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ドアフォンシステム - シャープ株式会社
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発明の名称 ドアフォンシステム
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開2003−18587(P2003−18587A)
公開日 平成15年1月17日(2003.1.17)
出願番号 特願2001−198908(P2001−198908)
出願日 平成13年6月29日(2001.6.29)
代理人 【識別番号】100075502
【弁理士】
【氏名又は名称】倉内 義朗
【テーマコード(参考)】
2E250
5C054
5C084
5C087
5K027
5K038
【Fターム(参考)】
2E250 AA02 BB05 BB10 BB53 BB62 CC15 CC21 CC28 CC29 DD01 DD08 EE02 EE03 FF06 FF11 
5C054 AA01 CD06 FC00 FF03 FF06 FF07 GB02 GB12 HA18 HA22
5C084 AA02 AA07 BB34 CC19 DD11 GG52 GG54 GG78 HH02
5C087 AA02 AA03 AA04 AA08 AA19 AA37 AA44 DD05 DD24 EE05 EE06 EE08 EE18 FF24 GG02 GG19 GG66
5K027 AA09 BB01 FF01 FF22 HH29
5K038 CC02 DD15 DD23 FF01 GG06
発明者 黒崎 浩 / 森田 敏昭
要約 課題
カメラにより訪問者の監視を常時行い、玄関に接近してきた訪問者をカメラで確実に撮影することにより、訪問者がドアフォン子機の呼び出しボタンを押す前に、訪問者を特定する。

解決手段
玄関に接近してきた訪問者を撮影するカメラ11を備えたドアフォン子機1と、カメラ11で撮影された画像より人物の顔画像を認識する画像認識部21を備えたドアフォン親機2とからなり、ドアフォン親機2は、予め登録された種々の顔画像を記憶する顔画像記憶部22と、画像認識部21により認識された顔画像と顔画像記憶部22に記憶されている顔画像とを照合する照合部23とを備えており、訪問者がドアフォン子機の呼び出しボタンを押す前に、照合部23により訪問者を特定し、家内案内やセキュリティを確認する。
特許請求の範囲
【請求項1】 玄関に接近してきた訪問者を撮影する撮像装置を備えたドアフォン子機と、前記撮像装置で撮影された画像より人物の顔画像を認識する認識手段を備えたドアフォン親機とからなり、前記ドアフォン親機は、予め登録された種々の顔画像を記憶する顔画像記憶手段と、前記認識手段により認識された顔画像と前記顔画像記憶手段に記憶されている顔画像とを照合する照合手段とを備えており、訪問者がドアフォン子機の呼び出しボタンを押す前に、前記照合手段により訪問者を特定することを特徴とするドアフォンシステム。
【請求項2】 ドアの施錠および解錠を行うドアロック手段と、前記照合手段の照合結果に基づいて前記ドアロック手段の施錠または解錠を制御する錠制御手段とを備えたことを特徴とする請求項1に記載のドアフォンシステム。
【請求項3】 前記錠制御手段は、前記照合手段での照合の結果、訪問者が予め登録された顔画像の人物と一致した場合には、前記ドアロック手段を解錠制御することを特徴とする請求項2に記載のドアフォンシステム。
【請求項4】 前記錠制御手段は、前記照合手段での照合の結果、訪問者が予め登録された顔画像の人物と一致し、かつ、その人物に対応したドアロック解除コードが前記ドアフォン子機から入力された場合には、前記ドアロック手段を解錠制御することを特徴とする請求項2に記載のドアフォンシステム。
【請求項5】 前記錠制御手段は、前記照合手段での照合の結果、訪問者が予め登録された顔画像の人物と一致しない場合には、前記ドアロック手段を施錠制御することを特徴とする請求項2ないし請求項4のいずれかに記載のドアフォンシステム。
【請求項6】 前記錠制御手段は、前記照合手段で訪問者を照合した後、予め設定された一定時間内に前記ドアフォン子機の呼び出しボタンが押されないままドアが開けられた場合には、警報動作を実行することを特徴とする請求項2ないし請求項5のいずれかに記載のドアフォンシステム。
【請求項7】 前記警報動作が、前記ドアフォン子機のスピーカから警告音を出力する動作、および/または特定の場所の端末装置に警報信号を送信する動作であることを特徴とする請求項6に記載のドアフォンシステム。
【請求項8】 前記照合手段で照合した人物の顔画像と撮影日時とを閲覧可能に記憶する顔画像履歴記憶手段を備えたことを特徴とする請求項1ないし請求項7のいずれかに記載のドアフォンシステム。
【請求項9】 前記ドアフォン子機は、音声で応答するスピーカおよび/または表示で応答する表示手段を備えており、前記ドアフォン親機は、前記照合手段での照合結果に対応した音声および/または表示による応答データを記憶する応答データ記憶手段と、前記照合手段での照合結果に基づき、前記応答データ記憶手段から対応する応答データを読み出して、前記ドアフォン子機のスピーカおよび/または表示手段に応答データを出力する応答データ出力制御手段とを備えたことを特徴とする請求項1ないし請求項8のいずれかに記載のドアフォンシステム。
【請求項10】 前記応答データ出力制御手段は、前記照合手段での照合結果に基づき、認識された訪問者に対応して、応答データを前記ドアフォン子機またはドアフォン親機の両方もしくはいずれか一方に出力する応答モードを有することを特徴とする請求項9に記載のドアフォンシステム。
発明の詳細な説明
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、訪問者を撮影するカメラを備えたドアフォン子機と、ドアフォン親機とからなるドアフォンシステムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来のドアフォン装置は、訪問者がドアフォン子機の呼び出しボタンを押したときにはじめて、カメラを作動させて訪問者を撮影するようになっていた。使用者は、この撮影された訪問者の画像を、リビング等に設置されたドアフォン親機のモニタを通して目視により確認することで、訪問者の確認を行っていた。しかしながら、このような従来のドアフォン装置では、使用者がいちいちドアフォン親機のところまで行ってモニタを見なければ、訪問者の確認を行うことができないといった問題があった。
【0003】そこで、顔画像認識装置によりテレビカメラによって撮像される顔画像を認識し、メモリに登録している顔画像と照合し、CPUで個々の顔画像に対する呼出音を選定して鳴動できるようにしたテレビドアホン装置が特開2000−287196号公報に開示されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このテレビドアホン装置は、呼び出しボタンを押した訪問者だけを撮像するようになっているため、例えばテレビカメラを手などで塞いで呼び出しボタンを押したような場合には、訪問者を撮像することができず、訪問者を正しく認識することができないといった問題があった。
【0005】本発明は係る問題点を解決すべく創案されたもので、その目的は、カメラにより訪問者の監視を常時行い、玄関に接近してきた訪問者をカメラで確実に撮影することにより、訪問者を確実に認識でき、セキュリティ性の高いドアフォンシステムを提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため、本発明のドアフォンシステムは、玄関に接近してきた訪問者を撮影する撮像装置を備えたドアフォン子機と、前記撮像装置で撮影された画像より人物の顔画像を認識する認識手段を備えたドアフォン親機とからなり、前記ドアフォン親機は、予め登録された種々の顔画像を記憶する顔画像記憶手段と、前記認識手段により認識された顔画像と前記顔画像記憶手段に記憶されている顔画像とを照合する照合手段とを備えており、訪問者がドアフォン子機の呼び出しボタンを押す前に、前記照合手段により訪問者を特定することを特徴とする。
【0007】このような特徴を有する本発明によれば、例えば撮像装置で常時撮影を行っていれば、訪問者が呼び出しボタンを押す前に、その訪問者を特定することができる。従って、例えば訪問者が撮像装置を手で塞いだ状態で、または撮像装置の視野から外れた状態で呼び出しボタンを押す等のいたずらをした場合でも、すでに訪問者を特定できているので、いたずら対策となる。
【0008】また、本発明のドアフォンシステムによれば、ドアの施錠および解錠を行うドアロック手段と、前記照合手段の照合結果に基づいて前記ドアロック手段の施錠または解錠を制御する錠制御手段とを備えたことを特徴とする。
【0009】このような特徴を有する本発明によれば、必要であれば、玄関まで行くことなく室内から解錠することができる。従って、使用者(在宅者)が訪問者を確認してから鍵を解除するまでの時間を短縮することができる。また、ドアの施錠を忘れている場合などには、玄関まで行くことなく施錠することができる。
【0010】また、本発明のドアフォンシステムによれば、前記錠制御手段は、前記照合手段での照合の結果、訪問者が予め登録された顔画像の人物と一致した場合には、前記ドアロック手段を解錠制御することを特徴とする。
【0011】このような特徴を有する本発明によれば、使用者(在宅者)が訪問者を確認してから鍵を解除するまでの時間を短縮することができる。
【0012】また、本発明のドアフォンシステムによれば、前記錠制御手段は、前記照合手段での照合の結果、訪問者が予め登録された顔画像の人物と一致し、かつ、その人物に対応したドアロック解除コードが前記ドアフォン子機から入力された場合には、前記ドアロック手段を解錠制御することを特徴とする。
【0013】このような特徴を有する本発明によれば、画像確認ミスによるドアロックの解除や、暗証番号式のドアロックでは暗証番号が漏洩した場合に、許可された者以外の人物によるドアロックの解除を防止することができ、セキュリティ性を高めることができる。また、個人々々で覚え易い暗証番号を設定できるので、暗証番号忘れも防ぐことができる。
【0014】また、本発明のドアフォンシステムによれば、前記錠制御手段は、前記照合手段での照合の結果、訪問者が予め登録された顔画像の人物と一致しない場合には、前記ドアロック手段を施錠制御することを特徴とする。
【0015】このような特徴を有する本発明によれば、知らない訪問者であった場合、ドアが開いている場合には自動的に施錠することができるので、不審者等の侵入を未然に防止することができる。
【0016】また、本発明のドアフォンシステムによれば、前記錠制御手段は、前記照合手段で訪問者を照合した後、予め設定された一定時間内に前記ドアフォン子機の呼び出しボタンが押されないままドアが開けられた場合には、警報動作を実行することを特徴とする。また、このような警報動作としては、前記ドアフォン子機のスピーカから警告音を出力する動作、および/または特定の場所の端末装置に警報信号を送信する動作などがある。
【0017】このような特徴を有する本発明によれば、不審者の侵入に対して警告を発することにより、不審者の侵入を未然に防止することができる。
【0018】また、本発明のドアフォンシステムによれば、前記照合手段で照合した人物の顔画像と撮影日時とを閲覧可能に記憶する顔画像履歴記憶手段を備えたことを特徴とする。
【0019】このような特徴を有する本発明によれば、玄関に接近してきた訪問者は全て撮影され、その撮影画像が日時とともに記憶されるので、いつ、どのような人物が訪問してきたかを、過去に逆上って画像で確認することができる。これにより、セキュリティ性も向上する。
【0020】また、本発明のドアフォンシステムによれば、前記ドアフォン子機は、音声で応答するスピーカおよび/または表示で応答する表示手段を備えており、前記ドアフォン親機は、前記照合手段での照合結果に対応した音声および/または表示による応答データを記憶する応答データ記憶手段と、前記照合手段での照合結果に基づき、前記応答データ記憶手段から対応する応答データを読み出して、前記ドアフォン子機のスピーカおよび/または表示手段に応答データを出力する応答データ出力制御手段とを備えたことを特徴とする。
【0021】このような特徴を有する本発明によれば、訪問者に対し、予め記憶されている応答データに基づいて応答するように構成されているので、使用者は、全ての訪問者に対して自ら対応する必要はなく、必要な場合にのみ対応すればよい。
【0022】また、本発明のドアフォンシステムによれば、前記応答データ出力制御手段は、前記照合手段での照合結果に基づき、認識された訪問者に対応して、応答データを前記ドアフォン子機またはドアフォン親機の両方もしくはいずれか一方に出力する応答モードを有することを特徴とする。
【0023】このような特徴を有する本発明によれば、訪問者に対し、予め記憶されている応答データに基づいて応答するように構成されているので、使用者は、全ての訪問者に対して自ら対応する必要はなく、必要な場合にのみ対応すればよい。
【0024】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態について、図面を参照して説明する。
【0025】図1は、本発明のドアフォンシステムの全体構成を示すブロック図である。
【0026】本発明のドアフォンシステムは、玄関に取り付けられるドアフォン子機1と、リビング等に取り付けられるドアフォン親機2とが信号線L1によって双方向に接続されている。また、ドアフォン親機2は、このような据え付け型ではなく、例えばパソコン等を用いることも可能である。
【0027】ドアフォン子機1は、玄関に接近してきた訪問者を撮影する撮像装置であるカメラ11、訪問者が使用者(在宅者)と会話を行うためのマイク12およびスピーカ13、応答メッセージ等が表示される表示部14、使用者に訪問を知らせるための呼び出しボタン15、例えば家族等がドアロック解除コードを入力するためのキー入力部16、および多重化伝送部17から構成されている。カメラ11は、本実施形態では、常時撮影しているものとする。ただし、赤外線センサのような人体感知センサを玄関先に取り付けておき、人体感知センサによって訪問者を検知したときにカメラ11による撮影動作を開始するようにしてもよい。
【0028】ドアフォン親機2は、カメラ11で撮影された画像より人物の顔画像を認識する画像認識部21、予め登録された種々の顔画像を記憶する顔画像記憶部22、画像認識部21により認識された顔画像と顔画像記憶部22に記憶されている顔画像とを照合する照合部23、照合部23での照合結果に基づいて、ドアの施錠および解錠を行うドアロック手段41の施錠または解錠を制御する制御部24、一定時間を計測するタイマー部25、照合部23で照合した人物の顔画像とその撮影日時とを閲覧可能に記憶する顔画像履歴記憶部26、照合部23での照合結果に対応した音声および/または表示による応答データを記憶する応答データ記憶部27、使用者(在宅者)が訪問者と会話を行うためのマイク28およびスピーカ29、応答メッセージ等が表示される表示部30、および多重化伝送部31から構成されている。
【0029】制御部24は、照合部23での照合の結果、訪問者が予め登録された顔画像の人物と一致した場合には、ドアロック手段41を解錠制御する。また、制御部24は、照合部23での照合の結果、訪問者が予め登録された顔画像の人物と一致し、かつ、その人物に対応したドアロック解除コードがドアフォン子機1のキー入力部16から入力された場合には、ドアロック手段41を解錠制御するようにしてもよい。さらに、制御部24は、照合部23での照合の結果、訪問者が予め登録された顔画像の人物と一致しない場合には、ドアロック手段41を施錠制御する。
【0030】また、制御部24は、照合部23での照合結果に基づき、応答データ記憶部27から対応する応答データを読み出して、ドアフォン子機1のスピーカ13や表示部14に応答データを出力する。また、照合部23での照合結果に基づき、認識された訪問者に対応して、応答データをドアフォン子機1のスピーカ13や表示部14、またはドアフォン親機2のスピーカ29や表示30の両方もしくはいずれか一方に出力する応答モードを備えている。
【0031】さらに、制御部24は、照合部23で訪問者を照合した後、タイマー部25で計測される予め設定された一定時間内に、ドアフォン子機1の呼び出しボタン15が押されないままドアが開けられた場合には、警報動作を実行する。例えば、ドアフォン子機1のスピーカ13から警告音を出力する。また、特定の場所の端末装置51に警報信号を送信する。ここで、特定の場所の端末装置51としては、例えば契約に基づくセキュリティ管理会社の端末装置であってもよいし、例えば外出先の特定の端末装置であってもよい。また、居住者の所有する携帯電話機であってもよい。ドアフォン親機2と端末装置51とは、専用回線や公衆回線、インターネット等の各種通信回線によって接続されている。
【0032】すなわち、本実施形態では、請求項に記載の錠制御手段および応答データ出力制御手段は、制御部24によって実現されている。
【0033】顔画像記憶部22には、家族や親戚、家族の友人や知人など、例えばドアロック手段41を解錠してもよいような人物の顔画像データが予め登録されている。例えば、眉毛、目、鼻、口、耳の位置や輪郭、顔、顎の輪郭といったデータが登録されている。このような顔画像データの新たな登録や削除は、使用者の意思により、ドアフォン親機2の図示しないキー入力部を操作することによって随時行えるようになっている。
【0034】応答データ記憶部27には、認識/応答データベースが記憶されている。認識/応答データベースは、例えば図3に示すように、人物の名前(顔画像記憶部22に登録されている顔画像の人物に対応)、人物が照合されたときの応答、およびその応答モード等を記載している。この認識/応答データベースに記載されている内容に従って、認識された人物に対応した応答が行われる。
【0035】例えば、照合部23にて家族であると照合(判断)された場合には、応答1に従って、ドアロック手段41が解除される。これにより、家族の一員であれば、鍵を持ち歩くことなくドアを開けて入ることができる。また、人物を確認してから鍵を解除する場合の時間を短縮できるとともに、その手間を省くことができる。
【0036】また、認識される特定の訪問者に伝言等を伝えたいことがある場合には、メッセージを記載しておく。例えば、認識される特定の訪問者が兄の友達(××さん)である場合、制御部24は、応答データ記憶部27の認識/応答データベースから、「××さん、今兄は△△に行っています。」のメッセージを読み出し、これを例えば音声に変換してドアフォン子機1のスピーカ13から音声で出力し、または文字メッセージとしてドアフォン子機1の表示部14に表示する。また、御用聞きのような特定の訪問者の場合には、応答モードが(室外+室内)となっていることから、ドアフォン子機1のスピーカ13や表示部14を通じてメッセージを訪問者に通知すると同時に、ドアフォン親機1のスピーカ29や表示部30を通じてメッセージを使用者にも通知する。さらに、照合部23での照合の結果、訪問者の顔画像が顔画像記憶部22に記憶されている顔画像と一致しない場合、すなわち顔画像記憶部22に未登録の訪問者である場合には、制御部24はドアロック手段41のロック状態を確認して、ロックされていない場合にはドアをロック(施錠)するとともに、ドアフォン親機2のスピーカ29から未登録の訪問者であることを通知する。このように、訪問者のそれぞれに対応して、応答モードを室外および室内ならびにその両方のいずれかに切り替えることができるようになっている。
【0037】なお、認識/応答データベースも、使用者の意思により、ドアフォン親機2の図示しないキー入力部を操作することによって随時書き替えることができるようになっている。
【0038】また、画像認識部21にて認識された訪問者の顔画像は、図4に示すように、画像が撮影された日時とともに、顔画像履歴記憶部26に格納されている訪問者データベースに記憶される。これにより、過去に逆上って訪問者の顔画像を閲覧することができ、セキュリティが向上する。この場合、ドアフォン親機2の表示部30は、訪問者データベースに記憶されている過去の訪問者を、例えば図5に示すようにサムネイル画像により表示する。また、表示部30には、カメラ11からの画像も表示される。
【0039】画像認識部21は、カメラ11からの画像のうち人物が写っている画像を認識する。照合部23は、画像認識部21で認識された顔画像と、顔画像記憶部22に記憶されている顔画像データ(登録パターン)とを照合する。これにより、家族、その他の登録されている人物、および未登録者を認識でき、その人物に対してそれぞれの応答をすることができる。
【0040】ここで、画像認識部22における画像認識方法および照合部23における照合方法としては、従来の方法を用いることができる。例えば、カメラ11によって撮影された画像のエッジ検出を行い、右目、左目、鼻、口の場所を割り出し、右目と左目との間の距離、右目と鼻との間の距離、左目と鼻との間の距離、鼻と口との間の距離をそれぞれ測定して、これら4つの測定値の比をとり、顔画像記憶部22に記憶されている顔画像データと照合を行い、それぞれの比が同じ、あるいは近い顔画像であれば、登録している顔画像であると判定するアルゴリズムを用いることができる。または、カメラ11によって撮影された顔画像を抽出して、この顔画像部分の拡大縮小処理を行い、顔画像記憶部22に記憶してある顔画像とサイズが合うようにして、画像を重ね合わせ、対応する部分の画素の差をとり、全て足し合わせた数値が、ある一定値以下であれば、登録されている画像であると判定し、一定値以上であれば未登録の顔画像であると判定するアルゴリズムを用いることもできる。
【0041】次に、上記構成のドアフォンシステムの動作について、図2に示すフローチャートを参照して説明する。
【0042】このドアフォンシステムでは、カメラ11により玄関先を常時撮影して、玄関先の画像を取得している(ステップS1)。ここで、画像認識部21は、取得した画像におけるフレーム当たりのシーンの変化を認識し、人物が写っているかどうかを判断する(ステップS2、ステップS3)。そして、人物が写っていると判断した場合(ステップS3でYESと判断した場合)には、照合部23により、そのときに顔画像認識部21で認識されている顔画像と、顔画像記憶部22に記憶されている顔画像とを照合する(ステップS4)。
【0043】この照合では、まず家族であるかどうかを判断し(ステップS5)、家族である場合(ステップS5でYESと判断された場合)には、ドアロック手段41を解錠する(ステップS6)。
【0044】一方、家族でない場合(ステップS5でNOと判断された場合)には、その他の登録パターン(友人や知人等)と照合し(ステップS7)、その登録パターンに対応する応答を、ドアフォン子機1のスピーカ13から音声にて出力し、またはドアフォン子機1の表示部14に文字にて表示する(ステップS8)。例えば、訪問者が酒屋の人である場合には、図3に示す認識/応答データベースに記載されている応答1の内容に従い、ドアフォン子機1のスピーカ13から「××さんご苦労さまです。しばらくお待ち下さい。」といった音声を出力する。または、同様のメッセージを表示部14に表示する。この場合、応答モードが(室外+室内)となっているので、ドアフォン親機2のスピーカ29からも同様の音声を出力することにより、酒屋の人が訪ねてきたことを使用者にも知らせることになる。
【0045】一方、ステップS7にて、その他の登録パターンとも一致しない場合(NOと判断された場合)には、訪問者が未登録者であるので、制御部24は、ドアロック手段41のロック状態を確認して、ロックされていない場合にはドアをロック(施錠)するとともに、ドアフォン親機2のスピーカ29から未登録の訪問者であることを通知する(ステップS9)。
【0046】また、制御部24では、この時点でタイマー部25を作動させ、一定時間(例えば1分等)の計測を開始する(ステップS10)。そして、一定時間を経過する前に、ドアフォン子機1の呼び出しボタン15が押されないままドアが開けられたどうかを監視する(ステップS11、ステップS12)。その結果、一定時間を経過する前に、ドアフォン子機1の呼び出しボタン15が押されないままドアが開けられた場合(すなわち、ステップS11でNO、ステップS12でYESと判断された場合)には、警報動作を実行する(ステップS13)。
【0047】警報動作としては、例えば、ドアフォン子機1のスピーカ13から警告音を出力する。または、特定の場所の端末装置51に警報信号を送信する等が考えられる。ここで、特定の場所の端末装置51としては、例えば契約に基づくセキュリティ管理会社の端末装置であってもよいし、例えば外出先の特定の端末装置であってもよいし、外出中の使用者の所有する携帯電話機であってもよい。
【0048】このような訪問者に対する照合と応答とを行った後、制御部24は、その訪問者の画像を、撮影日時とともに顔画像履歴記憶部26に追加記憶する(ステップS14)。なお、使用者は、顔画像記憶部22に記憶されている顔画像データベースや応答データ記憶部27に記憶されている認識/応答データベースなどの修正や追加を行う場合には、必要に応じてこれらデータベースの修正、追加を行う(ステップS15、ステップS16)。
【0049】なお、上記実施形態では、ステップS5で家族であると判断された場合には、ステップS6でドアロック手段41を直ちに解錠するようにしているが、ステップS5で家族であると判断された場合には、次に、その人物に対応したドアロック解除コード(例えば、4桁の暗証番号等)がドアフォン子機1のキー入力部16から入力されることを条件として、ドアロック手段41を解錠制御するようにしてもよい。このようにすると、セキュリティ性がより向上することになる。
【0050】
【発明の効果】本発明のドアフォンシステムは、玄関に接近してきた訪問者を撮影する撮像装置を備えたドアフォン子機と、撮像装置で撮影された画像より人物の顔画像を認識する認識手段を備えたドアフォン親機とからなり、ドアフォン親機は、予め登録された種々の顔画像を記憶する顔画像記憶手段と、認識手段により認識された顔画像と顔画像記憶手段に記憶されている顔画像とを照合する照合手段とを備えた構成としている。これにより、撮像装置で常時撮影を行っていれば、訪問者が呼び出しボタンを押す前に、その訪問者を特定することができるので、例えば訪問者が撮像装置を手で塞いだ状態で、または撮像装置の視野から外れた状態で呼び出しボタンを押す等のいたずらをした場合でも、すでに訪問者を特定できているので、そのようないたずらにも対応することができる。
【0051】また、本発明のドアフォンシステムによれば、ドアの施錠および解錠を行うドアロック手段と、照合手段の照合結果に基づいてドアロック手段の施錠または解錠を制御する錠制御手段とを備えた構成としたので、必要であれば、玄関まで行くことなく室内から解錠することができる。従って、使用者が訪問者を確認してから鍵を解除するまでの時間を短縮することができる。また、ドアの施錠を忘れている場合などには、玄関まで行くことなく施錠することができる。
【0052】また、本発明のドアフォンシステムによれば、錠制御手段は、照合手段での照合の結果、訪問者が予め登録された顔画像の人物と一致した場合には、ドアロック手段を解錠制御する構成としたので、使用者が訪問者を確認してから鍵を解除するまでの時間を短縮することができる。
【0053】また、本発明のドアフォンシステムによれば、錠制御手段は、照合手段での照合の結果、訪問者が予め登録された顔画像の人物と一致し、かつ、その人物に対応したドアロック解除コードがドアフォン子機から入力された場合には、ドアロック手段を解錠制御する構成としたので、画像確認ミスによるドアロックの解除や、暗証番号式のドアロックでは暗証番号が漏洩した場合に、許可された者以外の人物によるドアロックの解除を防止することができ、セキュリティ性を高めることができる。また、個人々々で覚え易い暗証番号を設定できるので、暗証番号忘れも防ぐことができる。
【0054】また、本発明のドアフォンシステムによれば、錠制御手段は、照合手段での照合の結果、訪問者が予め登録された顔画像の人物と一致しない場合には、ドアロック手段を施錠制御する構成としたので、知らない訪問者であった場合、ドアが開いている場合には自動的に施錠することができるので、不審者等の侵入を未然に防止することができる。
【0055】また、本発明のドアフォンシステムによれば、錠制御手段は、照合手段で訪問者を照合した後、予め設定された一定時間内に前記ドアフォン子機の呼び出しボタンが押されないままドアが開けられた場合には、警報動作を実行する構成としたので、不審者の侵入に対して警告を発することにより、不審者の侵入を未然に防止することができる。
【0056】また、本発明のドアフォンシステムによれば、照合手段で照合した人物の顔画像と撮影日時とを閲覧可能に記憶する顔画像履歴記憶手段を備えた構成としたので、いつ、どのような人物が訪問してきたかを、過去に逆上って画像で確認することができる。これにより、セキュリティ性も向上する。
【0057】また、本発明のドアフォンシステムによれば、ドアフォン子機は、音声で応答するスピーカおよび/または表示で応答する表示手段を備えており、ドアフォン親機は、照合手段での照合結果に対応した音声および/または表示による応答データを記憶する応答データ記憶手段と、照合手段での照合結果に基づき、応答データ記憶手段から対応する応答データを読み出して、ドアフォン子機のスピーカおよび/または表示手段に応答データを出力する応答データ出力制御手段とを備えた構成としたので、使用者は、全ての訪問者に対して自ら対応する必要はなく、必要な場合にのみ対応すればよい。
【0058】また、本発明のドアフォンシステムによれば、応答データ出力制御手段は、照合手段での照合結果に基づき、認識された訪問者に対応して、応答データをドアフォン子機またはドアフォン親機の両方もしくはいずれか一方に出力する応答モードを有する構成としたので、使用者は、全ての訪問者に対して自ら対応する必要はなく、必要な場合にのみ対応することができる。




 

 


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