米国特許情報 | 欧州特許情報 | 国際公開(PCT)情報 | Google の米国特許検索
 
     特許分類
A 農業
B 衣類
C 家具
D 医学
E スポ−ツ;娯楽
F 加工処理操作
G 机上付属具
H 装飾
I 車両
J 包装;運搬
L 化学;冶金
M 繊維;紙;印刷
N 固定構造物
O 機械工学
P 武器
Q 照明
R 測定; 光学
S 写真;映画
T 計算機;電気通信
U 核技術
V 電気素子
W 発電
X 楽器;音響


  ホーム -> 計算機;電気通信 -> 日本電気株式会社

発明の名称 データ処理装置およびデータ処理プログラムとデータフォーマット変換方法
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開2003−6560(P2003−6560A)
公開日 平成15年1月10日(2003.1.10)
出願番号 特願2001−185331(P2001−185331)
出願日 平成13年6月19日(2001.6.19)
代理人 【識別番号】100079164
【弁理士】
【氏名又は名称】高橋 勇
【テーマコード(参考)】
2C087
5B021
【Fターム(参考)】
2C087 AB06 BB01 BD46 CA02 CA13 CB20 
5B021 AA01 BB00 CC07 LA03
発明者 宮原 博純
要約 課題
データの受け渡しに必要とされるフォーマット変換の設定をモニタ画面を参照しながら簡単に行うことのできるデータ処理装置を提供する。

解決手段
データ処理装置5のモニタ画面15a上にデータ内容と伝票上の印字位置とをイメージで表示し、データ処理装置5に記憶されたデータの内容をモニタ画面15a上に表示して伝票の印字位置に対応付けすることでデータフォーマットの変換に必要なフォーマット情報を生成する。データのフォーマット変換に必要とされる設定操作を視覚的に行うように構成することで、フォーマット変換に必要とされる情報の定義を簡単かつ確実に実行できるようにした。
特許請求の範囲
【請求項1】 フィールドの配列に対応してデータ内容を記憶したレコードを他の処理装置に転送し、フィールドの配列に対応してデータ内容と伝票上の印字位置を記憶した別の定義に従って前記他の処理装置によりプリントアウトするためのデータ処理装置であって、前記別の定義に基いてモニタ画面上にデータ内容と伝票上の印字位置をイメージで表示すると共に、レコードに保存されたデータ内容をフィールドの配列に従って順次読み出してモニタ画面上に表示し、オペレータからの入力操作に基いて、これらのデータ内容と伝票上の印字位置との対応関係を定義するフォーマット情報生成手段と、該フォーマット情報生成手段によって定義されたフォーマット情報を記憶するフォーマット情報記憶手段と、該フォーマット情報記憶手段に記憶された伝票上の印字位置とデータ内容との対応関係に基いて、各レコードに保存されたデータ内容を前記別の定義に従って並べ替える転送用データ作成手段とを備えたことを特徴とするデータ処理装置。
【請求項2】 前記フォーマット情報生成手段は、イメージで表示された伝票上の印字位置の各々に対応させて特異な符号を表示し、オペレータによる符号の選択操作によってデータ内容と伝票上の印字位置との対応関係を定義するように構成されていることを特徴とした請求項1記載のデータ処理装置。
【請求項3】 前記転送用データ作成手段には、伝票上の印字位置と対応関係のないデータ内容を検出してデータ長に相当するカラムに置き換える転送用データ間引機能が配備されていることを特徴とする請求項1または請求項2記載のデータ処理装置。
【請求項4】 前記転送用データ作成手段には、並べ替えの完了したレコードを情報伝達経路を介して前記他の処理装置に転送するデータ転送機能が配備されていることを特徴とする請求項1,請求項2または請求項3記載のデータ処理装置。
【請求項5】 フィールドの配列に対応してデータ内容を記憶したレコードを一方の処理装置から他方の処理装置に転送し、フィールドの配列に対応してデータ内容と伝票上の印字位置を記憶した別の定義に従って前記他方の処理装置によりプリントアウトするためのデータ処理プログラムであって、前記一方の処理装置に、前記別の定義に基いてモニタ画面上にデータ内容と伝票上の印字位置をイメージで表示させ、レコードに保存されたデータ内容をフィールドの配列に従って順次読み出してモニタ画面上に表示し、オペレータからの入力操作に基いて、これらのデータ内容と伝票上の印字位置との対応関係を定義するフォーマット情報生成処理と、該フォーマット情報生成処理によって定義されたフォーマット情報をフォーマット情報記憶手段に記憶させるフォーマット情報記憶処理と、前記フォーマット情報記憶手段に記憶された伝票上の印字位置とデータ内容との対応関係に基いて、各レコードに保存されたデータ内容を前記別の定義に従って並べ替える転送用データ作成処理とを実行させるためのデータ処理プログラム。
【請求項6】 フィールドの配列に対応してデータ内容を記憶したレコードを一方の処理装置から他方の処理装置に転送し、フィールドの配列に対応してデータ内容と伝票上の印字位置を記憶した別の定義に従って前記他方の処理装置によりプリントアウトするためのデータフォーマット変換方法であって、前記別の定義に基いて前記一方の処理装置のモニタ画面上にデータ内容と伝票上の印字位置をイメージで表示すると共に、前記一方の処理装置に保存されたデータ内容をフィールドの配列に従って順次読み出し、これらのデータ内容と伝票上の印字位置との対応関係をモニタ画面を参照して定義することによりフォーマット情報を作成して記憶し、この伝票上の印字位置とデータ内容との対応関係に基いて、前記一方の処理装置に保存されたデータ内容を前記別の定義に従って並べ替えることを特徴としたデータフォーマット変換方法。
発明の詳細な説明
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、フィールドの配列に対応してデータ内容を記憶したレコードを他の処理装置に転送して別の定義に従ってプリントアウトするためのデータ処理装置およびデータ処理プログラムとデータフォーマット変換方法の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】データ配列の異なるレコードを遣り取りしてプリントアウトを始めとする様々な処理を行うシステムとしては、例えば、荷主と運送業者との間のデータ交換システム等が知られている。
【0003】従来、運送データの交換はJTRANなどの業界標準フォーマットに準拠した交換情報データを用いるか、あるいは、運送業者と荷主との協議により独自にフォーマットを作成して運送データを交換するシステムを開発していた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、JTRANなどの業界標準フォーマットに準拠した交換情報データには、データの項目数や類似項目が多く、荷主と運送業者との間で必要とされるデータとの整合性等に問題があり、実施が難しいといった欠点がある。
【0005】また、独自のフォーマットで運送データを交換するシステムの構築には運送業者と荷主の双方で費用、時間が必要となり、導入の妨げとなっている。
【0006】
【発明の目的】そこで、本発明の目的は、前記従来技術の欠点を解消し、データを転送する側の処理装置を用いて、データの受け渡しに必要とされるフォーマット変換の設定をモニタ画面を参照しながら簡単に行うことのできるデータ処理装置およびデータ処理プログラムとデータフォーマット変換方法を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明のデータ処理装置は、フィールドの配列に対応してデータ内容を記憶したレコードを他の処理装置に転送し、フィールドの配列に対応してデータ内容と伝票上の印字位置を記憶した別の定義に従って前記他の処理装置によりプリントアウトするためのデータ処理装置であり、前記目的を達成するため、前記別の定義に基いてモニタ画面上にデータ内容と伝票上の印字位置をイメージで表示すると共に、レコードに保存されたデータ内容をフィールドの配列に従って順次読み出してモニタ画面上に表示し、オペレータからの入力操作に基いて、これらのデータ内容と伝票上の印字位置との対応関係を定義するフォーマット情報生成手段と、該フォーマット情報生成手段によって定義されたフォーマット情報を記憶するフォーマット情報記憶手段と、該フォーマット情報記憶手段に記憶された伝票上の印字位置とデータ内容との対応関係に基いて、各レコードに保存されたデータ内容を前記別の定義に従って並べ替える転送用データ作成手段とを備えたことを特徴とする構成を有する。
【0008】データ処理装置のフォーマット情報生成手段が、データの転送対象となる他の処理装置で使用される定義に従ってモニタ画面上にデータ内容と伝票上の印字位置をイメージで表示し、更に、当該データ処理装置のレコードに保存されたデータ内容をフィールドの配列に従って順次読み出してモニタ画面上に表示する。データ処理装置を操作するオペレータがキーボードやマウス等の入力手段を利用してモニタ画面上に表示されたデータ内容と伝票上の印字位置との対応関係を指定すると、フォーマット情報生成手段が入力操作を検出し、データ内容と伝票上の印字位置との対応関係をフォーマット情報記憶手段にフォーマット情報として記憶する。転送用データ作成手段は、フォーマット情報記憶手段に記憶された伝票上の印字位置とデータ内容との対応関係に基いて、当該データ処理装置のレコードに保存されているデータ内容を他の処理装置で使用される別の定義に従って並べ替える。データ処理装置のモニタ画面に表示される情報を利用してデータ処理装置の各レコードに保存されているデータの並びと他の処理装置のレコードで使用されるデータの並びとの対応付けを視覚的に行うことができるので、フォーマット変換に必要とされるフォーマット情報の定義を簡単かつ確実に実行することができる。
【0009】また、前記フォーマット情報生成手段は、イメージで表示された伝票上の印字位置の各々に対応させて特異な符号を表示し、オペレータによる符号の選択操作によってデータ内容と伝票上の印字位置との対応関係を定義するように構成することが可能である。
【0010】このような構成を適用した場合、フォーマット情報記憶手段は、選択された符号とデータ内容との対応関係に基いて伝票上の印字位置とデータ内容との対応関係を記憶することになる。
【0011】更に、前記転送用データ作成手段には、伝票上の印字位置と対応関係のないデータ内容を検出してデータ長に相当するカラムに置き換える転送用データ間引機能を配備することが可能である。
【0012】このような構成によれば、データを出力する側のデータ処理装置とデータを受け取る側の他の処理装置との間でデータ項目の数に差異があるような場合でも、共通する部分のデータ項目の内容を的確に転送することができるようになる。
【0013】転送用データ作成手段には、並べ替えの完了したレコードを情報伝達経路を介して他の処理装置に転送するデータ転送機能を配備することができる。
【0014】インターネット等の情報伝達経路を使用することにより、データの即時的な受け渡しが可能である。
【0015】本発明のデータ処理プログラムは、フィールドの配列に対応してデータ内容を記憶したレコードを一方の処理装置から他方の処理装置に転送し、フィールドの配列に対応してデータ内容と伝票上の印字位置を記憶した別の定義に従って前記他方の処理装置によりプリントアウトするためのデータ処理プログラムであり、前記一方の処理装置に、前記別の定義に基いてモニタ画面上にデータ内容と伝票上の印字位置をイメージで表示させ、レコードに保存されたデータ内容をフィールドの配列に従って順次読み出してモニタ画面上に表示し、オペレータからの入力操作に基いて、これらのデータ内容と伝票上の印字位置との対応関係を定義するフォーマット情報生成処理と、該フォーマット情報生成処理によって定義されたフォーマット情報をフォーマット情報記憶手段に記憶させるフォーマット情報記憶処理と、前記フォーマット情報記憶手段に記憶された伝票上の印字位置とデータ内容との対応関係に基いて、各レコードに保存されたデータ内容を前記別の定義に従って並べ替える転送用データ作成処理とを実行させるための機能を備える。
【0016】このデータ処理プログラムをインストールした処理装置が奏する作用に関しては、前述したデータ処理装置と同様である。
【0017】本発明の、データフォーマット変換方法は、フィールドの配列に対応してデータ内容を記憶したレコードを一方の処理装置から他方の処理装置に転送し、フィールドの配列に対応してデータ内容と伝票上の印字位置を記憶した別の定義に従って前記他方の処理装置によりプリントアウトするためのデータフォーマット変換方法であり、前記目的を達成するため、前記別の定義に基いて前記一方の処理装置のモニタ画面上にデータ内容と伝票上の印字位置をイメージで表示すると共に、前記一方の処理装置に保存されたデータ内容をフィールドの配列に従って順次読み出し、これらのデータ内容と伝票上の印字位置との対応関係をモニタ画面を参照して定義することによりフォーマット情報を作成して記憶し、この伝票上の印字位置とデータ内容との対応関係に基いて、前記一方の処理装置に保存されたデータ内容を前記別の定義に従って並べ替えることを特徴とした構成を有する。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して、本発明のデータフォーマット変換方法を適用したデータ処理装置の実施形態について詳細に説明する。
【0019】図1は、一実施形態のデータ処理装置5と、このデータ処理装置5から転送されたデータを受け取る他の処理装置6の機能の概略について示した機能ブロック図である。
【0020】データ処理装置5は、図2に示されるように、CPU7a,ROM8a,RAM9a,ハードディスク10a等をシステムバス11aで接続して構成される通常のパーソナルコンピュータである。このデータ処理装置5には、データ入力手段としてのキーボード12aおよびマウス13aと、フロッピー(登録商標)ディスクドライブ14a、更には、モニタ15aとプリンタ16aが入出力回路17aを介して接続され、また、インターフェイス18aを介して情報伝達経路としてのインターネット19に接続されるようになっている。
【0021】図3に示される他の処理装置6の構成も実質的に図2のデータ処理装置5と同様である。データ処理装置5はデータの転送元となる荷主側のオフィス等に設置され、また、他の処理装置6は、荷主からの運送依頼を請け負う運送業者側のオフィス等に設置されている。
【0022】データ処理装置5のCPU7aは、ハードディスク10aにインストールされたデータ処理プログラムによって駆動制御され、図1におけるフォーマット情報生成手段20および転送用データ作成手段21として機能し、また、データ処理装置5のハードディスク10aは、図1におけるフォーマット情報記憶手段22として機能する。
【0023】図4は、運送業者側に設置されたプリンタ16bによってプリントアウトされる伝票23の一例について簡略化して示した図である。伝票23の表面には、予め印刷された複数の矩形枠によって、運送物の届け先住所,届け先氏名,電話番号,品名等の運送データを記載する領域が設定されている。
【0024】図5は、これらの運送データを記載する他の処理装置6側のレコードにおけるフィールド配列とデータ内容および伝票23上の印字位置との対応関係について示した概念図である。
【0025】この例では、届け先住所,届け先氏名,電話番号,品名等の順で各フィールドにデータ内容が記憶されるようになっており、フィールド毎の記憶容量(バイト数)とデータ内容(項目名)、および、伝票23上でのデータ内容の印字位置(x,y)が定義されている。例えば、レコードの先頭に位置する最初のフィールドの記憶容量は64バイトあり、このフィールドに届け先住所が記憶され、届け先住所の印字位置は伝票23上の(x,y)の位置となる。
【0026】これらの情報は他の処理装置6のハードディスク10b内に定義情報24として記憶されているが、キーボード12bおよびCPU7b等によって構成される印字位置定義手段25を用いて書き換え操作を行うことにより任意に設定変更可能である。
【0027】図6に示されるように、ハードディスク10b内には、定義情報24に従って作成された多数の運送データが格納されており、CPU7b等で構成される伝票処理手段26を起動してハードディスク10b内の運送データを適宜読み出し、定義情報24を参照しながらプリンタ16bを駆動制御して印字処理を実行することにより、必要な情報を所定位置に印字した伝票23を得る。この例では、伝票23上の位置1が届け先住所の印字位置(x,y)に、伝票23上の位置2が届け先氏名の印字位置(x,y)に、また、伝票23上の位置3が電話番号の印字位置(x,y)に、更に、伝票23上の位置4が品名の印字位置(x,y)に対応している。
【0028】図7は、荷主側に設置されたデータ処理装置5で使用される定義情報の一例について示した概念図である。
【0029】データ処理装置5のレコードでは、氏名,電話番号,住所,品名等の順で各フィールドにデータ内容が記憶されるようになっており、図8に示されるように、ハードディスク10a内には、図7の定義情報に従って作成された多数の運送データが格納されている。図7に示される通り、レコード上におけるデータの並びが他の処理装置6の場合とは相違するが、こういった現象が生じるのは、荷主や運送業者が各々に都合のよいデータフォーマットを利用しているからであり、これらのデータを記憶したレコードの受け渡しに際しては、一般に、両者間のデータに互換性がない。
【0030】例えば、データ処理装置5の1レコードをそのまま他の処理装置6に転送して伝票23に印字を行ったとすると、データ処理装置5のレコードにおいて最初のフィールドに記憶された氏名が、伝票23上の位置1、つまり、届け先住所を印字すべき位置に印字されるといった問題が発生する。
【0031】また、荷主の側では運送の請け負い業務を行うわけではないので、運送物の預かり先氏名と届け先氏名とを区別する必要はなく、例えば、届け先氏名を単に氏名と記載したり、あるいは、届け先住所を単に住所と記載したりする場合もあり、運送業者との間でデータ項目の用語の不統一による混乱を生じる可能性もある。
【0032】そこで、このような問題を解消するため、本実施形態では、データ処理装置5の側に配備されたフォーマット情報生成手段20および転送用データ作成手段21の機能を利用してデータフォーマットの変換処理を行うようにしている。
【0033】次に、図9に示すフォーマット情報生成処理と図10に示す転送用データ作成処理を参照して、フォーマット情報生成20および転送用データ作成手段21としてのCPU7aの処理動作について説明する。伝票23の矩形枠の概略形状を表す印刷イメージと定義情報24はデータ処理装置5側のハードディスク10aにも保存されているものとする。
【0034】フォーマット情報生成手段20としてのCPU7aは、まず、ハードディスク10aの印刷イメージを参照してモニタ15aの画面上に伝票23の矩形枠に相当する形状をイメージで表示し(ステップa1)、データ検索指標iの値を0に初期化する(ステップa2)。
【0035】次いで、CPU7aは、データ検索指標iの値を1インクリメントし(ステップa3)、該指標iの値に基いて、図5に示されるような定義情報24から第i項目の印字位置情報(x,y)を読み込み(ステップa4)、モニタ画面上の(x,y)の位置に項目番号iを表示する(ステップa5)。
【0036】この項目番号iは、モニタ15a上にイメージで表示された伝票上の印字位置の各々に対応する特異な符号である。例えば、i=1の現段階では、図11に示されるように、“お届け先”の“TO”や“おところ”で示される矩形枠の印字位置にiの値“1”が表示され、この数値“1”によってこの記入欄が代表されることになる。“TO”や“おところ”は運送業者側でいうところの届け先住所である。
【0037】次いで、フォーマット情報生成手段20としてのCPU7aは、データ検索指標iの現在値が定義情報24に記憶されている項目数の最終値mに達しているか否かを判定し(ステップa6)、達していなければ、前記と同様の処理を繰り返し実行して、伝票上の印字位置の各々に対応させて指標iの現在値で示される項目番号、つまり、特異な符号を表示していく(ステップa3〜ステップa5)。
【0038】図11ではi=1〜4の場合について示しているが、更に多数の項目がある場合であっても処理内容自体は前記と同様である。また、項目数が比較的少ないような場合には、数値からなる項目番号1,2,3,・・・に代えてローマ字A,B,C,・・・等を特異な符号として利用することも可能である。
【0039】そして、伝票上の印字位置に対応する項目番号の表示処理が全て終了してステップa6の判定結果が真となると、CPU7aは、データ検索指標iの値を再び0に初期化し(ステップa7)、該指標iの値を1インクリメントする(ステップa8)。
【0040】次いで、フォーマット情報生成手段20としてのCPU7aは、データ検索指標iの現在値に基いて図7に示されるようなデータ処理装置5側の定義情報から第i番目の項目名を読み込み(ステップa9)、その番号iと項目名(データ内容)とをモニタ画面上の左上に表示し(ステップa10)、オペレータによって印字位置を示す項目番号(特異な符号)の選択操作が実行されるか、あるいは、キャンセル操作が実行されるのを待つ待機状態に入る(ステップa11,ステップa12)。
【0041】この実施形態では、図11に示されるように、モニタ画面上の右上のポップアップメニューに選択可能な印字位置を示す項目番号(特異な符号)を一覧表示し、マウス13aのクリック操作によって項目番号の選択とキャンセルキーの選択操作を実行するようにしているが、キーボード12aからの入力操作によって項目番号等を選択する構成としてもよい。図11は、データ検索指標iの現在値が1のときの状態を示すもので、図7に示されるようなデータ処理装置5側の定義情報から第1番目の項目名“氏名”が読み出されてモニタ画面上の左上に表示されている。
【0042】ここで、オペレータは、図11に示されるようなモニタ画面を参照して、データ処理装置5内のレコードのデータ内容とイメージで表示された伝票上の印字位置との対応関係を設定することになる。
【0043】図11の例では第1項目のデータ内容である“氏名”の項目名がモニタ画面の左上に表示されているので、オペレータは、イメージ表示された伝票上の“おなまえ”の印字位置に対応した項目番号(特異な符号)“2”を選択することになる。
【0044】オペレータによる項目番号の選択操作をステップa11の判定操作で検出したCPU7aは、選択された項目番号(特異な符号)“2”を指標iの現在値1に対応させて、図12に示されるようなフォーマット情報として、フォーマット情報記憶手段22を構成するハードディスク10aに記憶させる(ステップa13)。これが、本実施形態におけるフォーマット情報記憶処理である。
【0045】次いで、CPU7aは、モニタ画面上の終了キーが操作されているか否かを判定するが(ステップa14)、終了キーが操作されていなければ、前記と同様にしてステップa8以降の処理を繰り返し実行する。
【0046】より具体的には、データ検索指標iの現在値が2で図7に示されるようなデータ処理装置5側の定義情報から第2項目の項目名“電話番号”が読み出されてモニタ画面上の左上に表示されている状態では伝票上の“でんわ”の印字位置を示す項目番号(特異な符号)“3”がオペレータによって選択され、また、データ検索指標iの現在値が3で図7に示されるようなデータ処理装置5側の定義情報から第3項目の項目名“住所”が読み出されてモニタ画面上の左上に表示されている状態では伝票上の“TO”や“おところ”の印字位置を示す項目番号(特異な符号)“1”がオペレータによって選択され、更に、データ検索指標iの現在値が4で図7に示されるようなデータ処理装置5側の定義情報から第4項目の項目名“品名”が読み出されてモニタ画面上の左上に表示されている状態では伝票上の“品名”の印字位置を示す項目番号(特異な符号)“4”がオペレータによって選択されることになる。従って、フォーマット情報としてハードディスク10aに記憶される内容は図12に示す通りのものとなる。
【0047】つまり、図12に示されるフォーマット情報において、上欄に位置する項目番号(iの値)は荷主側のデータ処理装置5のレコードで取り扱われるデータ内容の配列を示す情報であり、また、下欄に位置する項目番号(特異な符号)の値は、データ処理装置5側のレコードで取り扱われるデータ内容を運送業者側の他の処理装置6に渡す際に、他の処理装置6側で使用されるレコードの何番目に配置すればよいかを示す値である。
【0048】図5と図7を比較すれば分かる通り、例えば、データ処理装置5側のレコードで第1番目に位置する“氏名”のデータ内容は他の処理装置6側のレコードの第2番目のフィールドに渡されて“届け先氏名”として取り扱われ、また、データ処理装置5側のレコードで第2番目に位置する“電話番号”のデータ内容は他の処理装置6側のレコードの第3番目のフィールドに渡されて“電話番号”として取り扱われることになる。
【0049】このようにして、ステップa8〜ステップa13の処理によって、データ処理装置5側のレコードで扱われるデータ項目の項目名と伝票上の印字位置とをオペレータが対応付けすることで、データ処理装置5側のレコードで扱われるデータ項目と他の処理装置6側のレコードで扱われるデータ項目との対応関係が定義されることになる。
【0050】前述した通り、データ処理装置5側のレコードで扱われるデータ項目の項目名と他の処理装置6側のレコードで扱われるデータ項目の項目名との間には用語に違いがある場合もあるが、モニタ画面上の左上に表示される項目名は荷主側で馴染みのある名称であり、他の処理装置6側のレコードで扱われるデータ項目の項目名や印字位置に関してはモニタ画面上に具体的にイメージで表示されるので、オペレータが目視によって両者を対応付けすることは容易である。
【0051】この実施形態では、データ検索指標iの現在値に基いて図7に示されるようなデータ処理装置5側の定義情報からレコードに保存された項目名(データ内容)をフィールドの配列に従って順次読み出してモニタ画面上に表示し、オペレータからの入力操作に基いて、これらのデータ内容と伝票上の印字位置を示す項目番号(特異な符号)との対応関係を順に定義するようにしているが、荷主側のデータ処理装置5のレコードに記憶されている全てのデータを運送業者側の他の処理装置6に転送する要があるとは限らない。
【0052】他の処理装置6に転送する必要のない項目名が表示された場合には、ステップa12の処理でモニタ画面上のキャンセルキーをクリック操作することにより、この項目が他の処理装置6の側に転送されるのを防止することができる。
【0053】例えば、データ検索指標iの現在値が2で第2項目の項目名“電話番号”が読み出されてモニタ画面上に表示されている状態でキャンセルキーを操作したとすれば、図12に示されるようなフォーマット情報において、上欄に位置する項目番号(iの値)2に対応する下欄の項目番号(特異な符号)の値は未登録となる。
【0054】最終的に、オペレータがモニタ画面上の終了キーを操作してステップa14の判定結果が真となった段階で、このフォーマット情報生成処理が終了する。
【0055】次に、図10のフローチャートを参照してCPU7aを用いた転送用データ作成処理について説明する。
【0056】転送用データ作成処理を開始したCPU7aは、まず、ハードディスク10aに格納された図8のような運送データから1レコード分のデータを読み込み(ステップb1)、データ検索指標iの値を一旦0に初期化してから(ステップb2)、該指標iの値を改めて1インクリメントする(ステップb3)。
【0057】ついで、CPU7aは、図12に示されるようなフォーマット情報を参照し、その下欄に検索指標iの現在値が登録されているか否か、つまり、他の処理装置6側で使用されるレコードの第i番目のフィールドにセットすべきデータ処理装置5側のデータがフォーマット情報として定義されているか否かを判定する(ステップb4)。
【0058】そして、ステップb4の判定結果が真となった場合には、転送用データ作成手段21としてのCPU7aは、フォーマット情報の下欄の値iに対応する項目番号の値をフォーマット情報の上欄から読み込んで、この項目番号に対応するデータ内容をステップb1で読み込んだ1レコードから抽出し、そのデータ内容を他の処理装置6側に転送すべきレコードの第i番目のフィールドにセットする(ステップb5)。
【0059】例えば、i=1の現時点では、データ検索指標iの現在値1に対応する値が図12に示されるようなフォーマット情報の下欄の第3番目の位置に登録されているので、転送用データ作成手段21としてのCPU7aは、下欄の値1に対応する上欄の項目番号の値3を読み込み、図7に示されるようなデータ処理装置5側の定義情報において項目番号3に対応する“住所”のデータをステップb1で読み込んだ1レコードから抽出し、そのデータ内容を、図13に示されるようにして、他の処理装置6側に転送すべきレコードの第1番目のフィールドにセットする。仮に、ステップb1の処理で図8における第1列目のレコードが読み込まれていたとするなら、他の処理装置6側に転送すべきレコードの第1番目のフィールドには“住所1”がセットされることになる。
【0060】次いで、CPU7aは、データ検索指標iの現在値が定義情報24に記憶されている項目数の最終値mに達しているか否かを判定し(ステップb6)、達していなければ、前記と同様の処理を繰り返し実行して、他の処理装置6側に転送すべきレコードの先頭側から順にデータ処理装置5側のデータをセットしていく(ステップb3〜ステップb5)。
【0061】より具体的には、データ検索指標iの現在値が2となったときにフォーマット情報の下欄の値2に対応する上欄の値1が読み込まれてデータ処理装置5側の第1列目のレコードの項目番号1に対応する“氏名1”のデータ内容が他の処理装置6側に転送すべきレコードの第2番目のフィールドにセットされ、また、データ検索指標iの現在値が3となったときにフォーマット情報の下欄の値3に対応する上欄の値2が読み込まれてデータ処理装置5側の第1列目のレコードの項目番号2に対応する“電話番号1”のデータ内容が他の処理装置6側に転送すべきレコードの第3番目のフィールドにセットされ、更に、データ検索指標iの現在値が4となったときにフォーマット情報の下欄の値4に対応する上欄の値4が読み込まれてデータ処理装置5側の第1列目のレコードの項目番号4に対応する“品名1”のデータ内容が他の処理装置6側に転送すべきレコードの第4番目のフィールドにセットされることになる。従って、他の処理装置6側に転送すべき1レコードの構成は図13に示される通りのものとなる。
【0062】但し、ステップb4の判定結果が偽となった場合には、他の処理装置6側で使用されるレコードの第i番目のフィールドにセットすべきデータ処理装置5側のデータがフォーマット情報によって定義されていないことを意味するので、その場合、転送用データ作成手段21としてのCPU7aは図5に示されるような定義情報24を参照し、データ検索指標iの現在値に対応する項目番号の記憶容量(バイト数)に相当するカラム(スペース)を他の処理装置6側に転送すべきレコードの第i番目のフィールドにセットすることになる(ステップb7)。これが、本実施形態における転送用データ間引機能である。
【0063】例えば、データ検索指標iの現在値が3でフォーマット情報の下欄に値3が登録されていなかったとすれば、図5に示されるような定義情報24を参照して、データ検索指標i=3の値に対応する項目番号3の記憶容量10バイトに相当するカラムが他の処理装置6側に転送すべきレコードの第3番目のフィールドにセットされることになる。
【0064】このような処理を繰り返し実行する間に、1レコード分のデータの並べ替えが完了し、データ検索指標iの現在値が定義情報24に記憶されている項目数の最終値mに達してステップb6の判定結果が真となると、CPU7aは、並べ替えの完了した1レコードを他の処理装置6に転送すべき転送用運送データの1つとしてハードディスク10aに追加して保存する(ステップb8)。
【0065】そして、CPU7aは、ハードディスク10aに格納されている運送データの全てに関してデータの並べ替え処理が完了しているか否かを判定し(ステップb9)、完了していない場合には、図8のような運送データから改めて次の1レコードを読み込んで(ステップb1)、前記と同様の処理を繰り返し実行する。
【0066】最終的に、データ処理装置5側に保存されている全ての運送データに対する並べ替え処理が完了してステップb9の判定結果が真となると、転送用データ作成手段21としてのCPU7aは、ステップb8の処理によってハードディスク10aに追加保存された幾つかの転送用の運送データを、インターフェイス18aおよび情報伝達経路としてのインターネット19を介して他の処理装置6に転送する(ステップb10)。これが、本実施形態におけるデータ転送機能である。
【0067】データ処理装置5から他の処理装置6に転送されるレコードの中のデータの並びは、図13と図5あるいは図6を比較すれば分かる通り、データの内容において完全に他の処理装置6側の運送データと同一である。
【0068】従って、初めから他の処理装置6側の操作で入力された運送データをプリンタ16bで印字する場合と全く同様にして、データ処理装置5から転送されたデータを他の処理装置6側のプリンタ16bによって伝票23の適正位置に印字することができ、また、転送されたレコードの空きフィールドに対して他の処理装置6側の入力操作によって運送物の預り先住所,預り先氏名,預り電話番号等のデータを入力することも可能である。
【0069】
【発明の効果】本発明のデータ処理装置およびデータ処理プログラムとデータフォーマット変換方法は、他の処理装置で適用される伝票の定義に基いてデータ処理装置のモニタ画面上にデータ内容と伝票上の印字位置とをイメージで表示し、データ処理装置に記憶されたデータの内容をモニタ画面上で伝票の印字位置に対応付けすることでデータフォーマットの変換に必要とされるフォーマット情報を生成すると共に、このフォーマット情報に基いてデータ処理装置のデータを他の処理装置に適合させて自動的に並べ替えるようにしたので、データのフォーマット変換に必要とされる設定操作を視覚的に行うことができ、フォーマット変換に必要とされる情報の定義を簡単かつ確実に実行することができる。
【0070】しかも、伝票上の印字位置と対応関係のないデータ内容を検出した場合にはデータ長に相当するカラムに置き換えてデータを転送するようにしているので、データを出力する側のデータ処理装置とデータを受け取る側の他の処理装置との間でデータ項目の数に差異があるような場合でも、共通する部分のデータ項目の内容を的確に転送することができる。




 

 


     NEWS
会社検索順位 特許の出願数の順位が発表

URL変更
平成6年
平成7年
平成8年
平成9年
平成10年
平成11年
平成12年
平成13年


 
   お問い合わせ info@patentjp.com patentjp.com   Copyright 2007-2013