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発明の名称 情報授受方法およびその方法を利用可能なサーバとプログラム
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開2003−6112(P2003−6112A)
公開日 平成15年1月10日(2003.1.10)
出願番号 特願2001−186981(P2001−186981)
出願日 平成13年6月20日(2001.6.20)
代理人 【識別番号】100105924
【弁理士】
【氏名又は名称】森下 賢樹
【テーマコード(参考)】
5B009
5B019
5B082
5E501
【Fターム(参考)】
5B009 NA06 NB00 RB21 TA01 VA07 VA09 VC01 
5B019 GA10
5B082 GC06
5E501 AA04 AC15 AC25 AC34 BA05 CA04 CB05 EA03 EA11 EB05 FA44 FB23
発明者 山田 晃弘 / 松岡 継文 / 筈井 隆史
要約 課題
操作性や画面サイズの点で制約のある携帯端末において、コンテンツの作成やデータの入力は手間のかかる作業であった。

解決手段
ブラウザのウインドウ32には携帯端末の外観12が実物サイズで表示され、携帯端末の液晶画面に相当するメインフレーム10にはアクセス先のコンテンツが、現実の携帯端末の画面で見られるのと同様の形態にて表示される。ウインドウ32の余白領域にはサブフレーム20が設けられ、補助的な用途で用いられ、メインフレーム10に表示されるコンテンツの詳細情報やヘルプ画面が表示される。またサブフレーム20はユーザによる編集や入力のためにも利用され、サブフレーム20で編集したコンテンツの内容はメインフレーム10に反映されて更新されるとともに、携帯端末へのデータの同期がなされる。
特許請求の範囲
【請求項1】 第1端末の画面に第2端末の画面を含む外観を表示させ、サーバから提供されるデータを、現実の第2端末の画面に表示されるごとく、前記第1端末に表示された前記第2端末の模擬的な画面に表示させるとともに、前記第1端末の余白画面には前記提供されるデータと関連のあるデータを表示させることを特徴とする情報授受方法。
【請求項2】 前記関連のあるデータは、前記提供されるデータを含むページデータ内で関連づけられており、このページデータは、前記提供されるデータが前記第2端末の現実の画面サイズに対応した主領域に表示され、前記関連のあるデータが前記第1端末の余白画面に設けられた副領域に表示されるように構成されることを特徴とする請求項1に記載の情報授受方法。
【請求項3】 前記第2端末は前記サーバと通信可能に構成され、前記第1の端末の操作により前記サーバと前記第2端末との間の情報の授受が実現され、前記サーバと前記第2端末との間で情報の同期がとられることを特徴とする請求項2に記載の情報授受方法。
【請求項4】 前記副領域は前記第1端末からの入力が可能に構成され、前記第1端末から入力されたデータは前記サーバを介して前記第2端末の模擬的な画面に反映されることを特徴とする請求項2に記載の情報授受方法。
【請求項5】 前記副領域は前記第1端末からの入力が可能に構成され、前記第1端末から入力されたデータは前記サーバを介して前記第2端末の模擬的な画面に反映されるとともに、現実の前記第2端末にも反映されて格納されることを特徴とする請求項3に記載の情報授受方法。
【請求項6】 前記関連のあるデータは前記提供されるデータの編集用データであり、前記副領域において前記編集用データが編集され前記サーバにアップロードされることにより、前記提供されるデータが前記サーバにおいて更新され前記第2端末の模擬的な画面に更新された内容が表示されることを特徴とする請求項4に記載の情報授受方法。
【請求項7】 携帯性を主眼とする端末の画面を含む外観を模擬的に表示する工程と、サーバから提供されるデータを、現実の前記端末の画面に表示されるごとく、前記端末の模擬的な画面に表示する工程と、前記端末の模擬的な画面とは別に設けられた領域に前記提供されるデータと関連のあるデータを前記サーバから読み出して表示する工程とをコンピュータに実行させることを特徴とするプログラム。
【請求項8】 第1端末および第2端末と通信するサーバであって、前記第2端末に提供すべきデータを格納する格納部と、前記第1端末および前記第2端末の少なくとも一方から要求があった場合に、ページデータを提供する提供部とを含み、前記ページデータは、前記格納部に格納された前記第2端末に提供すべきデータを含み、前記提供すべきデータとそれに関連のあるデータとが前記ページデータ内で関連づけられており、当該ページデータが前記第2端末に提供された場合には、前記第2端末における前記関連のあるデータの表示は抑制され、当該ページデータが前記第1端末に提供された場合には、前記提供すべきデータが前記第2端末に表示される態様にて表示されるとともに、前記関連のあるデータが補助的に表示されるように構成されたことを特徴とするサーバ。
【請求項9】 前記ページデータは、当該ページデータの提供先の端末の種別に関する条件によって前記関連のあるデータの表示がされるか否かが定まるように構成されたことを特徴とする請求項8に記載のサーバ。
【請求項10】 前記第2端末とのデータの同期をとる同期処理部をさらに含み、前記同期処理部は、前記第1端末から前記第2端末に同期させるべきデータを受信した場合に、前記第2端末にそのデータを送信して前記第2端末に格納されたデータを更新するとともに、前記第1端末に模擬的に表示された前記第2端末のデータ内容にも反映させることを特徴とする請求項8に記載のサーバ。
【請求項11】 操作性を主眼とする第1端末において、携帯性を主眼とする第2端末向けに構成された提供データをサーバから受信する工程と、前記第1端末の画面の一部に前記第2端末の模擬画面を表示し、その模擬画面に前記提供データを表示して、前記第2端末と前記サーバとのデータのやりとりを再現する工程と、前記第1端末の画面の余白に前記提供データに関連するデータを表示する工程とを含むことを特徴とする情報授受方法。
【請求項12】 操作性を主眼とする第1端末のウインドウ内に携帯性を主眼とする第2端末の画面を模擬的に表示する工程と、前記第2端末に対する入出力操作については、前記ウインドウの余白領域においてなされる前記第1端末の入出力操作を利用する工程と、前記入出力操作の結果が、前記第1端末のウインドウ内に模擬的に表示された前記第2端末の画面で、現実の第2端末の画面で見られる態様にて確認されることを特徴とする情報授受方法。
発明の詳細な説明
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は情報授受技術に関し、とくにPDAなどの携帯端末におけるデータの入出力を支援するための情報授受方法およびその方法を利用可能なサーバとプログラムに関する。
【0002】
【従来の技術】PDA(Personal Data Assistant)という言葉で総称される様々な情報携帯端末が商品化されており、アドレス帳やスケジュール管理といった従来の個人情報管理以外に、インターネットと接続してWebページの閲覧や電子メールの送受信が可能であることを売り物にした製品が競って販売されている。家庭やオフィスのパソコンだけでなく、情報携帯端末でインターネットのサービスを利用する機会が今後さらに増えてくることが予想される。
【0003】ユーザがPDAに格納して持ち歩く情報は、家庭やオフィスのパソコンで更新することも多く、パソコンとの間でデータの同期をとることが必要となる。またサーバからパソコンにダウンロードしたコンテンツをPDAに取り込んで利用することも多い。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】パソコンで入力したスケジュールやアドレスのデータをPDAに反映させたり、インターネットからダウンロードしたWebページやアプリケーションなどのコンテンツをPDAに取り込む作業は、PDAをいったんパソコンに接続し、パソコン上の同期用のアプリケーションを起動して行われる。ユーザはこの同期作業をデータの入力やアプリケーションのダウンロードとは別に行う必要があり、手間がかかって面倒である。また、PDAでデータの確認やアプリケーションの動作確認をした上で、問題があった場合には、パソコン上で再度データの入力やアプリケーションのダウンロードをする必要があり、どうしても二度手間となる。
【0005】また、PDAで閲覧可能なWebサイトを構築するには、サーバにおいてPDA向きに作成されたWebページを実際にPDAにダウンロードしてPDAの画面にて表示形態を確かめる必要があり、Webサイトの構築に手間がかかるという問題も生じる。
【0006】本発明はこうした状況に鑑みてなされたものであり、その目的は、情報携帯端末とのデータのやりとりの操作性を高めることのできる情報授受方法およびその方法を利用可能なサーバとコンピュータプログラムを提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明のある態様は、情報授受方法に関する。この方法は、第1端末の画面に第2端末の画面を含む外観を表示させ、サーバから提供されるデータを、現実の第2端末の画面に表示されるごとく、前記第1端末に表示された前記第2端末の模擬的な画面に表示させるとともに、前記第1端末の余白画面には前記提供されるデータと関連のあるデータを表示させる。
【0008】第1端末は操作性を主眼とする端末であり、たとえばパーソナルコンピュータのように大きなサイズのディスプレイとキーボードやマウスなど操作性の高い入力デバイスをもった端末である。第2端末は携帯性を主眼とする端末であり、携帯端末や携帯電話が含まれる。
【0009】前記関連のあるデータは、前記提供されるデータを含むページデータ内で関連づけられており、このページデータは、前記提供されるデータが前記第2端末の現実の画面サイズに対応した主領域に表示され、前記関連のあるデータが前記第1端末の余白画面に設けられた副領域に表示されるように構成されてもよい。このページデータは第1端末および第2端末における画面表示に適したフォーマットがなされたデータであり、たとえばHTMLで記述される。この主領域と副領域は、第1端末の画面上に表示されたウインドウ内に主フレームおよび副フレームとして設けられてもよい。また第1端末の画面上に主領域に対応して主ウインドウが設けられ、副領域に対応して副ウインドウが主ウインドウとは別に設けられてもよい。いずれの場合も副フレームまたは副ウインドウを開いてそこに前記関連のあるデータを表示するように前記ページデータの記述が可能である。
【0010】前記第2端末は前記サーバと通信可能に構成され、前記第1の端末の操作により前記サーバと前記第2端末との間の情報の授受が実現され、前記サーバと前記第2端末との間で情報の同期がとられてもよい。前記副領域は前記第1端末からの入力が可能に構成され、前記第1端末から入力されたデータは前記サーバを介して前記第2端末の模擬的な画面に反映されてもよい。さらにその入力されたデータは現実の前記第2端末にも反映されて同期がとられてもよい。第2端末は第1端末と直接または間接的に通信可能に構成されて、第1端末から入力されたデータが第2端末に送信されてもよい。第2端末におけるたとえば予定表やアドレス帳などのデータが、第1端末からの入力操作によって更新され、同期がとられてもよい。
【0011】前記関連のあるデータは前記提供されるデータの編集用データであり、前記副領域において前記第1端末から前記関連のあるデータを編集して前記サーバにアップロードすることにより、前記提供されるデータが更新され前記第2端末の模擬的な画面に更新された内容が表示されてもよい。
【0012】本発明の別の態様は、コンピュータ用のプログラムに関する。このプログラムは、第1端末の画面に第2端末の画面を含む外観を表示する工程と、サーバから提供されるデータを、現実の第2端末の画面に表示されるごとく、前記第1端末に表示された前記第2端末の模擬的な画面に表示する工程と、前記第1端末の余白画面に前記提供されるデータと関連のあるデータを前記サーバから読み出して表示する工程とをコンピュータに実行させる。
【0013】本発明のさらに別の態様は、サーバに関する。前記第2端末に提供すべきデータを格納する格納部と、前記第1端末および前記第2端末の少なくとも一方から要求があった場合に、ページデータを提供する提供部とを含む。前記ページデータは、前記格納部に格納された前記第2端末に提供すべきデータを含み、前記提供すべきデータとそれに関連のあるデータとが前記ページデータ内で関連づけられている。このページデータは、当該ページデータが前記第2端末に提供された場合には、前記第2端末における前記関連のあるデータの表示は抑制され、当該ページデータが前記第1端末に提供された場合には、前記提供すべきデータが前記第2端末に表示される態様にて表示されるとともに、前記関連のあるデータが補助的に表示されるように構成される。
【0014】前記ページデータは、当該ページデータの提供先の端末の種別に関する条件によって前記関連のあるデータの表示がされるか否かが定まるように構成されてもよい。たとえばページデータが提供された端末のオペレーティングシステムを検出し、その端末がパーソナルコンピュータであると判定される場合には、前記関連のあるデータが表示され、その端末が携帯端末であると判定される場合には、前記関連のあるデータが表示されないように、オペレーティングシステムの種別を条件として前記関連のあるデータの表示の有無が定まるようにページデータを構成してもよい。
【0015】前記第2端末とのデータの同期をとる同期処理部をさらに含み、前記同期処理部は、前記第1端末から前記第2端末に同期させるべきデータを受信した場合に、前記第2端末にそのデータを送信して前記第2端末に格納されたデータを更新するとともに、前記第1端末に模擬的に表示された前記第2端末のデータ内容にも反映させてもよい。
【0016】本発明のさらに別の態様は、情報授受方法に関する。この方法は、操作性を主眼とする第1端末において、携帯性を主眼とする第2端末向けに構成された提供データをサーバから受信する工程と、前記第1端末の画面の一部に前記第2端末の模擬画面を表示し、その模擬画面に前記提供データを表示して、前記第2端末と前記サーバとのデータのやりとりを再現する工程と、前記第1端末の画面の余白に前記提供データに関連するデータを表示する工程とを含む。前記第1端末の画面に前記第2端末の模擬画面を表示するウインドウが設けられ、そのウインドウ内の余白領域に前記関連するデータが表示されてもよい。あるいは前記第2端末の模擬画面を表示するウインドウと前記関連するデータを表示するウインドウとが別々に前記第1端末の画面内に設けられてもよい。
【0017】本発明のさらに別の態様も、情報授受方法に関する。この方法は、操作性を主眼とする第1端末のウインドウ内に携帯性を主眼とする第2端末の画面を模擬的に表示する工程と、前記第2端末に対する入出力操作については、前記ウインドウの余白領域においてなされる前記第1端末の入出力操作を利用する工程と、前記入出力操作の結果を、前記第1端末のウインドウ内に模擬的に表示された前記第2端末の画面で、現実の第2端末の画面で見られる態様にて確認される。これにより第1端末における入出力操作によって現実の第2端末に対するデータの入出力がなされる。前記第1端末における入出力操作は、前記第2端末の画面を模擬的に表示する前記ウインドウとは別に設けられたウインドウにおいてなされてもよい。
【0018】なお、以上の構成要素の任意の組合せ、本発明の表現を方法、装置、システム、コンピュータプログラム、記録媒体などの間で変換したものもまた、本発明の態様として有効である。
【0019】
【発明の実施の形態】本発明の実施形態の概略について図4を参照しながら説明する。ユーザはパーソナルコンピュータ(以下PCと略す)上でブラウザを起動し、ブラウザのウインドウ32にアドレスを入力して携帯端末専用サイトにアクセスする。このときウインドウ32には携帯端末の外観12が実物サイズで表示され、携帯端末の液晶画面に相当するメインフレーム10にはアクセス先のコンテンツが、現実の携帯端末の画面で見られるのと同様の形態にて表示される。携帯端末の画面は通常240×320のサイズであり、それと同サイズのメインフレーム10でコンテンツの表示具合を確認することができる。ところでPCの画面サイズは通常640×480から1024×768の大きさであり、ウインドウ32に携帯端末の外観12を実物サイズで表示すると、右側に余白領域が生じる。発明者はこの余白領域を多目的に利用できることに気づき、余白領域にサブフレーム20を設けて、メインフレーム10には表示しきれない詳細情報やヘルプ画面を表示したり、メインフレーム10に表示されるコンテンツの編集を可能にしたり、携帯端末とデータを同期させたりすることを可能にすることを考案するに至った。
【0020】図1は、実施の形態に係るサーバ50を含むシステムの構成図である。ユーザPC40および携帯端末42は、インターネットと接続する通信機能をもち、インターネットを介してサーバ50とデータ通信を行う。サーバ50は、通信部52と、同期処理部54と、提供部56と、提供データ格納部58と、同期データ格納部60とを含む。この構成は、ハードウエア的には、任意のコンピュータのCPU、メモリ、その他のLSIで実現でき、ソフトウエア的にはメモリにロードされた情報授受機能のあるプログラムなどによって実現されるが、ここではそれらの連携によって実現される機能ブロックを描いている。したがって、これらの機能ブロックがハードウエアのみ、ソフトウエアのみ、またはそれらの組合せによっていろいろな形で実現できることは、当業者には理解されるところである。
【0021】通信部52は、ユーザPC40と通信して、html形式のテキストデータやJPEG形式、GIF形式などの画像データなどを含むページデータをユーザPC40へ送信し、ユーザPC40からはページデータのリクエストやユーザが入力したデータなどを受信する。提供部56は、提供データ格納部58に格納された携帯端末向けのページデータを読み出して通信部52を介してユーザPC40へ提供する。このページデータには携帯端末向けに提供されるコンテンツデータの他、その提供データに関連のあるデータが含まれる。提供部56はまた、携帯端末42から要求のあった場合に、提供データ格納部58から読み出された携帯端末向けのページデータを携帯端末42へ送信する。
【0022】同期データ格納部60は、携帯端末42に格納されるデータの複製を格納しており、この複製データは携帯端末42との間でデータの同期をとるために用いられる。同期処理部54は、通信部52を介してユーザPC40から携帯端末42へ同期させるべきデータを受け取った場合に、同期データ格納部60にそのデータを書き込み、携帯端末42へそのデータを送信する。同期処理部54はまた、携帯端末42から同期させるべきデータを受け取った場合に、同期データ格納部60にそのデータを書き込んで更新する。
【0023】図2は、ページデータのファイルに含まれるスクリプトを示す。ユーザPC40に送信されるページデータは、携帯端末42に提供されるページデータと同一のデータであり、携帯端末向けの提供データが含まれている。このページデータにはさらに、ユーザPC40に提供された場合にのみ、提供データに関連するデータが表示されるように、同図に示したスクリプトが埋め込まれている。ページデータを受け取ったブラウザはこのスクリプトを解釈して、ブラウザを起動している計算機がPCである場合は、ブラウザのウインドウのサブフレームに関連データelseinfo.htmlを読み出して表示する。PCと携帯端末では使用されるオペレーティングシステムが異なるため、オペレーティングシステムの種別を判定することにより、PCであるか携帯端末であるかを区別することが可能である。
【0024】このようにページデータのファイルを構成することにより、ファイルが携帯端末42に提供されるか、ユーザPC40に提供されるかによって、表示される内容を異ならせることが可能となる。ページデータが携帯端末42に提供された場合には、携帯端末向けの提供データだけが携帯端末42の画面に表示され、同一のページデータがユーザPC40に提供された場合には、携帯端末向けの提供データがブラウザのウインドウに表示された模擬的な携帯端末の画面に表示されるとともに、関連データがウインドウの余白領域に表示される。なお、関連データは、elseinfo.htmlまたはhttp://www.abc.com/elseinfo.htmlのように、データの存在する場所すなわちURLを指定することで与えられる。もちろんデータ量が少ない場合には、ページデータに直接関連データの内容を含めるように構成してもよい。
【0025】以上のシステム構成による情報授受の手順を図3のフローチャートと図5の画面例を用いて説明する。ユーザはユーザPC40上に起動されたブラウザのウインドウ32において、アドレスフィールド30に携帯端末の専用サイトのURLを入力して携帯端末専用サイトにアクセスする(S10)。ブラウザはそのURLからページデータを読み出す(S12)。ブラウザはページデータ内に含まれるスクリプトを実行して、ブラウザが起動されている計算機のオペレーティングシステム等を判定し、当該計算機がPCであるか、携帯端末であるかを判定する(S14)。PCであると判定された場合(S14のY)、ブラウザのウインドウ32に携帯端末の外観12が表示され(S16)、模擬的に表示された携帯端末の画面部分に相当するメインフレーム10内に、読み出されたページデータに含まれる提供データの内容が表示される(S18)。
【0026】図5に示されるようにメインフレーム10には、携帯端末専用サイトのWebページが、現実の携帯端末42の画面に表示されるのと同じ形態で表示されている。メインフレーム10は実際の携帯端末42の画面と同一のサイズで構成されており、ブラウザがページデータをメインフレーム10に表示すると自然に携帯端末42の画面に表示される形態になる。メインフレーム10にはスクロールボタン15が設けられ、スクロールすることにより、あたかも現実の携帯端末42を操作するごとく、Webページをメインフレーム10内で閲覧することができる。
【0027】さらにページデータ内に指定された関連データがサーバ50から読み出され、ウインドウ32の余白領域に位置するサブフレーム20に表示される(S20)。図5において、メインフレーム10に表示されたWebページの詳細情報がサブフレーム20に表示されており、このページに含まれる画像ファイルの数やバイト数、このページの更新日時、アクセス回数などが表示されている。ステップS14において、当該計算機が携帯端末であると判定された場合(S14のN)、ページデータに含まれる提供データが携帯端末42の画面に表示される(S22)。この場合、携帯端末42に搭載されたブラウザは単にページデータをブラウザのウインドウに表示するだけでよく、特別な処理を必要としない。
【0028】上記のステップS18において、提供データが携帯端末の模擬画面に表示されるが、このとき、現実の携帯端末42がサーバ50からのデータ受信が可能な状態にされていれば、サーバ50の提供部56が、模擬画面に表示された提供データを現実の携帯端末42にも送信し、携帯端末42に同じデータを格納させてもよい。また現実の携帯端末42がユーザPC40と通信可能に接続された状態であれば、ユーザPC40がサーバから受信した提供データを携帯端末42に送って、携帯端末42との同期をとるようにしてもよい。
【0029】以上述べた実施の形態によれば、携帯端末の模擬画面には表示しきれない詳細情報や、ヘルプ画面、操作内容などをブラウザのウインドウの余白領域に表示することができ、PCの広い画面をうまく活用しながら携帯端末のサイトにアクセスすることができる。また手元の携帯端末42を受信可能状態にしておけば、PCでブラウズしたページデータをそのまま現実の携帯端末42に同期させることもできる。同期用の専用ソフトウエアを用いてデータをPCから携帯端末へ取り込む作業は必要ではなくなり、PCの模擬画面で閲覧したコンテンツはPCにおける操作により自動的にユーザの携帯端末42に同期される。
【0030】別の実施の形態を説明する。サブフレーム20は、メインフレーム10に表示される携帯端末向けのWebページを編集する目的でも利用することができる。図6は、サブフレーム20内に表示されたHTMLエディタを示す。サブフレーム20内にはメインフレーム10に表示されたWebページのHTMLファイルが表示されている。サブフレーム20に設けられたスクロールボタン23を上下させて画面をスクロールしてこのHTMLファイルの編集が可能である。編集の後、更新ボタン22を押すことにより、編集後のHTMLファイルはサーバ50に送信され、提供部56は、提供データ格納部58に格納されているHTMLファイルを更新する。また提供部56は、更新後のHTMLファイルをユーザPC40へ送信し、ユーザPC40のブラウザはメインフレーム10の表示内容を新たに送られてきたHTMLファイルにより更新する。
【0031】HTMLファイルの編集の例を説明したが、他の例として、画像データをメインフレーム10に表示しながら、画像データの編集がサブフレーム20において行えるように構成してもよい。このとき携帯端末の模擬画面を現実の携帯端末の画面に合わせてモノクロにしたり、色数を減らすなど、現実の携帯端末で見た場合の画像の品質に近づくように、メインフレーム10に出力される画像データに画像処理を施してもよい。
【0032】この実施の形態では、携帯端末の模擬画面でWebページや画像データなどのコンテンツの表示形態を確認しながら、コンテンツの編集作業を行うことができ、携帯端末向けコンテンツの作成作業の効率化に役立つ。
【0033】さらに別の実施の形態を説明する。サブフレーム20は、携帯端末42にデータを取り込む目的でも利用することができる。図7は、携帯端末42に画像データを取り込む例である。ユーザはアドレスフィールド30に自分の携帯端末専用のURLを入力する。ブラウザはそのURLからページデータを読みこみ、メインフレーム10にその内容が表示される。このページデータはユーザの写真アルバムであり、当初は画像ファイル17のみが格納されていた。このページデータには関連データとして、画像取り込み用のCGIプログラムが指定されており、そのCGIプログラムが読み出されて、サブフレーム20に画像取り込み用の画面が表示される。
【0034】このサブフレーム20にはファイルボタン26と、「PDAへ取り込み」ボタン28が設けられている。ユーザがファイルボタン26をクリックすると、画像ファイルの指定を促すサブウインドウが表示される。ユーザがたとえばユーザPC40のハードディスクに格納された画像ファイルを指定すると、サブフレーム20の上部には画像ファイル24が表示される。この画像ファイル24を携帯端末42に取り込む場合、「PDAへ取り込み」ボタン28をクリックする。「PDAへ取り込み」ボタン28のクリックにより、別のCGIプログラムが起動されて、画像ファイル24がサーバ50へ送信される。サーバ50の同期処理部54は、受信した画像ファイル24を同期データ格納部60へ格納してユーザの携帯端末42の同期用データを更新するとともに、受信可能とされた現実の携帯端末42へその画像ファイル24を送信する。また提供部56は、同期データ格納部60が更新された同期用データを読み取り、ユーザPC40へ送信する。これによりユーザPC40のブラウザ側では、メインフレーム10の更新がなされ、画像ファイル18が新たにWebページに追加される。
【0035】このようなデータ同期の仕組みは、アドレス帳や予定表の更新にも適用できる。携帯端末の模擬画面に予定表が表示された状態で、サブフレーム20で、予定項目を入力して、メインフレーム10に表示される予定表を更新するとともに、現実の携帯端末42に格納された予定表データを更新することができる。
【0036】さらにこのブラウザ上での同期の仕組みをグループウエアに適用することも可能である。たとえば会社や学校などの組織においてグループのメンバーがブラウザで互いの携帯端末の予定表を模擬画面にて閲覧できるように構成し、サブフレーム20においてグループの予定を入力してグループメンバーの携帯端末に同期させてもよい。
【0037】以上、本発明を実施の形態をもとに説明した。これらの実施の形態は例示であり、それらの各構成要素や各処理プロセスの組合せにいろいろな変形例が可能なこと、またそうした変形例も本発明の範囲にあることは当業者に理解されるところである。そうした変形例をいくつか説明する。
【0038】上記の説明ではPDAを例にして説明したが、本発明は携帯電話にも適用できる。携帯電話は数字キーをアルファベットにあてはめてデータの入力をさせるため、データ入力は非常に手間がかかり、ユーザに敬遠されがちである。本発明によれば、PCの操作性を利用して携帯電話へのデータの同期を容易にすることができる。またインターネットとの接続を可能にした携帯電話が普及しており、携帯電話の小さい画面でWebページや画像ファイルを閲覧する機会も増えつつある。携帯電話の画面に合わせたコンテンツの作成はスキルを要するが、本発明によれば、携帯電話の模擬画面でコンテンツの表示具合を確認しながら、コンテンツの作成が可能であり、作業効率が飛躍的に向上する。
【0039】また上記の説明ではPCのウインドウにPDAの外観を表示したが、PCの代わりに通信機能を有するテレビを用いて、テレビ画面にPDAの画面を含む外観を表示して同様のことを行ってもよい。テレビはホームネットワークの中核として、インターネット接続機能や、ビデオ機器やPCとの連携機能を提供するものとなる可能性がある。このようなテレビは入出力操作や表示のためのデバイスとしてコンピュータの代わりとして用いることができ、PDAとのデータのやりとりをテレビ画面で確認しながら行えるようにシステムを構成してもよい。
【0040】また上記の説明ではPCに表示された単一のウインドウ内でフレーム処理を行って、PDAの外観を表示するとともに、そのウインドウの余白部分に関連データを表示し、補足情報の表示や入力支援を行った。しかし実施の形態は、関連データを同一のウインドウ内に表示させる形態に限らない。PDAの外観を表示するウインドウと、補足情報の表示や入力支援を行うウインドウとを別々にPCの画面に表示させてもよい。さらにPDAの外観を表示するウインドウについては、通常のブラウザのウインドウ内にPDAの外観が表示される形態に限らず、ウインドウそのものがPDAの外観を備えた形態であってもよい。
【0041】
【発明の効果】本発明によれば、携帯端末における情報授受の操作性を向上することができる。




 

 


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