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発明の名称 文書表示システム,入力領域変更システム,文書表示プログラム
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開2003−5945(P2003−5945A)
公開日 平成15年1月10日(2003.1.10)
出願番号 特願2001−190408(P2001−190408)
出願日 平成13年6月22日(2001.6.22)
代理人 【識別番号】100084135
【弁理士】
【氏名又は名称】本庄 武男
【テーマコード(参考)】
5B069
5E501
【Fターム(参考)】
5B069 CA03 FA02 FA09 
5E501 AA01 BA03 CA02 CB02 CB09 CC17 DA11 DA14 FA03 FA07 FB04 FB27 FB28 FB30
発明者 宇都宮 速人 / 古川 勝康
要約 課題
近年,Webページ等の文書のデザイン等の複雑化と高密度化に伴って,該Webページ上において,ユーザによる入力が可能な入力領域の所在を容易に把握できないような事態が発生している。

解決手段
Webページ上において,入力領域を表示させる際の表示条件が記憶された表示条件記憶手段と,Webページの作成者によって指定された入力領域の表示に関する原表示条件を抽出する抽出手段と,上記表示条件に基いて抽出手段で抽出された上記原表示条件の内容を変更する変更手段とを具備し,変更手段によって変更された表示条件に基いて,上記文書中の上記入力領域を表示することを特徴とする文書表示システム。
特許請求の範囲
【請求項1】 提供する情報を表示する情報表示領域と,該情報の閲覧者による入力が可能な入力領域とを具備する文書を表示する文書表示システムにおいて,上記入力領域を表示させる際の表示条件が記憶された表示条件記憶手段と,表示される上記文書の作成者により指定された上記入力領域の表示に関する原表示条件を抽出する抽出手段と,上記表示条件記憶手段に記憶されている上記表示条件に基いて,上記抽出手段で抽出された上記原表示条件の内容を変更する変更手段とを具備し,上記変更手段によって変更された上記表示条件に基いて,上記文書中の上記入力領域を表示することを特徴とする文書表示システム。
【請求項2】 提供する情報を表示する情報表示領域と,該情報の閲覧者による入力が可能な入力領域とを具備する文書の該入力領域の表示条件を変更する入力領域変更システムであって,上記入力領域を表示させる際の表示条件が記憶された表示条件記憶手段と,表示される上記文書の作成者により指定された上記入力領域の表示に関する原表示条件を抽出する抽出手段と,上記表示条件記憶手段に記憶されている上記表示条件に基いて,上記抽出手段で抽出された上記原表示条件の内容を変更する変更手段とを具備してなることを特徴とする入力領域変更システム。
【請求項3】 前記表示条件記憶手段に予め定められる前記表示条件に前記入力領域のサイズに関する条件が含まれる場合に,前記文書中の前記入力領域のサイズを変更して表示してなる請求項1記載の文書表示システム。
【請求項4】 前記表示条件記憶手段に予め定められる前記表示条件に前記入力領域の色に関する条件が含まれる場合に,前記文書中の前記入力領域の色を変更して表示してなる請求項1,又は請求項3のいずれかに記載の文書表示システム。
【請求項5】 前記表示条件記憶手段に予め定められる前記表示条件に前記入力領域の形状に関する条件が含まれる場合に,前記文書中の前記入力領域の形状を変更して表示してなる請求項1,請求項3,又は請求項4のいずれかに記載の文書表示システム。
【請求項6】 前記表示条件記憶手段に予め定められる前記表示条件に前記入力領域の変化に関する条件が含まれる場合に,前記文書中の前記入力領域の変化を変更して表示してなる請求項1,又は請求項3から請求項5のいずれかに記載の文書表示システム。
【請求項7】 前記変更手段によって変更された前記表示情報に基いて,前記文書中の前記入力領域を更にサンプルとして表示するサンプル表示手段を具備してなる請求項1,又は請求項3から請求項6のいずれかに記載の文書表示システム。
【請求項8】 情報を提供する情報表示領域と,該情報の閲覧者による入力が可能な入力領域とを具備する文書を表示する文書表示プログラムにおいて,情報処理装置を,上記入力領域を表示させる際の表示条件が記憶された表示条件記憶手段,表示される上記文書の作成者により指定された上記入力領域の表示に関する原表示条件を抽出する抽出手段,上記表示条件記憶手段に記憶されている上記表示条件に基いて,上記抽出手段で抽出された上記原表示条件の内容を変更する変更手段として機能させることで,上記変更手段によって変更された上記表示条件に基いて,上記文書中の上記入力領域を表示することを特徴とする文書表示プログラム。
発明の詳細な説明
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は,提供する情報を表示する情報表示領域と,該情報の閲覧者による入力が可能な入力領域とを具備する文書を表示或いは変更する文書表示システム,入力領域変更システム,文書表示プログラムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年,インターネット上のマルチメディア情報検索システムが普及しており,特にHTML(Hyper Text Markup Language)と言われるマークアップ言語で記述されたHTML文書,即ちインターネット上のWebページが多く見かけられる。このHTML形式で作成されたWebページは,テキスト,グラフィック,静止/動画,音声等のマルチメディア情報が扱える他,関連したWebページを“リンク”という手法で関連付けることによって,多種多様なWebページにアクセスすることを可能としている。このように多種多様なWebページ等の文書の表示の際に,該文書を見る閲覧者(以下,「ユーザ」と称する。)自らの好みに合わせて上記文書を表示させるような技術がある。例えば,特開平11−65547号公報には,HTML文書の背景色,文字色,リンク色,文字サイズ等をユーザが予め任意に設定した条件で表示させる文書表示システムについて開示されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら,上述の従来の技術では,ユーザが任意に変更できる部分は,Webページの作成者がユーザに対して情報を提供する情報表示領域,即ち背景色,文字色,リンク色,文字サイズ等に限定されており,近年の複雑化と高密度化が進むWebページの表示に対するユーザのニーズを必ずしも満足させるものではない。例えば,近年のHTML形式で記述されたWebページは,上記情報表示領域のみならず,Webページ作成者がユーザより容易に情報が得られるようにそのWebページ上にユーザによる入力を可能にする入力領域が設けられている場合が多い。しかし,上述のようにWebページの複雑化と高密度化に伴い,ユーザが上記入力領域の所在を容易に把握できないような事態が発生している。また,上記以外にも,パーソナルコンピュータ等の情報処理装置の操作に不慣れなユーザが,検索エンジン等のWebページを利用する場合においても,検索語句を入力するための入力領域の所在を把握できないような事態が発生している。即ち,従来の技術では,表示される文書中において,ユーザによる入力を可能にする入力領域の視認性を高めたり,識別しやすくするようなことが不可能であり,更に,上記入力領域をユーザの好みに合わせて表示させたりすることも不可能であった。そこで,本発明は上記事情に鑑みてなされたものであり,その目的とするところは,表示される文章中において,ユーザによる入力を可能にする入力領域の視認性を高めたり,識別しやすくすることを可能とし,ユーザの好みに合わせて上記入力領域を表示或いは変更する文書表示システム,入力領域変更システム,文書表示プログラムを提供することである。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は,提供する情報を表示する情報表示領域と,該情報の閲覧者による入力が可能な入力領域とを具備する文書を表示する文書表示システムにおいて,上記入力領域を表示させる際の表示条件が記憶された表示条件記憶手段と,表示される上記文書の作成者により指定された上記入力領域の表示に関する原表示条件を抽出する抽出手段と,上記表示条件記憶手段に記憶されている上記表示条件に基いて,上記抽出手段で抽出された上記原表示条件の内容を変更する変更手段とを具備し,上記変更手段によって変更された上記表示条件に基いて,上記文書中の上記入力領域を表示することを特徴とする文書表示システムとして構成されている。本発明がこのように構成されているので,上記文書中の入力領域をユーザの好みにあわせて表示させたり,上記入力領域の視認性を高める設定がなされることで,情報処理装置の操作に不慣れな人や視覚障害の人でも容易に上記入力領域を識別することが可能となる。
【0005】また,本発明を入力領域の変更に特化したものと捉えると,提供する情報を表示する情報表示領域と,該情報の閲覧者による入力が可能な入力領域とを具備する文書の該入力領域の表示条件を変更する入力領域変更システムであって,上記入力領域を表示させる際の表示条件が記憶された表示条件記憶手段と,表示される上記文書の作成者により指定された上記入力領域の表示に関する原表示条件を抽出する抽出手段と,上記表示条件記憶手段に記憶されている上記表示条件に基いて,上記抽出手段で抽出された上記原表示条件の内容を変更する変更手段とを具備してなることを特徴とする入力領域変更システムと構成しても良い。本発明をこのように構成することによって,例えば,入力領域の抽出,変更は上記入力領域変更システムで行い,その変更結果を従来のWebブラウザ等の文書表示システムを用いて表示することが可能となるので,上記閲覧者の所有する文書表示システムは従来のものを使用ながら上記入力領域を変更して表示することが可能となる。
【0006】また,前記表示条件記憶手段に予め定められる前記表示条件に前記入力領域のサイズ,色,形状,又は変化に関する条件が含まれる場合に,前記文書中の前記入力領域を上記条件に合うように変更して表示してなるように構成しても良い。本発明をこのように構成することで,きめ細かくユーザのニーズに対応することが可能となり,更に,容易に上記入力領域の表示条件を定めることが可能となる。
【0007】更にまた,前記変更手段によって変更された前記表示情報に基いて,前記文書中の前記入力領域を更にサンプルとして表示するサンプル表示手段を具備することが望ましい。この場合,上記表示条件の設定の際にユーザはその入力領域の表示サンプルを見ながら設定が可能となるので,ユーザの好みを十分に反映した設定をすることが可能となる。
【0008】本発明をプログラムの発明として捉えると,提供する情報を表示する情報表示領域と,該情報の閲覧者による入力が可能な入力領域とを具備する文書を表示する文書表示プログラムにおいて,情報処理装置を,上記入力領域を表示させる際の表示条件が記憶された表示条件記憶手段,表示される上記文書の作成者により指定された上記入力領域の表示に関する原表示条件を抽出する抽出手段,上記表示条件記憶手段に記憶されている上記表示条件に基いて,上記抽出手段で抽出された上記原表示条件の内容を変更する変更手段として機能させることで,上記変更手段によって変更された上記表示条件に基いて,上記文書中の上記入力領域を表示することを特徴とする文書表示プログラムとして構成される。上述のように本発明をプログラムとして捉えることで,コンピュータ等の情報処理装置に本発明を採用することが容易に実現できるので,上記文書中の入力領域をユーザの好みにあわせて表示させたり,上記入力領域の視認性を高める設定がなされることで,情報処理装置の操作に不慣れな人や視覚障害の人でも容易に上記入力領域を識別することが可能となり,例えば,Webページの閲覧,入力がよりユーザニーズにあった状態で行うことが可能となる。
【0009】
【発明の実施の形態】以下添付図面を参照しながら,本発明の実施の形態及び実施例について説明し,本発明の理解に供する。尚,以下の実施の形態及び実施例は,本発明を具体化した一例であって,本発明の技術的範囲を限定する性格のものではない。ここに,図1は本発明の実施の形態に係る文書表示システム,入力領域変更システム,又は文書表示プログラムを採用する情報処理装置Aの概略構成図,図2は該情報処理装置Aが行う一連の処理を示したフローチャート,図3は表示条件テーブルの一例図,図4は入力領域の表示条件を設定する際の一連の処理を示すフローチャート,図5は入力領域の表示条件を設定する際のウインドウの一例図である。
【0010】先ず,図1を用いて,本発明の実施の形態に係る文書表示システム,入力領域変更システム,又は文書表示プログラムを採用する情報処理装置Aの概略構成について説明する。もちろん,本発明の文書表示システム,入力領域変更システム,又は文書表示プログラムは,上記情報処理装置Aのみに限定されて採用されるものではなく,本発明を利用することで同様の効果が得られるものであれば如何なるものに採用しても良い。
【0011】情報処理装置Aは,図1に示すように,情報処理装置Aで処理されている内容や状況等を表示する表示装置10と,情報処理装置Aに対してユーザが各種入力操作を行うものであって例えばキーボード,マウス等の入力装置20と,情報処理装置Aで動作するプログラムの記憶や該プログラムを展開するものであって例えばROM(リードオンリーメモリ),RAM(ランダムアクセスメモリ)等である内部記憶装置30と,該内部記憶装置30に比べて記憶容量が大きく,多量のプログラムやデータ等を記憶する例えばHDD(ハードディスクドライブ)等の外部記憶装置40と,情報処理装置Aを外部装置又は通信回線に接続し,データ等の送受信をするための通信装置50と,上記各装置とバス70を介して接続され,上記各装置を制御して情報処理装置Aの全体制御やプログラム等の演算を行うCPU60とを具備して構成されている。更に,上記情報処理装置Aは,表示条件記憶機能,抽出機能,変更機能を具備し,これらの機能について説明する。
【0012】上記表示条件記憶機能とは,情報処理装置Aが上記表示装置10に文書を表示させる場合において,上記文書中に含まれるユーザによる入力が可能な入力領域の表示条件を記憶する機能であって,プログラム或いは回路によって実現されるものである。これらのプログラム或いは回路が,表示条件記憶手段の一例であり,例えば,上記文書がインターネット上に多数存在するHTMLで作成されたWebページである場合に,そのWebページ内においてユーザによる入力が可能な入力領域,例えばボタン,テキストボックス,ラジオボタン,チェックボックス,セレクトボックス等の表示条件を記憶するものである。この上記表示条件は,例えば,図3に示すような表示条件テーブルとして内部記憶装置30又は外部記憶装置40に記憶されている。特に,この図3に示されている表示条件テーブルは,文書の作成者により元々指定された入力領域の表示条件,即ち原表示条件がHTML形式である場合に対応したものである。つまり,上記表示条件テーブルとは,例えば図3に示すように,上記文書中の入力領域の種別に関する項目(即ち,HTMLのタグ)が入力領域種別110の欄に列挙され,該入力領域の種別毎にその入力領域のサイズ,表示色,形状,変化に関する項目が各々サイズ120,表示色130,形状140,変化150として関連付けられたものである。
【0013】上記抽出機能とは,上述同様に情報処理装置Aの表示装置10に文書を表示させる場合において,該文書の作成者により元々指定されている前記入力領域の表示に関する原表示条件を上記文書中より抽出する機能であって,プログラム或いは回路によって実現されるものである。これらのプログラム或いは回路が,抽出手段の一例であり,例えば上述同様に,上記文書がインターネット上のWebページである場合に,該Webページの作成者によって記載されたHTMLのタグに基いて,上記Webページ中の上記入力領域の表示に関する原表示条件を抽出するものである。また,ここでいう「作成者」とは,上記文書や上記Webページ等の作成,変更等の編集を行った者,或いは関わった者も含むこととする。
【0014】上記変更機能とは,上記表示条件記憶機能で記憶された上記表示条件に基いて,上記入力領域の上記原表示条件の内容を変更する機能であって,プログラム或いは回路によって実現されるものである。これらのプログラム或いは回路が,変更手段の一例であり,例えば上述同様に,上記文書がインターネット上のWebページである場合に,上記表示条件に基いて上記原表示条件を変更することで,Web上の入力領域の表示形態を変更させるものである。以下の説明では,上記文書の具体例をHTML形式で記述されたWebページとし,情報処理装置Aが受信したWebページを表示装置10に表示させる場合について述べる。
【0015】次に,情報処理装置AがWebページ内の入力領域の表示の形態を上記表示条件に沿うよう変更して表示させる一連の処理手順について,図2のフローチャートを用いて説明する。処理はステップS10より開始される。先ず,ユーザによって入力装置20が操作されることによって,CPU60は外部記憶装置40よりWebページを表示させるための文書表示プログラムを読み出して,内部記憶装置30に展開して起動する(S10)。上述では,上記文書表示プログラムは外部記憶装置40より読み出すとしたが,上記文書表示プログラムが内部記憶装置30に記憶されているものならば内部記憶装置30より読み出しても良い。次に,ユーザによって入力装置20が操作され,外部記憶装置40に記憶されている文書ファイルのパス,又は通信装置50より受信するインターネット上のWebページのアドレスが指定される(S20)。以下では,ステップS20で,Webページのアドレスが入力されたものとして説明する。CPU60は,ステップS20で指定されたWebページの文書データを通信装置50で受信し,内部記憶装置30で展開する(S30)。
【0016】そして,CPU60は,ステップS30で展開した上記Webページの文書データ中より,該文書データの作成者によって指定された上記入力領域の表示に関する上記原表示条件を抽出する(S40)。この抽出は,上記Webページの文書データがHTML形式で記述されている場合は,例えば,HTML形式において上記入力領域の表示に関する上記原表示条件の記述部分である「INPUT TYPE」の記述を上記文書データ中より抽出することで上記抽出が実施できる。もちろん,HTML形式以外の形式で文書データが記述されていても,同様に上記入力領域の表示に関する上記原表示条件の記述部分を抽出することで可能となる。更に,CPU60は,上記ステップS40で抽出された上記入力領域の表示に関する上記原表示条件を上記表示条件テーブル(図3参照)の内容に基いて変更する(S50)。
【0017】このステップS50の変更処理は次のように行う。例えば,上記ステップS40で抽出された上記入力領域の表示に関する上記原表示条件の1つとしてWebページ上の「ボタン」が上記文章中より抽出された場合について説明する。この場合,通信装置50で受信した文書データに記述されている上記ボタンの表示に関する原表示条件を,表示条件テーブル(図3参照)の「INPUT TYPE=button」の項目に記載された表示条件に変更する。つまり,表示条件テーブルに基いて,ボタンのサイズを「+5(受信した文書データ中のボタンに対して5ピクセル分大きく)」,表示色を「001122,FFEEDD(16進数表示)」,形状を「3D−rise(立体的に浮き上がらす)」,変化を「blink(明滅)」にそれぞれ変更する処理が上記ステップS50で行われる。更に,上記表示条件テーブル(図3参照)の他の表記例について説明する。サイズ120の項目の「INPUT TYPE=radio」に対応する箇所は「16p」と記載されており,これは受信した文書データに関係なく,ラジオボタンを16ポイントの大きさにするということを示している。形状140の項目については,「INPUT TYPE=text」,「INPUT TYPE=radio」に対応する箇所は「3D−sunken(立体的に窪ませる)」,「flat(平らにする)」と記載されており,それぞれ「テキストボックスを立体的に窪ませる」,「ラジオボタンを他の情報表示領域と同じく平らに表示する」ことを表記している。また,表示色130に関しては16進数で表示される。更に,「−」だけの表記の部分は,上記受信した文書データに記述されている入力領域の表示に関する原表示条件の通り表示することを表している。
【0018】CPU60は,上述のようなステップS50の変更処理が,上記文書データ中において全て行われたか否かを判断する(S60)。上記ステップS60の判断で,未だに変更されてない入力領域が有ると判断された場合は,未変更の入力領域が無くなるまで上記ステップS40,S50の処理が繰り返される。一方,ステップS60で上記変更が全て行われたと判断された場合は,CPU60は該変更後の文書データ(即ちWebページ)を表示装置10に表示する(S70)。以上,情報処理装置Aにおいて上述のような処理が行われることで,Webページ等の文書の作成者によって指定された入力領域の表示に関する原表示条件を,上記表示条件テーブルに記載された表示条件に合うように変更して表示することが可能となる。
【0019】
【実施例】(実施例1)次に,上記表示条件テーブル(図3)の設定と入力領域のサンプルの表示について図4を用いて説明する。先ず,図2のステップS10と同様に,情報処理装置Aはユーザの操作によって文書表示プログラムを起動する(S110)。そして,ユーザは文書表示プログラムより,表示条件テーブルの設定画面を呼び出す(S120)。上記文書表示プログラムがGUI(Garaphical User Interface)を採用しているプログラムであるならば,表示装置10に表示される上記文書表示プログラムのウインドウをマウス等の入力装置を操作することで容易に上記表示条件テーブルの設定画面(以下,「設定ウインドウ」と称する。)を呼び出すことが出来る。この設定ウインドウの具体例としては,図5に示すようなものになる。以下,図5も参照しながら説明する。ユーザによって,上記設定ウインドウ中のタブ210〜250のいずれかがマウス等の入力装置によって選択されることで,設定しようとする入力領域の種別が選択される(S130)。そして,ステップS130で選択された入力領域の種別(図5では「ボタン」)の現状の設定状況が「変換前260」の欄に表示される(S140)。更に,ユーザによって「表示サイズ変更280」,「表示色変更290」,「表示形状変更300」,「視覚的変化変更310」の欄で設定値の指定,選択が行われる(S150)。この時の指定,選択に合わせて「変換後270」の欄に入力領域のサンプルが表示される。このサンプルを表示しながら,ユーザは上記設定値の指定,選択が行えるので,ユーザの好みを十分反映させた設定が可能となる。また,上記「表示サイズ変更280」,「表示色変更290」,「表示形状変更300」,「視覚的変化変更310」の欄は,順に図3の入力領域種別110,サイズ120,表示色130,形状140,変化150の内容をGUIで表現したものである。そして,ステップS150の設定値の指定,選択の後に「OK320」がマウスポインタで押下されることで,上記設定が確定され表示条件テーブルに記憶される(S160)。上述のようにして,表示条件テーブルの設定がユーザによって容易に行うことが可能となる。
【0020】(実施例2)また,既に上で述べた説明において,特にステップS30からS60(図2参照)で行われる処理(表示条件の抽出,変更)を,情報処理装置Aが具備する文書表示システムとは別のシステム(入力領域変更システム)にて行うようにしても良い。具体的には,図2に示される一連の処理を,以下に示すように2つのシステム(文書表示システム,入力領域変更システム)に振り分けて行うようにする。各ステップの処理の詳細は既に述べたので,以下簡単に説明する。例えば,ユーザの操作によって,Webブラウザ等の文書表示プログラムが起動し(S10),アドレスが指定される(S20)。次に,入力領域変更システムが,上記指定されたアドレスに基いてWebページの文書データを取得して展開する(S30)。また,この入力領域変更システムは,上記文書表示システムの起動時に同時に起動されても良いし,アドレスが指定されることで起動するようにしても良い。続いて,入力領域変更システムは,展開した文書データ中より入力領域の原表示条件を抽出して(S40),その表示条件を表示条件テーブルに基いて変更する(S50)。この際に,公知のJavaスクリプト,Javaアプレット等の技術を用いて様々な表示形態を実現させるようにしても良い。次に,全ての入力領域についてステップS40とS50の処理を行ったか否かを判断する(S60)。ステップS60の判断において,全ての入力領域についてステップS40とS50の処理を行ったと判断されると,入力領域変更システムによって変更された文書データを上記文書表示システムが表示する(S70)。このように一連の処理を2つのシステムに振り分けて行う形態としては,例えば,従来のWebブラウザを上記文書表示システムの一例とし,上記入力領域変更システムを上記Webブラウザのプラグインという形態であっても良い。また,別の形態としては,同様に,従来のWebブラウザを上記文書表示システムの一例とし,上記入力領域変更システムを上記情報処理装置A以外のサーバ(例えば,プロキシサーバ)に組み込んだ形態であっても良い。更に,上記情報処理装置Aに,上記文書表示システムの一例として従来のWebブラウザを,上記入力領域変更システムの一例としてプロキシサーバ機能を,共に組み込んだ形態であっても良い。このような形態を採ることで,ユーザがWebブラウザを用いてWebページ等の閲覧を行うと,自動的に上記入力領域変更手段によって入力領域の表示条件が変更されて,該変更された入力領域を含むWebページを表示することが可能になる。
【0021】
【発明の効果】本発明は,提供する情報を表示する情報表示領域と,該情報の閲覧者による入力が可能な入力領域とを具備する文書を表示する文書表示システムにおいて,上記入力領域を表示させる際の表示条件が記憶された表示条件記憶手段と,表示される上記文書の作成者により指定された上記入力領域の表示に関する原表示条件を抽出する抽出手段と,上記表示条件記憶手段に記憶されている上記表示条件に基いて,上記抽出手段で抽出された上記原表示条件の内容を変更する変更手段とを具備し,上記変更手段によって変更された上記表示条件に基いて,上記文書中の上記入力領域を表示することを特徴とする文書表示システムとして構成されている。本発明がこのように構成されているので,上記文書中の入力領域をユーザの好みにあわせて表示させたり,上記入力領域の視認性を高める設定がなされることで,情報処理装置の操作に不慣れな人や視覚障害の人でも容易に上記入力領域を識別することが可能となる。
【0022】また,本発明を入力領域の変更に特化したものと捉えると,提供する情報を表示する情報表示領域と,該情報の閲覧者による入力が可能な入力領域とを具備する文書の該入力領域の表示条件を変更する入力領域変更システムであって,上記入力領域を表示させる際の表示条件が記憶された表示条件記憶手段と,表示される上記文書の作成者により指定された上記入力領域の表示に関する原表示条件を抽出する抽出手段と,上記表示条件記憶手段に記憶されている上記表示条件に基いて,上記抽出手段で抽出された上記原表示条件の内容を変更する変更手段とを具備してなることを特徴とする入力領域変更システムと構成しても良い。本発明をこのように構成することによって,例えば,入力領域の抽出,変更は上記入力領域変更システムで行い,その変更結果を従来のWebブラウザ等の文書表示システムを用いて表示することが可能となるので,上記閲覧者の所有する文書表示システムは従来のものを使用ながら上記入力領域を変更して表示することが可能となる。
【0023】また,前記表示条件記憶手段に予め定められる前記表示条件に前記入力領域のサイズ,色,形状,又は変化に関する条件が含まれる場合に,前記文書中の前記入力領域を上記条件に合うように変更して表示してなるように構成しても良い。本発明をこのように構成することで,きめ細かくユーザのニーズに対応することが可能となり,更に,容易に上記入力領域の表示条件を定めることが可能となる。
【0024】更にまた,前記変更手段によって変更された前記表示情報に基いて,前記文書中の前記入力領域を更にサンプルとして表示するサンプル表示手段を具備することが望ましい。この場合,上記表示条件の設定の際にユーザはその入力領域の表示サンプルを見ながら設定が可能となるので,ユーザの好みを十分に反映した設定をすることが可能となる。
【0025】本発明をプログラムの発明として捉えると,提供する情報を表示する情報表示領域と,該情報の閲覧者による入力が可能な入力領域とを具備する文書を表示する文書表示プログラムにおいて,情報処理装置を,上記入力領域を表示させる際の表示条件が記憶された表示条件記憶手段,表示される上記文書の作成者により指定された上記入力領域の表示に関する原表示条件を抽出する抽出手段,上記表示条件記憶手段に記憶されている上記表示条件に基いて,上記抽出手段で抽出された上記原表示条件の内容を変更する変更手段として機能させることで,上記変更手段によって変更された上記表示条件に基いて,上記文書中の上記入力領域を表示することを特徴とする文書表示プログラムとして構成される。上述のように本発明をプログラムとして捉えることで,コンピュータ等の情報処理装置に本発明を採用することが容易に実現できるので,上記文書中の入力領域をユーザの好みにあわせて表示させたり,上記入力領域の視認性を高める設定がなされることで,情報処理装置の操作に不慣れな人や視覚障害の人でも容易に上記入力領域を識別することが可能となり,例えば,Webページの閲覧,入力がよりユーザニーズにあった状態で行うことが可能となる。




 

 


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