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発明の名称 シグナリングゲートウェイシステム及びそれに用いる網管理方法
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開2003−8663(P2003−8663A)
公開日 平成15年1月10日(2003.1.10)
出願番号 特願2001−185702(P2001−185702)
出願日 平成13年6月20日(2001.6.20)
代理人 【識別番号】100088812
【弁理士】
【氏名又は名称】▲柳▼川 信
【テーマコード(参考)】
5K030
5K051
【Fターム(参考)】
5K030 GA01 HA08 HB11 HC01 HD03 JL07 KA05 LA11 LB05 MD06 
5K051 AA03 CC01 FF01 FF16 GG02 HH04 JJ14
発明者 原崎 和彦
要約 課題
アプリケーションサーバでの呼処理能力の低下を招くことなく、信号網でのアドレスリソースの無駄遣いをなくし、チェンジオーバ/バック制御が可能なシグナリングゲートウェイシステムを提供する。

解決手段
シグナリングゲートウェイ20はシグナリングメッセージを転送するトランスポートレイヤ制御と、ルーティングテーブルを用いた回線上のリンクとアソシエーション及びストリームとの間でのシグナリングメッセージルーティングと、シグナリングメッセージ転送用のトランスポートプロトコル変換とを行う。網管理サーバ10はシグナリングゲートウェイ20〜2nが収容するシグナリングリンクの網の集中管理制御と、シグナリングゲートウェイ20〜2nのルーティングテーブルの設定管理とを行う。
特許請求の範囲
【請求項1】 既存電話網の信号網と、IP(Internet Protocol)網のアプリケーションサーバとの間でシグナリングメッセージのインタワーキングを実現するシグナリングゲートウェイシステムであって、前記信号網と前記IP網との間でのシグナリングメッセージの転送を行う転送機能を含む分散型シグナリングゲートウェイと、前記分散型シグナリングゲートウェイが収容する前記信号網の網管理を集中制御する制御機能を含む網管理サーバとを有することを特徴とするシグナリングゲートウェイシステム。
【請求項2】 前記網管理サーバは、個々のシグナリングゲートウェイ障害時に前記シグナリングゲートウェイをまたいだチェンジオーバ/バック制御を行うよう構成したことを特徴とする請求項1記載のシグナリングゲートウェイシステム。
【請求項3】 前記網管理サーバは、前記IP網を介して前記シグナリングゲートウェイ同士を接続させるよう構成したことを特徴とする請求項1または請求項2記載のシグナリングゲートウェイシステム。
【請求項4】 前記アプリケーションサーバから前記信号網に特化した網管理機能を排除するよう構成したことを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか記載のシグナリングゲートウェイシステム。
【請求項5】 既存電話網の信号網と、IP(Internet Protocol)網のアプリケーションサーバとの間でシグナリングメッセージのインタワーキングを実現するシグナリングゲートウェイシステムの網管理方法であって、分散型シグナリングゲートウェイが前記信号網と前記IP網との間でのシグナリングメッセージの転送を行い、前記網管理サーバが前記分散型シグナリングゲートウェイが収容する前記信号網の網管理を集中制御するようにしたことを特徴とする網管理方法。
【請求項6】 個々のシグナリングゲートウェイ障害時に前記シグナリングゲートウェイをまたいだチェンジオーバ/バック制御を行うステップを前記網管理サーバに有することを特徴とする請求項5記載の網管理方法。
【請求項7】 前記網管理サーバによって前記IP網を介して前記シグナリングゲートウェイ同士を接続させるようにしたことを特徴とする請求項5または請求項6記載の網管理方法。
【請求項8】 前記アプリケーションサーバから前記信号網に特化した網管理機能を排除するようにしたことを特徴とする請求項5から請求項7のいずれか記載の網管理方法。
発明の詳細な説明
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はシグナリングゲートウェイシステム及びそれに用いる網管理方法に関し、特に分散型のシグナリングゲートウェイにおける網管理方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、シグナリングゲートウェイシステムにおいては、網管理制御を個々のシグナリングゲートウェイが担当しており、網管理単位がシグナリングゲートウェイの収容回線の範囲内に制約されるとともに、個々のシグナリングゲートウェイが実現し得る信頼性の範囲内で品質が維持されている。
【0003】そのため、個々のシグナリングゲートウェイの収容回線の範囲内でしか網管理を行うことができず、これによる信号網でのアドレスリソースの無駄遣いや、シグナリングゲートウェイをまたいだチェンジオーバ/バック制御を行うことができない。
【0004】これによって、複数のシグナリングゲートウェイが構成するシステムの信頼性が低下し、個々のシグナリングゲートウェイでの信頼性を高めるために数多く配備するシグナリングゲートウェイの装置コストが上昇し、システム全体のコストをも上昇させている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来のシグナリングゲートウェイシステムでは、上記の問題を解決するために、信号網の網管理機能をアプリケーションサーバに搭載する方法が論じられているが、アプリケーションサーバが網管理機能と個々のシグナリングゲートウェイの制御とを実行することによって、アプリケーションサーバでの呼処理能力の低下が問題となっている。
【0006】そこで、本発明の目的は上記の問題点を解消し、アプリケーションサーバでの呼処理能力の低下を招くことなく、信号網でのアドレスリソースの無駄遣いをなくすことができ、チェンジオーバ/バック制御を行うことができるシグナリングゲートウェイシステム及びそれに用いる網管理方法を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明によるシグナリングゲートウェイシステムは、既存電話網の信号網と、IP(Internet Protocol)網のアプリケーションサーバとの間でシグナリングメッセージのインタワーキングを実現するシグナリングゲートウェイシステムであって、前記信号網と前記IP網との間でのシグナリングメッセージの転送を行う転送機能を含む分散型シグナリングゲートウェイと、前記分散型シグナリングゲートウェイが収容する前記信号網の網管理を集中制御する制御機能を含む網管理サーバとを備えている。
【0008】本発明による網管理方法は、既存電話網の信号網と、IP(InternetProtocol)網のアプリケーションサーバとの間でシグナリングメッセージのインタワーキングを実現するシグナリングゲートウェイシステムの網管理方法であって、分散型シグナリングゲートウェイが前記信号網と前記IP網との間でのシグナリングメッセージの転送を行い、前記網管理サーバが前記分散型シグナリングゲートウェイが収容する前記信号網の網管理を集中制御するようにしている。
【0009】すなわち、本発明のシグナリングゲートウェイシステムは、既存電話網の信号網[SS7(Signaling System No.7:共通線信号方式)網]と、IP(Internet Protocol)網のアプリケーションサーバとの間でシグナリングメッセージのインタワーキングを実現するシグナリングゲートウェイシステムを構築する上で、分散型シグナリングゲートウェイに信号網とIP網との間でのシグナリングメッセージ転送機能を割り当て、高信頼性を有する網管理サーバに分散型シグナリングゲートウェイが収容する信号網の網管理・制御機能を割り当てるという機能分担を行っている。これによって、シグナリングゲートウェイシステム全体の網管理に対する信頼性を向上させることが可能となる。
【0010】また、シグナリングゲートウェイシステムで網管理を集中制御することで、個々のシグナリングゲートウェイ障害時にシグナリングゲートウェイをまたいだチェンジオーバ/バック制御が網管理サーバによって実行可能となり、個々のシグナリングゲートウェイやSS7網のリンクの障害に対する信頼性を向上させることが可能となる。
【0011】さらに、シグナリングゲートウェイシステム内で、網管理サーバ主導によるIP網を介したシグナリングゲートウェイ同士の接続によって、チェンジオーバの際のメッセージロス防止制御等、個々の独立したシグナリングゲートウェイでは対応することができなかった機能をサポートすることが可能となる。
【0012】さらにまた、シグナリングゲートウェイが網管理から解放されることで、シグナリングメッセージ転送に特化することが可能となり、転送能力が向上することで、信号網との回線を効率よく使用することが可能となる。
【0013】網管理機能とシグナリングゲートウェイ機能とをフレキシブルに対応付けすることが可能となることで、信号網のアドレスリソース等を有効に活用することが可能となる。この場合、アプリケーションサーバから信号網に特化した網管理機能を排除することで、アプリケーションサーバの能力向上を図ることが可能となる。
【0014】
【発明の実施の形態】次に、本発明の一実施例について図面を参照して説明する。図1は本発明の一実施例によるシグナリングゲートウェイシステムの構成を示すブロック図である。図1において、シグナリングゲートウェイシステム(SGSYS)1は網管理サーバ10と、分散配置型のシグナリングゲートウェイ(SG)20〜2nとから構成され、既存電話網内でシグナリングメッセージを転送する信号網[SS7(Signaling System No.7:共通線信号方式)網]200と、IP網100上でシグナリングメッセージを終端して呼処理等のアプリケーション処理を実現するアプリケーションサーバ(AS)30〜3kとの間に位置し、両者のシグナリングメッセージのインタワーキングを実現する。
【0015】尚、実際のネットワーク構築を行う上ではアプリケーションサーバ30〜3kとシグナリングゲートウェイシステム1との間でルータ等のネットワーク機器(図示せず)が配備されるが、その配備については公知であり、本発明とは直接的な関係はないため、その説明を省略する。
【0016】図2は図1のシグナリングゲートウェイ20の構成を示すブロック図である。図2において、シグナリングゲートウェイ20はNo.7側信号処理部201と、IP側信号処理部202と、シグナリングメッセージ転送機能203と、ルーティングテーブル204とから構成されている。尚、図示していないが、シグナリングゲートウェイ21〜2nの構成も上記のシグナリングゲートウェイ20と同様の構成となっている。
【0017】シグナリングゲートウェイ20のNo.7側信号処理部201及びIP側信号処理部202は信号網200との間の回線210上のシグナリングリンクと、アプリケーションサーバ30〜3kとの間の論理的なコネクションを示すアソシエーション110〜11m及びアソシエーション110〜11m上のデータ転送単位であるストリームとをそれぞれ収容する。
【0018】シグナリングメッセージ転送機能203はシグナリングメッセージを転送するトランスポートレイヤ制御と、ルーティングテーブル204を用いた回線210〜21n上のリンクとアソシエーション110〜11m及びストリームとの間でのシグナリングメッセージルーティングと、シグナリングメッセージ転送用のトランスポートプロトコル変換とを行う。シグナリングゲートウェイ20〜2nでは網管理制御を行わず、上記の各機能に特化することで、転送能力の向上を図る。
【0019】図3は図1の網管理サーバ10の構成を示すブロック図である。図3において、網管理サーバ10は信号処理部11と、網集中管理制御機能12と、ルーティングテーブル設定管理機能13とから構成されている。
【0020】網管理サーバ10の網集中管理制御機能12はシグナリングゲートウェイ20〜2nが収容するシグナリングリンクの網の集中管理制御を行う。ルーティングテーブル設定管理機能13は網集中管理制御機能12の網管理結果に基づき、シグナリングゲートウェイ20〜2nを介した回線210〜21n上のリンクとアソシエーション110〜11n及びストリームとの間のルーティングを実現するために、シグナリングゲートウェイ20〜2n上のルーティングテーブル204を設定管理する。この網管理サーバ10は装置とネットワークインタフェースに対する冗長設計とによって高度な信頼性が確立され、網管理機能の信頼性を保証している。
【0021】図4は図1の網管理サーバ10の動作を示すフローチャートであり、図5は図1のシグナリングゲートウェイ20〜2nの動作を示すフローチャートである。これら図1〜図5を参照して本発明の一実施例によるシグナリングゲートウェイシステム1の動作について説明する。
【0022】網管理サーバ10はシグナリングゲートウェイ20が収容する回線210の障害が発生した場合(図4ステップS1)、シグナリングゲートウェイ20からの回線障害報告によって、アプリケーションサーバ30−アソシエーション110−シグナリングゲートウェイ20−回線210を介したシグナリングメッセージ転送が不可であることを認識する(図4ステップS2)。
【0023】網管理サーバ10はシグナリングゲートウェイ21を介して信号網200に対して回線210を使用せずに、アプリケーションサーバ30と予備的なアソシエーション111を確立しているシグナリングゲートウェイ21が収容している回線211にシグナリングメッセージの転送を迂回させるという、信号のメッセージ転送制御で規定されているシグナリングリンクのチェンジオーバ制御を実行する(図4ステップS3)。
【0024】この時、網管理サーバ10はシグナリングゲートウェイ20に対してアプリケーションサーバ30とのアソシエーション110を解除させることで、アプリケーションサーバ30に対してシグナリングゲートウェイ20が信号網200と通信できなくなったことと、予備的なアソシエーション111とシグナリングゲートウェイSG21とを使って信号網200と通信することを示唆する(図4ステップS4)。
【0025】また、この時、シグナリングゲートウェイ20にバッファリングされた信号網200へのシグナリングメッセージは、IP網100を介してシグナリングゲートウェイ21経由で信号網200に転送することで、チェンジオーバに伴うメッセージロスを防止する。
【0026】網管理サーバ10は回線210が復旧すると(図4ステップS5)、シグナリングゲートウェイ20と回線210とアソシエーション110とを使用したシグナリングメッセージ転送を復旧させるチェンジバックを行う(図4ステップS6)。
【0027】シグナリングゲートウェイ20〜2nはアプリケーションサーバ30〜3kまたはアソシエーション110〜11mに障害が発生すると(図5ステップS11)、アソシエーション切替えを行う(図5ステップS12)。
【0028】この時、図1においてアプリケーションサーバ30がシグナリングゲートウェイ20の現用系(ACT)サーバで、アプリケーションサーバ3kが予備系(SBY)サーバである場合、アプリケーションサーバ30の障害をアソシエーション障害によってシグナリングゲートウェイ20が認識すると、シグナリングゲートウェイ20はアプリケーションサーバ3kとのアソシエーション11m−1にシグナリングメッセージ転送ルートを変更し、サービスの継続を図る(図5ステップS13)。また、シグナリングゲートウェイ20はルーティング情報の変更を網管理サーバ10に通知する(図5ステップS14)。
【0029】このように、既存電話網の信号網200とIP網100のアプリケーションサーバ30〜3kとの間でシグナリングメッセージのインタワーキングを実現するシグナリングゲートウェイシステム1を構築する上で、分散型のシグナリングゲートウェイ20〜2nに信号網200とIP網100との間でのシグナリングメッセージ転送機能を割り当て、高信頼性を有する網管理サーバ10に分散型のシグナリングゲートウェイ20〜2nが収容する信号網200の網管理・制御機能を割り当てることによって、シグナリングゲートウェイシステム1全体の網管理に対する信頼性を向上させることができる。
【0030】また、シグナリングゲートウェイシステム1で網管理を集中制御することで、個々のシグナリングゲートウェイ20〜2n障害時に、シグナリングゲートウェイ20〜2nをまたいだチェンジオーバ/バック制御を網管理サーバ10によって実行することができる。個々のシグナリングゲートウェイ20〜2nや信号網200のリンクの障害に対する信頼性を向上させることができる。
【0031】さらに、シグナリングゲートウェイシステム1内で、網管理サーバ10の主導によるIP網100を介したシグナリングゲートウェイ20〜2n同士の接続によって、チェンジオーバの際のメッセージロス防止制御等、個々の独立したシグナリングゲートウェイ20〜2nでは対応することができなかった機能をサポートすることができる。
【0032】さらにまた、シグナリングゲートウェイ20〜2nが網管理から解放されることで、シグナリングメッセージ転送に特化することができ、転送能力を向上させることができるので、信号網200との回線210〜21nを効率よく使用することができる。
【0033】網管理サーバ10の網管理機能とシグナリングゲートウェイ20〜2nの機能とをフレキシブルに対応付けすることで、信号網200のアドレスリソース等を有効に活用することができる。また、アプリケーションサーバ30〜3kから信号網200に特化した網管理機能を排除することで、アプリケーションサーバ30〜3kの能力向上を図ることができる。
【0034】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、既存電話網の信号網と、IP網のアプリケーションサーバとの間でシグナリングメッセージのインタワーキングを実現するシグナリングゲートウェイシステムにおいて、分散型シグナリングゲートウェイが信号網とIP網との間でのシグナリングメッセージの転送を行い、網管理サーバが分散型シグナリングゲートウェイが収容する信号網の網管理を集中制御することによって、アプリケーションサーバでの呼処理能力の低下を招くことなく、信号網でのアドレスリソースの無駄遣いをなくすことができ、チェンジオーバ/バック制御を行うことができるという効果がある。




 

 


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