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キーバックライトを備える電子機器、該電子機器の制御プログラム、及びキーバックライトの発光制御方法 - 日本電気株式会社
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発明の名称 キーバックライトを備える電子機器、該電子機器の制御プログラム、及びキーバックライトの発光制御方法
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開2003−5890(P2003−5890A)
公開日 平成15年1月8日(2003.1.8)
出願番号 特願2001−193782(P2001−193782)
出願日 平成13年6月26日(2001.6.26)
代理人 【識別番号】100099830
【弁理士】
【氏名又は名称】西村 征生
【テーマコード(参考)】
5B020
【Fターム(参考)】
5B020 DD02 DD27 GG63 
発明者 片岡 堅治
要約 課題
キーバックライト付きの複数のキースイッチを有する電子機器の消費電力を低減し、かつ操作性を向上する。

解決手段
ユーザの指先がセンサ部11に接近したとき、センサ部11から検出信号Mが出力されると共に、周辺センサ検出部22,32,42,52に対して発光指示信号Jが送出される。このとき、周辺センサ検出部22,32,42,52から検出信号Nが出力される。周辺センサ検出部12は、センサ部21,31,41,51から発光指示信号K1 ,K2 ,K3 ,K4 が送出されたとき、検出信号Nを生成して出力する。キーバックライト発光部13は、検出信号M又は検出信号Nに基づいて発光して自キースイッチ10に照光する。同様に、キーバックライト発光部23,33,43,53も、それぞれの検出信号M又は検出信号Nに基づいて発光して自キースイッチ20,30,40,50に照光する。
特許請求の範囲
【請求項1】 所定の操作を行うための複数のキースイッチを有し、前記各キースイッチが自キースイッチに照光するためのキーバックライトを備える電子機器であって、前記各キースイッチは、ユーザの指先が接近又は接触したときに前記キーバックライトが発光して自キースイッチに照光すると共に、予め対応付けられた他のキースイッチに対して該キースイッチのキーバックライトの発光を指示するための発光指示信号を送出する構成になされていることを特徴とするキーバックライトを備える電子機器。
【請求項2】 前記各キースイッチは、ユーザの指先の接近又は接触を検出したとき、検出信号を生成して出力すると共に、該検出信号に基づき、予め対応付けられた他のキースイッチに対して該キースイッチのキーバックライトの発光を指示するための発光指示信号を送出するセンサ部と、前記検出信号に基づいて発光して自キースイッチに照光するキーバックライト発光部とを備えてなることを特徴とする請求項1記載のキーバックライトを備える電子機器。
【請求項3】 所定の操作を行うための複数のキースイッチを有し、前記各キースイッチが自キースイッチに照光するためのキーバックライトを備える電子機器であって、前記各キースイッチは、予め対応付けられた他のキースイッチのうちの少なくとも1つのキースイッチから自キースイッチのキーバックライトの発光を指示するための発光指示信号が送出されたとき、該発光指示信号に基づいて発光して自キースイッチに照光する構成になされていることを特徴とするキーバックライトを備える電子機器。
【請求項4】 前記各キースイッチは、予め対応付けられた他のキースイッチのうちの少なくとも1つのキースイッチから自キースイッチのキーバックライトの発光を指示するための発光指示信号が送出されたとき、該発光指示信号に基づいて検出信号を生成して出力する周辺センサ検出部と、前記検出信号に基づいて発光して自キースイッチに照光するキーバックライト発光部とを備えてなることを特徴とする請求項3記載のキーバックライトを備える電子機器。
【請求項5】 所定の操作を行うための複数のキースイッチを有し、前記各キースイッチが自キースイッチに照光するためのキーバックライトを備える電子機器において、前記各キースイッチに、センサ部と、キーバックライト発光部とを設けておき、前記センサ部がユーザの指先の接近又は接触を検出したとき、検出信号を生成して出力する検出信号生成処理と、前記キーバックライト発光部が前記検出信号に基づいて発光して自キースイッチに照光する発光処理と、前記検出信号に基づき、予め対応付けられた他のキースイッチに対して前記センサ部が該キースイッチのキーバックライトの発光を指示するための発光指示信号を送出する発光指示信号送出処理とを行うことを特徴とするキーバックライトの発光制御方法。
【請求項6】 所定の操作を行うための複数のキースイッチを有し、前記各キースイッチが自キースイッチに照光するためのキーバックライトを備える電子機器において、前記各キースイッチに、周辺センサ検出部と、キーバックライト発光部とを設けておき、予め対応付けられた他のキースイッチのうちの少なくとも1つのキースイッチから自キースイッチのキーバックライトの発光を指示するための発光指示信号が送出されたとき、前記周辺センサ検出部が該発光指示信号に基づいて検出信号を生成して出力する検出信号生成処理と、前記キーバックライト発光部が前記検出信号に基づいて発光して自キースイッチに照光する発光処理とを行うことを特徴とするキーバックライトの発光制御方法。
【請求項7】 所定の操作を行うための複数のキースイッチを有し、前記各キースイッチが自キースイッチに照光するためのキーバックライトを備える電子機器において、前記各キースイッチに、センサ部と、キーバックライト発光部と、周辺センサ検出部とを設けておき、前記センサ部がユーザの指先の接近又は接触を検出したとき、第1の検出信号を生成して出力する第1の検出信号生成処理と、前記キーバックライト発光部が前記第1の検出信号に基づいて発光して自キースイッチに照光する第1の発光処理と、前記第1の検出信号に基づき、予め対応付けられた他のキースイッチに対して前記センサ部が該キースイッチのキーバックライトの発光を指示するための第1の発光指示信号を送出する発光指示信号送出処理と、予め対応付けられた他のキースイッチのうちの少なくとも1つのキースイッチから自キースイッチのキーバックライトの発光を指示するための第2の発光指示信号が送出されたとき、前記周辺センサ検出部が該第2の発光指示信号に基づいて第2の検出信号を生成して出力する第2の検出信号生成処理と、前記キーバックライト発光部が前記第2の検出信号に基づいて発光して自キースイッチに照光する第2の発光処理とを行うことを特徴とするキーバックライトの発光制御方法。
【請求項8】 コンピュータに請求項1、2、3又は4記載のキーバックライトを備える電子機器の機能を実現させるための制御プログラム。
発明の詳細な説明
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、キーバックライトを備える電子機器、及び該電子機器に用いられる制御プログラム、並びにキーバックライトの発光制御方法に係り、特に、電池が電源として用いられ、使用可能時間に限界がある携帯用として好適なキーバックライトを備える電子機器、及び該電子機器に用いられる制御プログラム、並びにキーバックライトの発光制御方法に関する。
【0002】
【従来の技術】携帯電話機などのような携帯用の電子機器は、暗い場所でも操作が可能なように、キースイッチにキーバックライトが設けられて照明されるようになっている。このキーバックライトに用いられる発光ダイオード(Light Emitting Diode、以下、「LED」という)、エレクトロ・ルミネセンス(Electro Luminescence、以下、「EL」という)及び蛍光管などは、発光時に大きな電力が消費される。そのため、従来の電子機器は、キースイッチが押下されたとき、一定時間だけキーバックライトが点灯し、キースイッチの押下が繰り返される度に同じ一定時間だけキーバックライトが点灯する構成になっている。また、或るキースイッチが押下された後、次に押下されるキースイッチが不明なので、全てのキースイッチのキーバックライトが点灯するようになっている。
【0003】しかしながら、このような構成では、キースイッチが押下される度に全てのキースイッチのキーバックライトを点灯させる必要があり、頻繁にキー操作が行われる例えば電子メール機能やゲーム機能が搭載された電子機器では、電源である電池の消耗が激しい。その結果、使用可能時間が短くなるという問題点があった。また、キースイッチの押下によってキーバックライトが点灯するという動作が行われるため、ユーザが同キーバックライトを点灯させるためのトリガとして任意のキースイッチを故意に押下する必要がある。このように、ユーザが本来希望する操作とは無関係なキースイッチの押下が必要であり、使い勝手が悪いという問題点があった。
【0004】これらの問題点を改善した電子機器としては、例えば、文献1;特開平03-266883 号公報、文献2;特開平04-117735 号公報、文献3;特開平09-107324 号公報、文献4;特開平09-134243 号公報、文献5;特開平10-269884 号公報、及び文献6;特開2000-259575 号公報などに記載されたものがある。これらの電子機器では、周囲の光に反応するセンサを用いて同電子機器が存在する場所の明るさの検出が行われ、この検出結果に基づき、周囲が暗く、キーバックライトを点灯する必要があると判断された場合のみ、同キーバックライトが点灯される。
【0005】ところが、これらの電子機器では、周囲が暗い場合に常にキーバックライトが点灯し、消費電力が増加するという問題が発生する。このため、ユーザは、キーバックライトを点灯する必要があるか否かを判断し、点灯する必要がある場合は、キーバックライトを点灯させるためのトリガとして任意のキースイッチを故意に押下する必要があり、同ユーザが本来希望する操作とは無関係なキースイッチの操作が必要になるという問題点があった。
【0006】この問題点を改善した電子機器としては、例えば、文献7;特開平11-331327号公報、文献8;特開2000-106598 号公報、及び文献9;特開2000-196742 号公報などに記載されたものがある。これらの電子機器では、ユーザの接触を検出するためのタッチセンサなどが外部に設けられ、同タッチセンサから出力された検出信号に基づいて全てのキースイッチのキーバックライトが点灯し、ユーザがキースイッチを故意に押下する必要がない。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記文献7、文献8及び文献9に記載された電子機器では、次のような問題点があった。すなわち、ユーザが押下したいキースイッチが不明なので、タッチセンサから出力された検出信号に基づいて全てのキースイッチのキーバックライトが点灯するようになっている。このため、消費電力が大きくなり、使用可能時間が短くなるという問題点があった。
【0008】この発明は、上述の事情に鑑みてなされたもので、ユーザが本来希望する操作とは無関係なキースイッチを故意に押下する必要がなく、かつ、電力消費を低減したキーバックライトを備える電子機器、及び該電子機器に用いられる制御プログラム、並びにキーバックライトの発光制御方法を提供することを目的としている。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するために、請求項1記載の発明は、所定の操作を行うための複数のキースイッチを有し、前記各キースイッチが自キースイッチに照光するためのキーバックライトを備える電子機器に係り、前記各キースイッチは、ユーザの指先が接近又は接触したときに前記キーバックライトが発光して自キースイッチに照光すると共に、予め対応付けられた他のキースイッチに対して該キースイッチのキーバックライトの発光を指示するための発光指示信号を送出する構成になされていることを特徴としている。
【0010】請求項2記載の発明は、請求項1記載のキーバックライトを備える電子機器に係り、前記各キースイッチは、ユーザの指先の接近又は接触を検出したとき、検出信号を生成して出力すると共に、該検出信号に基づき、予め対応付けられた他のキースイッチに対して該キースイッチのキーバックライトの発光を指示するための発光指示信号を送出するセンサ部と、前記検出信号に基づいて発光して自キースイッチに照光するキーバックライト発光部とを備えてなることを特徴としている。
【0011】請求項3記載の発明は、所定の操作を行うための複数のキースイッチを有し、前記各キースイッチが自キースイッチに照光するためのキーバックライトを備える電子機器に係り、前記各キースイッチは、予め対応付けられた他のキースイッチのうちの少なくとも1つのキースイッチから自キースイッチのキーバックライトの発光を指示するための発光指示信号が送出されたとき、該発光指示信号に基づいて発光して自キースイッチに照光する構成になされていることを特徴としている。
【0012】請求項4記載の発明は、請求項3記載のキーバックライトを備える電子機器に係り、前記各キースイッチは、予め対応付けられた他のキースイッチのうちの少なくとも1つのキースイッチから自キースイッチのキーバックライトの発光を指示するための発光指示信号が送出されたとき、該発光指示信号に基づいて検出信号を生成して出力する周辺センサ検出部と、前記検出信号に基づいて発光して自キースイッチに照光するキーバックライト発光部とを備えてなることを特徴としている。
【0013】請求項5記載の発明は、キーバックライトの発光制御方法に係り、所定の操作を行うための複数のキースイッチを有し、前記各キースイッチが自キースイッチに照光するためのキーバックライトを備える電子機器において、前記各キースイッチに、センサ部と、キーバックライト発光部とを設けておき、前記センサ部がユーザの指先の接近又は接触を検出したとき、検出信号を生成して出力する検出信号生成処理と、前記キーバックライト発光部が前記検出信号に基づいて発光して自キースイッチに照光する発光処理と、前記検出信号に基づき、予め対応付けられた他のキースイッチに対して前記センサ部が該キースイッチのキーバックライトの発光を指示するための発光指示信号を送出する発光指示信号送出処理とを行うことを特徴としている。
【0014】請求項6記載の発明は、キーバックライトの発光制御方法に係り、所定の操作を行うための複数のキースイッチを有し、前記各キースイッチが自キースイッチに照光するためのキーバックライトを備える電子機器において、前記各キースイッチに、周辺センサ検出部と、キーバックライト発光部とを設けておき、予め対応付けられた他のキースイッチのうちの少なくとも1つのキースイッチから自キースイッチのキーバックライトの発光を指示するための発光指示信号が送出されたとき、前記周辺センサ検出部が該発光指示信号に基づいて検出信号を生成して出力する検出信号生成処理と、前記キーバックライト発光部が前記検出信号に基づいて発光して自キースイッチに照光する発光処理とを行うことを特徴としている。
【0015】請求項7記載の発明は、キーバックライトの発光制御方法に係り、所定の操作を行うための複数のキースイッチを有し、前記各キースイッチが自キースイッチに照光するためのキーバックライトを備える電子機器において、前記各キースイッチに、センサ部と、キーバックライト発光部と、周辺センサ検出部とを設けておき、前記センサ部がユーザの指先の接近又は接触を検出したとき、第1の検出信号を生成して出力する第1の検出信号生成処理と、前記キーバックライト発光部が前記第1の検出信号に基づいて発光して自キースイッチに照光する第1の発光処理と、前記第1の検出信号に基づき、予め対応付けられた他のキースイッチに対して前記センサ部が該キースイッチのキーバックライトの発光を指示するための第1の発光指示信号を送出する発光指示信号送出処理と、予め対応付けられた他のキースイッチのうちの少なくとも1つのキースイッチから自キースイッチのキーバックライトの発光を指示するための第2の発光指示信号が送出されたとき、前記周辺センサ検出部が該第2の発光指示信号に基づいて第2の検出信号を生成して出力する第2の検出信号生成処理と、前記キーバックライト発光部が前記第2の検出信号に基づいて発光して自キースイッチに照光する第2の発光処理とを行うことを特徴としている。
【0016】請求項8記載の発明は、制御プログラムに係り、コンピュータに請求項1、2、3又は4記載のキーバックライトを備える電子機器の機能を実現させることを特徴としている。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して、この発明の実施の形態について説明する。
第1の実施形態図1は、この発明の第1の実施形態である携帯電話機(すなわち、電子機器)の要部を示す外観図である。この形態の携帯電話機は、同図に示すように、ユーザが所定の操作を行うための複数のキースイッチ10,20,…,90,…を有し、前記操作に基づいた動作を行う。この携帯電話機は、電池が電源として用いられ、使用可能時間に限界があるものである。
【0018】図2は、図1中のキースイッチ10の電気的構成を示すブロック図である。このキースイッチ10は、図2に示すように、センサ部11と、周辺センサ検出部12と、キーバックライト発光部13と、出力端子14と、入力部15とで構成されている。センサ部11は、ユーザの指先の接近又は接触を検出したとき、検出信号Mを生成して出力すると共に、同検出信号Mに基づき、予め対応付けられた他のキースイッチに対して同キースイッチのキーバックライトの発光を指示するための発光指示信号Jを出力端子14を介して送出する。周辺センサ検出部12は、予め対応付けられた他のキースイッチから送出された発光指示信号K1 ,K2 ,K3,K4 に基づいて検出信号Nを生成して出力する。キーバックライト発光部13は、検出信号M又は検出信号Nに基づいて発光して自キースイッチ10に照光する。キースイッチ20,…,90,…も、キースイッチ10と同様の構成になっている。
【0019】図3は、図2のキースイッチ10の電気的構成を示す回路図である。このキースイッチ10では、図3に示すように、センサ部11は、センサ111 と、バッファ112 とで構成されている。センサ111 は、例えば同センサ111 と人体との間の静電容量の変化を検出する静電容量変化センサなどで構成され、ユーザの指先が接近又は接触したとき、出力信号Eを生成する。バッファ112 は、出力信号Eを波形整形することによって検出信号Mを生成する。
【0020】周辺センサ検出部12は、4入力のOR回路121 で構成されている。OR回路121 は、発光指示信号K1 ,K2 ,K3 ,K4 のうちの少なくとも1つが低レベル(以下、“L”という)から高レベル(以下、“H”という)に遷移したとき、“H”の検出信号Nを生成して出力する。
【0021】キーバックライト発光部13は、2入力のOR回路131 と、nチャネル型MOSFET(以下、「nMOS」という)132 と、発光ダイオード(Light Emitting Diode、以下、「LED」という)133 と、抵抗134 とで構成されている。OR回路131 は、検出信号M又は検出信号Nうちの少なくとも1つが“L”から“H”に遷移したとき、“H”の駆動信号Pを生成して出力する。nMOS132 は、駆動信号Pが“H”のときオン状態になり、同駆動信号Pが“L”のときオフ状態になる。LED133 は、nMOS132 がオン状態になったときに発光する。抵抗134 は、nMOS132 及びLED133 に流れる電流を、同nMOS132 及びLED133 の許容電流に対応した値に制限する。出力端子14は、検出信号Mを発光指示信号Jとして出力する。入力部15は、発光指示信号K1 ,K2 ,K3 ,K4 を入力する入力端子151 ,152 ,153,154 で構成されている。
【0022】このキースイッチ10では、ユーザの指先がセンサ111 に接近又は接触したとき、同センサ111 と人体との間の静電容量の変化が検出され、同センサ111 で“H”の出力信号Eが生成される。出力信号Eはバッファ112 で波形整形され、同バッファ112 で“H”の検出信号Mが生成される。検出信号MはOR回路131 に入力され、同OR回路131 から“H”の駆動信号Pが出力される。駆動信号PはnMOS132 のゲートに入力され、同nMOS132 がオン状態になる。このとき、電源電圧Vccから抵抗134 、LED133 及びnMOS132 を介してグランドに電流が流れ、同LED133 が発光してキースイッチ10が照光される。また、検出信号Mは、他のキースイッチに対する発光指示信号Jとして出力端子14から出力される。
【0023】また、他のキースイッチから送出される発光指示信号K1 ,K2 ,K3 ,K4のうちの少なくとも1つが“H”になったとき、OR回路121 から“H”の検出信号Nが出力される。検出信号NはOR回路131 に入力され、同OR回路131 から“H”の駆動信号Pが出力される。駆動信号PはnMOS132 のゲートに入力され、同nMOS132 がオン状態になってLED133 が発光し、キースイッチ10が照光される。
【0024】図4は、図1中のキースイッチ10,20,30,40,50の相互の接続状態及び各部の信号の流れを示す図である。この図4に示すように、センサ部11は、ユーザの指先の接近又は接触を検出したとき、検出信号Mを生成して出力すると共に、キースイッチ20,30,40,50の周辺センサ検出部22,32,42,52に対して発光指示信号Jを送出する。周辺センサ検出部22,32,42,52は、発光指示信号Jを入力したとき、検出信号Nを生成する。周辺センサ検出部12は、キースイッチ20,30,40,50のセンサ部21,31,41,51から発光指示信号K1 ,K2 ,K3 ,K4 が送出されたとき、同発光指示信号K1 ,K2 ,K3 ,K4 に基づいて検出信号Nを生成して出力する。キーバックライト発光部13は、検出信号M又は検出信号Nに基づいて発光して自キースイッチ10に照光する。同様に、キースイッチ20,30,40,50のキーバックライト発光部23,33,43,53も、それぞれの検出信号M又は検出信号Nに基づいて発光して自キースイッチ20,30,40,50に照光する。
【0025】図5は、図1の携帯電話機の動作を説明するためのフローチャート、及び図6がキースイッチ10,20,30,40,50の照光された状態を示す図である。これらの図を参照して、この形態のキーバックライトの発光制御方法について説明する。図5に示すように、携帯電話機の電源がオン状態にされた後、センサ部11がユーザの指先の接近又は接触を検出し、検出信号Mを生成して出力する(ステップA1、第1の検出信号生成処理)。検出信号Mに基づき、キースイッチ10に予め対応付けられたキースイッチ20,30,40,50に対してセンサ部11が発光指示信号Jを送出する(ステップA2、発光指示信号送出処理)。キーバックライト発光部13が検出信号Mに基づいて発光して自キースイッチ10に照光する(ステップA3、第1の発光処理)。その後、ステップA1に戻って処理を繰り返す。
【0026】一方、検出信号Mが出力されないときは、キースイッチ20,30,40,50に対してセンサ部11が発光指示信号Jを送出しない(ステップA4)。また、キースイッチ20,30,40,50から発光指示信号K1 ,K2 ,K3 ,K4 のうちの少なくとも1つが送出されたとき、送出された同発光指示信号に基づいて周辺センサ検出部12が検出信号Nを生成して出力する(ステップA5、第2の検出信号生成処理)。キーバックライト発光部13が検出信号Nに基づいて発光して自キースイッチ10に照光する(ステップA6、第2の発光処理)。その後、ステップA1に戻って処理を繰り返す。
【0027】図1の携帯電話機では、ユーザの指先がキースイッチ10に接近又は接触したとき、図6に示すように、同キースイッチ10に照光されると共に、同キースイッチ10に予め対応付けられたキースイッチ20,30,40,50のみに照光され、他のキースイッチ60,70,…は、照光されない。
【0028】以上のように、この第1の実施形態では、各キースイッチ10,20,…,90,…に、ユーザの指先の接近又は接触を検出するセンサ部11,21,…,91,…を設け、指先が接近又は接触したキースイッチ10及び同キースイッチ10に予め対応付けられたキースイッチ20,30,40,50のみのキーバックライトが発光するようにしたので、全てのキースイッチのキーバックライトが同時に発光することがなく、消費電力が低減される。このため、携帯電話機の使用可能時間が長くなる。さらに、ユーザが押下したいキースイッチに指が接近又は接触したことをトリガとしてキーバックライトが発光するので、ユーザが任意のキースイッチを故意に押下してキーバックライトを発光させる必要がなく、操作性が向上する。
【0029】第2の実施形態図7は、この発明の第2の実施形態である携帯電話機の要部を示す外観図である。この携帯電話機では、第1の実施形態を示す図1中のキースイッチ10,20,…,90,…に代えて、異なる構成のキースイッチ10A,20A,…,90A,…が設けられている。
【0030】図8は、図7中のキースイッチ10Aの電気的構成を示す回路図であり、第1の実施形態を示す図3中の要素と共通の要素には共通の符号が付されている。このキースイッチ10Aは、図8に示すように、センサ部11Aと、周辺センサ検出部12Aと、キーバックライト発光部13Aと、出力端子141 ,142,143 ,144 とで構成されている。センサ部11Aは、センサ111 と、バッファ112 と、nMOS113 ,114 ,114 ,115 とで構成されている。nMOS113 ,114 ,115 ,116 は、検出信号Mが“H”のときオン状態になり、同検出信号Mが“L”のときオフ状態になり、同検出信号Mが“H”のときに発光指示信号Q1 ,Q2 ,Q3 ,Q4 を出力端子141 ,142 ,143 ,144 を介して送出する。周辺センサ検出部12Aは、1つの入力端子で構成され、他のキースイッチから送出された発光指示信号K1 ,K2 ,K3 ,K4 が入力されるようになっている。キーバックライト発光部13A中のnMOS132 は、検出信号Mが“H”のときオン状態になり、同検出信号Mが“L”のときオフ状態になる。キースイッチ20A,…,90A,…も、キースイッチ10Aと同様の構成になっている。
【0031】図9は、図7中のキースイッチ10A,20A,30A,40A,50Aの相互の接続状態及び各部の信号の流れを示す図である。この図9に示すように、センサ部11Aは、ユーザの指先の接近又は接触を検出したとき、検出信号Mを生成して出力すると共に、キースイッチ20A,30A,40A,50Aの周辺センサ検出部22A,32A,42A,52Aに対して発光指示信号Q1 ,Q2 ,Q3 ,Q4 を送出する。周辺センサ検出部22A,32A,42A,52Aは、“L”の発光指示信号Q1 ,Q2 ,Q3 ,Q4 を入力したとき、同発光指示信号Q1 ,Q2 ,Q3 ,Q4 に基づいてキーバックライト発光部23A,33A,43A,53Aを発光させる。周辺センサ検出部12Aは、キースイッチ20A,30A,40A,50Aのセンサ部21A,31A,41A,51Aから“L”の発光指示信号K1 ,K2 ,K3 ,K4 が送出されたとき、同発光指示信号K1 ,K2 ,K3 ,K4 に基づいてキーバックライト発光部13Aを発光させ、キースイッチ10Aに照光する。このため、第1の実施形態と同様に、キースイッチ10Aに照光されると共に、同キースイッチ10Aに予め対応付けられたキースイッチ20A,30A,40A,50Aのみに照光され、他のキースイッチ60A,70A,…は、照光されない。
【0032】以上のように、この第2の実施形態では、各キースイッチ10A,20A,…,90A,…に、ユーザの指先の接近又は接触を検出するセンサ部11A,21A,…,91A,…を設け、指先が接近又は接触したキースイッチ及び同キースイッチに対応付けられたキースイッチのみのキーバックライトが発光するようにしたので、第1の実施形態と同様の利点がある。
【0033】第3の実施形態図10は、この発明の第3の実施形態である携帯電話機の要部を示す外観図である。この携帯電話機では、第1の実施形態を示す図1中のキースイッチ10,20,…,90,…に代えて、異なる構成のキースイッチ10B,20B,…,90B,…が設けられている。
【0034】図11は、図10中のキースイッチ10Bの電気的構成を示す回路図であり、第1の実施形態を示す図3中の要素と共通の要素には共通の符号が付されている。このキースイッチ10Bは、図11に示すように、センサ部11Bと、周辺センサ検出部12Bと、キーバックライト発光部13Bと、制御部16とで構成されている。センサ部11Bは、センサ111 と、バッファ112 とで構成されている。周辺センサ検出部12Bは、1つの入力端子で構成され、発光指示信号K1 ,K2 ,K3 ,K4 及び検出信号Uが入力されるようになっている。キーバックライト発光部13中のnMOS132 は、発光指示信号K1 ,K2 ,K3 ,K4 又は検出信号Uの少なくとも1つが“H”のときオン状態になり、同発光指示信号K1 ,K2 ,K3 ,K4 及び検出信号Uが全て“L”のときオフ状態になる。
【0035】制御部16は、入力I/O部161 と、中央処理装置(以下、「CPU」という)162 と、リード・オンリ・メモリ(以下、「ROM」という)163 と、出力I/O部164 とで構成されている。入力I/O部161 は、センサ部11Bから送出された検出信号Mを入力して所定のフォーマットの入力データDに変換してCPU162 へ送出する。CPU162 は、入力データDをROM163 に記録された制御プログラムに基づいて処理し、出力データEを生成して出力する。出力I/O部164 は、出力データEを入力して検出信号U及び発光指示信号Q1 ,Q2 ,Q3 ,Q4 を生成して出力する。なお、この出力I/O部164 の各信号の出力側は、トライステートの回路で構成され、検出信号U又は発光指示信号Q1 ,Q2 ,Q3 ,Q4 を出力しないとき、高インピーダンスになる。キースイッチ20B,…,90B,…も、キースイッチ10Aと同様の構成になっている。
【0036】図12は、図10中のキースイッチ10B,20B,30B,40B,50Bの相互の接続状態及び各部の信号の流れを示す図である。この図12に示すように、センサ部11Bがユーザの指先の接近又は接触を検出したとき、制御部16が検出信号Uを生成して出力すると共に、キースイッチ20B,30B,40B,50Bの周辺センサ検出部22B,32B,42B,52Bに対して発光指示信号Q1 ,Q2 ,Q3 ,Q4 を送出する。周辺センサ検出部22B,32B,42B,52Bは、“H”の発光指示信号Q1 ,Q2 ,Q3 ,Q4 又は“H”の検出信号Uを入力したとき、同発光指示信号Q1 ,Q2 ,Q3 ,Q4 又は検出信号Uに基づいてキーバックライト発光部23B,33B,43B,53Bを発光させる。周辺センサ検出部12Bは、キースイッチ20B,30B,40B,50Bの制御部26,36,46,56から“H”の発光指示信号K1 ,K2 ,K3 ,K4 が送出されたとき、同発光指示信号K1 ,K2 ,K3 ,K4 に基づいてキーバックライト発光部13Bを発光させ、キースイッチ10Bに照光する。このため、第1の実施形態と同様に、キースイッチ10Bに照光されると共に、同キースイッチ10Bに予め対応付けられたキースイッチ20B,30B,40B,50Bのみに照光され、他のキースイッチ60B,70B,…は、照光されない。
【0037】以上のように、この第3の実施形態では、各キースイッチ10B,20B,…,90B,…に制御部26,36,46,56を設けたので、第2の実施形態の利点に加え、各キースイッチの構成が単純化される。
【0038】第4の実施形態図13は、この発明の第4の実施形態である携帯電話機の各キースイッチの相互の接続状態及び各部の信号の流れを示す図、及び図14が第1の実施形態を示す図1中のキースイッチ10,20,30,40,50,60,70,80,90の照光された状態を示す図であり、第1の実施形態を示す図4中の要素及び図6中の要素と共通の要素には共通の符号が付されている。図13に示すように、センサ部11は、ユーザの指先の接近又は接触を検出したとき、検出信号Mを生成して出力すると共に、キースイッチ20,30,40,50,60,70,80,90の周辺センサ検出部22,32,42,52,62,72,82,92に対して発光指示信号Jを送出する。周辺センサ検出部22,32,42,52,62,72,82,92は、発光指示信号Jを入力したとき、検出信号Nを生成する。周辺センサ検出部12は、キースイッチ20,30,40,50のセンサ部21,31,41,51から発光指示信号K1 ,K2 ,K3 ,K4 が送出されたとき、同発光指示信号K1 ,K2 ,K3 ,K4 に基づいて検出信号Nを生成して出力する。キーバックライト発光部13は、検出信号M又は検出信号Nに基づいて発光して自キースイッチ10に照光する。
【0039】同様に、キースイッチ20,30,40,50,60,70,80,90のキーバックライト発光部23,33,43,53,63,73,83,93も、それぞれの検出信号M又は検出信号Nに基づいて発光して自キースイッチ20,30,40,50,60,70,80,90に照光する。従って、図14に示すように、同キースイッチ10に照光されると共に、同キースイッチ10に予め対応付けられたキースイッチ20,30,40,50,60,70,80,90のみに照光され、他のキースイッチは、照光されない。
【0040】以上のように、この第4の実施形態では、各キースイッチ10,20,…,90,…に、ユーザの指先の接近又は接触を検出するセンサ部11,21,…,91,…を設け、指先が接近又は接触したキースイッチ10及び同キースイッチ10に予め対応付けられたキースイッチ20,30,40,50,60,70,80,90のみのキーバックライトが発光するようにしたので、第1の実施形態とほぼ同様の利点がある。
【0041】以上、この発明の実施形態を図面により詳述してきたが、具体的な構成はこの実施形態に限られるものではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲の設計の変更などがあってもこの発明に含まれる。例えば、センサ111 は、静電容量変化センサの他、人体の熱を検出する温度センサなど、ユーザの指先の接近又は接触を検出するものであれば、任意のセンサで良い。また、nMOS132 やnMOS13113 ,114 ,114 ,115 は、バイポーラトランジスタで構成しても良い。但し、この場合、OR回路131 やバッファ112 は、バイポーラトランジスタにベース電流を供給できるものにする必要がある。LED133 は、例えばELなどで構成しても良い。また、第4の実施形態では、図1の携帯電話機を例にして説明したが、同様の動作は図7又は図10の携帯電話機にも適用できる。但し、この場合、図8中の4個のnMOS113 ,114 ,114 ,115 を8個に増加する必要があり、図11中の出力I/O部164 は、8系統の発光指示信号を生成するものにする必要がある。また、この発明は、携帯電話機の他、バックライト付きのキースイッチを用いた電子機器全般に適用できる。
【0042】
【発明の効果】以上説明したように、この発明の構成によれば、各キースイッチにユーザの指先の接近又は接触を検出するセンサ部を設け、指先が接近又は接触したキースイッチ及び同キースイッチに予め対応付けられたキースイッチのみのキーバックライトが発光するようにしたので、全てのキースイッチのキーバックライトが同時に発光することがなく、消費電力を低減できる。このため、電池を電源とする携帯用の電子機器の使用可能時間を長くできる。さらに、ユーザが押下したいキースイッチに指が接近又は接触したことをトリガとしてキーバックライトが発光するので、ユーザが任意のキースイッチを故意に押下してキーバックライトを発光させる必要がなく、操作性を向上できる。




 

 


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