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着色材供給管理システム - セイコーエプソン株式会社
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発明の名称 着色材供給管理システム
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開2003−30503(P2003−30503A)
公開日 平成15年1月31日(2003.1.31)
出願番号 特願2001−211677(P2001−211677)
出願日 平成13年7月12日(2001.7.12)
代理人 【識別番号】100093964
【弁理士】
【氏名又は名称】落合 稔
【テーマコード(参考)】
2C056
2C061
2H027
2H030
5B021
5C074
5C079
【Fターム(参考)】
2C056 EA26 EA29 EB49 EB56 EC26 EC54 EC57 ED01 ED05 EE03 EE09 
2C061 AP01 AQ05 AQ06 AR01 HK23 HN15
2H027 DB01 EJ13 EJ15 FA02 HB02 HB13 ZA07
2H030 AD11 AD16 BB02
5B021 AA01 BB10 EE02 NN16
5C074 AA20 BB16 EE11 FF15 HH04
5C079 HA02 HB01 HB03 HB12 KA12 KA15 KA17 LC04 NA23 PA03
発明者 美濃羽 嘉樹 / 赤岩 正夫
要約 課題
デジタル画像に基づいて、印刷装置で消費される正確な着色材の消費量を算出し、その算出結果に関する情報をネットワークを介して受信することにより、着色材の供給を効率的且つ迅速に行い得る着色材供給管理システムを提供することを目的とする。

解決手段
デジタル画像6をデータ化したデジタル画像データを入力するデジタル画像データ入力手段と、デジタル画像データ入力手段で入力したデジタル画像データに基づいて、印刷物を作成するために消費する着色材の消費量を算出する着色材消費量算出手段と、着色材消費量算出手段により算出された着色材の消費量に関する情報を、ネットワークNWを介して受信する情報受信手段と、情報受信手段により受信した情報に基づいて、印刷装置20への着色材の供給を指示する着色材供給指示手段と、を備えたものである。
特許請求の範囲
【請求項1】 離散的な数値データで表現されるデジタル画像をデータ化したデジタル画像データを入力可能な印刷装置において、着色材を用いて印刷物を作成する場合の当該着色材を供給する着色材供給管理システムであって、前記デジタル画像データを入力するデジタル画像データ入力手段と、前記デジタル画像データ入力手段で入力したデジタル画像データに基づいて、前記印刷物を作成するために消費する着色材の消費量を算出する着色材消費量算出手段と、前記着色材消費量算出手段により算出された着色材の消費量に関する情報を、ネットワークを介して受信する情報受信手段と、前記情報受信手段により受信した情報に基づいて、前記印刷装置への着色材の供給を指示する着色材供給指示手段と、を備えたことを特徴とする着色材供給管理システム。
【請求項2】 前記デジタル画像が加法混色により表現される場合、当該デジタル画像を減法混色により表現される減法混色デジタル画像に変換する色変換手段を更に備え、前記デジタル画像データ入力手段には、前記色変換手段により色変換された前記減法混色デジタル画像をデータ化した減法混色デジタル画像データを入力する手段が含まれることを特徴とする請求項1に記載の着色材供給管理システム。
【請求項3】 前記着色材消費量算出手段には、前記デジタル画像データに対しディザ法による疑似階調処理を行うことにより階調別に着色材の消費量を算出した結果を用いて、前記着色材の消費量を算出する手段が含まれることを特徴とする請求項1または2に記載の着色材供給管理システム。
【請求項4】 前記印刷物が複数サイズのドットで印刷が行われる場合、前記着色材消費量算出手段には、前記着色材の消費量をドットサイズ別に算出した結果を用いて、前記印刷物を作成するために消費する前記着色材の消費量を算出する手段が含まれることを特徴とする請求項1、2または3に記載の着色材供給管理システム。
【請求項5】 前記印刷物の作成枚数を指定する作成枚数指定手段を更に備え、前記着色材消費量算出手段には、前記作成枚数指定手段により指定された作成枚数分の着色材の消費量を算出する手段が含まれることを特徴とする請求項1ないし4のいずれかに記載の着色材供給管理システム。
【請求項6】 前記印刷装置において複数色の着色材が用いられる場合、前記着色材消費量算出手段には、色別に前記着色材の消費量を算出する手段が含まれ、前記着色材供給指示手段には、色別に着色材の供給を指示する手段が含まれることを特徴とする請求項1ないし5のいずれかに記載の着色材供給管理システム。
【請求項7】 前記情報受信手段は、前記情報を、任意の時点または常時受信可能であることを特徴とする請求項1ないし6のいずれかに記載の着色材供給管理システム。
【請求項8】 前記情報受信手段により受信した情報に基づき、前記着色材の累積消費量が一定量に達することを検出した場合、前記印刷装置のメンテナンスサービスを行うように指示するメンテナンスサービス指示手段を更に備えたことを特徴とする請求項1ないし7のいずれかに記載の着色材供給管理システム。
【請求項9】 前記メンテナンスサービスの作業によって消費される着色材量を算出するメンテナンス消費量算出手段を更に備え、前記着色材供給指示手段には、前記メンテナンスサービス指示手段によりメンテナンスサービスを行うように指示した場合、前記メンテナンス消費量算出手段により算出された着色材量を付加した分の着色材の供給を指示する手段が含まれることを特徴とする請求項8に記載の着色材供給管理システム。
【請求項10】 前記ネットワークは、インターネットまたはLANで構成されることを特徴とする請求項1ないし9のいずれかに記載の着色材供給管理システム。
【請求項11】 前記着色材には、インクまたはトナーが含まれることを特徴とする請求項1ないし10のいずれかに記載の着色材供給管理システム。
【請求項12】 前記印刷装置には、電子写真方式のプリンタが含まれることを特徴とする請求項1ないし11のいずれかに記載の着色材供給管理システム。
【請求項13】 前記印刷装置には、インクジェット方式のプリンタが含まれることを特徴とする請求項1ないし12のいずれかに記載の着色材供給管理システム。
【請求項14】 前記プリンタのインクジェットヘッドからのインクの吐出状態を良好に保つための自動クリーニングに消費される着色材量を算出する自動クリーニング消費量算出手段を更に備え、前記着色材供給指示手段には、前記自動クリーニング消費量算出手段によりされた着色材量を付加した分の着色材の供給を指示する手段が含まれることを特徴とする請求項13に記載の着色材供給管理システム。
【請求項15】 前記自動クリーニング消費量算出手段により算出した着色材量の累積着色材量が一定量に達することを検出した場合、前記印刷装置のメンテナンスサービスを行うように指示するメンテナンスサービス指示手段を更に備えたことを特徴とする請求項14に記載の着色材供給管理システム。
【請求項16】 前記プリンタのインクジェットヘッドから定期的にインクを吐出する定期フラッシングに消費される着色材量を算出する定期フラッシング消費量算出手段を更に備え、前記着色材供給指示手段には、前記定期フラッシング消費量算出手段によりされた着色材量を付加した分の着色材の供給を指示する手段が含まれることを特徴とする請求項13、14または15に記載の着色材供給管理システム。
【請求項17】 前記定期フラッシング消費量算出手段により算出した着色材量の累積着色材量が一定量に達することを検出した場合、前記印刷装置のメンテナンスサービスを行うように指示するメンテナンスサービス指示手段を更に備えたことを特徴とする請求項16に記載の着色材供給管理システム。
【請求項18】 離散的な数値データで表現されるデジタル画像をデータ化したデジタル画像データを入力可能な印刷装置において、印刷物を作成するために消費する着色材の消費量を当該デジタル画像データに基づいて算出すると共に、当該着色材の消費量に関する情報を送信可能なユーザ端末と、前記着色材の消費量に関する情報をネットワークを介して受信すると共に前記印刷装置への着色材の供給を指示可能なホスト端末と、により構成される着色材供給管理システムであって、前記ホスト端末は、前記着色材の消費量に関する情報に基づき、前記印刷装置への着色材供給の発注処理を行うと共に、当該着色材の供給予定に関する情報を前記ユーザ端末に送信することを特徴とする着色材供給管理システム。
【請求項19】 離散的な数値データで表現されるデジタル画像データを入力可能な印刷装置において、印刷物を作成するために消費する着色材の消費量を当該デジタル画像データに基づいて算出すると共に、当該着色材の消費量に関する情報を送信可能なユーザ端末と、前記着色材の消費量に関する情報をネットワークを介して受信すると共に前記印刷装置への着色材の供給を指示可能なホスト端末と、により構成される着色材供給管理システムであって、前記ホスト端末は、前記ユーザ端末より受信した着色材の消費量に関する情報に基づいて、着色材の供給予定に関する情報を前記ユーザ端末に送信し、前記ユーザ端末は、前記ホスト端末からの着色材の供給予定に関する情報に基づいて、着色材の供給依頼に関する情報を前記ホスト端末に送信し、前記ホスト端末は、前記ユーザ端末からの着色材の供給依頼に関する情報に基づいて、前記印刷装置への着色材供給の発注処理を行うことを特徴とする着色材供給管理システム。
【請求項20】 前記ホスト端末は、前記着色材の消費量に関する情報に基づいて、当該着色材の累積消費量が一定量に達することをしたとき、前記印刷装置のメンテナンスサービスの発注処理を行うと共に、当該メンテナンスサービスの実施予定に関する情報を前記ユーザ端末に送信することを特徴とする請求項18または19に記載の着色材供給管理システム。
発明の詳細な説明
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、離散的な数値データで表現されるデジタル画像に基づき、着色材を用いて印刷物を作成する場合、当該印刷物を作成する印刷装置への、着色材の供給指示を行う着色材供給管理システムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、印刷会社で使用するインク等の着色材は、カートリッジで供給されており、その供給されるカートリッジに対して、料金(着色材代)が支払われていた。例えば、カラー印刷装置を用いる場合、M(マゼンタ)、C(シアン)、Y(イエロー)、K(ブラック)など、複数種類のカートリッジが必要となるが、印刷会社は、各色のカートリッジの在庫数を管理しながら、必要本数分の注文を行い、さらに、この注文に対して料金を支払っていた。
【0003】ところが、このようなシステムでは、印刷会社は消費したカートリッジに対して注文を行うことになるため、在庫数の少ない印刷会社が大量の着色材を急速に消費した場合は、カートリッジが不足してしまうといった問題があった。しかも遠隔地に所在する印刷会社においては、カートリッジの供給が、配送に要する時間分だけ遅延しがちになるといった問題もあった。このような場合、たとえカートリッジの供給の遅れが1色分だけであったとしても、印刷装置を稼働させることができなくなってしまうため、印刷会社側にとって、インクカートリッジの在庫管理は重要且つ負担の大きい業務となっていた。
【0004】そこで、印刷会社側における在庫管理の負担を軽減すべく、着色材を供給する側で、各印刷会社におけるインクカートリッジの在庫管理を行い、効率的且つ迅速にカートリッジを供給し得るシステムの要望が高まりつつあった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記の問題に鑑み、デジタル画像に基づいて、印刷装置で消費される正確な着色材の消費量を算出し、その算出結果に関する情報をネットワークを介して受信することにより、着色材の供給を効率的且つ迅速に行い得る着色材供給管理システムを提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の着色材供給管理システムは、離散的な数値データで表現されるデジタル画像をデータ化したデジタル画像データを入力可能な印刷装置において、着色材を用いて印刷物を作成する場合の当該着色材を供給する着色材供給管理システムであって、デジタル画像データを入力するデジタル画像データ入力手段と、デジタル画像データ入力手段で入力したデジタル画像データに基づいて、印刷物を作成するために消費する着色材の消費量を算出する着色材消費量算出手段と、着色材消費量算出手段により算出された着色材の消費量に関する情報を、ネットワークを介して受信する情報受信手段と、情報受信手段により受信した情報に基づいて、印刷装置への着色材の供給を指示する着色材供給指示手段と、を備えたことを特徴とする。
【0007】この構成によれば、離散的な数値データで表現されるデジタル画像をデータ化したデジタル画像データに基づいて着色材の消費量を算出するため、正確な着色材の消費量を算出することができる。また、着色材の消費量に関する情報を、ネットワークを介して受信し、これに基づいて着色材の供給を指示することができる。このため、印刷装置の設置場所から離れた場所においても着色材の消費量を管理することができると共に効率的且つ迅速に着色材の供給を指示することができる。
【0008】上記において、デジタル画像が加法混色により表現される場合、当該デジタル画像を減法混色により表現される減法混色デジタル画像に変換する色変換手段を更に備え、デジタル画像データ入力手段には、色変換手段により色変換された減法混色デジタル画像をデータ化した減法混色デジタル画像データを入力する手段が含まれることが好ましい。
【0009】この構成によれば、デジタル画像が加法混色(R、G、B等)により表現される場合、これを減法混色(M、C、Y、K等)により表現される減法混色デジタル画像へ変換する(色変換を行う)。すなわち、この色変換により、実際に印刷物を作成する着色材の色(M、C、Y、K等)で表現される減法混色デジタル画像に基づいて、着色材の消費量を算出することができる。
【0010】これらの場合、着色材消費量算出手段には、デジタル画像データに対しディザ法による疑似階調処理を行うことにより階調別に着色材の消費量を算出した結果を用いて、着色材の消費量を算出する手段が含まれることが好ましい。
【0011】この構成によれば、デジタル画像データに対し階調処理の方法としては一般的なディザ法によって、疑似階調処理を行うことにより、階調別に着色材の消費量を算出し、この階調別に算出した着色材の消費量に基づいて(階調別に算出した着色材の消費量を合計した結果に基づいて)、着色材の消費量を算出することができる。すなわち、一般的且つ容易なデータ処理で、実際に消費する着色材の消費量を算出することができる。
【0012】上記において、印刷物が複数サイズのドットで印刷が行われる場合、着色材消費量算出手段には、着色材の消費量をドットサイズ別に算出した結果を用いて、印刷物を作成するために消費する着色材の消費量を算出する手段が含まれることが好ましい。
【0013】この構成によれば、印刷物が複数サイズのドットで印刷が行われる場合、ドットサイズを加味して着色材の消費量を算出することができる。すなわち、ドットサイズが一定でない場合、より正確な着色材の消費量を算出することができる。
【0014】これらの場合、印刷物の作成枚数を指定する作成枚数指定手段を更に備え、着色材消費量算出手段には、作成枚数指定手段により指定された作成枚数分の着色材の消費量を算出する手段が含まれることが好ましい。
【0015】この構成によれば、指定された作成枚数分の着色材の消費量を算出することができる。すなわち、印刷物1枚当たりの着色材の消費量に作成枚数を乗じた結果に従って着色材の消費量を算出することができる。
【0016】上記において、印刷装置において複数色の着色材が用いられる場合、着色材消費量算出手段には、色別に着色材の消費量を算出する手段が含まれ、着色材供給指示手段には、色別に着色材の供給を指示する手段が含まれることが好ましい。
【0017】この構成によれば、印刷装置において複数色の着色材が用いられる場合(カラー印刷が可能な場合)、色(M、C、Y、K等)別に着色材の消費量を算出することができる。すなわち、色別に分類して着色材の供給を行うことができる。
【0018】これらの場合、情報受信手段は、情報を、任意の時点または常時受信可能であることが好ましい。
【0019】この構成によれば、着色材の消費量に関する情報を、任意の時点または常時受信可能であるため、情報を受信する側のニーズに合わせて、情報を受信することができる。すなわち、より効率的に着色材の供給を指示することができる。
【0020】これらの場合、情報受信手段により受信した情報に基づき、着色材の累積消費量が一定量に達することを検出した場合、印刷装置のメンテナンスサービスを行うように指示するメンテナンスサービス指示手段を更に備えたことが好ましい。
【0021】この構成によれば、情報受信手段により受信した情報に基づき、着色材の消費量を累積した累積消費量が一定量に達したことを検出したとき、印刷装置のメンテナンスサービスを行うように指示することができる。すなわち、着色材の累積消費量に応じてメンテナンスサービスを行うことで、適切な時期に点検ができると共に、着色材の供給とメンテナンスサービスとを平行して行うことで、作業効率を向上させることができる。
【0022】この場合、メンテナンスサービスの作業によって消費される着色材量を算出するメンテナンス消費量算出手段を更に備え、着色材供給指示手段には、メンテナンスサービス指示手段によりメンテナンスサービスを行うように指示した場合、メンテナンス消費量算出手段により算出された着色材量を付加した分の着色材の供給を指示する手段が含まれることが好ましい。
【0023】この構成によれば、印刷装置のメンテナンス作業によって消費される着色材量を算出し、これを把握することができる。また、メンテナンスサービスを行うように指示した場合、このメンテナンス作業によって消費される着色材量を、印刷物を作成するために消費される着色材の消費量に付加して着色材の供給を指示することができる。すなわち、印刷装置において消費される着色材量に見合った正確な量の着色材を供給することができる。
【0024】これらの場合、ネットワークは、インターネットまたはLANで構成されることが好ましい。
【0025】この構成によれば、インターネットまたはLANで構成される既存のネットワークを用いるため、新たなネットワークを構築する必要が無くなる。また、インターネットなどの広域ネットワークを利用することにより、更なる広域展開にも容易に対応できる。
【0026】これらの場合、着色材には、インクまたはトナーが含まれることが好ましい。
【0027】この構成によれば、インクやトナーを用いて印刷を行う場合に、効率的且つ迅速に着色材の供給を指示可能な本システムを利用することができる。
【0028】これらの場合、印刷装置には、電子写真方式のプリンタが含まれることが好ましい。
【0029】この構成によれば、電子写真方式のプリンタで印刷物を作成する場合に、効率的且つ迅速に着色材の供給を指示可能な本システムを利用することができる。
【0030】これらの場合、印刷装置には、インクジェット方式のプリンタが含まれることが好ましい。
【0031】この構成によれば、インクジェット方式のプリンタで印刷物を作成する場合に、効率的且つ迅速に着色材の供給を指示可能な本システムを利用することができる。
【0032】この場合、プリンタのインクジェットヘッドからのインクの吐出状態を良好に保つための自動クリーニングに消費される着色材量を算出する自動クリーニング消費量算出手段を更に備え、着色材供給指示手段には、自動クリーニング消費量算出手段によりされた着色材量を付加した分の着色材の供給を指示する手段が含まれることが好ましい。
【0033】この構成によれば、インクジェットヘッドからのインクの吐出状態を良好に保つため(目詰まりを防ぐため)の自動クリーニングに消費される着色材量を算出し、これを把握することができる。また、この自動クリーニングによって消費される着色材量を、印刷物を作成するために消費される着色材の消費量に付加して着色材の供給を指示することができる。すなわち、印刷装置において消費される着色材量に見合った、より正確な量の着色材を供給することができる。
【0034】上記において、自動クリーニング消費量算出手段により算出した着色材量の累積着色材量が一定量に達することを検出した場合、印刷装置のメンテナンスサービスを行うように指示するメンテナンスサービス指示手段を更に備えたことが好ましい。
【0035】この構成によれば、自動クリーニングで消費される累積着色材量が一定量に達したことを検出したとき、印刷装置のメンテナンスサービスを行うように指示するため、自動クリーニングによって消耗する消耗品や部材の交換を適切な時期に行うことができる。
【0036】これらの場合、プリンタのインクジェットヘッドから定期的にインクを吐出する定期フラッシングに消費される着色材量を算出する定期フラッシング消費量算出手段を更に備え、着色材供給指示手段には、定期フラッシング消費量算出手段によりされた着色材量を付加した分の着色材の供給を指示する手段が含まれることが好ましい。
【0037】この構成によれば、インクの乾燥防止のため、インクジェットヘッドから定期的にインクを吐出する定期フラッシングに消費される着色材量を算出し、これを把握することができる。また、この定期フラッシングによって消費される着色材量を、印刷物を作成するために消費される着色材の消費量に付加して着色材の供給を指示することができる。すなわち、印刷装置において消費される着色材量に見合った、より正確な量の着色材を供給することができる。
【0038】上記において、定期フラッシング消費量算出手段により算出した着色材量の累積着色材量が一定量に達することを検出した場合、印刷装置のメンテナンスサービスを行うように指示するメンテナンスサービス指示手段を更に備えたことが好ましい。
【0039】この構成によれば、定期フラッシングで消費される累積着色材量が一定量に達したことを検出したとき、印刷装置のメンテナンスサービスを行うように指示するため、定期フラッシングによって消耗する消耗品や部材の交換を適切な時期に行うことができる。
【0040】本発明の他の着色材供給管理システムは、離散的な数値データで表現されるデジタル画像をデータ化したデジタル画像データを入力可能な印刷装置において、印刷物を作成するために消費する着色材の消費量を当該デジタル画像データに基づいて算出すると共に、当該着色材の消費量に関する情報を送信可能なユーザ端末と、着色材の消費量に関する情報をネットワークを介して受信すると共に印刷装置への着色材の供給を指示可能なホスト端末と、により構成される着色材供給管理システムであって、ホスト端末は、着色材の消費量に関する情報に基づき、印刷装置への着色材供給の発注処理を行うと共に、当該着色材の供給予定に関する情報をユーザ端末に送信することを特徴とする。
【0041】この構成によれば、ユーザ端末は、離散的な数値データで表現されるデジタル画像をデータ化したデジタル画像データに基づいて着色材の消費量を算出するため、正確な着色材の消費量を算出することができる。また、ホスト端末は、ユーザ端末によりネットワークを介して送信された着色材の消費量に関する情報を受信することにより、印刷装置の設置場所から離れた場所においても効率的且つ迅速に着色材供給の発注処理を行うことができる。さらに、ホスト端末はユーザ端末に対し、着色材の供給予定に関する情報を送信するため、ユーザ端末においてこれを把握することができる。なお、「着色材供給の発注処理」とは、着色材の供給を他人(他会社)に指示することや、着色材供給のための電子処理(書類作成)を行うことを指すものである。
【0042】本発明の他の着色材供給管理システムは、離散的な数値データで表現されるデジタル画像データを入力可能な印刷装置において、印刷物を作成するために消費する着色材の消費量を当該デジタル画像データに基づいて算出すると共に、当該着色材の消費量に関する情報を送信可能なユーザ端末と、着色材の消費量に関する情報をネットワークを介して受信すると共に印刷装置への着色材の供給を指示可能なホスト端末と、により構成される着色材供給管理システムであって、ホスト端末は、ユーザ端末より受信した着色材の消費量に関する情報に基づいて、着色材の供給予定に関する情報をユーザ端末に送信し、ユーザ端末は、ホスト端末からの着色材の供給予定に関する情報に基づいて、着色材の供給依頼に関する情報をホスト端末に送信し、ホスト端末は、ユーザ端末からの着色材の供給依頼に関する情報に基づいて、印刷装置への着色材供給の発注処理を行うことを特徴とする。
【0043】この着色材供給管理システムは、ホスト端末が、ユーザ端末より受信した着色材の消費量に関する情報に基づいて、着色材の供給予定に関する情報をユーザ端末に送信する。これに対して、ユーザ端末は、着色材の供給依頼に関する情報をホスト端末に送信する。そして、ホスト端末は、ユーザ端末からの着色材の供給依頼に関する情報に基づいて、印刷装置への着色材供給の発注処理を行う。すなわち、ホスト端末とユーザ端末間で、供給予定および供給依頼に関する情報を送受信した上で着色材が発注処理(供給)されるため、着色材の供給ミスなどのトラブルを防ぐことができる。なお、着色材の供給依頼に関する情報には、「供給を許諾する旨」または、「供給を許諾しない旨」のいずれかの情報が含まれ、ホスト端末は、「供給を許諾する旨」の情報を受信した場合に着色材供給の発注処理を行うことが好ましい。
【0044】これらの場合、ホスト端末は、着色材の消費量に関する情報に基づいて、当該着色材の累積消費量が一定量に達することをしたとき、印刷装置のメンテナンスサービスの発注処理を行うと共に、当該メンテナンスサービスの実施予定に関する情報をユーザ端末に送信することが好ましい。
【0045】この構成によれば、ホスト端末は、着色材の累積消費量が一定量に達したことを検出したとき、印刷装置のメンテナンスサービスの発注処理を行うため、適切な時期に点検ができると共に、着色材の供給とメンテナンスサービスとを平行して行うことで、作業効率を向上させることができる。また、ホスト端末は、メンテナンスサービスの実施予定に関する情報をユーザ端末に送信するため、ユーザ端末側で実施日等を確認することができる。
【0046】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施形態に係る印刷コスト算出システムを適用した印刷物発行システムについて、添付図面を参照しながら詳細に説明する。
【0047】図1に示すように、この印刷物発行システム1は、本システム1を運用・管理する管理会社3と、ネットワークNWと、ネットワークNWを介して管理会社3と種々の情報を送受信すると共に印刷物を作成する複数(1つだけ図示)の印刷会社2とにより構成されている。そして、管理会社3は、印刷会社2から、印刷装置20で消費されると予測されるインク(着色材)の予測消費量に関する情報を受信することで、インクの供給やメンテナンスサービスの管理を行うと共に、インク代(印刷コスト)の算出や請求を行う。
【0048】印刷会社2は、印刷物を作成する印刷装置20と、印刷装置20とインターフェースを介して接続されると共にネットワークNWを介して通信を行うパーソナルコンピュータ1(ユーザ端末:以下、「PC1」と言う)とにより構成されている。印刷装置20は、インクジェット式のプリンタ(インクジェットプリンタ)が用いられ、インク粒子をインクジェットヘッドに複数配列された細いノズルから吐出させることにより、ノズルに対向して置かれた被印刷媒体に印刷を行う。一方、PC1は、印刷対象となるデジタル画像6を入力すると共に、これに基づいてインクの予測消費量の算出を行ない、これらの情報をディスプレイD1上に表示する。
【0049】また、PC1は、インクの予測消費量、印刷装置20にインクが供給された旨の確認、メンテナンスサービスが実施された旨の確認などに関する情報(以下、順に「a.インク予測消費量情報」、「b.インク供給確認情報」、「c.メンテナンス完了確認情報」と言う)を管理会社3に対して送信する。さらに、PC1は、管理会社3から送信される種々の情報もディスプレイD1上に表示可能となっている。表示内容は、図3の「印刷コスト見積もり依頼リスト」、図4の「印刷コスト見積もり算出リスト」、図5および図6の「インク消費リスト」、図7の「インク供給予定リスト」に示すとおりであるが、詳細については後述する。
【0050】管理会社3は、印刷会社2のPC1とネットワークNWを介して通信可能なパーソナルコンピュータ2(ホスト端末:以下、「PC2」と言う)を備え、印刷会社2から送信されるインクの予測消費量に関する情報を受信し、これに基づいて様々な管理を行う。具体的には、管理会社3(PC2)は、印刷会社2(PC1)に対し、印刷会社2から送信された「a.インク予測消費量情報」を基にして算出した印刷コストの見積もり、インクの供給予定、メンテナンスサービスの実施予定に関する情報(以下、順に「a.印刷コスト見積もり算出情報」、「b.インク供給予定情報」、「c.メンテナンス予定情報」と言う)を送信する。さらに、管理会社3は、印刷会社2に対し、インク(インクカートリッジ)の供給、メンテナンスサービスの実施、インク代(印刷コスト)の請求などを行う。
【0051】また、PC2は、PC1と同様、種々の情報をディスプレイD2上に表示可能となっており、表示内容は、図3の「印刷コスト見積もり依頼リスト」、図4の「印刷コスト見積もり算出リスト」、図5および図6の「(会社別)インク消費リスト」、図7の「(会社別)インク供給予定リスト」、図8の「メンテナンス予定リスト」に示すとおりであるが、詳細については後述する。
【0052】ネットワークNWは、インターネットまたはLAN(WAN)により構築されている。このように、既存のネットワークを利用することにより、新たなネットワークを構築する必要がなくなる。また、インターネット等の広域ネットワークを利用すれば、更なる広域展開にも容易に対応可能となる。なお、本システム1のための新たなネットワークを構築することも当然可能である。
【0053】ここで、本発明の印刷物発行システム1における全体の概略フローについて、図2を参照して説明する。上記のとおり、本発明は、管理会社3が印刷会社2から、印刷装置20で消費されると予測されるインク予測消費量に関する情報をネットワークNWを介して受信することにより、インクの供給指示、メンテナンスサービス実施の指示、インク代(印刷コスト)の算出および請求など様々な管理を行うものである。そこで、ここでは、印刷会社2と管理会社3との情報の送受信に関する内容を中心に説明する。
【0054】同図に示すように、まず、印刷会社2において、PC1に印刷対象となるデジタル画像6の入力が行われる(S11)。次に、このデジタル画像6に対する印刷条件(解像度、ラベルサイズ、ラベル枚数など)がユーザにより指定され(S12)、これに基づいてインクの予測消費量を算出する(S13)。そして、印刷会社2は、これらの情報を基に、管理会社3に対して印刷コストの見積もりを依頼する(S14;図3参照)。見積もりの依頼はネットワークNWを介して行われ、情報を受信した管理会社3は、印刷会社2から送信された情報にしたがって印刷コストの見積もりを算出する(S15;図4参照)。
【0055】次に、管理会社3は、印刷コストの見積もり算出(結果)に関する情報を印刷会社2に送信する。これに対し、印刷会社2は、見積もり内容を許諾する場合は、発注依頼を行い、許諾しない場合はキャンセルする旨の情報を送信する(S16)。ここで、印刷会社2から発注依頼が行われた場合、管理会社3は、インクの予測消費量および算出した印刷コストの見積もりに関する情報を、インク消費量および印刷コストの累計に追加する(S17;図5および図6参照)。
【0056】その後、管理会社3は、上記のインク消費量の累計に基づき、インクの供給指示(S21)およびメンテナンスサービス実施の指示(S26)を行い、印刷コストの累計に基づき、印刷コストの請求(S31)を行う。まず、インクの供給指示に関しては、管理会社3が、インクの供給予定に関する情報(供給予定日、供給内容など)を印刷会社2に送信する(S18)。印刷会社2は、この予定を確認し(S19)、インクの供給を許諾する場合はその旨の情報を送信する(S20)。これに対し、管理会社3は、インクの供給指示(S21)を行うと共に、インクの供給(実際にはインクカートリッジにて供給される)を行う(S22)。そして、印刷会社2は、インクが供給された時点で、インクの供給を確認した旨の情報を送信する(S23;図7参照)。
【0057】一方、メンテナンスサービス実施の指示に関しては、管理会社3が、メンテナンスの実施予定に関する情報を送信し(S24)、印刷会社2はこれを確認する(S25)。また、同時に管理会社3は、メンテナンスの実施指示を行う(S26)と共に、メンテナンスサービスを実施する(S27)。そして、印刷会社2は、メンテナンスサービスが実施された時点でメンテナンスの実施完了を確認した旨の情報を送信する(S28;図5および図8参照)。すなわち、メンテナンスサービスに関しては、管理会社3は印刷会社2に対して実施の要否についての確認は行わない。
【0058】また、印刷コストの請求に関しては、月間合計印刷コストに基づいて行うため、管理会社3は、月毎に月間合計印刷コストを算出する(S29;図6参照)。そして、管理会社3は、この月間合計印刷コストに関する情報を送信し、印刷会社2はこれを確認する(S30)。また、管理会社3は、印刷会社2に対し印刷コストの請求を行う(S31)。以上のとおり、印刷会社2と管理会社3との間で、情報の送受信が行われるが、送受信される情報は、印刷会社2、管理会社3の双方において、ディスプレイD1,D2上で確認可能となっている(図8「メンテナンス予定リスト」については管理会社3側のディスプレイD2上のみで確認可能)。また、印刷コストの見積もりに対する発注、並びにインクの供給の要否についての確認もディスプレイD1,D2を介して行われる。
【0059】ここで、印刷会社2で使用される印刷装置20について説明する。上記のとおり、ここでは印刷装置20としてインクジェットプリンタが用いられ、カラー印刷可能に構成されている。そして、インクジェットヘッド(ノズル)からインクを吐出することで被印刷媒体に対して印刷を行い、印刷物を作成する。印刷インクはM(マゼンタ)、C(シアン)、Y(イエロー)、LM(ライトマゼンタ)、LC(ライトシアン)、K(ブラック)の6色が使用され、それぞれインクカートリッジに充填された状態で供給される。したがって、インクが不足した場合には、6色全てではなく、不足したインクのみを供給(交換)することが可能となっている。
【0060】インクの不足は、インクジェットプリンタ20において、インクジェットヘッド(ノズル)から吐出されるインク吐出量(実際に消費されるインク消費量)に基づいて印刷会社2側(PC1)で判断される(実際に消費されるインク消費量の算出方法については後述する)。具体的には、インクカートリッジ1本当たり、1(l(リットル))のインクが充填されたものを使用する場合、この最初のインク量からインク消費量を減じることで、インク残量を算出し、これが限りなく0に近づいたときにインク不足と判断する。インクが不足したカートリッジはユーザにより脱着され、新たなカートリッジに交換されるが、その間、インクジェットプリンタ20は印刷処理を中止し、インクカートリッジが完全に装着されたことを検出した後、印刷処理を再開する。
【0061】ところで、この印刷処理を再開するとき、インクジェットプリンタ20はインクジェットヘッド(ノズル)からのインクの吐出状態を良好に保つため(目詰まりを防ぐため)、「自動クリーニング」を行う。「自動クリーニング」とは、インクジェットヘッドを被印刷媒体に対向した位置からホームポジションに移動させた状態で、インク吸引キャップをインクジェットヘッドに対して下方から接触させることにより、インクを吸引するものである。吸引されたインクはインク吸引キャップと接続された廃インク貯留タンクに蓄えられる。したがって、廃インク貯留タンクに所定量以上の廃インクが貯留した場合は、メンテナンスサービスの際、サービスマンによってこれが回収されることが好ましい。なお、「自動クリーニング」は、インクカートリッジの交換時(印刷処理再開時)以外に、電源ONの直後にも行われる。また、印刷の掠れなどが目立ってきた場合、ユーザの指示によって強制的に行うことも可能である。
【0062】また、この他、印刷画質の低下防止の一環として、インクジェットプリンタ20は、インクジェットヘッド(ノズル)の目詰まり防止(インクの乾燥防止)のために、定期的に所定量のインクを吐出する「定期フラッシング」を行う。この「定期フラッシング」は、印刷処理中において10〜20秒に1回の割合で、インク廃棄ポジションにインクジェットヘッドを移動させた状態で、所定量のインクを吐出させることにより行うものである。インク廃棄ポジションには、繊維質の廃インク吸収体が収容された廃インク貯留容器が配設されており、吐出されたインクはこの廃インク吸収体に吸収される。したがって、廃インク吸収体が飽和状態となった場合は、メンテナンスサービスの際、サービスマンによってこれを回収し、新たな廃インク吸収体と交換されることが好ましい。なお、廃棄ポジションまでのインクジェットヘッドの移動時間の短縮を計るため、被印刷媒体上の非画像部分に対してインクを吐出することにより、定期フラッシングを行わせることも可能である。
【0063】次に、インクジェットプリンタ20において吐出されるインク吐出量(実際に消費されるインク消費量)の算出方法について説明する。図9(a)の「単位吐出量(ドットサイズ)別インク消費量テーブル」に示すとおり、インクジェットヘッド(ノズル)からは、1回当たり、5〔pl〕、10〔pl〕、20〔pl〕のインクの吐出が可能となっており、これにより、それぞれs(スモール)サイズ、m(ミディアム)サイズ、l(ラージ)サイズのドット(網点)が描写される。したがって、インク消費量は、このインク単位吐出量(ドットサイズ)別に、インクの吐出回数を乗じた結果(インク単位吐出量別のインク消費量)を加算することによって算出される。また、インク消費量の算出は、上記6色のインク色別に行われる。
【0064】なお、1回当たりのインク単位吐出量(ドットサイズ)は、上記3種類に限定されるものではなく、より多種類の単位吐出量の設定が可能であるものとしても良い。また、インク色の種類においても、上記6色に限定されるものではなく、M(マゼンタ)、C(シアン)、Y(イエロー)、K(ブラック)の4色であっても良いし、6色以上のインクを用いるようにしても良い。
【0065】以上のとおり、インクジェットプリンタ20において実際に消費されるインク消費量がPC1によって算出され、この算出結果に基づいてインクカートリッジ内のインク残量が残り僅かであること(インクの不足)が判断されると共にインクの交換がなされる。なお、インクの不足の判断は、管理会社3側(PC2)で行うようにしても良い。この場合、インク吐出量(インク消費量)に関する情報が、ネットワークNWを介して管理会社3に送信され、PC1とPC2でインク吐出量に関する共通の内容(画面)が確認できるよう構成されることが好ましい。この構成によれば、印刷会社2側から送信されるインク吐出量に関する情報に基づき、管理会社3側でインク不足の判断を行い(判断する際のインク消費量の算出方法についてはPC1で行う場合と同様)、インクの交換の指示をディスプレイD1を介して行うことができる。また、印刷会社2側でインクカートリッジの交換を行った場合、交換した旨の情報も管理会社3側のディスプレイD2上で確認できるよう構成すれば、管理会社3側で印刷会社2におけるインクカートリッジの在庫数をリアルタイムで確認(把握)することができる。
【0066】次に、(印刷物の作成を目的として消費される)インクの予測消費量の算出方法について説明する。上記のとおり、インク不足の判断(インクカートリッジの交換時期の判断)については、実際のインク消費量(インク吐出量)に基づいて判断が行われるが、その他、インクの供給、メンテナンスサービスの実施、印刷コストの算出および請求については、インクの予測消費量に基づいて管理が行われる。そこで、デジタル画像6と印刷条件に基づき、インクジェットプリンタ20で消費されると予測されるインクの予測消費量の算出方法について詳細に説明する。
【0067】まず、PC1にデジタル画像6をデータ化したデジタル画像データを入力し、所定のLUT(ルックアップテーブル)にしたがって色変換を行う。具体的には、ディスプレイD1,D2上において、加法混色(R(レッド)、G(グリーン)、B(ブルー)等)で表現されるデジタル画像6を、「加法混色」と「減法混色」の所定の相関関係に基づいて、印刷装置20(インクジェットプリンタ)で印刷(出力)可能な減法混色(M(マゼンタ)、C(シアン)、Y(イエロー)、K(ブラック)等)に変換する。なお、印刷装置20には、印刷インクとして、M(マゼンタ)、C(シアン)、Y(イエロー)、LM(ライトマゼンタ)、LC(ライトシアン)、K(ブラック)の6色が用意されているため、ここではこれら6色に色変換を行う。なお、色変換の際に、カラー出力アルゴリズムにしたがって、加法混色のRGB値を適宜変更することが好ましい。この構成によれば、印刷時に印刷装置20の特性に合わせた美しい印刷物を作成することができる。
【0068】次に、色変換を行ったデジタル画像データ(減法混色デジタル画像データ)を、種々の方法によりプリントデータ化する。プリントデータ化の方法としては、ラスタデータ化、マイクロウィーブ化、ESC/P化などの方法があるが、ここでは、ラスタデータ化を採用するものとする。
【0069】ところで、一般にレーザスキャン方式の普通紙プリンタやイメージセッタというラスター型出力機では、DTPシステムで作成した画像データをRIP(Raster Image Processor)でビットマップに展開して出力するが、本発明でもこれと同様に、RIPで処理することによりラスタデータ化を行う。
【0070】なお、RIP以前にアプリケーションまたはPostScriptプリンタドライバにより、減法混色によって表現されるラスタデータ(分解データ)を作成するようにしても良い。また、WindowsのGDIモードやPDFはJPEGのRGBデータであるが、PostScript3(いずれも登録商標)対応のRIPを用いて、これらを直接RIPで処理するようにしても良い。
【0071】このようにRIPで処理することにより、プリントデータ化(ラスタデータ化)されたデータは、上記の6色に対して数値化が行われると共にドットサイズが規定される。なお、解像度が変化した場合は、当然ここで規定されるドットサイズも変化する(例えば、解像度720〔dpi〕の場合と解像度1,220〔dpi〕の場合は後者の方が小さいドットサイズの割合が高くなる)。そして、このプリントデータ化されたデータに基づき、色別およびドットサイズ別にインク予測吐出回数を算出する。さらに、このインク予測吐出回数から色別にインク予測消費量を算出する。以下、図11および図12を参照し、これらの算出方法について説明する。
【0072】図11(a)に示すように、プリントデータ化されたデジタル画像データ6から、種々の印刷条件(解像度など;ここでは720〔dpi〕とする)に従い、ラスタデータを作成する。ラスタデータは、ドットサイズ別、色別に数値化されるが、同図はそのデータの一部を分かりやすく表記したものである。なお、ここでは、ドットサイズは「s(スモール)」、「m(ミディアム)」、「l(ラージ)」の3種類に分類されるが、当然、それ以上の種類に分類することも可能である。
【0073】続いて、上記のデータに基づき、同図(b)に示すように、色別およびドットサイズ別にインク予測吐出回数をカウントする。この場合、解像度が720〔dpi〕であるため、各色の最大予測吐出回数は、720×720=518,400〔回〕となる。したがって、各色のドットサイズs、m、lの合計が、518,400〔回〕以下となっている。例えば、M(マゼンタ)の場合は、ドットサイズsが20,000(2.0×104)〔回〕、ドットサイズmが60,000(6.0×104)回、ドットサイズlが80,000(8.0×104)〔回〕であるから、合計160,000(16.0×104)〔回〕のインク吐出回数となる。
【0074】次に、図12に示すように、色別のインク予測消費量を算出する。インク予測消費量は、図9(a)に示す、ドットサイズとインク消費量とを関連づけた「単位吐出量(ドットサイズ)インク消費量テーブル」にしたがって算出する。図9(a)に示すように、上記で算出したインク予測吐出回数に、ドットサイズ別のインク予測消費量を乗じ、さらにその合計を出すことで、色別のインク予測消費量を算出する。例えば、M(マゼンタ)の場合は、ドットサイズsが(2.0×104)×5=10×104〔pl〕、ドットサイズmが(6.0×104)×10=60×104〔pl〕、ドットサイズlが(8.0×104)×20=160×104〔pl〕であるから、合計230×104〔pl〕のインク予測消費量となる。
【0075】さらに、他のインク5色についても同様に、インク予測消費量を算出し、これを加算することで、1画像当たりのインク予測消費量を算出することができる。したがって、この1画像当たりのインク予測消費量に、ラベル枚数を乗じることで、所定枚数分のインク予測消費量を算出することができる。なお、インク予測消費量の算出方法は上記の方法に限らず、デジタル画像データ6に対しディザ処理を行うなどして色別且つ階調値別にインク予測消費量を算出し、これらを全て加算してインク予測消費量を算出するようにしても良い。
【0076】以上のとおり、算出されたインクの予測消費量に関する情報(「a.インク予測消費量情報」)は、PC1のディスプレイD1上に表示されると共に、ネットワークNWを介して管理会社3に送信され、PC2のディスプレイD2上においても表示される。すなわち、インクの予測消費量に関する情報は、PC1とPC2で共通の内容(画面)が確認できるようになっている。
【0077】ところで、本発明では、インクの予測消費量の算出に当たり、単にデジタル画像6に基づいて算出された予測消費量(印刷物の作成を目的として消費されるインク消費量(印刷対象消費量);図11および図12参照)だけでなく、印刷物の作成以外を目的として使用されるインク予測消費量を付加することで、インクの供給並びに印刷コストの請求対象となるインクの予測消費量を算出している。
【0078】ここで、「印刷物の作成以外を目的として消費されるインク消費量(印刷対象外消費量)」について説明する。図4(b)に示すように、これらの中には、「メンテナンスサービスを行う際に使用されるインク消費量(メンテナンス)」、「自動クリーニングの際に吸引されるインク消費量(自動クリーニング)」、「定期フラッシングの際に吐出されるインク消費量(定期フラッシング)」が含まれている。したがって、それぞれに消費すると予測されるインク予測消費量を全て加算することで、「印刷物の作成以外を目的として消費されるインク消費量の合計(印刷対象外消費量合計)」を算出することができる。
【0079】印刷対象外消費量の算出は、「メンテナンス」の場合、印刷物の作成を目的として吐出されるインク予測吐出量を色別、ドットサイズ別に累計した結果に基づいて算出される。すなわち、インク予測吐出量を色別、ドットサイズ別に累計した結果のいずれかが、前回のメンテナンスサービス実施時からカウントして1.0×1012〔回〕に達した時点で行われ、1回のメンテナンスサービスで、5.0×108〔pl〕ずつ消費されるものとして算出される。したがって、図4(b)は、5月1日(月)にメンテナンスサービスが1回行われる予定であることを示している(「メンテナンス」欄参照)。なお、当然であるが、色別、ドットサイズ別のいずれかの累計が1.0×1012〔回〕に達しないと予測される日は、メンテナンスサービスが行われないため、その日の「メンテナンスサービスを行う際に使用されるインク消費量」は0(ゼロ)となる。
【0080】また、「自動クリーニング」の場合、印刷物の作成を目的として消費されるインク予測消費量(印刷対象消費量)の各色の累計が、印刷開始時の他、前回の自動クリーニング実施時から1.0×1012〔pl〕=1〔l〕に達する毎に行われ、1回の自動クリーニングで、各色0.5×108〔pl〕ずつ消費されるものとして算出される。したがって、図4(b)は、5月1日に、自動クリーニングが全色1回づつ行われる(すなわち印刷開始時のみ)予定であることを示している(「自動クリーニング」欄参照)。なお、インクカートリッジの交換をPC2において検出できる場合は、各色の累計がインクカートリッジの交換時から1.0〔l〕に達する毎に行われるものとして(すなわちインクカートリッジの交換に合わせて自動クリーニングが行われるものとして)算出されることが好ましい。
【0081】さらに、「定期フラッシング」の場合は、各色、印刷物の作成を目的として消費されるインク予測消費量(印刷対象消費量)の2%分が消費されるものとして算出される。したがって、図4(b)は、5月1日に、M(マゼンタ)が定期フラッシングとして、230.0×108〔pl〕×0.02=4.6×108〔pl〕だけ消費される予定であることを示している(「定期フラッシング」欄参照)。
【0082】なお、印刷対象外消費量の算出は、それぞれ「メンテナンス」、「自動クリーニング」、「定期フラッシング」別に算出するのではなく、まとめて全体の印刷対象消費量の数%として算出されても良い(例えば、全体の印刷対象消費量の5%として算出する場合、M(マゼンタ)の印刷対象消費量を230.0×108〔pl〕とすると、230.0×108〔pl〕×0.05=11.5×108〔pl〕が、印刷対象外消費量となる)。また、予測吐出回数が、所定回数に達した時点で、インクが印刷対象外消費量として所定量ずつ消費されるものとして、算出されても良い(例えば、予測吐出回数が、1.0×108〔回〕に達した時点で0.5×108〔pl〕のインクが印刷対象外消費量として消費される場合、図4(a)のM(マゼンタ)は、予測吐出回数が(s,m,l合計)16.0×108〔回〕であるから、0.5×108〔pl〕×(16.0/1.0)=8.0×108〔pl〕が、印刷対象外消費量となる)。
【0083】上記のとおり、インクの供給並びに印刷コストの請求対象となるインクの予測消費量(全消費量合計)は、「印刷物の作成を目的として消費されるインク消費量(印刷対象消費量合計)」に「印刷物の作成以外を目的として消費されるインク消費量(印刷対象外消費量合計)」を加算することで算出される。そして、この「全消費量合計」に、色別のインク単価(図9(b)参照)を乗じることにより、インク代(印刷コスト)を算出することができる。
【0084】ここで、インク代(印刷コスト)の見積もり算出の方法について説明する。インク代は、上記のとおり、「全消費量合計(a.インク予測消費量情報)」に、図9(b)の「色別インク単価テーブル」示す色別インク単価を乗じることにより算出することができる。同図に示すとおり、インク単価は、日付毎に設定されている。これは、日毎に使用するインクの種類が異なるためである。なお、この他、種々の条件(管理会社3側の在庫過剰によるインク代の割引や、特定の印刷会社2側への供給数の増加に伴う割引など、管理会社3、印刷会社2の双方におけるメリットを得るための割引など)によりインク単価の変動が考えられるが、状況に応じてその都度単価を変動することも可能である。また、1日の中でも時間帯別にインク単価を変動させることが可能である。
【0085】なお、管理会社3において「a.インク予測消費量情報」を基に算出した、印刷コストの見積もり(図4参照)に関する情報は、PC2のディスプレイD2上に表示されると共に、ネットワークNWを介して印刷会社2に送信され、PC1のディスプレイD1上においても表示される。すなわち、これらの情報は、PC1とPC2で共通の内容(画面)が確認できるようになっている。
【0086】また、上記の例では、インク色とインク単価とを関連づけた「色別インク単価テーブル」(図9(b)参照)を使用し、これにインク消費量(差引消費量合計)を乗じることで、色別の印刷コストを算出したが、インク消費量とその消費量における色別のインク価格とを関連づけた「インク価格テーブル(着色材価格テーブル)」を用いて(参照して)、印刷コストを算出するようにしても良い。この構成によれば、テーブルを参照するだけで、計算プログラムを用いることなく印刷コストを算出することができる。
【0087】次に、インク供給の管理方法について説明する。インクの供給は、管理会社3が、印刷会社2から「a.インク予測消費量情報」を受信し、印刷対象消費量に印刷対象外消費量を加算した「全消費量」に基づいて指示および管理を行う。上記のとおり、インクの予測消費量(全消費量)を算出することで、管理会社3は、インクカートリッジの使用本数を予測することができる。したがって、例えば、5月1日にM(マゼンタ)のカートリッジが2本消費されることが予測されている場合、5月1日の前日までに、Mカートリッジ2本が供給されるよう供給指示を行うと共に供給予定に関する情報を印刷会社2に送信する。供給予定に関する情報は、図7の「インク供給予定リスト」に示すように、色別にインクカートリッジの供給予定本数とその供給指示日として表示される(「供給予定本数/供給指示日」欄参照)。
【0088】ここでは、5月1日(月)に、消費されると予測されるカートリッジ本数(M,C,LC:各1本)の供給が4月30日(日)に行われ、これらの指示がいずれも4月25日に為されたことを示している。そして、4月25日付の供給指示を確認した後、印刷会社2が4月26日にこれを承諾し(「供給予定確認」欄参照)、実際にカートリッジの供給が為された後、印刷会社2が4月30日(日)の13:30にこれを確認したことを示している(「供給確認」欄参照)。なお、管理会社3は印刷会社2からの供給指示に対する承諾(「供給予定確認」欄参照)を確認することなく、供給予定に関する情報を送信すると共にインクカートリッジの供給指示(発注処理)を行うようにしても良い。また、この場合、印刷会社2と管理会社3との間で(管理会社3が印刷会社2からの承諾を得ることなくインクカートリッジの供給を行う旨の)契約が、予め為されていることが好ましい。
【0089】次に、メンテナンスサービスの管理方法について説明する。メンテナンスサービスは、管理会社3が印刷会社2から送信された「a.インク予測消費量情報」に基づいて指示および管理を行う。上記のとおり、「a.インク予測消費量情報」には、インクの予測吐出回数に関する情報が含まれているが(図3参照)、インク色別、ドットサイズ別に累計した結果のいずれかが、前回のメンテナンスサービス実施時からカウントして1.0×1012〔回〕に達すると予測された時点でメンテナンスの指示が為される。
【0090】メンテナンスサービスは、インクジェットプリンタ20のインクの予測吐出回数の累計が、所定回数に達すると予測される前日を実施予定日として設定し、図8の「メンテナンス予定リスト」に示すように、管理会社3側(PC2)では、会社別にその予定をディスプレイD2上で確認することができる。また、管理会社3は、メンテナンスサービスの実施予定に関する情報(「c.メンテナンス予定情報」)を印刷会社2に送信する。このため、印刷会社2側(PC1)でも、ディスプレイD1上でこれを確認することができる(図5「インク消費リスト<月間累計>」の「メンテナンス」欄参照)。
【0091】次に、PC1およびPC2のディスプレイD1,D2上に表示される各リストについて説明する。ここでは、印刷会社2が、図10に示すようなラベル5の印刷の見積もりを管理会社3に依頼した場合の、これに基づく管理会社3との情報の送受信を中心に説明する。前述のとおり、印刷会社2側(PC1)では、図3に示す「印刷コスト見積もり依頼リスト」、図4に示す「印刷コスト見積もり算出リスト」、図5および図6に示す「インク消費リスト」および図7に示す「インク供給予定リスト」を表示可能であり、管理会社3側(PC2)では、これらの他、図8に示す「メンテナンス予定リスト」も表示可能となっている。
【0092】なお、「メンテナンス予定リスト」以外は、管理会社3側(PC2)においては「会社別」にリストが作成され、ここに示すリストは、「印刷会社A」におけるリストを示すものである。したがって、管理会社3側では、これらのリストの一部(例えば表題として)に「印刷会社A」のリストである旨が表示されることが好ましい。なお、印刷会社2側(PC1)は、「印刷会社A」における表示画面を示すものとする。また、各画面は同日の同時間における表示画面を示すものではないため、各画面の説明の際に、時間の経過についても合わせて説明する。
【0093】まず、図3は、印刷会社2側で作成される(情報の入力が行われる)「印刷コスト見積もり依頼リスト」であり、「印刷情報」、「印刷条件」および「デジタル画像」の他、これらを基にPC1で算出した「インク予測消費量」を示している。ここに示すように、見積もりの依頼は、4月24日(月)12:00に行われ、実際の印刷は5月1日(月)に行われる予定となっている。このように、見積もり依頼日と印刷(予定)日にタイムラグがあるのは、この見積もり依頼の内容に基づき、印刷日前に管理会社3がインクの供給を行うためである。したがって、印刷会社2からの見積もり依頼の期限が、例えば印刷日の6日前などと定められていることが好ましい。
【0094】同図の上段表には、「印刷情報」、「印刷条件」および「デジタル画像」を表示しており、「印刷情報」としては、上記の印刷を行う予定日となる印刷日の他、画像No.など画像を識別するための情報を表示する。また、「印刷条件」としては、解像度、ラベルサイズ、ラベル枚数を表示する。さらに、上段表の右側には、PC1に入力した、印刷対象となる「デジタル画像」が表示される(図10参照)。
【0095】一方、下段表に表示される「インク予測消費量」は、インク色別且つ単位吐出量(s、m、l:ドットサイズ)別にインクの予測吐出回数を算出し、これに各単位吐出量を乗じることによって色別に「印刷対象消費量合計」を算出したものである。この「印刷対象消費量合計」とは、印刷物の作成を目的として消費されるインク予測消費量を指すものである。
【0096】また、ドットサイズ別の単位吐出量は、図9(a)に示すインク単位吐出量(PC1内に記憶されている)と、インク消費量とを関連づけた「単位吐出量(ドットサイズ)別インク消費量テーブル」を参照して求めたものである。ここで、図3の下段表における「s」欄、「m」欄、「l」欄のインク予測吐出回数の値並びに「印刷対象消費量合計」欄のインク消費量の値については、PC1で算出された情報である。なお、「印刷コスト見積もり依頼リスト」に表示される情報は、下段表のみであっても良い。この構成によれば、送信する情報量を減らすことができる。
【0097】次に、図4に示す「印刷コスト見積もり算出リスト」について説明する。このリストは、図3に示す「印刷コスト見積もり依頼リスト」に基づいて管理会社3が作成したものであり、上段表並びに下段表(a)の内容については、「印刷コスト見積もり依頼リスト」と同内容である。ここに示すように、「印刷コスト見積もり算出リスト」は、(4月24日(月)12:00に為された見積もり依頼に対して翌日の)4月25日(火)10:00に作成(算出)したものである。また、これに対して、発注依頼またはキャンセルの期限日が4月26日(水)と設定されている。これは、このインクの発注依頼の内容に基づき、印刷日前に管理会社3がインクの供給を行うためである。したがって、印刷会社2からの発注依頼またはキャンセルの期限日が、例えば印刷日の5日前などと定められていることが好ましい。
【0098】同図の下段表(b)は、「印刷物の作成以外を目的として使用されるインク消費量(印刷対象外消費量)」を算出した結果を示すものであり、具体的にはインク色別に「メンテナンス」、「自動クリーニング」、「定期フラッシング」において消費されると予測されるインク予測消費量を示し、これらを加算したものである。また、「全消費量合計」は、上記の「印刷対象消費量合計」に「印刷対象外消費量合計」を加算したものである。ここに示す「メンテナンス」欄、「自動クリーニング」欄、「定期フラッシング」欄、「印刷対象外消費量合計」および「全消費量合計」欄の値については、下段表(a)の値に基づいて、PC2で算出された情報である。
【0099】同図の下段表(c)は、「全消費量合計」にインク色別の「インク単価」を乗じた結果得られる「印刷コスト」を示すものである。「インク単価」は、図9(b)に示す、インク色とインク単価とを関連づけた「色別インク単価テーブル」を参照して得られた値である。また、これを参照して色別に算出された印刷コストを、6色全て加算することで合計印刷コスト(5,877.0〔円〕)」が得られる。これは、5月1日(月)に印刷されるラベル1,000〔枚〕を印刷するために必要となる印刷コストを示すものである。ここで、「インク単価」欄の値は、PC2内に記憶された「色別インク単価テーブル」により得られた情報であり、「印刷コスト」欄の値は、この情報に基づいて、PC2で算出された情報である。なお、印刷会社Aにおいて、5月1日(月)に印刷されるラベル5は、ここで印刷コストの算出対象となったものに限るものとして、以下説明する。
【0100】次に、図5および図6に示す「インク消費リスト」について説明する。「インク消費リスト」は、図5の<月間累計>、図6の<年間累計>に分類されており、図4の「印刷コスト見積もり算出リスト」を基に集計された結果に基づいて作成される。なお、ここでは、「印刷コスト見積もり算出リスト」に対し、印刷会社2から発注依頼された直後、すなわち4月25日(火)11:00における表示画面を示している。
【0101】図5の「インク消費リスト<月別累計>」は、印刷対象消費量と印刷対象外消費量を合計した「全消費量合計」と、「印刷コスト見積もり算出リスト」(図4(c))の最終段に示した「合計印刷コスト」を表示している。また、「メンテナンス」欄には、メンテナンスサービスの実施完了日時、および実施予定日時が表示される。メンテナンスサービスの実施完了日時は、図示しないが、管理会社3から印刷会社2に派遣されたサービスマンがメンテナンスの完了指示(例えば、メンテナンス完了ボタンを押下するなど)を行った時点で、実施時間と完了した旨を表示するものである。この情報は管理会社3(PC2)にも送信され、図8に示す「メンテナンス予定リスト」(「メンテナンス完了」欄参照)に反映される。また、実施予定日時については、管理会社3から送信された情報に基づいて表示する。さらに、本リストの最終段の「合計」には、(4月25日(火)11:00現在までに発注された分の)月別の月間累計を表示する。なお、ここに表示される値は、全てPC2で算出された情報である。
【0102】図6は、図5の<月間累計>を基に、1年分を集計した「インク消費リスト<年間累計>」であり、ここに表示するインク消費量は、図5の最終段に示す「合計」に示したものを表示している。また、「合計印刷コスト」欄に示す金額に基づいて、印刷会社2は管理会社3から、インク代が請求される。例えば、4月分のインク代は109,871(円)(小数点以下切り捨ての場合;ディスプレイD1,D2上でも小数点以下を表示しないよう構成しても良い)となる。また、「インク消費リスト(年間累計)」の最終段の「合計」には、年間累計を表示する。なお、ここに表示される値は、全てPC2で算出された情報である。
【0103】次に、図7に示す「インク供給予定リスト」について説明する。「インク供給予定リスト」の上段表は、自社(印刷会社A)における「在庫管理数」(在庫としてストックされるべきインクカートリッジの本数)、「プリンタ型番」、「カートリッジタイプ(種類)」を示している。
【0104】また、下段表においては、また、本日(4月30日(日))分を示す行を網掛表示すると共に、インク色別に、供給予定本数とこれを指示した供給指示日とを表示し(「供給予定本数/供給指示日」欄)、これに対して印刷会社2が供給を依頼する場合は、その依頼日(確認日)を表示する(「供給予定確認」欄)。また、インク(インクカートリッジ)が実際に供給された場合は、その供給が確認された時間を表示する(「供給確認」欄参照)。この「供給確認」欄は、印刷会社2が供給を確認した時点で、(例えば供給確認ボタンを押下することで)管理会社3にその情報を送信した時点で表示される。したがって、図示では、4月25日に供給指示された3本のインクカートリッジの供給予定確認(供給依頼)を4月26日に行い、さらに実際にインクが供給されたことの確認を4月30日(日)の13:30に行ったことを示している。
【0105】次に、図8に示す「メンテナンス予定リスト」について説明する。この「メンテナンス予定リスト」は、管理会社3側(PC2)のみで確認可能なリストであり、本日(4月30日(日))分を示す表を網掛表示している。また、日別にメンテナンスサービスの予定を表示している。ここに示す「メンテナンス管理リスト」は、4月30日(日)17:00現在のものであるため、当日以降の表については予定のみを表示している。例えば、4月30日(日)の「印刷会社A」を担当する担当者は、「メンテナンス担当」欄に示すように「山田」であり、この指示は「メンテナンス指示」欄に示すように、4月25日の11:00に為されたものである。メンテナンスの指示は、色別のインクの吐出回数が、所定回数(例えば、1.0×1012〔回〕)に達した時点で行われ、この情報(「c.メンテナンス予定情報」)は印刷会社2に送信されると共に、図5に示す「インク消費リスト<月間累計>」(「メンテナンス」欄参照)に反映される。
【0106】また、「メンテナンス予定」欄には、メンテナンスサービスの実施予定時間を、各担当者とスケジュール調整の結果確定した時間を、確定した時点で表示する。また、「メンテナンス完了」欄には、メンテナンスサービスが完了した時間を、印刷会社2から情報(「c.メンテナンス完了確認情報」)が送信された時点で表示する。さらに、「備考」欄には、メンテナンスの内容(例えば、4月30日(日)の印刷会社Aの場合は、クリーニングおよびヘッド交換)を表示する。この「備考」欄に示す情報は、インクジェットプリンタ20がメンテナンス箇所(点検箇所)を自己検出した結果を、PC1を介してPC2に送信した情報に基づいて表示されるものである。なお、「備考」欄の情報は、メンテナンスサービスを担当したサービスマンが、電話等の手段によって報告したものを表示するようにしても良い。
【0107】以上、説明したとおり、本発明の印刷物発行システム1では、印刷会社2と管理会社3が、ネットワークNWを介して種々の情報を送受信し、それらの情報をディスプレイD1,D2上で確認することができる。したがって、管理会社3は、遠隔地においても、印刷会社2におけるインク予測消費量をリアルタイムで把握することができるため、インクの供給、メンテナンスサービス、インク代(印刷コスト)の算出など様々な管理を迅速且つ効率良く行うことができる。
【0108】また、管理会社3が印刷装置20に合った適切な(純正の)インクの供給を行うため、印刷会社2が誤って不適切なインクを印刷装置20に供給してしまうことがない。すなわち、不適切なインクを使用することで生じやすい、インクジェットヘッド(ノズル)の目詰まりや(インクカートリッジからインクジェットヘッドまでの)インクの循環器系の不具合などによる印刷品質の低下、機械故障を防ぐことができる。
【0109】また、本発明の着色材供給管理システムによれば、印刷会社2において、デジタル画像6をデータ化したデジタル画像データに基づいてインクの消費量を算出するため、正確なインクの消費量を算出することができる。また、印刷会社2は、管理会社3に対し、ネットワークNWを介してインクの消費量に関する情報を送信するため、管理会社3は、印刷会社2(印刷装置20の設置場所)から離れた場所において、効率的にインクの供給を行う(指示する)ことができる。一方、管理会社3は印刷会社2に対し、ネットワークNWを介してインクの供給の指示に関する情報を送信するため、印刷会社2は、インクの消費と供給に関する管理(在庫管理)を効率的且つ迅速に行うことができる。
【0110】また、管理会社3は、インクの累積予測消費量が一定量に達したことを検出したとき、(印刷会社2が有する)印刷装置20のメンテナンスサービスを行うように指示することができる。すなわち、インクの予測消費量に応じてメンテナンスサービスを行うことで、適切な時期に点検ができると共に、インクの供給とメンテナンスサービスとを平行して行うことで、作業効率を向上させることができる。
【0111】なお、上記の例において、印刷物の作成以外を目的として消費されるインク消費量(印刷対象外消費量)の算出や印刷コストの算出は、管理会社3側(PC2)で行うものとしたが、印刷会社2側(PC1)で、これを行うようにしても良い。すなわち、印刷会社2側(PC1)において、図4(a)の「印刷対象消費量合計」、同図(b)の「印刷対象外消費量合計」および「全消費量合計」、同図(c)の「印刷コスト(合計印刷コスト)」まで算出可能に構成しても良い。また、この場合、その結果(合計印刷コスト)に関する情報のみを管理会社3に送信するようにしても良い。この構成によれば、送信する情報量を減らすことができるため、印刷会社2と管理会社3との間の情報の送受信をスムーズに行うことができる。
【0112】なお、この場合(印刷会社2側で「合計印刷コスト」を算出する場合)、インク単価は、印刷会社2側で把握する必要がある。したがって、インクカートリッジをインクジェットプリンタ20に装着することで、このカートリッジ種類(インク種類)を検出可能に構成し、インク種類に応じてインク単価が一定の金額に設定されることが好ましい。この構成によれば、印刷会社2側で、インク単価を確認することができる。なお、インクジェットプリンタ20でインク種類を検出するのではなく、カートリッジケース等に記載されたインク種類を、ユーザが視認によって確認するようにしても良い。
【0113】また、この場合(印刷会社2が「合計印刷コスト」に関する情報のみを管理会社3に送信する場合)、管理会社3側でメンテナンス時期の管理を行うことができなくなるため、メンテナンスサービスの実施に関しては印刷会社2側からそれを依頼するか、またはインク消費量(吐出量)に係わらず定期的に実施することが好ましい。また、インクの供給においても、管理会社3側での正確な管理が困難となる(合計印刷コストに関する情報だけでは、管理会社3側が正確なインク予測消費量を算出することができない)ため、印刷会社2側で適当な時期にインクの供給を依頼することが好ましい。
【0114】また、上記の場合とは逆に、印刷物の作成を目的として消費されるインク消費量の算出(印刷対象消費量)から、印刷コストの算出まで、全て管理会社3側(PC2)で行うようにしても良い。すなわち、この場合、印刷会社2は、図4の上段表に表示される情報(印刷情報、印刷条件およびデジタル画像)のみを、管理会社3に送信すればよいため、送信する情報量を減らすことができ、印刷会社2と管理会社3との間の情報の送受信をスムーズに行うことができる。
【0115】また、上記の例では、インク色別、ドットサイズ別のインク吐出回数の累計が、所定回数(例えば、1.0×1012〔回〕)に達した時点で、管理会社3からメンテナンスサービスの指示が為されるものとしたが、ノズル別にインク吐出回数をカウントし、1のノズルが所定回数に達した時点でメンテナンスサービスを行うようにしても良い。また、インク色に関係なく全ノズルからの吐出回数の合計が所定回数に達した時点でメンテナンスサービスを行うようにしても良い。
【0116】また、上記の例では、「メンテナンス」、「自動クリーニング」、「定期フラッシング」で消費されると予測されるインクは、全て印刷コストの算出対象となるものとしたが、管理会社3と印刷会社2との契約により、これらのうちのいずれか、または全てを印刷コストの算出対象外とするようにしても良い。すなわち、印刷物の作成を目的として消費されたインクのみを、印刷コストの算出対象とするといった形態も可能である。
【0117】また、管理会社3は、「自動クリーニング」によって吸引されるインク量をインク予測消費量に基づいて管理し、(吸引された廃インクを貯留する)廃インク貯留タンクに所定量以上の廃インクが貯留することを予測した場合、これを回収するためのメンテナンスサービスを指示するようにしても良い。また、この場合、メンテナンスサービスの実施予定に関する情報(好ましくは実施内容に関する情報も含めて)が、印刷会社2に送信されることが好ましい。同様に、管理会社3は、「定期フラッシング」によって吐出されるインク量をインク予測消費量に基づいて管理し、(吐出された廃インクを吸収する)廃インク吸収体が飽和状態となることを予測した場合、この廃インク吸収体を回収し、新たな廃インク吸収体と交換するためのメンテナンスサービスを指示するようにしても良い。また、この場合も、メンテナンスサービスの実施予定に関する情報が、印刷会社2に送信されることが好ましい。これらの構成によれば、管理会社3によって廃インク貯留タンクの貯留量や廃インク吸収体の吸収量などが管理されるため、印刷会社2は印刷装置20のメンテナンス管理の手間を省くことができる。
【0118】また、上記の例では、管理会社3がインクの供給を行うものとしたが、(管理会社3とは別の)インク供給を行う会社に、管理会社3からインクの供給指示を行うようにしても良い。この場合、インク供給を行う会社でも、図7に示す「インク供給予定リスト」を参照可能に構成されることが好ましい。また、同様に、メンテナンスサービスの実施においても、(管理会社3とは別の)メンテナンスサービスを行う会社に、管理会社3からメンテナンスサービスの指示を行うようにしても良い。この場合、メンテナンスサービスを行う会社でも、図8に示す「メンテナンス予定リスト」を参照可能に構成されることが好ましい。これらの構成によれば、各業務をそれぞれの会社が専門に行うことで、印刷会社2に対し充実したサービスを行うことができる。
【0119】また、本発明のインク予測消費量の算出方法におけるアルゴリズムを、記憶媒体(CD−ROMやMOなど)や、プリンタドライバソフトに格納して、これを利用しても良い。また、これらのアルゴリズムを記憶媒体(ROMなど)に格納し、これを印刷装置20内に内蔵しても良い。すなわち、PC1における種々の機能(通信機能、表示機能等)を印刷装置20に組み込むことにより、印刷会社2はこの印刷装置20のみで(パーソナルコンピュータ等の端末機を必要とすることなく)、本システム1を利用することができる。
【0120】また、情報の送受信は、管理会社3または印刷会社2が情報の送受信操作を行ったとき(情報の送受信を希望する任意の時点)に限り行われるようにしても良いし、常時、送受信可能にしても良い。この構成によれば、前者の場合、ネットワークNWへの接続料金の軽減を計ることができる(ネットワーク接続料金が必要となる場合)と共にセキュリティ面での安全性も高い。また、後者の場合、管理会社3および印刷会社2のいずれにとっても常に最新の情報が得られるため、作業(処理)の迅速化を計ることができる。
【0121】また、インクの供給は、カートリッジ(l(リットル))単位で行うものとしたが、インクの消費量に合わせて供給するようにしても良い。例えば、印刷会社2における所定日の消費量が、0.2〔l〕であった場合、その前日には管理会社3により、0.2〔l〕分のインクが供給される(この場合、カートリッジによる供給ではなく、インクそのものの供給となる)ようにしても良い。この構成によれば、印刷会社2の規模(インク消費量)に見合ったインクの供給を行うことができる。また、消費量に合わせてインクを供給することで、インクの劣化を防ぐことができる。
【0122】また、上記の例では、印刷装置20としてインクジェット式プリンタを例に挙げたが、ピエゾ素子の変形によってインクを吐出させる方式(ピエゾ方式)のインクジェットプリンタを用いることが好ましい。これによれば、電圧を加えると変形するピエゾ素子の原理を用いるため、インク滴を正確に真っ直ぐに押し出すことができると共に、インクの1回あたりの単位吐出量を少なくすることができる。すなわち、1つ1つのドットを小さくすることができるため、高精度・高解像度の印刷が可能となる。また、インクの1回あたりの単位吐出量を少なくすることで、一定時間内にインクを吐出できる回数(インクの周波数)を増やすことができる。したがって、ヘッドの移動速度を高速化することで、同じ解像度であれば高速印字が可能となり、周波数を高めてヘッドの移動速度を従来とおりとすれば、ヘッド移動方向のDPI値を向上させることができる。また、インクジェットプリンタに使用するインクは、染料インク、顔料インク、昇華インク、油性インク、UVインク、水性導電性インクの他、ステルスインクや有機ELなど、直接画像を形成しない特殊な着色材(吐出物)でも良い。
【0123】また、印刷装置20として他の方式の印刷装置を使用することも可能である。ここで、他の方式の印刷装置として電子写真式プリンタを用いた場合のインク消費量の算出方法について簡単に説明する。電子写真式プリンタは、パーソナルコンピュータなどから送られる文字や絵柄の1ページ分の情報を、プリンタコントローラにより複数サイズの微少ドットの集合体として画像に変換し、各ドットの画像の有無に対応して光書き込み系(レーザダイオード、LEDアレイ等)の微少な光源をオン・オフさせることにより転写紙上に画像を形成するものである。なお、この光書き込み系の書き込み時間の長さによりドットサイズの変更が可能である。また、着色材としてトナーを用いるが、M(マゼンタ)、C(シアン)、Y(イエロー)、K(ブラック)など色分解された画像信号によって各色毎に階調を有する画像を作成して重ね合わせることにより、カラーの印刷物を作成することが可能である。
【0124】したがって、電子写真式プリンタにおけるインク予測消費量は、インクジェットプリンタ20を用いる場合と同様、(トナー)色別、ドットサイズ別に予測ドット数(インクジェットプリンタ20を用いる場合のインク予測吐出回数に相当する)をカウントした結果から算出される。その他、印刷コストの算出方法、(トナー)カートリッジの供給やメンテナンスサービスの管理等についても、印刷装置20としてインクジェットプリンタを用いた場合と同様のシステム構成が応用可能である。なお、この場合、電子写真式プリンタに用いるトナーは、粉体トナー、液体トナーのいずれであっても良い。
【0125】なお、上述した実施例によらず、例えばシステム構成や運用形態等あるいは印刷方法その他について、本発明の要旨を逸脱しない範囲で、適宜変更も可能である。
【0126】
【発明の効果】上述のように、本発明の着色材供給管理システムによれば、印刷装置で消費した着色材の消費量を算出し、その情報をネットワークを介して受信することにより、効率的且つ安定した着色材の供給を行うことができる、などの効果がある。




 

 


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