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発明の名称 情報取得システムおよび方法
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開2003−30118(P2003−30118A)
公開日 平成15年1月31日(2003.1.31)
出願番号 特願2002−97639(P2002−97639)
出願日 平成11年9月30日(1999.9.30)
代理人 【識別番号】100095728
【弁理士】
【氏名又は名称】上柳 雅誉 (外2名)
【テーマコード(参考)】
5B075
5K024
5K067
5K101
【Fターム(参考)】
5B075 KK07 NK02 UU24 
5K024 AA71 AA76 CC10 CC11 FF04 GG01 GG10
5K067 AA34 BB04 BB08 DD04 DD20 EE02 EE10 EE16 FF23 HH22 HH23 HH24 HH32 JJ52 KK13 KK15
5K101 KK05 KK16 KK17 LL02 LL12 MM07 NN18 NN21 SS07
発明者 村上 誠
要約 課題
ユーザに手間をかけずに所望の情報を低コストで提供可能なサービスを実現する。

解決手段
通常の電子メールを作成するメールアプリケーション57とは別に、電子メールを媒体として情報提供システムと情報を交換して検索を行う情報取得システム60を提供する。この情報取得システム60では、検索用のテンプレートも電子メールで更新できるようにしてあるので、電子メールをベースとした情報提供システムであるが、ホームページにアクセスしているのと同様の使いやすい検索システムを提供できる。
特許請求の範囲
【請求項1】 検索要求を入力する画面を表示する手段と、その画面から検索要求を入力する手段と、入力された要求を電子メール化して所定のアドレス宛に発送する手段と、受信した電子メールの中から所定の条件に該当する電子メールを選択する手段と、この選択された電子メールに含まれる情報を表示する手段とを有することを特徴とする情報取得システム。
【請求項2】 請求項1において、前記選択された電子メールに含まれる情報により前記検索要求を入力する画面を更新する手段を有することを特徴とする情報取得システム。
【請求項3】 請求項1または2において、最新の入力画面を取得する要求を入力する手段を有する情報取得システム。
【請求項4】 請求項1に記載の情報取得システムと、コンピュータネットワークに接続する通信手段と、前記コンピュータネットワークを介して電子メールを送受信可能なメールクライアントとを有することを特徴とする端末。
【請求項5】 請求項4において、さらに、自己の現在地に関する情報を取得する手段と、自己の現在地を電子メールにして発送する手段とを有することを特徴とする端末。
【請求項6】 請求項5において、前記自己の現在地を発送する手段は、前記メールクライアントが電子メールを送受信するたびに、自己の現在地を電子メールにして送信することを特徴とする端末。
【請求項7】 請求項5において、前記現在地の情報は、経度緯度、前記コンピュータネットワークにアクセスする際の無線通信の基地局の識別情報、前記コンピュータネットワークにアクセスする際の電話番号、または、前記電子メールに含まれた地名あるいは駅名であることを特徴とする端末。
【請求項8】 コンピュータネットワークを介して配送された電子メールから検索要求を取得する手段と、この電子メールから取得した検索要求に基づき情報検索を行う手段と、前記検索要求に基づき得られた情報を電子メール化して前記発信元宛に送信する手段と、前記電子メールから取得した検索要求に基づき、前記電子メールを送信した端末側で検索要求を入力するための画面情報を電子メール化して前記発信元宛に送信する手段とを有する情報提供システム。
【請求項9】 コンピュータネットワークを介して配送された電子メールから検索要求を取得する手段と、この電子メールから取得した検索要求に基づき情報検索を行う手段と、前記検索要求に基づき得られた情報を電子メール化して前記発信元宛に送信する手段と、前記電子メールまたは異なる電子メールの要求に基づき、端末側で検索要求を入力するための画面情報を電子メール化して前記発信元宛に送信する手段とを有する情報提供システム。
【請求項10】 請求項2に記載の情報取得システムと、請求項8または9に記載の情報提供システムとを用いた情報提供サービス。
【請求項11】 検索要求を入力する画面を表示する工程と、その画面から検索要求を入力する工程と、入力された要求を電子メール化して所定のアドレス宛に発送する工程と、受信した電子メールの中から所定の条件に該当する電子メールを選択する工程と、この選択された電子メールに含まれる情報を表示する工程とを有することを特徴とする情報取得方法。
【請求項12】 請求項11において、さらに、前記選択された電子メールに含まれる情報により前記検索要求を入力する画面を更新する工程を有することを特徴とする情報取得方法。
【請求項13】 請求項11または12において、さらに、最新の入力画面を取得する要求を入力する工程を有する情報取得方法。
【請求項14】 コンピュータネットワークを介して配送された電子メールから検索要求を取得する工程と、この電子メールから取得した検索要求に基づき情報検索を行う工程と、前記検索要求に基づき得られた情報を電子メール化して前記発信元宛に送信する工程と、前記電子メールから取得した検索要求に基づき、前記電子メールを送信した端末側で検索要求を入力するための画面情報を電子メール化して前記発信元宛に送信する工程とを有する情報提供方法。
【請求項15】 コンピュータネットワークを介して配送された電子メールから検索要求を取得する工程と、この電子メールから取得した検索要求に基づき情報検索を行う工程と、前記検索要求に基づき得られた情報を電子メール化して前記発信元宛に送信する工程と、前記電子メールまたは異なる電子メールの要求に基づき、端末側で検索要求を入力するための画面情報を電子メール化して前記発信元宛に送信する工程とを有する情報提供方法。
【請求項16】 検索要求を入力する画面を表示する工程と、その画面から検索要求を入力する工程と、入力された要求を電子メール化して所定のアドレス宛に発送する工程と、受信した電子メールの中から所定の条件に該当する電子メールを選択する工程と、この選択された電子メールに含まれる情報を表示する工程とを実行可能な命令を有する情報取得プログラムが記録されていることを特徴とするコンピュータで読み取り可能な記録媒体。
【請求項17】 請求項16において、さらに、前記選択された電子メールに含まれる情報により前記検索要求を入力する画面を更新する工程を実行可能な命令を有する前記情報取得プログラムが記録されていることを特徴とするコンピュータで読み取り可能な記録媒体。
【請求項18】 請求項16または17において、さらに、最新の入力画面を取得する要求を入力する工程を実行可能な命令を有する前記情報取得プログラムが記録されていることを特徴とするコンピュータで読み取り可能な記録媒体。
【請求項19】 コンピュータネットワークを介して配送された電子メールから検索要求を取得する工程と、この電子メールから取得した検索要求に基づき情報検索を行う工程と、前記検索要求に基づき得られた情報を電子メール化して前記発信元宛に送信する工程と、前記電子メールから取得した検索要求に基づき、前記電子メールを送信した端末側で検索要求を入力するための画面情報を電子メール化して前記発信元宛に送信する工程とを実行可能な情報提供プログラムが記録されていることを特徴とするコンピュータで読み取り可能な記録媒体。
【請求項20】 コンピュータネットワークを介して配送された電子メールから検索要求を取得する工程と、この電子メールから取得した検索要求に基づき情報検索を行う工程と、前記検索要求に基づき得られた情報を電子メール化して前記発信元宛に送信する工程と、前記電子メールまたは異なる電子メールの要求に基づき、端末側で検索要求を入力するための画面情報を電子メール化して前記発信元宛に送信する工程とを実行可能な命令を有する情報提供プログラムが記録されていることを特徴とするコンピュータで読み取り可能な記録媒体。
【請求項21】 検索要求を入力する画面を表示する工程と、その画面から検索要求を入力する工程と、入力された要求を電子メール化して所定のアドレス宛に発送する工程と、受信した電子メールの中から所定の条件に該当する電子メールを選択する工程と、この選択された電子メールに含まれる情報を表示する工程とを実行可能な命令を有する情報取得プログラムが埋め込まれていることを特徴とするコンピュータ間で通信により伝送可能な伝送媒体。
発明の詳細な説明
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電子メールを介して情報を取得するシステムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】ユーザの操作する端末(クライアント)から電話回線を経由したダイアルアップ接続などによりインターネット上のWWWサーバと接続し、WEBブラウザを用いて対話型で情報検索を行うことが知られている。この検索方法では、いくつかの条件を入れることによりサーバーシステムから概略の情報が提供され、さらに、それらの中からユーザがさらに詳しく知りたいものを選択するものがほとんどである。したがって、検索条件を入力してから、所望の結果が表示されるまでに時間がかかるときは、その間、端末をサーバーシステムに接続しておかないといけない。このため、通信時間が長くなり、通信費がかかる。
【0003】これに対し、特開平11−39328号には、電子メールで検索要求メールを出し、その検索結果を電子メールでクライアントに送信することにより接続時間を短縮することが記載されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、特開平11−39328号に記載された情報検索方法では、電子メールに探索起点のURL、探索深さおよび探索範囲を検索式およびキーワードにより指示する必要があり、一般のメールソフトウェアを用いて、そのような検索を指示する電子メールを作成する。したがって、電子メールを作成して送信するのがかなり面倒である。これに対し、特開平11−39328号には、さらに、キーワードに使用頻度情報を付加して保存し、少ないキーワードでユーザ毎に適切な探索結果を得られるようにすること、また、多くのキー評価を行うことにより探索結果を絞り込んでデータの転送量を減らすことが記載されている。したがって、電子メールを作る手間はかなり減るとは思われるが、従来のブラウザを用いた検索システムに比べると操作は面倒であり、また、ブラウザのように検索結果をすぐに見られないといった問題がある。さらに、ブラウザであれば、検索メニューなど、検索に必要な情報は、WWWサーバに用意されている検索用のホームページであれば、その構成を更新することにより、ユーザに伝達できるのに対し、電子メールを用いた検索システムでは検索システムが進歩している様子は把握できず、最新の技術あるいは検索情報の恩恵を受けることができない。
【0005】そこで、本発明においては、電子メールを用いて情報を取得するサービスであって、ホームページを経由して情報を取得するのと同様の簡易な操作で情報を取得し、見ることができる情報取得システムを提供することを目的としている。また、電子メールを用いて情報を取得するサービスにおいても、ホームページを用いた情報提供システムと同様に、そのシステムの最新の検索情報を簡単に利用することができる情報取得システムおよびその方法、さらには、簡単に情報を入手できる情報提供サービスを提供することを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】このため、本発明においては、検索要求を出し、その結果を取得する媒体は電子メールであるが、その電子メールの送受信をバックグラウンドで行い、ユーザインタフェースとしてはブラウザと同様の表示を行うことができる情報取得システムを提供するようにしている。すなわち、本発明の情報取得システムは、検索要求を入力する画面を表示する手段と、その画面から検索要求を入力する手段と、入力された要求を電子メール化して所定のアドレス宛に発送する手段と、受信した電子メールの中から所定の条件に該当する電子メールを選択する手段と、この選択された電子メールに含まれる情報を表示する手段とを有することを特徴としている。また、本発明の情報取得方法は、検索要求を入力する画面を表示する工程と、その画面から検索要求を入力する工程と、入力された要求を電子メール化して所定のアドレス宛に発送する工程と、受信した電子メールの中から所定の条件に該当する電子メールを選択する工程と、この選択された電子メールに含まれる情報を表示する工程とを有するものである。
【0007】本発明の情報取得システムおよび取得方法では、検索要求を通常のメール作成機能およびメール表示機能(ビュワー)を備えたメールソフトウェアを用いて電子メール化するのではなく、通常の電子メールを作成し表示する機能に対し独立した機能により、検索要求を入力するための専用の画面(メニュー画面あるいは検索用のテンプレート)を表示して、そこで入力操作を行うことにより検索要求を備えた電子メールが自動的に生成される。さらに、受信した電子メールの中から、サブジェクト(タイトル)あるいは発信元のアドレスなどが所定の条件に当てはまる電子メールをメールボックスから自動的に選択することにより、その電子メールの内容をユーザが一々電子メールを選択して電子メール用のビュワーにより開封しなくても表示できる。
【0008】したがって、本発明の情報取得システムにおいては、電子メールを作成し、それに応答した電子メールを受信しているのであるが、メールソフトウェアを用いずに情報を取得できる。すなわち、本発明の情報取得システムにおいては、電子メールを介してインターネット上のサーバーシステム(情報提供システム)と情報交換しているのにもかかわらず、電子メール自体は表に表れずバックグラウンドで動き、ユーザインタフェースとしては、ホームページにアクセスするブラウザと同様の、あるいはブラウザに近い表示および操作を提供するシステムによりユーザの所望の情報を得ることができる。このため、ユーザは、電子メールを用いたシステムであることを意識せずに、情報取得システムをホームページにアクセスしているのと同様の感覚で利用することができる。一方、本発明の情報取得システムおよび方法は、電子メールを媒体としたものであるので、ネットワークを占有する時間は少なくて済み、ネットワークの負荷は小さく、非常に経済的である。
【0009】さらに、選択された電子メールに含まれる情報により検索要求を入力する画面を更新する手段を情報取得システムに設け、また、選択された電子メールに含まれる情報により検索要求を入力する画面を更新する工程を情報取得方法に設けることにより、検索要求を入力する画面を刻々と変えることができる。したがって、検索要求により下位階層の検索情報が必要になったり、検索要求に係る情報がアップデートされたときには、ブラウザを経由してホームページにアクセスしているのと同じような状態で、検索を行うのに最適な新しい情報を持った入力画面(メニュー画面あるいはテンプレート)を表示させることができる。したがって、この点でも、ユーザは電子メールが媒体であることを意識せずに情報取得システムを操作できる。
【0010】また、最新の入力画面を取得する要求を入力する手段、あるいは、最新の入力画面を取得する要求を入力する工程を設けておくことにより、検索要求を入力する前などの適当なときに最新のメニュー情報を取得し自動的に表示させることができる。したがって、この点でもWWWサーバのホームページにアクセスしたときと同様に、最も新しい検索のための情報を利用することが可能となる。
【0011】このような情報取得システムに、検索要求を入力する画面(メニューあるいはテンプレート)を含めて提供し、情報提供サービスを構成する情報提供するシステムとしては、コンピュータネットワークを介して配送された電子メールから検索要求を取得する手段と、この電子メールから取得した検索要求に基づき情報検索を行う手段と、検索要求に基づき得られた情報を電子メール化して発信元宛に送信する手段と、電子メールから取得した検索要求に基づき、電子メールを送信した端末側で検索要求を入力するための画面情報を電子メール化して発信元宛に送信する手段とを備えているシステム(サーバシステム)が必要となる。そして、このシステムにより、コンピュータネットワークを介して配送された電子メールから検索要求を取得する工程と、この電子メールから取得した検索要求に基づき情報検索を行う工程と、検索要求に基づき得られた情報を電子メール化して発信元宛に送信する工程と、電子メールから取得した検索要求に基づき、電子メールを送信した端末側で検索要求を入力するための画面情報を電子メール化して発信元宛に送信する工程とを有する情報提供方法を行うことができる。
【0012】さらに、検索要求と同じ電子メールまたは異なる電子メールの要求に基づき、端末側で検索要求を入力するための画面情報を電子メール化して発信元宛に送信する手段および工程を設けておくことが望ましい。これにより、ユーザは端末上で、いつでも最新の情報に基づき、所望の情報を検索する要求を出すことができる。
【0013】本発明の、情報取得システム、情報提供システムおよびこれらの方法は、それぞれの工程を実行可能な命令を備えた情報取得プログラムおよび情報提供プログラムをユーザが携帯可能な端末あるいはサーバなどの情報処理装置にそれぞれインストールすることにより実現することができる。特に、情報取得システムは、コンピュータネットワークに接続する通信手段と、コンピュータネットワークを介して電子メールを送受信可能なメールクライアントとを有する携帯型の端末にインストールすることにより、本発明により、手軽に所望の情報を取得できるシステムを提供できる。そして、これらのプログラムは、コンピュータに読み取り可能な記録媒体に記録して提供することが可能である。また、これらのプログラムは、コンピュータネットワークなどの通信を介して供給される伝送媒体に変換あるいは埋めこんで提供することも可能である。
【0014】さらに、近年の携帯用の端末にはGPSユニットなどを用い、自己の現在地の情報を取得できるようになったものがある。したがって、この端末から自己の現在地を電子メールして情報提供システムに提供して記憶することにより、電子メールで検索要求を出したときにユーザの現在地の情報を取得し、その条件も加えて情報検索を行うことができる。このため、端末には、上述した情報取得システムと、コンピュータネットワークに接続する通信手段と、コンピュータネットワークを介して電子メールを送受信可能なメールクライアントに加え、さらに、自己の現在地に関する情報を取得する手段と、自己の現在地を電子メールにして発送する手段とを設けておくことが望ましい。
【0015】さらに、自己の現在地を発送する手段は、メールクライアントが電子メールを送受信するたびに、自己の現在地を電子メールにして送信することが望ましい。これにより、情報提供システム、あるいは情報提供システムが参照可能なサーバには、ユーザの最新の現在地の情報が自動的に記憶され、その位置情報を検索条件に加えてユーザに提供する情報を選択することができる。
【0016】現在地の情報としては、複数の衛星からの電波を受信して電波測位を行うGPSなどの衛星測位システムにより得ることができる緯度経度を含む座標情報、PHSあるいは携帯電話などのコンピュータネットワークにアクセスする際の無線通信(移動体通信)の基地局の識別情報、例えば、端末のPHSで通信したときに得ることができるCSIDがある。さらに、コンピュータネットワークに有線電話でアクセスするのであれば、その電話機の電話番号からも概略の位置を得るうことができる。さらに、電子メールに、近傍の地名あるいは駅名を指示して送ることにより現在地を示すことができる。
【0017】
【発明の実施の形態】以下に図面を参照して本発明を説明する。図1には、コンピュータネットワークとして一般的なインターネット1を介して電子メールを送受信するシステムの概要を示してある。電子メールの配信サービスを行うメールサーバ21を備えたサービスプロバイダのサーバシステム20は、インターネット1を介して他のサービスプロバイダのサーバシステム5あるいはWWWサーバ4などと繋がっている。ユーザの携帯している移動型の端末6は、主に無線を介して公衆電話網7に接続し、さらに、プロバイダのサーバシステム20あるいは5と繋がった所定の電話番号のアクセスポイントからダイアルアップIP接続を行うことによりインターネット1に接続する。携帯端末6がPHSとしての機能を備えていれば、近くのPHS基地局7aから公衆電話網7に接続する。携帯端末6が携帯電話としての機能を備えていれば、近くの携帯電話用の無線基地7bを介して公衆電話網7に接続する。
【0018】公衆電話網7を介してインターネット1に接続できると、ユーザが契約しているサービスプロバイダのサーバシステム20にアクセスでき、メールサーバ21に用意されているユーザのメールボックスに蓄積された電子メールを受信することができる。契約しているサービスプロバイダのアクセスポイントに電話を接続できれば、サーバシステム20のダイアルアップサーバ25を経由してメールサーバ21から電子メールを受信することが可能であり、他のプロバイダ5のアクセスポイントに接続した場合でも、インターネット1を経由してメールサーバ21から電子メールを受信することができる。
【0019】現在、携帯端末6の中には、自己の現在地を示すデータ(多くの場合は緯度経度情報を含む座標)を幾つかの手段により取得することができる。最も精度が高いと考えられるは、GPS衛星9からの電波を受信して測位するシステム(GPSユニット)51を備え、電波測位により自己の現在地の座標を求めるものである。GPS衛星9を用いて測位する場合は、DGPS基地局2の情報を用いて差分を補正して精度を高めることが可能である。さらに、複数のDGPS基地局2の情報を用いたWADGPS(ワイドエリアDGPS)により現在地を精度良く求めることも可能となっている。
【0020】一方、PHSにより公衆電話網7と接続できる携帯端末6においては、最も近い基地局7aの識別情報(CSID)を取得し、このCSIDから基地局の位置を知ることにより携帯端末6の現在地を求めることができる。携帯端末6のPHSによりCSIDが得られれば、基地局の位置情報サーバ(CSIDサーバ)29から基地局の座標は簡単に得ることができる。また、携帯端末6が携帯電話としての機能を備えている場合は、携帯電話の基地局7bの座標から携帯端末6の位置を求めることができる。現状では、上記のPHSにより得られる位置情報と比較すると精度は良くない。しかしながら、CDMAなどの今後採用される通信方式によって、求められる位置の精度は格段に向上するものと考えられている。図2に、メールサーバ21に本発明に係る情報提供システム30を導入した例を示してある。メールサーバ21は、基本的な電子メールサービスを提供するために必要な構成、たとえば、ユーザのメールボックス11、電子メールの送信を行うSMTPサーバ12、メールボックス11にあるユーザ宛の電子メールの配信を行うPOPサーバ13などを備えている。そして、SMTPサーバ12およびPOPサーバ13とユーザの携帯端末6にインストールされたメールクライアントがインターネット1を経由して接続され、あるいはダイアルアップ接続されることにより、メールサーバ21による電子メールを送受信するサービスが行われる。本例においては、この基本的な電子メールサービスを利用する形で、上述した情報提供を行うサービスを提供している。
【0021】本例のメールサーバ21には、このため、複数の検索エージェント31.1から31.n(nは整数)を備えており、これらの検索エージェント31.1から31.nが情報提供システム30の中核をなしている。なお、以降において、個々の検索エージェントを参照するときは検索エージェント31.1から31.nとして参照し、複数の検索エージェントに共通した構成などを説明するときは検索エージェント31として参照する。これらの検索エージェント31.1から31.nは、それぞれが専門にあるカテゴリの情報検索を行うように特化されているが、主な構成は共通である。
【0022】本例の情報提供システム30は、ユーザ(ユーザ端末)から発信された電子メールの内容を判断して、ユーザが望んでいる情報を取得し、それを電子メール化して発信元のユーザ(端末)に送り返せるようになっている。このため、各々の検索エージェント31は、電子メールを受信し、その内容を解析して検索要求を解釈する機能33を備えている。そして、その検索要求に対し、サーバーシステム20のユーザプロファイルサーバ27に蓄積された、あるいは予め設定された検索条件を付加したり、検索要件に基づき検索条件を設定する機能34を備えている。ユーザプロファイル情報は、サーバ27に蓄積する代わりに、個々の検索エージェント毎に、そのカテゴリに適したプロファイル情報を持つようにしても良い。さらには、一般的なプロファイル情報と、検索対象となる情報のカテゴリ毎のプロファイル情報とを用意し、これらから基本的な検索条件を設定できるようにしてももちろん良い。
【0023】また、この検索条件に対し、検索エージェント31は、さらに、検索エージェント31.1から31.nの各々が担当するジャンルあるいはカテゴリの情報を検索するのに適した検索テンプレートの条件をさらに加えた検索条件を設定する機能35を備えている。この検索テンプレート(以降においてはテンプレート)は、ユーザの端末6において検索要求を入力する際に表示されるメニュー画面であり、検索エージェント31から電子メールでテンプレートの情報が端末6の情報取得システムに提供され、表示される。テンプレートの内容は、検索エージェント31.1から31.nで取り扱う情報によって異なる。また、情報を検索し易いようにさらに細分化したり、分類分けする方針を変えるとテンプレートも進化する。したがって、本例の検索エージェント31のテンプレートをハンドリングする機能35では、検索し易い条件がユーザから得られるように、ユーザからテンプレートを更新する要求があると最新のテンプレートを電子メール化して発送する機能を備えている。また、受信した電子メールの検索要求では、検索する条件が満たされないようなケースでは、さらに詳細な項目が選択できたり、異なるカテゴリーの項目が表示されたテンプレートを電子メール化して送信することにより適切な検索要求が得られるようにしている。
【0024】さらに、本例の検索エージェント31は、後述する位置情報サーバ(GPSサーバ)から発信元であるユーザの最新の現在地を取得し、それを検索条件に付加する機能36を備えている。さらに、検索エージェント31は、このようにしてフィックスされた検索条件により位置関連情報サーバ23、地図サーバ24あるいはインターネット1を介して接続されている他のデータサーバ4などを選択して情報を検索する機能37を備えている。また、検索エージェント31は、検索条件に基づき検索された情報(以降においては結果)を電子メール化し、検索要求の電子メールの発信元(ユーザ)宛てに送信する機能38を備えている。
【0025】このように、本例の検索エージェント31.1から31.nは、ユーザからの検索要求を電子メールで受け取ると、それに基づき自らがユーザプロファイル情報などに基づき検索条件を設定し、情報検索を行う。ユーザプロファイル情報としては、年齢、性別、職業などといった基本的な情報から、食べ物の嗜好、どの程度の食費を一回の食事に費やすかなどといった金銭感覚などの検索範囲を限定する要件、さらには、どの程度の数の検索結果を求めて電子メール化して送信するかなどといった検索結果の出力要件を含めたユーザ毎の多方面の情報がプロファイルサーバ27に記憶されている。したがって、各エージェント31.1から31.nにおいては、その担当するカテゴリの情報を選択するのに適したユーザプロファイル情報を選択して検索条件を設定し、検索を開始するようになっている。したがって、検索要求の中身は非常に簡単なもので良く、「ラーメン食べたい」といった簡単な内容の電子メールで、ユーザに適した味および価格帯のラーメン屋の位置を結果として得ることができる。すなわち、この簡単な検索要求に対し、各検索エージェント31.1から31.nでは、ユーザが満足する結果が得られる検索条件を設定し、ユーザが細かく指示していないものの、ユーザに適した所望の結果を電子メール化して返送することができる。
【0026】そして、各検索エージェント31.1から31.nには、独立したメールアドレスが付されており、ユーザの端末6からは、検索するカテゴリを担当する検索エージェント31.1から31.nのメールアドレス宛てに検索要求が送信される。たとえば、食事どころを検索するのに適した検索エージェントには、restaurant@xxx.ne.jp、ある場所を見つけるのに適した検索エージェントにはmap@xxx.ne.jp、公衆トイレの位置を検索するのに適した検索エージェントにはtoilet@xxx.ne.jpなどといったメールアドレスが付されており、それぞれのカテゴリに属する情報を検索する要求が示された電子メールは、それぞれの検索エージェント31.1から31.nのアドレス宛てに送信される。したがって、それぞれの検索エージェント31.1から31.nが独立したメールクライアントとしても機能する。このため、いったん検索要求の内容をデコードして最適な検索エージェントを選択するような機能および手間を省くことができ、簡単な構成で、すばやくユーザが望む検索結果を返すことができる。
【0027】さらに、各検索エージェント31.1から31.nは、検索の対象となる情報のカテゴリにより独立しているので、そのカテゴリの情報を検索するのに適した構成にすることができる。本例の検索エージェント31.1から31.nでは、検索用のテンプレートの構成を各検索エージェントが担当するカテゴリの情報から検索するための条件を重複や抜け落ちなどがないように予め設定しておくことができ、短時間で効率良く検索し、ユーザの期待に即した結果を得ることができる。また、その検索テンプレートを、ユーザの端末にインストールされた情報取得システム(詳しくは後述する)に送り、ユーザが適切な検索要求を設定しやすいようにすることも可能である。
【0028】そして、本例の検索エージェント31は、機能36により、ユーザの現在地の情報を検索条件に加えられるようになっている。このため、ユーザが実際に居る地点の周りの情報を重点的に集めて報告するなどの機能を付加することができる。現在地の情報は、検索要求を示した電子メールに入れて同時に発信するようにしても良い。しかしながら、端末ではGPSにより現在地を取得するまで待つ必要があり、サーバーシステム20の側では、電子メールの中身を解析して検索要求と現在地の情報に分ける必要があるなど手間および時間がかかる。このため、本例のサーバーシステム20に実現された情報提供システム30においては、ユーザの端末から定期的に専用の電子メールによって現在地の情報をGPSサーバ(位置情報サーバ)22に送信し、常にユーザの現在地がアップデートされた状態でサーバーシステム20に記録されるようになっている。
【0029】位置情報サーバ22は、図2に示すように、本例の情報提供システム30の一部を成しており、現在地を送信する電子メールを受信して解析する機能41と、位置情報がGPSの情報であるときに、それを差分情報により補正する機能(DGPS機能)42と、位置情報がPHSの基地局を示すCSIDのときに、CSIDサーバ29のデータを用いて基地局の座標に変換する機能43、位置情報が駅名や地名などであるときにそれをGPSの情報と同じように経度緯度情報を含む座標情報に変換する機能44などを備えている。そして、これらの機能により、電子メールを介して受信したユーザの現在地をユーザ毎の現在地として保存する機能45を備えている。したがって、検索エージェント31は、位置情報サーバ22から発信元のユーザの最も新しい現在地を取得することが可能であり、それを検索条件に加えることができる。
【0030】図3に、この情報提供システム30を備えたサーバ―システム20と交信して情報を取得するのに適した携帯端末6の構成例を示している。まず、携帯端末6は、自己の現在地を取得することができるGPSユニット51を備えている。GPSユニットは、現在最も一般的に用いられている衛星からの電波を受けて測位するシステムであるが、他の衛星あるいはその他の施設から電波を受けて測位するシステムであってももちろん良い。また、上述したようにGPSユニット51を備えていない携帯端末であっても、PHS基地局のCSIDあるいは携帯電話基地局の識別情報を取得することによって現在地の情報を得ることが可能である。
【0031】さらに、コンピュータネットワークと接続するための手段としてPHSユニット52とダイアルアップ接続機能54を備えている。PHSユニット52は、基地局7aを介して公衆電話網7と接続し、さらに、プロバイダのアクセスポイントからダイアルアップ接続するのに適した通信ユニットである。もちろん、携帯電話ユニット、衛星電話ユニットなどの他の通信ユニットであっても良い。また、無線を介してプロバイダのサーバシステムと直に交信し、ネットワークに接続できるものであっても良い。有線で公衆電話網7に接続できる通信ユニットであっても良いが、モバイルコンピュータとしての性能は低下する。また、これらの通信ユニット52は、GPSユニット51の場合もそうであるが、携帯端末6に内蔵されている場合に限らず、適当なインターフェースを介して接続されるタイプのものであっても良い。
【0032】また、携帯端末6には、電子メールを送受信する基本的な機能をサポートするメールクライアント53と、電子メールを作成し、表示する機能を備えたメールアプリケーション(メールビュワー)57を備えている。メールクライアント53は、送信用の電子メールおよび受信した電子メールを蓄積するメールボックス53aと、電子メールを発信するためのSMTPクライアント53bおよび電子メールを受信するためのPOPクライアント53cを備えている。したがって、メールビュワー57で作成された電子メールが送信用のメールボックス53aに入れられると定期的に、あるいはユーザのリクエストによってメールサーバ21にその電子メールを送信する。一方、同時に受信した電子メールもメールボックス53aに入れられる。したがって、メールビュワー57によりメールボックス53a内のメールを選択することにより電子メールの内容を表示することができる。また、それに対し返事を書いたりすることも可能となっている。
【0033】携帯端末6は、さらに、GPSユニット51を用いて現在地の情報を取得し、それを電子メール化してサーバーシステム20の位置情報サーバ22に宛てて送信する機能55を備えている。この機能55により、位置情報サーバ22に保持されている端末6の現在地は定期的に更新され、常に新しい現在地が保存される。本例の現在地を電子メール化して送信する機能55は、PHS52およびダイアルアップ接続機能54によりインターネットと接続されると、その度に、現在地を測位し、得られた現在地をメール化して位置情報サーバ22に送信するようになっている。したがって、位置情報サーバ22には常に新しい現在地が記憶される。
【0034】そして、携帯端末6は、情報提供システム30から所望の情報(結果)を含んだ電子メールを取得するための情報取得システム60を備えている。この情報取得システム60は、メールビュワー57とは独立しており、独自に電子メールを作成し、電子メールの内容を表示できるようになっている。情報取得システム60は、端末6の表示装置であるLCD61に検索要求を入力するための画面であるテンプレートを表示する機能60aと、このテンプレートを用いて端末の入力装置であるタッチパネル62から検索要求を入力する機能60bと、その検索要求を電子メール化する機能60cとを備えている。電子メール化する機能60cは、図4に示したような検索エージェントのアドレス帳60dを参照して、検索要求のカテゴリにより電子メールの送信アドレスを変える。検索する対象のカテゴリによって、それに適したテンプレートを機能60aにより表示するようにしても良く、この場合は、テンプレートとリンクして電子メールの送信アドレスが設定される。
【0035】テンプレートを表示する機能60aは、さらに、電子メール化されて各検索エージェント31から送られてきたテンプレートの情報を解析して、それを表示する、すなわち、テンプレートを更新する機能も備えている。例えば、その表示画面で更新するためのボタンをクリックすると、テンプレートを更新する要求が機能60cによって電子メール化されて検索エージェント31に送られる。そして、ユーザ用に更新されたテンプレートが折り返し電子メール化されて送られくるので、それを表示することにより検索画面が変わる。また、電子メール化して送信した検索要求が、検索条件を設定するのに不十分であるような場合にも、新たなテンプレートが電子メール化されて検索エージェント31から送信される。テンプレートを表示する機能60aは、これらの電子メール化されて送られてきたテンプレートを順次表示することにより、電子メールを媒体として検索エージェント31と情報を送受信しているにも関わらず、検索エージェント31とコネクションを張って検索をしているのと同等の環境をユーザに対し提供することができる。
【0036】さらに、情報取得システム60は、検索要求を記載した電子メールに対し、情報提提供システム30から返送された電子メールをメールクライアント53のメールボックス53aから選択する機能60eと、この電子メールにより返送されてきた結果を表示する機能60fを備えている。したがって、情報取得システム60は、テンプレートにより検索要求を入力する画面から、ダイアルアップ接続画面などを経て、受信した結果を表示する画面に切り替わるように設定されている。したがって、サーバーシステム20とは電子メールを介して検索要求とそれに対する結果を送受信しているのであるが、ホームページにアクセスしているように直にコネクションを張って情報を取得しているのと同様の感覚で使用することができる。もちろん、さらに電子メールのメリットを活かして、予め検索要求を情報提供システム30に投げておき、適当なときにその結果を見るといった使い方も可能である。
【0037】また、上述したように、情報提供システム30で情報を検索するために用いられる検索条件は、情報提供システム30の側でユーザプロファイル情報などに基づき自動的に設定されるので、情報取得システム60の側では簡単な検索要求を電子メール化して送信するだけで良い。したがって、手間を掛けずに簡単な指示をテンプレートなどを用いて入力するだけで、所望の情報を得ることができる。例えば、オフィスから外出するときに、近くのラーメン屋を探すというメニュー(テンプレート)を作っておき、外出先のオフィスに入る前にラーメン屋検索を実行しておくことができる。このとき、検索指示を出した後は、ユーザの操作が不要なため、端末はしまっておき、自動的に電子メールの送受信だけは行われるようにする。すると、用事が済んだときに検索結果を表示すると、自己の現在地も情報提供システム30ではわかっているので、近くのラーメン屋、特に、ユーザが好む種類および価格帯のラーメン屋の情報を見ることができる。このような方法であれば、ユーザは、検索要求を出した後は、結果が得られるまでユーザの操作は不要なので、端末操作に拘束されることがない。また、インターネットとの接続、あるいはダイアルアップ接続の時間も最小限に止めることができる。
【0038】そして、本例の情報提供システム30および情報取得システム60により構成される情報提供サービスでは、情報提供システム30の側で検索条件を設定するので、ユーザが端末を操作する手間が最小限となる。したがって、PDA、携帯電話などのモバイルコンピュータで情報検索するのに好適なサービスである。また、長時間、ダイアルアップ接続を継続しなくても良いので、電源消費も少なく、この点でもモバイルコンピュータに適したサービスとなっている。
【0039】この情報取得システム60は、メールクライアント53、あるいはメールアプリケーション57のアドオンあるいはプラグインされるアプリケーションとして提供することも可能である。しかしながら、上述したように電子メールを作成する機能などを独立して備えているので、OSなどを介してメールクライアント53を制御できる独立したアプリケーションソフトウェアとして提供することが望ましい。
【0040】図5に、このような機能を備えた携帯端末6として適した構成の一例を示してある。携帯端末6は、入力手段してタッチパネル62、出力手段としてLCD61、制御ユニットであるCPU63、さらに、メモリとしてROM64およびRAM65を備えている。これらは内部バス66に接続されており、この内部バス66にはGPSユニット51およびPHSユニット52が接続されている。また、内部バス66ではなくCPU63のシリアル信号に接続する構成でも良い。
【0041】したがって、ROM64あるいはRAM65に記録されたメールクライアント53および情報取得システム60といったアプリケーションプログラムをCPU63で実行することにより上記のような機能を実現することができる。アプリケーションプログラムは、さらに、磁気ディスクなどの他の記録媒体を備えていれば、それらに記録することができる。メールクライアント53および情報取得システム60などのソフトウェア(プログラム)は、さらに、適当な記録媒体、たとえば、FD、CD、DVDなどに記録して提供することができる。また、インターネットなどのコンピュータネットワークを介して、そのソフトウェアを埋め込んだ伝送媒体を通信(送受信)することによってプログラムを提供することができる。これは、情報提供システム30などの他のソフトウェアにおいても同様である。
【0042】以下に、図面を参照して、さらに、本例の情報提供システム30および情報取得システム60の動作を説明する。先ず、図6に、情報取得システム60の概略動作を示してある。ステップ71で位置情報を送るタイミングであるか否かを判断する。このタイミングは、定期的であっても良いし、あるいはPHSユニット52でサーバーシステム20とダイアルアップ接続を行うときに常に位置情報を送るようにしても良い。ステップ71で、位置情報を送るタイミングであると、ステップ72でGPSユニット51を起動し、現在地の情報を取得する。そして、ステップ73で、位置情報を電子メール化する機能55を用いて位置情報サーバ22に宛てたメールを作成し、ステップ74でメールクライアント53のメールボックス53aに入れ、SMTPクライアント53bによりサーバーシステム20に送信する。
【0043】このように、定期的に、あるいは、位置情報を送信できる条件が整うときはいつでも現在地を自動的に電子メールで送信することにより、サーバーシステム20に保存されている自己の現在地の情報をアップデートすることができる。もちろん、GPSによる現在地の情報のほかに、PHSのCSIDを送信しても良いことは上述した通りである。PHSのCSIDは、PHSにより接続したときはいつでも得ることができるので、GPSによって測位した情報と共にサーバーシステム宛てに送信しておいてももちろん良い。
【0044】一方、ユーザが何らかの情報を得たい場合は、ステップ75で情報取得システム60を起動する。これにより、まず、ステップ76でテンプレートを表示する機能60aがパネル61に検索要求を入力するための画面を表示し、ステップ77で検索要求を入力する機能60bが入力を受け付ける。そして、ステップ78で検索要求をメール化する機能60cにより、検索要求を含んだ電子メールが作成される。この電子メールの宛先は、先に説明したように、検索要求のカテゴリによって異なったアドレスが設定され、そのカテゴリの情報を取得するのに適した検索エージェント31に宛てたメールが用意される。
【0045】先に説明したように、本例の情報取得システム60のテンプレートを表示する機能60aは、テンプレートを更新する機能も備えている。図7および図8を参照しながら、その処理を説明する。例えば、図8(a)に示すようなテンプレート151が表示されているときに、更新ボタン154をクリックあるいはピックすると、図7に示した処理が開始される。まず、ステップ161でテンプレートを更新する要求が認識されると、ステップ162で機能60cにより、それを適当なエージェント宛の電子メールにする。次に、ステップ163でネットワークに接続し、その電子メールを送信する。サーバシステム20の検索エージェント31においては、ステップ171で自分宛の電子メールを受信すると共に解析し、ステップ172で検索用のテンプレートをハンドリングする機能35によりユーザプロファイルを参照し、ステップ173でユーザに適したテンプレートを生成する。そして、ステップ174で、電子メール化する機能38により新しいテンプレートを電子メール化してユーザの端末6に送信する。
【0046】端末6の情報取得システム60では、ステップ164で、電子メールを受信する回線を一端遮断する。そして、ステップ165で、受信メールを発信元のアドレスあるいはタイトルなどで選択できる機能60eにより、テンプレートの更新要求に対応するメールを選択し、ステップ166で表示するテンプレートを更新する。そして、ステップ167で新しいテンプレートを表示し、そのテンプレートにより検索要求を選択できるようにする。
【0047】例えば、図8(a)に示したテンプレートで更新要求が出されると、図9に示したような内容の電子メールが作成され、検索エージェント31に発送される。図8(a)に示した電子メールは、ヘッダー情報を除いたコンテンツを示している。この記載内容は一例であり、これに限定されるものではないことはもちろんである。先ず、ライン155aに検索メニューの要求であることが指示され、ライン155bにテンプレートを検索することが指示される。そして、ライン155cにテンプレートのキーワードが「飲み屋」であることが指示される。
【0048】これに対し、飲食担当の検索エージェント31から図10に示したようなコンテンツを備えた電子メールが返される。この電子メールでは、ライン156aにテンプレートの項目追加が指示され、ライン156bに示された「飲み屋」の下位に、ライン156cに示された「居酒屋」というアイテムが追加される。その結果、図8(b)に示すように居酒屋が追加されたテンプレート152が端末6に表示される。したがって、ユーザは居酒屋の情報が知りたければ、図6に示したステップ77で、この居酒屋をクリックすることにより、ステップ78でそれを検索要求とした電子メールが作成されて送信される。
【0049】図11に、検索要求の電子メールの一例を示してある。ライン157aには、検索要求のメールであることが示され、ライン157bに検索要求が飲み屋の居酒屋についてであることが示される。したがって、飲み屋を担当する検索エージェント31は、この検索要求に基づいて情報を選択する。
【0050】テンプレートの内容が更新されるのは、下位の分類が追加されたときだけではない。例えば、図8(c)に示すように、飲食店の分類として新たにスパゲッティーが追加されたときは、その情報も合わせて電子メールで検索エージェント31から情報取得システム60に伝達される。その結果、スパゲッティーが追加されたメニュー画面(テンプレート)153が表示される。テンプレートを更新するときに追加される内容は、ユーザプロファイルとしてサーバーシステム20あるいは情報提供システム30に蓄積されている情報に依存する。もちろん、追加分類が発生したとき、あるいはサブ分類が増えたときにすべてを反映するように設定しても良いが、検索要求を入力し易いようにユーザの嗜好や過去に選択したレストランなどの情報に基づいてユーザ個々に適したテンプレートが作成され端末6に送信される。
【0051】また、新しいテンプレートは、検索エージェント31が自発的に電子メールにして送信し、情報取得システム60で表示されるテンプレートが随時、自動的に更新されるようにしてももちろん良い。新しいテンプレートを自発的に発送するタイミングは様々であるが、最も簡単な方法は、情報の分類を変えたり、分類を追加するなどの要因によりテンプレートを新しくしたときに、それを電子メール化してユーザ宛に随時送信しておくことである。ユーザの端末6にインストールされている情報取得システム60は、起動したときに、その電子メールを選択して解析することにより、最も新しいテンプレートを表示することができる。
【0052】このように、本例の情報取得システム60を用いた情報提供サービスは、電子メールを媒体とするものであるが、その電子メールによってテンプレートも更新できるようにしてある。したがって、検索用のホームページをブラウザでオープンしているのと同じ感覚でメニューがアップデートされ、ユーザは最新のメニューあるいはテンプレートをベースとして検索要求を入力することができる。
【0053】図6に戻って、検索要求の電子メールが作成されると、次に、ステップ79でダイアルアップ機能54およびPHSユニット52を用いてサーバーシステム20と接続し、ステップ80で、メールクライアント53のメールを送受信する機能(SMTPクライアントおよびPOPクライアントなど)により電子メールを送受信する。その後、ステップ81で、検索エージェント31が結果を電子メール化して返送する時間をまって、ステップ82でメールクライアント53を再び動かしてメールを受信する。メールが受信できるとステップ83でサーバーシステム20との回線を断つ。
【0054】ステップ81では、回線の接続基本料金以上の時間を接続が確立した状態で待つのは経済的でない。したがって、その時間内に検索結果を示すメールが到達していないときは、ステップ84でそれを判断し、適当な時間を設定して回線を断ち、その後、ステップ85でユーザあるいはサーバーシステム20から指示された時間を待ってステップ86でネットワークに再接続することが望ましい。もちろん、ユーザがボランタリーにネットワークに接続して、電子メールを受信するようにしても良い。
【0055】一方、ステップ81の間に受信した電子メールがテンプレートの更新を指示するものであることがある。検索エージェント31が、先に電子メールで送信された検索要求が漠然としすぎたり、内容に矛盾がある場合など、その検索要求では情報の抽出ができないと判断したときは、さらに適切であると思われるテンプレートが電子メール化されて送り返される。このテンプレートは同一分野のさらに細かな分類を示すテンプレートであったり、あるいは、より適切なカテゴリの情報を検索するためのテンプレートであるかもしれない。ステップ88では、受信した電子メールの内容を判断し、テンプレートを更新する指示がある場合は、ステップ76に戻って新たなテンプレートを表示し、再び検索要求を入力可能とする。このように、本例の情報取得システム30の処理では、電子メールをベースとしたものでありながら、検索エージェント31と送受信した内容が、選択画面にすぐに反映される。
【0056】ステップ83で、検索結果を示す電子メールが到達している場合は、ステップ87で、そのメールを自動的に開封し、検索結果をLCD61に表示する。結果を示す電子メールであることは、発信元のアドレスから容易に判定が可能であり、複数の結果を示す電子メールが到達しているときは、それらをメニュー表示して選択できるようにしても良い。
【0057】図12に検索結果を示すステップ87のさらに詳しい処理内容を示してある。先ず、ステップ87aで、受信メールを選択する機能60eにより、メールクライアント53のメールボックス53aに到達した電子メールの中から、検索エージェント31からの返送メールを選択する。検索エージェント31は、上述したように、それぞれが特有のアドレスを持っているので、電子メールの送信アドレス(発信元のアドレス)により容易に選択することができる。あるいは、予め決められたルールに沿った適当なサブジェクトが付いていれば、それによって電子メールを選択することも可能である。
【0058】選択された電子メールは、ステップ87bでリスト表示され、ステップ87cでユーザがさらに見たいと思う情報を選択する。このとき、ユーザがステップ87dで検索処理を終了する選択を行えば、ステップ87fで情報取得システム60をクローズし、検索処理を終了する。そして、ホーム画面に戻る。
【0059】一方、適当な電子メールをユーザが選択すると、ステップ87eで、その電子メールの内容を表示する。電子メールに地図、図形あるいは写真などが添付されていれば適当なビュワー機能を持ったアプリケーションをさらに自動的に起動させて電子メールの内容を表示するようにしても良い。
【0060】図13および図14に、サーバーシステム20の情報提供システム30の概略処理を示してある。先ず、図13は、位置情報サーバ22においてユーザの現在地の情報をアップデートする処理を示してある。先ず、ステップ91で、位置情報サーバ22に宛てた、あるいは、そのサーバの位置情報をアップデートする機能を備えたエージェント宛てのメールを受信すると、ステップ92で、受信および解析する機能41によって、メールにより配信された位置情報を解析する。その結果、ステップ93で位置情報がGPSのデータであれば、ステップ94でそのデータを補正できるか否かを判断する。GPSデータを補正できる場合は、ステップ95で位置補正機能42に用いて補正し、DGPSデータを作成する。これにより、誤差が数m程度の位置情報を取得することができる。そして、ステップ96でメモリに保存されているユーザの現在地45をアップデートする。
【0061】一方、ステップ97で、電子メールで送信された位置情報がPHSのCSIDであるときは、ステップ98で、基地局の位置情報を取得する機能43を用いてCSIDを位置情報に変換する。そして、ステップ96でユーザの位置情報をアップデートする。また、電子メールで送信された位置情報が、これらのいずれでもないときは、ステップ99で、その他の位置情報を変換する機能44により、その情報を経度緯度などを含んだGPSデータと同様の情報に変換する。例えば、駅名などの文字列が発見されれば、ステップ100で位置情報が取得できたとして、その駅を示す座標データを地図サーバ24から取得し、ステップ96でユーザの現在地を更新する。
【0062】座標データに変換できるデータが見つからないときは、ステップ102で、メールの発信元に対し、サーバの位置情報をアップデートできる位置情報が発見されなかった旨の電子メールを返す。また、アップデートできたときはステップ101で、ユーザの現在地の情報が更新されたことを示す電子メールを返す。なお、ユーザの現在地のアップデート状況をユーザに返すメールはオプション設定になっており、不用なときはサーバーシステムからメールが返らないようにすることももちろん可能である。
【0063】図14に、検索エージェント31の処理を示してある。まず、ステップ111で、メールを受信すると、ステップ112で解析する機能33によりメールで指示された検索要求を解析する。ステップ113で、ユーザプロファイルから検索条件を設定する機能34により検索条件を追加し、さらに、ステップ114で検索テンプレートから検索条件を設定する機能35により検索条件を追加する。そして、ステップ115では、ユーザの現在地を検索条件とする機能37により、ユーザの現在地を検索条件として追加する。このようにして整った検索条件を元に、ステップ116では、情報検索機能37が検索対象となる情報を蓄積しているサーバを選択し、ステップ117で検索を開始する。
【0064】一方、サーバの選択を行って検索を始める前に、ステップ125で、ステップ113から115で選択された検索条件が不十分であると判断されると、テンプレートをハンドリングする機能35により、ステップ126で、それまでに得られた情報に基づき、矛盾のない、あるいは十分にユーザが欲している情報を選択できるような検索要求が選択できるであろう新たなテンプレートを生成し、ステップ127で電子メール化してユーザ宛に送信する。ユーザの端末6で稼働している情報取得システム60は、上述したように、このテンプレートを更新する電子メールを受信すると、直ちに、新しいテンプレートを表示し、そのテンプレートに基づいた検索要求を電子メール化して検索エージェント31に送信する。これらの過程において、検索エージェント31を備えた情報提供システム30と、端末6の情報取得システム60との間の情報は電子メールにて交換されているが、ユーザは電子メールの内容を直に見ることはなく、ダイアルアップ接続を行うことを許可する程度の関与しか電子メールの送受信については行わない。したがって、ユーザは端末6のLCD61に表示されるテンプレートと検索結果を見るだけであり、ホームページにアクセスして検索を行うのと同様の操作で検索処理を実行できる。もちろん、自動的にダイアルアップ接続が行われるようにしても良く、この場合は、電子メールによって情報が送受信されていることをユーザはほとんど感知することがなく上記のような処理が行われる。
【0065】検索条件が整って、検索が実行され、ステップ118で、ユーザプロファイル情報として設定されている条件と比較して検索結果が多い場合は、ステップ120で、検索条件を変更して再び検索を行う。あるいは、検索結果から、ユーザプロファイル情報に従ってユーザに報告する結果をさらに限定する。一方、ステップ119で、検索結果が得られなかったときも、ステップ120で検索条件を設定しなおして再び検索を行う。
【0066】検索要求を出して、結果が何も得られないのは、ユーザ側としては残念であり、何らかの結果をユーザ端末6に返送できることが望ましい。したがって、データサーバなどに対し最初に情報を検索する条件は広めにセットし、得られた結果が多いときに、その結果からさらに報告する結果を選択するようにすることが望ましい。これにより、何らかの結果をユーザに報告できると共に、結果がなかったときに再び位置関連コンテンツサーバ23などを検索する時間を省くことができる。
【0067】このようにして結果が得られると、ステップ121でその結果を電子メール化し、ステップ123で検索要求のメールの発信元、すなわちユーザ宛てに送信する。
【0068】以上に説明したように、本例の情報取得システム60および情報提供システム30をインターネットのシステムに組み合わせで構成される情報提供サービスでは、ユーザ端末から簡単な検索要求を出すだけで、ユーザが望んでいる情報を提供することができる。例えば、ユーザ情報(ユーザプロファイルデータ)にレストランでの外食が多いという情報が設定されると、食事についての情報を提供する検索エージェント31(例えばレストラン君という名称になっているとする)、はレストランの種類(和風、中華、パスタなど)がメニューに搭載されたテンプレートをユーザ端末の情報取得システム60に送り、ユーザ端末に表示されるようにする。これにより、ユーザは、端末6に表示されたテンプレートの所定の個所をピックするだけで検索要求を情報提供システム30に指示することができる。
【0069】ユーザ端末からは、この操作により、レストランの種類が指定された電子メールがレストラン君宛てに送られる。これらのエージェントのアドレスは、内部からのアクセスに限定する場合は、ドメイン名を省略したり、特殊文字を使うことによりみじかくすることで処理を単純化し、速度を上げることができる。例えば、resutaurant@xxx.ne.jpの代わりに@restaurantといったアドレス表示が可能である。レストラン君では、その発信元からユーザが特定でき、さらに位置情報サーバ22からユーザの現在地も特定できる。レストラン君は、さらに、ユーザプロファイルサーバ27からユーザの希望する価格帯などの情報を検索条件に追加して検索を実行する。また、ユーザプロファイル情報で検索結果の上限が10個に設定されいれば、検索結果から現在地に近い上位10店に関し、店名と簡単な紹介、お勧めメニューの画像、位置情報などを纏めて10通のメールをユーザ宛てに送信する。
【0070】端末6では、レストラン君31で検索が終わったころに、メールサーバ21に接続してメールを受信する。メールクライアント53は、送信アドレスを元に、検索結果のメールを情報取得システム60に渡す。情報取得システム60では、検索結果が、受信したものから順番に一覧で項目が追加され、ユーザは興味があるものから表示させ、不用なものは削除する。この間も、バックグランドでは、メールの受信は継続され、全ての結果を受信した時点でサーバーシステムとの接続を切断する。そして、一度受信した検索結果は、ユーザが削除しない限り、いつでもみることができる。
【0071】次に、地域限定のコミュニケーションの場としてメモ地図システムというデータベースがサーバーシステム20の、たとえば位置関連コンテンツサーバ23に設けられ、このデータベースの情報を、それを担当する検索エージェント(以下では地図君と呼ぶことにする)により検索する様子を説明する。
【0072】このメモ地図システムには、友人同士が1つのグループとして位置情報関連のコンテンツを共有することができるデータベース(以降ではともだちず、と呼ぶ)が作成できるようになっている。したがって、端末6の情報取得システム60から、たとえば、クラスメートというグループ名を検索要求とした電子メールを地図君31に宛てて送信すると、情報提供システム30の検索エージェントである地図君31は、その電子メールの発信元のアドレスから、そのユーザが属しているともだちずの内からクラスメートというグループのともだちずを判断する。さらに、位置情報サーバ22からユーザの現在地を取得して、ともだちずを検索する。その結果、ユーザの現在地に近い位置に登録されているともだちずのコンテンツ10通を選んで電子メールによりユーザ宛てに送信する。
【0073】また、端末6から地図情報などが搭載されたMMメール(マルチメディアメール)に登録要求コマンドを付けて地図君に送信することにより、地図君がともだちずというデータベースにメールの内容を登録するようにしても良い。この機能は、他の検索エージェントと共通する機能ではないが、検索機能と登録機能を併せ持つことにより、そのデータベースにアクセスするインターフェースとして使い易いエージェント機能を実現できる。
【0074】さらに、本例の情報取得システムと情報提供システムとを組み合わせたサービスでは、検索メニューを自動的にアップデートする機能を備えているので、それをともだちずを検索する機能に加えることができる。すなわち、新たなメンバ(グループ)のともだちずがデータベースに登録されると、そのグループがともだちずを管理するサーバに登録される。そして、データベースに新規登録が行われたことが、ともだちずの検索エージェントである地図君に通知される。その結果、地図君は、新たなともだちずのメンバあるいは他の登録されたユーザに対して、ともだちず検索メニューに新しいグループのともだちずを追加するメールを作成し、全ての登録ユーザに送信する。登録されたメンバーの端末で稼働する情報取得システムでは、通常のメールの送受信するときに、このともだちず検索メニューをアップデートする電子メールを受信する。そして、その電子メールが特別に定められた送信者のメール(固定の決められたタイトルにすることなどでも実現可能)である場合は、端末の自動処理で、端末のメニューの中にともだちずの検索メニューに新たに追加登録されたグループ名が追加される。したがって、次に情報取得システムを立ち上げて、ともだちずを検索するときは、新たに登録されたグループも含めたメニュー(テンプレート)が表示され、それを含めて検索対象とすることが可能となる。
【0075】
【発明の効果】以上に説明したように、本発明においては、通常の電子メールを作成し、あるいは表示するメールソフトウェアとは別に、電子メールをベースとして情報の取得を行うシステムを提供している。そして、この情報提供システムおよび情報取得システムを用いた情報提供サービスでは、電子メールを媒体として情報が交換されているにも関わらず、クライアント側である情報取得システムではメールであることを意識せずに情報検索を行うことができる。その一方で、媒体は電子メールであるので、ホームページにアクセスするようにネットワークとのコネクションを維持する必要はなく、低コストで、ネットワークに多大な負荷をかけずに所望の情報を入手することができる。また、電子メールによって、検索条件を設定する入力画面(テンプレート)を随時更新できるようにしているので、最新の情報が入力画面に表示され、それを利用してユーザは検索を行うことができる。さらに、複雑な条件の検索の場合には、サーバ側からある程度分類された検索メニューが電子メールによって供給され、それが自動的に表示される。したがって、電子メールをベースにする情報提供システムでありながら、ブラウザによってホームページをアクセスするような感覚で軽快に情報を検索することができる。




 

 


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