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データ放送受信装置 - 三洋電機株式会社
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発明の名称 データ放送受信装置
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開2003−18553(P2003−18553A)
公開日 平成15年1月17日(2003.1.17)
出願番号 特願2001−198075(P2001−198075)
出願日 平成13年6月29日(2001.6.29)
代理人 【識別番号】100085501
【弁理士】
【氏名又は名称】佐野 静夫
【テーマコード(参考)】
5C063
【Fターム(参考)】
5C063 AB05 AB07 CA23 CA36 DA02 DA03 DA07 DA13 EB01 EB04 EB35 EB37 
発明者 金田 隆二
要約 課題
本発明は、テキストデータ内の組版情報を除いたテキストのみを表示することが可能なデータ放送受信装置を提供することを目的とする。

解決手段
多重分離部4で得られたデータ放送のテキストデータ及びバイナリデータがRAM5で一旦格納される。そして、データ解析部6でテキストデータが読み出されると、組版情報が除かれたテキストデータがデータ生成部8に与えられた後、映像デコーダ7で復号化された映像データと映像合成部9で合成される。この映像合成部9で合成された映像データが表示部11に出力されることによって、データ放送のテキストを最下部にテロップ表示するとともに、現在放送中の通常の放送番組を再生表示することができる。
特許請求の範囲
【請求項1】 データ放送を受信するチューナと、該チューナで受信された前記データ放送の放送信号を信号処理するデータ放送処理部と、該データ放送処理部で前記データ放送の放送信号が処理されて得られたデータに基づいて、画像を再生表示する表示部とを有し、前記データ放送処理部において、前記データ放送の放送信号に含まれるデータの内、テキストとなる部分のデータのみを抽出し、前記データ放送処理部で抽出したデータに基づいて、前記表示部の画面の一部に、前記データ放送のテキストを表示させることを特徴とするデータ放送受信装置。
【請求項2】 前記チューナが、前記データ放送とともに通常の放送を選局するとともに、通常の放送を信号処理する放送番組処理部と、前記データ放送処理部で前記データ放送が処理されて得られたデータと、前記放送番組処理部で前記通常の放送が処理されて得られたデータとを合成して、前記表示部に出力する合成処理部と、を有し、前記データ放送処理部において、前記データ放送の放送信号に含まれるデータの内、テキストとなる部分のデータのみを抽出し、前記データ放送処理部で抽出したデータと前記放送処理部で処理されて得られたデータとが前記合成処理部で合成され、前記合成処理部で合成されて出力されたデータに基づいて、前記表示部の画面上において、一部に前記データ放送のテキストが表示された通常の放送番組の映像を表示させることを特徴とする請求項1に記載のデータ放送受信装置。
【請求項3】 前記テキストが表示された前記データ放送全体の画像が表示されるように指示されるとき、前記データ放送処理部において、前記データ放送の放送信号に含まれる組版情報に基づいて前記データ放送の放送信号が処理されることによって、前記データ放送における静止画像及びテキストの配置が行われて、前記表示部に前記データ放送全体の画像が表示されることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のデータ放送受信装置。
【請求項4】 データ放送を受信するチューナと、該チューナで受信された複数の前記データ放送の放送信号を信号処理するデータ放送処理部と、該データ放送処理部で複数の前記データ放送の放送信号が処理されて得られた複数のデータに基づいて、画像を再生表示する表示部とを有し、前記データ放送処理部において、前記複数のデータ放送について、その放送信号に含まれるデータの内、テキストとなる部分のデータのみを抽出し、前記データ放送処理部で抽出したデータに基づいて、前記表示部の画面の一部又は全体に、前記複数のデータ放送のテキストを同時に表示させることを特徴とするデータ放送受信装置。
【請求項5】 前記チューナが時系列毎に、受信するチャンネルを切り換えることによって、複数のデータ放送の放送信号が受信されることを特徴とする請求項4に記載のデータ放送受信装置。
【請求項6】 前記テキストが表示された複数の前記データ放送の内、1つのデータ放送が選択されて、該データ放送全体の画像が表示されるように指示されるとき、前記データ放送処理部において、選択された前記データ放送の放送信号に含まれる組版情報に基づいて、選択された前記データ放送の放送信号が処理されることによって、選択された前記データ放送における静止画像及びテキストの配置が行われて、前記表示部に選択された前記データ放送全体の画像が表示されることを特徴とする請求項4又は請求項5に記載のデータ放送受信装置。
発明の詳細な説明
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、放送信号を受信する放送受信装置に関するもので、特に、テキストデータ及びバイナリデータより成るデータ放送を受信するデータ放送受信装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、BSデジタル放送など、デジタル放送が、一部で普及されるようになり、このデジタル放送において、テキストデータ及び静止画像などのバイナリデータ及びこれらのデータの画面配置などを指定するための組版情報から成るデータ放送が利用されている。このデータ放送において、その内容を所望の形式で表示するための組版情報がテキストデータの中に組み込まれている。
【0003】このようなデータ放送を受信可能な放送受信装置では、まず、データ放送を受信すると、その番組のテキストデータ及びバイナリデータをRAM(Random Access Memory)に一旦格納する。そして、テキストデータに組み込まれた組版情報を読み取って、テキストデータ内のテキストやバイナリデータによる静止画像を、読み取った組版情報に従って、画面内に配置して映像としてディスプレイなどに再生表示する。
【0004】即ち、例えば、受信したデータ放送の番組が天気予報である場合、図5のように、RAMに格納されたテキストデータ100に、映像として再生表示するための各データの配置などを示す組版情報100aと各地の天気などを示すテキストである文字情報100bとが組み込まれている。又、このテキストデータ100と同様に、受信したデータ放送より得られた静止画像を示すバイナリデータ101が、RAMに格納される。そして、テキストデータ100内の組版情報100aによって、文字情報100b及びバイナリデータ101の表示位置などが指定され、テキストと静止画像が合成された映像102として再生表示される。
【0005】このように、データ放送のみが再生表示される場合、図5の映像102のようになるが、同時に受信された通常の放送番組の映像データが存在し、且つ、データ放送の組版情報で通常の放送番組の映像データとの同時再生が指定されているときは、放送番組の映像データを組版情報に従って縮小して、データ放送番組による映像とともに合成して再生する。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】データ放送は、上述したように、テキストデータに含まれる組版情報に従って、テキストデータ内のテキストやバイナリデータによる静止画像が合成されて、再生表示される。このように、組版情報は、データ放送を番組制作側が意図した形で視聴者に提供するためには重要な情報である。しかしながら、このテキストデータ内のテキストが主体となるデータ放送においては、その表示形態を番組制作側の意図したものでなくても、テキストのみが表示されることによって、視聴者はその内容を把握することが可能である。
【0007】よって、常に組版情報に基づいてデータ放送を表示する必要がなく、視聴者によっては、その内容のみをテキスト表示して視聴するだけで良い場合もある。しかしながら、現在は、常に、組版情報に基づいてデータ放送が再生表示されるまで待たなければ、データ放送の内容を視聴者は視聴することができない。又、その内容の概略のみで良いにもかかわらず、視聴者の意志に関係なく、現在受信中の通常の放送番組の映像データが縮小されてデータ放送が表示されてしまう。
【0008】このような問題を鑑みて、本発明は、テキストデータ内の組版情報を除いたテキストのみを表示することが可能なデータ放送受信装置を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するために、請求項1に記載のデータ放送受信装置は、データ放送を受信するチューナと、該チューナで受信された前記データ放送の放送信号を信号処理するデータ放送処理部と、該データ放送処理部で前記データ放送の放送信号が処理されて得られたデータに基づいて、画像を再生表示する表示部とを有し、前記データ放送処理部において、前記データ放送の放送信号に含まれるデータの内、テキストとなる部分のデータのみを抽出し、前記データ放送処理部で抽出したデータに基づいて、前記表示部の画面の一部に、前記データ放送のテキストを表示させることを特徴とする。
【0010】このようなデータ放送受信装置は、チューナで選局したデジタル放送であるデータ放送の放送信号より、テキストデータ及びバイナリデータを得ると、データ放送処理部内のメモリにテキストデータ及びバイナリデータを格納する。そして、テキストデータだけを読み出すとともに、このテキストデータに含まれた、データ放送を再生表示するための静止画像やテキストの表示設定を行う組版情報を除き、テキストとなるデータ(文字情報)を抽出する。そして、この抽出したデータに基づいて、データ放送の概略を表すテキストを、表示部に再生表示する。このとき、再生表示するテキストが表示部の画面の一部に繰り返し表示される、テロップ表示が成されるようにしても構わない。
【0011】このようなデータ放送受信装置において、請求項2に記載するように、前記チューナが、前記データ放送とともに通常の放送を選局するとともに、通常の放送を信号処理する放送番組処理部と、前記データ放送処理部で前記データ放送が処理されて得られたデータと、前記放送番組処理部で前記通常の放送が処理されて得られたデータとを合成して、前記表示部に出力する合成処理部と、を有し、前記データ放送処理部において、前記データ放送の放送信号に含まれるデータの内、テキストとなる部分のデータのみを抽出し、前記データ放送処理部で抽出したデータと前記放送処理部で処理されて得られたデータとが前記合成処理部で合成され、前記合成処理部で合成されて出力されたデータに基づいて、前記表示部の画面上において、一部に前記データ放送のテキストが表示された通常の放送番組の映像を表示させるようにしても構わない。
【0012】このようにすることで、現在放映中の通常のデジタル放送の番組上に、データ放送の概略となるテキストを、表示部の画面の一部に表示させることができ、現在視聴中の番組の映像を縮小することなく、視聴者にデータ放送の概略を認識させることができる。
【0013】又、請求項3に記載するように、前記テキストが表示された前記データ放送全体の画像が表示されるように指示されるとき、前記データ放送処理部において、前記データ放送の放送信号に含まれる組版情報に基づいて前記データ放送の放送信号が処理されることによって、前記データ放送における静止画像及びテキストの配置が行われて、前記表示部に前記データ放送全体の画像が表示されるようにしても構わない。
【0014】請求項4に記載のデータ放送受信装置は、データ放送を受信するチューナと、該チューナで受信された複数の前記データ放送の放送信号を信号処理するデータ放送処理部と、該データ放送処理部で複数の前記データ放送の放送信号が処理されて得られた複数のデータに基づいて、画像を再生表示する表示部とを有し、前記データ放送処理部において、前記複数のデータ放送について、その放送信号に含まれるデータの内、テキストとなる部分のデータのみを抽出し、前記データ放送処理部で抽出したデータに基づいて、前記表示部の画面の一部又は全体に、前記複数のデータ放送のテキストを同時に表示させることを特徴とする。
【0015】このようなデータ放送受信装置は、チューナで選局したデジタル放送であるデータ放送の放送信号より、複数のチャンネル毎に、テキストデータ及びバイナリデータを得ると、データ放送処理部内のメモリにテキストデータ及びバイナリデータを格納する。そして、各チャンネルのデータ放送毎に、テキストデータだけを読み出すとともに、このテキストデータに含まれた、データ放送を再生表示するための静止画像やテキストの表示設定を行う組版情報を除き、テキストとなるデータ(文字情報)を抽出する。そして、この抽出したデータに基づいて、各データ放送の概略を表すテキストを、表示部に再生表示する。このとき、再生表示する各データ放送を表すテキストが表示部の画面において、指定された各部に繰り返し表示される、テロップ表示が成されるようにしても構わない。
【0016】このようなデータ放送受信装置において、請求項5に記載するように、前記チューナが時系列毎に、受信するチャンネルを切り換えることによって、複数のデータ放送の放送信号が受信されるようにしても構わない。
【0017】又、請求項6に記載するように、前記テキストが表示された複数の前記データ放送の内、1つのデータ放送が選択されて、該データ放送全体の画像が表示されるように指示されるとき、前記データ放送処理部において、選択された前記データ放送の放送信号に含まれる組版情報に基づいて、選択された前記データ放送の放送信号が処理されることによって、選択された前記データ放送における静止画像及びテキストの配置が行われて、前記表示部に選択された前記データ放送全体の画像が表示されるようにしても構わない。
【0018】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態について、以下に説明する。
【0019】<第1の実施の形態>本発明の第1の実施の形態について、図面を参照して説明する。図1は、本実施の形態における放送受信装置の内部構成を示すブロック図である。
【0020】図1の放送受信装置は、データ放送を含むデジタル放送の放送信号を受信するアンテナ1と、視聴者の所望する番組を有する周波数チャンネルの放送信号を選局するチューナ2と、チューナ2で選局された放送信号をデジタル信号に変換するA/D変換部3と、A/D変換部3でデジタル信号に変換された放送信号より所望のデータが分離される多重分離部4と、多重分離部4で分離された所望のデータのうちデジタル放送のテキストデータ及びバイナリデータを一時的に格納するRAM(Random Access Memory)5と、RAM5に格納されたテキストデータの解析を行うデータ解析部6と、多重分離部4で分離された所望のデータのうち通常のデジタル放送の映像データの復号化を行う映像デコーダ7と、データ解析部6で得られたテキストデータに基づいてデータ放送用の画像データを生成するデータ生成部8と、映像デコーダ7で復号化された通常放送用の映像データとデータ生成部8で合成されたデータ放送用の画像データを合成する映像合成部9と、テキストデータに対するフォントデータを格納しているフォントROM(ReadOnly Memory)10と、映像合成部9で合成された映像データに基づいて画像を再生表示する表示部11と、各部を制御するCPU(Central Processing Unit)12と、RAM5からデータ生成部8へのバイナリデータの送出の可否を決定するスイッチSWとを有する。
【0021】このような構成の放送受信装置の動作について、図2を参照して説明する。尚、図2は、各主データに分離されてから表示されるまでのデータの状態を示すため、多重分離部4以降のブロックを示し、アンテナ1、チューナ2、A/D変換部3及びCPU12については省略する。
【0022】まず、データ放送のテキストデータのみが選択されて、通常の放送番組が表示部11に再生されているときに、データ放送のテキストのみが表示される場合の動作について、説明する。今、アンテナ1で受信された放送信号から、視聴者が所望する番組のチャンネルを含んだ周波数チャンネルの放送信号をチューナ2で選局した後、A/D変換部3でデジタル信号に変換して多重分離部4に送出される。又、スイッチSWはOFFとされる。尚、チューナ2の選局動作及びスイッチSWのON/OFFの切換が、CPU12によって、制御される。
【0023】このとき、データ放送が受信されていない場合は、図2(a)のように、多重分離部4で分離して得られたデータから、視聴者が所望する番組のチャンネルの映像データが選択されて、映像デコーダ7に送出される。この映像デコーダ7では、例えば、MPEG2(Moving Picture Experts Group 2)方式などで復号化されて、映像合成部9に与えられる。このように復号化された映像データが映像合成部9に与えられると、通常の放送のみしか受信されていないので、映像合成部9からは映像デコーダ7で復号化された映像データが表示部11に出力され、表示部11において通常の放送番組の映像が再生表示される。尚、多重分離部4も、ユーザー所望のチャンネルの映像データが選択されるように、CPU12によって制御される。
【0024】又、通常の放送とともにデータ放送がチューナ2で受信される場合は、図2(b)のように、データ放送のバイナリデータ及びテキストデータがそれぞれ多重分離部4で選択されて、RAM5に送出される。RAM5では、与えられたテキストデータ及びバイナリデータを一時的に格納する。この格納されるテキストデータ及びバイナリデータは、ファイル化されたデジタルデータである。そして、データ解析部6によってRAM5内に格納されたテキストデータが読み出されると、テキストデータが解析される。
【0025】このとき、データ解析部6では、テキストデータより組版情報が除かれ、表示部11の画面上に表示するためのテキストを表す文字情報のみが抽出されてデータ生成部8に送出される。そして、データ生成部8では、CPU12によって制御され、予め設定されるとともにデータ生成部8内に格納されたテキストの表示位置及び表示サイズ及びフォントなどを示すテキスト表示情報を読み出す。
【0026】このテキスト表示情報によって設定されたフォントに応じたフォントデータが、データ生成部8によってフォントROM10より読み出される。データ解析部6より与えられた文字情報が、テキスト表示情報による表示位置と表示サイズ及びフォントデータによるフォントの種類と文字サイズが指定されたテキストとしてデータ化されることで、データ放送用の画像データが得られる。
【0027】そして、この文字情報がデータ化されて得られた画像データが、映像合成部9に与えられると、映像デコーダ7より映像合成部9に与えられる映像データと合成される。このとき、通常の放送番組の映像データは、映像合成部9において縮小されることなく、この映像データにデータ放送のテキストを表す画像データが重畳される形で映像合成部9から表示部11に出力される。
【0028】このデータ放送のテキストを表す画像データが合成された映像データが表示部11に与えられると、データ放送のテキストが、通常の放送番組の映像上において、テキスト表示情報によって設定された表示位置に表示される。このとき、例えば、再生表示されるテキストは、その表示位置が表示部11の最下部で帯状に表示されるようにテキスト表示情報で設定されることによって、一定の時間に何度も同じ内容のものが繰り返されてテロップ状に表示される。
【0029】よって、データ放送の伴わない通常の放送番組が受信されている場合、視聴者は、表示部11に再生表示されている通常の放送番組の映像のみを視聴することになる。そして、通常の放送番組がデータ放送の伴う放送番組に切り替わった場合、視聴者は、表示部11に再生表示されている通常の放送番組の映像とともに、表示部11の最下部にテロップ表示されているデータ放送によるテキストを視聴することになる。故に、視聴者は、このテキストの表示によりデータ放送が開始されたことを認識し、テキストの内容からデータ放送の概略を確認することができる。
【0030】このようにして、データ放送のテキストのみが表示部11に、通常の放送番組の映像とともに表示されている際、視聴者がデータ放送の詳細の視聴を望み、詳細な表示を行うように求めると、CPU12によって、図2(c)のように、スイッチSWがONとされるとともに、データ解析部6が組版情報の解析を行うように制御される。よって、このようにCPU12が制御動作を行うように、視聴者によって指示されると、まず、テキストデータがRAM5より読み出されて、テキストデータ内の組版情報が解析される。
【0031】そして、この組版情報が解析されることによって必要とされるバイナリデータがスイッチSWを介してRAM5から読み出されるように、データ生成部8が制御されるとともに、テキストデータ内の文字情報がデータ生成部8に送出される。データ生成部8では、RAM5より読み出されたバイナリデータ及びデータ解析部6より与えられるテキストの文字情報が、組版情報で示されるそれぞれの表示位置及び表示サイズに従って、合成されるとともにデータ化されてデータ放送用の画像データが得られる。
【0032】尚、このとき、バイナリデータは、データ生成部8において、まず、復号化が成された後に文字情報と合成される。又、文字情報は、組版情報で得られたフォントデータに応じたフォントがフォントROM10より読み出され、このフォントROM10より読み出されたフォントの種類及び文字サイズが指定される。このようにして、復号化されたバイナリデータと文字情報が合成されるとき、バイナリデータによる静止画像及び文字情報によるテキストそれぞれの表示位置及び表示サイズが、組版情報によって指定される。
【0033】この組版情報を備えたテキストデータには、データ放送を表示する際に、表示する画像のバイナリデータのファイル名や、このバイナリデータによる画像の表示位置及び表示サイズや、表示するテキストの文字情報や、この文字情報の表示位置及び表示サイズを、それぞれ指定するためのタグで表示される図3のようなBML(Broadcast Markup Language)ファイルなどが用いられる。
【0034】図3の例において、<object id="objScriptBase" type="image/X-arib-png" data="xxx.png" style="top:0px;left:0px;width:388px;height:255px"> というタグによって、xxx.pngというファイル名のバイナリデータによる画像を、表示部11の上端0ピクセル且つ左端0ピクセルの位置から、幅388ピクセルで高さ255ピクセルの大きさで表示することが指定される。
【0035】又、図3の例において、<p id="pScript2" style="top:36px;left:12px;width:385px;height:223px;line-height:30px;visibility:hidden;font-family;'丸ゴシック';font-size:24px;color-index:0;background-color-index:8;grayscale-color-index:217 218;"> というタグによって、<![CDATA[…]]>のタグ内文字情報によるテキストを、表示部11の上端36ピクセル且つ左端12ピクセルの位置から、幅385ピクセルで高さ223ピクセルの大きさで、1行30ピクセル毎に表示することが指定される。更に、24ピクセルサイズの丸ゴシックフォントを用いることも指定される。
【0036】このようにデータ生成部8で生成されたデータ放送用の画像データが映像合成部9に与えられる。このとき、組版情報において通常の放送番組とデータ放送とが同時に表示されるよう指定される場合、映像デコーダ7で復号化された映像データとデータ生成部8で生成された画像データを合成するように、映像合成部9には、データ生成部8を介して、組版情報により指定される通常の放送番組の映像の表示位置及び表示サイズが与えられる。
【0037】よって、映像デコーダ7より与えられる映像データが、通常の放送番組の映像が組版情報によって指定された表示位置に表示されるように縮小された後、データ生成部8で生成されたデータ放送用の画像データと合成される。このように、合成された映像データと画像データが表示部11に出力されると、表示部11では、データ放送の画像内に縮小された通常の放送番組の映像が表示される。尚、図3の例のように、組版情報においてデータ放送のみが表示されるよう指定される場合、データ生成部8で生成されたデータ放送用の画像データのみが表示部11に出力され、データ放送の画像が表示される。
【0038】<第2の実施の形態>本発明の第2の実施の形態について、図面を参照して説明する。図4は、本実施の形態における放送受信装置の内部構成を示すブロック図である。尚、本実施の形態において、説明を簡単にするために、通常の放送番組用の映像データを処理するブロックについては省略するが、実際は、後述する多重分離部において、第1の実施の形態と同様、映像データが分離されると映像デコーダで復号化された後、映像合成部を介して表示部に出力されることで、通常の放送番組の映像が表示される。
【0039】図4の放送受信装置は、アンテナ1と、チューナ2と、A/D変換部3と、多重分離部4と、多重分離部4で分離して得られた複数のデータ放送のテキストデータ及びバイナリデータをそれぞれ一時的に格納するRAM5a〜5cと、RAM5a〜5cそれぞれに格納されたテキストデータの解析を行うデータ解析部6a〜6cと、データ解析部6a〜6cで得られたテキストデータに基づいてデータ放送用の画像データを生成するデータ生成部8aと、データ生成部8aで生成された画像データを表示部11で映像表示するためのデータとして出力する映像合成部9と、フォントROM10と、表示部11と、CPU12と、RAM5a〜5cからデータ生成部8aへのバイナリデータの送出の可否を決定するスイッチSWaとを有する。
【0040】このような構成の放送受信装置の動作について、以下に説明する。CPU12によって制御されるチューナ2において、周波数が所定時間毎に切り換えられて、各周波数チャンネルの放送信号が所定時間毎に選局される。チューナ2で選局された放送信号がA/D変換部3でデジタル信号に変換された後、多重分離部4で所望のデータが分離される。
【0041】この多重分離部4で分離されたデータからデータ放送のテキストデータ及びバイナリデータがチューナ2で切り換えられた周波数チャンネル毎に、RAM5a〜5cに与えられる。尚、本実施形態では、周波数チャンネルを3チャンネルとするが、周波数チャンネル数は3チャンネルとは限らない。そして、各周波数チャンネル毎にRAM5a〜5c内に格納されたテキストデータがそれぞれ、データ解析部6a〜6cによって読み出される。
【0042】このとき、データ解析部6a〜6cでは、テキストデータより組版情報が除かれ、表示部11の画面上に表示するためのテキストを表す文字情報のみが抽出されてデータ生成部8aに送出される。そして、データ生成部8aでは、CPU12によって制御され、データ解析部6a〜6cそれぞれから送出される各チャンネルのデータ放送毎に、その文字情報に対して予め設定されるとともにデータ生成部8a内に格納されたテキストの表示位置及び表示サイズ及びフォントなどを示すテキスト表示情報を読み出す。
【0043】そして、各チャンネルのデータ放送毎に設定されたフォントデータが、データ生成部8aによってフォントROM10より読み出される。データ解析部6a〜6cより与えられた文字情報がそれぞれ、テキスト表示情報による表示位置と表示サイズ及びフォントデータによるフォントの種類と文字サイズが指定されたテキストとしてデータ化されることで、データ放送用の画像データが得られる。このとき、スイッチSWaは、RAM5a〜5cとデータ生成部8aとの接続を切断し、RAM5a〜5cよりバイナリデータがデータ生成部8aに与えられないようにされる。
【0044】このデータ放送用の画像データは、各データ放送毎にテキストが帯状に表示されるようにテキスト表示情報で設定される。よって、データ放送用の画像データが映像合成部9を介して表示部11に与えられると、各データ放送毎に、表示部11の最上部と中央部と最下部で帯状に表示され、それぞれが、一定の時間に何度も同じ内容のものが繰り返されてテロップ状に表示される。
【0045】即ち、今、周波数チャンネルcha〜chcのデータ放送が一定時間毎にチューナ2で選局されると、チャンネルcha〜chcのデータ放送の放送信号がA/D変換部3でデジタル信号に変換された後、多重分離部4で所望のデータが分離される。そして、チャンネルchaのテキストデータ及びバイナリデータがRAM5aに、チャンネルchbのテキストデータ及びバイナリデータがRAM5bに、チャンネルchcのテキストデータ及びバイナリデータがRAM5cに、それぞれ、多重分離部4から順番に送出された後、格納される。
【0046】そして、RAM5aに格納されたチャンネルchaのデータ放送のテキストデータがデータ解析部6aによって読み出されると、その文字情報が抽出されてデータ生成部8aに与えられる。又、RAM5bに格納されたチャンネルchbのデータ放送のテキストデータがデータ解析部6bによって読み出されると、その文字情報が抽出されてデータ生成部8aに与えられる。更に、RAM5cに格納されたチャンネルchcのデータ放送のテキストデータがデータ解析部6cによって読み出されると、その文字情報が抽出されてデータ生成部8aに与えられる。
【0047】データ生成部8aは、テキスト表示情報より、フォントデータを読み出して、チャンネルcha〜chcのデータ放送のテキストta〜tcにおけるフォントの種類と文字サイズが認識される。そして、チャンネルchaのテキストtaが表示部11の最上部に、チャンネルchbのテキストtbが表示部11の中央部に、チャンネルchcのテキストtcが表示部11の最下部に、それぞれ表示されるように、チャンネルcha〜chcのデータ放送における各文字情報がデータ化されることで、データ放送用の画像データが得られる。
【0048】このデータ放送用の画像データが映像合成部9を介して表示部11に与えられることによって、チャンネルchaのテキストtaが表示部11の最上部に、チャンネルchbのテキストtbが表示部11の中央部に、チャンネルchcのテキストtcが表示部11の最下部に、それぞれ、テロップ状に表示される。よって、視聴者は、このテキストta〜tcの表示により内容を確認して、チャンネルcha〜chcのデータ放送の概略を確認することができる。
【0049】このようにして、複数チャンネルのデータ放送のテキストがテロップ状に表示部11に表示されている際、視聴者が視聴したいデータ放送を指定すると、CPU12によって、視聴が所望されるチャンネルのデータ放送のバイナリデータが格納されているRAM5a〜5cのいずれか一つ(RAM5xとする)とデータ生成部8aとが接続されるようにスイッチSWaが制御される。このとき、視聴が所望されるチャンネルのデータ放送のテキストデータが解析されるデータ解析部6a〜6cのいずれか一つ(データ解析部6xとする)が組版情報の解析を行うように、CPU12によって制御される。更に、このとき、組版情報の解析を行うように制御されたデータ解析部6x以外のものについては、解析動作が停止するようにCPU12によって制御される。
【0050】そして、この組版情報がデータ解析部6xで解析されることによって必要とされるバイナリデータがスイッチSWaを介してRAM5から読み出されるように、データ生成部8aが制御されるとともに、テキストデータ内の文字情報がデータ解析部6xからデータ生成部8aに送出される。データ生成部8aでは、RAM5xより読み出されたバイナリデータ及びデータ解析部6xより与えられるテキストの文字情報が、組版情報で示されるそれぞれの表示位置及び表示サイズに従って、合成されるとともにデータ化されてデータ放送用の画像データが得られる。
【0051】尚、このとき、バイナリデータは、データ生成部8aにおいて、まず、復号化が成された後に文字情報と合成される。又、文字情報は、組版情報で得られたフォントデータに応じたフォントがフォントROM10より読み出され、このフォントROM10より読み出されたフォントの種類及び文字サイズが指定される。このようにして、復号化されたバイナリデータと文字情報が合成されるとき、バイナリデータによる静止画像及び文字情報によるテキストそれぞれの表示位置及び表示サイズが、組版情報によって指定される。このようにして得られたデータ放送の画像データが映像合成部9を介して表示部11に与えられて、再生表示される。
【0052】よって、表示部11にチャンネルcha〜chcのデータ放送のテキストta〜tcが表示されているとき、視聴者によって、チャンネルchaのデータ放送の視聴が指示されたとき、スイッチSWaによって、RAM5aに格納されているバイナリデータが読み出されるように、RAM5aとデータ生成部8aとが接続される。そして、データ解析部6aが組版情報もともに解析するようにCPU12によって制御されるとともに、データ解析部6b,6cの解析動作が停止される。
【0053】よって、データ解析部6aにおいて、RAM5a内に格納されたテキストデータに含まれる組版情報が解析されると、この組版情報に従って、データ生成部8aがチャンネルchaのデータ放送のバイナリデータをRAM5aから読み出す。そして、データ解析部6aより与えられる文字情報によるテキストtaとRAM5aから読み出したバイナリデータによる静止画像とが、組版情報によって得られる表示位置及び表示サイズで表示部11に表示されるように、データ化される。
【0054】このとき、データ解析部6aで解析された組版情報に従って、データ生成部6aはフォントデータをフォントROM10より読み出すと、更に、テキストtaをこのフォントデータによるフォントの種類と文字サイズが指定されたテキストとしてデータ化する。このようにして、表示部11にチャンネルchaのデータ放送が表示される。
【0055】尚、説明を簡単にするため、本実施形態においては、データ放送の画像を再生表示する際、通常の放送番組の映像が表示されないものとしたが、チューナ2で周波数を切り換えて放送信号を受信する際に得られた視聴者が所望するチャンネルにおける放送番組の映像データを映像デコーダで復号化した後、視聴者が選択したデータ放送の画像と映像合成部9で合成して表示部11に表示するようにしても構わない。
【0056】このとき、チューナ2が所定時間毎にチャンネル周波数を切り換えるため、視聴者が所望するチャンネルの放送番組の映像データが選局されて得られたときに、表示部11に表示される放送番組の映像を切り換えるようにする。即ち、視聴者が所望する放送番組の映像データが、所定時間毎にコマ送りされるようにして、再生表示される。
【0057】データ放送を選局するためのチューナ及びA/D変換部及び多重分離部とは別に、通常のデジタル放送を選局するためのチューナ及びA/D変換部及び多重分離部を設けることで、視聴者が所望する放送番組を常に選局することが可能となる。よって、このとき、第1の実施形態と同様、データ放送とともに通常の放送番組を映像合成部9で合成することで、表示部11にデータ放送の画像内に通常の放送番組を再生表示することができる。
【0058】
【発明の効果】本発明によると、データ放送の一部であるテキストのみの表示を行うことができるので、視聴者は、データ放送の内容全てが再生表示されなくても、その内容の概略を認識することができる。よって、視聴者は、データ放送の内容全てを詳細に表示するか否かを、表示されたテキストによって決定することができる。又、複数のデータ放送それぞれのテキストを一度に再生表示することができるため、現在放送中のデータ放送それぞれについて、視聴者は、その内容の概略を認識することができる。よって、視聴者は、いずれのデータ放送の内容全てを詳細に表示するか否かを、表示された複数のテキストによって選択して決定することができる。




 

 


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