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発明の名称 コンテンツ配信システムとそのコンテンツ配信方法、及びコンテンツ配信プログラム
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開2003−6085(P2003−6085A)
公開日 平成15年1月10日(2003.1.10)
出願番号 特願2001−186050(P2001−186050)
出願日 平成13年6月20日(2001.6.20)
代理人 【識別番号】100093595
【弁理士】
【氏名又は名称】松本 正夫
発明者 川上 弘幸 / 長谷川 聡
要約 課題
配信されるコンテンツの再生を適切に処理し、必要に応じて他の広告コンテンツ等を再生させることにより、配意されるコンテンツの途切れのない再生と効率の良い広告の提供を実現する
解決手段
通信ネットワークを介してコンテンツサーバからユーザ端末にコンテンツをストリーミング配信するコンテンツ配信システムにおいて、コンテンツサーバとユーザ端末とを中継する中継サーバを備え、中継サーバは、コンテンツサーバからユーザ端末へ配信される映像コンテンツを蓄積し、当該映像コンテンツを、予め定められた基準値以上蓄積された場合に当該ユーザ端末に配信し、ユーザ端末に映像コンテンツを配信していない時点において当該ユーザ端末に対し配信するコンテンツである広告コンテンツのデータを備え、映像コンテンツと広告コンテンツとのいずれかを予め定められた条件に従い選択し、ユーザ端末に配信し再生させることを特徴とする。
特許請求の範囲
【請求項1】 通信ネットワークを介してコンテンツサーバからユーザ端末にコンテンツをストリーミング配信するコンテンツ配信システムにおいて、前記コンテンツサーバと前記ユーザ端末とを中継する中継サーバを備え、前記中継サーバは、前記コンテンツサーバから前記ユーザ端末へ配信される配信コンテンツを蓄積し、蓄積量が予め定められた基準値を超えた時に、当該配信コンテンツを当該ユーザ端末に配信し、前記ユーザ端末への前記配信コンテンツの配信を行なわない期間に、予め備えられた幕間コンテンツを前記ユーザ端末に配信することを特徴とするコンテンツ配信システム。
【請求項2】 前記中継サーバは、前記配信コンテンツを蓄積するバッファと、前記配信コンテンツの蓄積されたデータ量が、予め定められた基準値以上であるかどうかを判定する判断部を備えることを特徴とする請求項1に記載のコンテンツ配信システム。
【請求項3】 前記中継サーバは、前記ユーザ端末に対して、前記配信コンテンツと前記幕間コンテンツとのいずれを配信するのかを決定し制御するスケジューラを備えることを特徴とする請求項2に記載のコンテンツ配信システム。
【請求項4】 前記スケジューラは、前記ユーザ端末への新たな前記配信コンテンツの配信を前記コンテンツサーバから受け付けた場合に、当該配信コンテンツが予め定められた基準値以上蓄積されるまで、前記幕間コンテンツを当該ユーザ端末に配信し、前記ユーザ端末への前記幕間コンテンツの配信中において、前記配信コンテンツが予め定められた基準値以上蓄積され、かつ当該幕間コンテンツに対して定められた表示時間が経過した場合において、当該ユーザ端末に配信するコンテンツを当該配信コンテンツに切り替え、前記ユーザ端末への前記配信コンテンツの配信中において、当該配信コンテンツに対して定められた表示時間が経過した場合において、当該ユーザ端末に配信するコンテンツを前記幕間コンテンツに切り替えることを特徴とする請求項3に記載のコンテンツ配信システム。
【請求項5】 通信ネットワークを介してコンテンツサーバからユーザ端末にコンテンツをストリーミング配信するコンテンツ配信システムにおいて、前記コンテンツサーバと前記ユーザ端末とを中継する中継サーバを備え、前記中継サーバは、前記コンテンツサーバから前記ユーザ端末へ配信される配信コンテンツを蓄積し、前記配信コンテンツと予め備えられた幕間コンテンツとを、予め定められた各前記コンテンツの再生時間の設定に基づいて、順次切り替えて前記ユーザ端末に配信することを特徴とするコンテンツ配信システム。
【請求項6】 通信ネットワークを介してコンテンツサーバからユーザ端末にコンテンツをストリーミング配信するコンテンツ配信システムにおいて、前記ユーザ端末は、前記コンテンツサーバから配信されるコンテンツである配信コンテンツを蓄積し、当該配信コンテンツを、予め定められた基準値以上蓄積された場合に再生し、前記配信コンテンツの再生を行なわない期間に、予め備えられた幕間コンテンツを再生することを特徴とするコンテンツ配信システム。
【請求項7】 前記ユーザ端末は、前記配信コンテンツを蓄積するバッファと、前記配信コンテンツの蓄積されたデータ量が、予め定められた基準値以上であるかどうかを判定する判断部を備えることを特徴とする請求項6に記載のコンテンツ配信システム。
【請求項8】 前記ユーザ端末は、前記配信コンテンツと前記幕間コンテンツとのいずれを再生するのかを決定し制御するスケジューラを備えることを特徴とする請求項7に記載のコンテンツ配信システム。
【請求項9】 前記スケジューラは、新たな前記配信コンテンツの配信を前記コンテンツサーバから受け付けた場合に、当該配信コンテンツが予め定められた基準値以上蓄積されるまで、前記幕間コンテンツを再生し、前記幕間コンテンツの再生中において、前記配信コンテンツが予め定められた基準値以上蓄積され、かつ当該幕間コンテンツに対して定められた表示時間が経過した場合において、再生するコンテンツを当該配信コンテンツに切り替え、前記配信コンテンツの再生中において、当該配信コンテンツに対して定められた表示時間が経過した場合において、再生するコンテンツを前記幕間コンテンツに切り替えることを特徴とする請求項8に記載のコンテンツ配信システム。
【請求項10】 通信ネットワークを介してコンテンツサーバからユーザ端末にコンテンツをストリーミング配信するコンテンツ配信システムにおいて、前記ユーザ端末は、前記コンテンツサーバから配信される配信コンテンツを蓄積し、前記配信コンテンツと予め備えられた幕間コンテンツとを、予め定められた各前記コンテンツの再生時間の設定に基づいて、順次切り替えて再生することを特徴とするコンテンツ配信システム。
【請求項11】 前記ユーザ端末は、前記配信コンテンツを再生する再生部と、前記幕間コンテンツを再生する再生部とを、それぞれ個別に備えることを特徴とする請求項6から請求項10のいずれか1つに記載のコンテンツ配信システム。
【請求項12】 前記配信コンテンツ及び前記幕間コンテンツを、映像コンテンツとすることを特徴とする請求項1から請求項11のいずれか1つに記載のコンテンツ配信システム。
【請求項13】 前記幕間コンテンツを、広告を示す広告コンテンツとすることを特徴とする請求項1から請求項12のいずれか1つに記載のコンテンツ配信システム。
【請求項14】 コンテンツサーバからユーザ端末へのコンテンツのストリーミング配信を中継する中継サーバにおいて、前記コンテンツサーバから前記ユーザ端末へ配信される配信コンテンツを蓄積し、蓄積量が予め定められた基準値を超えた時に、当該配信コンテンツを当該ユーザ端末に配信し、前記ユーザ端末への前記配信コンテンツの配信を行なわない期間に、予め備えられた幕間コンテンツを前記ユーザ端末に配信することを特徴とする中継サーバ。
【請求項15】 前記配信コンテンツを蓄積するバッファと、前記配信コンテンツの蓄積されたデータ量が、予め定められた基準値以上であるかどうかを判定する判断部を備えることを特徴とする請求項14に記載の中継サーバ。
【請求項16】 前記ユーザ端末に対して、前記配信コンテンツと前記幕間コンテンツとのいずれを配信するのかを決定し制御するスケジューラを備えることを特徴とする請求項15に記載の中継サーバ。
【請求項17】 前記スケジューラは、前記ユーザ端末への新たな前記配信コンテンツの配信を前記コンテンツサーバから受け付けた場合に、当該配信コンテンツが予め定められた基準値以上蓄積されるまで、前記幕間コンテンツを当該ユーザ端末に配信し、前記ユーザ端末への前記幕間コンテンツの配信中において、前記配信コンテンツが予め定められた基準値以上蓄積され、かつ当該幕間コンテンツに対して定められた表示時間が経過した場合において、当該ユーザ端末に配信するコンテンツを当該配信コンテンツに切り替え、前記ユーザ端末への前記配信コンテンツの配信中において、当該配信コンテンツに対して定められた表示時間が経過した場合において、当該ユーザ端末に配信するコンテンツを前記幕間コンテンツに切り替えることを特徴とする請求項16に記載の中継サーバ。
【請求項18】 前記配信コンテンツ及び前記幕間コンテンツを、映像コンテンツとすることを特徴とする請求項14から請求項17のいずれか1つに記載の中継サーバ。
【請求項19】 前記幕間コンテンツを、広告を示す広告コンテンツとすることを特徴とする請求項14から請求項18のいずれか1つに記載の中継サーバ。
【請求項20】 コンテンツサーバからコンテンツのストリーミング配信を受けて再生する端末装置において、前記コンテンツサーバから配信されるコンテンツである配信コンテンツを蓄積し、当該配信コンテンツを、予め定められた基準値以上蓄積された場合に再生し、前記配信コンテンツの再生を行なわない期間に、予め備えられた幕間コンテンツを再生することを特徴とする端末装置。
【請求項21】 前記配信コンテンツを蓄積するバッファと、前記配信コンテンツの蓄積されたデータ量が、予め定められた基準値以上であるかどうかを判定する判断部を備えることを特徴とする請求項20に記載の端末装置。
【請求項22】 前記配信コンテンツと前記幕間コンテンツとのいずれを再生するのかを決定し制御するスケジューラを備えることを特徴とする請求項21に記載の端末装置。
【請求項23】 前記スケジューラは、新たな前記配信コンテンツの配信を前記コンテンツサーバから受け付けた場合に、当該配信コンテンツが予め定められた基準値以上蓄積されるまで、前記幕間コンテンツを再生し、前記幕間コンテンツの再生中において、前記配信コンテンツが予め定められた基準値以上蓄積され、かつ当該幕間コンテンツに対して定められた表示時間が経過した場合において、再生するコンテンツを当該配信コンテンツに切り替え、前記配信コンテンツの再生中において、当該配信コンテンツに対して定められた表示時間が経過した場合において、再生するコンテンツを前記幕間コンテンツに切り替えることを特徴とする請求項22に記載の端末装置。
【請求項24】 前記配信コンテンツを再生する再生部と、前記幕間コンテンツを再生する再生部とを、それぞれ個別に備えることを特徴とする請求項20から請求項23のいずれか1つに記載の端末装置。
【請求項25】 前記配信コンテンツ及び前記幕間コンテンツを、映像コンテンツとすることを特徴とする請求項20から請求項24のいずれか1つに記載の端末装置。
【請求項26】 前記幕間コンテンツを、広告を示す広告コンテンツとすることを特徴とする請求項20から請求項25のいずれか1つに記載の端末装置。
【請求項27】 通信ネットワークを介してコンテンツサーバからユーザ端末にコンテンツをストリーミング配信するコンテンツ配信方法において、前記コンテンツサーバと前記ユーザ端末とを中継する中継サーバが、前記コンテンツサーバから前記ユーザ端末へ配信されるコンテンツである配信コンテンツを蓄積するステップと、前記配信コンテンツが予め定められた基準値以上蓄積されたかどうかを判定するステップと、前記ユーザ端末に配信し再生させるコンテンツとして、前記コンテンツサーバから前記ユーザ端末へ配信されるコンテンツである配信コンテンツと、前記ユーザ端末に前記配信コンテンツを配信していない時点において当該ユーザ端末に対し配信するコンテンツである幕間コンテンツとのいずれかを、予め定められた条件に従い選択するステップを備え、前記配信コンテンツが予め定められた基準値以上蓄積された場合に、当該配信コンテンツを前記ユーザ端末に配信するコンテンツとして選択することを特徴とするコンテンツ配信方法。
【請求項28】 前記中継サーバが、前記ユーザ端末への新たな前記配信コンテンツの配信を前記コンテンツサーバから受け付けた場合に、当該配信コンテンツが予め定められた基準値以上蓄積されるまで、前記幕間コンテンツを当該ユーザ端末に配信し、前記ユーザ端末への前記幕間コンテンツの配信中において、前記配信コンテンツが予め定められた基準値以上蓄積され、かつ当該幕間コンテンツに対して定められた表示時間が経過した場合において、当該ユーザ端末に配信するコンテンツを当該配信コンテンツに切り替え、前記ユーザ端末への前記配信コンテンツの配信中において、当該配信コンテンツに対して定められた表示時間が経過した場合において、当該ユーザ端末に配信するコンテンツを前記幕間コンテンツに切り替えることを特徴とする請求項27に記載のコンテンツ配信方法。
【請求項29】 通信ネットワークを介してコンテンツサーバからユーザ端末にコンテンツをストリーミング配信するコンテンツ配信方法において、前記ユーザ端末が、前記コンテンツサーバから配信されるコンテンツである配信コンテンツを蓄積するステップと、前記配信コンテンツが予め定められた基準値以上蓄積されたかどうかを判定するステップと、再生するコンテンツとして、前記コンテンツサーバから前記ユーザ端末へ配信されるコンテンツである配信コンテンツと、前記配信コンテンツを再生していない時点において再生するコンテンツである幕間コンテンツとのいずれかを、予め定められた条件に従い選択するステップを備え、前記配信コンテンツが予め定められた基準値以上蓄積された場合に、当該配信コンテンツを前記再生するコンテンツとして選択することを特徴とするコンテンツ配信方法。
【請求項30】 前記ユーザ端末が、新たな前記配信コンテンツの配信を前記コンテンツサーバから受け付けた場合に、当該配信コンテンツが予め定められた基準値以上蓄積されるまで、前記幕間コンテンツを再生し、前記幕間コンテンツの再生中において、前記配信コンテンツが予め定められた基準値以上蓄積され、かつ当該幕間コンテンツに対して定められた表示時間が経過した場合において、再生するコンテンツを当該配信コンテンツに切り替え、前記配信コンテンツの再生中において、当該配信コンテンツに対して定められた表示時間が経過した場合において、再生するコンテンツを前記幕間コンテンツに切り替えることを特徴とする請求項29に記載のコンテンツ配信方法。
【請求項31】 前記配信コンテンツ及び前記幕間コンテンツを、映像コンテンツとすることを特徴とする請求項27から請求項30のいずれか1つに記載のコンテンツ配信方法。
【請求項32】 前記幕間コンテンツを、広告を示す広告コンテンツとすることを特徴とする請求項27から請求項31のいずれか1つに記載のコンテンツ配信方法。
【請求項33】 コンピュータを制御することにより、通信ネットワークを介してコンテンツサーバからユーザ端末にコンテンツをストリーミング配信するコンテンツ配信プログラムにおいて、前記コンテンツサーバと前記ユーザ端末とを中継する中継サーバにおいて、前記コンテンツサーバから前記ユーザ端末へ配信されるコンテンツである配信コンテンツを蓄積する処理と、前記配信コンテンツが予め定められた基準値以上蓄積されたかどうかを判定する処理と、前記ユーザ端末に配信し再生させるコンテンツとして、前記コンテンツサーバから前記ユーザ端末へ配信されるコンテンツである配信コンテンツと、前記ユーザ端末に前記配信コンテンツを配信していない時点において当該ユーザ端末に対し配信するコンテンツである幕間コンテンツとのいずれかを、予め定められた条件に従い選択する処理を実行させ、前記配信コンテンツが予め定められた基準値以上蓄積された場合に、当該配信コンテンツを前記ユーザ端末に配信するコンテンツとして選択することを特徴とするコンテンツ配信プログラム。
【請求項34】 前記中継サーバにおいて、前記ユーザ端末への新たな前記配信コンテンツの配信を前記コンテンツサーバから受け付けた場合に、当該配信コンテンツが予め定められた基準値以上蓄積されるまで、前記幕間コンテンツを当該ユーザ端末に配信する処理と、前記ユーザ端末への前記幕間コンテンツの配信中において、前記配信コンテンツが予め定められた基準値以上蓄積され、かつ当該幕間コンテンツに対して定められた表示時間が経過した場合において、当該ユーザ端末に配信するコンテンツを当該配信コンテンツに切り替える処理と、前記ユーザ端末への前記配信コンテンツの配信中において、当該配信コンテンツに対して定められた表示時間が経過した場合において、当該ユーザ端末に配信するコンテンツを前記幕間コンテンツに切り替える処理を実行させる特徴とする請求項33に記載のコンテンツ配信プログラム。
【請求項35】 コンピュータを制御することにより、通信ネットワークを介してコンテンツサーバからユーザ端末にコンテンツをストリーミング配信するコンテンツ配信プログラムにおいて、前記ユーザ端末が、前記コンテンツサーバから配信されるコンテンツである配信コンテンツを蓄積する処理と、前記配信コンテンツが予め定められた基準値以上蓄積されたかどうかを判定する処理と、再生するコンテンツとして、前記コンテンツサーバから前記ユーザ端末へ配信されるコンテンツである配信コンテンツと、前記配信コンテンツを再生していない時点において再生するコンテンツである幕間コンテンツとのいずれかを、予め定められた条件に従い選択する処理を備え、前記配信コンテンツが予め定められた基準値以上蓄積された場合に、当該配信コンテンツを前記再生するコンテンツとして選択することを特徴とするコンテンツ配信プログラム。
【請求項36】 前記ユーザ端末が、新たな前記配信コンテンツの配信を前記コンテンツサーバから受け付けた場合に、当該配信コンテンツが予め定められた基準値以上蓄積されるまで、前記幕間コンテンツを再生し、前記幕間コンテンツの再生中において、前記配信コンテンツが予め定められた基準値以上蓄積され、かつ当該幕間コンテンツに対して定められた表示時間が経過した場合において、再生するコンテンツを当該配信コンテンツに切り替え、前記配信コンテンツの再生中において、当該配信コンテンツに対して定められた表示時間が経過した場合において、再生するコンテンツを前記幕間コンテンツに切り替えることを特徴とする請求項35に記載のコンテンツ配信プログラム。
【請求項37】 前記配信コンテンツ及び前記幕間コンテンツを、映像コンテンツとすることを特徴とする請求項33から請求項36のいずれか1つに記載のコンテンツ配信プログラム。
【請求項38】 前記幕間コンテンツを、広告を示す広告コンテンツとすることを特徴とする請求項33から請求項37のいずれか1つに記載のコンテンツ配信プログラム。
【請求項39】 通信ネットワークを介して利用者のユーザ端末に広告を配信する広告サービス方法において、前記通信ネットワーク上にコンテンツをストリーミング配信するコンテンツサーバと、前記ユーザ端末との間に中継サーバを備え、前記中継サーバは、広告を示す広告コンテンツを備え、前記中継サーバが、前記コンテンツサーバから前記ユーザ端末にストリーミング配信される配信コンテンツを蓄積して、当該配信コンテンツを、予め定められた基準値以上蓄積された場合に当該ユーザ端末に配信し、前記ユーザ端末に前記配信コンテンツを配信していない時点においては、前記広告コンテンツを当該ユーザ端末に対し配信することを特徴とするストリーミングサービス方法。
【請求項40】 通信ネットワークを介して利用者のユーザ端末に広告を配信する広告サービス方法において、前記ユーザ端末に、広告を示す広告コンテンツを蓄積させ、前記ユーザ端末が、コンテンツサーバからストリーミング配信される配信コンテンツの受信時に、当該配信コンテンツを蓄積して予め定められた基準値以上蓄積された場合に再生し、前記配信コンテンツを再生していない時点においては、前記広告コンテンツを再生することを特徴とするストリーミングサービス方法。
【請求項41】 前記映像コンテンツのストリーミング配信の利用料金の一部又は全てを、当該利用者に代わり、前記広告コンテンツを提供する広告業者が負担することを特徴とする請求項39又は請求項40に記載のストリーミングサービス方法。
発明の詳細な説明
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、通信ネットワークを介したコンテンツのストリーミング配信に関し、特に、広告コンテンツを効率良く挿入して配信するコンテンツ配信システムとその配信制御方法、及び配信制御プログラムに関する。
【0002】
【従来の技術】ストリーミングとは、インターネット上で音楽や映像等のコンテンツの配信を受けてリアルタイムで再生する技術であり、ファイルをハードディスクにダウンロードしてから再生するのではなく、各コンテンツのデータを受信しながらリアルタイムに再生するため、ダウンロードの待ち時間が生じず、またハードディスクの空き容量にも制約されないという利点がある。
【0003】ストリーミング配信を行なうためには、再生に用いる一定時間当たりのデータ量よりも回線速度が高速であることが必要である。また、映像や音楽等のコンテンツは大容量であり、かつ現在のインターネット回線の多くは一般に低速なため、通常は各種コーデックを用いてデータを圧縮することによりリアルタイムの送信を実現している。
【0004】データの転送が遅れた場合の障害に対応するための従来の技術としては、通信網が提供する通信品質に応じて、コンテンツサーバ側が動的に転送可能な最大帯域幅を決定する方式がある。すなわち、通信中に通信帯域が低下したり、データの転送が遅れた場合等において、これに応じて映像コンテンツの画質や表示サイズを自動的に減少させることにより、映像の再生の中断等の長さや回数を抑えるのである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上述したように従来の技術では、以下に述べるような問題点があった。
【0006】従来の技術では、インターネット等の通信網が提供する通信品質が低下したりデータの転送が遅れた場合等においては、映像コンテンツの品質や表示サイズが下げられてしまう。利用者においては、再生中に品質や表示サイズが下がることは不満であり、特に、有料コンテンツの配信に用いるには好ましくない。
【0007】また従来では、ストリーミング配信において、利用者に広告を提供する効果的な方法が実施されていなかった。利用者への広告の提供方法としては、例えば、表示画面中の(動画)映像コンテンツを再生するエリアの周辺にバナー広告を表示させる方式等も考えられるが、このように配信されるコンテンツと広告とを同時に表示する方式では、利用者の関心は配信される映像コンテンツに集中し、バナー広告への十分な関心度が得られず効率的ではなく、更に利用者が映像コンテンツの鑑賞中にバナー広告を目障りと感じるかもしれない。
【0008】本発明の第1の目的は、上記従来技術の欠点を解決し、広帯域の通信帯域や品質保証を安定して確保することのできない通信ネットワークにおいても、映像等の大容量のコンテンツを効率良く配信し、かつ利用者のユーザ端末に適切に広告を表示させるコンテンツ配信システムとそのコンテンツ配信方法、及びコンテンツ配信プログラムを提供することである。
【0009】本発明の第2の目的は、上記従来技術の欠点を解決し、配信される映像等のコンテンツを蓄積し、配信されるコンテンツの蓄積が十分でない時点においては、予め蓄積して備えている広告コンテンツをユーザ端末に再生させることにより、配信されるコンテンツを画質等を落とすことなくエラーなく再生させ、かつ広告コンテンツを効率良く提供するコンテンツ配信システムとそのコンテンツ配信方法、及びコンテンツ配信プログラムを提供することである。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため本発明のコンテンツ配信システムは、通信ネットワークを介してコンテンツサーバからユーザ端末にコンテンツをストリーミング配信するコンテンツ配信システムにおいて、前記コンテンツサーバと前記ユーザ端末とを中継する中継サーバを備え、前記中継サーバは、前記コンテンツサーバから前記ユーザ端末へ配信される配信コンテンツを蓄積し、蓄積量が予め定められた基準値を超えた時に、当該配信コンテンツを当該ユーザ端末に配信し、前記ユーザ端末への前記配信コンテンツの配信を行なわない期間に、予め備えられた幕間コンテンツを前記ユーザ端末に配信することを特徴とする。
【0011】請求項2の本発明のコンテンツ配信システムは、前記中継サーバは、前記配信コンテンツを蓄積するバッファと、前記配信コンテンツの蓄積されたデータ量が、予め定められた基準値以上であるかどうかを判定する判断部を備えることを特徴とする。
【0012】請求項3の本発明のコンテンツ配信システムは、前記中継サーバは、前記ユーザ端末に対して、前記配信コンテンツと前記幕間コンテンツとのいずれを配信するのかを決定し制御するスケジューラを備えることを特徴とする。
【0013】請求項4の本発明のコンテンツ配信システムは、前記スケジューラは、前記ユーザ端末への新たな前記配信コンテンツの配信を前記コンテンツサーバから受け付けた場合に、当該配信コンテンツが予め定められた基準値以上蓄積されるまで、前記幕間コンテンツを当該ユーザ端末に配信し、前記ユーザ端末への前記幕間コンテンツの配信中において、前記配信コンテンツが予め定められた基準値以上蓄積され、かつ当該幕間コンテンツに対して定められた表示時間が経過した場合において、当該ユーザ端末に配信するコンテンツを当該配信コンテンツに切り替え、前記ユーザ端末への前記配信コンテンツの配信中において、当該配信コンテンツに対して定められた表示時間が経過した場合において、当該ユーザ端末に配信するコンテンツを前記幕間コンテンツに切り替えることを特徴とする。
【0014】請求項5の本発明のコンテンツ配信システムは、通信ネットワークを介してコンテンツサーバからユーザ端末にコンテンツをストリーミング配信するコンテンツ配信システムにおいて、前記コンテンツサーバと前記ユーザ端末とを中継する中継サーバを備え、前記中継サーバは、前記コンテンツサーバから前記ユーザ端末へ配信される配信コンテンツを蓄積し、前記配信コンテンツと予め備えられた幕間コンテンツとを、予め定められた各前記コンテンツの再生時間の設定に基づいて、順次切り替えて前記ユーザ端末に配信することを特徴とする。
【0015】請求項6の本発明のコンテンツ配信システムは、通信ネットワークを介してコンテンツサーバからユーザ端末にコンテンツをストリーミング配信するコンテンツ配信システムにおいて、前記ユーザ端末は、前記コンテンツサーバから配信されるコンテンツである配信コンテンツを蓄積し、当該配信コンテンツを、予め定められた基準値以上蓄積された場合に再生し、前記配信コンテンツの再生を行なわない期間に、予め備えられた幕間コンテンツを再生することを特徴とする。
【0016】請求項7の本発明のコンテンツ配信システムは、前記ユーザ端末は、前記配信コンテンツを蓄積するバッファと、前記配信コンテンツの蓄積されたデータ量が、予め定められた基準値以上であるかどうかを判定する判断部を備えることを特徴とする。
【0017】請求項8の本発明のコンテンツ配信システムは、前記ユーザ端末は、前記配信コンテンツと前記幕間コンテンツとのいずれを再生するのかを決定し制御するスケジューラを備えることを特徴とする。
【0018】請求項9の本発明のコンテンツ配信システムは、前記スケジューラは、新たな前記配信コンテンツの配信を前記コンテンツサーバから受け付けた場合に、当該配信コンテンツが予め定められた基準値以上蓄積されるまで、前記幕間コンテンツを再生し、前記幕間コンテンツの再生中において、前記配信コンテンツが予め定められた基準値以上蓄積され、かつ当該幕間コンテンツに対して定められた表示時間が経過した場合において、再生するコンテンツを当該配信コンテンツに切り替え、前記配信コンテンツの再生中において、当該配信コンテンツに対して定められた表示時間が経過した場合において、再生するコンテンツを前記幕間コンテンツに切り替えることを特徴とする。
【0019】請求項10の本発明のコンテンツ配信システムは、通信ネットワークを介してコンテンツサーバからユーザ端末にコンテンツをストリーミング配信するコンテンツ配信システムにおいて、前記ユーザ端末は、前記コンテンツサーバから配信される配信コンテンツを蓄積し、前記配信コンテンツと予め備えられた幕間コンテンツとを、予め定められた各前記コンテンツの再生時間の設定に基づいて、順次切り替えて再生することを特徴とする。
【0020】請求項11の本発明のコンテンツ配信システムは、前記ユーザ端末は、前記配信コンテンツを再生する再生部と、前記幕間コンテンツを再生する再生部とを、それぞれ個別に備えることを特徴とする。
【0021】請求項12の本発明のコンテンツ配信システムは、前記配信コンテンツ及び前記幕間コンテンツを、映像コンテンツとすることを特徴とする。
【0022】請求項13の本発明のコンテンツ配信システムは、前記幕間コンテンツを、広告を示す広告コンテンツとすることを特徴とする。
【0023】請求項14の本発明の中継サーバは、コンテンツサーバからユーザ端末へのコンテンツのストリーミング配信を中継する中継サーバにおいて、前記コンテンツサーバから前記ユーザ端末へ配信される配信コンテンツを蓄積し、蓄積量が予め定められた基準値を超えた時に、当該配信コンテンツを当該ユーザ端末に配信し、前記ユーザ端末への前記配信コンテンツの配信を行なわない期間に、予め備えられた幕間コンテンツを前記ユーザ端末に配信することを特徴とする。
【0024】請求項15の本発明の中継サーバは、前記配信コンテンツを蓄積するバッファと、前記配信コンテンツの蓄積されたデータ量が、予め定められた基準値以上であるかどうかを判定する判断部を備えることを特徴とする。
【0025】請求項16の本発明の中継サーバは、前記ユーザ端末に対して、前記配信コンテンツと前記幕間コンテンツとのいずれを配信するのかを決定し制御するスケジューラを備えることを特徴とする。
【0026】請求項17の本発明の中継サーバは、前記スケジューラは、前記ユーザ端末への新たな前記配信コンテンツの配信を前記コンテンツサーバから受け付けた場合に、当該配信コンテンツが予め定められた基準値以上蓄積されるまで、前記幕間コンテンツを当該ユーザ端末に配信し、前記ユーザ端末への前記幕間コンテンツの配信中において、前記配信コンテンツが予め定められた基準値以上蓄積され、かつ当該幕間コンテンツに対して定められた表示時間が経過した場合において、当該ユーザ端末に配信するコンテンツを当該配信コンテンツに切り替え、前記ユーザ端末への前記配信コンテンツの配信中において、当該配信コンテンツに対して定められた表示時間が経過した場合において、当該ユーザ端末に配信するコンテンツを前記幕間コンテンツに切り替えることを特徴とする。
【0027】請求項18の本発明の中継サーバは、前記配信コンテンツ及び前記幕間コンテンツを、映像コンテンツとすることを特徴とする。
【0028】請求項19の本発明の中継サーバは、前記幕間コンテンツを、広告を示す広告コンテンツとすることを特徴とする。
【0029】請求項20の本発明の端末装置は、コンテンツサーバからコンテンツのストリーミング配信を受けて再生する端末装置において、前記コンテンツサーバから配信されるコンテンツである配信コンテンツを蓄積し、当該配信コンテンツを、予め定められた基準値以上蓄積された場合に再生し、前記配信コンテンツの再生を行なわない期間に、予め備えられた幕間コンテンツを再生することを特徴とする。
【0030】請求項21の本発明の端末装置は、前記配信コンテンツを蓄積するバッファと、前記配信コンテンツの蓄積されたデータ量が、予め定められた基準値以上であるかどうかを判定する判断部を備えることを特徴とする。
【0031】請求項22の本発明の端末装置は、前記配信コンテンツと前記幕間コンテンツとのいずれを再生するのかを決定し制御するスケジューラを備えることを特徴とする。
【0032】請求項23の本発明の端末装置は、前記スケジューラは、新たな前記配信コンテンツの配信を前記コンテンツサーバから受け付けた場合に、当該配信コンテンツが予め定められた基準値以上蓄積されるまで、前記幕間コンテンツを再生し、前記幕間コンテンツの再生中において、前記配信コンテンツが予め定められた基準値以上蓄積され、かつ当該幕間コンテンツに対して定められた表示時間が経過した場合において、再生するコンテンツを当該配信コンテンツに切り替え、前記配信コンテンツの再生中において、当該配信コンテンツに対して定められた表示時間が経過した場合において、再生するコンテンツを前記幕間コンテンツに切り替えることを特徴とする。
【0033】請求項24の本発明の端末装置は、前記配信コンテンツを再生する再生部と、前記幕間コンテンツを再生する再生部とを、それぞれ個別に備えることを特徴とする。
【0034】請求項25の本発明の端末装置は、前記配信コンテンツ及び前記幕間コンテンツを、映像コンテンツとすることを特徴とする。
【0035】請求項26の本発明の端末装置は、前記幕間コンテンツを、広告を示す広告コンテンツとすることを特徴とする。
【0036】請求項27の本発明のコンテンツ配信方法は、通信ネットワークを介してコンテンツサーバからユーザ端末にコンテンツをストリーミング配信するコンテンツ配信方法において、前記コンテンツサーバと前記ユーザ端末とを中継する中継サーバが、前記コンテンツサーバから前記ユーザ端末へ配信されるコンテンツである配信コンテンツを蓄積するステップと、前記配信コンテンツが予め定められた基準値以上蓄積されたかどうかを判定するステップと、前記ユーザ端末に配信し再生させるコンテンツとして、前記コンテンツサーバから前記ユーザ端末へ配信されるコンテンツである配信コンテンツと、前記ユーザ端末に前記配信コンテンツを配信していない時点において当該ユーザ端末に対し配信するコンテンツである幕間コンテンツとのいずれかを、予め定められた条件に従い選択するステップを備え、前記配信コンテンツが予め定められた基準値以上蓄積された場合に、当該配信コンテンツを前記ユーザ端末に配信するコンテンツとして選択することを特徴とする。
【0037】請求項28の本発明のコンテンツ配信方法は、前記中継サーバが、前記ユーザ端末への新たな前記配信コンテンツの配信を前記コンテンツサーバから受け付けた場合に、当該配信コンテンツが予め定められた基準値以上蓄積されるまで、前記幕間コンテンツを当該ユーザ端末に配信し、前記ユーザ端末への前記幕間コンテンツの配信中において、前記配信コンテンツが予め定められた基準値以上蓄積され、かつ当該幕間コンテンツに対して定められた表示時間が経過した場合において、当該ユーザ端末に配信するコンテンツを当該配信コンテンツに切り替え、前記ユーザ端末への前記配信コンテンツの配信中において、当該配信コンテンツに対して定められた表示時間が経過した場合において、当該ユーザ端末に配信するコンテンツを前記幕間コンテンツに切り替えることを特徴とする。
【0038】請求項29の本発明のコンテンツ配信方法は、通信ネットワークを介してコンテンツサーバからユーザ端末にコンテンツをストリーミング配信するコンテンツ配信方法において、前記ユーザ端末が、前記コンテンツサーバから配信されるコンテンツである配信コンテンツを蓄積するステップと、前記配信コンテンツが予め定められた基準値以上蓄積されたかどうかを判定するステップと、再生するコンテンツとして、前記コンテンツサーバから前記ユーザ端末へ配信されるコンテンツである配信コンテンツと、前記配信コンテンツを再生していない時点において再生するコンテンツである幕間コンテンツとのいずれかを、予め定められた条件に従い選択するステップを備え、前記配信コンテンツが予め定められた基準値以上蓄積された場合に、当該配信コンテンツを前記再生するコンテンツとして選択することを特徴とする。
【0039】請求項30の本発明のコンテンツ配信方法は、前記ユーザ端末が、新たな前記配信コンテンツの配信を前記コンテンツサーバから受け付けた場合に、当該配信コンテンツが予め定められた基準値以上蓄積されるまで、前記幕間コンテンツを再生し、前記幕間コンテンツの再生中において、前記配信コンテンツが予め定められた基準値以上蓄積され、かつ当該幕間コンテンツに対して定められた表示時間が経過した場合において、再生するコンテンツを当該配信コンテンツに切り替え、前記配信コンテンツの再生中において、当該配信コンテンツに対して定められた表示時間が経過した場合において、再生するコンテンツを前記幕間コンテンツに切り替えることを特徴とする。
【0040】請求項31の本発明のコンテンツ配信方法は、前記配信コンテンツ及び前記幕間コンテンツを、映像コンテンツとすることを特徴とする。
【0041】請求項32の本発明のコンテンツ配信方法は、前記幕間コンテンツを、広告を示す広告コンテンツとすることを特徴とする。
【0042】請求項33の本発明のコンテンツ配信プログラムは、コンピュータを制御することにより、通信ネットワークを介してコンテンツサーバからユーザ端末にコンテンツをストリーミング配信するコンテンツ配信プログラムにおいて、前記コンテンツサーバと前記ユーザ端末とを中継する中継サーバにおいて、前記コンテンツサーバから前記ユーザ端末へ配信されるコンテンツである配信コンテンツを蓄積する処理と、前記配信コンテンツが予め定められた基準値以上蓄積されたかどうかを判定する処理と、前記ユーザ端末に配信し再生させるコンテンツとして、前記コンテンツサーバから前記ユーザ端末へ配信されるコンテンツである配信コンテンツと、前記ユーザ端末に前記配信コンテンツを配信していない時点において当該ユーザ端末に対し配信するコンテンツである幕間コンテンツとのいずれかを、予め定められた条件に従い選択する処理を実行させ、前記配信コンテンツが予め定められた基準値以上蓄積された場合に、当該配信コンテンツを前記ユーザ端末に配信するコンテンツとして選択することを特徴とする。
【0043】請求項34の本発明のコンテンツ配信プログラムは、前記中継サーバにおいて、前記ユーザ端末への新たな前記配信コンテンツの配信を前記コンテンツサーバから受け付けた場合に、当該配信コンテンツが予め定められた基準値以上蓄積されるまで、前記幕間コンテンツを当該ユーザ端末に配信する処理と、前記ユーザ端末への前記幕間コンテンツの配信中において、前記配信コンテンツが予め定められた基準値以上蓄積され、かつ当該幕間コンテンツに対して定められた表示時間が経過した場合において、当該ユーザ端末に配信するコンテンツを当該配信コンテンツに切り替える処理と、前記ユーザ端末への前記配信コンテンツの配信中において、当該配信コンテンツに対して定められた表示時間が経過した場合において、当該ユーザ端末に配信するコンテンツを前記幕間コンテンツに切り替える処理を実行させる特徴とする。
【0044】請求項35の本発明のコンテンツ配信プログラムは、コンピュータを制御することにより、通信ネットワークを介してコンテンツサーバからユーザ端末にコンテンツをストリーミング配信するコンテンツ配信プログラムにおいて、前記ユーザ端末が、前記コンテンツサーバから配信されるコンテンツである配信コンテンツを蓄積する処理と、前記配信コンテンツが予め定められた基準値以上蓄積されたかどうかを判定する処理と、再生するコンテンツとして、前記コンテンツサーバから前記ユーザ端末へ配信されるコンテンツである配信コンテンツと、前記配信コンテンツを再生していない時点において再生するコンテンツである幕間コンテンツとのいずれかを、予め定められた条件に従い選択する処理を備え、前記配信コンテンツが予め定められた基準値以上蓄積された場合に、当該配信コンテンツを前記再生するコンテンツとして選択することを特徴とする。
【0045】請求項36の本発明のコンテンツ配信プログラムは、前記ユーザ端末が、新たな前記配信コンテンツの配信を前記コンテンツサーバから受け付けた場合に、当該配信コンテンツが予め定められた基準値以上蓄積されるまで、前記幕間コンテンツを再生し、前記幕間コンテンツの再生中において、前記配信コンテンツが予め定められた基準値以上蓄積され、かつ当該幕間コンテンツに対して定められた表示時間が経過した場合において、再生するコンテンツを当該配信コンテンツに切り替え、前記配信コンテンツの再生中において、当該配信コンテンツに対して定められた表示時間が経過した場合において、再生するコンテンツを前記幕間コンテンツに切り替えることを特徴とする。
【0046】請求項37の本発明のコンテンツ配信プログラムは、前記配信コンテンツ及び前記幕間コンテンツを、映像コンテンツとすることを特徴とする。
【0047】請求項38の本発明のコンテンツ配信プログラムは、前記幕間コンテンツを、広告を示す広告コンテンツとすることを特徴とする。
【0048】請求項39の本発明のストリーミングサービス方法は、通信ネットワークを介して利用者のユーザ端末に広告を配信する広告サービス方法において、前記通信ネットワーク上にコンテンツをストリーミング配信するコンテンツサーバと、前記ユーザ端末との間に中継サーバを備え、前記中継サーバは、広告を示す広告コンテンツを備え、前記中継サーバが、前記コンテンツサーバから前記ユーザ端末にストリーミング配信される配信コンテンツを蓄積して、当該配信コンテンツを、予め定められた基準値以上蓄積された場合に当該ユーザ端末に配信し、前記ユーザ端末に前記配信コンテンツを配信していない時点においては、前記広告コンテンツを当該ユーザ端末に対し配信することを特徴とする。
【0049】請求項40の本発明のストリーミングサービス方法は、通信ネットワークを介して利用者のユーザ端末に広告を配信する広告サービス方法において、前記ユーザ端末に、広告を示す広告コンテンツを蓄積させ、前記ユーザ端末が、コンテンツサーバからストリーミング配信される配信コンテンツの受信時に、当該配信コンテンツを蓄積して予め定められた基準値以上蓄積された場合に再生し、前記配信コンテンツを再生していない時点においては、前記広告コンテンツを再生することを特徴とする。
【0050】請求項41の本発明のストリーミングサービス方法は、前記映像コンテンツのストリーミング配信の利用料金の一部又は全てを、当該利用者に代わり、前記広告コンテンツを提供する広告業者が負担することを特徴とする。
【0051】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態について図面を参照して詳細に説明する。
【0052】まず、本発明の概要について説明する。本発明のコンテンツ配信システムでは、配信される映像等のコンテンツ(配信コンテンツ)を蓄積し、配信されるコンテンツの蓄積が十分でない時点においては、予め蓄積して備えているコンテンツ(幕間コンテンツ)をユーザ端末に再生させることを特徴とする。これにより、配信コンテンツを画質等を落とすことなくエラーなく再生させ、かつ広告等の幕間コンテンツを効率良く提供することができる。
【0053】なおここでは、コンテンツサーバから配信される配信コンテンツを映像コンテンツとし、配信コンテンツの間に再生させる幕間コンテンツを広告(の映像等)を表示する広告コンテンツとした例を用いて説明する。しかし、本発明はこの例に限定されるものではなく、例えば、コンテンツの種類として音楽や音声等のコンテンツを用いる方式も同様に実施することができる。また、幕間コンテンツは、例えば、広告以外にもスポンサーの提供するニュースや天気予報等を提供する等が可能である。
【0054】本発明のコンテンツ配信の処理(つまり、映像コンテンツを蓄積する処理や、映像コンテンツの再生と、映像コンテンツの間に再生させる広告コンテンツの再生とを切り替える処理等)は、以下に説明するように通信ネットワーク上の様々な個所において実行させることが可能である。例えば、コンテンツを配信するコンテンツサーバと利用者のユーザ端末との間に中継サーバを備えて、この中継サーバにおいて蓄積等の本発明のコンテンツ配信を処理する実施の形態や、ユーザ端末において処理する実施の形態等が可能である。
【0055】つまり、中継サーバやユーザ端末において、予め広告コンテンツを蓄積しておき、利用者に対するストリーミングサービスを開始する際において、まずコンテンツサーバから配信される映像コンテンツを蓄積して、予め定められた十分な蓄積量を示す基準値に達するまで、ユーザ端末に広告コンテンツを再生させるのである。
【0056】そして、ユーザ端末に広告コンテンツを再生させている間に、映像コンテンツをバッファに蓄積し、映像コンテンツが基準値以上蓄積されると、ユーザ端末が再生するコンテンツを映像コンテンツに切り替える。
【0057】また、コンテンツサーバとの間の通信速度が遅い場合には、ユーザ端末に映像コンテンツを再生させていると、バッファ内の映像コンテンツの蓄積が少なくなり再生が継続できなくことがある。このため、本発明では、映像コンテンツの再生を開始した後においてもバッファ内に蓄積されているデータ量を監視し必要に応じて(又、定期的に)、ユーザ端末に表示させるコンテンツを広告コンテンツに切り替える。そして、その間に映像コンテンツの蓄積量を増加させて、基準値以上蓄積された後に、再び映像コンテンツをユーザ端末に再生させる。
【0058】ここで、再生するコンテンツを広告コンテンツから映像コンテンツに切り替える場合には、広告コンテンツの再生が途中で切断されないようにするために、現在再生中の広告コンテンツの再生時間の終了後に映像コンテンツに切り替えるものとしてもよい。
【0059】以後同様にして、ユーザ端末に表示させるコンテンツを広告コンテンツと映像コンテンツとを繰り返し切り替え表示させることにより、コンテンツサーバとの間の通信速度が遅い場合においても、再生するコンテンツが不意に切断されたりすることなく、映像コンテンツを(途中に広告コンテンツを挟みながら)再生させることができる。
【0060】また、この広告コンテンツと映像コンテンツとの切り替えは、上述のように通信速度が遅い場合において実行するのみに限らず、ストリーミング配信のために十分な通信速度を備えている場合にも実施するものとしてもよい。ここで、十分な通信速度を備える場合には、再生途中でバッファ内の映像コンテンツの蓄積が少なくなる等の問題が生じないため、再生するコンテンツの切り替え処理は、例えば(5分、10分、等のコンテンツに対して予め定められた)一定時間の経過をもって切り替える等により処理する等の方法が可能である。
【0061】このように、映像コンテンツから広告コンテンツへの切り替えが、予め定められた間隔で発生するのであれば、映像コンテンツの再生が不意に切り替えられるのではなく、利用者の側においても再生されるコンテンツの切り替えを前もって知ることができ、映像コンテンツの再生が中断されることの不満を軽減できる。
【0062】図1は、本発明の第1の実施の形態によるコンテンツ配信システムの構成を示すブロック図である。図1を参照すると、本実施の形態のコンテンツ配信システムは、コンテンツを配信するコンテンツサーバ20と利用者のユーザ端末30との間に中継サーバ10を備えて、中継サーバ10により、映像コンテンツの蓄積と配信するコンテンツの切り替え等の上述された処理を実行する。
【0063】また、図1においては、ユーザ端末30と中継サーバ10とは、ストリーミングのために十分に高速な通信速度を備えるローカルネットワーク52により接続され、中継サーバ10とコンテンツサーバ20とは、通信速度の不十分なインターネット等のグローバルネットワーク51により接続されている。
【0064】ユーザ端末30は、パーソナルコンピュータ等の情報処理装置である。ユーザ端末30は、中継サーバ10を介して、コンテンツサーバ20にアクセスし、映像コンテンツをダウンロードし再生する機能を備える。
【0065】中継サーバ10は、コンテンツサーバ20からの映像コンテンツを受信する受信部14、受信した映像コンテンツを蓄積するバッファ15、蓄積したコンテンツを送出する送出部16、バッファ15内に蓄積された映像コンテンツのデータ量を監視し、その蓄積量が十分であるかどうかを判断する判断部13、コンテンツの再生時間を管理し又再生させるコンテンツの切り替えを決定し制御するスケジューラ11を備えている。
【0066】コンテンツサーバ20は、映像コンテンツ格納部21を備えて、ユーザ端末30又は中継サーバ10からの要求により、グローバルネットワーク51を介して映像コンテンツを中継サーバ10へ送信する。
【0067】利用者は、まずユーザ端末30を用いて、コンテンツサーバ20が配信する映像コンテンツを入手し再生する。映像コンテンツは、(例えば通信品質保証のされていない)グローバルネットワーク51を介して配信され、途中で本実施の形態の中継サーバ10内のバッファ15に一時蓄積し、更に(例えば十分な通信品質の保証されている)ローカルネットワーク52を介してユーザ端末30に転送される。
【0068】本実施の形態の中継サーバ10は、予め広告コンテンツを広告コンテンツ格納部12に蓄積し、映像コンテンツのストリーミングサービスの開始に応じて、まず予め蓄積された広告コンテンツをユーザ端末30に送信し再生させる。一方で、その広告コンテンツを再生させている間に、映像コンテンツをグローバルネットワーク51を介してコンテンツサーバ20から受信しバッファ15に蓄積する。判断部13は、ヒステリシス機能を備え、映像コンテンツの蓄積中にその蓄積量が予め定められた基準値以上であるかどうかを判断する。
【0069】ここで本実施の形態では、判断部13が映像コンテンツが基準値以上蓄積されたと判断した後、現在再生中の広告コンテンツに定められた表示時間が終了した時点で、ユーザ端末30に再生させるコンテンツを映像コンテンツに切り替える。これにより、ユーザ端末30に転送するコンテンツを、広告コンテンツから映像コンテンツに切り替えるのである。
【0070】現在再生中の広告コンテンツの表示時間は、スケジューラ11が管理する。また、現在再生中の広告コンテンツの表示時間が終了した時点で、まだ映像コンテンツが基準値以上蓄積されていない場合には、引き続きユーザ端末30に(他の、又は同じ)広告コンテンツを再生させる。
【0071】また、広告コンテンツの配信は、ストリーミングサービスの開始時のみではなく、定期的に(又、映像コンテンツの蓄積量に応じて)広告コンテンツの再生に切り替える。広告コンテンツの配信中にも、中継サーバ10がその間映像コンテンツのダウンロードを継続することにより、常に一定量以上のバッファ蓄積量を確保する。これにより、高画質の映像コンテンツの表示が可能となると共に、高画質の広告コンテンツを表示する時間を設けることができる。
【0072】次に、本実施の形態の動作を素面を参照して詳細に説明する。図2は、本実施の形態による広告コンテンツの提供処理を説明するためのフローチャートである。
【0073】図2を参照すると、予め、中継サーバ10には、広告コンテンツ格納部12に広告コンテンツのデータを蓄積して備え(ステップ201)、コンテンツサーバ20には、映像コンテンツ格納部21に映像コンテンツのデータを備えている(ステップ202)。
【0074】まず利用者は、ユーザ端末30から中継サーバ10に対して、広告表示方法を指定し登録する(ステップ203)。ここで広告表示方式としては、例えば、バナー表示する方式、広告コンテンツを表示せずに表示サイズや画質を減少させて対応する方式、映像コンテンツと広告コンテンツの表示を排他的に行なう方式等が考えられる。広告表示方式を利用者が選択して中継サーバに通知し登録する。また、利用者が選択する方式以外にも、システム管理者が、予め中継サーバ単位に一律に表示方式を設定する方式も可能である。
【0075】ここでは、本実施の形態の広告表示方法である、映像コンテンツと広告コンテンツとを交互に切り替えて表示する広告表示方法を指定した場合の処理を説明する。次に、利用者は、ユーザ端末30から中継サーバ10に対し、映像コンテンツの配信のサービス開始要求を送出する(ステップ204)。中継サーバ10は、サービス開始要求を受信すると、スケジューラ11の判断により、予め蓄積していた広告コンテンツをユーザ端末30に対し送信し表示させる(ステップ205、206)。
【0076】同時に、中継サーバ10は、コンテンツサーバ20に対し映像コンテンツの送信を要求する(ステップ207)。コンテンツサーバ20は、送信要求を受けて、グローバルネットワーク51を介して映像コンテンツを中継サーバ10に送信する(ステップ208)。
【0077】そして、中継サーバ10は、コンテンツサーバ20から送信される映像コンテンツのバッファ蓄積量が一定量以上に達した後、現在再生中の広告コンテンツの再生時間の終了を判断すると、蓄積された映像コンテンツのユーザ端末30への送信を開始する(ステップ209)。これによりユーザ端末30は、映像コンテンツを受信しその再生を開始する(ステップ210)。
【0078】また、映像コンテンツの送信中、広告コンテンツ送信時刻を管理するスケジューラ11の判断により、映像コンテンツ送信を広告コンテンツの送信に切り替え、広告コンテンツを再生させる(ステップ211、212)。
【0079】ここで、映像コンテンツから広告コンテンツへの再生させるコンテンツの切り替えは、映像コンテンツの蓄積されたデータ量が、予め定められたデータ量を下回った(又、蓄積されたデータがなくなった)場合や、予め定められた一定時間(5分、10分等)が経過した場合や、映像コンテンツに対して広告コンテンツを挿入するために予め指定された時点(つまり、TV番組中のCMと同様に、映像コンテンツを中断するために適した時点)に達した場合や、又これらの各方法の組み合わせにより実施することができる。この3番目の方式における、広告コンテンツを挿入するために指定された時点のデータは、広告コンテンツを挿入するのに適した時点のデータとして、例えば、コンテンツサーバ20の側から中継サーバ10に対して映像コンテンツと同時に通知を受ける方式や、予め中継サーバ10内に、個々の映像コンテンツ毎にそのデータの記録を備える等の方式により、中継サーバ10において用いることができる。
【0080】中継サーバ10は、広告コンテンツの送信中においては、継続して映像コンテンツをコンテンツサーバ20よりダウンロードする。映像コンテンツのバッファ蓄積量が一定値以上に達した後、広告コンテンツ送信時刻を管理するスケジューラ11が広告コンテンツ表示時間の終了を判断すると、中継サーバ10は映像コンテンツの転送を開始し、再びユーザ端末30に映像コンテンツを再生させる(ステップ213、214)。
【0081】また、本実施の形態の中継サーバ10は、コンテンツを配信する先のユーザ端末30は1台に限るものではなく、同時に複数台のユーザ端末30のそれぞれ対し上述の本実施の形態の処理を平行して実行することも、同様に実施することができる。また、コンテンツの配信元のコンテンツサーバ20も特定の一箇所に限定されるものではなく、通信ネットワーク上の各所にある複数のコンテンツサーバからの配信を同時に中継することも、同様に実施することができる。
【0082】また、中継サーバ10において、コンテンツサーバ20から配信される人気のあるコンテンツのみを、ローカルキャッシュしミラーサーバとして用いることも可能である。
【0083】また、通信ネットワーク上に複数の本実施の形態の中継サーバ10を備えて、それぞれの中継サーバ10において、その各中継サーバ10の配信対象エリアにおける広告を示す広告コンテンツを備えることにより、広告のローカル性に対応することができる。
【0084】以上説明したように本実施の形態のコンテンツ配信システムは、中継サーバ10が、配信される映像等のコンテンツを蓄積し、配信されるコンテンツの蓄積が十分でない時点においては、予め蓄積して備えている広告コンテンツをユーザ端末に再生させることにより、配信されるコンテンツを画質等を落とすことなくエラーなく再生させ、かつ広告コンテンツを効率良く提供することができる。
【0085】またこのため、多くの利用者に対して効率よく広告を提供することができる。つまり、利用者に配信する映像コンテンツ等の間に広告コンテンツを挿入するための時間を、容易に確保することができ、また、中継サーバに蓄積された広告コンテンツを表示させる方式のため、画面全体を利用した大容量の広告コンテンツの表示も容易に実施することができ、映画館での広告上映と同様の高い広告効果を実現できる。
【0086】またここで、本実施の形態の広告コンテンツを提供する広告提供業者において、利用者がコンテンツサーバ20からの映像コンテンツサービスの提供を受けるために必要な利用料金等の一部又は全てを負担することとしてもよい。これにより、利用者は、広告の配信を受けることを条件に、有料で配信される映像コンテンツ等をより安価に(又は無料で)利用することができる。
【0087】このため、広告提供業者が利用料金を負担する場合においては、遅い通信回線を利用する利用者のみではなく、利用する通信回線が十分に高速でありストリーミング配信されるコンテンツをエラーなく再生することのできる利用者においても、本実施の形態のコンテンツ配信を利用する利益がある。
【0088】また、こうした十分に高速な回線を利用する利用者に対しては、中継サーバ10における映像コンテンツの蓄積が途中で足りなくなることがないため、再生するコンテンツの切り替えを映像コンテンツの蓄積に基づいて処理する方式では、途中で広告コンテンツが挿入されないことになり、十分に広告を提供することができない。
【0089】このため、高速な回線を利用する利用者に対しては、コンテンツの蓄積に基づくのではなく、予め定められた間隔で定期的に(又は、中継する映像コンテンツに対して定められた切り替え時間の設定に基づいて)、再生するコンテンツを映像コンテンツから広告コンテンツに切り替え、その後広告コンテンツから映像コンテンツに戻す時にも、コンテンツの蓄積に基づくのではなく、予め定められた量の広告コンテンツをユーザ端末に再生させた後に、映像コンテンツの再生に戻す等の方式が可能である。
【0090】次に本発明の第2の実施の形態を説明する。図3は、本発明の第2の実施の形態のコンテンツ配信システムの構成を示すブロック図である。本実施の形態では、ユーザ端末40において、第1の実施の形態の中継サーバ10の機能を備えて、映像コンテンツの蓄積と再生するコンテンツの切り替え等の上述された処理を実行する。
【0091】また、本実施の形態のユーザ端末40は、第1の実施の形態の中継サーバ10と同様に、予め広告コンテンツの蓄積を備え、また、再生するコンテンツを選択し切り替えるために判断部43とスケジューラ41を備えている。本実施の形態のユーザ端末40における、判断部43やスケジューラ41等の処理は、第1の実施の形態の中継サーバ10における、判断部13やスケジューラ11等の処理と同様である。
【0092】つまり、本実施の形態のユーザ端末40内に配備されたスケジューラ41は、指定された広告表示時刻とバッファ45内の映像コンテンツの蓄積量を基に、グローバルネットワーク51を介して転送される映像コンテンツと、蓄積している広告コンテンツ42のどちらを表示・再生すべきか判断する。
【0093】次に本発明の第3の実施の形態を説明する。図4は、本発明の第3の実施の形態のコンテンツ配信システムの構成を示すブロック図であり、本実施の形態では、ユーザ端末40aが、広告コンテンツ42を再生するための専用の再生部である広告再生部48を備える。つまり、本実施の形態では、ユーザ端末40aにおいて映像コンテンツと広告コンテンツとを、それぞれに別のアプリケーションを用いて表示することを想定しているのである。
【0094】ユーザ端末40a内に配備されたスケジューラ41は、指定された広告表示時刻を基に、グローバルネットワーク51を介して転送される映像コンテンツと、蓄積している広告コンテンツ42のどちらを表示・再生すべきか判断する。
【0095】上述の本発明の第2、第3の実施の形態においても、第1の実施の形態と同様の効果を得ることができる。更に、本発明の第2、第3の実施の形態においては、ユーザ端末に本発明の上述の機能を備えることにより実施することができ、通信ネットワーク上に中継サーバを備える必要がない。
【0096】次に、本発明の第4〜第6の実施の形態を説明する。
【0097】上述の第1〜第3の実施の形態においては、再生するコンテンツの切り替えを、映像コンテンツの蓄積量のみではなく、スケジューラ11、41、41aを用いて各コンテンツを再生する時間を監視し、その再生時間に基づいて再生するコンテンツを切り替える方式であった。ここで、本発明の第4〜第6の実施の形態においては、映像コンテンツの蓄積量のみで再生するコンテンツの切り替えを決定する方式を採用することにより、本発明をより簡易な装置構成により実現する実施の形態を説明する。
【0098】図5は、本発明の第4の実施の形態によるコンテンツ配信システムの構成を示すブロック図である。図5を参照すると、本実施の形態のコンテンツ配信システムは、第1の実施の形態と同様に、コンテンツを配信するコンテンツサーバ20と利用者のユーザ端末30との間に中継サーバ10aを備えて、中継サーバ10aにより、映像コンテンツの蓄積と配信するコンテンツの切り替え等の処理を実行する。
【0099】また、図5においては、ユーザ端末30と中継サーバ10aとは、ストリーミングのために十分に高速な通信速度を備えるローカルネットワーク52により接続され、中継サーバ10aとコンテンツサーバ20とは、通信速度の不十分なインターネット等のグローバルネットワーク51により接続されている。
【0100】ユーザ端末30は、パーソナルコンピュータ等の情報処理装置である。ユーザ端末30は、中継サーバ10aを介して、コンテンツサーバ20にアクセスし、映像コンテンツをダウンロードし再生する機能を備える。
【0101】中継サーバ10aは、コンテンツサーバ20からの映像コンテンツを受信する受信部14、受信した映像コンテンツを蓄積するバッファ15、蓄積したコンテンツを送出する送出部16、バッファ15内に蓄積された映像コンテンツのデータ量を監視し、その蓄積量が十分であるかどうかを判断する判断部13を備える。また、中継サーバ10aは、この映像コンテンツの蓄積量が十分であるかどうかの判断に基づいて、ユーザ端末30に再生させるコンテンツの切り替えを決定し制御する。
【0102】コンテンツサーバ20は、映像コンテンツ格納部21を備えて、ユーザ端末30又は中継サーバ10aからの要求により、グローバルネットワーク51を介して映像コンテンツを中継サーバ10aへ送信する。
【0103】利用者は、まずユーザ端末30を用いて、コンテンツサーバ20が配信する映像コンテンツを入手し再生する。映像コンテンツは、(例えば通信品質保証のされていない)グローバルネットワーク51を介して配信され、途中で本実施の形態の中継サーバ10a内のバッファ15に一時蓄積し、更に(例えば十分な通信品質の保証されている)ローカルネットワーク52を介してユーザ端末30に転送される。
【0104】本実施の形態の中継サーバ10aは、予め広告コンテンツを広告コンテンツ格納部12に蓄積し、映像コンテンツのストリーミングサービスの開始に応じて、まず予め蓄積された広告コンテンツをユーザ端末30に送信し再生させる。一方で、その広告コンテンツを再生させている間に、映像コンテンツをグローバルネットワーク51を介してコンテンツサーバ20から受信しバッファ15に蓄積する。判断部13は、ヒステリシス機能を備え、映像コンテンツの蓄積中にその蓄積量が予め定められた基準値以上であるかどうかを判断する。
【0105】ここで本実施の形態では、判断部13が映像コンテンツが基準値以上蓄積されたと判断した時点で、ユーザ端末30に再生させるコンテンツを映像コンテンツに切り替える。これにより、ユーザ端末30に転送するコンテンツを、広告コンテンツから映像コンテンツに切り替えるのである。また、この時点で、まだ映像コンテンツが基準値以上蓄積されていない場合には、引き続きユーザ端末30に(他の、又は同じ)広告コンテンツを再生させる。
【0106】また、広告コンテンツの配信は、ストリーミングサービスの開始時のみではなく、映像コンテンツの蓄積量に応じて、必要ならば広告コンテンツの再生に切り替えることとしてもよい。広告コンテンツの配信中にも、中継サーバ10aが映像コンテンツのダウンロードを継続することにより、常に一定量以上のバッファ蓄積量を確保する。これにより、高画質の映像コンテンツの表示が可能となると共に、高画質の広告コンテンツを表示させることができる。
【0107】次に、本実施の形態の動作を素面を参照して詳細に説明する。図6は、本実施の形態によるストリーミング配信の処理を説明するためのフローチャートである。
【0108】図6を参照すると、予め、中継サーバ10aには、広告コンテンツ格納部12に広告コンテンツのデータを蓄積して備え(ステップ601)、コンテンツサーバ20には、映像コンテンツ格納部21に映像コンテンツのデータを備えている(ステップ602)。
【0109】まず利用者は、ユーザ端末30から中継サーバ10aに対して、広告表示方法を指定し登録する(ステップ603)。ここでは、本実施の形態の広告表示方法である、映像コンテンツと広告コンテンツとを交互に切り替えて表示する広告表示方法を指定した場合の処理を説明する。次に、利用者は、ユーザ端末30から中継サーバ10aに対し、映像コンテンツの配信のサービス開始要求を送出する(ステップ604)。中継サーバ10aは、サービス開始要求を受信すると、予め蓄積していた広告コンテンツをユーザ端末30に対し送信し表示させる(ステップ605、606)。
【0110】同時に、中継サーバ10aは、コンテンツサーバ20に対し映像コンテンツの送信を要求する(ステップ607)。コンテンツサーバ20は、送信要求を受けて、グローバルネットワーク51を介して映像コンテンツを中継サーバ10aに送信する(ステップ608)。
【0111】そして、中継サーバ10aは、コンテンツサーバ20から送信される映像コンテンツのバッファ蓄積量が一定量以上に達すると、蓄積された映像コンテンツのユーザ端末30への送信を開始する(ステップ609)。これによりユーザ端末30は、映像コンテンツを受信しその再生を開始する(ステップ610)。
【0112】また、映像コンテンツの送信中、バッファ15内の映像コンテンツの蓄積されたデータ量が、予め定められたデータ量を下回った(又、蓄積されたデータがなくなった)場合に、映像コンテンツ送信を広告コンテンツの送信に切り替え、広告コンテンツを再生させる(ステップ611、612)。
【0113】中継サーバ10aは、広告コンテンツの送信中においては、継続して映像コンテンツをコンテンツサーバ20よりダウンロードする。映像コンテンツのバッファ蓄積量が一定値以上に達すると、中継サーバ10aは映像コンテンツの転送を開始し、再びユーザ端末30に映像コンテンツを再生させる(ステップ613、614)。
【0114】以上説明したように本実施の形態のコンテンツ配信システムは、第1の実施の形態と同様の効果を得ることができ、更に、本実施の形態においては中継サーバ10aにスケジューラ11を備える必要が無いため、より簡易な装置構成により中継サーバを構成することができる。
【0115】また、本実施の形態においては、バッファ蓄積量に基づいてユーザ端末30に再生させるコンテンツを切り替える方式であるため、もし高速の通信回線を利用している場合には、映像コンテンツの再生が途中で中断されることがない。この場合においては、広告コンテンツの再生は、映像コンテンツの再生の開始前の時点のみである。
【0116】次に本発明の第5の実施の形態を説明する。図7は、本発明の第5の実施の形態のコンテンツ配信システムの構成を示すブロック図である。本実施の形態では、ユーザ端末40bにおいて、第4の実施の形態の中継サーバ10aの機能を備えて、映像コンテンツの蓄積と再生するコンテンツの切り替え等の上述された処理を実行する。
【0117】また、本実施の形態のユーザ端末40bは、第4の実施の形態の中継サーバ10aと同様に、予め広告コンテンツの蓄積を備え、また、再生するコンテンツを選択し切り替えるために判断部43を備えている。本実施の形態のユーザ端末40bにおける再生するコンテンツの切り替え処理は、第4の実施の形態の中継サーバ10aにおける再生するコンテンツの切り替え処理と同様である。
【0118】つまり、本実施の形態のユーザ端末40bは、バッファ45内の映像コンテンツの蓄積量を基に、グローバルネットワーク51を介して転送される映像コンテンツと、蓄積している広告コンテンツ42のどちらを表示・再生すべきか判断する。
【0119】次に本発明の第6の実施の形態を説明する。図8は、本発明の第6の実施の形態のコンテンツ配信システムの構成を示すブロック図であり、本実施の形態では、ユーザ端末40cが、広告コンテンツ42を再生するための専用の再生部である広告再生部48を備える。つまり、本実施の形態では、ユーザ端末40cにおいて映像コンテンツと広告コンテンツとを、それぞれに別のアプリケーションを用いて表示することを想定しているのである。
【0120】ユーザ端末40cは、バッファ45内の映像コンテンツの蓄積量を基に、グローバルネットワーク51を介して転送される映像コンテンツと、蓄積している広告コンテンツ42のどちらを表示・再生すべきか判断する。
【0121】上述の本発明の第5、第6の実施の形態においても、第4の実施の形態と同様の効果を得ることができる。更に、本発明の第5、第6の実施の形態においては、ユーザ端末に本発明の上述の機能を備えることにより実施することができ、通信ネットワーク上に中継サーバを備える必要がない。
【0122】次に、本発明の第7の実施の形態を説明する。図9は、本発明の第7の実施の形態による広告コンテンツの提供処理を説明するためのフローチャートである。
【0123】第1、第4の実施の形態の図2、図6のフローチャートにおいては、映像コンテンツの再生前に中継サーバから広告コンテンツをユーザ端末に配信して再生させる方式であったが、本発明はこの方式に限るものではない。図9に示される本実施の形態では、ユーザ端末からコンテンツサーバに対して直接コンテンツの配信を要求して(ステップ904)、中継サーバは、コンテンツサーバから配信される映像コンテンツを蓄積し、予め定められた蓄積量が得られた後にその映像コンテンツをユーザ端末に配信する(ステップ906)。本実施の形態において広告コンテンツが配信されるのは、映像コンテンツの配信を中断して広告コンテンツを挿入して配信する場合のみであり(ステップ908)、映像コンテンツの配信前にはユーザ端末に広告コンテンツを配信しない方式であり、先の第1の実施の形態等と同様に実施することができる。
【0124】なお、本発明のコンテンツ配信システムは、第1、第4、第7の実施の形態の中継サーバ10、10aや第2、第3、第5、第6の実施の形態のユーザ端末40、40a、40b、40cにおけるスケジューラ41、41a、41b、41cや、判断部43、43a、43b、43cの機能や、その他の機能をハードウェア的に実現することは勿論として、各機能を備えるコンピュータプログラムであるコンテンツ配信プログラムを、コンピュータ処理装置のメモリにロードされることで実現することができる。このコンテンツ配信プログラムは、磁気ディスク、半導体メモリその他の記録媒体90、91、92、93、94、95に格納される。そして、その記録媒体からコンピュータ処理装置にロードされ、コンピュータ処理装置の動作を制御することにより、上述した各機能を実現する。
【0125】以上好ましい実施の形態及び実施例をあげて本発明を説明したが、本発明は必ずしも上記実施の形態及び実施例に限定されるものではなく、その技術的思想の範囲内において様々に変形して実施することができる。
【0126】
【発明の効果】以上説明したように本発明のコンテンツ配信システムによれば、以下のような効果が達成される。
【0127】第1に、本発明によれば、利用者に配信するコンテンツの間に広告コンテンツを挿入するための時間を、容易に確保することができる。特に、バナー広告ではなく、画面全体を利用した広告コンテンツ表示が可能となるため、映画館での広告上映と同様の高い広告効果を実現できる。
【0128】第2に、本発明によれば、予め蓄積している広告コンテンツを表示する時間を利用して、サーバから配信される映像コンテンツをバッファに蓄積することができる。このため、通信ネットワークを効率良く利用することができる。また、通信業者が、通信網の品質をより容易に常時保証することができる。
【0129】第3に、本発明によれば、広告コンテンツを中継サーバやユーザ端末に蓄積して提供することができるため、リッチな大容量の広告コンテンツの提供が容易にできる。
【0130】第4に、本発明によれば、利用者は、蓄積されている高品位な広告コンテンツと、配信を受ける映像コンテンツとの両方を効率良く鑑賞することができる。また、広告提供業者が、映像コンテンツサービスの提供に必要なコストを一部負担することにより、利用者は、安価なサービスを享受することができる。
【0131】第5に、本発明によれば、中継サーバにおいて、人気のあるコンテンツのみをローカルキャッシュしミラーサーバとして用いることもできる。
【0132】第6に、本発明によれば、個々の場所の中継サーバ(ローカルキャッシュ)において、それぞれの中継サーバの配信対象のエリアの広告コンテンツを蓄積して挿入することにより、広告のローカル性に対応することができる。




 

 


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