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発明の名称 キー入力装置
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開2003−15796(P2003−15796A)
公開日 平成15年1月17日(2003.1.17)
出願番号 特願2001−201035(P2001−201035)
出願日 平成13年7月2日(2001.7.2)
代理人 【識別番号】100075502
【弁理士】
【氏名又は名称】倉内 義朗
【テーマコード(参考)】
5B020
5B087
【Fターム(参考)】
5B020 CC06 CC12 DD02 DD51 GG51 
5B087 AA06 AB02 CC02 CC12 DE02
発明者 見掛 則之
要約 課題
表示パネルの裏側にスイッチを設けるという構成でありながら、スイッチの操作性が良好であって、またコストを低く抑えることができ、更に小型軽量化を図ることが可能なキー入力装置を提供する。

解決手段
液晶表示パネル13の突起14の先端を支点として、液晶表示パネル13を傾斜可能に支持し、液晶表示パネル13の裏面側に各入力スイッチe1,e2 ,e3 ,e4 を配置している。該各入力スイッチのいずれかに重なる液晶表示パネル13の部位を押下すると、液晶表示パネル13が傾斜して、各凸部16-1,16-2,16-3,16-4のいずれかが移動し、該各入力スイッチのいずれかがオンとなる。
特許請求の範囲
【請求項1】 画像を表示する表示パネルと、表示パネルの少なくとも一部が該表示パネルの画面に直交する方向へと移動し得る様に、該表示パネルを支持する支持手段と、表示パネルの裏面側に設けられたスイッチとを備え、表示パネルの押下により該表示パネルが移動し、該表示パネルの移動によりスイッチが切り換えられ、このスイッチの切り換えがキー入力となることを特徴とするキー入力装置。
【請求項2】 表示パネルの画面では、スイッチに重なる部位に、スイッチの位置を表示することを特徴とする請求項1に記載のキー入力装置。
【請求項3】 スイッチに重なる部位に、アイコンを表示することを特徴とする請求項2に記載のキー入力装置。
【請求項4】 予め設定された複数のアイコンを切り換え表示することを特徴とする請求項3に記載のキー入力装置。
【請求項5】 表示パネルの画面に重なるタッチパネルと、スイッチの切り換え及びタッチパネルによる検出に基づいて、キー入力を判定する判定手段とを更に備えることを特徴とする請求項1に記載のキー入力装置。
【請求項6】 判定手段は、スイッチの切り換えとタッチパネルによる検出との時間差に基づいて、キー入力を判定することを特徴とする請求項5に記載のキー入力装置。
【請求項7】 判定手段は、スイッチの切り換え及びタッチパネルによる検出の状態を報知することを特徴とする請求項5に記載のキー入力装置。
【請求項8】 予め設定された操作入力に応答して、スイッチの切り換えによるキー入力を禁止することを特徴とする請求項1に記載のキー入力装置。
【請求項9】 複数のスイッチを備え、予め設定された操作入力に応答して、各スイッチのうちの少なくとも1つによるキー入力を禁止することを特徴とする請求項1に記載のキー入力装置。
発明の詳細な説明
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、表示パネルを備えるキー入力装置に関する。
【0002】
【従来の技術】この種の従来の装置としては、例えば表示パネルの画面の近傍に、複数の操作キーを配置したものがある。この装置では、画面の表示内容を見ながら、各操作キーを選択的に操作する。
【0003】また、透明タッチパネルを表示パネルの画面に重ね、透明タッチパネルに接触することにより入力を行うものがある。例えば、特開平11-65764号公報に記載の「タッチパネル付き液晶表示素子」では、抵抗膜方式のタッチパネルと液晶表示パネルを密着させており、液晶表示パネルの液晶層として、液晶を固体材料中に分散保持したものを用いることにより、液晶表示パネルの剛性を高めている。あるいは、特開2000-207128 号公報に記載の「透明タッチパネルおよびそれを用いた電子機器」では、透明な固定基板上に、易接着膜を介して反射防止膜及び第1透明導電膜を設け、また可動基板側に、第2透明導電膜及び偏向板を設けて、透明タッチパネルを構成している。
【0004】更に、特開平3-148693号公報に記載の「液晶表示装置」では、可撓性を有する液晶表示パネルの裏面側にスイッチを設けており、スイッチに重なる液晶表示パネルの部位を押えて撓ませることにより、このスイッチを押下して切り換えている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、表示パネルの画面の近傍に各操作キーを配置した上記従来の装置では、表示パネルの画面のスペースと、各操作キーの配置スペースを必要とするため、装置の小型化が困難であり、無理に小さくすると、画面の視認性や各操作キーの操作性が低下する。また、表示パネルや各操作キーの設計の自由度が低くい。
【0006】また、透明タッチパネルを利用した上記従来の装置では、透明タッチパネルそのもののコストが高い。更に、組み立て作業に際し、表示パネルの画面と透明タッチパネルとの位置合わせを行なったり、両者間に異物等が混入することを防止せねばならず、生産性が良くない。また、透明タッチパネルの基板として、ガラス板等を用いるために、落下等の衝撃に弱く、パネル全体が厚くなり、重い。
【0007】更に、可撓性を有する液晶表示パネルの裏面側にスイッチを設けた上記従来の装置では、その様な液晶表示パネルの未解決な技術課題が多く、実現が困難である。また、実現が可能であったとしても、コストの高騰を避けられないものと予想される。また、液晶表示パネルを撓ませるにしても、部分的に大きく撓むとは考え難く、スイッチの真上を正確に押さないと、スイッチが切り換わらず、操作性が良くない。
【0008】そこで、本発明は、上記従来の問題点に鑑みてなされたものであり、表示パネルの裏側にスイッチを設けるという構成でありながら、スイッチの操作性が良好であって、またコストを低く抑えることができ、更に小型軽量化を図ることが可能なキー入力装置を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するために、本発明のキー入力装置においては、画像を表示する表示パネルと、表示パネルの少なくとも一部が該表示パネルの画面に直交する方向へと移動し得る様に、該表示パネルを支持する支持手段と、表示パネルの裏面側に設けられたスイッチとを備え、表示パネルの押下により該表示パネルが移動し、該表示パネルの移動によりスイッチが切り換えられ、このスイッチの切り換えがキー入力となる。
【0010】この様な構成の本発明によれば、表示パネルの少なくとも一部が該表示パネルの画面に直交する方向へと移動し得る様に、表示パネルを支持し、表示パネルの裏面側にスイッチを設けている。そして、表示パネルの押下により該表示パネルが移動し、表示パネルの移動によりスイッチが切り換えられる。従って、表示パネルが撓む必要はない。また、スイッチの真上からずれた位置で、表示パネルを押下しても、表示パネルが移動して、スイッチが切り換わり、操作性が良い。更に、構造が簡単であるため、コストを低く抑えることができ、小型軽量化を実現することができる。
【0011】また、本発明においては、表示パネルの画面では、スイッチに重なる部位に、スイッチの位置を表示している。
【0012】この様にスイッチの位置を表示パネルの画面に表示すれば、押下すべき表示パネルの部位を操作者に知らせることができる。
【0013】更に、本発明においては、スイッチに重なる部位に、アイコンを表示している。
【0014】この様にアイコンを表示すれば、スイッチの位置だけではなく、スイッチの機能を操作者に知らせることができる。
【0015】また、本発明においては、予め設定された複数のアイコンを切り換え表示している。
【0016】この様に各アイコンを切り換えて表示すれば、スイッチの機能を変化させつつ操作者に知らせることができる。
【0017】更に、本発明においては、表示パネルの画面に重なるタッチパネルと、スイッチの切り換え及びタッチパネルによる検出に基づいて、キー入力を判定する判定手段とを更に備えている。
【0018】この様にスイッチの切り換え及びタッチパネルによる検出に基づいて、キー入力を判定すれば、キー入力を多様化することができる。
【0019】また、本発明においては、判定手段は、スイッチの切り換えとタッチパネルによる検出との時間差に基づいて、キー入力を判定している。
【0020】ここでは、まず操作者の指が表示パネルの画面に接触したときに、タッチパネルによる検出が行われ、引き続いて表示パネルが移動して、スイッチが切り換わるので、この順番に着目して、スイッチの切り換えとタッチパネルによる検出を確実に識別し、両者の時間差に基づいて、キー入力を判定している。
【0021】更に、本発明においては、判定手段は、スイッチの切り換え及びタッチパネルによる検出の状態を報知している。
【0022】この様にスイッチの切り換え及びタッチパネルによる検出の状態を報知すれば、スイッチの切り換え及びタッチパネルによる検出のいずれが行われているのかを容易に察知することができる。
【0023】また、本発明においては、予め設定された操作入力に応答して、スイッチの切り換えによるキー入力を禁止している。あるいは、複数のスイッチを備え、予め設定された操作入力に応答して、各スイッチのうちの少なくとも1つによるキー入力を禁止している。
【0024】この様に必要に応じてスイッチの切り換えによるキー入力を禁止すれば、誤操作による入力を防止することができる。
【0025】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を添付図面を参照して詳細に説明する。
【0026】図1(a)及び(b)は、本発明のキー入力装置の一実施形態を示す平面図及び断面図である。本実施形態のキー入力装置10は、本体筐体11の内側に基板12を固定し、液晶表示パネル13を本体筐体11の開口部11aの内側に配置し、液晶表示パネル13の裏面の突起14を基板12に当接させ、線形バネや合成ゴム等からなる複数の弾性部材15により液晶表示パネル13と基板12を連結している。液晶表示パネル13は、各弾性部材15により矢印Dの方向に付勢され、本体筐体11の開口部11aの縁に軽く押し付けられた状態で支持されており、突起14の先端を支点として傾斜可能である。また、基板12上に各入力スイッチe1 ,e2 ,e3 ,e4 を配置し、液晶表示パネル13の裏面の各凸部16-1,16-2,16-3,16-4を各入力スイッチe1 ,e2 ,e3 ,e4 の可動子に接触させている。
【0027】また、図2に示す様に本体筐体11は、2分割されたそれぞれの筐体部分11-1、11-2を組み合わせてなり、基板12をフレシキブル基板17を介して液晶表示パネル13に接続している。
【0028】ここで、操作者の指によって入力スイッチe1 に重なる液晶表示パネル13の部位を押下すると、図3に示す様に液晶表示パネル13が突起14の先端を支点として傾斜し、液晶表示パネル13の凸部16-1が矢印Bの方向に移動して、該凸部16-1により入力スイッチe1 の可動子が押下され、入力スイッチe1がオンとなる。他の各入力スイッチe2 ,e3 ,e4 も同様に、他の各入力スイッチe2 ,e3 ,e4 のいずれかに重なる液晶表示パネル13の部位を押下すると、液晶表示パネル13の他の各凸部16-2,16-3,16-4のいずれかが矢印Bの方向に移動して、他の各入力スイッチe2 ,e3 ,e4 のいずれかの可動子が押下される。
【0029】この様に本実施形態のキー入力装置では、液晶表示パネル13の突起14の先端を支点として、液晶表示パネル13を傾斜可能に支持し、液晶表示パネル13の裏面側に各入力スイッチe1 ,e2 ,e3 ,e4 を配置している。各入力スイッチe1 ,e2 ,e3 ,e4 のいずれかに重なる液晶表示パネル13の部位を押下すると、液晶表示パネル13が傾斜して、各凸部16-1,16-2,16-3,16-4のいずれかが移動し、各入力スイッチe1 ,e2 ,e3 ,e4 のいずれかがオンとなる。従って、液晶表示パネル13が撓む必要はない。また、入力スイッチからずれた位置で、液晶表示パネル13を押下しても、液晶表示パネル13の凸部によって入力スイッチが押下されるので、操作性が良い。更に、構造が簡単であるため、コストを低く抑えることができ、小型軽量化を実現することができる。
【0030】図4は、本発明のキー入力装置の他の実施形態を示すブロック図である。また、図5(a)及び(b)は、本実施形態のキー入力装置を示す平面図及び断面図である。尚、図4、図5(a)及び(b)において、図1(a)及び(b)の装置と同様の作用を果たす部位には同じ符号を付す。
【0031】本実施形態のキー入力装置10Aは、液晶表示パネル13と、液晶表示パネル13を駆動制御する表示制御部21と、液晶表示パネル13の画面に重ねられ、操作者により指示された画面上の任意の位置を検出するタッチパネル22と、このタッチパネル22を制御するタッチパネル制御部23と、LED24と、LED駆動部25と、各入力スイッチe1 ,e2 ,e3 ,e4 と、キーロックスイッチfと、各入力スイッチe1 ,e2 ,e3 ,e4 及びキーロックスイッチfのオンオフを検出するキー制御部26と、各種のデータ等を記憶したり、演算領域となるRAM27と、各種のプログラム等を記憶したROM28と、このキー入力装置10Aを統括的に制御する中央処理装置(CPU)29とを備えている。
【0032】図5(a)及び(b)に示す様に、本体筐体11の内側に基板12を固定し、この基板12上に表示制御部21、タッチパネル制御部22、LED24、LED駆動部25、キー制御部26、RAM27、ROM28、CPU29、及び電源(図示せず)等を搭載する。また、液晶表示パネル13を本体筐体11の開口部11aの内側に配置し、液晶表示パネル13の裏面の突起14を基板12に当接させ、複数の弾性部材15により液晶表示パネル13と基板12を連結している。また、基板12上に各入力スイッチe1 ,e2 ,e3 ,e4 を配置し、液晶表示パネル13の裏面の各凸部16-1,16-2,16-3,16-4を各入力スイッチe1 ,e2 ,e3 ,e4 の可動子に接触させている。
【0033】ここで、タッチパネル22は、図6に示す様に可撓性基板22a、透明固定基板22b、可撓性基板22a側の透明導電膜22c、及び透明固定基板22b側の透明導電膜22dを有する。操作者の指によって入力スイッチe1 の部位を押すと、可撓性基板22aが部分的に窪んで、この部位で各透明導電膜22c,22dが接触し、この接触部位の位置、つまり液晶表示パネル13上の該位置がタッチパネル22によって検知される。タッチパネル制御部23は、タッチパネル22によって検知された位置をCPU19に通知する。更に、操作者の指によって該部位を押下すると、図7に示す様に液晶表示パネル13が突起14の先端を支点として傾斜し、液晶表示パネル13の凸部16-1が入力スイッチe1 側に移動して、該凸部16-1により入力スイッチe1 の可動子が押下され、入力スイッチe1がオンとなる。同様に、他の各入力スイッチe2 ,e3 ,e4 のいずれかに重なる液晶表示パネル13の部位を押すと、まず該部位の位置がタッチパネル22によって検知され、更に該部位を押下すると、他の各入力スイッチe2 ,e3 ,e4 のいずれかの可動子が押下される。
【0034】一方、CPU29は、各入力スイッチe1 ,e2 ,e3 ,e4 に対応するそれぞれのアイコン、及び液晶表示パネル13の画面上での該各アイコンの表示位置をROM28から読み出し、これらのアイコンを液晶表示パネル13の画面上のそれぞれの表示位置に表示する。例えば、図8に示す様に各アイコン31を各入力スイッチe1 ,e2 ,e3 ,e4 に重なる液晶表示パネル13のそれぞれの表示位置に表示する。これにより、操作者は、各入力スイッチe1 ,e2 ,e3 ,e4 の位置を知ることができる。
【0035】また、入力スイッチe1 による入力を禁止し、他の各入力スイッチe2 ,e3,e4 による入力を許可する場合には、図9に示す様に入力スイッチe1 の位置にはアイコンを表示せず、これにより入力スイッチe1 による入力を禁止した旨を操作者に知らせても良い。
【0036】あるいは、各アイコンにより、各入力スイッチe1 ,e2 ,e3 ,e4 の位置ばかりではなく、図10及び図11に示す様に各入力スイッチe1 ,e2 ,e3,e4 の機能を表示しても構わない。図10においては、各アイコン32により、各入力スイッチe1 ,e2 ,e3 ,e4 の機能である「決定」、「キャンセル」、「戻る」、「進む」が表示されている。また、図11においては、各アイコン33により、各入力スイッチe1 ,e2 ,e3 ,e4 の機能である「上方向の選択」、「下方向の選択」、「左方向の選択」、「右方向の選択」が表示されている。
【0037】この様な各アイコンによる各入力スイッチe1 ,e2 ,e3 ,e4 の機能表示は、多種多様である。CPU29は、多数のアプリケーションプログラムのいずれを実行するかにより、適宜の各アイコンを選択して表示し、これにより実行中のアプリケーションプログラムに適した各入力スイッチe1 ,e2 ,e3 ,e4の機能表示を行なう。
【0038】ところで、本実施形態のキー入力装置10Aでは、先に述べた様に各入力スイッチe1 ,e2 ,e3 ,e4 による入力だけではなく、タッチパネル22による入力が可能である。このため、各入力スイッチe1 ,e2 ,e3 ,e4 による入力とタッチパネル22による入力とを識別する必要がある。この識別処理を図12に示すフローチャートに従って、次に説明する。
【0039】まず、前提として、液晶表示パネル13のアイコンの部位を軽く押すと、タッチパネル22によりアイコンの位置が検出され、更に該部位を押下すると、この部位の入力スイッチがオンになるものとする。
【0040】CPU29は、タッチパネル22による位置検出を待機し(ステップS101)、タッチパネル22により位置が検出されたと判定すると(ステップS101で「Yes」)、各入力スイッチe1 ,e2 ,e3 ,e4 のいずれかのオンを予め設定された一定時間だけ待機する(ステップS102)。そして、入力スイッチがオンにされないまま、一定時間を経過すると(ステップS102で「No」)、CPU29は、タッチパネル22により検出された位置に基づいて、液晶表示パネル13上の各アイコンのいずれが選択されたかを判定する。更に、CPU29は、タッチパネル22を通じてアイコンが選択されたときに行なう処理を設定し、この処理を該選択されたアイコンに応じて進める(ステップS103)。
【0041】また、一定時間を経過する以前に、各入力スイッチe1 ,e2 ,e3 ,e4 のいずれかがオンになると(ステップS102で「Yes」)、CPU29は、このオンの入力スイッチに基づいて、液晶表示パネル13上の各アイコンのいずれが選択されたかを判定する。そして、CPU29は、入力スイッチによりアイコンが選択されたときに行なう処理を設定し、この処理を該選択されたアイコンに応じて進める(ステップS104)。
【0042】この様に液晶表示パネル13のアイコンの部位が軽く押されると、タッチパネル22によりアイコンが検出されたときに行なう処理が設定され、更に該部位が押下されると、入力スイッチによりアイコンが選択されたときに行なう処理が設定され、いずれにおいても、選択されたアイコンに応じて処理が進められる。
【0043】図13は、各入力スイッチe1 ,e2 ,e3 ,e4 による入力とタッチパネル22による入力とを識別するための他の処理を示すフローチャートである。
【0044】まず、CPU29は、タッチパネル22による位置検出を待機しており(ステップS201)、タッチパネル22により位置が検出されたと判定すると(ステップS201で「Yes」)、時間の計時を開始し(ステップS202)、更に各入力スイッチe1 ,e2 ,e3 ,e4 のいずれかのオンを待機する(ステップS203)。そして、入力スイッチがオンにされないまま、一定時間を経過すると(ステップS203で「No」)、CPU29は、タッチパネル22により検出された位置に基づいて、液晶表示パネル13上の各アイコンのいずれが選択されたかを判定する。更に、CPU29は、タッチパネル22によりアイコンが検出されたときに行なう処理を設定し、この処理を該選択されたアイコンに応じて進める(ステップS204)。
【0045】また、一定時間を経過する以前に、各入力スイッチe1 ,e2 ,e3 ,e4 のいずれかがオンになると(ステップS203で「Yes」)、CPU29は、タッチパネル22により位置が検出された時点からの時間の計時を終了して(ステップS205)、この経過時間と予め設定された閾値を比較する(ステップS206)。そして、経過時間が閾値以上であれば(ステップS206で「Yes」)、CPU29は、このオンの入力スイッチに基づいて、液晶表示パネル13上の各アイコンのいずれが選択されたかを判定し、更に入力スイッチによりアイコンが選択されかつ経過時間が閾値以上であるときに行なう処理を設定し、この処理を該選択されたアイコンに応じて進める(ステップS207)。また、経過時間が閾値未満であれば(ステップS206で「No」)、CPU29は、各アイコンのいずれが選択されたかを判定し、更に入力スイッチによりアイコンが選択されかつ経過時間が閾値未満であるときに行なう処理を設定し、この処理を該選択されたアイコンに応じて進める(ステップS208)。
【0046】この様に液晶表示パネル13のアイコンの部位が軽く押されると、タッチパネル22によりアイコンが検出されたときに行なう処理が設定され、更に該部位が押下されると、タッチパネル22による検出から入力スイッチのオンまでの経過時間に応じて、2つの処理のいずれかが選択されて設定される。そして、いずれにおいても、アイコンに応じて処理が進められる。例えば、入力スイッチがオンにされたときの2つの処理として、「決定」という処理と「キャンセル」という処理を予め設定しおけば、経過時間が閾値以上であるか否かにより、これらの処理のいずれかが選択されて設定される。
【0047】図14は、各入力スイッチe1 ,e2 ,e3 ,e4 による入力とタッチパネル22による入力とを識別するだけではなく、これらの入力のいずれがなされているかを表示するための処理を示すフローチャートである。
【0048】まず、CPU29は、タッチパネル22により位置が検出されたと判定すると(ステップS301で「Yes」)、各入力スイッチe1 ,e2 ,e3 ,e4 のいずれかのオンを予め設定された一定時間だけ待機する(ステップS302)。そして、入力スイッチがオンにされないまま、一定時間を経過すると(ステップS302で「No」)、CPU29は、LED24が点灯しているか否かを判定し(ステップS303)、点灯していれば(ステップS303で「Yes」)、LED駆動部25を通じてLED24を消灯する(ステップS304)。また、点灯していなければ(ステップS303で「No」)、LED24を消灯する必要がないので、ステップS304を省略する。この後、CPU29は、タッチパネル22により検出された位置に基づいて、液晶表示パネル13上の各アイコンのいずれが選択されたかを判定し、更にタッチパネル22を通じてアイコンが選択されたときに行なう処理を設定し、この処理を該選択されたアイコンに応じて進める(ステップS305)。
【0049】また、一定時間を経過する以前に、各入力スイッチe1 ,e2 ,e3 ,e4 のいずれかがオンになると(ステップS302で「Yes」)、CPU29は、LED24が消灯しているか否かを判定し(ステップS306)、消灯していれば(ステップS306で「Yes」)、LED駆動部25を通じてLED24を点灯する(ステップS307)。また、消灯していなければ(ステップS306で「No」)、LED24を点灯する必要がないので、ステップS307を省略する。この後、CPU29は、オンの入力スイッチに基づいて、液晶表示パネル13上の各アイコンのいずれが選択されたかを判定し、更に入力スイッチによりアイコンが選択されたときに行なう処理を設定し、この処理を該選択されたアイコンに応じて進める(ステップS308)。
【0050】この様にタッチパネル22によりアイコンが検出されたときに行なう処理、及び入力スイッチによりアイコンが選択されたときに行なう処理のいずれかが選択的に設定されるばかりではなく、前者のときにはLED24が消灯され、後者のときにはLED24が点灯される。このため、操作者は、LED24の点灯及び消灯により、タッチパネル22によりアイコンが検出された状態及び入力スイッチによりアイコンが選択された状態を、つまりいずれの処理が選択されたかを知ることができる。
【0051】図15は、各入力スイッチe1 ,e2 ,e3 ,e4 による入力とタッチパネル22による入力とを識別するだけではなく、各入力スイッチe1 ,e2 ,e3 ,e4 による入力を許可したり禁止するための処理を示すフローチャートである。
【0052】ここでは、各入力スイッチe1 ,e2 ,e3 ,e4 による入力、タッチパネル22による入力、あるいはキーロックスイッチf(例えば本体筐体11の裏面に配置される)による入力を用いて、各入力スイッチe1 ,e2 ,e3 ,e4 による入力の許可及び禁止のいずれかを予め指示して設定したものとする。
【0053】まず、CPU29は、タッチパネル22により位置が検出されたと判定すると(ステップS401で「Yes」)、更に各入力スイッチe1 ,e2 ,e3 ,e4 による入力が禁止されているか否かを判定する(ステップS402)。そして、各入力スイッチe1 ,e2 ,e3 ,e4 による入力が禁止されていれば(ステップS402で「Yes」)、CPU29は、タッチパネル22により検出された位置に基づいて、液晶表示パネル13上の各アイコンのいずれが選択されたかを判定し、更にタッチパネル22を通じてアイコンが選択されたときに行なう処理を設定し、この処理を該選択されたアイコンに応じて進める(ステップS403)。
【0054】また、各入力スイッチe1 ,e2 ,e3 ,e4 による入力が禁止されていなければ(ステップS402で「No」)、CPU29は、各入力スイッチe1 ,e2 ,e3 ,e4 のいずれかのオンを予め設定された一定時間だけ待機する(ステップS404)。そして、入力スイッチがオンにされないまま、一定時間を経過すると(ステップS404で「No」)、ステップS403に移る。また、一定時間を経過する以前に、各入力スイッチe1 ,e2 ,e3 ,e4 のいずれかがオンになると(ステップS404で「Yes」)、CPU29は、このオンの入力スイッチに基づいて、液晶表示パネル13上の各アイコンのいずれが選択されたかを判定し、更に入力スイッチによりアイコンが選択されたときに行なう処理を設定し、この処理を該選択されたアイコンに応じて進める(ステップS405)。
【0055】この様に各入力スイッチe1 ,e2 ,e3 ,e4 による入力を許可しておけば、各入力スイッチe1 ,e2 ,e3 ,e4 による入力とタッチパネル22による入力を共に行なうことができ、また各入力スイッチe1 ,e2 ,e3 ,e4 による入力を禁止しておけば、タッチパネル22による入力のみを行なうことができる。各入力スイッチe1 ,e2 ,e3 ,e4 による入力を行なう必要が無い場合は、この入力を禁止することにより、誤操作による入力を防止することができる。
【0056】図16は、各入力スイッチe1 ,e2 ,e3 ,e4 による入力とタッチパネル22による入力とを識別するだけではなく、各入力スイッチe1 ,e2 ,e3 ,e4 の一部による入力を許可したり禁止するための処理を示すフローチャートである。
【0057】ここでは、各入力スイッチe1 ,e2 ,e3 ,e4 による入力、タッチパネル22による入力、あるいはキーロックスイッチf(例えば本体筐体11の裏面に配置される)による入力を用いて、各入力スイッチe1 ,e2 ,e3 ,e4 の一部による入力の許可及び禁止のいずれかを予め指示して設定たものとする。
【0058】まず、CPU29は、タッチパネル22により位置が検出されたと判定すると(ステップS501で「Yes」)、各入力スイッチe1 ,e2 ,e3 ,e4 のいずれかのオンを予め設定された一定時間だけ待機する(ステップS502)。そして、入力スイッチがオンにされないまま、一定時間を経過すると(ステップS502で「No」)、CPU29は、タッチパネル22により検出された位置に基づいて、液晶表示パネル13上の各アイコンのいずれが選択されたかを判定し、更にタッチパネル22を通じてアイコンが選択されたときに行なう処理を設定し、この処理を該選択されたアイコンに応じて進める(ステップS503)。
【0059】また、一定時間を経過する以前に、各入力スイッチe1 ,e2 ,e3 ,e4 のいずれかがオンになると(ステップS502で「Yes」)、CPU29は、各入力スイッチe1 ,e2 ,e3 ,e4 の一部による入力が禁止されているか否かを判定する(ステップS504)。そして、各入力スイッチe1 ,e2 ,e3 ,e4 の一部による入力が禁止されていれば(ステップS504で「Yes」)、CPU29は、このオンの入力スイッチが入力禁止の対象となっているか否かを判定する。(ステップS505)。例えば、オンの入力スイッチが入力禁止の対象となっていれば(ステップS505で「Yes」)、この入力スイッチのオンを無視して、ステップS503に移る。また、各入力スイッチe1 ,e2 ,e3,e4 の一部による入力が禁止されていなかったり(ステップS504で「No」)、オンの入力スイッチが入力禁止の対象となっていなければ(ステップS505で「No」)、CPU29は、オンの入力スイッチに基づいて、液晶表示パネル13上の各アイコンのいずれが選択されたかを判定し、更に入力スイッチによりアイコンが選択されたときに行なう処理を設定し、この処理を該選択されたアイコンに応じて進める(ステップS506)。
【0060】この様に各入力スイッチe1 ,e2 ,e3 ,e4 の一部による入力を禁止することにより、誤操作による入力を防止することができる。例えば、図9に示す様に入力スイッチe1 の位置にアイコンを表示せず、これにより入力スイッチe1による入力を禁止した旨を操作者に知らせているときには、この入力スイッチe1 による入力のみを禁止すれば、誤操作による入力を防止することができる。
【0061】尚、本発明は、上記各実施形態に限定されるものではなく、多様に変形することができる。例えば、図17(a)及び(b)に示す様に小型の基板12を用いる場合は、液晶表示パネル13の裏面の突起14を本体筐体11の底板11bに当接させる。また、各入力スイッチe1 ,e2 ,e3 ,e4 を液晶表示パネル13の裏面に配置し、各凸部16-1,16-2,16-3,16-4を本体筐体11の底板11bに設ける。この様な構成においても、入力スイッチに重なる液晶表示パネル13の部位を押下すると、液晶表示パネル13が突起14の先端を支点として傾斜し、該部位の入力スイッチが矢印Bの方向に移動して、該部位の凸部により入力スイッチの可動子が押下され、入力スイッチがオンとなる。
【0062】また、入力スイッチの個数を適宜に増減しても構わない。例えば、図18(a)及び(b)に示す様に液晶表示パネル13の裏面側に凸部16-5のみを設け、基板12上に入力スイッチe5 のみを設けても構わない。
【0063】更に、液晶表示パネルを移動可能に指示するために、他の機構を用いても構わない。また、複数の入力スイッチによる入力が発生したときに、最初の入力のみを有効としても良い。また、液晶表示パネルとは異なる表示方式の表示パネルを適用しても構わない。
【0064】
【発明の効果】以上説明した様に本発明によれば、表示パネルの少なくとも一部が該表示パネルの画面に直交する方向へと移動し得る様に、表示パネルを支持し、表示パネルの裏面側にスイッチを設けている。そして、表示パネルの押下により該表示パネルが移動し、表示パネルの移動によりスイッチが切り換えられる。従って、表示パネルが撓む必要はない。また、スイッチの真上からずれた位置で、表示パネルを押下しても、表示パネルが移動して、スイッチが切り換わり、操作性が良い。更に、構造が簡単であるため、コストを低く抑えることができ、小型軽量化を実現することができる。
【0065】また、本発明によれば、スイッチの位置を表示パネルの画面に表示しているので、押下すべき表示パネルの部位を操作者に知らせることができる。
【0066】更に、本発明によれば、スイッチに重なる部位にアイコンを表示しているので、スイッチの位置だけではなく、スイッチの機能を操作者に知らせることができる。
【0067】また、本発明によれば、各アイコンを切り換えて表示するので、スイッチの機能を変化させつつ操作者に知らせることができる。
【0068】更に、本発明によれば、表示パネルの画面にタッチパネルを重ね、スイッチの切り換え及びタッチパネルによる検出に基づいて、キー入力を判定しているので、キー入力を多様化することができる。
【0069】また、本発明によれば、まず操作者の指が表示パネルの画面に接触したときに、タッチパネルによる検出が行われ、引き続いて表示パネルが移動して、スイッチが切り換わるので、この順番に着目して、スイッチの切り換えとタッチパネルによる検出を確実に識別し、両者の時間差に基づいて、キー入力を判定している。
【0070】更に、本発明によれば、スイッチの切り換え及びタッチパネルによる検出の状態を報知しているので、スイッチの切り換え及びタッチパネルによる検出のいずれが行われているのかを容易に知ることができる。
【0071】また、本発明によれば、必要に応じてスイッチの切り換えによるキー入力を許可したり禁止しているので、誤操作による入力を防止することができる。




 

 


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