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発明の名称 データ入力装置およびデータ入力方法
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開2003−15792(P2003−15792A)
公開日 平成15年1月17日(2003.1.17)
出願番号 特願2001−197892(P2001−197892)
出願日 平成13年6月29日(2001.6.29)
代理人 【識別番号】100089141
【弁理士】
【氏名又は名称】岡田 守弘
【テーマコード(参考)】
5E501
【Fターム(参考)】
5E501 AA25 AC23 AC25 AC37 BA02 BA05 CA02 CB02 CB09 EA02 EB05 FA05 FA23 
発明者 青木 貴
要約 課題
本発明は、対象者の項目のデータを入力するデータ入力装置およびデータ入力方法に関し、データ入力の対象者一覧を表示して選択された対象者毎に入力する必要のある項目の初期値を表示し、修正要のときには修正して決定キーを押下することを繰り返し、簡易かつミスなく直接入力し、サーバなどに転送することを目的とする。

解決手段
対象者のデータ入力する項目および当該項目の初期値を保持する記憶手段と、記憶手段に保持されている対象者一覧を表示する手段と、表示された対象者一覧から対象者が選択されたときに、対象者の記憶手段に保持されている項目一覧を表示する手段と、項目一覧から項目が選択されたときに、項目の記憶手段に保持されている初期値を表示する手段と、表示された初期値が修正必要なときに修正入力、あるいは修正が不要のときに入力決定する手段とを備えたデータ入力装置およびデータ入力方法である。
特許請求の範囲
【請求項1】対象者の項目のデータを入力するデータ入力装置において、対象者のデータ入力する項目および当該項目の初期値を保持する記憶手段と、上記記憶手段に保持されている上記対象者一覧を表示する手段と、上記表示された対象者一覧から対象者が選択されたときに、当該対象者の上記記憶手段に保持されている項目一覧を表示する手段と、上記項目一覧から項目が選択されたときに、当該項目の上記記憶手段に保持されている初期値を表示する手段と、上記表示された初期値が修正必要なときに修正入力、あるいは修正が不要のときに入力決定する手段とを備えたことを特徴とするデータ入力装置。
【請求項2】上記項目一覧から項目が選択されたときに、当該項目に続けて当該項目の上記記憶手段に保持されている初期値の先頭の桁を表示すると共に、初期値のn桁目(nは1以上の整数)の位置にカーソルを移動、あるいはn桁目を表示して当該位置にカーソルを移動させて表示する手段と、上記表示されたn桁目の値が修正必要なときに修正入力し、あるいは修正が不要のときに入力決定する手段とを備えたことを特徴とする請求項1記載のデータ入力装置。
【請求項3】上記項目一覧から選択された項目あるいは全ての項目、または項目の略号とその初期値を1次元の文字列として表示し、カーソルを各初期値の先頭あるいは2桁目から順に位置づけて必要に応じて修正することを特徴とする請求項1あるいは請求項2記載のデータ入力装置。
【請求項4】上記対象者のデータ入力する項目とその初期値をサーバから受信して上記記憶手段に保持させる手段と、上記記憶手段に保持した対象者の項目とその初期値をもとに入力された項目とその値をサーバに送信する手段とを備えたことを特徴とする請求項1から請求項3のいずれかに記載のデータ入力装置。
【請求項5】対象者のデータ入力するデータ入力方法において、対象者のデータ入力する項目および当該項目の初期値を保持するステップと、上記保持されている上記対象者一覧を表示するステップと、上記表示された対象者一覧から対象者が選択されたときに、当該対象者の上記保持されている項目一覧を表示するステップと、上記項目一覧から項目が選択されたときに、当該項目の上記保持されている初期値を表示するステップと、上記表示された初期値が修正必要なときに修正入力、あるいは修正が不要のときに入力決定するステップとを有するデータ入力方法。
発明の詳細な説明
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、対象者の項目のデータを入力するデータ入力装置およびデータ入力方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、入院患者のバイタル情報(血圧、体温、脈拍などの患者情報)は作業者(例えば看護婦)が患者毎に紙に記入して記録し、詰所などに戻って台帳(例えばカルテなど)に書き写したり、パソコンに入力して保存したりすることが行われている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来の手法では、帳面などに一旦記載したバイタル情報を台帳に書き写したり、キー入力したりするために、ミスが発生したり、書き写したり入力したりする作業が大変であるという問題があった。
【0004】本発明は、これらの問題を解決するため、データ入力の対象者一覧を表示して選択された対象者毎に入力する必要のある項目の初期値を表示し、修正要のときには修正して決定キーを押下することを繰り返し、簡易かつミスなく直接入力し、サーバなどに転送することを目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】図1を参照して課題を解決するための手段を説明する。図1において、端末11は、対象者の項目のデータを入力するものであって、ここでは、入力手段13、送受信手段14などから構成されるものである。
【0006】入力手段13は、キー23を操作して対象者の項目のデータを入力するものである。送受信手段14は、ホスト1との間でデータの送受信を行うものである。
【0007】次に、動作を説明する。送受信手段14がホスト1から送信された対象者のデータ入力する項目および当該項目の初期値を受信して保持させ、入力手段13が保持した対象者一覧を表示し、表示された対象者一覧から対象者が選択されたときに対象者の項目一覧を表示し、項目一覧から項目が選択されたときに初期値を表示し、表示された初期値が修正必要なときに修正入力あるいは修正が不要のときに入力決定するようにしている。
【0008】この際、項目一覧から項目が選択されたときに、項目に続けて当該項目の初期値の先頭の桁を表示すると共に、初期値のn桁目(nは1以上の整数)の位置にカーソルを移動、あるいはn桁目を表示して当該位置にカーソルを移動させて表示し、表示されたn桁目の値が修正必要なときに修正入力しあるいは修正が不要のときに入力決定するようにしている。
【0009】また、項目一覧から選択された項目あるいは全ての項目、または項目の略号とその初期値を1次元の文字列として表示し、カーソルを各初期値の1桁目あるいは2桁目から順に位置づけて必要に応じて修正するようにしている。
【0010】また、送受信手段14が対象者のデータ入力する項目とその初期値をサーバから受信して保持させ、保持した対象者の項目とその初期値をもとに入力された項目とその値をサーバに送信するようにしている。
【0011】また、入力された、あるいは受信した1次元の文字列から項目とその値を抽出するようにしている。従って、データ入力の対象者一覧を表示して選択された対象者毎に入力する必要のある項目の初期値を表示し、修正要のときには修正して決定キーを押下することを繰り返すことにより、対象者毎に必要な項目の初期値を表示して必要に応じて修正し簡易かつミスなく直接入力し、サーバなどに転送することが可能となる。
【0012】
【発明の実施の形態】次に、図1から図10を用いて本発明の実施の形態および動作を順次詳細に説明する。
【0013】図1は、本発明のシステム構成図を示す。図1の(a)は、全体のシステム構成図を示す。図1の(a)において、ホスト1は、各種データを統括管理するものであって、ここでは、例えば病院の患者の全てのデータを統括管理するものであり、利用者テーブル3、患者テーブル4、および初期値テーブル5などから構成されるものである。
【0014】利用者テーブル3は、各種データを参照したり、更新したりできる利用者IDおよびパスワードなどを登録したものである(後述する図6(a)参照)。患者テーブル4は、患者情報を登録するものであって、例えば後述する図6の(b)に示すように、患者IDに対応づけて、患者名、担当者名、測定項目(例えば体温、血圧値、脈拍数などの項目)とその測定した値などを登録して管理するものである。
【0015】初期値テーブル5は、端末11で入力するときに表示する患者毎の初期値を登録したものである(後述する図6の(c)参照)。端末11は、ホスト1と無線で接続された端末(携帯端末)であって、ここでは、キー制御手段12、入力手段13、送受信手段14、患者テーブル15、初期値テーブル16などから構成されるものである。
【0016】キー制御手段12は、端末11に設けたキー(ハードウェアキーなど)の押下に対応して、それぞれ指示された制御や処理などを実行させるものである(図4、図5などを用いて後述する)。
【0017】入力手段13は、端末11のスクリーン22上で患者の項目のデータを入力するものである(図4、図5などを用いて後述する)。送受信手段14は、無線でホスト1と接続し、各種データを送受信するものである。
【0018】患者テーブル15は、ホスト1から送信された患者情報を受信して設定したものである(図6の(b)参照)。初期値テーブル16は、ホスト1から送信された患者の入力する項目の初期値を設定したものである(図6の(c)参照)。
【0019】図1の(b)は、端末例を示す。これは、図1の(a)の端末11の表側の外観図を示す。端末11の表側には、図示のように、上端に無線LAN21を設けてホスト1との間で無線で各種情報を送受信したり、スクリーン22を設けて患者一覧を表示したり、患者一覧から選択した患者の項目と初期値を表示したり、下段にハードウェアキー23を設けて各種操作指示(例えばスクリーン22上の表示したカーソルの上、下、左、右への移動、カーソルを位置付けた項目、値、メニューなどの選択・決定などを行ったりするものである。キー23を設けたことにより、例えば左手で端末11を保持すると共に左手の指でキー23を操作し、スクリーン22上に表示された患者一覧中の患者にカーソルを移動させて位置づけて選択、決定したりが、片手のみで操作、入力することが可能となる。これにより、従来の左手で端末11を持ち、右手でペンでスクリーン上の患者一覧から患者を選択したり、スクリーン上の数値を選択・押下して数値を入力したりするという、両手を必要とすることが無く、左手で端末11を持ち左手の指でキー23を操作してデータ入力、あるいは右手で端末11を持ち右手の指でキー23を操作してデータ入力できる。以下順次詳細に説明する。
【0020】図2は、本発明の動作説明フローチャート(全体)を示す。図2において、S1は、〔ログイン画面〕上で行う処理■から■を示す。S1の■は、ユーザリストをホストから取得する。これは、図1の端末11が無線でホスト1からユーザリストを取得する。
【0021】S1の■は、ユーザを選択する。これは、■で取得して表示したユーザリスト中からユーザを選択(図1の端末11の上下左右のキー23を操作してカーソルを選択するユーザに位置付け、選択(決定)のキー23を押下して選択)する。
【0022】S1の■は、パスワードを入力する。これは、ユーザのパスワードを、例えば図1の端末11の上下左右のキー23を操作し、スクリーン22上に表示された数字、文字、記号の該当するものにカーソルを位置づけて選択キ−23を押下することを繰り返しパスワードを入力する。
【0023】S1の■は、送信する。これは、■で選択したユーザ、■で入力したパスワードを無線でホスト1に送信する。ホスト1では、チェックしてOK(後述する図6の(a)の利用者テーブル2を参照してチェックしてOK)のときに、次のS2に進む。NOの場合には、S1の■から■を繰り返す。
【0024】S2は、〔患者一覧画面〕上で行う処理■から■を示す。S2の■は、患者一覧を画面上に表示する。これは、S1の■でチェックしてOKのときにホスト1から送信された患者一覧を後述する図7の(a)に示すように端末11のスクリーン22上に表示する。
【0025】S2の■は、患者選択により、入力画面へ遷移する。これは、S2の■の図7の(a)の患者一覧画面上から患者を選択(上下左右のキー23を操作してカーソルを患者一覧上の該当患者に位置づけて選択キー23を押下して選択)する。選択により、S3の入力画面へ遷移する。
【0026】S3は、〔入力画面〕上で行う処理■,■を示す。S3の■は、選択した患者のバイタル情報を入力する。これは、後述する図4、図5のフローチャートに従い、選択した患者のバイタル情報(例えば後述する図7の(b)に示す、血圧の高低、体温の情報を入力する。
【0027】S3の■は、OKキーの押下により、入力を確定、S2の患者一覧画面へ戻る。S2の■は、メニューにより、送信画面へ遷移する。これは、上下左右のキー23を操作してカーソルをメニュー上の送信に位置付けて選択キー23を押下し、S4のメニュー画面へ遷移する。
【0028】S4は、〔メニュー画面〕上で行う処理■、■の示す。S4の■は、送信する。これは、上下左右のキー23を操作してメニュー上の送信にカーソルを位置付けて選択キー23を押下し、S5の送信画面に遷移する。また、S4の■の終了にカーソルを位置付けて選択キー23を押下すると、S6の終了画面に遷移する。
【0029】S5は、〔送信画面〕上で行う処理■、■を示す。S5の■は、「送信」キーの押下により、バイタル情報を送信する。これは、上下左右のキー23を操作してカーソルを画面上の送信に位置付けて選択(決定)のキー23を押下し、S3の■で入力した患者のバイタル情報(例えば血圧の高低、体温など)を無線でホスト1に送信する。
【0030】S5の■は、OKキーの押下により、S2の患者一覧画面へ戻る。S2の■は、メニューにより、終了画面へ遷移する。これは、上下左右ののキー23を操作してカーソルをメニュー上の終了に位置付けて選択キー23を押下し、S6の終了画面へ遷移する(尚、S4のメニュー画面に遷移し、■の終了にカーソルを位置づけて選択キー23を押下してS6の終了画面に遷移するようにしてもよい)。
【0031】S6は、〔終了画面〕上で行う処理■を示す。S6の■は、OKキーの押下により、終了する。以上のように、端末21はホスト1から無線で受け取った指示された患者一覧を表示し、上下左右のキー23を操作して該当患者に位置付けて入力画面に遷移し、入力画面上で後述する図5、図6のキー23操作によりバイタル情報を簡易かつミスなく入力し、ホスト1に無線で送信することにより、端末11を使用してミスなく簡易かつ迅速に患者のバイタル情報を直接入力してホスト1に送信することが可能となる。
【0032】図3は、本発明の画面例(ログイン)を示す。これは、既述した図2のS1のログイン画面の例であって、ここでは、図示の下記の情報を入力するフィールドを設けたものである。
【0033】・ユーザ名:001・パスワード:xxxxユーザ名と、パスワードを入力した後、下段のOKの領域にカーソルを位置付けて選択キー23を押下し、ホスト1に送信してチェックし、OKのときに、既述した図2のS2の患者一覧画面を表示することにより、ログイン時に利用者の認証を行うことが可能となる。
【0034】図4および図5は、本発明の詳細動作説明フローチャートを示す。これらは、画面上から患者のバイタル情報として、血圧の高低、体温を入力するときの詳細な手順を示す。
【0035】図4において、S11は、入力フィールドを作成する。これは、図7の(a)の患者一覧中からある患者を選択したことに対応して、入力画面上に当該患者のバイタル情報を入力する入力フィールドを作成する。
【0036】S12は、パレット内のカーソルをバイタル項目の識別子(例えばbp(血圧))に合わせる。これは、例えば後述する図7の(a)の入力画面上の右端のパレット内の識別子(図中のf(体温)、bp(血圧)など)中から入力する識別子(ここでは、bp(血圧))にカーソルを合わせる(上下左右のキー23を操作してあわせる)。
【0037】S13は、決定キーを押下する。これは、S12でカーソルをbp識別子に位置付けた状態で、決定キー23を押下し、決定する。S14は、初期値(高)を取り出す。これは、S12で選択されたbp(血圧)の高い方の初期値、例えば後述する図6の(c)の当該患者のbpの高い血圧の初期値120を取り出す。
【0038】S15は、初期値の1桁目の値を表示する。ここでは、S14で取り出した血圧の記号bpと血圧(高)の120の1桁目の値「1」(百の位の値)を下記のように表示する。
【0039】「bp 1」S16は、初期値の2桁目の値の位置にカーソルを移動して表示する。ここでは、S15で「bp 1」と表示した状態で、カーソルを2桁目の1の右側に移動して表示すると共に初期値2を表示する(下線の位置にカーソルを移動して表示する)。
【0040】「bp 1」S17は、1桁目が駄目か判別する。YESの場合には、S15で表示した初期値の1桁目が測定した当該患者の血圧(高)の1桁目ではないと判明したので、S18で左キー23を押下して戻し、1桁目にカーソルを位置づけて表示し、S19で選択決定(図7の(a)のパレット内の該当する血圧(高)の1桁目の数字の位置にカーソルを位置づけて選択キー23を押下して入力)し、S20に進む。一方、S17のNOの場合には、初期値の血圧(高)の1桁目が良いと判明したので、S20に進む。
【0041】S20は、表示値で良いか判別する。これは、現在カーソルが位置付けられている血圧(高)の2桁目の値が患者の測定した血圧(高)の2桁目と等しいか判別する。YESの場合には、S21で決定キー23を押下し、図5のS23に進む。一方、NOの場合には、血圧(高)の2桁目の表示されている値が良くないと判明したので、S22で変更して決定(図7の(a)のパレット内の該当する値の位置にカーソルを位置付けて選択キー23を押下して決定)し、図5のS23に進む。
【0042】図5のS23は、選択して決定する。これは、S21,22の処理が行われて血圧(高)の2桁目が入力されると、初期値の3桁目が表示されてカーソルが位置付けられるので、OKのときは選択キー23を押下して決定し、NGのときはパレット内の該当する値にカーソルを位置付けて選択キー23を押下して決定する。
【0043】以上の手順によって、血圧(高)の3桁分が入力されたこととなる。S24は、空白を挿入する。S25は、初期値(低)の1桁目の値の位置にカーソルを移動(初期値も表示)する。
【0044】S26は、表示値で良いか判別する。YESの場合には、S27で決定キー23を押下して決定する。NOの場合には、修正する。そして、血圧(低)の桁の値の入力が完了するまで、S25からS28を繰り返し、血圧(低)の全ての桁の値の入力を完了したときに、S29に進む。
【0045】S29は、未選択の識別子にカーソルを移動する。これは、患者に測定して入力する必要のある未選択のパレット上の識別子にカーソルを移動し、選択して該当識別子の値について上述したS14からS28と同様にして入力する。
【0046】S30は、測定項目終了か判別する。YESの場合には、S31で入力された値などをチェックして終了する。NOの場合には、S29に戻り、繰り返す。以上によって、患者毎に指示されたバイタル情報の識別子を選択して初期値を表示して先頭から順にOK/NGを判定し、NGのときに修正することを繰り返し、簡易かつミスなく迅速にデータを入力することが可能となる。
【0047】図6は、本発明のテーブル例を示す。図6の(a)は、利用者テーブルの例を示す。利用者テーブル2は、図示の下記の情報を対応づけて登録したものである。
【0048】・シーケンシャル番号:・ユーザID:001・パスワード:xxxxx・その他:ここで、シーケンシャル番号は利用者テーブル2のエントリを管理するシーケンシャルな番号であり、ユーザIDはデータ入力する人(例えば作業者、看護婦など)に付与された識別子であり、パスワードは本人確認するためのパスワードである。
【0049】以上のユーザIDとパスワードをもとに本人確認された端末11の作業者にのみホスト1から該当患者情報(患者ID,データ入力する項目(例えば血圧、体温など))を無線で送信し、当該端末11に保持し、データ入力することが可能となる。
【0050】図6の(b)は、患者テーブルの例を示す。患者テーブル3,15は、患者IDに対応づけて図示下記の情報を登録したり、測定して設定したりなどするものである。
【0051】・シーケンシャル番号:・患者ID:・患者名:・担当者ID:・測定項目:bp(血圧)、f(体温)など・測定値:bp,f、rなど・送信済み(端末11のときのみ)
・その他:ここで、シーケンシャル番号は患者テーブルのエントリを管理するシーケンシャルな番号であり、患者IDは測定対象の患者のIDであり、患者名は測定対象の患者名であり、担当者IDは測定する人(例えば作業者、看護婦など)であり、測定項目は患者毎の測定する項目(血圧、体温、脈拍など)であり、測定値は実際に測定した値であり、送信済みフラグは端末11が当該患者テーブル15を保持するときにホスト1に送信済みか否かを記憶するものである。
【0052】以上の患者テーブルに患者毎に測定項目と測定したときは測定値をそれぞれ設定して記憶することが可能となる。図6の(c)は、初期値テーブルの例を示す。初期値テーブル4,16は、端末11で測定項目(例えば血圧、体温、脈拍など)を入力するときに初期値として表示するものであって、患者毎にそれぞれ指定した値を設定、あるいは過去の所定期間の平均値、あるいは前回の値を設定する。また、全患者について、グループ分け(例えば男性と女性、更に、子供、青年、成年、熟年といったグループ)してグループ毎に初期値を設定し、各患者はいずれのグループに属するかの情報を患者テーブルに設定するようにしてもよい。
【0053】図7は、本発明の説明図(入力)を示す。図7の(a)は、患者一覧の例を示す。図7の(a)の画面は、図1の端末11のスクリーン22上に表示した患者一覧などを表示した例であり、既述した図2のS2でホスト1から受信して表示した当該作業者に指示された患者の一覧などを表示したものである。
【0054】左側の患者一覧は、測定対象の患者一覧を示す。右側のパレットは、患者一覧中で患者を選択したときに当該患者に設定されている測定項目(bp,f,r,pなどの識別子)を表示および測定項目の値を選択して入力するための0から9までの数字などを表示したものである。選択は、図1の端末11の上下左右のキー23を操作してカーソルを該当識別子に位置づけて選択キー23を押下して決定したり、カーソルを該当数字に位置づけて選択キー23を押下して数値を入力したりする。
【0055】図7の(b)は、項目と値の例を示す。これは、既述した図4および図5のS1からS31によって入力したときの入力フィールドに表示された1次元の文字列の例を示し、図示の下記のものである。
【0056】「bp 135 80 f 36.5」ここで、先頭から「bp」は血圧を表す測定項目の識別子を表し、「135」は血圧(高)を表す、「80」は血圧(低)を表し、「f」は体温を表す測定項目の識別子を表し、「36.5」は体温が36.5度を表す。
【0057】以上のように、測定項目を表す識別子とその値を1次元に並べて入力することにより、測定項目が1個、2個、3個、・・・n個、更に、1つの測定項目に1つの値(例えば体温は例えば36.5度という1つの値)あるいは1つの測定項目に2つの値(例えば血圧の高い方の値135、低い方の値80という2つの値)などについてどのような組合わせも当該測定項目を表す識別子とその値の組で表現して患者毎に入力して表示したり、保存したりすることが可能となる。
【0058】図8は、本発明の動作説明フローチャート(送信)を示す。これは、端末11で入力して保持した図7の(b)の1次元の入力データあるいは当該1次元の入力データを解析して設定した既述した図6の(b)の患者テーブルを、ホスト1に送信して保存するときの手順を示す。
【0059】図8において、S41は、送信画面を表示する。これは、既述した図2のS5の送信画面を表示し、既述した図7の(b)の患者毎の1次元の入力データあるいは当該1次元の入力データを解析して設定した図6の(b)の患者テーブルをの送信を指示する。
【0060】S42は、送信する。これは、S41で指示された患者の1次元の入力データあるいは1次元の入力データを解析して設定した患者テーブルの未送信のもの、あるいは指定された患者のものを、端末11が無線でホスト1に送信する。
【0061】以上によって、端末11が保持する患者の測定して入力したバイタル情報が無線でホスト1に送信され、保存されることとなる。図9は、本発明の動作説明フローチャート(送受信)を示す。
【0062】図9の(a)は、ログイン時の処理を示す。図9の(a)において、S51は、端末から認証情報を受信する。これは、端末11上で利用者ID、パスワードを入力し(既述した図3)、無線で送信されたものをホスト1が受信する。
【0063】S52は、認証処理を行う。これは、ホスト11が既述した図6の(a)の利用者テーブル2を参照し、S51で受信した利用者ID,パスワードが正しいかチェックし、本人確認の認証を行う。
【0064】S53は、DBから患者リストを取得する。これは、S52で認証された利用者IDの担当の患者リストを、既述した図6の(b)の患者テーブル3から検索して取得する。
【0065】S54は、端末へ送信する。以上によって、ホスト1は端末11から受信した利用者ID,パスワードを基に認証し、OKのときに当該利用者IDが担当する患者リスト(患者ID,測定項目、初期値など)を図6の(b)の患者テーブル3から検索して取得し、端末11に送信することが可能となる。
【0066】図9の(b)は、端末11からバイタル情報を受信して解析し、DB(患者テーブル3)に設定するときの処理を示す。図9の(b)において、S61は、端末からの情報を取得する。
【0067】S62は、受信情報を解析する。S63は、DBへ登録する。これらS61からS63は、既述した端末11で患者毎に入力された図7の(b)の1次元の入力データあるいは1次元の入力データを解析して設定した図6の(b)の患者テーブルを、ホスト1が受信し、受信した情報を解析し、図6の(b)の患者テーブル3に設定して保存する。この際、1次元の入力データを受信したときは、測定項目の識別子をもとにその値を抽出し、図6の(b)の患者テーブル3の測定値の欄の該当識別子の欄にその値を設定する。例えば1次元の入力データが「bp 180 80」の場合には、識別子「bp」が血圧であり、これに続く「180」が高い方の血圧値、更に続く「80」が低い方の血圧値であるので、図6の(b)の該当患者のエントリの測定値のbpの欄に「180 80」と図示のように設定する。一方、患者テーブルを受信したときは、ホスト1の側の患者テーブル3に測定値を設定(転記)して保存すればよい。
【0068】以上のように、端末11から受信した患者毎の測定情報をDB(患者テーブル3)に設定して保存することが可能となる。図10は、本発明の動作説明フローチャート(抽出)を示す。これは、患者毎に入力した図7の(b)のような1次元の入力データを解析し、患者毎の測定項目とその値(例えば血圧、高い値、低い値など)抽出するフローチャートを示す。
【0069】図10において、S71や、入力文字列をバイタル識別子をデリミタとした複数文字列に分解する。これは、例えば既述した図7の(b)の1次元の入力データについて、バイタル識別子(測定項目の識別子)である、bp,fをもとに、複数の文字列「bp 135 80」と「f 36.5」に分解する。
【0070】S72は、分解文字列別の処理を行う。S73は、S71で分解された文字列のバイタル識別子が血圧の場合に行う処理であって。分解文字列をさらに空白をデリミタとした複数文字列に分解する。例えば上述した「bp 135 80」について、空白で2つの文字列「 135」と「 80」に分解する。
【0071】S74は、分解文字列中に含まれる空白を削除する。これは、S73で分解したここでは、2つの文字列「 135」と「 80」の先頭の空白をそれぞれ削除し、「135」と「80」にそれぞれ分解する。
【0072】S76は、数値化する。S77は、数値異常をチェックし、極端にありえない数値の場合、警告を表示する。
【0073】以上のS71からS74、S76、S77によって、バイタル識別子が血圧bpの場合には、bpに続く「135」を血圧(高)の値と決定、更に続く「80」を血圧(低)の値と決定して数値化し、患者テーブル3の測定項目の血圧の欄に「135 80」(血圧(高)−血圧(低))と設定することが可能となる。
【0074】また、S75は、S71で分解された文字列のバイタル識別子が血圧以外の場合に行う処理であって、分解文字列中に含まれる空白を削除する。これは、S73で分解したここでは、1つの文字列「 36.5」の先頭の空白を削除し、「36.5」に分解する。
【0075】S76は、数値化する。S77は、数値異常をチェックし、極端にありえない数値の場合、警告を表示する。
【0076】以上のS71、S72、S75、S76、S77によって、バイタル識別子が血圧bp以外の例えば体温fの場合には、バイタル識別子fに続く「36.5」を値と決定して数値化し、患者テーブル3の体温の欄に「36.5」と設定することが可能となる。
【0077】(付記1)対象者の項目のデータを入力するデータ入力装置において、対象者のデータ入力する項目および当該項目の初期値を保持する記憶手段と、上記記憶手段に保持されている上記対象者一覧を表示する手段と、上記表示された対象者一覧から対象者が選択されたときに、当該対象者の上記記憶手段に保持されている項目一覧を表示する手段と、上記項目一覧から項目が選択されたときに、当該項目の上記記憶手段に保持されている初期値を表示する手段と、上記表示された初期値が修正必要なときに修正入力、あるいは修正が不要のときに入力決定する手段とを備えたことを特徴とするデータ入力装置。
【0078】(付記2)上記項目一覧から項目が選択されたときに、当該項目に続けて当該項目の上記記憶手段に保持されている初期値の先頭の桁を表示すると共に、初期値のn桁目(nは1以上の整数)の位置にカーソルを移動、あるいはn桁目を表示して当該位置にカーソルを移動させて表示する手段と、上記表示されたn桁目の値が修正必要なときに修正入力し、あるいは修正が不要のときに入力決定する手段とを備えたことを特徴とする付記1記載のデータ入力装置。
【0079】(付記3)上記項目一覧から選択された項目あるいは全ての項目、または項目の略号とその初期値を1次元の文字列として表示し、カーソルを各初期値の先頭あるいは2桁目から順に位置づけて必要に応じて修正することを特徴とする付記1あるいは付記2記載のデータ入力装置。
【0080】(付記4)上記対象者のデータ入力する項目とその初期値をサーバから受信して上記記憶手段に保持させる手段と、上記記憶手段に保持した対象者の項目とその初期値をもとに入力された項目とその値をサーバに送信する手段とを備えたことを特徴とする付記1から付記3のいずれかに記載のデータ入力装置。
【0081】(付記5)上記入力された、あるいは受信した1次元の文字列から項目とその値を抽出する手段を備えたことを特徴とする付記1から付記4のいずれかに記載のデータ入力装置。
【0082】(付記6)対象者のデータ入力するデータ入力方法において、対象者のデータ入力する項目および当該項目の初期値を保持するステップと、上記保持されている上記対象者一覧を表示するステップと、上記表示された対象者一覧から対象者が選択されたときに、当該対象者の上記保持されている項目一覧を表示するステップと、上記項目一覧から項目が選択されたときに、当該項目の上記保持されている初期値を表示するステップと、上記表示された初期値が修正必要なときに修正入力、あるいは修正が不要のときに入力決定するステップとを有するデータ入力方法。
【0083】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、データ入力の対象者一覧を表示して選択された対象者毎に入力する必要のある項目の初期値を表示し、修正要のときには修正して決定キーを押下することを繰り返す構成を採用しているため、対象者毎に必要な項目の初期値を表示して必要に応じて修正し簡易かつミスなく直接入力し、サーバなどに転送して保存することが可能となる。これにより、(1) 端末11の画面上に患者毎の測定項目を表示してカーソルを位置付けてハードウェアキー23で選択して初期値を表示すると共にカーソルを位置付けて修正用のときのみ修正し、測定項目の識別子とその値をペアにした1次元の入力データとして表示して保持するため、従来の左手で保持する端末の画面上で右手で保持するペンで選択して入力するという両手が必要でなく、左手/右手で端末11を保持し、左手/右手の指で当該端末11上のハードウェアキー23を操作してカーソル移動して該当位置に位置付けて選択キー23を押下し、左手あるいは右手の片手のみで測定項目の値を簡易かつ確実に入力することが可能となる。
【0084】(2) 測定項目とその値を1次元の入力データとして順に入力してそのまま保持して表示するため、簡易にミスなくかつ迅速に入力することが可能となる。




 

 


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