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発明の名称 情報提示システム、情報提示方法、情報供給装置及び情報提示装置
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開2003−16210(P2003−16210A)
公開日 平成15年1月17日(2003.1.17)
出願番号 特願2001−196431(P2001−196431)
出願日 平成13年6月28日(2001.6.28)
代理人 【識別番号】100079049
【弁理士】
【氏名又は名称】中島 淳 (外3名)
発明者 岡部 裕一
要約 課題
家庭用電気製品の不具合が発生した際に当該不具合に応じた情報を提示することができる情報提示システム、情報提示方法、情報供給装置及び情報提示装置を得る。

解決手段
サーバ20において、冷蔵庫の不具合状況に応じた確認事項を示す確認情報、当該不具合状況に応じた対処法を示す対処法情報及び当該不具合状況の発生理由を示す理由情報を複数の不具合についてハードディスク26に記憶しておき、冷蔵庫44から不具合の状況を示す状況情報を受信した際に、当該状況情報が示す不具合状況に対応する確認情報、対処法情報及び理由情報をハードディスク26から読み出して冷蔵庫44に送信する。また、冷蔵庫44において、不具合が発生したときに当該不具合の状況を示す状況情報をサーバ20に送信し、当該送信に応じてサーバ20から送信された情報を受信し、受信した情報によって示される確認事項、対処法及び発生理由を再生する。
特許請求の範囲
【請求項1】 家庭用電気製品の不具合状況に応じた確認事項を示す確認情報、前記不具合状況に応じた対処法を示す対処法情報、及び前記不具合状況の発生理由を示す理由情報の少なくとも1つの情報を複数の不具合について記憶した記憶手段と、前記情報の要求元から不具合の状況を示す状況情報を受信する状況情報受信手段と、前記状況情報受信手段によって受信された状況情報が示す不具合状況に対応する前記確認情報、前記対処法情報、及び前記理由情報の少なくとも1つの情報を前記記憶手段から読み出す読出手段と、前記読出手段によって読み出された情報を前記要求元に送信する情報送信手段と、を備えた情報供給装置と、家庭用電気製品の不具合が発生したときに当該不具合の状況を示す状況情報を前記情報供給装置に送信する状況情報送信手段と、前記状況情報送信手段による前記状況情報の送信に応じて前記情報供給装置から送信された情報を受信する情報受信手段と、前記情報受信手段によって受信された情報によって示される確認事項、対処法、及び発生理由の少なくとも1つを再生する再生手段と、を備えた情報要求装置と、を含む情報提示システム。
【請求項2】 前記家庭用電気製品を冷蔵庫とした請求項1記載の情報提示システム。
【請求項3】 前記記憶手段は、前記確認情報、前記対処法情報、及び前記理由情報の少なくとも1つの情報を前記家庭用電気製品の機種毎に記憶し、前記読出手段は、前記状況情報受信手段によって受信された状況情報が示す不具合状況に対応する情報で、かつ不具合が発生した家庭用電気製品の機種に対応する前記確認情報、前記対処法情報、及び前記理由情報の少なくとも1つの情報を前記記憶手段から読み出す請求項1又は請求項2記載の情報提示システム。
【請求項4】 前記要求元への情報の送信に対して課金するための処理を行う課金処理手段を更に設けた請求項1乃至請求項3の何れか1項記載の情報提示システム。
【請求項5】 前記家庭用電気製品を接続するためのホーム・ネットワークを更に備えた請求項1乃至請求項4の何れか1項記載の情報提示システム。
【請求項6】 情報供給装置により、家庭用電気製品の不具合状況に応じた確認事項を示す確認情報、前記不具合状況に応じた対処法を示す対処法情報、及び前記不具合状況の発生理由を示す理由情報の少なくとも1つの情報を複数の不具合について記憶手段により記憶しておき、前記情報の要求元から不具合の状況を示す状況情報を受信し、受信した状況情報が示す不具合状況に対応する前記確認情報、前記対処法情報、及び前記理由情報の少なくとも1つの情報を前記記憶手段から読み出し、読み出した情報を前記要求元に送信すると共に、情報要求装置により、家庭用電気製品の不具合が発生したときに当該不具合の状況を示す状況情報を前記情報供給装置に送信し、当該送信に応じて前記情報供給装置から送信された情報を受信し、受信した情報によって示される確認事項、対処法、及び発生理由の少なくとも1つを再生する情報提示方法。
【請求項7】 前記家庭用電気製品を冷蔵庫とした請求項6記載の情報提示方法。
【請求項8】 前記情報供給装置において、前記記憶手段に、前記確認情報、前記対処法情報、及び前記理由情報の少なくとも1つの情報を前記家庭用電気製品の機種毎に記憶しておき、前記受信した状況情報が示す不具合状況に対応する情報で、かつ不具合が発生した家庭用電気製品の機種に対応する前記確認情報、前記対処法情報、及び前記理由情報の少なくとも1つの情報を前記記憶手段から読み出す請求項6又は請求項7記載の情報提示方法。
【請求項9】 前記要求元への情報の送信に対して課金するための処理を行う請求項6乃至請求項8の何れか1項記載の情報提示方法。
【請求項10】 前記家庭用電気製品をホーム・ネットワークによって接続した請求項6乃至請求項9の何れか1項記載の情報提示方法。
【請求項11】 家庭用電気製品の不具合状況に応じた確認事項を示す確認情報、前記不具合状況に応じた対処法を示す対処法情報、及び前記不具合状況の発生理由を示す理由情報の少なくとも1つの情報を複数の不具合について記憶した記憶手段と、前記情報の要求元から不具合の状況を示す状況情報を受信する状況情報受信手段と、前記状況情報受信手段によって受信された状況情報が示す不具合状況に対応する前記確認情報、前記対処法情報、及び前記理由情報の少なくとも1つの情報を前記記憶手段から読み出す読出手段と、前記読出手段によって読み出された情報を前記要求元に送信する情報送信手段と、を備えた情報供給装置。
【請求項12】 前記家庭用電気製品を冷蔵庫とした請求項11記載の情報供給装置。
【請求項13】 前記記憶手段は、前記確認情報、前記対処法情報、及び前記理由情報の少なくとも1つの情報を前記家庭用電気製品の機種毎に記憶し、前記読出手段は、前記状況情報受信手段によって受信された状況情報が示す不具合状況に対応する情報で、かつ不具合が発生した家庭用電気製品の機種に対応する前記確認情報、前記対処法情報、及び前記理由情報の少なくとも1つの情報を前記記憶手段から読み出す請求項11又は請求項12記載の情報供給装置。
【請求項14】 前記要求元への情報の送信に対して課金するための処理を行う課金処理手段を更に備えた請求項11乃至請求項13の何れか1項記載の情報供給装置。
【請求項15】 家庭用電気製品の不具合状況に応じた確認事項を示す確認情報、前記不具合状況に応じた対処法を示す対処法情報、及び前記不具合状況の発生理由を示す理由情報の少なくとも1つの情報を複数の不具合について記憶した記憶手段と、家庭用電気製品の不具合が発生したときに当該不具合の状況に対応する前記確認情報、前記対処法情報、及び前記理由情報の少なくとも1つの情報を前記記憶手段から読み出す読出手段と、前記読出手段によって読み出された情報によって示される確認事項、対処法、及び発生理由の少なくとも1つを再生する再生手段と、を備えた情報提示装置。
【請求項16】 前記家庭用電気製品を冷蔵庫とした請求項15記載の情報提示装置。
発明の詳細な説明
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、情報提示システム、情報提示方法、情報供給装置及び情報提示装置に係り、より詳しくは、家庭用電気製品の不具合が発生した際に当該不具合に応じた情報を提示する情報提示システム、情報提示方法、情報供給装置及び情報提示装置に関する。
【0002】
【従来の技術および発明が解決しようとする課題】冷蔵庫、空気調和器(所謂、エアコン)、電子レンジ、オーディオ機器等の家庭用電気製品(以下、「家電製品」という。)に何らかの不具合が発生した場合に、ユーザは、当該家電製品を購入した販売店や最寄りのサービス・センター等に修理を依頼することが多い。
【0003】しかしながら、家電製品の不具合には、ユーザ自らによって解決することができる程度のものも多数あり、その程度の不具合であれば、通常は当該家電製品の取扱説明書等に対処法等が記載されているものである。
【0004】ところが、電気分野に疎い中・高齢者等は、不具合の対処法等が取扱説明書等に記載されていることを知っていても、これを参照することを敬遠する場合が多く、また、不具合の対処法等が取扱説明書等に記載されていることを知らない場合も多く、これらの場合には軽度の不具合であっても修理を依頼してしまうのである。
【0005】このように、ユーザ自身によって解決可能な程度の軽度な不具合に対して修理を依頼することは、サービスマンの派遣にかかる費用をユーザが負担する必要があるばかりでなく、家電製品のメーカにおいても多くのサービスマンを雇用する必要があり、ユーザ及びメーカの双方にとって好ましいことではない。
【0006】本発明は上記事実に鑑みて成されたものであり、家庭用電気製品の不具合が発生した際に当該不具合に応じた情報を提示することができる情報提示システム、情報提示方法、情報供給装置及び情報提示装置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するために、請求項1記載の情報提示システムは、家庭用電気製品の不具合状況に応じた確認事項を示す確認情報、前記不具合状況に応じた対処法を示す対処法情報、及び前記不具合状況の発生理由を示す理由情報の少なくとも1つの情報を複数の不具合について記憶した記憶手段と、前記情報の要求元から不具合の状況を示す状況情報を受信する状況情報受信手段と、前記状況情報受信手段によって受信された状況情報が示す不具合状況に対応する前記確認情報、前記対処法情報、及び前記理由情報の少なくとも1つの情報を前記記憶手段から読み出す読出手段と、前記読出手段によって読み出された情報を前記要求元に送信する情報送信手段と、を備えた情報供給装置と、家庭用電気製品の不具合が発生したときに当該不具合の状況を示す状況情報を前記情報供給装置に送信する状況情報送信手段と、前記状況情報送信手段による前記状況情報の送信に応じて前記情報供給装置から送信された情報を受信する情報受信手段と、前記情報受信手段によって受信された情報によって示される確認事項、対処法、及び発生理由の少なくとも1つを再生する再生手段と、を備えた情報要求装置と、を含むものである。
【0008】請求項1記載の情報提示システムによれば、情報供給装置により、家庭用電気製品の不具合状況に応じた確認事項を示す確認情報、当該不具合状況に応じた対処法を示す対処法情報、及び当該不具合状況の発生理由を示す理由情報の少なくとも1つの情報が複数の不具合について記憶手段によって記憶され、状況情報受信手段によって情報の要求元から不具合の状況を示す状況情報が受信され、受信された状況情報が示す不具合状況に対応する確認情報、対処法情報、及び理由情報の少なくとも1つの情報が記憶手段から読出手段によって読み出され、更に、読み出された情報が上記要求元に情報送信手段によって送信される。
【0009】なお、上記記憶手段としては、RAM(Random Access Memory)、ROM(Read Only Memory)、EEPROM(Electrically Erasable and Programmable Read Only Memory)、フラッシュEEPROM(Flash EEPROM)等の記憶素子、フロッピィディスク、CD−R(Compact Disc-Recordable)、CD−RW(Compact Disc-ReWritable)、光磁気ディスク、磁気テープ等の可搬記録媒体やハードディスク等の固定記録媒体、或いはネットワークに接続されたサーバ・コンピュータ等に設けられた外部記憶装置等を用いることができる。
【0010】一方、請求項1記載の発明では、情報要求装置により、家庭用電気製品の不具合が発生したときに当該不具合の状況を示す状況情報が状況情報送信手段によって情報供給装置に送信され、この状況情報の送信に応じて情報供給装置から送信された情報が情報受信手段によって受信され、受信された情報によって示される確認事項、対処法、及び発生理由の少なくとも1つが再生手段によって再生される。
【0011】なお、上記再生手段による再生には、表示による再生、及び音声による再生が含まれる。従って、表示による再生を行う場合の上記再生手段には、CRTディスプレイ、液晶ディスプレイ、EL(Electro Luminescence)ディスプレイ、プラズマディスプレイ等のあらゆるディスプレイが含まれ、音声による再生を行う場合の上記再生手段には、各種スピーカが含まれる。
【0012】このように請求項1に記載の情報提示システムによれば、情報供給装置により、家庭用電気製品の不具合状況に応じた確認事項を示す確認情報、当該不具合状況に応じた対処法を示す対処法情報、及び当該不具合状況の発生理由を示す理由情報の少なくとも1つの情報を複数の不具合について記憶手段により記憶しておき、上記情報の要求元から不具合の状況を示す状況情報を受信し、受信した状況情報が示す不具合状況に対応する確認情報、対処法情報、及び理由情報の少なくとも1つの情報を記憶手段から読み出し、読み出した情報を要求元に送信すると共に、情報要求装置により、家庭用電気製品の不具合が発生したときに当該不具合の状況を示す状況情報を情報供給装置に送信し、当該送信に応じて情報供給装置から送信された情報を受信し、受信した情報によって示される確認事項、対処法、及び発生理由の少なくとも1つを再生しているので、家庭用電気製品の不具合が発生した際に当該不具合に応じた情報を提示することができる。
【0013】また、請求項2記載の発明は、請求項1記載の発明において、前記家庭用電気製品を冷蔵庫としたものである。従って、請求項2記載の発明によれば、冷蔵庫の不具合が発生した際に当該不具合に応じた情報を提示することができる。
【0014】また、請求項3記載の発明は、請求項1又は請求項2記載の発明において、前記記憶手段は、前記確認情報、前記対処法情報、及び前記理由情報の少なくとも1つの情報を前記家庭用電気製品の機種毎に記憶し、前記読出手段は、前記状況情報受信手段によって受信された状況情報が示す不具合状況に対応する情報で、かつ不具合が発生した家庭用電気製品の機種に対応する前記確認情報、前記対処法情報、及び前記理由情報の少なくとも1つの情報を前記記憶手段から読み出すものである。
【0015】請求項3記載の発明によれば、本発明の情報供給装置に備えられた記憶手段によって、確認情報、対処法情報、及び理由情報の少なくとも1つの情報が家庭用電気製品の機種毎に記憶され、読出手段によって、本発明の状況情報受信手段によって受信された状況情報が示す不具合状況に対応する情報で、かつ不具合が発生した家庭用電気製品の機種に対応する確認情報、対処法情報、及び理由情報の少なくとも1つの情報が記憶手段から読み出される。
【0016】この結果、本発明の情報要求装置には、情報送信手段により、不具合が発生した家庭用電気製品の機種に対応する確認情報、対処法情報、及び理由情報の少なくとも1つの情報が送信されることになる。
【0017】このように、請求項3記載の情報提示システムによれば、請求項1又は請求項2記載の発明と同様の効果を奏することができると共に、情報供給装置において、記憶手段に、確認情報、対処法情報、及び理由情報の少なくとも1つの情報を家庭用電気製品の機種毎に記憶しておき、受信した状況情報が示す不具合状況に対応する情報で、かつ不具合が発生した家庭用電気製品の機種に対応する確認情報、対処法情報、及び理由情報の少なくとも1つの情報を記憶手段から読み出し、情報要求装置に送信しているので、情報要求装置に供給する情報を的確なものとすることができる。
【0018】また、請求項4記載の情報提示システムは、請求項1乃至請求項3の何れか1項記載の発明に対して、前記要求元への情報の送信に対して課金するための処理を行う課金処理手段を更に設けたものである。
【0019】請求項4記載の発明によれば、課金処理手段によって要求元への情報の送信に対して課金するための処理が行われる。
【0020】このように、請求項4記載の情報提示システムによれば、請求項1乃至請求項3の何れか1項記載の発明と同様の効果を奏することができると共に、要求元への情報の送信に対して課金するための処理を行っているので、情報供給装置から情報要求装置への情報の送信に対する対価を得ることができる。
【0021】更に、請求項5記載の情報提示システムは、請求項1乃至請求項4の何れか1項記載の発明に対し、前記家庭用電気製品を接続するためのホーム・ネットワークを更に備えたものである。
【0022】請求項5に記載の情報提示システムによれば、本発明に係る家庭用電気製品がホーム・ネットワークによって接続される。なお、上記ホーム・ネットワークには、エコーネット(ECHONET)、HomePNA(Home Phoneline Networking Alliance)等が含まれる。
【0023】このように、請求項5に記載の情報提示システムによれば、請求項1乃至請求項4の何れか1項記載の発明と同様の効果を奏することができると共に、家庭用電気製品をホーム・ネットワークによって接続しているので、ホーム・ネットワークが予め構築されている家庭内におけるシステム構築を低コストでかつ簡易に行うことができる。
【0024】一方、上記目的を達成するために、請求項6記載の情報提示方法は、情報供給装置により、家庭用電気製品の不具合状況に応じた確認事項を示す確認情報、前記不具合状況に応じた対処法を示す対処法情報、及び前記不具合状況の発生理由を示す理由情報の少なくとも1つの情報を複数の不具合について記憶手段により記憶しておき、前記情報の要求元から不具合の状況を示す状況情報を受信し、受信した状況情報が示す不具合状況に対応する前記確認情報、前記対処法情報、及び前記理由情報の少なくとも1つの情報を前記記憶手段から読み出し、読み出した情報を前記要求元に送信すると共に、情報要求装置により、家庭用電気製品の不具合が発生したときに当該不具合の状況を示す状況情報を前記情報供給装置に送信し、当該送信に応じて前記情報供給装置から送信された情報を受信し、受信した情報によって示される確認事項、対処法、及び発生理由の少なくとも1つを再生するものである。
【0025】なお、上記記憶手段としては、RAM、ROM、EEPROM、フラッシュEEPROM等の記憶素子、フロッピィディスク、CD−R、CD−RW、光磁気ディスク、磁気テープ等の可搬記録媒体やハードディスク等の固定記録媒体、或いはネットワークに接続されたサーバ・コンピュータ等に設けられた外部記憶装置等を用いることができる。また、上記再生には、表示による再生、及び音声による再生が含まれる。
【0026】このように、請求項6に記載の情報提示方法によれば、請求項1記載の発明と同様に作用するので、請求項1記載の発明と同様に、家庭用電気製品の不具合が発生した際に当該不具合に応じた情報を提示することができる。
【0027】また、請求項7記載の発明は、請求項6記載の発明において、前記家庭用電気製品を冷蔵庫としたものである。従って、請求項7記載の発明によれば、冷蔵庫の不具合が発生した際に当該不具合に応じた情報を提示することができる。
【0028】また、請求項8記載の発明は、請求項6又は請求項7記載の発明において、前記情報供給装置において、前記記憶手段に、前記確認情報、前記対処法情報、及び前記理由情報の少なくとも1つの情報を前記家庭用電気製品の機種毎に記憶しておき、前記受信した状況情報が示す不具合状況に対応する情報で、かつ不具合が発生した家庭用電気製品の機種に対応する前記確認情報、前記対処法情報、及び前記理由情報の少なくとも1つの情報を前記記憶手段から読み出すものである。
【0029】従って、請求項8記載の情報提示方法によれば、請求項6又は請求項7記載の発明と同様の効果を奏することができると共に、請求項3記載の発明と同様に作用するので、請求項3記載の発明と同様に、情報要求装置に供給する情報を的確なものとすることができる。
【0030】また、請求項9記載の発明は、請求項6乃至請求項8の何れか1項記載の発明において、前記要求元への情報の送信に対して課金するための処理を行うものである。
【0031】従って、請求項9記載の情報提示方法によれば、請求項6乃至請求項8の何れか1項記載の発明と同様の効果を奏することができると共に、請求項4記載の発明と同様に作用するので、請求項4記載の発明と同様に、情報要求装置への情報の送信に対する対価を得ることができる。
【0032】更に、請求項10記載の発明は、請求項6乃至請求項9の何れか1項記載の発明において、前記家庭用電気製品をホーム・ネットワークによって接続したものである。なお、上記ホーム・ネットワークには、エコーネット、HomePNA等が含まれる。
【0033】従って、請求項10記載の情報提示方法によれば、請求項6乃至請求項9の何れか1項記載の発明と同様の効果を奏することができると共に、請求項5記載の発明と同様に作用するので、請求項5記載の発明と同様に、ホーム・ネットワークが予め構築されている家庭内におけるシステム構築を低コストでかつ簡易に行うことができる。
【0034】一方、上記目的を達成するために、請求項11記載の情報供給装置は、家庭用電気製品の不具合状況に応じた確認事項を示す確認情報、前記不具合状況に応じた対処法を示す対処法情報、及び前記不具合状況の発生理由を示す理由情報の少なくとも1つの情報を複数の不具合について記憶した記憶手段と、前記情報の要求元から不具合の状況を示す状況情報を受信する状況情報受信手段と、前記状況情報受信手段によって受信された状況情報が示す不具合状況に対応する前記確認情報、前記対処法情報、及び前記理由情報の少なくとも1つの情報を前記記憶手段から読み出す読出手段と、前記読出手段によって読み出された情報を前記要求元に送信する情報送信手段と、を備えている。
【0035】請求項11記載の情報供給装置によれば、家庭用電気製品の不具合状況に応じた確認事項を示す確認情報、当該不具合状況に応じた対処法を示す対処法情報、及び当該不具合状況の発生理由を示す理由情報の少なくとも1つの情報が複数の不具合について記憶手段によって記憶され、状況情報受信手段によって情報の要求元から不具合の状況を示す状況情報が受信され、受信された状況情報が示す不具合状況に対応する確認情報、対処法情報、及び理由情報の少なくとも1つの情報が記憶手段から読出手段によって読み出され、更に、読み出された情報が上記要求元に情報送信手段によって送信される。
【0036】なお、上記記憶手段としては、RAM、ROM、EEPROM、フラッシュEEPROM等の記憶素子、フロッピィディスク、CD−R、CD−RW、光磁気ディスク、磁気テープ等の可搬記録媒体やハードディスク等の固定記録媒体、或いはネットワークに接続されたサーバ・コンピュータ等に設けられた外部記憶装置等を用いることができる。
【0037】このように請求項11に記載の情報供給装置によれば、家庭用電気製品の不具合状況に応じた確認事項を示す確認情報、当該不具合状況に応じた対処法を示す対処法情報、及び当該不具合状況の発生理由を示す理由情報の少なくとも1つの情報を複数の不具合について記憶手段により記憶しておき、上記情報の要求元から不具合の状況を示す状況情報を受信し、受信した状況情報が示す不具合状況に対応する確認情報、対処法情報、及び理由情報の少なくとも1つの情報を記憶手段から読み出し、読み出した情報を要求元に送信しているので、要求元において受信された情報によって示される確認事項、対処法、及び発生理由の少なくとも1つを再生することにより、家庭用電気製品の不具合が発生した際に当該不具合に応じた情報を提示することができる。
【0038】また、請求項12記載の発明は、請求項11記載の発明において、前記家庭用電気製品を冷蔵庫としたものである。従って、請求項12記載の発明によれば、冷蔵庫の不具合が発生した際に当該不具合に応じた情報を提示することができる。
【0039】また、請求項13記載の発明は、請求項11又は請求項12記載の発明において、前記記憶手段は、前記確認情報、前記対処法情報、及び前記理由情報の少なくとも1つの情報を前記家庭用電気製品の機種毎に記憶し、前記読出手段は、前記状況情報受信手段によって受信された状況情報が示す不具合状況に対応する情報で、かつ不具合が発生した家庭用電気製品の機種に対応する前記確認情報、前記対処法情報、及び前記理由情報の少なくとも1つの情報を前記記憶手段から読み出すものである。
【0040】請求項13記載の発明によれば、記憶手段によって、確認情報、対処法情報、及び理由情報の少なくとも1つの情報が家庭用電気製品の機種毎に記憶され、読出手段によって、本発明の状況情報受信手段により受信された状況情報が示す不具合状況に対応する情報で、かつ不具合が発生した家庭用電気製品の機種に対応する確認情報、対処法情報、及び理由情報の少なくとも1つの情報が記憶手段から読み出される。
【0041】この結果、本発明の情報送信手段により、不具合が発生した家庭用電気製品の機種に対応する確認情報、対処法情報、及び理由情報の少なくとも1つの情報が情報の要求元に送信されることになる。
【0042】このように、請求項13記載の情報供給装置によれば、請求項11又は請求項12記載の発明と同様の効果を奏することができると共に、記憶手段に、確認情報、対処法情報、及び理由情報の少なくとも1つの情報を家庭用電気製品の機種毎に記憶しておき、受信した状況情報が示す不具合状況に対応する情報で、かつ不具合が発生した家庭用電気製品の機種に対応する確認情報、対処法情報、及び理由情報の少なくとも1つの情報を記憶手段から読み出し、送信しているので、情報の要求元に供給する情報を的確なものとすることができる。
【0043】更に、請求項14記載の情報供給装置は、請求項11乃至請求項13の何れか1項記載の発明に対して、前記要求元への情報の送信に対して課金するための処理を行う課金処理手段を更に設けたものである。
【0044】請求項14記載の発明によれば、課金処理手段によって要求元への情報の送信に対して課金するための処理が行われる。
【0045】このように、請求項14記載の情報供給装置によれば、請求項11乃至請求項13の何れか1項記載の発明と同様の効果を奏することができると共に、要求元への情報の送信に対して課金するための処理を行っているので、情報の要求元への情報の送信に対する対価を得ることができる。
【0046】一方、上記目的を達成するために、請求項15記載の情報提示装置は、家庭用電気製品の不具合状況に応じた確認事項を示す確認情報、前記不具合状況に応じた対処法を示す対処法情報、及び前記不具合状況の発生理由を示す理由情報の少なくとも1つの情報を複数の不具合について記憶した記憶手段と、家庭用電気製品の不具合が発生したときに当該不具合の状況に対応する前記確認情報、前記対処法情報、及び前記理由情報の少なくとも1つの情報を前記記憶手段から読み出す読出手段と、前記読出手段によって読み出された情報によって示される確認事項、対処法、及び発生理由の少なくとも1つを再生する再生手段と、を備えている。
【0047】請求項15記載の情報提示装置によれば、家庭用電気製品の不具合状況に応じた確認事項を示す確認情報、当該不具合状況に応じた対処法を示す対処法情報、及び当該不具合状況の発生理由を示す理由情報の少なくとも1つの情報が複数の不具合について記憶手段によって記憶され、家庭用電気製品の不具合が発生したときに当該不具合の状況に対応する確認情報、対処法情報、及び理由情報の少なくとも1つの情報が記憶手段から読出手段によって読み出され、更に、読み出された情報によって示される確認事項、対処法、及び発生理由の少なくとも1つが再生手段によって再生される。
【0048】なお、上記記憶手段としては、RAM、ROM、EEPROM、フラッシュEEPROM等の記憶素子、フロッピィディスク、CD−R、CD−RW、光磁気ディスク、磁気テープ等の可搬記録媒体やハードディスク等の固定記録媒体、或いはネットワークに接続されたサーバ・コンピュータ等に設けられた外部記憶装置等を用いることができる。
【0049】また、上記再生手段による再生には、表示による再生、及び音声による再生が含まれる。従って、表示による再生を行う場合の上記再生手段には、CRTディスプレイ、液晶ディスプレイ、ELディスプレイ、プラズマディスプレイ等のあらゆるディスプレイが含まれ、音声による再生を行う場合の上記再生手段には、各種スピーカが含まれる。
【0050】このように請求項15に記載の情報提示装置によれば、家庭用電気製品の不具合状況に応じた確認事項を示す確認情報、当該不具合状況に応じた対処法を示す対処法情報、及び当該不具合状況の発生理由を示す理由情報の少なくとも1つの情報を複数の不具合について記憶手段により記憶しておき、家庭用電気製品の不具合が発生したときに当該不具合の状況に対応する確認情報、対処法情報、及び理由情報の少なくとも1つの情報を記憶手段から読み出し、読み出した情報によって示される確認事項、対処法、及び発生理由の少なくとも1つを再生しているので、家庭用電気製品の不具合が発生した際に当該不具合に応じた情報を提示することができる。
【0051】更に、請求項16記載の発明は、請求項15記載の発明において、前記家庭用電気製品を冷蔵庫としたものである。従って、請求項16記載の発明によれば、冷蔵庫の不具合が発生した際に当該不具合に応じた情報を提示することができる。
【0052】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して、本発明の実施の形態について詳細に説明する。
【0053】〔第1実施形態〕まず、図1を参照して、本実施の形態に係る情報提示システム10の構成を説明する。
【0054】同図に示すように、本実施の形態に係る情報提示システム10は、情報提示システム10を運営するシステム運営会社が所有するサーバ20と、情報提示システム10における課金処理のために上記システム運営会社と提携した銀行が所有する端末装置60と、が各々モデム、ルータ、TA(Terminal Adapter:ターミナル・アダプタ)等の接続装置70を介してネットワーク12に接続されると共に、情報提示システム10を利用する複数の顧客の自宅内において構築されたホーム・ネットワーク14がネットワーク12に接続されて構成されている。
【0055】ここで、本実施の形態では、上記ホーム・ネットワーク14として、エコーネットが適用された場合について説明する。なお、エコーネットは、伝送メディアとして電灯線及び無線を使用することにより、配線工事を不要とすると共に、低コストで既築住宅に構築することができるネットワークである。
【0056】本実施の形態に係るホーム・ネットワーク14は、図1に示すように、各顧客の住宅内に既設の電灯線16を介して、ゲートウェイ・システム40と、冷蔵庫44、エアコン46等の各種家電製品と、コントローラ50と、が接続されて構成されている。従って、冷蔵庫44、エアコン46等の電灯線16に接続された各種家電製品は、コントローラ50によって作動を制御することができる。
【0057】また、ゲートウェイ・システム40はネットワーク12に接続されている。従って、サーバ20、コントローラ50、及び端末装置60は、ネットワーク12を介して、相互通信により各種情報の授受が可能である。
【0058】なお、以下の説明では、ネットワーク12としてインターネットを適用した場合について説明する。この場合、サーバ20はWWW(World Wide Web)サーバとして機能し、コントローラ50及び端末装置60はWWWクライアントとして機能する。
【0059】すなわち、コントローラ50及び端末装置60の各々には、WWWブラウザがインストールされており、このWWWブラウザを起動することにより、ネットワーク12を介してサーバ20に任意にアクセスすることができる。このとき、アクセス位置はURL(Uniform Resource Locator)で指定される。
【0060】なお、各コントローラ50及び端末装置60の識別には、IP(Internet Protocol)アドレスが用いられるが、URL等の他の位置指定のコードを用いてもよい。
【0061】サーバ20、コントローラ50及び端末装置60の各々には、各種情報を入力するためのキーボード、マウス等の入力装置、各種メニュー画面や処理結果等を表示するためのディスプレイ、及び各種情報を印刷するプリンタが備えられている。なお、このハードウェア構成は、一般的なものであるので、ここでの詳細な説明は省略する。
【0062】図2には、サーバ20における本発明に特に関係する部分の電気系の構成が示されている。同図に示すように、サーバ20は、サーバ20全体の動作を司る制御部22と、ネットワーク12を介して外部との各種情報の授受を行う入出力ポート24と、各種データベースやプログラム等を記憶するためのハードディスク26と、がバスBus1を介して相互に接続されて構成されている。従って、制御部22は、入出力ポート24を介してネットワーク12に接続された装置との間で各種情報の授受を行うことができると共に、ハードディスク26に対する各種情報の書き込み及びハードディスク26に書き込まれている各種情報の読み出しを行うことができる。
【0063】図3には、サーバ20に備えられたハードディスク26の主な記憶内容が模式的に示されている。同図に示すように、ハードディスク26には、各種データベースを記憶するためのデータベース領域DBと、サーバ20を制御するための制御プログラムや各種処理を行うためのプログラム等を記憶するためのプログラム領域PGと、が設けられている。
【0064】また、データベース領域DBには、情報提示システム10を利用すべく上記システム運営会社と所定の契約を締結した顧客に関する情報を記憶するための顧客管理データベースDB1、顧客への情報供給の代償として行われる課金に関する情報を記憶するための課金データベースDB2、顧客に対して供給する不具合に関する情報を記憶するための不具合情報データベースDB3等の各種データベースが含まれる。以下、これらのデータベースの構成について詳細に説明する。
【0065】図4に示すように、本実施の形態に係る顧客管理データベースDB1は、顧客名、ID番号(Identification Number)、パスワード、使用冷蔵庫のメーカと型番、及び銀行口座番号の各情報が、顧客毎に記憶されるように構成されている。
【0066】なお、上記ID番号は、顧客が情報提示システム10を利用すべくシステム運営会社と契約を締結する際にシステム運営会社によって各顧客毎に異なるデータ(本実施の形態では、数値データ)として付与されるものである。また、上記パスワードは、システム運営会社によって各顧客毎に異なるランダムなデータ(本実施の形態では、数値データ)として付与されるものであり、システム運営会社によって定期的に更新されると共に、更新される毎に更新後のパスワードが当該顧客に通達される。このように、パスワードをランダムなデータとすると共に、定期的に更新することによって、所謂なりすまし等による不正行為を防止することができる。
【0067】また、本実施の形態に係る情報提示システム10では、情報提示の対象とする家電製品として冷蔵庫をサポートしており、顧客管理データベースDB1の「使用冷蔵庫」欄の「メーカ」欄及び「型番」欄には、各顧客が所有する冷蔵庫のメーカ名を示す情報及び型番を示す情報が、各々記憶される。なお、上記メーカ名を示す情報及び型番を示す情報は、サーバ20により、各顧客の自宅内に構築されているホーム・ネットワーク14からネットワーク12を介して自動的に取得することができる。
【0068】一方、図5に示すように、本実施の形態に係る課金データベースDB2は、前述のID番号、及び当該ID番号に対応する顧客による情報のダウンロードに対して課金する際の課金金額の各情報が各顧客毎に記憶されるように構成されている。なお、本実施の形態では、情報の提示によって不具合が解決した場合にのみ、1回のダウンロードにつき所定の固定料金(ここでは、50円/ダウンロード)を課金するようにしている。また、課金データベースDB2における「課金金額」欄には、初期設定として0(零)が記憶される。
【0069】また、図6に示すように、本実施の形態に係る不具合情報データベースDB3は、情報提示システム10により取り扱い対象とされているメーカ毎に当該メーカによって供給されている冷蔵庫の型番を示す情報が記憶されると共に、当該型番毎に、不具合の種別、不具合状況、確認事項、発生理由、及び対処法の各々を示す情報が記憶されるように構成されている。
【0070】なお、本実施の形態に係る不具合情報データベースDB3では、上記種別を示す情報として、故障している可能性のある不具合である故障関係不具合、及び直接故障とは結びつかない不具合である非故障不具合の2種類の種別情報が記憶されており、故障関係不具合に属する不具合については上記確認事項及び上記対処法の各情報が、非故障不具合に属する不具合については上記発生理由を示す情報が、各々記憶されている。
【0071】本不具合情報データベースDB3は、情報提示システム10によって取り扱い対象とするメーカから提供された各情報が情報提示システム10を運営するシステム運営会社によって記憶されて構築されたものである。なお、上記システム運営会社では、上記メーカから新たな情報が提供されたときには、その時点で当該情報を不具合情報データベースDB3に反映(記憶)するようにしている。これによって、不具合情報データベースを常に最新のものとすることができる。
【0072】一方、図7には、各顧客が所有する冷蔵庫44の構成例が示されている。同図に示すように、各顧客が所有する冷蔵庫44には、不具合に関する情報等の各種情報を提示するための情報提示部80が当該冷蔵庫44の冷蔵室における前面壁に埋め込まれた状態で配設されている。
【0073】図8に示すように、本実施の形態に係る情報提示部80は、各種情報を音声によって入力するためのマイク85、各種情報を表示するための液晶ディスプレイ86、及び各種音声情報を再生するためのスピーカ87が備えられている。
【0074】図9には、冷蔵庫44における本発明に特に関係する部分の電気系の構成が示されている。同図に示すように、冷蔵庫44は、冷蔵庫44全体の動作を司るCPU(中央演算処理装置)81と、各種プログラムや各種パラメータ等が記憶されたROM82と、各種プログラムの実行時におけるワークエリア等として用いられるRAM83と、電灯線16に接続された各種機器との間で通信を行う際に所定の通信プロトコルに対応した通信制御を行う通信制御部84と、がバスBus2を介して相互に接続されて構成されている。従って、CPU81は、通信制御部84を介して電灯線16に接続された各種機器との間で各種情報の授受が可能とされている。なお、上記電灯線16に接続された各種機器には、ネットワーク12及びゲートウェイ・システム40を介して電灯線16に接続されているサーバ20も含まれる。
【0075】また、上記バスBus2には、前述のマイク85、液晶ディスプレイ86、及びスピーカ87が接続されている。従って、CPU81は、マイク85に対して入力された音声を示す音声信号を入力することができると共に、液晶ディスプレイ86に対して各種情報を表示させることができ、かつスピーカ87に対して各種音声を再生させることができる。
【0076】更に、上記バスBus2には、液晶ディスプレイ86の表面に実装されると共に、指による接触位置を検知することができる透過型のタッチパネル88(図8では図示省略)が接続されており、CPU81はタッチパネル88に対する指の接触位置を検知することができる。
【0077】サーバ20が本発明の情報供給装置に、制御部22が本発明の読出手段及び課金処理手段に、入出力ポート24が本発明の状況情報受信手段及び情報送信手段に、ハードディスク26が本発明の記憶手段に、冷蔵庫44が本発明の家庭用電気製品に、通信制御部84が本発明の状況情報送信手段及び情報受信手段に、液晶ディスプレイ86が本発明の再生手段に、ホーム・ネットワーク14が本発明のホーム・ネットワークに、各々相当する。
【0078】次に、本実施の形態に係る情報提示システム10の作用を説明する。まず、図10を参照して、サーバ20によって実行される顧客登録処理について説明する。なお、図10は、何れかの顧客により、コントローラ50によってシステム運営会社が提供する図示しないホームページがアクセスされると共に、当該ホームページ上で顧客登録処理の実行が要求された際に、サーバ20の制御部22により実行される顧客登録処理プログラムの処理の流れを示すフローチャートであり、該プログラムは予めハードディスク26のプログラム領域PGに記憶されている。
【0079】同図のステップ100では、顧客情報登録画面を示す画面データをアクセス元のコントローラ50に対して送信し、次のステップ102で当該コントローラ50からの所定情報の受信待ちを行う。
【0080】図11には、上記ステップ100の処理によって、アクセス元のコントローラ50に備えられたディスプレイ52に表示された顧客情報登録画面が示されている。
【0081】同図に示すように、本実施の形態に係る顧客情報登録画面では、当該顧客の氏名を入力するための矩形枠、及び当該顧客が図1に示される提携銀行に開設している口座の口座番号を入力するための矩形枠が表示されている。当該顧客情報登録画面上で、アクセス元のコントローラ50の操作者(顧客)は、当該顧客の氏名及び口座番号を対応する矩形枠内に不図示のキーボードを介して入力した後に、当該顧客情報登録画面の最下段に表示された「入力終了」ボタンを不図示のマウスにてポインティング指定する。これによって、サーバ20には、「入力終了」ボタンが指定された旨を示す情報と、当該操作者によって入力された氏名及び口座番号の各々を示す情報がネットワーク12を介して送信される。
【0082】また、このとき、本実施の形態に係るコントローラ50では、内蔵された不図示の制御部によってホーム・ネットワーク14に接続されている冷蔵庫44から機種を示す機種情報がエコーネットにより提供される通信機能によって取得され、上記氏名及び口座番号の各々を示す情報と共にサーバ20に対して送信される。
【0083】なお、同図における「キャンセル」ボタンは、顧客登録処理プログラムを中止する際に指定するものであり、これが指定されることによってサーバ20には「キャンセル」ボタンが指定された旨を示す情報がネットワーク12を介して送信される。
【0084】アクセス元のコントローラ50において「入力終了」ボタン、又は「キャンセル」ボタンが指定されると上記ステップ102が肯定判定となってステップ104へ移行する。
【0085】ステップ104では、上記ステップ102で受信した情報が「キャンセル」ボタンが指定された旨を示すものであったか否かを判定し、肯定判定の場合は顧客登録処理プログラムを終了し、否定判定の場合には「入力終了」ボタンが指定されたものと見なしてステップ106へ移行する。
【0086】ステップ106では、受信した氏名及び口座番号の各々を示す情報に基づいて所定の審査を行い、この結果問題がないと判定された場合(肯定判定された場合)はステップ108へ移行する。なお、上記所定の審査としては、情報提示システム10において過去に料金未払い歴や、提供した情報の不正使用歴等があるか否かの審査等を例示することができる。
【0087】ステップ108では、受信した口座番号を用いて、提携銀行に対する自動引き落としの登録手続きを行い、次のステップ110で、当該顧客に付与する前述のID番号及びパスワードを導出し、更に次のステップ112で、アクセス元のコントローラ50に対し、当該顧客を情報提示システム10の利用契約者として登録する旨、及び上記ステップ110で導出したパスワードの各情報を送信する。
【0088】そして、次のステップ114では、上記ステップ102で受信した当該顧客の顧客名、上記ステップ110で導出したID番号とパスワード、上記ステップ102で受信した機種情報によって示される冷蔵庫のメーカ及び型番、及び上記ステップ102で受信した口座番号の各情報を顧客管理データベースDB1の該当欄に記憶(登録)した後に顧客登録処理プログラムを終了する。
【0089】一方、上記ステップ106における審査の結果、問題があると判定された場合(否定判定された場合)にはステップ116へ移行して、当該顧客を情報提示システム10の利用契約者として登録することができなかった旨を示す情報をアクセス元のコントローラ50に対して送信した後に顧客登録処理プログラムを終了する。
【0090】本顧客登録処理によって、図4に示すように、顧客管理データベースDB1に対して各顧客に関する情報(顧客名、ID番号、パスワード、使用冷蔵庫のメーカ及び型番、銀行口座番号)を顧客毎に登録することができると共に、各顧客に対して各顧客固有のパスワードを明示することができる。なお、本実施の形態における上記パスワードは、所定期間(本実施の形態では、1ヶ月)毎に自動的に更新すると共に、更新後のパスワードを顧客に通知するようにしている。これによって、実際の顧客以外の者による不正行為を防止することができる。
【0091】次に、図12を参照して、サーバ20によって実行される情報配信処理について説明する。なお、図12は、何れかの顧客により、所有する冷蔵庫44の何らかの不具合の発生が確認されて、冷蔵庫44に備えられた通信機能によりサーバ20がアクセスされ、情報配信処理の実行が要求された際に、サーバ20の制御部22により実行される情報配信処理プログラムの処理の流れを示すフローチャートであり、該プログラムも予めハードディスク26のプログラム領域PGに記憶されている。また、ここでは、サーバ20により、アクセスされた際に受信した情報に基づいて、アクセス元の冷蔵庫44を特定できることを前提に説明する。
【0092】同図のステップ200では、初期画面を示す画面データをアクセス元の冷蔵庫44に対して送信し、次のステップ202で当該冷蔵庫44からの所定情報の受信待ちを行う。アクセス元の冷蔵庫44に備えられたCPU81は、上記初期画面を示す画面データを受信すると、当該画面データによって示される初期画面を液晶ディスプレイ86に表示するように制御する。
【0093】図13(A)には、上記ステップ200の処理によって液晶ディスプレイ86に表示された初期画面が示されている。
【0094】同図に示すように、本実施の形態に係る初期画面では、パスワードの音声による入力を促す旨のメッセージが表示されている。これに応じてアクセス元の冷蔵庫44の操作者(顧客)は、当該顧客に対して予め通知されたパスワードをマイク85の配設位置に向けて発声した後、当該初期画面の最下段に表示された「入力終了」ボタンの表示領域に対応するタッチパネル88表面の位置を指で接触指定する。これによって、サーバ20には、「入力終了」ボタンが指定された旨を示す情報と、当該操作者により音声によって入力されたパスワードを示す情報がネットワーク12を介して送信される。なお、図13(A)における「キャンセル」ボタンは、情報配信処理プログラムを中止する際に指定するものである。
【0095】アクセス元の冷蔵庫44において「入力終了」ボタン又は「キャンセル」ボタンの何れかが指定されると上記ステップ202が肯定判定となってステップ204へ移行する。
【0096】ステップ204では、上記ステップ202で受信した情報が「キャンセル」ボタンが指定された旨を示すものであったか否かを判定し、肯定判定の場合は本情報配信処理プログラムを終了し、否定判定の場合には「入力終了」ボタンが指定されたものと見なしてステップ206へ移行する。
【0097】ステップ206では、アクセス元の冷蔵庫44を所有する顧客の顧客名に対応するパスワードを顧客管理データベースDB1から読み出し、当該パスワードと、上記ステップ202において受信した情報が示すパスワードが一致するか否かを判定することによって、パスワードに間違いがないか否かを判定し、間違いがない場合(肯定判定の場合)はステップ208へ移行し、間違いがある場合(否定判定の場合)には本情報配信処理プログラムを終了する。
【0098】ステップ208では、アクセス元の冷蔵庫44を所有する顧客の顧客名に対応するメーカ及び型番の各々を示す情報を顧客管理データベースDB1から読み出した後、この情報によって示されるメーカ及び型番に対応する全ての不具合状況を示す情報を不具合情報データベースDB3から読み出し、次のステップ210で、上記ステップ208で読み出した情報に基づいて不具合状況指定画面を示す画面データを作成し、次のステップ212で、作成した画面データをアクセス元の冷蔵庫44に対して送信し、更に、次のステップ214で、当該冷蔵庫44からの所定情報の受信待ちを行う。アクセス元の冷蔵庫44に備えられたCPU81は、上記不具合状況指定画面を示す画面データを受信すると、当該画面データによって示される不具合状況指定画面を液晶ディスプレイ86に表示するように制御する。
【0099】図13(B)には、上記ステップ212の処理によって液晶ディスプレイ86に表示された不具合状況指定画面が示されている。
【0100】同図に示すように、本実施の形態に係る不具合状況指定画面では、不具合状況の指定を促す旨のメッセージが表示されると共に、上記ステップ208で読み出した情報によって示される不具合状況が一覧表示されている。これに応じてアクセス元の冷蔵庫44の操作者は、発生した不具合状況、又は発生した不具合状況に最も近い不具合状況の表示領域に対応するタッチパネル88表面の位置を指で接触指定する。これによって、サーバ20には、操作者によって指定された不具合状況を示す情報(本発明の「状況情報」に相当。)がネットワーク12を介して送信される。
【0101】アクセス元の冷蔵庫44から上記不具合状況を示す情報が受信されると上記ステップ214が肯定判定となってステップ216へ移行する。
【0102】ステップ216では、不具合情報データベースDB3を参照して、上記ステップ214で受信した情報によって示される不具合状況の属する種別が「故障関係不具合」であるか否かを判定し、肯定判定の場合はステップ218ヘ移行する。
【0103】ステップ218では、上記ステップ214で受信した情報によって示される不具合状況に対応する全ての確認事項を示す情報を不具合情報データベースDB3から読み出し、次のステップ220で、上記ステップ218で読み出した情報に基づいて確認事項提示画面を示す画面データを作成し、次のステップ222で、作成した画面データをアクセス元の冷蔵庫44に対して送信し、更に、次のステップ224で、当該冷蔵庫44からの所定情報の受信待ちを行う。アクセス元の冷蔵庫44に備えられたCPU81は、上記確認事項提示画面を示す画面データを受信すると、当該画面データによって示される確認事項提示画面を液晶ディスプレイ86に表示するように制御する。
【0104】図13(C)には、上記ステップ222の処理によって液晶ディスプレイ86に表示された確認事項提示画面が示されている。
【0105】同図に示すように、本実施の形態に係る確認事項提示画面では、上記ステップ218で読み出した情報によって示される確認事項が一覧表示されている。これに応じてアクセス元の冷蔵庫44の操作者は、表示されている全ての確認事項の確認を行った後、問題があった確認事項を示す情報の表示領域に対応するタッチパネル88表面の位置を指で接触指定する。これによって、サーバ20には、操作者によって指定された確認事項を示す情報がネットワーク12を介して送信される。
【0106】アクセス元の冷蔵庫44から上記確認事項を示す情報が受信されると上記ステップ224が肯定判定となってステップ226へ移行する。
【0107】ステップ226では、上記ステップ224で受信した情報によって示される確認事項に対応する対処法を示す情報を不具合情報データベースDB3から読み出し、次のステップ228で、上記ステップ226で読み出した情報に基づいて対処法提示画面を示す画面データを作成し、次のステップ230で、作成した画面データをアクセス元の冷蔵庫44に対して送信し、更に、次のステップ232で、当該冷蔵庫44からの所定情報の受信待ちを行う。アクセス元の冷蔵庫44に備えられたCPU81は、上記対処法提示画面を示す画面データを受信すると、当該画面データによって示される対処法提示画面を液晶ディスプレイ86に表示するように制御する。
【0108】図13(D)には、上記ステップ230の処理によって液晶ディスプレイ86に表示された対処法提示画面が示されている。
【0109】同図に示すように、本実施の形態に係る対処法提示画面では、上記ステップ226で読み出した情報によって示される対処法が表示されている。これに応じてアクセス元の冷蔵庫44の操作者は、表示されている対処法に従って対処を行い、その後に当該対処によって不具合が解消された場合は当該対処法提示画面の最下段に表示された「不具合解消」ボタンの表示領域に対応するタッチパネル88表面の位置を、当該対処によっても不具合が解消されなかった場合には当該対処法提示画面の最下段に表示された「不具合継続」ボタンの表示領域に対応するタッチパネル88表面の位置を、各々指で接触指定する。これによって、サーバ20には、「不具合解消」ボタンが指定された旨を示す情報、又は「不具合継続」ボタンが指定された旨を示す情報がネットワーク12を介して送信され、これに応じて上記ステップ232が肯定判定されてステップ234へ移行する。
【0110】ステップ234では、上記ステップ232で受信した情報が「不具合解消」ボタンが指定された旨を示すものであったか否かを判定し、肯定判定の場合はステップ236へ移行してアクセス元の冷蔵庫44を所有する顧客に対応するID番号を顧客管理データベースDB1から読出し、当該ID番号に対応する課金データベースDB2の「課金金額」欄に記憶されている情報によって示される課金金額を所定金額(本実施の形態では、50円)だけ増額することによって課金処理を行い、その後に本情報配信処理プログラムを終了する。
【0111】一方、上記ステップ234において否定判定された場合には、上記ステップ232で受信した情報が「不具合継続」ボタンが指定された旨を示すものであったものと見なしてステップ238に移行し、予めハードディスク26の所定領域に記憶されている不具合継続画面を示す画面データを読み出してアクセス元の冷蔵庫44に対して送信した後に本情報配信処理プログラムを終了する。
【0112】図13(E)には、上記ステップ238の処理によって、アクセス元の冷蔵庫44に備えられた液晶ディスプレイ86に表示された不具合継続画面が示されている。
【0113】同図に示すように、本実施の形態に係る不具合継続画面では、「お買い上げの販売店、または最寄りの「お客様ご相談窓口」にご相談下さい。」というメッセージが表示されている。これに応じてアクセス元の冷蔵庫44の操作者は、当該メッセージに応じた対応を行う。
【0114】一方、上記ステップ216において否定判定された場合には、上記ステップ214で受信した情報によって示される不具合状況の属する種別が「非故障不具合」であったものと見なしてステップ240へ移行する。
【0115】ステップ240では、上記ステップ214で受信した情報によって示される不具合状況に対応する発生理由を示す情報を不具合情報データベースDB3から読み出し、次のステップ242で、上記ステップ240で読み出した情報に基づいて非故障不具合画面を示す画面データを作成し、次のステップ244で、作成した画面データをアクセス元の冷蔵庫44に対して送信し、更に、次のステップ246で、当該冷蔵庫44からの所定情報の受信待ちを行う。アクセス元の冷蔵庫44に備えられたCPU81は、上記非故障不具合画面を示す画面データを受信すると、当該画面データによって示される非故障不具合画面を液晶ディスプレイ86に表示するように制御する。
【0116】図13(F)には、上記ステップ244の処理によって液晶ディスプレイ86に表示された非故障不具合画面が示されている。
【0117】同図に示すように、本実施の形態に係る非故障不具合画面では、故障ではない旨を示すメッセージが表示されると共に、上記ステップ240で読み出した情報によって示される発生理由が表示されている。これに応じてアクセス元の冷蔵庫44の操作者は、表示されている発生理由を確認した後に、当該非故障不具合画面の最下段に表示された「終了」ボタンの表示領域に対応するタッチパネル88表面の位置を指で接触指定する。これによって、サーバ20には、「終了」ボタンが指定された旨を示す情報がネットワーク12を介して送信され、これによって上記ステップ246が肯定判定となって本情報配信処理を終了する。
【0118】次に、図14を参照して、サーバ20によって実行される集金処理について説明する。なお、図14は、所定期間(本実施の形態では、1ヶ月)毎にサーバ20の制御部22によって実行される集金処理プログラムの処理の流れを示すフローチャートであり、該プログラムも予めハードディスク26のプログラム領域PGに記憶されている。
【0119】同図のステップ300では、課金データベースDB2における顧客1人分の「課金金額」欄の情報を取得し、次のステップ302で、処理対象する顧客の銀行口座番号を顧客管理データベースDB1から読み出して、この銀行口座番号が示す口座からの上記ステップ300によって得られた情報が示す課金金額の引き落としを提携銀行に対して手配し、次のステップ304で、課金データベースDB2の処理対象とする顧客の「課金金額」欄のデータを0(零)とする。
【0120】次のステップ306では、全ての顧客について上記ステップ300〜ステップ304の処理が終了したか否かを判定し、終了していない場合(否定判定の場合)は上記ステップ300へ戻り、終了した時点(肯定判定となった時点)で集金処理プログラムを終了する。なお、上記ステップ300〜ステップ306の繰り返し処理を行う際には、それまでに処理対象としていない顧客を処理対象とするようにする。
【0121】以上詳細に説明したように、本実施の形態に係る情報提示システム10では、サーバ20により、家電製品(冷蔵庫)の不具合状況に応じた確認事項を示す確認情報、当該不具合状況に応じた対処法を示す対処法情報、及び当該不具合状況の発生理由を示す理由情報の少なくとも1つの情報を複数の不具合についてハードディスク26により記憶しておき、上記情報の要求元(冷蔵庫44)から不具合の状況を示す状況情報を受信し、受信した状況情報が示す不具合状況に対応する確認情報、対処法情報、及び理由情報の少なくとも1つの情報をハードディスク26から読み出し、読み出した情報を要求元に送信すると共に、冷蔵庫44により、不具合が発生したときに当該不具合の状況を示す状況情報をサーバ20に送信し、当該送信に応じてサーバ20から送信された情報を受信し、受信した情報によって示される確認事項、対処法、及び発生理由の少なくとも1つを再生しているので、家電製品の不具合が発生した際に当該不具合に応じた情報を提示することができる。
【0122】また、本実施の形態に係る情報提示システム10では、本発明の家庭用電気製品として冷蔵庫を適用しているので、冷蔵庫の不具合が発生した際に当該不具合に応じた情報を提示することができる。
【0123】また、本実施の形態に係る情報提示システム10では、サーバ20において、ハードディスク26に、確認情報、対処法情報、及び理由情報の少なくとも1つの情報を冷蔵庫の機種毎に記憶しておき、受信した状況情報が示す不具合状況に対応する情報で、かつ不具合が発生した冷蔵庫の機種に対応する確認情報、対処法情報、及び理由情報の少なくとも1つの情報をハードディスク26から読み出し、冷蔵庫44に送信しているので、冷蔵庫44に供給する情報を的確なものとすることができる。
【0124】また、本実施の形態に係る情報提示システム10では、要求元への情報の送信に対して課金するための処理を行っているので、サーバ20から冷蔵庫44への情報の送信に対する対価を得ることができる。
【0125】更に、本実施の形態に係る情報提示システム10では、冷蔵庫をホーム・ネットワーク14によって接続しているので、ホーム・ネットワーク14が予め構築されている家庭内におけるシステム構築を低コストでかつ簡易に行うことができる。
【0126】また、本実施の形態に係るサーバ20では、冷蔵庫の不具合状況に応じた確認事項を示す確認情報、当該不具合状況に応じた対処法を示す対処法情報、及び当該不具合状況の発生理由を示す理由情報の少なくとも1つの情報を複数の不具合についてハードディスク26により記憶しておき、上記情報の要求元(冷蔵庫44)から不具合の状況を示す状況情報を受信し、受信した状況情報が示す不具合状況に対応する確認情報、対処法情報、及び理由情報の少なくとも1つの情報をハードディスク26から読み出し、読み出した情報を要求元に送信しているので、要求元において受信された情報によって示される確認事項、対処法、及び発生理由の少なくとも1つを再生することにより、冷蔵庫の不具合が発生した際に当該不具合に応じた情報を提示することができる。
【0127】なお、本実施の形態では、ホーム・ネットワークとしてエコーネットを適用した場合について説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、例えば、IEEE(Institute of Electrical and Electronics Engineers)1394を利用したネットワークや、イーサネット(登録商標)(Ethernet(登録商標))等を適用する形態とすることもできる。この場合も、本実施の形態と同様の効果を奏することができる。
【0128】また、本実施の形態では、情報の提示によって不具合が解消される度に課金を行う場合について説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、例えば、予め定めた期間(例えば、1週間や1ヶ月等)において定額料金を課金することによって、当該期間内においては何度でも情報を取得できる形態を適用することもできる。この場合も、本実施の形態と同様の効果を奏することができる。
【0129】また、本実施の形態では、顧客に提示する情報として、不具合状況に応じた確認事項、発生理由、及び対処法の各情報を適用した場合について説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、例えば、提示する情報に各メーカに蓄積されているリコール情報を含める形態とすることもできる。この場合は、本実施の形態に比較して、より重度の不具合に対する情報を顧客に対して提示することができる。
【0130】更に、本実施の形態では、課金処理をサーバ20で行った場合について説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、冷蔵庫44のCPU81で行う形態とすることもできる。この場合も本実施の形態と同様の効果を奏することができる。
【0131】〔第2実施形態〕上記第1実施形態では、提示すべき情報をネットワークに接続されたサーバ20から冷蔵庫44にダウンロードする場合の形態例について説明したが、本第2実施形態では、冷蔵庫単体で提示すべき情報を記憶しておき、必要に応じて当該情報を提示する形態、すなわち、請求項15及び請求項16記載の発明の形態例について説明する。なお、本第2実施形態に係る冷蔵庫及び当該冷蔵庫に設けられた情報提示部の外観は、図7及び図8に示したものと同様であるので、ここでの図示は省略する。
【0132】次に、図15を参照して、本第2実施形態に係る冷蔵庫44’における本発明に特に関係する部分の電気系の構成について説明する。なお、図15の図9と同一の構成要素については図9と同一の符号を付して、ここでの説明を省略する。
【0133】同図に示すように、本第2実施形態に係る冷蔵庫44’の電気系の構成は、通信制御部84が備えられていない点、及びROM82に代えて後述する不具合情報データベースDB4が予め記憶されたROM82’が適用されている点のみが、上記第1実施形態に係る冷蔵庫44の電気系の構成と異なっている。
【0134】すなわち、本第2実施形態に係る冷蔵庫44’は、前述のように冷蔵庫単体で情報を提示するものであるので、他の装置との間で情報の授受を行うための通信制御部84を備える必要がなく、内蔵された記憶手段(ここでは、ROM82’)に提示すべき情報を予め記憶しておく必要がある。
【0135】図16には、ROM82’に記憶されている不具合情報データベースDB4の構成が示されている。同図に示すように、本実施の形態に係る不具合情報データベースDB4は、上記第1実施形態に係る不具合情報データベースDB3と同様の種別(「故障関係不具合」及び「非故障不具合」)の各々毎に、不具合状況、確認事項、発生理由、及び対処法の各々を示す情報が記憶されるように構成されている。なお、本不具合情報データベースDB4は、冷蔵庫44’のメーカによって構築されたものである。
【0136】冷蔵庫44’が請求項15及び請求項16記載の発明の家庭用電気製品に、CPU81が請求項15及び請求項16記載の発明の読出手段に、ROM82’が請求項15及び請求項16記載の発明の記憶手段に、液晶ディスプレイ86が請求項15及び請求項16記載の発明の再生手段に、各々相当する。
【0137】次に、図17を参照して、本実施の形態に係る冷蔵庫44’の作用を説明する。なお、図17は、冷蔵庫44’のユーザにより、当該冷蔵庫44’の何らかの不具合の発生が確認されて、冷蔵庫44’に備えられた情報提示部によって情報提示処理の実行が要求された際に、当該冷蔵庫44’のCPU81により実行される情報提示処理プログラムの処理の流れを示すフローチャートであり、該プログラムは予めROM82’の所定領域に記憶されている。
【0138】同図のステップ400では、全ての不具合状況を示す情報を不具合情報データベースDB4から読み出し、次のステップ402で、上記ステップ400で読み出した情報に基づいて不具合状況指定画面を示す画面データを作成し、次のステップ404で、作成した画面データを液晶ディスプレイ86に送信することによって図13(B)に示す不具合状況指定画面を液晶ディスプレイ86に表示させ、更に、次のステップ406で、所定情報の入力待ちを行う。不具合状況指定画面が液晶ディスプレイ86に表示されると、冷蔵庫44’の操作者は、発生した不具合状況、又は発生した不具合状況に最も近い不具合状況の表示領域に対応するタッチパネル88表面の位置を指で接触指定する。これによって、CPU81には、操作者によって指定された不具合状況を示す情報が入力され、上記ステップ406が肯定判定となってステップ408へ移行する。
【0139】ステップ408では、不具合情報データベースDB4を参照して、上記ステップ406で入力した情報によって示される不具合状況の属する種別が「故障関係不具合」であるか否かを判定し、肯定判定の場合はステップ410ヘ移行する。
【0140】ステップ410では、上記ステップ406で入力した情報によって示される不具合状況に対応する全ての確認事項を示す情報を不具合情報データベースDB4から読み出し、次のステップ412で、上記ステップ410で読み出した情報に基づいて確認事項提示画面を示す画面データを作成し、次のステップ414で、作成した画面データを液晶ディスプレイ86に送信することによって図13(C)に示す確認事項提示画面を液晶ディスプレイ86に表示させ、更に、次のステップ416で、所定情報の入力待ちを行う。確認事項提示画面が液晶ディスプレイ86に表示されると、冷蔵庫44’の操作者は、表示されている全ての確認事項の確認を行った後、問題があった確認事項を示す情報の表示領域に対応するタッチパネル88表面の位置を指で接触指定する。これによって、CPU81には、操作者によって指定された確認事項を示す情報が入力され、上記ステップ416が肯定判定となってステップ418へ移行する。
【0141】ステップ418では、上記ステップ416で入力した情報によって示される確認事項に対応する対処法を示す情報を不具合情報データベースDB4から読み出し、次のステップ420で、上記ステップ418で読み出した情報に基づいて対処法提示画面を示す画面データを作成し、次のステップ422で、作成した画面データを液晶ディスプレイ86に送信することによって図13(D)に示す対処法提示画面を液晶ディスプレイ86に表示させ、更に、次のステップ424で、所定情報の入力待ちを行う。対処法提示画面が液晶ディスプレイ86に表示されると、冷蔵庫44’の操作者は、表示されている対処法に従って対処を行い、その後に当該対処によって不具合が解消された場合は当該対処法提示画面の最下段に表示された「不具合解消」ボタンの表示領域に対応するタッチパネル88表面の位置を、当該対処によって不具合が解消されなかった場合には当該対処法提示画面の最下段に表示された「不具合継続」ボタンの表示領域に対応するタッチパネル88表面の位置を、各々指で接触指定する。これによって、CPU81には、「不具合解消」ボタンが指定された旨を示す情報、又は「不具合継続」ボタンが指定された旨を示す情報が入力され、上記ステップ424が肯定判定となってステップ426へ移行する。
【0142】ステップ426では、上記ステップ424で入力した情報が「不具合解消」ボタンが指定された旨を示すものであったか否かを判定し、肯定判定の場合は本情報提示処理プログラムを終了し、否定判定の場合には上記ステップ424で入力した情報が「不具合継続」ボタンが指定された旨を示すものであったものと見なしてステップ428に移行し、予めROM82’の所定領域に記憶されている不具合継続画面を示す画面データを読み出して液晶ディスプレイ86に送信することによって図13(E)に示す不具合継続画面を液晶ディスプレイ86に表示させた後に本情報提示処理プログラムを終了する。不具合継続画面が液晶ディスプレイ86に表示されると冷蔵庫44’の操作者は、当該メッセージに応じた対応を行う。
【0143】一方、上記ステップ408において否定判定された場合には、上記ステップ406で入力した情報によって示される不具合状況の属する種別が「非故障不具合」であったものと見なしてステップ430へ移行する。
【0144】ステップ430では、上記ステップ406で入力した情報によって示される不具合状況に対応する発生理由を示す情報を不具合情報データベースDB4から読み出し、次のステップ432で、上記ステップ430で読み出した情報に基づいて非故障不具合画面を示す画面データを作成し、次のステップ434で、作成した画面データを液晶ディスプレイ86に送信することによって図13(F)に示す非故障不具合画面を液晶ディスプレイ86に表示させ、更に、次のステップ436で、所定情報の入力待ちを行う。非故障不具合画面が液晶ディスプレイ86に表示されると、冷蔵庫44’の操作者は、表示されている情報を確認した後に、当該非故障不具合画面の最下段に表示された「終了」ボタンの表示領域に対応するタッチパネル88表面の位置を指で接触指定する。これによって、CPU81には、「終了」ボタンが指定された旨を示す情報が入力され、これによって上記ステップ436が肯定判定となって本情報提示処理を終了する。
【0145】以上詳細に説明したように、本実施の形態に係る冷蔵庫44’では、家電製品(冷蔵庫44’)の不具合状況に応じた確認事項を示す確認情報、当該不具合状況に応じた対処法を示す対処法情報、及び当該不具合状況の発生理由を示す理由情報の少なくとも1つの情報を複数の不具合についてROM82’により記憶しておき、家電製品の不具合が発生したときに当該不具合の状況に対応する確認情報、対処法情報、及び理由情報の少なくとも1つの情報をROM82’から読み出し、読み出した情報によって示される確認事項、対処法、及び発生理由の少なくとも1つを液晶ディスプレイ86に表示しているので、家電製品の不具合が発生した際に当該不具合に応じた情報を提示することができる。
【0146】また、本実施の形態に係る冷蔵庫44’では、本発明の家庭用電気製品として冷蔵庫を適用しているので、冷蔵庫の不具合が発生した際に当該不具合に応じた情報を提示することができる。
【0147】なお、上記各実施形態では、本発明の家庭用電気製品として冷蔵庫を適用した場合について説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、エアコン、電子レンジ、オーディオ機器等のあらゆる家電製品を適用することができることは言うまでもない。この場合にも、上記各実施の形態と同様の効果を奏することができる。
【0148】また、上記各実施形態では、本発明の再生手段として液晶ディスプレイ86を適用した場合について説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、スピーカ87を適用する形態とすることもできる。この場合、上記各実施形態において液晶ディスプレイ86で表示していた確認事項、対処法、及び発生理由を、音声合成技術を利用して音声にてスピーカ87で再生することになる。この場合も、上記各実施形態と同様の効果を奏することができる。
【0149】また、上記各実施の形態で示した図4〜図6及び図16の各データベースの構成は一例であり、これらのデータベースに対し必要に応じて各種パラメータを追加したり、一部のパラメータを削除することができることは言うまでもない。
【0150】また、上記各実施の形態において説明した各処理プログラムの処理の流れ(図10、図12、図14、及び図17参照)も一例であり、本発明の主旨を逸脱しない範囲内において適宜変更可能であることは言うまでもない。
【0151】
【発明の効果】本発明に係る情報提示システム及び情報提示方法によれば、情報供給装置により、家庭用電気製品の不具合状況に応じた確認事項を示す確認情報、当該不具合状況に応じた対処法を示す対処法情報、及び当該不具合状況の発生理由を示す理由情報の少なくとも1つの情報を複数の不具合について記憶手段により記憶しておき、上記情報の要求元から不具合の状況を示す状況情報を受信し、受信した状況情報が示す不具合状況に対応する確認情報、対処法情報、及び理由情報の少なくとも1つの情報を記憶手段から読み出し、読み出した情報を要求元に送信すると共に、情報要求装置により、家庭用電気製品の不具合が発生したときに当該不具合の状況を示す状況情報を情報供給装置に送信し、当該送信に応じて情報供給装置から送信された情報を受信し、受信した情報によって示される確認事項、対処法、及び発生理由の少なくとも1つを再生しているので、家庭用電気製品の不具合が発生した際に当該不具合に応じた情報を提示することができる、という効果が得られる。
【0152】また、本実施の形態に係る情報供給装置によれば、家庭用電気製品の不具合状況に応じた確認事項を示す確認情報、当該不具合状況に応じた対処法を示す対処法情報、及び当該不具合状況の発生理由を示す理由情報の少なくとも1つの情報を複数の不具合について記憶手段により記憶しておき、上記情報の要求元から不具合の状況を示す状況情報を受信し、受信した状況情報が示す不具合状況に対応する確認情報、対処法情報、及び理由情報の少なくとも1つの情報を記憶手段から読み出し、読み出した情報を要求元に送信しているので、要求元において受信された情報によって示される確認事項、対処法、及び発生理由の少なくとも1つを再生することにより、家庭用電気製品の不具合が発生した際に当該不具合に応じた情報を提示することができる、という効果が得られる。
【0153】更に、本実施の形態に係る情報提示装置によれば、家庭用電気製品の不具合状況に応じた確認事項を示す確認情報、当該不具合状況に応じた対処法を示す対処法情報、及び当該不具合状況の発生理由を示す理由情報の少なくとも1つの情報を複数の不具合について記憶手段により記憶しておき、家庭用電気製品の不具合が発生したときに当該不具合の状況に対応する確認情報、対処法情報、及び理由情報の少なくとも1つの情報を記憶手段から読み出し、読み出した情報によって示される確認事項、対処法、及び発生理由の少なくとも1つを再生しているので、家庭用電気製品の不具合が発生した際に当該不具合に応じた情報を提示することができる、という効果が得られる。




 

 


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