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デジタル画像形成装置 - シャープ株式会社
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発明の名称 デジタル画像形成装置
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開2003−18353(P2003−18353A)
公開日 平成15年1月17日(2003.1.17)
出願番号 特願2001−196923(P2001−196923)
出願日 平成13年6月28日(2001.6.28)
代理人 【識別番号】100084548
【弁理士】
【氏名又は名称】小森 久夫
【テーマコード(参考)】
2H028
3F100
5C062
5C076
【Fターム(参考)】
2H028 BA02 BA07 BB06 BD03 
3F100 AA02 AA03 BA17 CA03 CA06 CA12 CA15 CA17 DA11 EA11 EA13 EA14 EA15
5C062 AA05 AB17 AB20 AB22 AB32 AC09 AC15 BA00
5C076 AA24 BA02 BA06
発明者 吉本 勉 / 高井 康博
要約 課題
従来と同様の片面印刷と両面印刷とが可能であると共に、片面にのみ印刷してある原稿の裏面側にも印刷することが可能なデジタル画像形成装置を提供する。

解決手段
ADF2は、読取った原稿(G)を排出する通常の第1原稿排出部14と、ADF2から搬出された原稿(G)を印刷手段4に搬入する第2原稿排出部31とを有し、かつ、第1、第2の原稿排出部14,31を選択する分岐手段29を設け、ADF2から搬出された読取後の原稿(G)を、手差し部22を経由させて、印刷手段4に搬入し、原稿(G)の裏面に他の原稿を印刷することによって片面原稿を両面原稿にする。
特許請求の範囲
【請求項1】 読取り原稿を原稿読取部に搬送する原稿自動搬送手段(ADF)、搬送された原稿を読取る原稿読取手段(スキャナ)、原稿読取手段で読取られた画像情報を記憶する記憶手段、画像情報を印刷する印刷手段、印刷手段に記録用紙を搬送する給紙手段、印刷が終了した記録用紙を外部に排出する排紙手段を有するデジタル画像形成装置において、前記ADFで搬送された原稿を前記印刷手段に搬入し、該原稿の裏面に前記原稿読取手段で読取られた他の原稿を印刷することによって片面原稿を両面原稿にすることを特徴とするデジタル画像形成装置。
【請求項2】 前記ADFは、読取った原稿を排出する通常の第1原稿排出部と、前記ADFで搬送された原稿を前記印刷手段に搬送する第2原稿排出部とを有し、かつ、第1、第2の原稿排出部を選択する分岐手段を設けたことを特徴とする請求項1に記載のデジタル画像形成装置。
【請求項3】 前記ADFを用いて全ての原稿を読み取った後、原稿を手差し部に装着することにより、片面原稿を両面原稿にすることを特徴とする請求項1記載のデジタル画像形成装置。
【請求項4】 前記ADFを用いて読み取った原稿を、前記手差し部に搬送する搬送路を備え、その搬送過程で前記原稿を反転した後に前記印刷手段に搬送することを特徴とする請求項1記載のデジタル画像形成装置。
【請求項5】 前記給紙手段に収納された用紙を用いて印刷する片面印刷モード、両面印刷モード、及び前記ADFで読取られた原稿の裏面に印刷を行う複数のモードを有することを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載のデジタル画像形成装置。
【請求項6】 前記ADFで読取られた原稿の裏面へ印刷を行う複数のモードとは、印刷部数が一部のモード、印刷部数が二部のモード、並びに印刷部数が三部以上のモードで選択可能であることを特徴とする請求項5記載のデジタル画像形成装置。
【請求項7】 前記印刷部数が一部のモードにおいて、前記ADFから搬送される複数の原稿の内、搬送される奇数枚目の原稿は画像情報の読取りを行わず、片面原稿を両面原稿にするための前記第2原稿排出部から前記手差し部へと排出され、偶数枚目原稿の画像情報は前記スキャナによって読取りが行われることを特徴とする請求項6記載のデジタル画像形成装置。
【請求項8】 前記印刷手段に導かれる前記奇数枚目の原稿は、搬送される原稿の枚数番号より1つ多い偶数枚目原稿の画像情報を原稿の裏面に印刷することを特徴とする請求項7に記載のデジタル画像形成装置。
【請求項9】 前記印刷される偶数枚目原稿の画像情報を、前記奇数枚目原稿の用紙先端に合わせるために画像情報を180度回転した状態で前記印刷手段に書き込むモードが選べることを特徴とする請求項7又は8に記載のデジタル画像形成装置。
【請求項10】 前記スキャナで読取られた後の偶数枚目原稿は、前記ADF内の通常の第1原稿排出部に排出されることを特徴とする請求項6〜9のいずれかに記載のデジタル画像形成装置。
【請求項11】 前記スキャナで読取られた後の偶数枚目原稿(不用となる原稿)は、前記印刷手段により、原稿の記載内容を判別不能にすることを特徴とする請求項7ないし9のいずれかに記載のデジタル画像形成装置。
【請求項12】 前記印刷部数が二部のモードにおいて、前記ADFから搬送される複数の原稿はすべて画像情報の読取りをおこなった後、搬送される奇数枚目の原稿への偶数枚目原稿の画像情報の印刷は、前記請求項7ないし10に準じておこなわれることを特徴とする請求項6に記載のデジタル画像形成装置。
【請求項13】 前記手差し部から前記印刷手段に導かれる前記偶数枚目の原稿は、原稿の裏面に搬送される原稿の枚数番号より1つ少ない奇数枚目原稿の画像情報を印刷することを特徴とする請求項12に記載のデジタル画像形成装置。
【請求項14】 前記印刷される奇数枚目原稿の画像情報は、前記偶数枚目原稿の用紙先端に合わせるために画像情報を180度回転した状態で前記印刷手段に書き込まれることを特徴とする請求項13に記載したデジタル画像形成装置。
【請求項15】 前記両面印刷された偶数枚目原稿は、前記排紙手段への排出後に用紙のページ順が揃った状態とするため、前記印刷手段の副搬送路を用いて用紙の反転を行うことを特徴とする請求項12ないし14のいずれかに記載のデジタル画像形成装置。
【請求項16】 前記印刷部数が三部以上のモードにおいて、一部目及び二部目を印刷する際には、前記請求項12ないし請求項15に準じて印刷することを特徴とする請求項6に記載したデジタル画像形成装置。
【請求項17】 前記印刷部数が三部以上のモードにおいて、三部目以降の印刷には前記給紙部に収納される印刷用紙を使用することを特徴とする請求項16に記載のデジタル画像形成装置。
【請求項18】 前記印刷部数が三部以上のモードにおいて、三部目以降の印刷は前記制御部にメモリされた各原稿の画像情報を、前記印刷用紙を用いる両面印刷モードに準じて呼び出し印刷処理をおこなうことを特徴とする請求項17に記載のデジタル画像形成装置。
発明の詳細な説明
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、両面印刷可能なデジタル画像形成装置に係り、詳しくは、片面原稿から両面印刷の原稿を作成する場合に用紙を節約することが出来るデジタル画像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、環境問題、資源の有効利用の観点から、各種複写機では、用紙の使用量を低減するために両面印刷がおこなわれることが多い。例えば、特開平7−244407号公報には両面印刷可能な画像形成装置の一例が記載され、特開平9−193483号公報には両面印刷の制御方法についての記載がある。
【0003】また、文書整理の上からも、両面印刷は、片面印刷に比べてファイリングの作業性が向上し、かつ整理のためのスペースを節約できるという点で有利であり、用紙サイズの統一化と共に、原稿の両面印刷化の傾向が顕著となっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかるに、従来では考慮されていなかったことであるが、原稿の両面化において、片面原稿を両面化する場合に、片面原稿から新しい記録紙へ両面印刷を行い、かつ、その両面印刷物のみを保存することにすると、元の片面原稿が無駄紙になってしまうという問題があった。
【0005】特に、この場合、片面印刷されている原稿が重要書類であったりすると、残りの片面を利用することは出来ず、裁断処理するなど機密保持のため配慮が必要となり、環境に配慮したリサイクルの面でも問題があった。
【0006】又、この場合、操作者自身がこれらの原稿を一枚一枚操作することによって片面原稿を無駄にせずに印刷することも可能ではあるが、このような操作は煩雑であり実際には実行されないと思われる。
【0007】本発明は、このような実情に鑑みてなされ、従来と同様の片面印刷と両面印刷とが可能であると共に、片面にのみ印刷してある原稿の裏面側にも印刷することが可能なデジタル画像形成装置を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、上述の課題を解決するための手段を以下のように構成している。
【0009】(1)読取り原稿を原稿読取部に搬送する原稿自動搬送手段(ADF)、搬送された原稿を読取る原稿読取手段(スキャナ)、原稿読取手段で読取られた画像情報を記憶する記憶手段、画像情報を印刷する印刷手段、印刷手段に記録用紙を搬送する給紙手段、印刷が終了した記録用紙を外部に排出する排紙手段を有するデジタル画像形成装置において、前記ADFで搬送された原稿を前記印刷手段に搬入し、該原稿の裏面に前記原稿読取手段で読取られた他の原稿を印刷することによって片面原稿を両面原稿にすることを特徴とする。
【0010】この構成によれば、すでに片面が印刷されている原稿の裏面に対して、別の片面原稿の情報を印刷することにより原稿の両面に印刷が施され、印刷用紙を節約出来ると共に、印刷の手間も省くことができる。
【0011】更には、原稿の裏面に他の原稿を印刷することで、捺印または、サインなど重要な原稿を原紙の状態で両面印刷し保管することが可能となる。
【0012】(2)前記ADFは、読取った原稿を排出する通常の第1原稿排出部と、前記ADFで搬送された原稿を前記印刷手段に搬送する第2原稿排出部とを有し、かつ、第1、第2の原稿排出部を選択する分岐手段を設けたことを特徴とする。
【0013】この構成によれば、ADF内に分岐手段を設けたことにより、通常の原稿排出先とは異なる排出先の切り換えが可能となり、片面原稿を両面原稿にするための印刷手段への搬送が可能となる。
【0014】(3)前記ADFを用いて全ての原稿を読み取った後、原稿を手差し部に装着することにより、片面原稿を両面原稿にすることを特徴とする。
【0015】この構成によれば、従来の装置(構造)を変更することなく原稿の両面化を容易に行える。
【0016】(4)前記ADFを用いて読み取った原稿を、前記手差し部に搬送する搬送路を備え、その搬送過程で前記原稿を反転した後に前記印刷手段に搬送することを特徴とする。
【0017】例えば、第2原稿排出部から下方に向けて湾曲するように形成した搬送路を手差し部に接続させることにより、手差し部への搬送過程で原稿が反転され、その原稿をまま印刷手段に搬入することにより、原稿の裏面印刷が可能となる。
【0018】また、その搬送路から手差し部に望む開口部に搬送ローラを設けることにより、原稿の反転動作が容易かつ確実となる。
【0019】(5)前記給紙手段に収納された用紙を用いて印刷する片面印刷モード、両面印刷モード、及び前記ADFで読取られた原稿の裏面に印刷を行う複数のモードを有することを特徴とする。
【0020】この構成のように、一つの複写機において、本発明における原稿の裏面への印刷モードと共に、従来の片面、両面の印刷モードも使用できるようにしておけば利便性が向上する。
(6)前記ADFで読取られた原稿の裏面へ印刷を行う複数のモードとは、印刷部数が一部のモード、印刷部数が二部のモード、並びに印刷部数が三部以上のモードで選択可能であることを特徴とする。
【0021】この構成によれば、片面が印刷された原稿の裏面に印刷を行う関係上、必要な印刷部数が一部または二部の場合と、三部以上の場合とにモードを分けたので、モードの選択・設定が容易となる。
【0022】また、印刷部数が一部または二部の場合は、新たな記録用紙を用いることなく印刷が行えるので、資源の節約となる。
【0023】(7)前記印刷部数が一部のモードにおいて、前記ADFから搬送される複数の原稿の内、搬送される奇数枚目の原稿は画像情報の読取りを行わず、片面原稿を両面原稿にするための前記第2原稿排出部から前記手差し部へと排出され、偶数枚目原稿の画像情報は前記スキャナによって読取りが行われることを特徴とする。
【0024】この構成によれば、印刷部数が一部の場合は、片面原稿の内の半分の原稿は読取りを省略することが出来、又印刷はその原稿面の裏面に行うので印刷の手間も省ける。
【0025】(8)前記印刷手段に導かれる前記奇数枚目の原稿は、搬送される原稿の枚数番号より1つ多い偶数枚目原稿の画像情報を原稿の裏面に印刷することを特徴とする。
【0026】この構成によれば、印刷された原稿のページ順を揃えることが出来る。また高速印刷が可能となる。
【0027】(9)前記印刷される偶数枚目原稿の画像情報を、前記奇数枚目原稿の用紙先端に合わせるために画像情報を180度回転した状態で前記印刷手段に書き込むモードが選べることを特徴とする。
【0028】この構成によれば、原稿が縦書きの場合と横書きの場合でページのあわせ方が異なるので、正しい向きになるように選択することが出来る。
【0029】(10)前記スキャナで読取られた後の偶数枚目原稿は、前記ADF内の通常の第1原稿排出部に排出されることを特徴とする。
【0030】この構成のように、印刷部数が一部の場合には、偶数枚目の原稿が排紙トレイではなく、通常の原稿排出部に排出されるようにした方が便利である場合も考えられる。
【0031】(11)前記スキャナで読取られた後の偶数枚目原稿(不用となる原稿)は、前記印刷手段により、原稿の記載内容を判別不能にすることを特徴とする。
【0032】この構成によれば、印刷部数が一部の場合には、偶数枚目の原稿が不用となるので、原稿の画像記録面に格子状、または、黒ベタなどを印刷することにより、元の原稿の記録内容が判別不能になり、機密保持が容易に行える。
【0033】(12)前記印刷部数が二部のモードにおいて、前記ADFから搬送される複数の原稿はすべて画像情報の読取りをおこなった後、搬送される奇数枚目の原稿への偶数枚目原稿の画像情報の印刷は、前記請求項7ないし10に準じておこなわれることを特徴とする。
【0034】この構成のように、印刷部数が二部の場合でも、印刷部数が一部の場合と同じ動作で行うことが出来れば、その分同じ構成を用いることが出来て便利である。
【0035】(13)前記手差し部から前記印刷手段に導かれる前記偶数枚目の原稿は、原稿の裏面に搬送される原稿の枚数番号より1つ少ない奇数枚目原稿の画像情報を印刷することを特徴とする。
【0036】このような構成にすれば、両面が印刷された偶数枚目の原稿が排紙された際に、ページ順がそろった状態にすることが出来る。
【0037】(14)前記印刷される奇数枚目原稿の画像情報は、前記偶数枚目原稿の用紙先端に合わせるために画像情報を180度回転した状態で前記印刷手段に書き込まれることを特徴とする。
【0038】原稿が縦書きと横書きの場合があるので、この構成のように、ページ合わせが正しくなるように、向きを選択することが出来れば便利である。
【0039】(15)前記両面印刷された偶数枚目原稿は、前記排紙手段への排出後に用紙のページ順が揃った状態とするため、前記印刷手段の副搬送路を用いて用紙の反転を行うことを特徴とする。
【0040】この構成のように、用紙の反転のために副搬送路を用いれば、新たな構成を設ける必要がなく、簡単である。
【0041】(16)前記印刷部数が三部以上のモードにおいて、一部目及び二部目を印刷する際には、前記請求項12ないし請求項15に準じて印刷することを特徴とする。
【0042】この構成のように、印刷部数が三部以上の場合も、印刷部数が二部の場合と同様の手段を用いることにすれば、同じ構成を用いることが出来て便利である。
【0043】(17)前記印刷部数が三部以上のモードにおいて、三部目以降の印刷には前記給紙部に収納される印刷用紙を使用することを特徴とする。
【0044】この構成のように、まだ印刷がなされていない新しい紙でなく、片側のみが印刷された原稿に先に印刷することにより、印刷の作業中に失敗に気がついた時、無駄となる紙を最小限にすることができる。
【0045】(18)前記印刷部数が三部以上のモードにおいて、三部目以降の印刷は前記制御部にメモリされた各原稿の画像情報を、前記印刷用紙を用いる両面印刷モードに準じて呼び出し印刷処理をおこなうことを特徴とする。
【0046】この構成によれば、制御部にメモリされた画像情報を用いることにより処理が簡単となり、又、読み込みの手間を省いて簡便に印刷することができる。
【0047】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
【0048】図1は、デジタル画像形成装置1の全体構成を示す断面図で、デジタル画像形成装置1は、ADF(Automatic Document Feeder)ユニット(以下、ADFという)2、光学読取りユニット(原稿読取手段,スキャナ)3,印刷ユニット(印刷手段)4の3つのユニットによって構成されている。ADF2は原稿自動搬送機構であり、図示しない原稿が原稿載置台5に積載されると、原稿読取りのスタート信号によって原稿読取り部6に1枚ずつ搬送される。
【0049】搬送された原稿は、光源7、ミラー8〜10、レンズ11、CCD(Charge Coupled Device)読取りラインセンサ12からなる光学読取りユニット3上部に配置されるブラテンガラス13上で一旦停止し、光学読取りユニット3が走査することによって、原稿上の画像情報が読取られる。このようにして読取りが終了した原稿はプラテンガラス13上を搬送され、ADF2上面に配置される原稿排出部(第1原稿排出部)14に排出され、原稿排出台15に積載される。
【0050】前記読取られた画像情報は、CCD12ならびに図示しない制御部によって印刷用画像処理(白黒々カラーバランスによる濃度補正、画像処理、原稿中の下地除去処理等々)が行われた後、印刷ユニット4のLSU部(レーザ光源照射部)16に転送される。その後、以下に説明する印刷プロセスによって、顕像化される。
【0051】まず、印刷プロセスを構成する感光体17と、その周囲に配置される帯電部18、現像部19が印刷のための初期調整(感光体上の残留現像剤の除去、残留電位の除去)を行った後に、帯電部18が感光体17に電荷を付与し、その後前記LSU部16からの照射によって画像情報が静電潜像として感光体17上に記録される。その後、現像部19において現像剤が前記静電潜像に付着することにより画像情報は感光体17上で顕像化され、さらに感光体17が回転することにより転写部20まで移動する。
【0052】同時に、印刷ユニット4においては、原稿読取り部6に前記原稿が搬送されるタイミングに応じて、印刷ユニット4下部に配置される印刷用紙給紙部(給紙手段)21、又は印刷ユニット4側面に配置される手差しトレイ(手差し部)22から1枚の図示しない用紙がピックローラ23によってピックアップされ、PSローラ24によって搬送される。このとき、PSローラ24まで搬送されていた用紙は、感光体17上に顕像化した画像先端と用紙の先端を合わせるタイミングでPSローラ24から搬出され、転写部20の転写帯電器によって用紙上に現像剤が転写される。
【0053】現像剤が転写された用紙は、印刷ユニット4の搬送路32中に配置される熱ローラによって構成される定着部25を通過することで、粉末状の現像剤が融着し用紙上で固着し、排紙ローラ(排紙手段)26を経て排出口27から排紙トレイ部28に排出される。
【0054】また、その搬送路32の下方には、裏面印刷をおこなをためのスイッチバック搬送路(副搬送路)33が設けられ、排紙トレイ部28に搬出されようとする用紙が排紙ローラ26によって一旦停止された後に逆送され、切換爪34によってスイッチバック搬送路33に搬入された後、反転されて、PSローラ24まで搬送されるようになっている。
【0055】このような両面印刷可能な本デジタル画像形成装置1の特徴として、特に、図1右上に矢印で示すADF2の原稿排出部14の搬送路が、2方向に分岐している点をあげることが出来る。この点について詳しく説明するために、原稿排出部14を拡大して断面図で示したのが図2である。
【0056】図2に示されるように、本装置1においては、原稿排出部14に、原稿排出先を選択するための分岐爪(分岐手段)29を設けている。その分岐爪29が図のB方向(下方)を向いている時には、ADF2によって読取られた原稿は、通常と同じく原稿排出台15へ排出されるが、分岐爪29が図のA方向(上方)を向いているときには、原稿(G)は図2において示すように、第2原稿排出部31から装置外の手差しトレイ22上部に排出され、そのまま落下して手差しトレイ22上に給紙されることになる。
【0057】ちなみに、このような落下方式とは別に、図示は省略するが、例えば、ADF2で読み取った原稿を、手差しトレイ22にガイド搬送する搬送路を設けてもよい。その搬送路は、例えば、第2原稿排出部31から下方に向けて湾曲状(図2の状態にて時計回り)に形成して(紙詰まり解消のために)開閉可能な閉断面形状とし、手差しトレイ22の上部(開口)に(着脱可能に)接続するように構成すれば、原稿を搬送過程で反転することができ、そのまま印刷手段4に搬入して、裏面に印刷が可能となる。また、その手差しトレイ22の接続開口側に搬送ローラ(呼び込みローラ)を設けることにより、原稿の反転動作(及び呼び込み動作)を容易かつ確実なものとすることができる。
【0058】上述の落下方式の場合、手差しトレイ22には、図3に示すような呼込みベルト30を設けており、落下してきた用紙(原稿(G))に対して、呼込みベルト30が図のように、時計まわりに回動することによって、その用紙を手差しトレイ22のピックアップローラ23へと送りこむ。
【0059】その呼込みベルト30は、例えば、以下のように構成することができる。すなわち、印刷ユニット4のフレーム本体41の内側に、揺動フレーム301の一端を回動自在に枢支させ、かつ、その揺動フレーム301の一端(枢支端)に駆動ローラ302を、また、遊端側となる他端に従動ローラ303を、それぞれ回転自在に支持させると共に、その両ローラ302,303間に無端ベルト304を張架し、かつ、駆動ローラ302を、正転逆転自在なモータ305と伝動連結すると共に、クラッチ(図示省略)を介して駆動ローラ302を揺動フレーム301の一端と継切自在に連結する。
【0060】このような構成により、原稿(G)が手差しトレイ22に落下するタイミングを見計らってクラッチを接続して(駆動ローラ302と揺動フレーム301を固定して)モータ305を起動させることにより、呼込みベルト30を実線の位置から破線の位置に(図示時計まわりに)回動させ、その他端側を原稿(G)の上面に押圧し、クラッチを切断して無端ベルト304を矢印方向に転動させることにより、原稿(G)をピックアップローラ23に確実に搬入する(呼び込む)ことができる。
【0061】このように形成される本デジタル画像形成装置1は、通常の片面印刷、両面印刷の印刷モードでけでなく、原稿(G)の裏面への印刷モードを有している。つまり、本装置1は、片面印刷された原稿(G)を両面印刷へ変更する場合に、すでに片面が印刷されている原稿(G)の裏面に対して、別の片面原稿の情報を印刷することにより、印刷用紙を節約することが出来る(別途、印刷用紙は不用である)と同時に、印刷の手間をも少なからず省くことができるという印刷モードを有している。
【0062】以下、この原稿(G)の裏面への印刷モードが、どのようにおこなわれるかについて説明する。原稿の裏面への印刷においては、原稿自体を印刷用紙として利用する関係上、以下の三つの場合に分けて、印刷動作を説明する。
【0063】(1)片面の原稿が一部ある場合に、先ず第1に両面の原稿を一部作成する場合が考えられる。この場合、例えば奇数枚目の原稿の裏面に、偶数枚目の原稿の情報を印刷するなどすれば、新たな用紙を必要とせず、かつ印刷の手間を少なからず省いて両面原稿を作成することが出来る。
【0064】(2)両面の原稿を二部作成する場合が考えられる。この場合は、奇数番目の原稿の裏面に偶数番目の原稿の情報を印刷し、かつ偶数番目の原稿の裏面には奇数番目の原稿の情報を印刷するなどすれば、簡単に二部の両面原稿を得ることが出来る。
【0065】(3)両面原稿を三部以上作成する場合が考えられる。この場合は、始めの二部を、二部作成する場合と同様に作成し、残りは通常と同様の方法によって両面印刷された原稿を作成する。
【0066】まず、始めに、図4および図5に示すフローチャートを用いて、上記(1)の場合、すなわち、両面原稿を一部作成する場合の動作について説明する。
【0067】原稿印刷開始時には、Steplにおいて印刷要求がなされ、次のStep2において原稿がADF2の原稿載置台5に置かれる。続いて、Step3で、原稿への印刷モードが、片面印刷のための片面印刷モードであるかどうかが判断される。
【0068】片面印刷である場合には、Step4以下の片面印刷モードへ進み、通常と同様の片面印刷が行われ、片面印刷でない場合は、Step8に進み、印刷モードが両面印刷モードであるかどうかが判断される。
【0069】Step4の通常の片面印刷モードにおいては、まず原稿排出部14の分岐爪29が図2のB方向へ回転させられる。そして、Step5では通常の片面印刷用に原稿読取りや印刷処理が行われ、Step6で印刷後の用紙が排紙トレイ部28に排出される。
【0070】Step7では、次の原稿があるかどうかが判断され、次の原稿がある場合にはStep5に戻って通常の処理を行い、次の原稿がない場合には処理を終了する。
【0071】印刷モードが片面でないと判断された場合のStep8では、印刷モードが両面であるかどうかが判断され、両面印刷モードである場合には、次のStep9に進み、両面印刷モードでない場合にはStep3に戻りもう一度印刷モードが片面印刷であるかどうかが判断される。
【0072】Step9においては、両面印刷モードが、通常のまだ片面が印刷されていない記録用紙への両面印刷であるかどうかが判断され、もし通常の両面印刷である場合には、Stepl0に進み、原稿排出部14の分岐爪29はB方向に回転され、Step11以下の通常の両面印刷の動作が行われ、もし、通常の両面印刷でないと判断された場合はStepl4へ進む。
【0073】通常の両面印である場合にStepllでは、両面印刷用に原稿読取りや印刷処理が行われ、次のStepl2で印刷後の用紙が排紙トレイ部28に排出され、Stepl3で次の原稿があるかどうかが判断され、次の原稿がある場合にはStepllに戻って再度通常の原稿処理が行われ、次の原稿がない場合には処理は終了する。
【0074】通常の両面印刷でないと判断された場合のStepl4では、印刷モードが本発明でいう原稿の裏面を利用した両面印刷モードであるかどうかが判断され、もしそうであるならば次のStepl5へ進み、もしそうでないならもう一度Step9へ戻り印刷モードが通常の両面印刷モードであるかどうか判断される。
【0075】通常の印刷モードにおいては一枚ずつ処理して次の原稿があるかどうか判断されるが、本発明でいう原稿の裏面を利用した両面印刷モードであると判断された場合においては、奇数枚目と偶数枚目のペアとして二枚ずつ処理して、次の原稿があるかどうか判断される。
【0076】Stepl5では、原稿排出部14の分岐爪29がA方向に回転され、次のStepl6においては奇数枚目の原稿が、ADF2の紙搬送路を通じて分岐爪29部分を経由して、第2原稿排出部31から、図2に示すように、手差しトレイ22の上部に排出される。
【0077】次のStepl7では、手差しトレイ22の給紙部は、供給された奇数枚目の原稿を、その裏面を印刷用紙として用いるために、図3に示される呼込みベルト30等によってPSローラ23まで搬送する。
【0078】Stepl8では、偶数枚目の原稿が、通常の印刷モードと同じくADF2を用いて自動的に読込まれる。続いて、Stepl9では、読込まれた偶数枚目の原稿の情報を、奇数枚目の原稿の裏面へと印刷ユニット4において印刷処理がなされる。
【0079】この場合、印刷される偶数枚目原稿の画像情報は、前記制御部において、画像情報を180度回転した状態で印刷手段4の感光体17に書き込まれるようにしておくことも出来る。
【0080】Step20においては、裏には偶数枚目の情報が既に印刷されている奇数枚目の原稿が、第1の排紙トレイ281へと排出される。また、Step21において、ADF2では原稿排出部14の分岐爪29がA方向になっているので、読込まれた偶数枚目の原稿は手差しトレイ22の上部へと排出される。この際、例えば分岐爪29を動かす等して、偶数枚目原稿をADF2の原稿排出台15に排出させることも出来る。
【0081】次のStep22では、奇数枚目の原稿が既に排出されている第1の排紙トレイ281が移動し、第2の排紙トレイ282が排出口27に導かれ、Step23では偶数枚目の原稿が手差しトレイ22より印刷ユニット4を介して、印刷処理されることなく第2の排紙トレイ282へと排出される。
【0082】次いで、Step24において次の原稿があるかどうかが判断され、もし次の原稿がある場合にはStep25において第1の排紙トレイ281を排出口27へと導いた上でStepl5に戻りもう一度原稿の裏面を利用した印刷処理を行い、もし次の原稿がない場合には処理は終了する。
【0083】次に、上記(2)の場合について、すなわち、両面原稿を二部印刷する場合の動作を、図6および図7に示すフローチャートに基づいて説明する。原稿印刷開始時には、Step41において印刷要求がなされ、次のStep42において原稿がADF2の原稿載置台5に置かれる。続いて、Step43で、原稿への印刷モードが、片面印刷のための片面印刷モードであるかどうかが判断される。
【0084】片面印刷である場合には、図4のStep4以下の片面印刷モードへ進み、通常と同様の片面印刷が行われ、片面印刷でない場合は、Step44に進み、印刷モードが両面印刷モードであるかどうかが判断される。
【0085】印刷モードが片面でないと判断された場合のStep44では、印刷モードが両面であるかどうかが判断され、両面印刷モードである場合には、次のStep45に進み、両面印刷モードでない場合にはStep43に戻りもう一度印刷モードが片面印刷であるかどうかが判断される。
【0086】Step45においては、両面印刷モードが、通常の両面がまだ印刷されていない新しい記録用紙への両面印刷であるかどうかが判断され、もし通常の両面印刷である場合には、図4のStepl0に進み原稿排出部14の分岐爪29はB方向に回転され、Step10以下の通常の両面印刷の動作が行われ、もし通常の両面印刷でないと判断された場合はStep46へ進む。
【0087】通常の両面印刷でないと判断された場合のStep46では、印刷モードが本発明でいう原稿の裏面を利用した両面印刷モードであるかどうかが判断され、もしそうであるならば次のStep47へ進み、もしそうでないならもう一度Step45へ戻り印刷モードが通常の両面印刷モードであるかどうか判断される。
【0088】Step47では、原稿排出部14の分岐爪29がA方向に回転され、次のStep48においては奇数枚目の原稿がADF2を用いて原稿読取り部6において読取られ、図示しない制御部においてその原稿情報をメモリし、Step49ではADF2の紙搬送路を通じて分岐爪29部分を経由して、図2に示すように手差しトレイ22の上部に排出される。
【0089】Step50では、偶数枚目の原稿が、通常の印刷モードと同じく、ADF2を用いて自動的に読込まれる。続くStep51では印刷ユニット4の排出口27に第1の排紙トレイ281が配置されているかどうかが判断され、もし配置されていれば次のStep52へと進み、もし配置されていない場合にはStep60へと進み第1の排紙トレイ281が排出口27へと導かれる。
【0090】続いて、Step52では、印刷ユニット4において、読込まれた偶数枚目の原稿の情報が、奇数枚目の原稿の裏面へと印刷される。Step53においては、裏には偶数枚目の情報が既に印刷されている奇数枚目の原稿が、第1の排紙トレイ281へと排出される。
【0091】また、Step54において、ADF2では原稿排出部14の分岐爪29がA方向になっているので、読込まれた偶数枚目の原稿は手差しトレイ22の上部へと排出される。
【0092】次のStep55では、奇数枚目の原稿が既に排出されている第1の排紙トレイ281が移動し、第2の排紙トレイ282が排出口27に導かれる。そして、Step56では偶数枚目の原稿に、制御部にメモリされている奇数枚目の原稿の情報が印刷される。
【0093】この場合、印刷される奇数枚目原稿の画像情報は、前記制御部において、画像情報を180度回転した状態で印刷手段の静電潜像担持体に書き込まれるようにしておくことも出来る。
【0094】Step57では、偶数枚目の原稿がスイッチバック搬送路33へと導かれ、Step58ではスイッチバック搬送路33より排紙口27の第2の排紙トレイ282に排出される。
【0095】Step59において次の原稿があるかどうかが判断され、もし次の原稿がある場合にはStep61において第1の排紙トレイ281を排出口27へと導いた上でStep47に戻りもう一度原稿の裏面を利用した印刷処理を行い、もし次の原稿がない場合には処理は終了する。
【0096】次に、上記(3)の場合について、すなわち、両面原稿を三部以上印刷する場合の動作を、図8および図9に示すフローチャートを用いて説明する。原稿印刷開始時には、Step71において印刷要求がなされ、次のStepア2において原稿がADF2の原稿載置台5に置かれる。
【0097】続いて、Step73で、原稿への印刷モードが、片面印刷のための片面印刷モードであるかどうかが判断される。片面印刷である場合には、図4のStep4以下の片面印刷モードへ進み、通常と同様の片面印刷が行われ、片面印刷でない場合は、Step74に進み、印刷モードが両面印刷モードであるかどうかが判断される。
【0098】印刷モードが片面でないと判断された場合のStep74では、印刷モードが両面であるかどうかが判断され、両面印刷モードである場合には、次のStep75に進み、両面印刷モードでない場合にはStep73に戻りもう一度印刷モードが片面印刷であるかどうかが判断される。
【0099】Step75においては、両面印刷モードが、通常の、両面がまだ印刷されていない新しい記録用紙への両面印刷であるかどうかが判断され、もし通常の両面印刷である場合には、図4のStep10に進み原稿排出部14の分岐爪29はB方向に回転され、Step10以下の通常の両面印刷の動作が行われ、もし通常の両面印用11でないと判断された場合はStep76へ進む。
【0100】通常の両面印刷でないと判断された場合のStep76では、印刷モードが本発明でいう原稿の裏面を利用した両面印刷モードであるかどうかが判断され、もしそうであるならば次のStep77へ進み、もしそうでないならもう一度Step75へ戻り印刷モードが通常の両面印刷モードであるかどうか判断される。
【0101】次に、ここではStep77として、図6におけるStep47から図7のStep61までの処理がまとめて表現され、片面の原稿一部より、二部の両面印刷した原稿が得られる。
【0102】ここまでの動作において、二部の原稿は既に作成されているので、次のStep78においては、さらにあと何部の両面原稿を印刷すればよいかが計算され、もしまだ一部以上の原稿が必要ならばStep79に進み通常の両面印刷処理に切り換わり、原稿排出部14の分岐爪29がB方向に回転される。そして、もしもう印刷の必要がないなら処理を終了する。
【0103】Step80においては、制御部においてメモリされていた原稿情報を用いて、通常の両面印刷と同様の処理を印刷ユニット4において行い、Step81において印刷された用紙を順次、第1の排紙トレイ281へと排出する。
【0104】Step82では要求された印刷部数を印刷し終わったかどうか判断され、もし印刷し終わっていないならStep80に戻り印刷処理を行い、もし印刷し終わっているなら処理を終了する。
【0105】以上の構成によれば、片面印刷された原稿を両面印刷へ変更する場合に、すでに片面が印刷されている原稿の裏面に対して、別の片面原稿の情報を印刷することにより、印刷用紙を節約することが出来ると同時に、印刷の手間をも少なからず省くことができる。
【0106】
【発明の効果】以上の説明で明らかなように、本発明は、以下の効果を奏する。
【0107】請求項1によれば、ADFで搬送された原稿を印刷手段に搬入し、該原稿の裏面に原稿読取手段で読取られた他の原稿を印刷することによって片面原稿を両面原稿にするので、すでに片面が印刷されている原稿の裏面に対して、別の片面原稿の情報を印刷することにより原稿の両面に印刷が施され、印刷用紙を節約出来ると共に、印刷の手間も省くことができる。
【0108】更には、原稿の裏面に他の原稿を印刷することで、捺印または、サインなど重要な原稿を原紙の状態で両面印刷し保管することが可能となる。
【0109】請求項2によれば、ADF内に分岐手段を設けたことにより、通常の原稿排出先とは異なる排出先の切り換えが可能となり、片面原稿を両面原稿にするための印刷手段への搬送が可能となる。
【0110】請求項3によれば、ADFを用いて全ての原稿を読み取った後、原稿を手差し部に装着することにより、片面原稿を両面原稿にするので、従来の装置(構造)を変更することなく原稿の両面化を容易に行える。
【0111】請求項4によれば、ADFを用いて読み取った原稿を、手差し部に搬送する搬送路を備えるので、例えば、第2原稿排出部から下方に向けて湾曲するように形成した搬送路を手差し部に接続させることにより、手差し部への搬送過程で原稿が反転され、その原稿をまま印刷手段に搬入することにより、原稿の裏面印刷が可能となる。
【0112】また、その搬送路から手差し部に望む開口部に搬送ローラを設けることにより、原稿の反転動作が容易かつ確実となる。
【0113】請求項5によれば、給紙手段に収納された用紙を用いて印刷する片面印刷モード、両面印刷モード、及び前記ADFで読取られた原稿の裏面に印刷を行う複数のモードを有するので、一つの複写機において、本発明における原稿の裏面への印刷モードと共に、従来の片面、両面の印刷モードも使用でき、利便性が向上する。
【0114】請求項6によれば、ADFで読取られた原稿の裏面へ印刷を行う複数のモードにつき、印刷部数が一部のモード、印刷部数が二部のモード、並びに印刷部数が三部以上のモードでの選択が可能としたので、モードの選択・設定が容易となる。また、印刷部数が一部または二部の場合は、新たな記録用紙を用いることなく印刷が行えるので、資源の節約となる。
【0115】請求項7によれば、印刷部数が一部のモードで、ADFから搬送される複数の原稿の内、搬送される奇数枚目の原稿は画像情報の読取りを行わず、片面原稿を両面原稿にするための第2原稿排出部から手差し部へと排出され、偶数枚目原稿の画像情報をスキャナによって読取らせるので、印刷部数が一部の場合は、片面原稿の内の半分の原稿は読取りを省略することが出来、又印刷はその原稿面の裏面に行うので印刷の手間も省ける。
【0116】請求項8によれば、印刷手段に導かれる前記奇数枚目の原稿は、搬送される原稿の枚数番号より1つ多い偶数枚目原稿の画像情報を原稿の裏面に印刷するので、印刷された原稿のページ順を揃えることができ、また高速印刷が可能となる。
【0117】請求項9によれば、印刷される偶数枚目原稿の画像情報を、奇数枚目原稿の用紙先端に合わせるために画像情報を180度回転した状態で前記印刷手段に書き込むモードが選べるので、原稿が縦書きの場合と横書きの場合でページのあわせ方が異なるので、正しい向きになるように選択することが出来る。
【0118】請求項10によれば、スキャナで読取られた後の偶数枚目原稿は、ADF内の通常の第1原稿排出部に排出されるので、印刷部数が一部の場合には、偶数枚目の原稿が排紙トレイではなく、通常の原稿排出部に排出され、利便性が向上する場合もある。
【0119】請求項11によれば、スキャナで読取られた後の偶数枚目原稿(不用となる原稿)は、印刷手段により、原稿の記載内容を判別不能にするので、印刷部数が一部の場合には、偶数枚目の原稿が不用となるため、原稿の画像記録面に格子状、または、黒ベタなどを印刷することにより、元の原稿の記録内容が判別不能になり、機密保持が容易に行える。
【0120】請求項12によれば、印刷部数が二部のモードにおいて、ADFから搬送される複数の原稿はすべて画像情報の読取りをおこなった後、搬送される奇数枚目の原稿への偶数枚目原稿の画像情報の印刷は、前記請求項7ないし10に準じておこなわれるので、印刷部数が二部の場合でも、印刷部数が一部の場合と同じ動作で行うことが出来れば、その分同じ構成を用いることが出来て便利である。
【0121】請求項13によれば、手差し部から印刷手段に導かれる偶数枚目の原稿は、原稿の裏面に搬送される原稿の枚数番号より1つ少ない奇数枚目原稿の画像情報を印刷するので、両面が印刷された偶数枚目の原稿が排紙された際に、ページ順がそろった状態にすることが出来る。
【0122】請求項14によれば、印刷される奇数枚目原稿の画像情報は、偶数枚目原稿の用紙先端に合わせるために画像情報を180度回転した状態で印刷手段に書き込まれるので、ページ合わせが正しくなるように、向きを選択することができ、便利である。
【0123】請求項15によれば、両面印刷された偶数枚目原稿は、排紙手段への排出後に用紙のページ順が揃った状態とするため、印刷手段の副搬送路を用いて用紙の反転を行うので、用紙の反転のために副搬送路を用いれば、新たな構成を設ける必要がなくなる。
【0124】請求項16によれば、印刷部数が三部以上のモードにおいて、一部目及び二部目を印刷する際には、前記請求項12ないし請求項15に準じて印刷するので、印刷部数が三部以上の場合も、印刷部数が二部の場合と同様の手段を用いることにすれば、同じ構成を用いることが出来て便利である。
【0125】請求項17によれば、印刷部数が三部以上のモードにおいて、三部目以降の印刷には給紙部に収納される印刷用紙を使用するので、まだ印刷がなされていない新しい紙でなく、片側のみが印刷された原稿に先に印刷することにより、印刷の作業中に失敗に気がついた時、無駄となる紙を最小限にすることができる。
【0126】請求項18によれば、印刷部数が三部以上のモードにおいて、三部目以降の印刷は前記制御部にメモリされた各原稿の画像情報を、前記印刷用紙を用いる両面印刷モードに準じて呼び出し印刷処理をおこなうので、制御部にメモリされた画像情報を用いることにより処理が簡単となり、又、読み込みの手間を省いて簡便に印刷することができる。




 

 


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