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発明の名称 ビデオ無線送信機、ビデオ無線受信機及びビデオ無線送受信システム
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開2003−18480(P2003−18480A)
公開日 平成15年1月17日(2003.1.17)
出願番号 特願2001−202867(P2001−202867)
出願日 平成13年7月4日(2001.7.4)
代理人 【識別番号】100102277
【弁理士】
【氏名又は名称】佐々木 晴康 (外2名)
【テーマコード(参考)】
5C025
5K052
【Fターム(参考)】
5C025 AA01 AA25 AA28 AA29 BA30 DA01 
5K052 AA11 BB02 BB07 DD19 FF38
発明者 板垣 憲志 / 北川 順
要約 課題
通信信号の欠落や誤り率の劣化を防止し、映像及び音声を良好に送受信できるビデオ無線送受信システムを提供する。

解決手段
プリント基板30の一方の面において、第1の辺30aに近接して高周波送信回路部14を、第2の辺30bと第4の辺30dとの両辺に近接して送信側制御回路部15を、第3の辺30cと第4の辺30dとの両辺に近接して映像信号アナログ・デジタル変換回路部11を配設する。また、プリント基板30の他方の面において、第1の辺30aに近接して送信信号処理回路部13を、第2の辺30bと第4の辺30dとで挟まれた一隅に送信側基準信号発生回路部16を、第3の辺30cと第4の辺30dとで挟まれた一隅に送信側電源回路部17を、送信側基準信号発生回路部16と送信側電源回路部17に挟まれ第4の辺30dに近接して音声信号アナログ・デジタル変換回路部12を配設する。
特許請求の範囲
【請求項1】 入力されたアナログ映像信号をデジタル映像信号に変換する映像信号アナログ・デジタル変換回路部と、入力されたアナログ音声信号をデジタル音声信号に変換する音声信号アナログ・デジタル変換回路部と、前記デジタル映像信号及びデジタル音声信号をパケット化された送信ベースバンド信号に変換する送信信号処理回路部と、前記送信ベースバンド信号を高周波信号に変換する高周波送信回路部と、前記送信信号処理回路部の動作を制御する送信側制御回路部と、前記送信信号処理回路部及び高周波送信回路部に係わる基準信号を発生する送信側基準信号発生回路部と、前記各回路部に電源を供給する送信側電源回路部とを、略四角形状のプリント基板の表裏両面に配設してなるビデオ無線送信機であって、前記プリント基板の一方の面に、前記映像信号アナログ・デジタル変換回路部、高周波送信回路部及び送信側制御回路部が配設され、前記プリント基板の他方の面に、前記音声信号アナログ・デジタル変換回路部、送信信号処理回路部、送信側基準信号発生回路部及び送信側電源回路部が配設されていることを特徴とするビデオ無線送信機。
【請求項2】 前記プリント基板の一方の面において、前記プリント基板の第1の辺に近接して前記高周波送信回路部が配設され、前記第1の辺に隣り合う第2の辺と前記第1の辺に対向する第4の辺との両辺に近接して前記送信側制御回路部が配設され、前記第1の辺に隣り合う第3の辺と前記第1の辺に対向する第4の辺との両辺に近接して前記映像信号アナログ・デジタル変換回路部が配設されていることを特徴とする請求項1記載のビデオ無線送信機。
【請求項3】 前記プリント基板の他方の面において、前記プリント基板の第1の辺に近接して前記送信信号処理回路部が配設され、前記第1の辺に隣り合う第2の辺と前記第1の辺に対向する第4の辺とで挟まれた一隅に前記送信側基準信号発生回路部が配設され、前記第1の辺に隣り合う第3の辺と前記第1の辺に対向する第4の辺とで挟まれた一隅に前記送信側電源回路部が配設され、前記送信側基準信号発生回路部と前記送信側電源回路部に挟まれ前記第4の辺に近接して前記音声信号アナログ・デジタル変換回路部が配設されていることを特徴とする請求項1または2に記載のビデオ無線送信機。
【請求項4】 前記プリント基板は、表面層と、複数の中間層と、裏面層とからなる積層基板であって、前記表面層に前記映像信号アナログ・デジタル変換回路部、高周波送信回路部及び送信側制御回路部が配設され、前記裏面層に前記音声信号アナログ・デジタル変換回路部、送信信号処理回路部、送信側基準信号発生回路部及び送信側電源回路部が配設され、前記複数の中間層の少なくとも1層に、前記各回路部に係わるアースパターンが配設されていることを特徴とする請求項1から3までのいずれか1項に記載のビデオ無線送信機。
【請求項5】 前記表面層と前記アースパターンが配設された中間層とに挟まれた他の中間層の少なくとも1層に、前記送信側電源回路部が電源を供給する各回路部との接続に係わる電源パターンが配設されていることを特徴とする請求項4記載のビデオ無線送信機。
【請求項6】 前記裏面層と前記アースパターンが配設された中間層とに挟まれた他の中間層の少なくとも1層に、前記送信信号処理回路部に係わる信号パターンが配設されていることを特徴とする請求項4または5に記載のビデオ無線送信機。
【請求項7】 入力された高周波信号をパケット化された受信ベースバンド信号に変換する高周波受信回路部と、前記パケット化された受信ベースバンド信号をもとのデジタル映像信号及びデジタル音声信号に変換する受信信号処理回路部と、前記デジタル映像信号をアナログ映像信号に変換する映像信号デジタル・アナログ変換回路部と、前記デジタル音声信号をアナログ音声信号に変換する音声信号デジタル・アナログ変換回路部と、前記受信信号処理回路部の動作を制御する受信側制御回路部と、前記受信信号処理回路部及び高周波受信路部に係わる基準信号を発生する受信側基準信号発生回路部と、前記各回路部に電源を供給する受信側電源回路部とを、略四角形状のプリント基板の表裏両面に配設してなるビデオ無線受信機であって、前記プリント基板の一方の面に、前記高周波受信回路部、映像信号デジタル・アナログ変換回路部及び受信側制御回路部が配設され、前記プリント基板の他方の面に、前記受信信号処理回路部、音声信号デジタル・アナログ変換回路部、受信側基準信号発生回路部及び受信側電源回路部が配設されていることを特徴とするビデオ無線受信機。
【請求項8】 前記プリント基板の一方の面において、前記プリント基板の第1の辺に近接して前記高周波受信回路部が配設され、前記第1の辺に隣り合う第2の辺と前記第1の辺に対向する第4の辺との両辺に近接して前記受信側制御回路部が配設され、前記第1の辺に隣り合う第3の辺と前記第1の辺に対向する第4の辺との両辺に近接して前記映像信号デジタル・アナログ変換回路部が配設されていることを特徴とする請求項7記載のビデオ無線受信機。
【請求項9】 前記プリント基板の他方の面において、前記プリント基板の第1の辺に近接して前記受信信号処理回路部が配設され、前記第1の辺に隣り合う第2の辺と前記第1の辺に対向する第4の辺とで挟まれた一隅に前記受信側基準信号発生回路部が配設され、前記第1の辺に隣り合う第3の辺と前記第1の辺に対向する第4の辺とで挟まれた一隅に前記受信側電源回路部が配設され、前記受信側基準信号発生回路部と前記受信側電源回路部に挟まれ前記第4の辺に近接して前記音声信号デジタル・アナログ変換回路部が配設されていることを特徴とする請求項7または8に記載のビデオ無線受信機。
【請求項10】 前記プリント基板は、表面層と、複数の中間層と、裏面層とからなる積層基板であって、前記表面層に前記高周波受信回路部、映像信号デジタル・アナログ変換回路部及び受信側制御回路部が配設され、前記裏面層に前記受信信号処理回路部、音声信号デジタル・アナログ変換回路部、受信側基準信号発生回路部及び受信側電源回路部が配設され、前記複数の中間層の少なくとも1層に、前記各回路部に係わるアースパターンが配設されていることを特徴とする請求項7から9までのいずれか1項に記載のビデオ無線受信機。
【請求項11】 前記表面層と前記アースパターンが配設された中間層とに挟まれた他の中間層の少なくとも1層に、前記受信側電源回路部が電源を供給する各回路部との接続に係わる電源パターンが配設されていることを特徴とする請求項10記載のビデオ無線受信機。
【請求項12】 前記裏面層と前記アースパターンが配設された中間層とに挟まれた他の中間層の少なくとも1層に、前記受信信号処理回路部に係わる信号パターンが配設されていることを特徴とする請求項10または11に記載のビデオ無線受信機。
【請求項13】 請求項1から6までのいずれか1項に記載のビデオ無線送信機と、請求項7から12までのいずれか1項に記載のビデオ無線受信機とで構成されていることを特徴とするビデオ無線送受信システム。
発明の詳細な説明
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ビデオ信号を無線で送信するためのビデオ送信機と、前記無線で送信されたビデオ信号を受信するビデオ受信機とからなるビデオ無線送受信システムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】図6は、従来のビデオ無線送受信システムの概略的構成を示すブロック回路図である。図6の従来のビデオ無線通信システム50は、以下の回路構成からなる。ビデオ無線送受信システム50は、ビデオ無線送信機53とビデオ無線受信機56からなる。
【0003】そして、ビデオ無線送信機53の入力側には、例えばビデオテープレコーダー(VTR)52等が接続され、ビデオ無線送信機53の出力側には、アンテナ54が接続されている。また、ビデオ無線受信機56の入力側には、アンテナ55が接続され、ビデオ無線受信機56の出力側には、例えばテレビジョン(TV)57が接続されている。
【0004】次に、図6の従来のビデオ無線送受信システム50の動作について説明する。ビデオ無線送信機53において、ビデオテープレコーダー(VTR)52から出力された映像信号P及び音声信号Sは、ビデオ無線送信機53により高周波信号RFに変換されて、アンテナ54からビデオ無線受信機56へ送信される。
【0005】ビデオ無線受信機56において、ビデオ無線送信機53から送信された高周波信号RFをアンテナ55で受信する。受信した高周波信号RFは、ビデオ無線受信機56によりもとの映像信号P及び音声信号Sに変換される。この映像信号P及び音声信号Sは、テレビジョン(TV)57に入力され、映像と音声に変換される。
【0006】上述のように、ビデオ無線送受信システム50を用いることにより、例えばビデオテープレコーダー(VTR)52等の映像と音声を離れた場所に設置された例えばテレビジョン(TV)57等で視聴することができる。また、ビデオテープレコーダー(VTR)52に屋外アンテナを接続し、ビデオテープレコーダー(VTR)52において、テレビジョン放送を選局し、選局したテレビジョン放送の映像信号P及び音声信号Sを出力するようにしておけば、屋内でテレビジョン信号を良好に受信できない場所においても、テレビジョン(TV)57にて前記テレビジョン放送を視聴することができる。
【0007】また、映像信号P及び音声信号Sを、ビデオ無線送信機53から高周波信号RFでビデオ無線受信機56へ送信するために、例えば高周波信号RFの周波数帯域が2.4GHz帯であり、スペクトラム拡散(Spread Spectrum)技術を用いている。一般にスペクトラム拡散技術を利用した通信方式においては、送信側で映像信号P及び音声信号S等の入力ベースバンド信号が変調され、さらに拡散符号を使用してスペクトラム拡散された後、高周波信号RFとして送信される。そして、受信側で受信したスペクトラム拡散信号は、送信側と同一の拡散符号を使用して復調(逆拡散)されて、もとの映像信号P及び音声信号S等となる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従来技術では、以下に述べるような問題があった。すなわち、ビデオ無線送信機53及びビデオ無線受信機56の小型化を図るために、それぞれを構成する各回路を小面積の1つのプリント基板上に配設した場合、各回路間の信号の相互干渉、他回路からの異なる信号の混入等により、通信信号の欠落や誤り率の劣化を引き起こし、映像及び音声を良好に送受信できないという問題が生じていた。
【0009】また、上記問題を解決するために、構成する各回路を小面積の1つのプリント基板上にどのように配設するかを、ビデオ無線送信機53及びビデオ無線受信機56それぞれにおいて検討する必要があった。
【0010】本発明は、上記のような課題を解決するためになされたものであって、各回路を回路ブロック毎に分離し、プリント基板上での各回路ブロックの配設方法に工夫をこらすことにより、各回路間の信号の相互干渉及び他回路からの異なる信号の混入等を低減させることで通信信号の欠落や誤り率の劣化を防止し、映像及び音声を良好に送受信できるビデオ無線送受信システムを提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため、本発明は、入力されたアナログ映像信号をデジタル映像信号に変換する映像信号アナログ・デジタル変換回路部と、入力されたアナログ音声信号をデジタル音声信号に変換する音声信号アナログ・デジタル変換回路部と、前記デジタル映像信号及びデジタル音声信号をパケット化された送信ベースバンド信号に変換する送信信号処理回路部と、前記送信ベースバンド信号を高周波信号に変換する高周波送信回路部と、前記送信信号処理回路部の動作を制御する送信側制御回路部と、前記送信信号処理回路部及び高周波送信回路部に係わる基準信号を発生する送信側基準信号発生回路部と、前記各回路部に電源を供給する送信側電源回路部とを、略四角形状のプリント基板の表裏両面に配設してなるビデオ無線送信機であって、前記プリント基板の一方の面に、前記映像信号アナログ・デジタル変換回路部、高周波送信回路部及び送信側制御回路部が配設され、前記プリント基板の他方の面に、前記音声信号アナログ・デジタル変換回路部、送信信号処理回路部、送信側基準信号発生回路部及び送信側電源回路部が配設されていることを特徴とするものである。
【0012】また、本発明は、前記プリント基板の一方の面において、前記プリント基板の第1の辺に近接して前記高周波送信回路部が配設され、前記第1の辺に隣り合う第2の辺と前記第1の辺に対向する第4の辺との両辺に近接して前記送信側制御回路部が配設され、前記第1の辺に隣り合う第3の辺と前記第1の辺に対向する第4の辺との両辺に近接して前記映像信号アナログ・デジタル変換回路部が配設されていることを特徴とするものである。
【0013】また、本発明は、前記プリント基板の他方の面において、前記プリント基板の第1の辺に近接して前記送信信号処理回路部が配設され、前記第1の辺に隣り合う第2の辺と前記第1の辺に対向する第4の辺とで挟まれた一隅に前記送信側基準信号発生回路部が配設され、前記第1の辺に隣り合う第3の辺と前記第1の辺に対向する第4の辺とで挟まれた一隅に前記送信側電源回路部が配設され、前記送信側基準信号発生回路部と前記送信側電源回路部に挟まれ前記第4の辺に近接して前記音声信号アナログ・デジタル変換回路部が配設されていることを特徴とするものである。
【0014】また、本発明は、前記プリント基板が、表面層と、複数の中間層と、裏面層とからなる積層基板であって、前記表面層に前記映像信号アナログ・デジタル変換回路部、高周波送信回路部及び送信側制御回路部が配設され、前記裏面層に前記音声信号アナログ・デジタル変換回路部、送信信号処理回路部、送信側基準信号発生回路部及び送信側電源回路部が配設され、前記複数の中間層の少なくとも1層に、前記各回路部に係わるアースパターンが配設されていることを特徴とするものである。
【0015】また、本発明は、前記表面層と前記アースパターンが配設された中間層とに挟まれた他の中間層の少なくとも1層に、前記送信側電源回路部が電源を供給する各回路部との接続に係わる電源パターンが配設されていることを特徴とするものである。
【0016】また、本発明は、前記裏面層と前記アースパターンが配設された中間層とに挟まれた他の中間層の少なくとも1層に、前記送信信号処理回路部に係わる信号パターンが配設されていることを特徴とするものである。
【0017】また、本発明は、入力された高周波信号をパケット化された受信ベースバンド信号に変換する高周波受信回路部と、前記パケット化された受信ベースバンド信号をもとのデジタル映像信号及びデジタル音声信号に変換する受信信号処理回路部と、前記デジタル映像信号をアナログ映像信号に変換する映像信号デジタル・アナログ変換回路部と、前記デジタル音声信号をアナログ音声信号に変換する音声信号デジタル・アナログ変換回路部と、前記受信信号処理回路部の動作を制御する受信側制御回路部と、前記受信信号処理回路部及び高周波受信路部に係わる基準信号を発生する受信側基準信号発生回路部と、前記各回路部に電源を供給する受信側電源回路部とを、略四角形状のプリント基板の表裏両面に配設してなるビデオ無線受信機であって、前記プリント基板の一方の面に、前記高周波受信回路部、映像信号デジタル・アナログ変換回路部及び受信側制御回路部が配設され、前記プリント基板の他方の面に、前記受信信号処理回路部、音声信号デジタル・アナログ変換回路部、受信側基準信号発生回路部及び受信側電源回路部が配設されていることを特徴とするものである。
【0018】また、本発明は、前記プリント基板の一方の面において、前記プリント基板の第1の辺に近接して前記高周波受信回路部が配設され、前記第1の辺に隣り合う第2の辺と前記第1の辺に対向する第4の辺との両辺に近接して前記受信側制御回路部が配設され、前記第1の辺に隣り合う第3の辺と前記第1の辺に対向する第4の辺との両辺に近接して前記映像信号デジタル・アナログ変換回路部が配設されていることを特徴とするものである。
【0019】また、本発明は、前記プリント基板の他方の面において、前記プリント基板の第1の辺に近接して前記受信信号処理回路部が配設され、前記第1の辺に隣り合う第2の辺と前記第1の辺に対向する第4の辺とで挟まれた一隅に前記受信側基準信号発生回路部が配設され、前記第1の辺に隣り合う第3の辺と前記第1の辺に対向する第4の辺とで挟まれた一隅に前記受信側電源回路部が配設され、前記受信側基準信号発生回路部と前記受信側電源回路部に挟まれ前記第4の辺に近接して前記音声信号デジタル・アナログ変換回路部が配設されていることを特徴とするものである。
【0020】また、本発明は、前記プリント基板が、表面層と、複数の中間層と、裏面層とからなる積層基板であって、前記表面層に前記高周波受信回路部、映像信号デジタル・アナログ変換回路部及び受信側制御回路部が配設され、前記裏面層に前記受信信号処理回路部、音声信号デジタル・アナログ変換回路部、受信側基準信号発生回路部及び受信側電源回路部が配設され、前記複数の中間層の少なくとも1層に、前記各回路部に係わるアースパターンが配設されていることを特徴とするものである。
【0021】また、本発明は、前記表面層と前記アースパターンが配設された中間層とに挟まれた他の中間層の少なくとも1層に、前記受信側電源回路部が電源を供給する各回路部との接続に係わる電源パターンが配設されていることを特徴とするものである。
【0022】また、本発明は、前記裏面層と前記アースパターンが配設された中間層とに挟まれた他の中間層の少なくとも1層に、前記受信信号処理回路部に係わる信号パターンが配設されていることを特徴とするものである。
【0023】また、本発明のビデオ無線送受信システムは、前記ビデオ無線送信機と、前記ビデオ無線受信機とで構成されていることを特徴とするものである。
【0024】
【発明の実施の形態】図1は、本発明の実施形態に係わるビデオ無線送信機のプリント基板上の各回路の配設を示す略示図であり、図2は、本発明の実施形態に係わるビデオ無線送信機の概略的構成を示すブロック回路図である。以下、本発明の実施形態について、図1及び図2を参照して説明する。
【0025】図2は、本実施形態のビデオ無線送信機10の概略的構成を示すブロック回路図である。図2の本実施形態のビデオ無線送信機10は、以下の回路構成からなる。ビデオ無線送信機10は、映像信号アナログ・デジタル変換回路部11、音声信号アナログ・デジタル変換回路部12、送信信号処理回路部13、高周波送信回路部14、送信側制御回路部15、送信側基準信号発生回路部16、送信側電源回路部17、アンテナ18及び入力端子19a、19bからなる。
【0026】入力端子19aは、映像信号アナログ・デジタル変換回路部11の入力側に接続され、映像信号アナログ・デジタル変換回路部11の出力側は、送信信号処理回路部13の入力側に接続される。また、入力端子19bは、音声信号アナログ・デジタル変換回路部12の入力側に接続され、音声信号アナログ・デジタル変換回路部12の出力側は、送信信号処理回路部13の入力側に接続されている。
【0027】また、送信信号処理回路部13の出力側は、高周波送信回路部14の入力側に接続され、高周波送信回路部14の出力側は、アンテナ18に接続されている。また、送信側制御回路部15が、送信信号処理回路部13に接続され、送信側基準信号発生回路部16が、送信信号処理回路部13及び高周波送信回路部14に接続されている。
【0028】そして、送信側電源回路部17が、映像信号アナログ・デジタル変換回路部11、音声信号アナログ・デジタル変換回路部12、送信信号処理回路部13、高周波送信回路部14、送信側制御回路部15及び送信側基準信号発生回路部16のそれぞれに接続されている。
【0029】次に、図2の本実施形態のビデオ無線送信機10の動作について説明する。ビデオ無線送信機10において、入力端子19aから入力されたアナログ映像信号は、映像信号アナログ・デジタル変換回路部11によってデジタル映像信号に変換される。また、入力端子19bから入力されたアナログ音声信号は、音声信号アナログ・デジタル変換回路部12によってデジタル音声信号に変換される。
【0030】前記デジタル映像信号及びデジタル音声信号は、送信信号処理回路部13によって、パケット化された送信ベースバンド信号に変換される。そして、前記送信ベースバンド信号は、高周波送信回路部14によって高周波信号に変換されて、アンテナ18から後述するビデオ無線受信機20へ送信される。
【0031】また、送信側制御回路部15は、送信信号処理回路部13の動作を制御し、送信側基準信号発生回路部16は、送信信号処理回路部13及び高周波送信回路部14に係わる基準信号(例えば44MHz)を発生する。また、送信側電源回路部17は、映像信号アナログ・デジタル変換回路部11、音声信号アナログ・デジタル変換回路部12、送信信号処理回路部13、高周波送信回路部14、送信側制御回路部15及び送信側基準信号発生回路部16のそれぞれに電源を供給している。
【0032】上述のように、ビデオ無線送信機10において、入力端子19a、19bに、例えばビデオテープレコーダー等(図示しない)を接続することにより、前記ビデオテープレコーダー等(図示しない)の映像と音声を離れた場所に設置された後述するビデオ無線受信機20へ送信することができる。
【0033】また、前記アナログ映像信号及びアナログ音声信号を、ビデオ無線送信機10から高周波信号で後述するビデオ無線受信機20へ送信するために、例えば高周波信号の周波数帯域が2.4GHz帯であり、スペクトラム拡散(SpreadSpectrum)技術を用いている。一般にスペクトラム拡散技術を利用した通信方式においては、送信側でアナログ映像信号及びアナログ音声信号等の入力ベースバンド信号が変調され、さらに拡散符号を使用してスペクトラム拡散された後、高周波信号として送信される。そして、受信側で受信したスペクトラム拡散信号は、送信側と同一の拡散符号を使用して復調(逆拡散)されて、もとのアナログ映像信号及びアナログ音声信号等となる。
【0034】図1は、本実施形態のビデオ無線送信機のプリント基板上の各回路の配設を示す略示図であり、(a)は前記プリント基板の一方の面から見た平面図であり、(b)は前記プリント基板の一部分を拡大した断面図であり、(c)は前記プリント基板の他方の面から見た平面図である。次に、図1を用いて、本実施形態のビデオ無線送信機10のプリント基板30上における各回路の配設について説明する。
【0035】図1(a)及び図1(c)は、図2で説明したビデオ無線送信機10と同じ回路構成を、略四角形状のプリント基板30の表裏両面に配設した様子を示したものである。図1(a)に示すプリント基板30の一方の面に、映像信号アナログ・デジタル変換回路部11、高周波送信回路部14及び送信側制御回路部15が配設され、図1(c)に示すプリント基板30の他方の面に、音声信号アナログ・デジタル変換回路部12、送信信号処理回路部13、送信側基準信号発生回路部16及び送信側電源回路部17が配設されている。
【0036】すなわち、高周波送信回路部14とデジタル信号を扱う送信信号処理回路部13とをプリント基板30の表裏に分離配設することにより、送信信号処理回路部13から発生するデジタル信号ノイズが高周波送信回路部14に混入することを低減できる。
【0037】また、高周波送信回路部14と前記基準信号(例えば44MHz)を発生する送信側基準信号発生回路部16とをプリント基板30の表裏に分離配設することにより、送信側基準信号発生回路部16から発生する基準信号(例えば44MHz)及びその高調波成分ノイズが高周波送信回路部14に混入することを低減できる。
【0038】また、高周波送信回路部14と送信側電源回路部17とをプリント基板30の表裏に分離配設することにより、送信側電源回路部17から発生する電源ノイズが高周波送信回路部14に混入することを低減できる。さらに、送信側電源回路部17が接続される外部電源(図示しない)からの外部電源ノイズが高周波送信回路部14に混入することを低減できる。
【0039】また、映像信号アナログ・デジタル変換回路部11と音声信号アナログ・デジタル変換回路部12とをプリント基板30の表裏に分離配設することにより、映像信号と音声信号との間の相互干渉を低減できる。
【0040】図1(a)に示すプリント基板30の一方の面において、プリント基板30の第1の辺30aに近接して高周波送信回路部14が配設され、第1の辺30aに隣り合う第2の辺30bと第1の辺30aに対向する第4の辺30dとの両辺に近接して送信側制御回路部15が配設され、第1の辺30aに隣り合う第3の辺30cと第1の辺30aに対向する第4の辺30dとの両辺に近接して映像信号アナログ・デジタル変換回路部11が配設されている。
【0041】すなわち、高周波送信回路部14を第1の辺30a側に、送信側制御回路部15及び映像信号アナログ・デジタル変換回路部11を第1の辺30aに対向する第4の辺30d側に、それぞれ分離配設することにより、送信側制御回路部15及び映像信号アナログ・デジタル変換回路部11から発生するデジタル信号ノイズが高周波送信回路部14に混入することを低減できる。
【0042】図1(c)に示すプリント基板30の他方の面において、プリント基板30の第1の辺30aに近接して送信信号処理回路部13が配設され、第1の辺30aに隣り合う第2の辺30bと第1の辺30aに対向する第4の辺30dとで挟まれた一隅に送信側基準信号発生回路部16が配設され、第1の辺30aに隣り合う第3の辺30cと第1の辺30aに対向する第4の辺30dとで挟まれた一隅に送信側電源回路部17が配設され、送信側基準信号発生回路部16と送信側電源回路部17に挟まれ第4の辺30dに近接して音声信号アナログ・デジタル変換回路部12が配設されている。
【0043】すなわち、送信信号処理回路部13を第1の辺30a側に、音声信号アナログ・デジタル変換回路部12を第1の辺30aに対向する第4の辺30d側に、それぞれ分離配設することにより、送信信号処理回路部13から発生するデジタル信号ノイズが音声信号アナログ・デジタル変換回路部12に混入することを低減できる。
【0044】また、送信信号処理回路部13を第1の辺30a側に、送信側電源回路部17を第1の辺30aに対向する第4の辺30d側に、それぞれ分離配設することにより、送信信号処理回路部13から発生するデジタル信号ノイズが送信側電源回路部17を介して送信側電源回路部17に接続される外部電源(図示しない)への漏れを低減できるとともに、外部電源(図示しない)からの外部電源ノイズが送信信号処理回路部13に混入することを低減できる。
【0045】また、送信側基準信号発生回路部16を第2の辺30bと第4の辺30dとで挟まれた一隅に配設し、送信側電源回路部17を第3の辺30cと第4の辺30dとで挟まれた一隅に配設し、送信側基準信号発生回路部16と送信側電源回路部17との間隔を第4の辺30d側で最大限離すことにより、送信側基準信号発生回路部16から発生する基準信号(例えば44MHz)及びその高調波成分ノイズが送信側電源回路部17を介して送信側電源回路部17に接続される外部電源(図示しない)への漏れを低減できるとともに、外部電源(図示しない)からの外部電源ノイズが送信側基準信号発生回路部16に混入することを低減できる。
【0046】図1(b)はプリント基板30の一部分を拡大した断面図であり、プリント基板30を積層基板とした場合における各層間に配設されたパターンの様子を示したものである。プリント基板30は、表面層31と、複数の中間層32、33、34、35と、裏面層36とからなる積層基板であって、表面層31に映像信号アナログ・デジタル変換回路部11、高周波送信回路部14及び送信側制御回路部15が配設され、裏面層36に音声信号アナログ・デジタル変換回路部12、送信信号処理回路部13、送信側基準信号発生回路部16及び送信側電源回路部17が配設され、前記複数の中間層の少なくとも1層、図1(b)では、例えば中間層33に前記各回路部に係わるアースパターンが配設されている。そして、前記各回路部と前記アースパターンとは、スルホール孔(図示しない)で接続されている。
【0047】すなわち、表面層31に配設された映像信号アナログ・デジタル変換回路部11、高周波送信回路部14及び送信側制御回路部15と、裏面層36に配設された音声信号アナログ・デジタル変換回路部12、送信信号処理回路部13、送信側基準信号発生回路部16及び送信側電源回路部17とを、中間層33に配設された前記アースパターンにより電磁遮蔽することにより、プリント基板30の表裏両面にそれぞれ配設された回路間の分離効果をさらに高めるものである。
【0048】したがって、高周波送信回路部14とデジタル信号を扱う送信信号処理回路部13とをプリント基板30の表裏に分離配設し、さらに前記アースパターンにより電磁遮蔽することにより、送信信号処理回路部13から発生するデジタル信号ノイズが高周波送信回路部14に混入することをより効果的に低減できる。
【0049】また、高周波送信回路部14と前記基準信号(例えば44MHz)を発生する送信側基準信号発生回路部16とをプリント基板30の表裏に分離配設し、さらに前記アースパターンにより電磁遮蔽することにより、送信側基準信号発生回路部16から発生する基準信号(例えば44MHz)及びその高調波成分ノイズが高周波送信回路部14に混入することをより効果的に低減できる。
【0050】また、高周波送信回路部14と送信側電源回路部17とをプリント基板30の表裏に分離配設し、さらに前記アースパターンにより電磁遮蔽することにより、送信側電源回路部17から発生する電源ノイズが高周波送信回路部14に混入することをより効果的に低減できる。さらに、送信側電源回路部17が接続される外部電源(図示しない)からの外部電源ノイズが高周波送信回路部14に混入することをより効果的に低減できる。
【0051】また、映像信号アナログ・デジタル変換回路部11と音声信号アナログ・デジタル変換回路部12とをプリント基板30の表裏に分離配設し、さらに前記アースパターンにより電磁遮蔽することにより、映像信号と音声信号との間の相互干渉をより効果的に低減できる。
【0052】図1(b)において、表面層31と前記アースパターンが配設された中間層33とに挟まれた他の中間層の少なくとも1層、図1(b)では、例えば中間層32に、前記送信側電源回路部17が電源を供給する各回路部との接続に係わる電源パターンが配設されている。そして、送信側電源回路部17と前記電源パターンとは、スルホール孔(図示しない)で接続されている。
【0053】すなわち、表面層31に配設された映像信号アナログ・デジタル変換回路部11、高周波送信回路部14及び送信側制御回路部15と、裏面層36に配設された音声信号アナログ・デジタル変換回路部12、送信信号処理回路部13、送信側基準信号発生回路部16及び送信側電源回路部17とを、中間層33に配設された前記アースパターン及び中間層32に配設された前記電源パターンの両パターンにより2重に電磁遮蔽することにより、プリント基板30の表裏両面にそれぞれ配設された回路間の分離効果をさらに高めるものである。
【0054】したがって、高周波送信回路部14とデジタル信号を扱う送信信号処理回路部13とをプリント基板30の表裏に分離配設し、さらに前記アースパターン及び前記電源パターンの両パターンにより2重に電磁遮蔽することにより、送信信号処理回路部13から発生するデジタル信号ノイズが高周波送信回路部14に混入することをより効果的に低減できる。
【0055】また、高周波送信回路部14と前記基準信号(例えば44MHz)を発生する送信側基準信号発生回路部16とをプリント基板30の表裏に分離配設し、さらに前記アースパターン及び前記電源パターンの両パターンにより2重に電磁遮蔽することにより、送信側基準信号発生回路部16から発生する基準信号(例えば44MHz)及びその高調波成分ノイズが高周波送信回路部14に混入することをより効果的に低減できる。
【0056】また、高周波送信回路部14と送信側電源回路部17とをプリント基板30の表裏に分離配設し、さらに前記アースパターン及び前記電源パターンの両パターンにより2重に電磁遮蔽することにより、送信側電源回路部17から発生する電源ノイズが高周波送信回路部14に混入することをより効果的に低減できる。さらに、送信側電源回路部17が接続される外部電源(図示しない)からの外部電源ノイズが高周波送信回路部14に混入することをより効果的に低減できる。
【0057】また、映像信号アナログ・デジタル変換回路部11と音声信号アナログ・デジタル変換回路部12とをプリント基板30の表裏に分離配設し、さらに前記アースパターン及び前記電源パターンの両パターンにより2重に電磁遮蔽することにより、映像信号と音声信号との間の相互干渉をより効果的に低減できる。
【0058】図1(b)において、裏面層36と前記アースパターンが配設された中間層33とに挟まれた他の中間層の少なくとも1層、図1(b)では、例えば中間層35に送信信号処理回路部13に係わる信号パターンが配設されている。そして、送信信号処理回路部13と前記信号パターンとは、スルホール孔(図示しない)で接続されている。
【0059】すなわち、デジタル信号を扱う送信信号処理回路部13に係わる信号パターンを中間層35に配設することにより、前記信号パターンから放射されるデジタル信号ノイズを低減することができる。
【0060】図3は、本発明の実施形態に係わるビデオ無線受信機のプリント基板上の各回路の配設を示す略示図であり、図4は、本発明の実施形態に係わるビデオ無線受信機の概略的構成を示すブロック回路図である。以下、本発明の実施形態について、図3及び図4を参照して説明する。
【0061】図4は、本実施形態のビデオ無線受信機20の概略的構成を示すブロック回路図である。図4の本実施形態のビデオ無線受信機20は、以下の回路構成からなる。ビデオ無線受信機20は、映像信号デジタル・アナログ変換回路部21、音声信号デジタル・アナログ変換回路部22、受信信号処理回路部23、高周波受信回路部24、受信側制御回路部25、受信側基準信号発生回路部26、受信側電源回路部27、アンテナ28及び出力端子29a、29bからなる。
【0062】アンテナ28は、高周波受信回路部24の入力側に接続され、高周波受信回路部24の出力側は、受信信号処理回路部23の入力側に接続されている。また、受信信号処理回路部23の出力側は、映像信号デジタル・アナログ変換回路部21及び音声信号デジタル・アナログ変換回路部22それぞれの入力側に接続されている。また、映像信号デジタル・アナログ変換回路部21の出力側は、出力端子29aに接続され、音声信号デジタル・アナログ変換回路部22の出力側は、出力端子29bに接続されている。
【0063】また、受信側制御回路部25が、受信信号処理回路部23に接続され、受信側基準信号発生回路部26が、受信信号処理回路部23及び高周波受信回路部24に接続されている。
【0064】そして、受信側電源回路部27が、映像信号デジタル・アナログ変換回路部21、音声信号デジタル・アナログ変換回路部22、受信信号処理回路部23、高周波受信回路部24、受信側制御回路部25及び受信側基準信号発生回路部26のそれぞれに接続されている。
【0065】次に、図4の本実施形態のビデオ無線受信機20の動作について説明する。ビデオ無線受信機20において、前述のビデオ無線送信機10からの高周波信号をアンテナ28から受信し、入力された高周波信号は、高周波受信回路部24によってパケット化された受信ベースバンド信号に変換される。前記パケット化された受信ベースバンド信号は、受信信号処理回路部23によってもとのデジタル映像信号及びデジタル音声信号に変換される。
【0066】前記デジタル映像信号は、映像信号デジタル・アナログ変換回路部21によってアナログ映像信号に変換されて出力端子29aより出力される。また、前記デジタル音声信号は、音声信号デジタル・アナログ変換回路部22によってアナログ音声信号に変換されて出力端子29bより出力される。
【0067】また、受信側制御回路部25は、受信信号処理回路部23の動作を制御し、受信側基準信号発生回路部26は、高周波受信回路部24及び受信信号処理回路部23に係わる基準信号(例えば44MHz)を発生する。また、受信側電源回路部27は、映像信号デジタル・アナログ変換回路部21、音声信号デジタル・アナログ変換回路部22、受信信号処理回路部23、高周波受信回路部24、受信側制御回路部25及び受信側基準信号発生回路部26のそれぞれに電源を供給している。
【0068】上述のように、ビデオ無線受信機20において、出力端子29a、29bに、例えばテレビジョン等(図示しない)を接続することにより、離れた場所に設置された前述のビデオ無線送信機10から送信された映像と音声を視聴することができる。
【0069】また、前述のビデオ無線送信機10とビデオ無線受信機20との間の通信方式として、例えば高周波信号の周波数帯域が2.4GHz帯であり、スペクトラム拡散(Spread Spectrum)技術を用いている。一般にスペクトラム拡散技術を利用した通信方式においては、送信側でアナログ映像信号及びアナログ音声信号等の入力ベースバンド信号が変調され、さらに拡散符号を使用してスペクトラム拡散された後、高周波信号として送信される。そして、受信側で受信したスペクトラム拡散信号は、送信側と同一の拡散符号を使用して復調(逆拡散)されて、もとのアナログ映像信号及びアナログ音声信号等となる。
【0070】図3は、本実施形態のビデオ無線受信機のプリント基板上の各回路の配設を示す略示図であり、(a)は前記プリント基板の一方の面から見た平面図であり、(b)は前記プリント基板の一部分を拡大した断面図であり、(c)は前記プリント基板の他方の面から見た平面図である。次に、図3を用いて、本実施形態のビデオ無線受信機20のプリント基板40上における各回路の配設について説明する。
【0071】図3(a)及び図3(c)は、図4で説明したビデオ無線受信機20と同じ回路構成を、略四角形状のプリント基板40の表裏両面に配設した様子を示したものである。図3(a)に示すプリント基板40の一方の面に、映像信号デジタル・アナログ変換回路部21、高周波受信回路部24及び受信側制御回路部25が配設され、図3(c)に示すプリント基板40の他方の面に、音声信号デジタル・アナログ変換回路部22、受信信号処理回路部23、受信側基準信号発生回路部26及び受信側電源回路部27が配設されている。
【0072】すなわち、高周波受信回路部24とデジタル信号を扱う受信信号処理回路部23とをプリント基板40の表裏に分離配設することにより、受信信号処理回路部23から発生するデジタル信号ノイズが高周波受信回路部24に混入することを低減できる。
【0073】また、高周波受信回路部24と前記基準信号(例えば44MHz)を発生する受信側基準信号発生回路部26とをプリント基板40の表裏に分離配設することにより、受信側基準信号発生回路部26から発生する基準信号(例えば44MHz)及びその高調波成分ノイズが高周波受信回路部24に混入することを低減できる。
【0074】また、高周波受信回路部24と受信側電源回路部27とをプリント基板40の表裏に分離配設することにより、受信側電源回路部27から発生する電源ノイズが高周波受信回路部24に混入することを低減できる。さらに、受信側電源回路部27が接続される外部電源(図示しない)からの外部電源ノイズが高周波受信回路部24に混入することを低減できる。
【0075】また、映像信号デジタル・アナログ変換回路部21と音声信号デジタル・アナログ変換回路部22とをプリント基板40の表裏に分離配設することにより、映像信号と音声信号との間の相互干渉を低減できる。
【0076】図3(a)に示すプリント基板40の一方の面において、プリント基板40の第1の辺40aに近接して高周波受信回路部24が配設され、第1の辺40aに隣り合う第2の辺40bと第1の辺40aに対向する第4の辺40dとの両辺に近接して受信側制御回路部25が配設され、第1の辺40aに隣り合う第3の辺40cと第1の辺40aに対向する第4の辺40dとの両辺に近接して映像信号デジタル・アナログ変換回路部21が配設されている。
【0077】すなわち、高周波受信回路部24を第1の辺40a側に、受信側制御回路部25及び映像信号デジタル・アナログ変換回路部21を第1の辺40aに対向する第4の辺40d側に、それぞれ分離配設することにより、受信側制御回路部25及び映像信号デジタル・アナログ変換回路部21から発生するデジタル信号ノイズが高周波受信回路部24に混入することを低減できる。
【0078】図3(c)に示すプリント基板40の他方の面において、プリント基板40の第1の辺40aに近接して受信信号処理回路部23が配設され、第1の辺40aに隣り合う第2の辺40bと第1の辺40aに対向する第4の辺40dとで挟まれた一隅に受信側基準信号発生回路部26が配設され、第1の辺40aに隣り合う第3の辺40cと第1の辺40aに対向する第4の辺40dとで挟まれた一隅に受信側電源回路部27が配設され、受信側基準信号発生回路部26と受信側電源回路部27に挟まれ第4の辺40dに近接して音声信号デジタル・アナログ変換回路部22が配設されている。
【0079】すなわち、受信信号処理回路部23を第1の辺40a側に、音声信号デジタル・アナログ変換回路部22を第1の辺40aに対向する第4の辺40d側に、それぞれ分離配設することにより、受信信号処理回路部23から発生するデジタル信号ノイズが音声信号デジタル・アナログ変換回路部22に混入することを低減できる。
【0080】また、受信信号処理回路部23を第1の辺40a側に、受信側電源回路部27を第1の辺40aに対向する第4の辺40d側に、それぞれ分離配設することにより、受信信号処理回路部23から発生するデジタル信号ノイズが受信側電源回路部27を介して受信側電源回路部27に接続される外部電源(図示しない)への漏れを低減できるとともに、外部電源(図示しない)からの外部電源ノイズが受信信号処理回路部23に混入することを低減できる。
【0081】また、受信側基準信号発生回路部26を第2の辺40bと第4の辺40dとで挟まれた一隅に配設し、受信側電源回路部27を第3の辺40cと第4の辺40dとで挟まれた一隅に配設し、受信側基準信号発生回路部26と受信側電源回路部27との間隔を第4の辺40d側で最大限離すことにより、受信側基準信号発生回路部26から発生する基準信号(例えば44MHz)及びその高調波成分ノイズが受信側電源回路部27を介して受信側電源回路部27に接続される外部電源(図示しない)への漏れを低減できるとともに、外部電源(図示しない)からの外部電源ノイズが受信側基準信号発生回路部26に混入することを低減できる。
【0082】図3(b)はプリント基板40の一部分を拡大した断面図であり、プリント基板40を積層基板とした場合における各層間に配設されたパターンの様子を示したものである。プリント基板40は、表面層41と、複数の中間層42、43、44、45と、裏面層46とからなる積層基板であって、表面層41に映像信号デジタル・アナログ変換回路部21、高周波受信回路部24及び受信側制御回路部25が配設され、裏面層46に音声信号デジタル・アナログ変換回路部22、受信信号処理回路部23、受信側基準信号発生回路部26及び受信側電源回路部27が配設され、前記複数の中間層の少なくとも1層、図3(b)では、例えば中間層43に前記各回路部に係わるアースパターンが配設されている。そして、前記各回路部と前記アースパターンとは、スルホール孔(図示しない)で接続されている。
【0083】すなわち、表面層41に配設された映像信号デジタル・アナログ変換回路部21、高周波受信回路部24及び受信側制御回路部25と、裏面層46に配設された音声信号デジタル・アナログ変換回路部22、受信信号処理回路部23、受信側基準信号発生回路部26及び受信側電源回路部27とを、中間層43に配設された前記アースパターンにより電磁遮蔽することにより、プリント基板40の表裏両面にそれぞれ配設された回路間の分離効果をさらに高めるものである。
【0084】したがって、高周波受信回路部24とデジタル信号を扱う受信信号処理回路部23とをプリント基板40の表裏に分離配設し、さらに前記アースパターンにより電磁遮蔽することにより、受信信号処理回路部23から発生するデジタル信号ノイズが高周波受信回路部24に混入することをより効果的に低減できる。
【0085】また、高周波受信回路部24と前記基準信号(例えば44MHz)を発生する受信側基準信号発生回路部26とをプリント基板40の表裏に分離配設し、さらに前記アースパターンにより電磁遮蔽することにより、受信側基準信号発生回路部26から発生する基準信号(例えば44MHz)及びその高調波成分ノイズが高周波受信回路部24に混入することをより効果的に低減できる。
【0086】また、高周波受信回路部24と受信側電源回路部27とをプリント基板40の表裏に分離配設し、さらに前記アースパターンにより電磁遮蔽することにより、受信側電源回路部27から発生する電源ノイズが高周波受信回路部24に混入することをより効果的に低減できる。さらに、受信側電源回路部27が接続される外部電源(図示しない)からの外部電源ノイズが高周波受信回路部24に混入することをより効果的に低減できる。
【0087】また、映像信号デジタル・アナログ変換回路部21と音声信号デジタル・アナログ変換回路部22とをプリント基板40の表裏に分離配設し、さらに前記アースパターンにより電磁遮蔽することにより、映像信号と音声信号との間の相互干渉をより効果的に低減できる。
【0088】図3(b)において、表面層41と前記アースパターンが配設された中間層43とに挟まれた他の中間層の少なくとも1層、図3(b)では、例えば中間層42に、前記受信側電源回路部27が電源を供給する各回路部との接続に係わる電源パターンが配設されている。そして、受信側電源回路部27と前記電源パターンとは、スルホール孔(図示しない)で接続されている。
【0089】すなわち、表面層41に配設された映像信号デジタル・アナログ変換回路部21、高周波受信回路部24及び受信側制御回路部25と、裏面層46に配設された音声信号デジタル・アナログ変換回路部22、受信信号処理回路部23、受信側基準信号発生回路部26及び受信側電源回路部27とを、中間層43に配設された前記アースパターン及び中間層42に配設された前記電源パターンの両パターンにより2重に電磁遮蔽することにより、プリント基板40の表裏両面にそれぞれ配設された回路間の分離効果をさらに高めるものである。
【0090】したがって、高周波受信回路部24とデジタル信号を扱う受信信号処理回路部23とをプリント基板40の表裏に分離配設し、さらに前記アースパターン及び前記電源パターンの両パターンにより2重に電磁遮蔽することにより、受信信号処理回路部43から発生するデジタル信号ノイズが高周波受信回路部24に混入することをより効果的に低減できる。
【0091】また、高周波受信回路部24と前記基準信号(例えば44MHz)を発生する受信側基準信号発生回路部26とをプリント基板40の表裏に分離配設し、さらに前記アースパターン及び前記電源パターンの両パターンにより2重に電磁遮蔽することにより、受信側基準信号発生回路部26から発生する基準信号(例えば44MHz)及びその高調波成分ノイズが高周波受信回路部24に混入することをより効果的に低減できる。
【0092】また、高周波受信回路部24と受信側電源回路部27とをプリント基板40の表裏に分離配設し、さらに前記アースパターン及び前記電源パターンの両パターンにより2重に電磁遮蔽することにより、受信側電源回路部27から発生する電源ノイズが高周波受信回路部24に混入することをより効果的に低減できる。さらに、受信側電源回路部27が接続される外部電源(図示しない)からの外部電源ノイズが高周波受信回路部24に混入することをより効果的に低減できる。
【0093】また、映像信号デジタル・アナログ変換回路部21と音声信号デジタル・アナログ変換回路部22とをプリント基板40の表裏に分離配設し、さらに前記アースパターン及び前記電源パターンの両パターンにより2重に電磁遮蔽することにより、映像信号と音声信号との間の相互干渉をより効果的に低減できる。
【0094】図3(b)において、裏面層46と前記アースパターンが配設された中間層43とに挟まれた他の中間層の少なくとも1層、図3(b)では、例えば中間層45に受信信号処理回路部23に係わる信号パターンが配設されている。そして、受信信号処理回路部23と前記信号パターンとは、スルホール孔(図示しない)で接続されている。
【0095】すなわち、デジタル信号を扱う受信信号処理回路部23に係わる信号パターンを中間層45に配設することにより、前記信号パターンから放射されるデジタル信号ノイズを低減することができる。
【0096】図5は、本発明の実施形態に係わるビデオ無線送受信システムの概略的構成を示すブロック回路図である。図5の本実施形態のビデオ無線送受信システム1は、図1及び図2を参照して説明した本実施形態のビデオ無線送信機10と、図3及び図4を参照して説明した本実施形態のビデオ無線受信機20とから構成されている。
【0097】したがって、ビデオ無線送信機10及びビデオ無線受信機20それぞれの回路構成、回路動作及び各回路のプリント基板上での配設等については、ビデオ無線送信機10が図1及び図2、ビデオ無線受信機20が図3及び図4で説明した内容と同じであり、同じ番号を付してビデオ無線送信機10及びビデオ無線受信機20個々の説明を省略し、図5のビデオ無線送受信システム1のシステムとしての動作について以下に説明する。
【0098】ビデオ無線送信機10において、入力端子19a、19bに、例えばビデオテープレコーダー等(図示しない)を接続することにより、前記ビデオテープレコーダー等(図示しない)の映像信号及び音声信号を高周波信号に変換し、アンテナ18から離れた場所に設置されたビデオ無線受信機20へ送信する。
【0099】また、ビデオ無線受信機20において、ビデオ無線送信機10から送信された高周波信号をアンテナ28で受信し、もとの映像信号及び音声信号に変換して出力端子29a、29bから出力する。そして、出力端子29a、29bに例えばテレビジョン等(図示しない)を接続することにより、前記ビデオテープレコーダー等(図示しない)の映像と音声を離れた場所に設置された前記テレビジョン等(図示しない)で視聴することができる。
【0100】また、前記ビデオテープレコーダー等(図示しない)に屋外アンテナを接続し、前記ビデオテープレコーダー等(図示しない)において、テレビジョン放送を選局し、選局したテレビジョン放送の映像信号及び音声信号を出力するようにしておけば、屋内でテレビジョン信号を良好に受信できない場所においても、前記テレビジョン等(図示しない)にて前記テレビジョン放送を視聴することができる。
【0101】また、ビデオ無線送信機10とビデオ無線受信機20との間の通信方式として、例えば高周波信号の周波数帯域が2.4GHz帯であり、スペクトラム拡散(Spread Spectrum)技術を用いている。一般にスペクトラム拡散技術を利用した通信方式においては、送信側でアナログ映像信号及びアナログ音声信号等の入力ベースバンド信号が変調され、さらに拡散符号を使用してスペクトラム拡散された後、高周波信号として送信される。そして、受信側で受信したスペクトラム拡散信号は、送信側と同一の拡散符号を使用して復調(逆拡散)されて、もとのアナログ映像信号及びアナログ音声信号等となる。
【0102】次に、図1のビデオ無線送信機10のプリント基板30上の各回路の配設を示す略示図と、図3のビデオ無線受信機20のプリント基板40上の各回路の配設を示す略示図とを参照して、それらの各回路の配設の様子について以下に説明する。図1のビデオ無線送信機10のプリント基板30上の各回路の配設と、図3のビデオ無線受信機20のプリント基板40上の各回路の配設とを比較する。
【0103】図1(a)のプリント基板30及び図3(a)のプリント基板40それぞれの一方の面において、映像信号アナログ・デジタル変換回路部11が映像信号デジタル・アナログ変換回路部21に、高周波送信回路部14が高周波受信回路部24に、送信側制御回路部15が受信側制御回路部25にそれぞれ対応して同じ位置に配設されている。
【0104】また、図1(c)のプリント基板30及び図3(c)のプリント基板40それぞれの他方の面において、音声信号アナログ・デジタル変換回路部12が音声信号デジタル・アナログ変換回路部22に、送信信号処理回路部13が受信信号処理回路部23に、送信側基準信号発生回路部16が受信側基準信号発生回路部26に、送信側電源回路部17が受信側電源回路部27にそれぞれ対応して同じ位置に配設されている。
【0105】また、図1(b)のプリント基板30及び図3(b)のプリント基板40それぞれの複数の中間層におけるパターンの配設において、中間層33のアースパターンが中間層43のアースパターンに、中間層32の電源パターンが中間層42の電源パターンに、中間層35の信号パターンが中間層45の信号パターンにそれぞれ対応して同じ位置に配設されている。
【0106】上述のように、ビデオ無線送信機10とビデオ無線受信機20において、送信側と受信側でそれぞれ対応する機能を有する回路ブロックをプリント基板30及びプリント基板40のそれぞれ同じ位置に対応させて配設することで、設計の共通化を図ることができる。
【0107】
【発明の効果】以上のように、本発明は、入力されたアナログ映像信号をデジタル映像信号に変換する映像信号アナログ・デジタル変換回路部と、入力されたアナログ音声信号をデジタル音声信号に変換する音声信号アナログ・デジタル変換回路部と、前記デジタル映像信号及びデジタル音声信号をパケット化された送信ベースバンド信号に変換する送信信号処理回路部と、前記送信ベースバンド信号を高周波信号に変換する高周波送信回路部と、前記送信信号処理回路部の動作を制御する送信側制御回路部と、前記送信信号処理回路部及び高周波送信回路部に係わる基準信号を発生する送信側基準信号発生回路部と、前記各回路部に電源を供給する送信側電源回路部とを、略四角形状のプリント基板の表裏両面に配設してなるビデオ無線送信機であって、前記プリント基板の一方の面に、前記映像信号アナログ・デジタル変換回路部、高周波送信回路部及び送信側制御回路部が配設され、前記プリント基板の他方の面に、前記音声信号アナログ・デジタル変換回路部、送信信号処理回路部、送信側基準信号発生回路部及び送信側電源回路部が配設されていることを特徴とするものである。
【0108】したがって、本発明によれば、高周波送信回路部とデジタル信号を扱う送信信号処理回路部とをプリント基板の表裏に分離配設することにより、前記送信信号処理回路部から発生するデジタル信号ノイズが前記高周波送信回路部に混入することを低減できる。
【0109】また、前記高周波送信回路部と前記基準信号を発生する送信側基準信号発生回路部とをプリント基板の表裏に分離配設することにより、前記送信側基準信号発生回路部から発生する基準信号及びその高調波成分ノイズが前記高周波送信回路部に混入することを低減できる。
【0110】また、前記高周波送信回路部と前記送信側電源回路部とをプリント基板の表裏に分離配設することにより、前記送信側電源回路部から発生する電源ノイズが前記高周波送信回路部に混入することを低減できる。さらに、前記送信側電源回路部が接続される外部電源からの外部電源ノイズが前記高周波送信回路部に混入することを低減できる。
【0111】また、前記映像信号アナログ・デジタル変換回路部と前記音声信号アナログ・デジタル変換回路部とをプリント基板の表裏に分離配設することにより、映像信号と音声信号との間の相互干渉を低減できる。
【0112】すなわち、上述のように、各回路間の信号の相互干渉及び他回路からの異なる信号及びノイズの混入等を低減させることで通信信号の欠落や誤り率の劣化を防止することにより、映像及び音声を良好に送信できるビデオ無線送信機を提供することができる。
【0113】また、本発明は、前記プリント基板の一方の面において、前記プリント基板の第1の辺に近接して前記高周波送信回路部が配設され、前記第1の辺に隣り合う第2の辺と前記第1の辺に対向する第4の辺との両辺に近接して前記送信側制御回路部が配設され、前記第1の辺に隣り合う第3の辺と前記第1の辺に対向する第4の辺との両辺に近接して前記映像信号アナログ・デジタル変換回路部が配設されていることを特徴とするものである。
【0114】したがって、本発明によれば、前記プリント基板の一方の面において、前記高周波送信回路部を第1の辺側に、前記送信側制御回路部及び映像信号アナログ・デジタル変換回路部を第1の辺に対向する第4の辺側に、それぞれ分離配設することにより、前記送信側制御回路部及び映像信号アナログ・デジタル変換回路部から発生するデジタル信号ノイズが前記高周波送信回路部に混入することを低減できる。
【0115】すなわち、上述のように、各回路間のノイズの混入等を低減させることで通信信号の欠落や誤り率の劣化を防止することにより、映像及び音声を良好に送信できるビデオ無線送信機を提供することができる。
【0116】また、本発明は、前記プリント基板の他方の面において、前記プリント基板の第1の辺に近接して前記送信信号処理回路部が配設され、前記第1の辺に隣り合う第2の辺と前記第1の辺に対向する第4の辺とで挟まれた一隅に前記送信側基準信号発生回路部が配設され、前記第1の辺に隣り合う第3の辺と前記第1の辺に対向する第4の辺とで挟まれた一隅に前記送信側電源回路部が配設され、前記送信側基準信号発生回路部と前記送信側電源回路部に挟まれ前記第4の辺に近接して前記音声信号アナログ・デジタル変換回路部が配設されていることを特徴とするものである。
【0117】したがって、本発明によれば、前記プリント基板の他方の面において、前記送信信号処理回路部を第1の辺側に、前記音声信号アナログ・デジタル変換回路部を第1の辺に対向する第4の辺側に、それぞれ分離配設することにより、前記送信信号処理回路部から発生するデジタル信号ノイズが前記音声信号アナログ・デジタル変換回路部に混入することを低減できる。
【0118】また、前記送信信号処理回路部を第1の辺a側に、前記送信側電源回路部を第1の辺に対向する第4の辺側に、それぞれ分離配設することにより、前記送信信号処理回路部から発生するデジタル信号ノイズが前記送信側電源回路部を介して前記送信側電源回路部に接続される外部電源への漏れを低減できるとともに、前記外部電源からの外部電源ノイズが前記送信信号処理回路部に混入することを低減できる。
【0119】また、前記送信側基準信号発生回路部を第2の辺と第4の辺とで挟まれた一隅に配設し、前記送信側電源回路部を第3の辺と第4の辺とで挟まれた一隅に配設し、前記送信側基準信号発生回路部と前記送信側電源回路部との間隔を第4の辺側で最大限離すことにより、前記送信側基準信号発生回路部から発生する基準信号及びその高調波成分ノイズが前記送信側電源回路部を介して前記送信側電源回路部に接続される前記外部電源への漏れを低減できるとともに、前記外部電源からの外部電源ノイズが前記送信側基準信号発生回路部に混入することを低減できる。
【0120】すなわち、上述のように、他回路からの異なる信号及びノイズの混入等を低減させることで通信信号の欠落や誤り率の劣化を防止することにより、映像及び音声を良好に送信できるビデオ無線送信機を提供することができる。
【0121】また、本発明は、前記プリント基板が、表面層と、複数の中間層と、裏面層とからなる積層基板であって、前記表面層に前記映像信号アナログ・デジタル変換回路部、高周波送信回路部及び送信側制御回路部が配設され、前記裏面層に前記音声信号アナログ・デジタル変換回路部、送信信号処理回路部、送信側基準信号発生回路部及び送信側電源回路部が配設され、前記複数の中間層の少なくとも1層に、前記各回路部に係わるアースパターンが配設されていることを特徴とするものである。
【0122】したがって、本発明によれば、前記表面層に配設された前記映像信号アナログ・デジタル変換回路部、高周波送信回路部及び送信側制御回路部と、前記裏面層に配設された前記音声信号アナログ・デジタル変換回路部、送信信号処理回路部、送信側基準信号発生回路部及び送信側電源回路部とを、前記中間層に配設された前記アースパターンにより電磁遮蔽することにより、プリント基板の表裏両面にそれぞれ配設された回路間の分離効果をさらに高めるものである。
【0123】したがって、前記高周波送信回路部とデジタル信号を扱う前記送信信号処理回路部とをプリント基板の表裏に分離配設し、さらに前記アースパターンにより電磁遮蔽することにより、前記送信信号処理回路部から発生するデジタル信号ノイズが前記高周波送信回路部に混入することをより効果的に低減できる。
【0124】また、前記高周波送信回路部と前記基準信号を発生する前記送信側基準信号発生回路部とをプリント基板の表裏に分離配設し、さらに前記アースパターンにより電磁遮蔽することにより、前記送信側基準信号発生回路部から発生する基準信号及びその高調波成分ノイズが前記高周波送信回路部に混入することをより効果的に低減できる。
【0125】また、前記高周波送信回路部と前記送信側電源回路部とをプリント基板の表裏に分離配設し、さらに前記アースパターンにより電磁遮蔽することにより、前記送信側電源回路部から発生する電源ノイズが前記高周波送信回路部に混入することをより効果的に低減できる。さらに、前記送信側電源回路部が接続される外部電源からの外部電源ノイズが前記高周波送信回路部に混入することをより効果的に低減できる。
【0126】また、前記映像信号アナログ・デジタル変換回路部と前記音声信号アナログ・デジタル変換回路部とをプリント基板の表裏に分離配設し、さらに前記アースパターンにより電磁遮蔽することにより、映像信号と音声信号との間の相互干渉をより効果的に低減できる。
【0127】すなわち、上述のように、各回路間の信号の相互干渉及び他回路からの異なる信号及びノイズの混入等をより効果的に低減させることで通信信号の欠落や誤り率の劣化を防止することにより、映像及び音声をより良好に送信できるビデオ無線送信機を提供することができる。
【0128】また、本発明は、前記表面層と前記アースパターンが配設された中間層とに挟まれた他の中間層の少なくとも1層に、前記送信側電源回路部が電源を供給する各回路部との接続に係わる電源パターンが配設されていることを特徴とするものである。
【0129】したがって、本発明によれば、前記表面層に配設された前記映像信号アナログ・デジタル変換回路部、高周波送信回路部及び送信側制御回路部と、前記裏面層に配設された前記音声信号アナログ・デジタル変換回路部、送信信号処理回路部、送信側基準信号発生回路部及び送信側電源回路部とを、前記中間層に配設された前記アースパターン及び前記中間層に配設された前記電源パターンの両パターンにより2重に電磁遮蔽することにより、プリント基板の表裏両面にそれぞれ配設された回路間の分離効果をさらに高めるものである。
【0130】したがって、前記高周波送信回路部とデジタル信号を扱う前記送信信号処理回路部とをプリント基板の表裏に分離配設し、さらに前記アースパターン及び前記電源パターンの両パターンにより2重に電磁遮蔽することにより、前記送信信号処理回路部から発生するデジタル信号ノイズが前記高周波送信回路部に混入することをより効果的に低減できる。
【0131】また、前記高周波送信回路部と前記基準信号を発生する前記送信側基準信号発生回路部とをプリント基板の表裏に分離配設し、さらに前記アースパターン及び前記電源パターンの両パターンにより2重に電磁遮蔽することにより、前記送信側基準信号発生回路部から発生する前記基準信号及びその高調波成分ノイズが前記高周波送信回路部に混入することをより効果的に低減できる。
【0132】また、前記高周波送信回路部と前記送信側電源回路部とをプリント基板の表裏に分離配設し、さらに前記アースパターン及び前記電源パターンの両パターンにより2重に電磁遮蔽することにより、前記送信側電源回路部から発生する電源ノイズが前記高周波送信回路部に混入することをより効果的に低減できる。さらに、前記送信側電源回路部が接続される前記外部電源からの外部電源ノイズが前記高周波送信回路部に混入することをより効果的に低減できる。
【0133】また、前記映像信号アナログ・デジタル変換回路部と前記音声信号アナログ・デジタル変換回路部とをプリント基板の表裏に分離配設し、さらに前記アースパターン及び前記電源パターンの両パターンにより2重に電磁遮蔽することにより、映像信号と音声信号との間の相互干渉をより効果的に低減できる。
【0134】すなわち、上述のように、各回路間の信号の相互干渉及び他回路からの異なる信号及びノイズの混入等をさらにより効果的に低減させることで通信信号の欠落や誤り率の劣化を防止することにより、映像及び音声をさらにより良好に送信できるビデオ無線送信機を提供することができる。
【0135】また、本発明は、前記裏面層と前記アースパターンが配設された中間層とに挟まれた他の中間層の少なくとも1層に、前記送信信号処理回路部に係わる信号パターンが配設されていることを特徴とするものである。
【0136】したがって、本発明によれば、デジタル信号を扱う前記送信信号処理回路部に係わる信号パターンを前記中間層に配設することにより、前記信号パターンから放射されるデジタル信号ノイズを低減することができる。
【0137】すなわち、上述のように、各回路間のノイズの混入等を低減させることで通信信号の欠落や誤り率の劣化を防止することにより、映像及び音声を良好に送信できるビデオ無線送信機を提供することができる。
【0138】また、本発明は、入力された高周波信号をパケット化された受信ベースバンド信号に変換する高周波受信回路部と、前記パケット化された受信ベースバンド信号をもとのデジタル映像信号及びデジタル音声信号に変換する受信信号処理回路部と、前記デジタル映像信号をアナログ映像信号に変換する映像信号デジタル・アナログ変換回路部と、前記デジタル音声信号をアナログ音声信号に変換する音声信号デジタル・アナログ変換回路部と、前記受信信号処理回路部の動作を制御する受信側制御回路部と、前記受信信号処理回路部及び高周波受信路部に係わる基準信号を発生する受信側基準信号発生回路部と、前記各回路部に電源を供給する受信側電源回路部とを、略四角形状のプリント基板の表裏両面に配設してなるビデオ無線受信機であって、前記プリント基板の一方の面に、前記高周波受信回路部、映像信号デジタル・アナログ変換回路部及び受信側制御回路部が配設され、前記プリント基板の他方の面に、前記受信信号処理回路部、音声信号デジタル・アナログ変換回路部、受信側基準信号発生回路部及び受信側電源回路部が配設されていることを特徴とするものである。
【0139】したがって、本発明によれば、前記高周波受信回路部とデジタル信号を扱う前記受信信号処理回路部とをプリント基板の表裏に分離配設することにより、前記受信信号処理回路部から発生するデジタル信号ノイズが前記高周波受信回路部に混入することを低減できる。
【0140】また、前記高周波受信回路部と前記基準信号を発生する前記受信側基準信号発生回路部とをプリント基板の表裏に分離配設することにより、前記受信側基準信号発生回路部から発生する基準信号及びその高調波成分ノイズが前記高周波受信回路部に混入することを低減できる。
【0141】また、前記高周波受信回路部と前記受信側電源回路部とをプリント基板の表裏に分離配設することにより、前記受信側電源回路部から発生する電源ノイズが前記高周波受信回路部に混入することを低減できる。さらに、前記受信側電源回路部が接続される外部電源からの外部電源ノイズが前記高周波受信回路部に混入することを低減できる。
【0142】また、前記映像信号デジタル・アナログ変換回路部と前記音声信号デジタル・アナログ変換回路部とをプリント基板の表裏に分離配設することにより、映像信号と音声信号との間の相互干渉を低減できる。
【0143】すなわち、上述のように、各回路間の信号の相互干渉及び他回路からの異なる信号及びノイズの混入等を低減させることで通信信号の欠落や誤り率の劣化を防止することにより、映像及び音声を良好に受信できるビデオ無線受信機を提供することができる。
【0144】また、本発明は、前記プリント基板の一方の面において、前記プリント基板の第1の辺に近接して前記高周波受信回路部が配設され、前記第1の辺に隣り合う第2の辺と前記第1の辺に対向する第4の辺との両辺に近接して前記受信側制御回路部が配設され、前記第1の辺に隣り合う第3の辺と前記第1の辺に対向する第4の辺との両辺に近接して前記映像信号デジタル・アナログ変換回路部が配設されていることを特徴とするものである。
【0145】したがって、本発明によれば、前記プリント基板の一方の面において、前記高周波受信回路部を第1の辺側に、前記受信側制御回路部及び映像信号デジタル・アナログ変換回路部を第1の辺に対向する第4の辺側に、それぞれ分離配設することにより、前記受信側制御回路部及び映像信号デジタル・アナログ変換回路部から発生するデジタル信号ノイズが前記高周波受信回路部に混入することを低減できる。
【0146】すなわち、上述のように、各回路間のノイズの混入等を低減させることで通信信号の欠落や誤り率の劣化を防止することにより、映像及び音声を良好に送信できるビデオ無線受信機を提供することができる。
【0147】また、本発明は、前記プリント基板の他方の面において、前記プリント基板の第1の辺に近接して前記受信信号処理回路部が配設され、前記第1の辺に隣り合う第2の辺と前記第1の辺に対向する第4の辺とで挟まれた一隅に前記受信側基準信号発生回路部が配設され、前記第1の辺に隣り合う第3の辺と前記第1の辺に対向する第4の辺とで挟まれた一隅に前記受信側電源回路部が配設され、前記受信側基準信号発生回路部と前記受信側電源回路部に挟まれ前記第4の辺に近接して前記音声信号デジタル・アナログ変換回路部が配設されていることを特徴とするものである。
【0148】したがって、本発明によれば、前記プリント基板の他方の面において、前記受信信号処理回路部を第1の辺側に、前記音声信号デジタル・アナログ変換回路部を第1の辺に対向する第4の辺側に、それぞれ分離配設することにより、前記受信信号処理回路部から発生するデジタル信号ノイズが前記音声信号デジタル・アナログ変換回路部に混入することを低減できる。
【0149】また、前記受信信号処理回路部を第1の辺側に、前記受信側電源回路部を第1の辺に対向する第4の辺側に、それぞれ分離配設することにより、前記受信信号処理回路部から発生するデジタル信号ノイズが前記受信側電源回路部を介して前記受信側電源回路部に接続される外部電源への漏れを低減できるとともに、前記外部電源からの外部電源ノイズが前記受信信号処理回路部に混入することを低減できる。
【0150】また、前記受信側基準信号発生回路部を第2の辺と第4の辺とで挟まれた一隅に配設し、前記受信側電源回路部を第3の辺と第4の辺とで挟まれた一隅に配設し、前記受信側基準信号発生回路部と前記受信側電源回路部との間隔を第4の辺側で最大限離すことにより、前記受信側基準信号発生回路部から発生する基準信号及びその高調波成分ノイズが前記受信側電源回路部を介して前記受信側電源回路部に接続される外部電源への漏れを低減できるとともに、前記外部電源からの外部電源ノイズが前記受信側基準信号発生回路部に混入することを低減できる。
【0151】すなわち、上述のように、他回路からの異なる信号及びノイズの混入等を低減させることで通信信号の欠落や誤り率の劣化を防止することにより、映像及び音声を良好に送信できるビデオ無線受信機を提供することができる。
【0152】また、本発明は、前記プリント基板が、表面層と、複数の中間層と、裏面層とからなる積層基板であって、前記表面層に前記高周波受信回路部、映像信号デジタル・アナログ変換回路部及び受信側制御回路部が配設され、前記裏面層に前記受信信号処理回路部、音声信号デジタル・アナログ変換回路部、受信側基準信号発生回路部及び受信側電源回路部が配設され、前記複数の中間層の少なくとも1層に、前記各回路部に係わるアースパターンが配設されていることを特徴とするものである。
【0153】したがって、本発明によれば、前記表面層に配設された前記映像信号デジタル・アナログ変換回路部、高周波受信回路部及び受信側制御回路部と、前記裏面層に配設された前記音声信号デジタル・アナログ変換回路部、受信信号処理回路部、受信側基準信号発生回路部及び受信側電源回路部とを、前記中間層に配設された前記アースパターンにより電磁遮蔽することにより、プリント基板の表裏両面にそれぞれ配設された回路間の分離効果をさらに高めるものである。
【0154】したがって、前記高周波受信回路部とデジタル信号を扱う前記受信信号処理回路部とをプリント基板の表裏に分離配設し、さらに前記アースパターンにより電磁遮蔽することにより、前記受信信号処理回路部から発生するデジタル信号ノイズが前記高周波受信回路部に混入することをより効果的に低減できる。
【0155】また、前記高周波受信回路部と前記基準信号を発生する前記受信側基準信号発生回路部とをプリント基板の表裏に分離配設し、さらに前記アースパターンにより電磁遮蔽することにより、前記受信側基準信号発生回路部から発生する基準信号及びその高調波成分ノイズが前記高周波受信回路部に混入することをより効果的に低減できる。
【0156】また、前記高周波受信回路部と前記受信側電源回路部とをプリント基板の表裏に分離配設し、さらに前記アースパターンにより電磁遮蔽することにより、前記受信側電源回路部から発生する電源ノイズが前記高周波受信回路部に混入することをより効果的に低減できる。さらに、前記受信側電源回路部が接続される外部電源からの外部電源ノイズが前記高周波受信回路部に混入することをより効果的に低減できる。
【0157】また、前記映像信号デジタル・アナログ変換回路部と前記音声信号デジタル・アナログ変換回路部とをプリント基板の表裏に分離配設し、さらに前記アースパターンにより電磁遮蔽することにより、映像信号と音声信号との間の相互干渉をより効果的に低減できる。
【0158】すなわち、上述のように、各回路間の信号の相互干渉及び他回路からの異なる信号及びノイズの混入等をより効果的に低減させることで通信信号の欠落や誤り率の劣化を防止することにより、映像及び音声をより良好に送信できるビデオ無線受信機を提供することができる。
【0159】また、本発明は、前記表面層と前記アースパターンが配設された中間層とに挟まれた他の中間層の少なくとも1層に、前記受信側電源回路部が電源を供給する各回路部との接続に係わる電源パターンが配設されていることを特徴とするものである。
【0160】したがって、本発明によれば、前記表面層に配設された前記映像信号デジタル・アナログ変換回路部、高周波受信回路部及び受信側制御回路部と、前記裏面層に配設された前記音声信号デジタル・アナログ変換回路部、受信信号処理回路部、受信側基準信号発生回路部及び受信側電源回路部とを、前記中間層に配設された前記アースパターン及び前記中間層に配設された前記電源パターンの両パターンにより2重に電磁遮蔽することにより、プリント基板の表裏両面にそれぞれ配設された回路間の分離効果をさらに高めるものである。
【0161】したがって、前記高周波受信回路部とデジタル信号を扱う前記受信信号処理回路部とをプリント基板の表裏に分離配設し、さらに前記アースパターン及び前記電源パターンの両パターンにより2重に電磁遮蔽することにより、前記受信信号処理回路部から発生するデジタル信号ノイズが前記高周波受信回路部に混入することをより効果的に低減できる。
【0162】また、前記高周波受信回路部と前記基準信号を発生する前記受信側基準信号発生回路部とをプリント基板の表裏に分離配設し、さらに前記アースパターン及び前記電源パターンの両パターンにより2重に電磁遮蔽することにより、前記受信側基準信号発生回路部から発生する基準信号及びその高調波成分ノイズが前記高周波受信回路部に混入することをより効果的に低減できる。
【0163】また、前記高周波受信回路部と前記受信側電源回路部とをプリント基板の表裏に分離配設し、さらに前記アースパターン及び前記電源パターンの両パターンにより2重に電磁遮蔽することにより、前記受信側電源回路部から発生する電源ノイズが前記高周波受信回路部に混入することをより効果的に低減できる。さらに、前記受信側電源回路部が接続される外部電源からの外部電源ノイズが前記高周波受信回路部に混入することをより効果的に低減できる。
【0164】また、前記映像信号デジタル・アナログ変換回路部と前記音声信号デジタル・アナログ変換回路部とをプリント基板の表裏に分離配設し、さらに前記アースパターン及び前記電源パターンの両パターンにより2重に電磁遮蔽することにより、映像信号と音声信号との間の相互干渉をより効果的に低減できる。
【0165】すなわち、上述のように、各回路間の信号の相互干渉及び他回路からの異なる信号及びノイズの混入等をさらにより効果的に低減させることで通信信号の欠落や誤り率の劣化を防止することにより、映像及び音声をさらにより良好に送信できるビデオ無線受信機を提供することができる。
【0166】また、本発明は、前記裏面層と前記アースパターンが配設された中間層とに挟まれた他の中間層の少なくとも1層に、前記受信信号処理回路部に係わる信号パターンが配設されていることを特徴とするものである。
【0167】したがって、本発明によれば、デジタル信号を扱う前記受信信号処理回路部に係わる信号パターンを前記中間層に配設することにより、前記信号パターンから放射されるデジタル信号ノイズを低減することができる。
【0168】すなわち、上述のように、各回路間のノイズの混入等を低減させることで通信信号の欠落や誤り率の劣化を防止することにより、映像及び音声を良好に送信できるビデオ無線受信機を提供することができる。
【0169】また、本発明のビデオ無線送受信システムは、前記ビデオ無線送信機と、前記ビデオ無線受信機とで構成されていることを特徴とするものである。
【0170】したがって、本発明によれば、ビデオ無線送信機及びビデオ無線受信機それぞれにおいて、前述のように各回路間の信号の相互干渉及び他回路からの異なる信号及びノイズの混入等を低減させることで通信信号の欠落や誤り率の劣化を防止することにより、映像及び音声を良好に送信できるビデオ無線送受信システムを提供することができる。
【0171】また、前述のように、ビデオ無線送信機とビデオ無線受信機において、送信側と受信側でそれぞれ対応する機能を有する回路ブロックをそれぞれのプリント基板の同じ位置に対応させて配設することで、設計の共通化を図ることができる。




 

 


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