 PLL回路のロック動作が行われるまでに要する時間によりクロック信号の生成までに要する時間の長短を認識するようにしたことを特徴とする請求項4に記載のレーザー出力設定方法。
【請求項6】 PLL回路を構成するチャージポンプ回路のVCO電圧の変化を検出することによってロック動作が行われるまでに要する時間の計測を行うようにしたことを特徴とする請求項5に記載のレーザー出力設定方法。
発明の詳細な説明
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、光学式ピックアップより照射されるレーザーによってディスクに信号を記録するとともにレーザーによってディスクに記録されている信号の再生動作を行うように構成された光ディスク記録再生装置に関する。
【0002】
【従来の技術】光学式ピックアップを用いてディスクに記録されている信号の読み出し動作を行うディスクプレーヤーが普及しているが、最近では、再生機能に加えて光学式ピックアップより照射されるレーザーによってディスクに信号を記録することが出来るように構成された光ディスク記録再生装置が商品化されている。
【0003】また、最近では、規定の記録線速度に対して、2倍、4倍、6倍、8倍及び12倍等の高速の線速度一定にてディスクを回転制御した状態で信号を記録することが出来るように構成された光ディスク記録再生装置が開発されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】追記型と呼ばれる光ディスク記録再生装置では、ホストであるコンピューター装置から出力される記録命令に従って信号の記録動作を行うように構成されているが、記録動作を行う前にディスクに設けられている試し書き領域へテスト信号を記録することによって光学式ピックアップより照射されるレーザーの出力を調整設定するように構成されている。
【0005】追記型の光ディスク記録再生装置において、レーザー出力の設定は、EFMデータ信号の再生出力波形のプラス側ピークレベルとマイナス側のピークレベルより算出されるβと呼ばれる値に基づいて行われるように構成されている。斯かるβの値は、実際に記録されている信号の記録品位、即ち記録特性を表すものではなく、最適なレーザー出力の設定とは言えなかった。
【0006】本発明は、斯かる問題を解決することが出来る光ディスク記録再生装置のレーザー出力設定方法を提供しようとするものである。
【0007】
【作用】本発明は、ディスクに設けられている試し書き領域へテスト信号を記録することによりレーザー出力を設定することが出来るように構成された光ディスク記録再生装置において、試し書き領域へレーザー出力を変化させてテスト信号を記録し、記録された信号の記録特性をクロック信号生成回路に組み込まれているPLLサーボ回路の利得を低下させた状態にて認識することによってレーザー出力を設定するように構成されている。
【0008】
【実施例】図1は本発明に係る光ディスク記録再生装置の一実施例を示すブロック回路図である。図において、1はスピンドルモーター(図示せず)によって回転駆動されるターンテーブル(図示せず)に載置されるディスクであり、該ターンテーブルの回転により回転駆動されるように構成されている。また。前記ディスク1には、位置情報データがウォブルと呼ばれる溝によって記録されており、この溝より得られるウォブル信号に基づいて信号の記録再生動作が行われるように構成されている。2はディスク1に光ビームを照射させるレーザーダイオード及び該レーザーダイオードより照射される光をモニターするモニター用ダイオードが組み込まれているとともにディスク1の信号面より反射される光ビームを受ける光検出器が組み込まれている光学式ピックアップであり、ピックアップ送り用モーター(図示せず)によってディスク1の径方向に移動せしめられるように構成されている。
【0009】3は前記光学式ピックアップ2に組み込まれている光検出器から得られるRF信号を増幅するとともに波形成形するRF信号増幅回路、4は前記RF信号増幅回路3を介して得られる信号に基づいて前記光学式ピックアップ2の光ビームをディスク1の信号面に合焦させるフォーカシング制御動作及び該光ビームを前記信号面の信号トラックに追従させるトラッキング制御動作を行うピックアップ制御回路である。
【0010】5は前記RF信号増幅回路3より出力される信号のデジタル信号処理を行うとともに各種信号の復調動作を行うデジタル信号処理回路、6は前記デジタル信号処理回路5にて信号処理されたデジタル信号が入力される信号再生用回路であり、ディスク1に記録されている情報がオーディオ信号である場合には、アナログ信号に変換した後増幅器等に出力し、コンピューターソフトのようなデータ信号の場合にはデジタル信号のままホストとして設けられているコンピューター装置7に出力する作用を成すものである。
【0011】8は前記デジタル信号処理回路5により復調された信号が入力されるとともに前記コンピューター装置7から出力される命令信号に応じて種々な制御動作を行うシステム制御回路、9はディスク1より再生される同期信号に基づいて信号再生用のクロック信号を生成するクロック信号生成回路であり、周知のように位相比較回路、チャージポンプ回路及び電圧制御発振回路等より成るPLLサーボ回路が組み込まれている。10は前記システム制御回路8によって動作が制御されるとともに前記クロック信号生成回路9に組み込まれているPLLサーボ回路の利得を制御するサーボ利得制御回路である。
【0012】11はテスト信号や情報信号等の記録信号が入力されるとともにその信号に対応させてレーザー駆動回路(図示せず)によるレーザーの照射動作を制御することによってデータ信号等を前記ディスク1に記録させる信号記録用回路である。
【0013】斯かる構成において、デジタル信号処理回路5には、ディスク1より再生される信号のエラーを訂正するエラー訂正回路が組み込まれており、システム制御回路8は、前記エラー訂正回路によって訂正されるエラー数をカウントする回路やエラー数が所定値を越えているブロック数をカウントする回路が組み込まれている。また、ディスク1より再生される同期信号に基づいて再生用クロック信号を生成するまでに要する時間を計測する計測回路がシステム制御回路8に組み込まれている。
【0014】以上の如く、本発明に係る光ディスク記録再生装置は構成されているが、次に斯様に構成された回路における再生動作について説明する。コンピューター装置7よりドライブ装置を構成するシステム制御回路8に対して再生動作を行うための命令信号が出力されると、該システム制御回路8による再生動作のための制御動作が開始される。斯かる再生動作が行われる場合には、光学式ピックアップ2に組み込まれているレーザーダイオードには、信号の読み出し動作を行うためのレーザー出力が得られる駆動電流がレーザー駆動回路より供給されるように設定されている。
【0015】斯かる再生動作のための制御動作が開始されると、スピンドルモーター制御回路によるスピンドルモーターの回転制御動作が行われるが、斯かるスピンドルモーターの回転制御動作は、ウォブル信号をデコードして得られる同期信号と基準信号生成回路(図示せず)より出力される基準信号とを比較することによりディスク1を線速度一定にて回転駆動するように行われる。斯かる制御動作は、後述する信号の記録動作時にも同様に行われる。
【0016】スピンドルモーターの回転制御動作は、以上の如く行われるが、信号の読み出し動作を行う光学式ピックアップ2では、フォーカシング制御動作及びトラッキング制御動作が開始されて該光学式ピックアップ2によるディスク1からの信号の読み出し動作が開始されるが、再生動作に先だってディスク1のリードイン領域に記録されているTOCデータの読み出し動作が行われる。
【0017】ディスク1に設けられている最初のセッションの信号記録領域に記録されているデータ信号の読み出し再生動作は、リードイン領域に記録されているTOCデータに基づいて行われることになる。前記光学式ピックアップ2によって読み出された信号は、RF信号増幅回路3を通して増幅及び波形成形された後デジタル信号処理回路5に入力されて信号の復調動作が行われる。前記デジタル信号処理回路5により信号処理が行われて情報データが抽出されると、該情報データは誤り訂正等の信号処理が行われた後、信号再生用回路6に印加される。
【0018】そして、前記信号再生用回路6は、ディスク1から読み出された情報データがオーディオ信号である場合には、アナログ信号に変換した後増幅器等に出力し、コンピューターソフトのようなデータ信号の場合にはデジタル信号のままコンピューター装置7に出力することになる。
【0019】以上に説明したように本実施例における再生動作は行われるが、次にディスク1への信号の記録動作について説明する。
【0020】ディスク1に信号を記録する動作は、まずディスク1に設けられている試し書き領域にテスト信号を記録及び再生することにより記録動作に最適なレーザー出力が得られる駆動電流がレーザーダイオードに供給されるように設定される。斯かるレーザー出力の設定動作が行われると、ディスク1に設けられているバッファ領域に記録されている情報データ、即ち信号記録領域に記録されている信号の位置情報等を読み出す動作が行われる。
【0021】このようにして読み出された情報データに基づいてディスク1に設けられている信号記録領域にデータ信号の記録動作が可能であるか、また、記録動作を行う位置は何処か等の認識動作が行われ、その認識動作に基づいて光学式ピックアップ2を所望の位置に移動させてデータ信号の記録動作が行われる。
【0022】以上に説明したように本実施例における信号の記録動作は行われるが、次に本発明の要旨であるレーザー出力の設定方法について説明する。斯かるレーザー出力の設定動作は、ディスク1の内周側に設けられている試し書き領域にレーザー出力を例えば段階的に変化させてテスト信号を記録した後、その記録されたテスト信号の再生動作を行いその再生される信号の記録品位、即ち記録特性を認識することによって行われる。記録特性の認識動作が行われ、その中で最も良好な特性が得られたレーザー出力が使用されるディスク1の特性に最も適したレーザー出力として設定されることになる。
【0023】次に記録特性の認識方法について説明する。ディスク1に記録されている信号の再生動作を行うと、デジタル信号処理回路5に組み込まれているエラー訂正回路によるエラー訂正動作が行われ、そのエラー訂正動作によって訂正されるエラー数がシステム制御回路8に組み込まれている回路によってカウントされる。このようにして訂正されるエラーの数は、ディスク1に記録されている信号の記録特性が悪い程多くなるので、そのエラー数によって記録特性の良否を判断することが出来る。従って、このエラー数が最も少ない再生信号をディスク1に記録したレーザー出力が最適なレーザー出力として設定されることになる。
【0024】本発明は、記録特性を検出するために行われる再生動作を再生用のクロック信号を生成するクロック信号生成回路9に組み込まれているPLLサーボ回路の利得をサーボ利得制御回路10によって低下指せた状態にて行うように構成されている。PLLサーボ回路の利得を低下させるとPLL回路のロック動作を行うために要する時間が長くなるため、再生信号に含まれるエラー数が増加することになる。従って、再生信号に含まれているエラー数のカウント動作を行いやすくなり、再生信号の良否判定を容易に行うことが出来る。
【0025】前述した記録特性の認識動作は、エラー数の数をカウントするようにした場合であるが、ディスク1に記録されている信号がブロック単位にて構成されている場合には、エラー数が所定値を越えているブロックの数をカウントすることによって記録特性の認識動作を行うようにすることも出来る。
【0026】前述した記録特性の認識動作は、エラー訂正されるエラーの数をカウントすることによって行うようにしたが、ディスク1に記録されているEFM信号から得られる同期信号に基づいて信号の再生動作に使用される再生用クロック信号が生成されるまでに要する時間によって記録特性の認識動作を行うようにすることも出来る。即ち、ディスク1に記録されている信号の記録特性が悪いほど再生用クロック信号を生成するまでに要する時間が長くなる関係がある。従って、ディスク1に記録されているテスト信号の再生動作を開始した後再生用クロック信号が生成されるまでに要する時間を計測し、その計測時間が最も短い再生信号をディスク1に記録したレーザー出力が最適なレーザー出力として設定されることになる。
【0027】再生用クロック信号が生成されるまでに要する時間の計測動作は、PLL回路のロック動作が行われるまでに要する時間を測定することによって行うことが出来る。即ち、PLL回路をホールド状態にしておき、その状態よりロック動作を開始させ、その開始時点からロック動作状態になるまでに要する時間を計測することによって再生用クロック信号が生成されるまでに要する時間を容易に計測することが出来る。また、PLL回路を構成するチャージポンプ回路の出力であるVCO電圧のレベル変化を検出することによってロック動作が行われるまで要する時間を計測するようにすれば、再生用クロック信号が生成されるまでに要する時間の計測動作を簡単に行うことが出来る。
【0028】
【発明の効果】本発明は、ディスクに設けられている試し書き領域へテスト信号を記録することによりレーザー出力を設定することが出来るように構成された光ディスク記録再生装置において、試し書き領域へレーザー出力を変化させてテスト信号を記録し、記録された信号の記録特性をクロック信号生成回路に組み込まれているPLLサーボ回路の利得を低下させた状態にて認識することによってレーザー出力を設定するようにしたので、レーザー出力の設定動作を容易に行うことが出来る。
【0029】また、本発明は、記録特性の認識を再生信号のエラー数に基づいて行うようにしたので、良好な記録特性を得ることが出来るレーザー出力に設定することが出来る。
【0030】そして、本発明は、再生信号より得られる同期信号に基づいて信号再生用のクロック信号の生成を行い、該クロック信号の生成までに要する時間の長短によって記録特性の認識を行うようにしたので、記録特性の認識動作を容易に行うことが出来る。
【0031】また、本発明は、クロック信号の生成回路に組み込まれているPLL回路のロック動作が行われるまでに要する時間によりクロック信号の生成までに要する時間の長短を認識するようにしたので、記録特性の認識動作を容易に行うことが出来る。




 

 


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