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発明の名称 データサービス方法およびシステム、データ処理装置および方法、コンピュータプログラム
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開2003−6205(P2003−6205A)
公開日 平成15年1月10日(2003.1.10)
出願番号 特願2001−192941(P2001−192941)
出願日 平成13年6月26日(2001.6.26)
代理人 【識別番号】100088328
【弁理士】
【氏名又は名称】金田 暢之 (外2名)
【テーマコード(参考)】
5B075
【Fターム(参考)】
5B075 KK07 ND20 PP05 PP28 UU10 
発明者 問芝 百合子
要約 課題
供給ユーザと取得ユーザとが端末装置を所持していない状態でも個人データを授受できるようにする。

解決手段
サービス機関のデータ処理装置20が通信ネットワークに開設するユーザサイトに供給ユーザが個人データを登録し、そのサイトアドレスがマシンコードで印刷された名刺80を供給ユーザが取得ユーザに提供する。取得ユーザは名刺80のマシンコードを取得端末装置40で光学読取してユーザサイトから供給ユーザの個人データを取得するので、供給ユーザと取得ユーザとが端末装置30,40を所持していない状態でも名刺80により個人データを授受することができる。
特許請求の範囲
【請求項1】 個人データを供給する多数の供給ユーザの供給端末装置と取得する多数の取得ユーザの取得端末装置とが通信ネットワークで一つのサービス機関のデータ処理装置と相互通信するデータサービスシステムでのデータサービス方法であって、多数の前記供給ユーザが前記供給端末装置から前記データ処理装置に個人データを個々に登録し、この個人データを登録した前記供給ユーザごとに前記データ処理装置がユーザサイトを各々専用のサイトアドレスで前記通信ネットワークに開設し、この開設したユーザサイトに前記データ処理装置が対応する前記供給ユーザの個人データの少なくとも一部を提示し、前記供給ユーザが自身の前記ユーザサイトのサイトアドレスがマシンコードで印刷された名刺を前記取得ユーザに提供し、この取得ユーザが提供された前記名刺のマシンコードを自身の前記取得端末装置で光学読取し、この取得端末装置が光学読取した前記マシンコードのサイトアドレスで対応する前記ユーザサイトにアクセスして提示されている前記個人データを取得するデータサービス方法。
【請求項2】 前記個人データを項目ごとに区分した所定のデータフォーマットが少なくとも前記取得端末装置と前記データ処理装置とにデータ登録されており、前記データ処理装置が前記データフォーマットの項目ごとに登録された前記個人データを前記ユーザサイトに提示しており、前記取得端末装置が前記ユーザサイトから読み出した供給ユーザの前記個人データを前記データフォーマットの項目ごとに区分して記憶する請求項1に記載のデータサービス方法。
【請求項3】 前記データ処理装置が前記個人データの項目ごとに前記供給ユーザに適宜指定された複数段階の提供レベルの一つもデータ記憶しており、前記データ処理装置が複数段階の提供レベルごとに前記ユーザサイトを開設して対応する前記個人データを提示しており、前記供給ユーザは複数段階の提供レベルの一つの前記ユーザサイトのサイトアドレスがマシンコードで印刷された複数種類の名刺の一つを前記取得ユーザに提供する請求項2に記載のデータサービス方法。
【請求項4】 前記データ処理装置が前記供給ユーザごとのパスワードを前記個人データごとにデータ記憶しており、前記供給ユーザが前記供給端末装置から前記サイトアドレスにより自身の前記ユーザサイトにアクセスして自身の前記パスワードをデータ送信し、このデータ受信するパスワードを前記データ処理装置が確認し、このデータ処理装置は前記パスワードを確認すると前記供給端末装置による前記個人データの編集処理を受け付ける請求項1ないし3の何れか一項に記載のデータサービス方法。
【請求項5】 前記データ処理装置で前記通信ネットワークに開設した前記ユーザサイトのサイトアドレスを前記サービス機関が前記マシンコードで前記名刺に印刷して前記供給ユーザに提供する請求項1ないし4の何れか一項に記載のデータサービス方法。
【請求項6】 前記名刺に印刷された前記マシンコードがバーコードからなり、前記取得端末装置が光学スキャナで前記バーコードを光学読取する請求項1ないし5の何れか一項に記載のデータサービス方法。
【請求項7】 前記通信ネットワークがインターネットからなり、前記ユーザサイトが前記インターネットのホームページからなり、前記サイトアドレスがURL(Uniform Resource Locator)からなる請求項1ないし6の何れか一項に記載のデータサービス方法。
【請求項8】 個人データを供給する多数の供給ユーザの供給端末装置と取得する多数の取得ユーザの取得端末装置とが通信ネットワークで一つのサービス機関のデータ処理装置と相互通信するデータサービスシステムであって、データ処理装置は、前記供給ユーザごとに前記供給端末装置から前記個人データが登録される個人登録手段と、この個人登録手段に個人データが登録された前記供給ユーザごとにユーザサイトを各々専用のサイトアドレスで前記通信ネットワークに開設するサイト開設手段と、このサイト開設手段で開設された前記ユーザサイトに対応する前記供給ユーザの個人データの少なくとも一部を提示する個人提示手段と、を具備しており、前記取得端末置は、前記供給ユーザの名刺からマシンコードを光学読取するコード読取手段と、このコード読取手段で光学読取された前記マシンコードのサイトアドレスで対応する前記ユーザサイトにアクセスして提示されている前記個人データを取得する個人読出手段と、この個人読出手段で読み出された前記個人データを記憶する個人記憶手段と、を具備しているデータサービスシステム。
【請求項9】 個人データを供給する多数の供給ユーザの供給端末装置と取得する多数の取得ユーザの取得端末装置と通信ネットワークで相互通信するサービス機関のデータ処理装置であって、前記供給ユーザごとに前記供給端末装置から前記個人データが登録される個人登録手段と、この個人登録手段に前記個人データが登録された前記供給ユーザごとにユーザサイトを各々専用のサイトアドレスで前記通信ネットワークに開設するサイト開設手段と、このサイト開設手段で開設された前記ユーザサイトに対応する前記供給ユーザの個人データの少なくとも一部を提示する個人提示手段と、を具備しているデータ処理装置。
【請求項10】 個人データを供給する多数の供給ユーザの供給端末装置と取得する多数の取得ユーザの取得端末装置と通信ネットワークで相互通信するサービス機関のデータ処理装置によるデータ処理方法であって、前記供給ユーザごとに前記供給端末装置から前記個人データが登録される個人登録工程と、この個人登録工程で前記個人データが登録された前記供給ユーザごとにユーザサイトを各々専用のサイトアドレスで前記通信ネットワークに開設するサイト開設工程と、このサイト開設工程で開設された前記ユーザサイトに対応する前記供給ユーザの個人データの少なくとも一部を提示する個人提示工程と、を具備しているデータ処理方法。
【請求項11】 個人データを供給する多数の供給ユーザの供給端末装置と取得する多数の取得ユーザの取得端末装置と通信ネットワークで相互通信するサービス機関のデータ処理装置のためのコンピュータプログラムであって、前記供給ユーザごとに前記供給端末装置から前記個人データが登録される個人登録処理と、この個人登録処理で前記個人データが登録された前記供給ユーザごとにユーザサイトを各々専用のサイトアドレスで前記通信ネットワークに開設するサイト開設処理と、このサイト開設処理で開設された前記ユーザサイトに対応する前記供給ユーザの個人データの少なくとも一部を提示する個人提示処理と、を前記データ処理装置に実行させるためのコンピュータプログラム。
発明の詳細な説明
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、供給ユーザから取得ユーザへの個人データの供給をサービス機関が支援するデータサービス方法およびシステム、そのデータサービス方法に利用されるデータ処理装置および方法、このデータ処理装置のためのコンピュータプログラム、に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、社会人などの一般ユーザが自身を紹介する手段としては、名刺が利用されている。例えば、企業が社員に発行する一般的な名刺の場合、社員の氏名、社員が所属する企業および部署の名称、その部署の電話番号およびファクシミリ番号、等が印刷されている。
【0003】このような名刺を社員が相手に手渡すことで、その相手には各種の個人データが提供されることになる。しかし、名刺の個人データを有効に利用するためには、その名刺を保管して管理する必要がある。また、名刺の記載事項をPDA(Personal Digital Assistance)などのユーザ端末装置でデータ管理するためには、名刺の記載事項を一般ユーザがユーザ端末装置に入力操作してデータ記憶させる必要がある。また、名刺に印刷してある一般ユーザの所属部署などが変化することがあるが、このような場合には一般ユーザは名刺を新規に作成することが必要となる。
【0004】そこで、上述のような課題を解決するため、現在は電子名刺として個人データを相互通信できるユーザ端末装置がある。その場合、一般ユーザは所有しているユーザ端末装置に事前に名刺の記載事項に相当する自身の個人データを入力操作してデータ記憶させ、必要により相手の一般ユーザが所有している同一規格のユーザ端末装置に自身の個人データを送信する。
【0005】このように相手の個人データを受信したユーザ端末装置では、そのデータ受信した個人データを記憶できるので、印刷された名刺の保管や煩雑な入力操作を必要とすることなく、相手の個人データをデータ管理することができる。また、一般ユーザの所属部署の変化などが発生した場合でも、ユーザ端末装置での個人データの修正は容易である。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上述のように一般ユーザがユーザ端末装置で個人データを授受すれば、簡単に相手の個人データをデータ管理することができ、常時最新の個人データを相手に提供することができるが、それでも、ユーザ端末装置で相手からデータ受信してデータ管理する個人データを常時最新のデータ内容とすることは困難である。
【0007】また、上述のように二人の一般ユーザがユーザ端末装置で個人データを授受する場合、その二人の一般ユーザが同一規格のユーザ端末装置を所持している必要があるが、実際にはユーザ端末装置には各種の規格が存在するのでデータ通信できないこともある。
【0008】さらに、上述のように二人の一般ユーザがユーザ端末装置で個人データを授受するためには、二人の一般ユーザが会合するときにユーザ端末装置を所持していて作動させる必要がある。しかし、病院などのようにユーザ端末装置の持ち込みや作動が禁止されている場所もあるので、このような場合にはユーザ端末装置で個人データを授受することはできない。
【0009】また、一般ユーザがユーザ端末装置で個人データを授受する場合でも、その相手の立場などにより提供したい個人データの内容が相違することがある。例えば、前述のように一般ユーザが社員として個人データを他者に提供するときは、名刺の記載事項に相当する個人データを提供すれば良いが、個人データを友人に提供するときなどは、企業の名称や電話番号などはデータ提供することなく自宅の電話番号などをデータ提供したいこともある。しかし、従来のユーザ端末装置で個人データを授受する場合、送信データを適宜選択することは不可能ではないが煩雑な手動操作などが必要である。
【0010】本発明は上述のような課題に鑑みてなされたものであり、相手の最新の個人データを所望のタイミングに取得することができ、取得端末装置を所持しない状態でも個人データを授受することができるデータサービス方法、そのデータサービス方法に利用されるデータ処理装置および方法、このデータ処理装置のためのコンピュータプログラム、を提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明のデータサービス方法が実行されるデータサービスシステムは、少なくとも一つのサービス機関のデータ処理装置と、多数の取得ユーザの取得端末装置と、通信ネットワークと、を具備しており、この通信ネットワークで多数の取得端末装置がデータ処理装置と相互通信する。
【0012】データ処理装置は、サイト開設手段と個人登録手段と個人提示手段とを具備しており、取得端末装置は、コード読取手段と個人読出手段と個人記憶手段とを具備している。データ処理装置では、供給ユーザごとに個人データが個人登録手段に登録され、この個人データが登録された供給ユーザごとにサイト開設手段によりユーザサイトが各々専用のサイトアドレスで通信ネットワークに開設され、この開設されたユーザサイトに対応する供給ユーザの個人データの少なくとも一部が個人提示手段により提示される。
【0013】このユーザサイトのサイトアドレスがマシンコードで印刷された名刺が対応する供給ユーザに供給されるので、この供給ユーザは所望により取得ユーザに自身の名刺を提供する。この名刺を入手した取得ユーザが印刷されているマシンコードを自身の取得端末装置のコード読取手段に光学読取させると、この光学読取されたマシンコードのサイトアドレスで個人読出手段が対応するユーザサイトにアクセスして提示されている個人データを取得するので、この読み出された個人データを個人記憶手段が記憶する。
【0014】供給ユーザが名刺を取得ユーザに提供すれば、取得ユーザが取得端末装置によりユーザサイトから個人データを取得するので、供給ユーザは取得端末装置を所持している必要がない。名刺を入手した取得ユーザは所望のタイミングでユーザサイトにアクセスできるので、供給ユーザと会合するときに取得端末装置を所持している必要はない。供給ユーザがユーザサイトに登録している自身の個人データを更新すれば、名刺を入手した取得ユーザは適宜最新の個人データを取得することができる。
【0015】また、本発明の他の形態としては、個人データを項目ごとに区分した所定のデータフォーマットが取得端末装置とデータ処理装置とにデータ登録されている。そして、データ処理装置は、データフォーマットの項目ごとに登録された個人データをユーザサイトに提示し、取得端末装置は、ユーザサイトから取得した供給ユーザの個人データをデータフォーマットの項目ごとに区分して記憶することにより、供給ユーザの個人データが取得端末装置で自動的にデータフォーマットの項目ごとに区分されてデータ管理される。
【0016】また、データ処理装置が個人データの項目ごとに供給ユーザに適宜指定された複数段階の提供レベルの一つもデータ記憶しており、複数段階の提供レベルごとにユーザサイトを開設して対応する個人データを提示する。供給ユーザは、複数段階の提供レベルの一つのユーザサイトのサイトアドレスがマシンコードで印刷された複数種類の名刺の一つを取得ユーザに提供することにより、供給ユーザは取得ユーザに提供する個人データの提供レベルを名刺により選択できる。
【0017】また、データ処理装置が供給ユーザごとのパスワードを個人データごとにデータ記憶しており、供給ユーザが供給端末装置からサイトアドレスにより自身のユーザサイトにアクセスして自身のパスワードをデータ送信すると、このパスワードをデータ処理装置がデータ受信して確認する。このパスワードを確認したデータ処理装置が供給端末装置による個人データの編集処理を受け付けることにより、ユーザサイトに登録されている個人データは正当な供給ユーザのみに編集処理される。
【0018】また、データ処理装置で通信ネットワークに開設したユーザサイトのサイトアドレスを、サービス機関がマシンコードで名刺に印刷して供給ユーザに供給することにより、必要事項が印刷された名刺がサービス機関から供給ユーザに供給される。
【0019】また、名刺に印刷されたマシンコードがバーコードからなり、取得端末装置が光学スキャナでバーコードを光学読取することにより、一般的なバーコードでユーザサイトのサイトアドレスが取得ユーザに提供される。
【0020】また、通信ネットワークがインターネットからなり、ユーザサイトがインターネットのホームページからなり、サイトアドレスがURLからなることにより、一般に普及しているインターネットのホームページで供給ユーザの個人データが授受される。
【0021】なお、本発明で云うサービス業者とは、供給ユーザから取得ユーザへの個人データの供給を有償や無償で支援する業者であり、例えば、ネットワークプロバイダなどを許容する。供給ユーザとは自身の個人データの取得ユーザへの供給をサービス業者に依頼する一般ユーザを意味しており、取得ユーザとは供給ユーザの個人データを取得端末装置によりユーザサイトから取得する一般ユーザを意味している。
【0022】データ処理装置とは、コンピュータプログラムをデータ読取して対応する処理動作を実行できるハードウェアであれば良く、例えば、CPU(Central Processing Unit)を主体として、これにROM(Read Only Memory)やRAM(Random Access Memory)やI/F(Interface)ユニット等の各種デバイスが接続されたネットワークサーバなどを許容する。
【0023】また、供給端末装置とは、供給ユーザに利用されて個人データをデータ処理装置に登録できるハードウェアであれば良く、パーソナルコンピュータや携帯電話などを許容する。取得端末装置とは、取得ユーザに利用されて名刺に印刷されたマシンコードを光学読取できるとともに通信ネットワークのユーザサイトにアクセスできるハードウェアであれば良く、例えば、一体または別体の光学スキャナを具備したパーソナルコンピュータや携帯電話などを許容する。
【0024】通信ネットワークとは、データ処理装置と供給端末装置と取得端末装置とのデータ通信を仲介できてユーザサイトが開設されるであれば良く、例えば、インターネットなどを許容する。ユーザサイトとは、通信ネットワークに開設されて個人データを提示できるものであれば良く、例えば、インターネットのホームページなどを許容する。また、マシンコードとは、ユーザサイトのサイトアドレスを取得端末装置が光学読取できる状態で名刺に印刷できるものであれば良く、いわゆるバーコードや二次元コードなどを許容する。
【0025】また、本発明で云う各種手段は、その機能を実現するように形成されていれば良く、例えば、所定の機能を発揮する専用のハードウェア、所定の機能がコンピュータプログラムにより付与されたデータ処理装置、コンピュータプログラムによりデータ処理装置の内部に実現された所定の機能、これらの組み合わせ、等を許容する。
【0026】さらに、本発明で云う各種手段は、個々に独立した存在である必要もなく、ある手段が他の手段の一部であるようなことも許容する。また、本発明でコンピュータプログラムに対応した各種動作をデータ処理装置に実行させることは、各種デバイスをデータ処理装置に動作制御させることなども許容する。
【0027】
【発明の実施の形態】本発明の実施の一形態を図面を参照して以下に説明する。本実施の形態のデータサービスシステム10は、図1に示すように、データ処理装置20と供給端末装置30と取得端末装置40とを具備しており、図2に示すように、その一個のデータ処理装置20と多数の供給端末装置30と多数の取得端末装置40とが、一つの通信ネットワークであるインターネット50により接続されている。
【0028】データ処理装置20は、サービス機関で使用されるネットワークサーバなどからなり、供給/取得端末装置30,40は、供給/取得ユーザが使用するパーソナルコンピュータや携帯電話機などからなるが、ここではパーソナルコンピュータの場合を例示する。
【0029】データ処理装置20は、図3に示すように、コンピュータの主体となるハードウェアとしてCPU101を具備しており、このCPU101には、バスライン102により、ROM103、RAM104、HDD(Hard Disc Drive)105、FD(Floppy Disc)106が交換自在に装填されるFDD(FD Drive)107、CD(Compact Disc)−ROM108が交換自在に装填されるCDドライブ109、キーボード110、マウス111、ディスプレイ112、I/Fユニット113、等のハードウェアが接続されている。
【0030】供給/取得端末装置30,40は、各部のデータ容量や処理速度などは相違するが、データ処理装置20と同様なハードウェアを具備しているので、ここでは供給/取得端末装置30,40とデータ処理装置20との各部で同一の名称および符号を使用して詳細な説明は省略する。
【0031】ただし、図2に示すように、データ処理装置20は、別体の名刺プリンタ60がI/Fユニット113に接続されており、少なくとも取得端末装置40は、後述するマシンコードであるバーコードを光学読取する光学スキャナ70がI/Fユニット113に接続されている。
【0032】本形態のデータ処理装置20および供給/取得端末装置30,40では、ROM103、RAM104、HDD105、交換自在なFD106、交換自在なCD−ROM108、等のハードウェアが情報記憶媒体に相当し、これらの少なくとも一個にCPU101のためのコンピュータプログラムや各種データがソフトウェアとして格納されている。
【0033】このCPU101のためのコンピュータプログラムは、事前にFD106やCD−ROM108からHDD105にインストールされており、データ処理装置20および供給/取得端末装置30,40の起動時にRAM104に複写されてCPU101にデータ読取される。
【0034】このようにCPU101が適正なコンピュータプログラムをデータ読取して各種の処理動作を実行することにより、図1に示すように、本形態のデータ処理装置20は、個人登録手段21、サイト開設手段22、個人提示手段23、名刺作成手段24、を具備しており、取得端末装置40は、コード読取手段41、個人読出手段42、項目区分手段43、個人記憶手段44、個人表示手段45、を具備している。
【0035】データ処理装置20の個人登録手段21は、RAM104に格納されているコンピュータプログラムに対応してCPU101が認識するようにHDD105に構築された記憶エリアなどに相当し、供給ユーザごとに供給端末装置30から個人データが登録される。
【0036】サイト開設手段22は、上述のコンピュータプログラムに対応してCPU101がHDD105やI/Fユニット113などを統合制御する機能などに相当し、個人データが登録された供給ユーザごとにユーザサイトのホームページを各々専用のサイトアドレスであるURLでインターネット50に開設する。
【0037】個人提示手段23は、CPU101がコンピュータプログラムに対応してHDD105やI/Fユニット113などを統合制御する機能などに相当し、開設されたユーザサイトに対応する供給ユーザの個人データの少なくとも一部を提示する。
【0038】より具体的には、サービス機関はウェブ名刺の会員募集を一般ユーザに専用のホームページなどで告知しており、例えば、そのホームページをデータ閲覧する供給端末装置30がデータ処理装置20とデータ通信することなどにより、供給ユーザとして会員登録する一般ユーザから個人データを収集する。
【0039】このとき、図4に示すように、複数の項目からなる所定のデータフォーマットがホームページの表示画像としてデータ処理装置20から供給端末装置30にデータ提示されるので、供給ユーザは供給端末装置30の手動操作でURL以外の項目ごとに個人データを入力してデータ処理装置20に返信することになる。
【0040】このデータ処理装置20は受信した個人データを審査してから登録し、その個人データごとにインターネット50にユーザサイトを開設する。さらに、データ処理装置20は、開設したユーザサイトのURLを個人データに設定して供給端末装置30に返信するので、この供給端末装置30では、URLが設定された個人データがホームページの表示画像として供給ユーザに提示されることになる。
【0041】また、上述のように供給ユーザが供給端末装置30の手動操作で項目ごとに個人データを入力するとき、その項目ごとにユーザサイトへのデータ表示の有無と、後述する名刺80への文字印刷の有無も設定することになり、データ処理装置20は、サイト表示が設定された項目の個人データのみを開設するユーザサイトに提示する。
【0042】名刺作成手段24は、CPU101がI/Fユニット113から名刺プリンタ60を動作制御する機能などに相当し、登録された個人データで名刺80を作成する。より具体的には、前述のように個人データには項目ごとに文字印刷の有無も設定されるので、図5に示すように、文字印刷が設定された項目の個人データのみが目視文字81として名刺80に印刷される。
【0043】ただし、本形態のデータ処理装置20には、個人データのURLとユーザIDは名刺80へのコード印刷がディフォルト設定されているので、URLとユーザIDはマシンコードであるバーコード82で名刺80に印刷される。なお、供給ユーザが所望によりURLとユーザIDとのコード印刷を解除することや文字印刷を設定することも可能であるが、これらの場合は本発明と関係ないので説明を省略する。
【0044】取得端末装置40のコード読取手段41は、CPU101がI/Fユニット113から光学スキャナ70を動作制御する機能などに相当し、名刺80に印刷されているバーコード82を光学読取してテキストデータに変換する。個人読出手段42は、CPU101がI/Fユニット113を動作制御する機能などに相当し、バーコード82からデータ変換されたURLでユーザサイトにアクセスして提示されている個人データを取得する。
【0045】より具体的には、前述のようにサービス機関で作成された名刺80は対応する供給ユーザに有償や無償で提供されるので、この供給ユーザは所望により取得ユーザに名刺80を提供する。この名刺80を入手した取得ユーザが、自身の取得端末装置40の光学スキャナ70に名刺80のURLのバーコード82を光学読取させると、その読取データを取得端末装置40がURLのテキストデータに変換してインターネット50の対応するユーザサイトにアクセスする。
【0046】すると、図6に示すように、本形態ではデータ処理装置20はユーザサイトに最初はユーザIDの入力要求を表示するので、これを確認した取得ユーザが取得端末装置40の光学スキャナ70に名刺80のユーザIDのバーコード82を光学読取させると、その読取データが取得端末装置40でユーザIDのテキストデータに変換されてデータ処理装置20に送信される。
【0047】このデータ処理装置20はサイトアドレスとユーザIDとの整合を確認すると、図7に示すように、ユーザサイトに対応する個人データを提示してダウンロードを許可するので、取得ユーザが取得端末装置40で所定操作を実行すると提示されている個人データがダウンロードされる。
【0048】項目区分手段43は、CPU101が所定のデータ処理を実行する機能などに相当し、ユーザサイトからダウンロードされた個人データを事前に設定されているデータフォーマットの項目ごとに区分する。個人記憶手段44は、CPU101が認識するようにHDD105に構築された記憶エリアなどに相当し、個人データを区分された項目ごとに記憶する。個人表示手段45は、CPU101がHDD105やディスプレイ112を統合制御する機能などに相当し、記憶された個人データを項目ごとに表示出力する。
【0049】上述のようなデータ処理装置20および取得端末装置40の各種手段は、必要によりHDD105やI/Fユニット113等のハードウェアを利用して実現されるが、その主体はRAM104等の情報記憶媒体に格納されたコンピュータプログラムに対応してハードウェアであるCPU101が機能することにより実現されている。
【0050】このようなデータ処理装置20のコンピュータプログラムは、例えば、供給ユーザごとに供給端末装置30からI/Fユニット113で受信される個人データをHDD105で登録する処理、この個人データが登録された供給ユーザごとにユーザサイトのホームページを各々専用のURLでインターネット50に開設する処理、この開設したユーザサイトに対応する供給ユーザの個人データの少なくとも一部を提示する処理、登録された個人データで名刺プリンタ60に名刺80を作成させる処理、等の処理動作をCPU101等に実行させるためのソフトウェアとしてRAM104等の情報記憶媒体に格納されている。
【0051】また、取得端末装置40のコンピュータプログラムは、例えば、名刺80に印刷されているバーコード82を光学スキャナ70に光学読取させてテキストデータに変換する処理、このデータ変換されたURLでユーザサイトにアクセスして提示されている個人データを取得する処理、このユーザサイトから取得された個人データを事前に設定されているデータフォーマットの項目ごとに区分する処理、この区分された項目ごとに個人データをHDD105などで記憶する処理、この記憶された個人データを項目ごとにディスプレイ112などで表示出力する処理、等の処理動作をCPU101等に実行させるためのソフトウェアとしてRAM104等の情報記憶媒体に格納されている。
【0052】上述のような構成において、本形態のデータサービスシステム10でのデータサービス方法を以下に説明する。まず、サービス機関はウェブ名刺の会員募集を一般ユーザに専用のホームページなどで告知するので、そのホームページを供給端末装置30でデータ閲覧する供給ユーザがアイコン操作などで会員登録をデータ処理装置20に要求すると、このデータ処理装置20は、図4に示すように、ホームページの表示画像として複数の項目からなる個人データのデータフォーマットをデータ提示する。
【0053】このデータフォーマットでは、項目ごとにユーザサイトへのデータ表示の有無と名刺80への文字印刷の有無も設定できるので、供給ユーザは所望により供給端末装置30の手動操作で項目ごとに自身の個人データを入力するとともにデータ表示の有無と文字印刷の有無とを設定することになる。
【0054】このように供給ユーザの個人データがデータ処理装置20に登録されると、このデータ処理装置20はデータ表示が設定された個人データをユーザサイトに提示し、図5に示すように、文字印刷が設定された個人データが目視文字81で印刷されてURLとユーザIDとがバーコード82で印刷された名刺80を名刺プリンタ60で発行する。
【0055】この名刺80がサービス業者から供給ユーザに提供されるので、この供給ユーザは所望により名刺80を取得ユーザに提供することができる。このように名刺80を入手した取得ユーザは、所望により取得端末装置40の光学スキャナ70で名刺80のURLのバーコード82を光学読取すると、光学読取したバーコード82がURLのテキストデータに変換されてユーザサイトにアクセスされる。
【0056】このとき、図6に示すように、ユーザサイトに最初はユーザIDの入力要求が表示されるので、これを確認した取得ユーザが取得端末装置40の光学スキャナ70に名刺80のユーザIDのバーコード82を光学読取させると、この光学読取されたバーコード82が取得端末装置40でユーザIDのテキストデータに変換されてデータ処理装置20に送信される。
【0057】そこで、このデータ処理装置20は、サイトアドレスとユーザIDとの整合を確認すると、図7に示すように、データ表示が設定されている個人データをユーザサイトに提示するので、この状態で取得ユーザは取得端末装置40で供給ユーザの個人データをダウンロードすることができる。
【0058】さらに、この取得端末装置40ではダウンロードする個人データを項目ごとに区分して記憶するので、取得ユーザが取得端末装置40を手動操作して供給ユーザの個人データをディスプレイ112に表示出力させると、その個人データは項目ごとに区分された状態で表示される。
【0059】なお、供給ユーザが供給端末装置30からサイトアドレスにより自身のユーザサイトにアクセスして自身のパスワードをデータ送信すると、このパスワードを確認したデータ処理装置20が供給端末装置30による個人データの編集処理を受け付けるので、供給ユーザは所望のタイミングで自身の個人データを編集処理することができる。
【0060】本形態のデータサービスシステム10におけるデータサービス方法では、上述のようにインターネット50のユーザサイトに個人データを登録した供給ユーザは、そのサイトアドレスがバーコード82で印刷された名刺80を取得ユーザに提供することができ、この取得ユーザは名刺80に印刷されているバーコード82を自身の取得端末装置40で光学読取してユーザサイトから供給ユーザの個人データを取得することができる。
【0061】このため、供給/取得ユーザが供給/取得端末装置30,40を所持していない状態で名刺80により個人データを授受することができ、取得ユーザは煩雑な入力操作を必要とすることなく供給ユーザの個人データを取得端末装置40に登録することができ、取得ユーザが供給ユーザから常時最新の個人データを取得することもできる。
【0062】しかも、供給ユーザは個人データを項目ごとに区分してユーザサイトに登録することができ、取得端末装置40はユーザサイトから取得した供給ユーザの個人データをデータフォーマットの項目ごとに区分して記憶するので、取得ユーザは煩雑な入力操作を必要とすることなく供給ユーザの個人データを的確にデータ管理することができる。
【0063】さらに、サービス機関がデータ処理装置20でインターネット50に開設したユーザサイトのサイトアドレスをバーコード82で名刺80に印刷して供給ユーザに提供するので、ユーザサイトを開設するサービス機関が名刺80を供給ユーザに提供することができる。
【0064】しかも、供給ユーザはデータ処理装置20に登録する個人データの項目ごとに、ユーザサイトへの提示の有無と名刺80への印刷の有無とを所望により設定できるので、ユーザサイトに所望の個人データのみ提示することができ、名刺80に所望の個人データのみ印刷することができる。
【0065】さらに、サービス業者のデータ処理装置20は、ユーザサイトにパスワードが送信された場合のみ個人データの編集処理を受け付けるので、供給ユーザは自身の個人データのみ編集処理することができ、ユーザサイトに登録してある個人データが他人に編集処理されることがない。
【0066】なお、本発明は上記形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で各種の変形を許容する。例えば、上記形態では一つのサービス機関が一個のデータ処理装置20によりユーザサイトの運営や名刺80の提供などの全部を実行することを例示したが、このような作業を複数のサービス機関が適宜分担することも可能である。
【0067】また、上記形態ではデータ処理装置20に登録する個人データの項目ごとに、供給ユーザがユーザサイトへの提示の有無を所望により設定できることを例示したが、例えば、データ処理装置20が個人データの項目ごとに供給ユーザに適宜指定された複数段階の提供レベルの一つもデータ記憶し、複数段階の提供レベルごとにユーザサイトを開設して対応する個人データを提示することも可能である。
【0068】この場合、名刺80として複数段階の提供レベルの一つのユーザサイトのサイトアドレスがバーコード82で印刷された複数種類を用意し、その名刺80の一つを供給ユーザが取得ユーザに提供すれば、供給ユーザは取得ユーザに提供する個人データの提供レベルを名刺80により選択できるので、例えば、社会的な個人データの提供と個人的な個人データの提供とを使い分けるようなことができる。
【0069】さらに、上記形態ではRAM104等に格納されているコンピュータプログラムに対応してCPU101が動作することにより、データ処理装置20の各種機能として各種手段が論理的に実現されることを例示した。しかし、このような各種手段の各々を固有のハードウェアとして形成することも可能であり、一部をソフトウェアとしてRAM104等に格納するとともに一部をハードウェアとして形成することも可能である。
【0070】
【発明の効果】本発明のデータサービス方法では、サービス機関のデータ処理装置が通信ネットワークにユーザサイトを開設して供給ユーザの個人データを提示し、その供給ユーザがマシンコードでサイトアドレスが印刷された名刺を取得ユーザに提供すると、この取得ユーザは名刺に印刷されているマシンコードを自身の取得端末装置で光学読取してユーザサイトから供給ユーザの個人データを取得することにより、供給ユーザと取得ユーザとが供給/取得端末装置を所持していない状態で名刺により個人データを授受することができ、供給ユーザから名刺を提供された取得ユーザは取得端末装置によりユーザサイトから最新の個人データを取得することができる。
【0071】また、本発明の他の形態としては、データ処理装置がデータフォーマットの項目ごとに登録された個人データをユーザサイトに提示し、取得端末装置がユーザサイトから取得した供給ユーザの個人データをデータフォーマットの項目ごとに区分して記憶することにより、取得端末装置により供給ユーザの個人データが自動的にデータフォーマットの項目ごとに区分されるので、煩雑な入力操作を必要とすることなく供給ユーザの個人データを項目ごとにデータ管理することができる。
【0072】また、個人データの項目ごとに供給ユーザに適宜指定された複数段階の提供レベルの一つもデータ記憶しているデータ処理装置が、複数段階の提供レベルごとにユーザサイトを開設して対応する個人データを提示し、複数段階の提供レベルの一つのユーザサイトのサイトアドレスがマシンコードで印刷された複数種類の名刺の一つを供給ユーザが取得ユーザに提供することにより、供給ユーザは取得ユーザに提供する個人データの提供レベルを名刺により選択できるので、例えば、社会的な個人データの提供と個人的な個人データの提供とを使い分けるようなことができる。
【0073】また、供給ユーザが供給端末装置からサイトアドレスにより自身のユーザサイトにアクセスして自身のパスワードをデータ送信すると、このパスワードを確認したデータ処理装置が供給端末装置による個人データの編集処理を受け付けることにより、供給ユーザは自身の個人データのみ編集処理することができ、ユーザサイトに登録してある個人データが他人に編集処理されることがない。
【0074】また、データ処理装置で通信ネットワークに開設したユーザサイトのサイトアドレスを、サービス機関がマシンコードで名刺に印刷して供給ユーザに提供することにより、マシンコードでサイトアドレスが印刷された名刺をサービス機関が供給ユーザに提供することができる。
【0075】また、名刺に印刷されたマシンコードがバーコードからなり、取得端末装置が光学スキャナでバーコードを光学読取することにより、一般的なバーコードでユーザサイトのサイトアドレスを取得ユーザに提供することができる。
【0076】また、通信ネットワークがインターネットからなり、ユーザサイトがインターネットのホームページからなり、サイトアドレスがURLからなることにより、一般に普及しているインターネットのホームページで供給ユーザの個人データを授受することができる。




 

 


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