米国特許情報 | 欧州特許情報 | 国際公開(PCT)情報 | Google の米国特許検索
 
     特許分類
A 農業
B 衣類
C 家具
D 医学
E スポ−ツ;娯楽
F 加工処理操作
G 机上付属具
H 装飾
I 車両
J 包装;運搬
L 化学;冶金
M 繊維;紙;印刷
N 固定構造物
O 機械工学
P 武器
Q 照明
R 測定; 光学
S 写真;映画
T 計算機;電気通信
U 核技術
V 電気素子
W 発電
X 楽器;音響


  ホーム -> 計算機;電気通信 -> セイコーエプソン株式会社

発明の名称 生活支援システム及び生活支援方法
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開2003−30421(P2003−30421A)
公開日 平成15年1月31日(2003.1.31)
出願番号 特願2001−213422(P2001−213422)
出願日 平成13年7月13日(2001.7.13)
代理人 【識別番号】100095728
【弁理士】
【氏名又は名称】上柳 雅誉 (外2名)
発明者 ▲高▼橋 透
要約 課題
家庭生活に関する願望、例えば家事労働の軽減を実現する手段としての「生活支援システム」及びその応用事業を提供する。

解決手段
生活実態及び意思決定プロセスを分析し、先ず身近な家事労働を軽減する目的として、冷蔵庫に保存する食品の出入庫やその鮮度維持の状態を観測するセンサーと、その観測結果から最適管理モデル、例えば献立や食料品購入計画を提案し、さらに食料等の手配手段まで成す生活支援システムサーバを備えた。そして、更なる発展形態として、その生活支援システムサーバによって制御される「生活支援システム」及びその応用事業を構築する。
特許請求の範囲
【請求項1】 諸現象を随時観測して客観的な指標を出力する観測手段と、その指標を分析し前記諸現象に関連した予報を発する予報手段と、その予報若しくは前記指標により家庭生活及び/又は社会経済を支援するようにしたことを特徴とする生活支援システム。
【請求項2】 家族構成に基づいてその消費財の需要を予測する消費財需要予測手段と、その消費財の需要に対応する消費財調達手段と、前記家庭生活に供する保存手段に保存される消費財の品目と、その品目毎の入出庫量、滞留期間及び品質状態を観測する観測手段と、前記観測した結果を前記需要と比較してそれらの乖離を無くすように前記消費財調達手段を制御するプログラムを備えたことを特徴とする請求項1に記載の生活支援システム。
【請求項3】 前記観測手段として、監視カメラと、その監視カメラの撮影した画像の内容を認識処理することにより、食料の品目及びその劣化程度を判定する品目別劣化判定手段と、食料に表示された文字及び/又は符号から加工日、購入日、品目及び賞味期限の何れかの情報を読み取り、情報不足ならば得られた限りの情報により推定賞味期限を算出する賞味期限推定手段と、前記食料を冷蔵庫の内部移動及び/又は内外に移動自在ならしめた冷蔵庫内外整理手段と、前記賞味期限推定手段により推定された推定賞味期限と前記品目別劣化判定手段による判定結果と当該品目の需給状況を総合判断して前記冷蔵庫内外整理手段を制御する内外整理手段駆動プログラムと、を備えたことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の生活支援システム。
【請求項4】 食料調達手段として、冷蔵庫に保存中の食料に対しそれらの品目、数量、購入日、賞味期限、劣化程度に関する在庫状況一覧表を作表する在庫一覧プログラムと、在庫状況一覧表から、賞味期限の間近に迫った食料を優先的に用いる料理の献立を提案する献立プログラムと、前記在庫一覧プログラムと献立プログラムとの算出した品目毎の数量に関して過不足分を調整する過不足調整プログラムと、前記献立プログラムにより提案された献立を管理者が実行したい場合には、前記冷蔵庫内外整理手段が前記献立に必要な材料を食材提供箇所に寄せ集めて利用に供する品揃え手段と、前記過不足調整プログラムの演算結果により、前記冷蔵庫内の賞味期限の経過した余剰在庫分の廃棄処分、不足分調達の手配、在庫管理及び/又は献立提案を実行するようにしたことを特徴とする請求項1乃至請求項3の何れか1項に記載の生活支援システム。
【請求項5】 前記提案された献立を人数分だけ実現するのに必要な材料を一覧する献立対応一覧表を格納したデータベースと、前記献立対応一覧表と在庫状況一覧表との比較照合及び/又は引き算した結果から調達要求一覧表を供給者別に作表し、供給者宛てに自動発注するする自動発注手段と、を備えたことを特徴とする請求項1乃至請求項4の何れか1項に記載の生活支援システム。
【請求項6】 一般家庭と食料供給拠点及び/又は前記供給者との間に設けられた情報通信ネットワークと、前記調達要求一覧表により新規調達の手配される調達手段と、を備えたことを特徴とする請求項1乃至請求項5の何れか1項に記載の生活支援システム。
【請求項7】 食料供給拠点は農水産業者、食品加工・生産工場、食品市場、又は大・小規模小売店であり、発注から納品、検収及び代金の決済までを半自動的に実行するシステム、を備えたことを特徴とする請求項1乃至請求項6の何れか1項に記載の生活支援システム。
【請求項8】 各食品に関する旬の情報及び/又は相場情報を入力し献立に反映させるプログラム、を備えたことを特徴とする請求項1乃至請求項7の何れか1項に記載の生活支援システム。
【請求項9】 複数の家庭から前記ネットワークを介して得られた食品消費動向情報を品目別に集計し前記供給者に配信するようにしたことを特徴とする請求項1乃至請求項8の何れか1項に記載の生活支援システム。
【請求項10】 前記調達手段として自動発注方式によらず、購買者が店舗に足労し現物照会して従来通りの買い物する場合、前記調達要求一覧表に基づく最適買い物コースを設定するプログラム、を備えたことを特徴とする請求項6乃至請求項9の何れか1項に記載の生活支援システム。
【請求項11】 前記調達手段として自動発注方式によらず、購買者が店舗に足労し現物照会して従来通りの買い物する場合、前記調達要求一覧表に基づく最適の品揃え準備を、前記供給者に実行させるシステム、を備えたことを特徴とする請求項6乃至請求項10の何れか1項に記載の生活支援システム。
【請求項12】 諸現象を随時観測して客観的な指標を出力する観測手段と、その指標を分析し前記諸現象を支配する法則を解明し経験的法則を出力する社会科学機能と、その経験的法則を格納したデータベースと、そのデータベースを開示するデータベース開示手段と、を備えたことを特徴とする請求項1乃至請求項11の何れか1項に記載の生活支援システム。
【請求項13】 前記指標を数値化する指標数値化手段と、前記諸現象としての地理、交通、天候、人口、地場産業、経済動向、株価、物価及び商品需要を相互に関連付ける数式モデルによるシミュレーション手段と、そのシミュレーション手段に入出力する前記指標の数値を言葉に翻訳する指標数値解説手段と、を備えたことを特徴とする請求項12に記載の生活支援システム。
【請求項14】 前記数値を気象予報、市場調査、需要予測、経済展望、職業斡旋、株価予想、交通渋滞予想及び/又は対応策提案に応用する社会科学応用手段と、を備えたことを特徴とする請求項13に記載の生活支援システム。
【請求項15】 家庭用冷蔵庫及び/又は食品関連事業所に配設された前記観測手段と、前記データベース開示手段と、前記シミュレーション手段と、情報通信手段と、を備えたことを特徴とする請求項12乃至請求項14の何れか1項に記載の生活支援システム。
【請求項16】 情報及び/又は情報解読方法を逐一学習する学習機能と、識別不能若しくは不明事項に関してはその旨を表明する機能を備えたことを特徴とする請求項1乃至請求項15の何れか1項に記載の生活支援システム。
【請求項17】 情報提供及び/又は情報利用する者を会員と識別する会員識別手段と、前記会員に対する特典を設定する会員特典設定手段と、会員特典実行手段と、を備えたことを特徴とする請求項1乃至請求項16の何れか1項に記載の生活支援システム。
【請求項18】 情報提供する者にその対価を支払う情報提供料支払い手段及び/又は情報利用する者に課金する情報利用料課金手段と、を備えたことを特徴とする請求項1乃至請求項17の何れか1項に記載の生活支援システム。
【請求項19】 前記ネットワークで閲覧されるように広告掲載する者に対して広告掲載料を課金する広告掲載料課金手段と、を備えたことを特徴とする請求項6乃至請求項18の何れか1項に記載の生活支援システム。
【請求項20】 前記賞味期限推定手段として、人の言語も含めた未知の論理若しくは符号体系による情報であっても、人の声、若しくはマニュアル入力による確定値又は推定値と照合しながら順次学習するようにしたことを特徴とする請求項3乃至請求項19の何れか1項に記載の生活支援システム。
【請求項21】 前記冷蔵庫内外整理手段の一部として、ロボットアームを備えたことを特徴とする請求項3乃至請求項20の何れか1項に記載の生活支援システム。
【請求項22】 前記消費財の品目名やその消費財の保存期限に関する情報を紙面から読み取る光学読取手段を備えたことを特徴とする請求項2乃至請求項21の何れか1項に記載の生活支援システム。
【請求項23】 前記献立プログラムには、利用者の体質、体調若しくは病状及び/又は本人の要望若しくは他人の助言に対応した最適献立を提供する機能を備えたことを特徴とする請求項4乃至請求項22の何れか1項に記載の生活支援システム。
【請求項24】 消費財需要予測手段により家族構成に基づいてその消費財の需要を予測する工程と、消費財調達手段によりその消費財の需要に対応する消費財を調達する工程と、前記家庭生活に供する保存手段に保存される消費財の品目と、その品目毎の入出庫量、滞留期間及び品質状態を観測する工程と、前記観測した結果を前記需要と比較してそれらの乖離を無くすように前記消費財調達手段を制御する工程を含むことを特徴とする生活支援方法。
発明の詳細な説明
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、主に家庭に対する生活支援システム及び生活支援方法に関する。例えば、生活支援の対象として育児や家事、中でも掃除、洗濯の他に買い物及び料理等がある。それらのうち、買い物及び料理に関連する内容を中心に、若干の派生問題にまで生活支援システムの応用範囲内で対応している。但し、後述する実施の形態では主に食料の管理を例示し、前述した買い物及び料理を支援するようにしているが、これは食料が家庭内における消費財の代表であり、品目や物流量及び調達手段も豊富で、しかも保存上の制約条件も厳密なため、本発明の説明に好適だからである。従って、本発明の属する技術分野は食料の管理に限らず、燃料や日用雑貨及び衛生用品等に至る非耐久消費財の大半に対しても応用できる。
【0002】
【従来の技術】従来、買い物及び料理支援ロボット等は存在せず、せいぜい給食センター等において、略同質の芋を大量に皮むきしたり、キャベツの線切りを半自動的に高速で行う程度の電動装置があったに過ぎず、「為すべき事を自ら発見しこれを最適制御により実行する」人工知能を具備したロボットたるにはかけ離れたものであり、そのような要望が有ったとしても、それを具体化する技術思想は無かった。
【0003】又、買い物支援ロボットに近いシステムが有るとすれば、家電製品の組み立て(アッセンブリ・メーカ)事業等における、■「部品自動発注システム」や同製品の販売及びアフターサービス事業に付随する■「補修部品管理システム」に見られる程度である。
■「部品自動発注システム」では、数千点に及ぶ部品を生産日程に合わせて、遅滞無く全数を品揃えするものであり、生産計画通りに徹底することが肝要である。言わば、献立に必要な食材の品揃えに該当する。尚、この場合、生産計画に変更が無い限り、買い過ぎて余った部品を捨てることは無い。
【0004】■「補修部品管理システム」では、生産の継続中若しくは生産打ち切り後の所定期間に亘り、数万点に及ぶアフターサービス用の補修部品をその需要に合わせて、品切れしない適量の在庫で常備又は即応の調達供給体制により、略全数を品揃えするものであり、需要又は品切れの気配を察知し需要予測しながら、必要最小限の発注と在庫量に留めることが肝要である。言わば、全種類万能な献立に対応する食材の品揃えに該当する。
【0005】尚、この場合、生産計画によらず、顧客の製品利用に伴って発生する故障不良発生に対してアフターサービス用の補修部品需要なので、その需要予測が外れた場合は、買い過ぎて余った部品を捨てることも有る。又、保存期限の問題も有る。
【0006】しかし、これらは大企業における業務用の一環として、部品供給するグループ・メーカや、販売サービス支店網が、オンライン接続する等により、システムを確立していたものの、純粋に家庭生活の支援を目的として、その買い物及び料理支援ロボット等を応用する事業は無かった。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】先ず、第1の課題として、多くの人が希って止まない、身近な家庭生活に関する願望を実現する手段としての「生活支援システム」及びその応用事業を提供したい。
【0008】次に、第2の課題として、家族構成に最適な消費財調達と当該消費財の保存手段における保存管理できる「生活支援システム」及びその応用事業を提供したい。
【0009】次に、第3の課題として、冷蔵庫内に在庫する食品を最適管理するための、人工知能を備えたロボットにより、賞味期限や劣化の程度まで判断し、自動的に整理整頓できる「生活支援システム」及びその応用事業を提供したい。
【0010】次に、第4の課題として、冷蔵庫内の保存物を賞味期限の間近に迫った古い食品を余すこと無く使い切るように、最適の献立を提案でき、管理者がそれに従えば、無駄が無いばかりでなく、その献立に必要な食材の一式を所定箇所に一まとめで品揃えできるので、料理するのに手際良くなるような「生活支援システム」及びその応用事業を提供したい。
【0011】次に、第5の課題として、家庭料理の献立で必要とする材料ならばコンピュータによる自動発注を適宜実行し、その在庫内容に応じて、最適献立を提案できる。即ち、人工知能を備えたロボットに、家庭料理の材料に関連する全てを任せることができるような「生活支援システム」及びその応用事業を提供したい。
【0012】次に、第6の課題として、前記自動発注及び/又は手動発注を適宜実行し、その品揃え状況や在庫内容に応じて、常に最適献立を提案できる。即ち、人工知能を備えたロボットに、家庭料理の材料に関連する全てを任せることができるような「生活支援システム」及びその応用事業を提供したい。
【0013】次に、第7の課題として、家庭料理用に高品質の材料を必要なだけ、早く、安く、調達できる。そして、代金決済等も簡単に済むような「生活支援システム」及びその応用事業を提供したい。
【0014】次に、第8の課題として、季節に応じた旬の料理を安く賞味できるような「生活支援システム」及びその応用事業を提供したい。
【0015】次に、第9の課題として、食料の需給を均衡させ、価格を安定させ、社会経済の発展にも寄与できるような「生活支援システム」及びその応用事業を提供したい。
【0016】次に、第10の課題として、購買者にとって、■買い物リストを半自動的に用意され、品数と量の両面で買い物の過不足が防げ、■必要な物を探す手間暇を省略でき、■最短コースで買い物を完了できるような「生活支援システム」及びその応用事業を提供したい。
【0017】次に、第11の課題として、前記供給者により既に品揃えが整っていることを確認した後に、購買者が前記供給者を訪問すれば、■すれ違いの無駄を避けられ、■購買者本人に委任された代理人で足りるので、便利屋等のお使い業者又は運送業者等に安心して買い物を任せられるような「生活支援システム」及びその応用事業を提供したい。
【0018】次に、第12の課題として、利用者の知りたい前記経験的法則を情報サービス提供できるような「生活支援システム」及びその応用事業を提供したい。
【0019】次に、第13の課題として、人の「勘」に頼っていた「予報」、「予想」、「意思決定」及び「判断」を伴う事項に対しても、科学的数値データに裏付けられ、客観的説明も付け易く、当然に的中率の高いシミュレーション結果が得られ、わかりやすい言葉で解説され、迅速的確で利用しやすい各種情報サービスができるような「生活支援システム」及びその応用事業を提供したい。
【0020】次に、第14の課題として、テレビニュースよりも迅速的確で利用しやすい各種情報サービスができるような「生活支援システム」及びその応用事業を提供したい。
【0021】次に、第15の課題として、家庭用食料に関し、情報通信手段を駆使して、必要最小限の手配により迅速調達し、家庭及び/又は食品関連事業所を始めとする社会全体から無駄を省き、効率良くするのみならず、旬の生鮮食料を需要者まで、遅滞無く届けるための各種情報サービスができるような「生活支援システム」及びその応用事業を提供したい。
【0022】次に、第16の課題として、請求項16に係る発明は、初めて見た食品の外形、色彩及びその賞味期限を学習し、以後はそれを識別できるようになり、さらに食品とは識別できず取り扱い困難な物に関しては、エラーメッセージ等を発して入庫拒否し、次からは監視カメラの撮影した画像により、物違いの検出まで自動化されるような「生活支援システム」及びその応用事業を提供したい。
【0023】次に、第17,18の課題として、必要な情報を収集し易く、この「生活支援システム」の利用を促進し、その精度と付加価値を高めるための設備投資にも資金が循環し、規模・サービス面でも、その応用事業を更に発展できるようにしたい。
【0024】次に、第19の課題として、食品関連の広告に関し、それの掲載希望者と閲覧希望者の両者にとって希望をかなえられる情報媒体とし、新聞への折り込み広告の代替手段にも成り得て、紙の無駄を減らし、環境保全に寄与できるような「生活支援システム」及びその応用事業を提供したい。
【0025】次に、第20の課題として、例えばバーコード体系の異なる未知の論理若しくは符号体系による情報であっても、何個かの見本を読み取れば、その論理若しくは符号体系の規則を自動的に解明し、或いは、賞味期限日付もバーコードも何も付いていない食品の場合は、人がその食品に関してわかっている事項をテンキーや言葉などで入力し、次からは監視カメラの撮影した画像によりそれまでは識別不能だった物の識別や、賞味期限の設定まで自動化されるような「生活支援システム」及びその応用事業を提供したい。
【0026】次に、第21の課題として、人手によらねば困難であった、冷蔵庫内の整理整頓を、自動化できるような「生活支援システム」及びその応用事業を提供したい。
【0027】次に、第22の課題として、前記消費財の購入に伴うレシート等からも、管理上有効な情報を収集できるような「生活支援システム」及びその応用事業を提供したい。
【0028】次に、第23の課題として、利用者が老若男女の別、健康か否か、妊娠・授乳中か否か、既往症の有無とその種別、減量中か否か、スポーツの前後等を区別し、医師等の助言も含めた最適の献立を提供する対応ができるような「生活支援システム」及びその応用事業を提供したい。
【0029】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するために、請求項1に係る発明は、諸現象を随時観測して客観的な指標を出力する観測手段と、その指標を分析し前記諸現象に関連した予報を発する予報手段と、その予報若しくは前記指標により家庭生活及び/又は社会経済を支援するようにした。
【0030】このようにしたことにより、科学的裏付けに基づき、的確かつ効率的に家庭生活及び/又は社会経済を支援できる。
【0031】又、請求項2に係る発明は、家族構成に基づいてその消費財需要を予測する消費財需要予測手段と、その消費財の需要に対応する食料調達手段と、前記家庭生活に供する保存手段に保存される消費財の品目、その品目毎の入出庫量、滞留期間及び品質状態を観測する観測手段と、前記観測した結果を前記需要と比較してそれらの乖離を無くすように前記消費財調達手段を制御するプログラムを備えた。
【0032】このようにしたことにより、前記家族構成に最適な消費財調達と当該消費財の保存手段における最適な保存管理を提供できる。
【0033】又、請求項3に係る発明は、前記観測手段として、監視カメラと、その監視カメラの撮影した画像の内容を認識処理することにより、食料の品目及びその劣化程度を判定する品目別劣化判定手段と、食料に表示された文字及び/又は符号から加工日、購入日、品目及び賞味期限の何れかの情報を読み取り、情報不足ならば得られた限りの情報により推定賞味期限を算出する賞味期限推定手段と、前記食料を冷蔵庫の内部移動及び/又は内外に移動自在ならしめた冷蔵庫内外整理手段と、前記賞味期限推定手段により推定された推定賞味期限と前記品目別劣化判定手段による判定結果と当該品目の需給状況を総合判断して前記冷蔵庫内外整理手段を制御する内外整理手段駆動プログラムを備えた。
【0034】このようにしたことにより、冷蔵庫内に在庫する食品を最適管理できる。即ち、人工知能を備えたロボットにより、賞味期限や劣化の程度まで判断し、自動的に整理整頓できる。
【0035】又、請求項4に係る発明は、食料調達手段として、前記冷蔵庫に保存中の食料に対しそれらの品目、数量、購入日、賞味期限、劣化程度に関する在庫状況一覧表を作表する在庫一覧プログラムと、在庫状況一覧表から、賞味期限の間近に迫った食料を優先的に用いる料理の献立を提案する献立プログラムと、前記在庫一覧プログラムと献立プログラムとの算出した品目毎の数量に関して過不足分を調整する過不足調整プログラムと、前記献立プログラムにより提案された献立を管理者が実行したい場合には、前記冷蔵庫内外整理手段が前記献立に必要な材料を食材提供箇所に寄せ集めて利用に供する品揃え手段と、前記過不足調整プログラムの演算結果により、前記冷蔵庫内の賞味期限の経過した余剰在庫分の廃棄処分、不足分調達の手配、在庫管理及び/又は献立提案を実行するようにした。
【0036】このようにしたことにより、冷蔵庫内の保存物を賞味期限の間近に迫った古い食品を余すこと無く使い切る目的に添って、最適の献立を提供でき、管理者がそれに従えば、無駄が無いばかりでなく、その献立に必要な食材の一式を所定箇所に一まとめで品揃えできるので、料理するのに手際良い。
【0037】又、請求項5に係る発明は、前記提案された献立を人数分だけ実現するのに必要な材料を一覧する献立対応一覧表を格納したデータベースと、前記献立対応一覧表と在庫状況一覧表との比較照合及び/又は引き算した結果から調達要求一覧表を供給者別に作表し、前記供給者宛てに自動発注する自動発注手段を備えた。
【0038】このようにしたことにより、家庭料理の献立で必要とする材料ならばコンピュータによる自動発注を適宜実行し、その在庫内容に応じて、最適献立を提案できる。即ち、人工知能を備えたロボットに、家庭料理の材料に関連する全てを任せることができる。
【0039】又、請求項6に係る発明は、一般家庭と食料供給拠点及び/又は前記供給者との間に設けられた情報通信ネットワークと、前記調達要求一覧表により新規調達の手配される調達手段を備えた。
【0040】このようにしたことにより、前記自動発注及び/又は手動発注を適宜実行し、その品揃え状況や在庫内容に応じて、常に最適献立を提案できる。即ち、人工知能を備えたロボットに、家庭料理の材料に関連する全てを任せることができる。
【0041】又、請求項7に係る発明は、食料供給拠点は農水産業者、加工・食品生産工場、食品市場、又は大・小規模小売店であり、発注から納品、検収及び代金の決済までを半自動的に実行するシステムを備えた。このようにしたことにより、家庭料理用に高品質の材料を必要なだけ、早く、安く、調達できる。そして、代金決済等も簡単に済む。
【0042】又、請求項8に係る発明は、各食品に関する旬の情報及び/又は相場情報を入力し献立に反映させるプログラムを備えた。このようにしたことにより、季節に応じた旬の料理を安く賞味できる。
【0043】又、請求項9に係る発明は、複数の家庭から前記ネットワークを介して得られた食品消費動向情報を品目別に集計し前記供給者に配信することにより、最適生産計画を実現するようにしたシステムを備えた。
【0044】このようにしたことにより、当該食料の需給が均衡するので、価格が安定し、社会経済に寄与する。
【0045】又、請求項10に係る発明は、前記調達手段として自動発注方式によらず、購買者が店舗に足労し現物照会して従来通りの買い物する場合、前記調達要求一覧表に基づく最適買い物コースを設定するプログラムを備えた。
【0046】このようにしたことにより、購買者にとって、■買い物リストが有るので、品数と量の両面で買い物の過不足が防げ、■必要な物を捜索する手間暇を省略でき、■最短コースで買い物を完了できる。
【0047】又、請求項11に係る発明は、前記調達手段として自動発注方式によらず、購買者が店舗に足労し現物照会して従来通りの買い物する場合、前記調達要求一覧表に基づく最適の品揃え準備を、前記供給者に実行させるシステムを備えた。
【0048】このようにしたことにより、前記供給者により既に品揃えが整っていることを確認した後に、購買者が前記供給者を訪問すれば、■すれ違いの無駄を避けられ、■購買者本人に委任された代理人で足りるので、便利屋等のお使い業者又は運送業者等に安心して買い物を任せられる。
【0049】又、請求項12に係る発明は、世間の諸現象を随時観測して客観的な指標を出力する観測手段と、その指標を分析し前記諸現象を支配する法則を解明し経験的法則を出力する社会科学機能と、その経験的法則を格納したデータベースと、そのデータベースを開示するデータベース開示手段を備えた。
【0050】このようにしたことにより、前記経験的法則に関し、「口伝継承」即ち「言い伝え」等の曖昧さを排除し、あらゆる前提条件や制約条件等で区別された各事例にも対応し、そのデータベースを開示できる。従って、利用者の知りたい前記経験的法則を情報サービス提供できる。
【0051】又、請求項13に係る発明は、前記指標を数値化する指標数値化手段と、前記諸現象としての地理、交通、天候、人口、地場産業、経済動向、株価、物価及び商品需要を相互に関連付ける数式モデルによるシミュレーション手段と、そのシミュレーション手段に入出力する前記指標の数値を言葉に翻訳する指標数値解説手段を備えた。
【0052】このようにしたことにより、従来は多分に人の「勘」に頼っていた「予報」、「予想」、「意思決定」及び「判断」を伴う事項に対しても、科学的数値データに裏付けられ、客観的説明も付け易く、当然に的中率の高いシミュレーション結果が得られ、かつその結果を指標数値解説手段により翻訳した解説を、わかりやすい言葉でなす事ができる。従って、視聴者が受動的に情報収集するテレビニュース等マスコミ報道よりも迅速的確で利用しやすい各種情報サービスができる。
【0053】又、請求項14に係る発明は、前記数値を気象予報、市場調査、需要予測、経済展望、職業斡旋、株価予想、交通渋滞予想及び/又は対応策提案に応用する社会科学応用手段を備えた。このようにしたことにより、テレビニュースよりも迅速的確で利用しやすい各種情報サービスができる。
【0054】又、請求項15に係る発明は、家庭用冷蔵庫及び/又は食品関連事業所に配設された前記観測手段と、前記データベース開示手段と、前記シミュレーション手段と、情報通信手段を備えた。
【0055】このようにしたことにより、家庭用食料に関し、前記データベース開示手段や前記シミュレーション手段による、予測内容が外れない限りは、情報通信手段を駆使して、必要最小限の手配により迅速調達し、前記観測手段を配設した家庭及び/又は食品関連事業所を始めとする社会全体から無駄を省き、効率良くするのみならず、旬の生鮮食料を需要者まで、遅滞無く届けるための情報サービスができる。
【0056】又、請求項16に係る発明は、情報内容及び/又は情報解読方法を逐一学習する学習機能と、識別不能若しくは不明事項に関してはその旨を表明する機能を備えた。このようにしたことにより、例えばリンゴを初めて見たらその外形、色彩及びその賞味期限を学習し、以後はリンゴを識別できるようになり、この生活支援システムの性能と利用価値を高めるので、利用を促進し、その応用事業を発展できる。
【0057】又、この生活支援システムでは、食品とは識別できず取り扱い困難な物に関しては、別途処理すれば故障の原因にならない。例えば、野菜を冷蔵庫に搬入したつもりのところを、間違えて花束が搬入された場合、バーコードでカーネーションと判読されても、エラーメッセージ等を発し、入庫拒否すべきである。さらに、その花束の画像を監視カメラにより捉えたならば、食品画像や経験則のデータベースにカーネーションや花束の特徴が記録され、次からは監視カメラの撮影した画像により物違いの検出まで自動化される。
【0058】又、請求項17に係る発明は、情報提供及び/又は情報利用する者を会員と識別する会員識別手段と、前記会員に対する特典を設定する会員特典設定手段と、会員特典実行手段を備えた。このようにしたことにより、この生活支援システムの利用を促進し、前記会員たる利用者が増加するので、規模・サービス面でも、その応用事業を更に発展できる。
【0059】又、請求項18に係る発明は、情報提供する者にその対価を支払う情報提供料支払い手段及び/又は情報利用する者に課金する情報利用料課金手段を備えた。このようにしたことにより、必要な情報を収集し易く、その精度と付加価値を高めるための設備投資にも資金が循環するので、この生活支援システムの性能を向上できて、その利用を促進するので、規模・サービス面でも、その応用事業を更に発展できる。
【0060】又、請求項19に係る発明は、前記ネットワークで閲覧されるように広告掲載する者に対して広告掲載料を課金する広告掲載料課金手段とを備えた。このようにしたことにより、食品関連の広告に関し、それの掲載希望者と閲覧希望者の両者にとって希望をかなえられる情報媒体としての新規事業も成り立つ。又、新聞への折り込み広告の代替手段になるので、紙の無駄を減らし、環境保全に寄与する。
【0061】又、請求項20に係る発明は、前記賞味期限推定手段として、人の言語も含めた未知の論理若しくは符号体系による情報であっても、人の声、若しくはマニュアル入力による確定値又は推定値と照合しながら順次学習するようにしたので、例えばバーコード体系の異なる未知の論理若しくは符号体系による情報であっても、何個かの見本を読み取れば、その論理若しくは符号体系の規則を自動的に解明し、読取エラーが減少する。
【0062】或いは、賞味期限日付もバーコードも何も付いていない食品の場合は、人がその食品に関してわかっている事項をテンキーや言葉などで入力すれば良い。例えば「このニンジンは冷蔵庫に今日入れたので、期限は7日」とすれば、最適献立提案手段にその旨が入力され、有効利用される。そして、食品画像や経験則のデータベースにニンジンの特徴が記録され、次からは監視カメラの撮影した画像によりニンジンの識別や賞味期限の設定まで自動化される。
【0063】又、請求項21に係る発明は、前記冷蔵庫内外整理手段の一部として、ロボットアームを供えたので、人手によらねば困難であった冷蔵庫内の整理整頓を自動化する可能性を提供できる。
【0064】又、請求項22に係る発明は、前記消費財の品目名やその消費財の保存期限に関する情報を紙面から読み取る光学読取手段を備えたので、前記消費財の購入に伴うレシート等からも、管理上有効な情報を収集できる。
【0065】又、請求項23に係る発明は、前記献立プログラムには、利用者の体質、体調若しくは病状及び/又は本人の要望若しくは他人の助言に対応した最適献立を提供する機能を備えたので、利用者が老若男女の別、健康か否か、妊娠・授乳中か否か、既往症の有無とその種別、減量中か否か、スポーツの前後等を区別し、医師等の助言も含めた最適の献立を提供する対応ができる。又、請求項24に係る発明は、消費財需要予測手段により家族構成に基づいてその消費財の需要を予測する工程と、消費財調達手段によりその消費財の需要に対応する消費財を調達する工程と、前記家庭生活に供する保存手段に保存される消費財の品目と、その品目毎の入出庫量、滞留期間及び品質状態を観測する工程と、前記観測した結果を前記需要と比較してそれらの乖離を無くすように前記消費財調達手段を制御する工程を含むことを特徴とする。これにより、前記家族構成に最適な消費財調達と当該消費財の保存手段における最適な保存管理を提供できる。
【0066】
【発明の実施の形態】以下、図面に沿って、本発明による実施の形態について説明する。図1は本発明による生活支援システム(以下、「本システム」と称す)1の概念図であり、家庭生活、社会経済及び自然環境等の実態に関する諸現象を随時観測して客観的な指標を出力する第一の観測手段2と、そこから出力される第一の指標を分析し前記諸現象に共通する規則性を解明し、それを裏付ける数値情報及び/又は規則を開示し出力する科学分析手段3と、その出力された数値情報及び/又は規則により、家庭生活及び/又は社会経済を効率的に支援するように生活支援部4がある。
【0067】そして、支援されることにより改善された生活等に関する諸現象も、支援の結果による新たな実態を見てその効果を確認するために、随時観測して客観的な指標を出力する第二の観測手段5があり、そこから出力される第二の指標も科学分析手段3に入力されて分析に供される。ここで、支援された結果の指標により生活支援部4の作用を加減することにより、最適な支援を行う。即ち、フィードバック制御された生活支援である。
【0068】又、科学分析手段3から出力された数値情報及び/又は規則は、経験則データベース(以下、「DB」と称す)6に検索自在に蓄積され、前記諸現象に関連した予想・予報を発する予想・予報手段(図示せず)をも構成する社会科学応用手段7により、生活支援のために有効利用されている。
【0069】この、経験則DB6には、気象予報、市場調査、需要予測、経済見通し、職業斡旋情報、株価予想、交通渋滞予想等が客観的に理由付けのできる状態で格納されている。例えば、気象庁発表の気象予報は、自然環境等の実態に関する諸現象、即ち天候、気温、気圧、風向及び風力を複数の定点で定刻又は随時観測して客観的な指標を出力する第一の観測手段2による典型例である。現在の予報技術、即ち科学分析手段3によれば、気象予報図等を作成し、数日乃至数ヶ月先までの予報が出せる。
【0070】例えば、台風接近情報等の短気気象予報の場合、これを受けた大多数の人たちは、社会科学応用手段7など用いるまでもなく、当然に自衛策を講ずる。一方、特定商品若しくは役務に関する需要予測、又は経済見通しを必要とする場合は、中長期の気象予報に加えた社会科学応用手段7により、例えばビール生産量において「この夏は猛暑が続くので生産を増強する」或いはスキー場の準備において「この冬は雪が少ないので客足も少ないであろう」等と、的確に対応できる。
【0071】尚、企業経営における指標に関しては、高度の科学分析手段3、経験則DB6及び社会科学応用手段7を備え、激烈な競争に勝ち残るのようにするのが一般的であるものの、本発明においては家庭生活を支援する用途に限定し特化している。従って、本システム1においては、企業のように利益追求第一ではなく、主に家庭生活を支援する目的なので、便利で、快適で、その次に社会全体が効率良く発展進歩する事を目的としているので、優勝劣敗の競争原理に勝ち残る事が目的ではない。このようにしたので、科学的裏付けの不足していると考えられる分野、即ち家庭生活及び/又は社会経済に対しても、ある程度的確かつ効率的に支援できる。
【0072】次に図2は、本システムにおける冷蔵庫周辺の説明図であり、これに沿って説明する。家庭用の冷蔵庫8の中心部付近には監視カメラ9が、庫内全域を観測し、賞味期限推定手段10に視覚情報を入力している。尚、賞味期限推定手段10に関しては後述する。又、中心部に支承されたロボットアーム11が、庫内全域に亘って冷蔵又は冷凍保管された各食品20を、それらの品種を識別しながら自在に掴み、希望の場所へ移動し、静かに解放できる。要するに庫内全域を人手に代わって整理できる。尚、このロボットアーム11が如何なる意思により動作するかは後述するものの、具体的な電動サーボ若しくは油圧機構のための駆動制御手段に関しては説明を省略する。
【0073】又、食料供給拠点における各供給者21から、後述する食料調達手段22により、適宜調達された食品20は入庫口23から冷蔵庫8に入庫される。その際に入庫センサ24により入庫管理される。この入庫センサ24と監視カメラ9は同等機能の食品識別能力を備えているのが理想的ではあるものの、ここでは、説明の便宜上、全ての食品20が統一された論理若しくは符号体系によるバーコード・ラベル添付されているものと仮定し、入庫センサ24と監視カメラ9にはそのバーコードを完全に読み取る機能があるものとする。
【0074】又、入庫センサ24と監視カメラ9以外にも、図示せぬスキャナー等の光学読取手段を備え、食品20の購入に伴うレシート等からも、食品20の品目名やその賞味期限に関する情報をそのレシート等の紙面から読み取れるので、管理上有効な情報を収集できる。尚、そのレシート等をスキャナー等でなぞって収集した画像情報からテキストデータ等に変換する手段は周知なので説明を省略する。
【0075】そして、後述する食材提供口25には出庫センサ26が、廃棄口29には廃棄センサ13が入庫センサ24と同一機能を有して配設され、食品20の出入りを把握できるようになっている。これらの入出庫に関する管理情報は、後述する最適献立提案手段28に入力される。
【0076】家庭料理用食材集積部27には、最適献立提案手段28との連携により、当該献立に必要な食材を食材提供口25に提供される。尚、現実の食料調達手段は全ての食品20が冷蔵庫8を通過するものではないが、ここでは、説明の便宜上、全ての食品20が冷蔵庫8を通過するものと仮定する。
【0077】本システム1においては、予め理論的食品需要を設定しているので、例えば小学2・4年生の子供2名と大人2名の合計4人家族の年間食品総需要計画等に基づく最適献立提案手段28がプログラムされており、日々の在庫を参照しながら食料調達手段22との調整を図るようになっている。
【0078】又、オプション機能として、最適献立提案手段28をなす献立プログラムに、利用者の体質、体調若しくは病状及び/又は本人の要望若しくは他人の助言に対応した最適献立を提供する機能を備えていれば、利用者が老若男女の別、健康か否か、妊娠・授乳中か否か、既往症の有無とその種別、減量中か否か、スポーツの前後等を区別し、医師等の助言も含めた最適の献立を提案できる。
【0079】ここで、利用者が糖尿病や成人病であり、医者から低カロリー・低コレステロールの食餌療法が医師により指示されていれば、それなりの献立が提案され、或いは医師等の指示でなくても、本人がダイエット中とあれば、その意思に沿った献立が提案される。従って、前述した例では小学2・4年生の子供2名と大人2名の合計4人家族と初期設定したところを、2才の幼児や78才の老人等と実態に合わせた登録をすれば、如何様にも対応できる。
【0080】要するに家庭の主婦が■献立を考え、■冷蔵庫を覗き、■不足分の食材を買い物により揃える。■しかし、現在の在庫では思い付いた献立に対して乖離し過ぎているならば、■有り合わせの材料で間に合わせられる献立に変更する。■或いは、以前に安かったからと大量にまとめ買いし、その全量がはけないうちにその食品固有の賞味期限が到来し、只今の判断としては食べるか捨てるかの二者択一とあれば、当該食品を使い切れる献立にしたい。■一方、旬の美食も摂りたいし、格安の特売品も用いたい。■さらに、成人病予防等の特別献立も配慮したい。とする一連の思考錯誤の段階を代行するものである。
【0081】前記■から■の順番が前後することはあっても、判断要件の大半はそのようなことである。そうであるならば、適切なプログラムにより、適宜変更自在の最適献立提案手段28と食料調達手段22を連携して制御できる。但し、格安の特売品を人為的に適量を超えて大量購入し、当然に過剰在庫を連日の類似献立でも消化できずに、賞味期限切れとなれば、ロボットアーム11が、庫内全域に亘って冷蔵又は冷凍保管された賞味期限切れ該当の食品20を、品目の識別しながら掴み、廃棄口29にへ移動し、自動的に廃棄する。
【0082】尚、実際にはロボットアーム11の先端部、即ち手元にもカメラやセンサが配設されているに越したことはないが、理論的には食品20が入庫された当初に保管された場所、移動先、及び当該食品20に関する賞味期限情報等を記憶する手段(図示しないが最適献立提案手段28に付属している)があれば、目的は達成できる。要するに主婦の脳裏には常に食材の保存状況、即ち冷蔵庫8の在庫形態が把握されているからこそ、最適献立が立案できるので、それになぞらえたシステム設計すれば良い。
【0083】そして、本システム1は、情報内容及び/又は情報解読方法を逐一学習する学習機能と、識別不能若しくは不明事項に関してはその旨を表明する機能を備えている。このようにしたことにより、例えばリンゴを初めて見たらその外形、色彩及びその賞味期限を学習し、以後はリンゴを識別できるようになり、この生活支援システムの性能と利用価値を高めるので、利用を促進し、その応用事業を発展できる。
【0084】又、本システム1では、食品とは識別できず取り扱い困難な物に関しては、別途処理すれば故障等の原因にならない。例えば、野菜を冷蔵庫に搬入したつもりのところを、間違えて花束が搬入された場合、バーコードでカーネーションと判読されても、エラーメッセージ等を発し、入庫拒否する。さらに、その花束の画像を監視カメラにより捉えたならば、食品画像や経験則のデータベースにカーネーションや花束の特徴が記録され、次からは監視カメラの撮影した画像により物違いの検出まで自動化される。
【0085】次に、図3は本システム1における食料管理のフローチャートであり、これに沿って説明する。又、適宜に他図も参照する。先ず、四季の変化や旬の味覚及び成人病予防等の特別献立も折り込んだ献立DB31(図4参照)から、適宜に献立案を検索するステップ(以下、「S」と略す)1があり、所定時間毎又は食品20を入出庫する毎に冷蔵庫8の内部を観測(S2)し、在庫品の保存状態を間欠的に管理する。その管理項目は主に、■今日を含めた数日間の献立案に足りる食材が揃うか否か?■在庫品の鮮度は少なくとも賞味期限内であるか否か?の2点である。
【0086】又、食品20の鮮度に関しては、監視カメラ9と賞味期限推定手段10によるが、ここでは入庫センサ24で読み取ったバーコード情報により、庫内に保存中の全食品20に関して賞味期限が把握されているものと仮定する。従って監視カメラ9は無くても管理は可能である。尚、監視カメラ9の撮影画像による視覚的劣化判定の手段に関しては、図5に沿って後述する。
【0087】次に、前記献立案と在庫の比較(S3)し、 必要な食材が不足していれば、在庫範囲内での献立を検索(S4)を例えば9回までは実行(S5)する。しかし、10回を超えたならば、その不足した食材を新規に調達(S6)する。
【0088】一方、有り合わせの食材で賄いきれる適切な献立が1以上検索されたならば、その献立に用いる食材に対して賞味期限の確認(S7)する。期限切れ間際の食材があれば、該当する食材をより多く用いる献立に限定(S8)する。ここで、期限切れの食材が引当られたならば、該当する食材を廃棄(S9)し、不足分の食材を調達(S6)する。又、賞味期限に関して差し迫った問題が無ければ、それで献立決定(S10)とする。
【0089】尚、献立を検索(S4)を例えば1回だけに設定すれば、旬の味を生かし、栄養とカロリー計算までを栄養士等が配慮した理想的健康献立を提案される代わりに、新規材料の購入等で多少の材料コストがかさむ。又1回であきらめずに100回までは実行(S5)すると、「新規材料の購入を節約し、賞味期限切れで廃棄される無駄を最小限に減らすための思考錯誤」が100回繰り返される。それは、前記理想的健康献立から遠ざかり、不自然な献立を余儀なくされる。
【0090】従って、例えば本日で賞味期限切れの豆腐が5丁あれば、マーボ豆腐、湯豆腐及び冷奴が飽きる程に献立提案される様なことにもなる。このように、実行(S5)の回数、即ち妥協点を何れに設定するかは、利用者や管理者の都合次第である。図4では取り敢えず10回未満に設定して実行(S5)させる。このようにして、前記主婦が一連の思考錯誤していた段階■乃至■と、前記管理項目■及び■を、本システム1が代行する。
【0091】次に図4は、本システム1のブロック図であり、生活支援システムサーバ(以下、「サーバ」と称す)SVが、インターネット30に接続され、図示せぬ観測手段を有する情報端末Tfが各家庭に通信自在に配されている。又、前記供給者の側にも情報端末Tsが配されているが、そこに図示せぬ観測手段は前記家庭用の冷蔵庫8に配設された入/出庫センサ24/26や廃棄センサ13とは異なり、旬の情報や相場に関する情報を収集し、消費者の利便に資する指標となる情報を提供する。
【0092】本システム1の中核となるサーバSVには、前述の献立DB31、相場や旬の情報DB32、品目別食料消費動向DB33、経験則DB34があり、適宜更新されながら、検索需要に応じている。特に、相場情報はニュースに近いので最新以外の情報価値は少ないものの、過去の経験則から、近い将来を予測する際に役立つ。
【0093】又、気象予報等の本質は経験則であり、それを基礎として最新情報を加味して予報する。例えば10月10日の体育の日は晴天率が高い事や、東京地方の花見日よりとして、ソメイヨシノの満開予想を3月29日前後としたりもする。もっとも気象予報ならば、潮の干満時刻に至るまで新聞やテレビ等による一方向の報道だけで、大抵は満足に知り得る情報も少なくないが、ここでは「経験則に基づく各種の予報」が家庭生活や社会経済を支援している事実を説明する必要により、敢えて周知事実を例示している。
【0094】尚、株価予想のための「投資支援システム」や、各方面の「経営戦略支援システム」の助力により、望む指標を得ている投資家や経営者の方が、それら「支援システム」に頼らず、狭い範囲の限られた情報と、自らの経験則に基づく勘のみを頼りにした意思決定よりも有利な結果を得られる周知当然の実態もあるが、本システム1の用途は「家庭生活や社会経済を支援する範囲」に限定しているので、前述の各種データベースはその範囲内の支援に必要な情報を、検索自在に整理し格納してあれば足りる。
【0095】例えば「太陽の黒点活動」に関する天文学情報は取り敢えず不要でも、「ネギの需給動向と相場展開」に関する最新情報は必要かつ有益であり、しかもその種の生活必需食品情報に関し、一般大衆が購入可能な地域の範囲内における情報(以下、「近郊大衆情報」と称す)を、常時最新に更新しながら、インターネット30により、閲覧自在ならしめている。
【0096】その他、数式モデルによるシミュレーション手段40は例えば、家族構成を年齢や男女の別まで入力し、献立DB31や相場等情報DB32との協調動作により、当該家族全体の向こう1年間の食費見積もり値を算出できる。
【0097】又、指標数値解説手段41は、例えば、気象予報における「降水確率」とは「10ミリ以上の雨が降る確立を%表示した指標」等。
【0098】又、社会科学分析手段42は、例えば、「来年の成人式における振袖に関する総需要合計金額予測」との市場調査テーマがあれば■その日の20歳女性の人口■成人式の実施率、■出席率、■振袖着用率、■新品購入率、■各ランク別単価と売上比率、■景気動向、■対象者の父親世代の失業率を考慮した平均収入額等を、数式モデルによるシミュレーション手段40との協調動作により算出できる。
【0099】その分析結果は振袖の供給者には生産調整を、髪結いの美容院には人員配置調整を的確ならしめる。一方、対象者本人とその保護者等には、例えば、■成人式の実施率が3割以下、■出席率4割以下、■振袖着用率は参加女性の6割以下、■新品購入率1割、■各ランク別単価と売上比率としては10万円以下の廉価品8割以上、50万円超える高級品は1割以下、■景気動向は前年比−2.5%、■対象者の父親世代の失業率8.9%とあれば、振袖を着用して成人式に参加するどころか、そのような習慣そのものが廃止される傾向であることがわかり、新規購入する人はその振袖を繰り返し有効利用できる極一部の人に限定される。
【0100】又、社会科学応用手段43、例えば、学校教育等の変貌を大衆に向かって予報し、「何のために?」「どこで?」「何を学ぶか?」に対する素朴な疑問に対する答を模索する指標を与えたりすることができる。最も単純な参考例として、「18歳人口の激減する予測指標が明示されている環境にあって、自動車学校経営者は自動車学校の所在地にスポーツ・ジムを併設し、18歳の若者以外に老若男女を楽しませる方向へと順次転換を図るべき」との助言機能等を備えていると、有効である。
【0101】又、調達リスト作成手段44、は図3に沿って前述した不足分の調達(S6)を的確に効率良く実行するために、情報端末Tfから情報端末Tsへとインターネット30を介して通信されるか又は、紙に印刷出力されたものを「買い物リスト」として、買い物の主婦等が携行しても良い。
【0102】又、自動発注手段45、により調達リストが供給者21へと届けられると、少なくとも図2及び図3に沿って説明した食品20に関しての買い物は全自動化される。
【0103】又、広告掲載料課金手段46、情報提供料支払手段47及び情報利用料課金手段48があり、これらは既にインターネット30電子商取引において周知なので、説明を省略する。本システム1に組み合わせての特別な効果が得られるので、ここに開示している。尚、サーバSVに構築された、各DBの種類や各手段の性能・規模と、そのサーバSVの数や所在地は、如何様にも変形できるものである。
【0104】次に、図5は賞味期限推定手段のブロック図であり、現在の日付と時刻を示すカレンダー及び時計50は、食品20を購入した直後に冷蔵庫で冷蔵若しくは冷凍保存のために、それらの全数を入庫するものとし、その入庫日から起算した各食品20に対する保存可能期間の算定に用いる。
【0105】又、監視カメラ9は、入庫される全ての食品20を逐一撮影し、その画像をバーコード読取手段52と、食品画像解析手段54に入力する。尚、ここで監視カメラ9とバーコード読取手段52が、一体であるか別物であるかは何ら問題無い。又、バーコード表示の位置が標準的でない場合、或いは読取困難なコード体系等であった場合に関しては後述する。そして、バーコード読取手段52は表示された通りの賞味期限に対する時限管理手段53に連動し、特に生鮮食品の鮮度の劣化しないうちに食べてしまわれるように、図3で説明した最適献立提案手段28に対して働きかける。
【0106】又、食品画像パタンDB55には、一般家庭の冷蔵庫8に収納保存される可能性の有る食品20の外形を画像情報として、予め格納しており、しかも各品種別の劣化態様までその劣化見本を有している。例えば、肉の色彩が赤紅色から茶色に変色したらその限度見本との照合において劣化度を判別する等である。又、データ不備は適宜学習させれば良い。
【0107】又、品種識別手段56は画像処理技術におけるパタン認識による識別を行う。例えば、秋刀魚の姿を食品画像パタンDB55との照合により識別し、秋刀魚を冷蔵しても最長三日以内に食べてしまうものと、最適献立提案手段28に対して働きかける制御する。尚、どうしても識別できない食品20に関しては、バーコード読取手段52は表示された通りの賞味期限に対する時限管理手段53の制御に任せれば良い。それも困難であれば、一律に三日以内に食べてしまうように最適献立提案手段28で制御しても良い。
【0108】或いは、そのようにバーコード読取とパタン認識による識別の両方が不能な食品20に関しては、献立に用いられなかったからとして、傷んでもいない内に、一律に三日で廃棄処分される可能性が有り、もったいないので、入庫時点でマニュアル処理、即ち人手による認識処理してから賞味期限に対する時限管理手段53の制御に任せても良い。
【0109】そして、前記賞味期限推定手段59として、人の言語も含めた未知の論理若しくは符号体系による情報であっても、人の声、若しくはマニュアル入力による確定値又は推定値と照合しながら順次学習するようにしたので、例えばバーコード体系の異なる未知の論理若しくは符号体系による情報であっても、何個かの見本を読み取れば、その論理若しくは符号体系の規則を自動的に解明し、読取エラーが減少する。
【0110】尚、人の言語を音声認識する手段に関しては、既に相当の実用化がなされ、周知事項なのでその説明を省略する。又、マイクロフォン及び音声認識装置等は図示せず、賞味期限推定手段10に含まれているものとし、監視カメラ9やバーコード読取手段52により捕捉しても識別できない物をも識別するための補完手段として位置付けている。当然に学習機能にも寄与する。
【0111】従って、賞味期限日付もバーコードも何も付いていない食品の場合は、人がその食品に関してわかっている事項をテンキー(図示せず)や言葉などで入力すれば良い。例えば「このニンジンは冷蔵庫に今日入れたので、期限は7日」とすれば、最適献立提案手段28にその旨が入力され、有効に活用される。
【0112】そして、食品画像パタンDB55や、経験則DB6に、ニンジンの特徴が記録され、次からは監視カメラ9の撮影した画像により、その形状及び色彩等からニンジンであることの識別や賞味期限の設定まで自動化される。学習機能の一環として、経時劣化してひなびたニンジンの画像も劣化見本として食品画像パタンDB55に各種を時系列に沿って格納し、ニンジンやダイコンは賞味期限は7日と経験則DB6に各種格納し、検索自在ならしめれば、主婦を代行する機能を一層高めるので、代理人ロボット足り得る。
【0113】次に、入庫日からの保存可能期間の算定手段57、劣化度判別手段58及び推定賞味期限算出手段59は、■バーコード読取、■画像処理技術における劣化パタン認識、■マニュアル処理の三系統を総合判断する。一方、生鮮食品が腐りかけた際の悪臭を判別する方法もあろうが、そうなる以前に処理すべき問題なので、腐敗臭の検出手法に関しては取り敢えず本発明の対象外とする。又、ロボットアーム11による触診も、例えばネギ等ある種の繊維質野菜には有効であろう。
【0114】そして、推定賞味期限算出手段59が出力する賞味期限の日付・時刻に関する情報が、最適献立提案手段28に入力され、最適制御に資する。尚、この賞味期限推定手段10は本発明の本質ではないものの、近い将来の家庭生活及び/又は社会経済を支援できる本システム1を構成する上で、ロボットアーム11を完全動作させるためには、確立すべき技術である。
【0115】本発明の主たる要旨は、予報を発する予報手段と、その予報若しくは前記指標により家庭生活及び/又は社会経済を支援するようにしたことであるが、バーコードの論理若しくは符号体系等の情報内容及び/又は情報解読方法を逐一学習する学習機能を備えたことにより、大抵のスーパーマーケットやコンビニエンス・ストア等で販売されている食品20には対応できる。従って、前記学習機能により、この生活支援システムの性能と利用価値を順次高めるので、更なる利用を促進し、その応用事業までも発展できる。
【0116】又、情報提供及び/又は情報利用する者、即ちその時代の家庭生活を代表するような価値有る情報を提供する会員を、その者と識別する会員識別手段と、前記会員に対する特典を設定する会員特典設定手段と、会員特典実行手段を備えている。要するに会員優待価格での食品購入手段を設定する等である。このようにしたことにより、この生活支援システムの利用を促進し、前記会員たる利用者が増加するので、規模・サービス面でも、その応用事業を更に発展できる。
【0117】尚、前述した実施の形態では主に食料の管理を例示し、前述した買い物及び料理を支援するようにしているが、これは食料が家庭内における消費財の代表であり、品目や物流量及び調達手段も豊富で、しかも保存上の制約条件も厳密なため、本発明の説明に好適だからである。
【0118】前述した「食品」を「燃料や日用雑貨及び衛生用品等に至る非耐久消費財」の何れの品目に読み替えても、この生活支援システム及びその応用事業は成り立ち得る。例えば、灯油の場合は、その保存手段が冷蔵庫でなく燃料タンクとなり、保存期限は3ヶ月程度となる。又、トイレットペーパーに至っては需要予測の数式は家族人員だけの変数で算出可能であるが、買い過ぎると嵩張るので保存上の制約条件は在庫可能なスペースで決められる。
【0119】従って、本発明の属する技術分野は食料の管理に限らず、燃料や日用雑貨及び衛生用品等に至る非耐久消費財の大半に対しても応用できる。そして好適な応用範囲としては、交通不便な地域における隔絶された環境での生活、例えば、海上油田や灯台の保守員等による絶海の孤島での駐在生活、山小屋や極地での越冬生活にまで有効である。
【0120】
【発明の効果】以上説明したように構成したので、請求項1に係る発明によれば、科学的裏付けに基づき、的確かつ効率的に家庭生活及び/又は社会経済を支援できる。
【0121】又、請求項2に係る発明によれば、対象となる家族に最適な消費財の調達手段と当該消費財の保存手段における最適な保存状態を提供できる。
【0122】又、請求項3に係る発明によれば、冷蔵庫内に在庫する食品を最適管理できる。即ち、人工知能を備えたロボットにより、賞味期限や劣化の程度まで判断し、自動的に整理整頓できる。
【0123】又、請求項4に係る発明によれば、冷蔵庫内の保存物を、賞味期限の間近に迫った古い食品を余すこと無く使い切る目的にも添って、最適の献立を提案でき、管理者がそれに従えば、無駄が無いばかりでなく、その献立に必要な食材の一式を所定箇所に一揃えにできるので、料理するのに手際良い。
【0124】又、請求項5及び請求項6に係る発明によれば、前記自動発注及び/又は手動発注を適宜実行し、その品揃え状況や在庫内容に応じて、常に最適献立を提案できる。即ち、人工知能を備えたロボットに、家庭料理の材料に関連する全てを任せることができる。
【0125】又、請求項7に係る発明によれば、家庭料理用に高品質の材料を必要なだけ、早く、安く、調達できる。そして、代金決済等も簡単に済む。
【0126】又、請求項8に係る発明によれば、季節に応じた旬の料理を安く賞味できる。
【0127】又、請求項9に係る発明によれば、食料の需給が均衡するので、価格が安定し、社会経済に寄与する。
【0128】又、請求項10及び請求項11に係る発明によれば、購買者にとって、■買い物リストが有るので、品数と量の両面で買い物の過不足が防げ、■必要な物を捜索する手間暇を省略でき、■最短コースで買い物を完了できる。そして、■すれ違いの無駄を避けられ、■購買者本人に委任された代理人で足りるので、便利屋等のお使い業者又は運送業者等に安心して買い物を任せられる。
【0129】又、請求項12に係る発明によれば、前記経験的法則に関し、「口伝継承」即ち「言い伝え」等の曖昧さを排除し、あらゆる前提条件や制約条件等で区別された各事例にも対応し、そのデータベースを開示できる。従って、利用者の知りたい前記経験的法則を情報サービス提供できる。
【0130】又、請求項13に係る発明によれば、従来は多分に人の「勘」に頼っていた「予報」、「予想」、「意思決定」及び「判断」を伴う事項に対しても、科学的数値データに裏付けられ、客観的説明も付け易く、当然に的中率の高いシミュレーション結果が得られ、かつその結果を指標数値解説手段により翻訳した解説を、わかりやすい言葉でなす事ができる。従って、視聴者が受動的に情報収集するテレビニュース等マスコミ報道よりも迅速的確で利用しやすい各種情報サービスができる。
【0131】又、請求項14に係る発明によれば、テレビニュースよりも迅速的確で利用しやすい各種情報サービスができる。
【0132】又、請求項15に係る発明によれば、家庭用食料に関し、前記データベース開示手段や前記シミュレーション手段による、予測内容が外れない限りは、情報通信手段を駆使して、必要最小限の手配により迅速調達し、前記観測手段を配設した家庭及び/又は食品関連事業所を始めとする社会全体から無駄を省き、効率良くするのみならず、旬の生鮮食料を需要者まで、遅滞無く届けるための情報サービスができる。
【0133】又、請求項16に係る発明によれば、例えばリンゴを初めて見たらその外形、色彩及びその賞味期限を学習し、以後はリンゴを識別できるようになり、この生活支援システムの性能と利用価値を高めるので、利用を促進し、その応用事業を発展できる。
【0134】又、この生活支援システムでは、食品とは識別できず取り扱い困難な物に関しては、別途処理すれば故障の原因にならない。例えば、野菜を冷蔵庫に搬入したつもりのところを、間違えて花束が搬入された場合、バーコードでカーネーションと判読されても、エラーメッセージ等を発し、入庫拒否できる。
【0135】さらに、その花束の画像を監視カメラにより捉えたならば、食品画像や経験則のデータベースにカーネーションや花束の特徴が記録され、次からは監視カメラの撮影した画像により物違いの検出まで自動化される。そのようにして、この生活支援システムの性能と利用価値を高めるので、利用を促進し、その応用事業を発展できる。
【0136】又、請求項17に係る発明によれば、この生活支援システムの利用を促進し、前記会員たる利用者が増加するので、規模・サービス面でも、その応用事業を更に発展できる。
【0137】又、請求項18に係る発明によれば、必要な情報を収集し易く、その精度と付加価値を高めるための設備投資にも資金が循環するので、この生活支援システムの性能を向上できて、その利用を促進するので、規模・サービス面でも、その応用事業を更に発展できる。
【0138】又、請求項19に係る発明によれば、食品関連の広告に関し、それの掲載希望者と閲覧希望者の両者にとって希望をかなえられる情報媒体としての新規事業も成り立つ。又、新聞への折り込み広告の代替手段になるので、紙の無駄を減らし、環境保全に寄与する。
【0139】又、請求項20に係る発明によれば、前記賞味期限推定手段として、人の言語も含めた未知の論理若しくは符号体系による情報であっても、人の声、若しくはマニュアル入力による確定値又は推定値と照合しながら順次学習するようにしたので、何個かの見本を読み取れば、その論理若しくは符号体系の規則を半自動的に解明し、読取エラーが減少する。
【0140】又、請求項21に係る発明によれば、前記冷蔵庫内外整理手段の一部として、ロボットアームを備えたので、人手によらねば困難であった冷蔵庫内の整理整頓を自動化する可能性を提供できる。
【0141】又、請求項22に係る発明によれば、前記消費財の品目名やその消費財の保存期限に関する情報を紙面から読み取る光学読取手段を備えたので、前記消費財の購入に伴うレシート等からも、管理上有効な情報を収集できる。
【0142】又、請求項23に係る発明によれば、前記献立プログラムには、利用者の体質、体調若しくは病状及び/又は本人の要望若しくは他人の助言に対応した最適献立を提供する機能を備えたので、利用者が老若男女の別、健康か否か、妊娠・授乳中か否か、既往症の有無とその種別、減量中か否か、スポーツの前後等を区別し、医師等の助言も含めた最適の献立を提供する対応ができる。又、請求項24に係る発明によれば、家族構成に最適な消費財調達と当該消費財の保存手段における最適な保存管理を提供できる。




 

 


     NEWS
会社検索順位 特許の出願数の順位が発表

URL変更
平成6年
平成7年
平成8年
平成9年
平成10年
平成11年
平成12年
平成13年


 
   お問い合わせ info@patentjp.com patentjp.com   Copyright 2007-2013