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ADSLシステムにおける回線試験方式 - 日本電気株式会社
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発明の名称 ADSLシステムにおける回線試験方式
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開2003−8739(P2003−8739A)
公開日 平成15年1月10日(2003.1.10)
出願番号 特願2001−187989(P2001−187989)
出願日 平成13年6月21日(2001.6.21)
代理人 【識別番号】100071272
【弁理士】
【氏名又は名称】後藤 洋介 (外1名)
【テーマコード(参考)】
5K019
5K035
5K051
5K101
【Fターム(参考)】
5K019 AA02 AC09 BA52 CB05 CC09 CC11 
5K035 AA04 BB02 CC01 CC09 CC10 DD01 FF01 FF04 GG11
5K051 AA09 BB02 DD07 DD13 HH26 LL02
5K101 SS04 VV02
発明者 長谷川 直
要約 課題
ADSLシステムでADSL回線の電話線路とセンタ局内の処理部との容易な障害切分けと回線試験とを実行することができる。

解決手段
ADSLシステムにおいて局内装置10が、内部のADSL回線で回線毎に二つのSEL13−i,14−iとこれらセレクタからADSL回線を引き込む回線試験インタフェース15とを設けている。この結果、ユーザ側のADSL回線および局内側のADSL回線それぞれを回線試験インタフェース15まで引き込み、回線試験インタフェース15に試験器を接続してそれぞれの回線試験を実施可能としている。また、局内装置10とユーザ端末のATU−Rとの間の通信を確立した状態で回線試験インタフェースを介してADSL回線を接続し、オンライン状態でのADSL回線をモニタすることができる。更に、回線試験インタフェース15の局内側にATU−Rを常時接続してもよい。
特許請求の範囲
【請求項1】 センタ局と各ユーザ端末とを既存の電話線路を用いて接続し広帯域通信を行うADSL(非対称ディジタル加入者線)システムにおける回線試験方式において、前記センタ局の局内装置が、端末側から引き込んで局内の処理部に接続する回線を端末それぞれに対応して端末側と局内側とに選択分離するセレクタと、該セレクタから引き込まれる回線と局内の処理部とをそれぞれ終端し試験用回路と接続する回線試験インタフェースと、前記局内処理部の動作を監視すると共に、外部の保守端末の指示を受けて前記セレクタを制御し前記端末それぞれへ接続する端末側回線と前記処理部へ接続する局内側回線との少なくとも一方を前記回線試験インタフェースに接続するように制御する監視制御部とを備えることを特徴とするADSLシステムにおける回線試験方式。
【請求項2】 請求項1において、前記試験用回路は試験器であり、該試験器は、前記端末側回線を介して前記端末内で終端する遠隔設置ADSL通信装置との通信と、局内装置内部の処理部に接続して実行する該局内装置の動作とのそれぞれのうち少なくとも一方を試験することを特徴とするADSLシステムにおける回線試験方式。
【請求項3】 請求項1において、前記電話線路を介して前記端末内で終端すると同一機能の遠隔設置ADSL通信装置を、前記試験用回路として局内処理部を終端する前記回線試験インタフェースに常時接続し、前記監視制御部は、障害を検出した際には前記セレクタを制御して障害回線に対応する局内処理部を前記遠隔設置ADSL通信装置に接続して擬似的に局内動作を実行することを特徴とするADSLシステムにおける回線試験方式。
【請求項4】 センタ局と各ユーザ端末とを既存の電話線路を用いて広帯域通信を行うADSL(非対称ディジタル加入者線)システムにおける回線試験方式において、前記センタ局の局内装置は、ATM(非同期転送モード)ネットワークとのインタフェースを実行するATM処理部と、ユーザ端末で通信を終端するATU−R(遠隔設置ADSL通信装置)との間で通信を確立しデータを授受する一方、前記ATM処理部との間でデータを授受する前記ユーザ端末毎のADSL処理部と、回線を試験する際に外部に接続する試験用回路とのインタフェースを実行する回線試験インタフェースと、局内装置内で前記電話線路に接続する局内側回線を切り替えて該回線試験インタフェースまで引き込む局内側セレクタと、前記ユーザ端末に接続する端末側回線を切り替えて前記回線試験インタフェースまで引き込む端末側セレクタと、外部の保守端末からの制御に従い前記セレクタの切替制御を行うとと共に前記ADSL処理部およびATM処理部の監視制御を行う監視制御部とを備えることを特徴とするADSLシステムにおける回線試験方式。
【請求項5】 請求項4において、前記センタ局では前記局内装置に更に前記回線試験インタフェースに外部から接続する試験用回路として試験機を備え、該試験機が、前記監視制御部の制御を受け、前記回線試験インタフェースを介して前記ADSLシステムの回線を試験することを特徴とするADSLシステムにおける回線試験方式。
【請求項6】 請求項4において、前記センタ局では前記局内装置に更に、前記回線試験インタフェースに試験用回路として前記ATU−Rを常時接続し、前記監視制御部が前記ADSL処理部において障害を検出した際に、前記局内側セレクタを制御して該ATU−Rを前記ADSL処理部に接続して局内の動作を試験することを特徴とするADSLシステムにおける回線試験方式。
発明の詳細な説明
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、センタ局と各ユーザ端末とを既存の電話線路を用いて広帯域通信を行うADSL(非対称ディジタル加入者線)システムにおける回線試験方式に関し、特に、ADSLシステムで電話線路とセンタ局内の処理部との容易な障害切分けと回線試験とを実行することができるADSLシステムにおける回線試験方式に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、広帯域(ブロードバンド)通信によるサービスが一般家庭まで普及されようとしている。ADSL(非対称ディジタル加入者線)システムは、この技術の一つとして既存の電話サービスの提供に用いられているツイステッドペアケーブルをそのまま用いて、センタ局と各ユーザとの間でデータを伝送するものである。この変調方式にDMT(ディスクリートマルチトーン:離散的多周波変調)方式を用いることにより、例えば伝送速度を下り7Mbps、上り640kbpsとして双方向のサービスをユーザに提供することができる。
【0003】従来、この種のADSLシステムにおける回線試験方式では、例えば特開2000−332856号公報の図面に記載される技術がある。この公開公報では、センタ局のATU−C(センタ局設置ADSL通信装置)がADSLシステムにより既存の電話線路を介して複数のATU−R(遠隔設置ADSL通信装置)と接続している。線路試験器は、ATU−C内のスイッチを介して電話線路を引き込むことにより、データ伝送回線を試験するように図示されている。
【0004】ここで、図7および図8を参照してADSLシステムにおける回線試験方式について説明する。
【0005】まず、図7に示される広帯域のネットワークに接続するセンタ局100は、複数のユーザ端末2−1〜−n(nは正の整数)それぞれと電話線路3を介して接続している。センタ局100は、局内装置110から各ユーザ端末2−1〜−nに対し局内スプリッタ20から電話線路3を介して接続している。例えば、ユーザ端末2−nは、ユーザ毎に電話線路3と接続するユーザスプリッタ30−nおよびATU−R40−nを有している。局内装置110は、ATU−R40−1〜−nそれぞれと対向すると共に線路試験器121を接続するATU−C115と、保守端末104を接続する監視制御部116とを備えている。
【0006】保守端末104は、センタ局100の内部の監視および制御を実行する監視制御部116から局内の動作状態を通知される一方、保守者の操作により試験などを指示する。線路試験器121は、保守端末104の指示によりATU−C115を介して電話線路3を引き込み、これを試験する。
【0007】次に、図8に図7を併せ参照してADSLシステムにおける試験方式について説明する。
【0008】図示される局内装置110では、ATU−C115が、ATM(非同期転送モード)ネットワークと授受するATMセルを処理するATM処理部11と接続しユーザ端末2それぞれに対応してADSLシステムの信号を処理する。ATU−C115は、例えば、ユーザ端末2−nのATU−R40−nに対向し終端するADSL処理部12−nを備えている。今後、この間の接続回線はADSLシステムで接続されるので、ADSL回線と呼称する。ATU−C115内に引き込まれるADSL回線で、電話線路3とADSL処理部12−nとの間にLCS(ラインコネクトスイッチ:回線接続スイッチ)113−nを備える。またLCS113−nに接続されるADSL回線はLTS(ラインテストスイッチ:線路試験引込みスイッチ)114−iを介して線路試験器121に引き込まれる。監視制御部116はADSL処理部12−1〜−nと接続してそれぞれの動作状態を保守端末104に通知できる。
【0009】例えば、局内装置110のADSL処理部12−nを試験する場合、監視制御部116が、保守端末104の指示によりLCS113−nを切り替えてADSL処理部12−nの線路側を引き込むことによりADSL処理部12−nにおける上り方向および下り方向の動作を確認することができる。
【0010】また、端末側で電話線路3の試験をする場合、監視制御部116が、保守端末104の指示により例えばLTS114−nを切り替えて電話線路3を線路試験器121へ引き込むことにより引き込んだ端末側のADSL回線を試験することができる。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来のADSLシステムにおける回線試験方式では、監視制御部がADSL処理部の異常を検出した場合、電話線路を含む端末側の障害か、局内側の障害かの判定に手間がかかるという問題点がある。
【0012】その理由は、監視制御部を介して行う試験は局内側のADSL処理部のみであり、端末側の試験は監視制御部の制御により引き込まれた電話線路に線路試験器を接続して線路のみの試験を実行するからである。従って、ADSL処理部および線路それぞれを試験した後のみしか、そのいずれが障害を有するか、または両者共に障害を有するかの判定ができない。
【0013】本発明の課題は、このような問題点を解決し、ADSL回線の全般にわたる試験が可能になると共に容易に障害範囲の限定ができるADSLシステムにおける回線試験方式を提供することである。
【0014】
【課題を解決するための手段】本発明によるADSL(非対称ディジタル加入者線)システムにおける回線試験方式は、センタ局と各ユーザ端末とを既存の電話線路を用いて接続し広帯域通信を行うADSLシステムにおけるものであって、前記センタ局の局内装置がセレクタと回線試験インタフェースと監視制御部とを備えている。
【0015】セレクタは、端末側から引き込んで局内の処理部に接続するADSL回線を端末それぞれに対応して端末側と局内側とに選択分離する。回線試験インタフェースは、該セレクタから引き込まれるADSL回線と局内の処理部とをそれぞれ終端し試験用回路と接続する。監視制御部は、前記局内処理部の動作を監視すると共に、外部の保守端末の指示を受けて前記セレクタを制御し、ADSL回線の前記端末それぞれへ接続する端末側回線と前記処理部へ接続する局内側回線との少なくとも一方を前記回線試験インタフェースに接続するよう制御する。
【0016】また、ADSLシステムにおける回線試験方式の具体的な構成の一つは、前記センタ局の局内装置が、ATM(非同期転送モード)処理部とADSLシステムの各回線に対応するADSL処理部と回線試験インタフェースとADSLシステムの各回線に対応する局内側および線路側のセレクタと監視制御部とを備えている。ATM処理部は、ATMネットワークとのインタフェースを実行する。ADSL処理部は、ユーザ端末で通信を終端するATU−R(遠隔設置ADSL通信装置)との間で通信を確立しデータを授受する一方、前記ATM処理部との間でデータを授受する。回線試験インタフェースは、ADSL回線を試験する際に外部に接続する試験器またはATU−Rに内蔵する擬似回路とのインタフェースを実行する。局内側セレクタは、局内装置内で前記電話線路に接続する局内側回線を切り替えて該回線試験インタフェースまで引き込む。線路側セレクタは、前記ユーザ端末に接続する端末側回線を切り替えて前記回線試験インタフェースまで引き込む。監視制御部は、外部の保守端末からの制御に従い前記セレクタの切替制御を行うとと共に前記ADSL処理部およびATM処理部の監視制御を行う。
【0017】この構成によって、上記試験用回路に試験器を用いる場合、この試験器は、前記端末側回線を介して前記端末内で終端する遠隔設置ADSL通信装置との通信と、局内装置内部の処理部に接続して実行する該局内装置の動作との何れか一方の試験のみならず、両者を同時に試験することができる。
【0018】また、上記電話線路を介して前記端末内で終端すると同一機能の遠隔設置ADSL通信装置を、前記試験用回路として局内処理部を終端する前記回線試験インタフェースに常時接続し、前記監視制御部は、障害を検出した際に前記セレクタを制御して障害回線に対応する局内処理部を前記遠隔設置ADSL通信装置に接続して擬似的に局内動作を実行することが望ましい。この構成により、障害が検出されたADSL処理部は、電話線路を介することなく遠隔設置ADSL通信装置に接続して擬似的に局内動作を実行することができるので、ADSL処理部が正常であれば、障害は端末側回線にあることが即時に判明できる。
【0019】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。ただし、数「n」に対応する構成要素は、「i」番目で代表して説明する。
【0020】図1は本発明の実施の一形態を示す機能ブロック図である。
【0021】図1に示されたADSL(Asymmetric Digital Subscriber Line)システムにおける回線試験方式では、例えばATM(Asynchronous Transfer Mode:非同期転送モード)ネットワークのような広帯域ネットワークと接続するセンタ局1は、既存の数「n」のメタリックケーブルによる電話線路3を介してユーザ端末2−1〜−nと接続している。センタ局1はネットワークとデータを授受する局内装置10とn個のユーザ端末2−1〜−nそれぞれに対応する電話線路3とデータを送受する局内スプリッタ20とを備えている。また、保守端末4は、センタ局1内に設置され、局内装置10の監視制御部16と接続して局内装置10の監視制御を行う。
【0022】局内装置10は、電話線路3から受けるATMトラフィックをバックボーンのネットワークに接続されるATMインタフェースに多重する一方、ATMインタフェースからのATMセルを電話線路3へ分配する。局内スプリッタ20およびユーザ宅にユーザ端末2−iの一部として設置されるユーザスプリッタ30−iは、電話線路3にデータ信号と音声信号を多重して送出する一方、電話線路3から受ける信号からデータ信号と音声信号との分離を行う。
【0023】ユーザ端末2−iは、「i」番目の電話線路3と接続するユーザスプリッタ30−iおよびATU−R(ADSL Tranceiver Unit - Remote terminal end:遠隔設置ADSL通信装置)40−iにより構成されている。ATU−R40−iはADSLモデム(MODEM:変復調器)であり、センタ局1とADSLシステムで接続されている。
【0024】図1において従来の方式とは、局内装置10に回線試験インタフェース15を有する点が相違している。回線試験インタフェース15は、外部の試験器または試験用の擬似回路と接続する一方、端末側の電話線路3および局内装置10内部のデータ処理部それぞれとのインタフェース機能を有している。
【0025】次に、図2に図1を併せ参照して、本発明による回線試験方式に係る局内装置10の構成について説明する。
【0026】図示されるように、局内装置10は、ATM処理部11、ADSL処理部12−i、SEL(セレクタ)13−i,14−i、回線試験インタフェース15、および監視制御部16から構成されている。ADSL処理部12−iはユーザ端末2−iのATU−R40−iとADSL回線で接続されている。
【0027】ATM処理部11は、ADSL処理部12−1〜−nからのATMトラフィックを多重し、またATMインタフェースからのATMセルをADSL処理部12−1〜−nそれぞれへ分配する。ADSL処理部12−iは、ユーザ端末2としてユーザ宅に設置されるATU−R40−iとの通信を確立し、ATU−R40−iとの間のデータ送受信を行うと共にATM処理部12−iとの間のデータ送受信を行う。局内側のSEL13−iは局内側ADSL回線を回線試験インタフェース15まで引き込むために経路の切替を行う。線路側のSEL14−iはユーザ側ADSL回線を回線試験インタフェース15まで引き込むために経路の切替を行う。回線試験インタフェース15は回線試験時に試験器を接続するためのインタフェースとなる。監視制御部16は、保守端末4からの制御に従い、SEL13−i,14−iの切替制御を行うと共にADSL処理部12−iおよびATM処理部11の監視制御を行う。
【0028】従来との相違は、ADSL処理部12−iと電話線路3を介してATU−R40−iと接続するADSL回線にADSL処理部12−i側および電話線路3側それぞれを分離して回線試験インタフェース15に引き込む局内側のSEL13−iおよび線路側のSEL14−iを設けている点である。SEL13−iおよびSEL14−iは監視制御部16の制御により切替え動作を実行する。監視制御部16の制御は保守端末4から受ける保守者による指示に基づく。従って、保守者は、ADSL処理部12−iから電話線路3を介してユーザ端末2−iのATU−R40−iに至るまでのADSL回線の試験を、回線試験インタフェース15を介して実行することができる。
【0029】次に、図1に図2を併せ参照してADSLシステムの動作について説明する。
【0030】まず、局内装置10では、ATM処理部11がバックボーンネットワークから受信したデータをADSL処理部12−1からADSL処理部12−nまでのそれぞれへ分配する。ADSL処理部12−iは、対向するユーザ宅のATU−R40−iとの通信を確立し、SEL13−i,14−i、局内スプリッタ20、ユーザスプリッタ30−iを介して、ATU−R40−iへデータを送信する。
【0031】また逆に、ATU−R40−iから送信されたデータは、ユーザスプリッタ30−i、局内スプリッタ20、SEL14−i,13−iを介してADSL処理部12−iで受信される。ADSL処理部12−iで受信されたデータは、ATM処理部11へ送信され、ATM処理部11でATMインタフェースに多重されてバックボーンネットワークへ送信される。
【0032】次に、図1に図3から図5までのそれぞれを併せ参照して回線試験を実施する場合の動作について説明する。
【0033】まず、図3は端末側ADSL回線の試験を実施する場合を示している。
【0034】図示されるケースでは、保守端末4から指示を受けた監視制御部16は、SEL14−nを制御して、回線経路を切り替える。このSEL14−nの経路切り替えによって、端末側にあるATU−R40−nまでのADSL回線は回線試験インタフェース15に引き込まれる。この状態で、回線試験インタフェース15に試験器21を接続することにより、ユーザ側ADSL回線の試験を行うことができる。
【0035】次に、図4は局内側ADSL回線の試験を実施する場合を示している。
【0036】図示されるケースでは、まず保守端末4からの指示に従って監視制御部12はSEL13−nを制御し回線経路を切り替える。SEL13−nの経路切り替えにより、ADSL処理部12−nに接続するADSL回線は回線試験インタフェース15まで引き込まれる。この結果、回線試験インタフェース15に試験器21を接続することにより局内側ADSL回線の回線試験を行うことができる。
【0037】次に、図5はユーザ側および局内側両者のADSL回線試験を実施する場合を示している。
【0038】図示されるように監視制御部16がSEL13−nおよびSEL14−nの両者を同時に制御し回線経路を切り替える。この状態で、回線試験インタフェース15はADSL回線を引き込んでいる。従って、この切替えにより、ADSL処理部12−nとATU−R40−nとの通信経路が回線試験インタフェース15を介して確立される。この結果、回線試験インタフェース15に試験器21を接続することにより、オンライン状態でのADSL回線のモニタおよび試験を行うことができる。
【0039】次に、図1に図6を併せ参照して上述したとは別の実施例について説明する。
【0040】図6では、上述した図4における試験器21の代わりに、ATU−R22が回線試験インタフェース15に接続されている。
【0041】従って、運用中に障害が発生し、監視制御部16がADSL回線の不通を検出し保守端末4に通知した場合、保守者が保守端末4から監視制御部16を制御してSEL13−n,14−nの両者で回線経路を切り替える。この結果、ADSL処理部12−nは、回線試験インタフェース15に予め接続しておいたATU−R22と対向する。この状態で、ADSL処理部12−nとATU−R22との通信が確立できた場合、局内側は正常動作していると判断できるため、この障害は加入者側の問題であることがわかる。また、ADSL処理部12−nとATU−R22が通信を確立できなかった場合、この障害は局内装置側の問題であることがわかる。
【0042】上記説明では、センタ局とユーザ端末との間を既存の電話線路で接続するとしたがADSLシステムが適用できる回線であれば線路の種類を問わない。また、上記説明では、図示された機能ブロックを参照しているが、機能の分離併合による配分などの変更は上記機能を満たす限り自由であり、上記説明が本発明を限定するものではない。
【0043】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、ADSLシステムにおいて局内装置が、内部のADSL回線で回線毎に二つのセレクタとこれらセレクタからADSL回線を引き込む回線試験インタフェースとを設けている。この結果、ユーザ側のADSL回線および局内側のADSL回線それぞれを回線試験インタフェースまで引き込み、回線試験インタフェースに試験器を接続してそれぞれの回線試験を実施可能としている。
【0044】また、局内装置とユーザ端末のATU−Rとの間の通信を確立した状態で回線試験インタフェースを介してADSL回線を接続し、オンライン状態でのADSL回線をモニタすることを可能にできる。更に、上記回線試験インタフェースにATU−Rを常時接続しておくことにより、回線障害発生などの際の切分けにより保守を容易にすることができる。




 

 


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