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発明の名称 キャップ式筆記具
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開2003−276393(P2003−276393A)
公開日 平成15年9月30日(2003.9.30)
出願番号 特願2002−82667(P2002−82667)
出願日 平成14年3月25日(2002.3.25)
代理人
発明者 小林 祥浩
要約 課題
筆記具の軸筒を握った指が挟持力が低下しても、指が軸筒の先端側へ滑ることがないように、使用者の所望により、筆記具を握った指が軸筒の先端側へ滑らないための手段を取付可能なキャップ式筆記具を提供するものである。

解決手段
本発明は、把持部に滑止め用の凹凸部を形成した又は弾性体を装着した軸筒に、キャップを着脱自在に装着してなるキャップ式筆記具であって、前記凹凸部又は弾性体より後方の軸筒の外周面に、外方に突出した凸部を形成し、該凸部にキャップの軸筒を装着する先端開口部を係合することにより、キャップを軸筒に対し略垂直状に着脱自在に取付可能としたものである。
特許請求の範囲
【請求項1】把持部に滑止め用の凹凸部を形成した又は弾性体を装着した軸筒に、キャップを着脱自在に装着してなるキャップ式筆記具であって、前記凹凸部又は弾性体より後方の軸筒の外周面に、外方に突出した凸部を形成し、該凸部にキャップの軸筒を装着する開口部を係合することにより、キャップを軸筒に対し略垂直状に着脱自在に取付可能としたことを特徴とするキャップ式筆記具。
【請求項2】把持部に滑止め用の凹凸部を形成した又は弾性体を装着した軸筒に、キャップを着脱自在に装着してなるキャップ式筆記具であって、前記凹凸部又は弾性体より後方の軸筒の外側面に、外方に突出した凸部又は係合孔を形成し、キャップの軸筒を装着する開口部と反対側の端部に、前記凸部又は係合孔に着脱自在に係合可能な係合孔部又は係合凸部を設け、前記凸部又は係合孔に前記係合孔部又は係合凸部を係合することにより、キャップを軸筒に対し略垂直状に着脱自在に取付可能としたことを特徴とするキャップ式筆記具。
【請求項3】前記凸部又は係合孔が、軸心方向に異なる2箇所以上に形成したことを特徴とする請求項1ないし2に記載のキャップ式筆記具。
発明の詳細な説明
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、軸筒にキャップを着脱自在に装着したキャップ式筆記具に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、筆記時に汗等で筆記具の軸筒を握った指が軸筒の先端側へ滑らないように、軸筒の把持部に滑止め用の凹凸形状を形成したり、あるいはエラストマー等の弾性体を装着してなる筆記具はよく知られている。
【0003】ところで、筆記具の使用にあたっては、例えば、長時間に渡って筆記する場合と、メモ書きのように短時間しか筆記しない場合とがある。また、複写書きの際のように高い筆圧で筆記する場合がある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】前記したように、筆記具の軸筒を握った指が軸筒の先端側へ滑らないように、軸筒の把持部に滑止め用の凹凸部を形成したり、あるいは弾性体を装着した筆記具であっても、長時間高い筆圧で筆記を続けた場合には、筆圧に比例して筆記具の把持部を強く握る必要があるために、疲労により筆記具を握った指の挟持力が低下し滑ることがある。
【0005】こうした問題を解決するために、挟持する指に対応した凹部を把持部に形成したりあるいは前記凹部を設けた弾性体を把持部に装着した構造のものや、実開平7−26180号公報に記載されているように、「筆記補助レバー」を筆記具に取付けて、筆記具を持つ指先以外の部分に前記筆記補助レバーの柄の先端を接するか、はさむことにより、筆記具を持っている指先の力を前記筆記補助レバーの先端に分担させ筆記具を持っている指先の疲労を軽減する技術や、登録実用新案第3017630号公報に記載されている「習字用の握り持ち補助文具」のように、指及び手のひらに当接するホルダー部材について提案されている。しかし、こうしたものにおいては、メモ書き等の短時間の筆記に際しては、かえって筆記し難いという欠点が際だってしまう。
【0006】本発明はこうした事実に鑑み、筆記具の軸筒を握った指が挟持力が低下しても、指が軸筒の先端側へ滑ることがないように、使用者の所望により、筆記具を握った指が軸筒の先端側へ滑らないための手段を取付可能なキャップ式筆記具を提供するものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、把持部に滑止め用の凹凸部を形成した又は弾性体を装着した軸筒に、キャップを着脱自在に装着してなるキャップ式筆記具であって、前記凹凸部又は弾性体より後方の軸筒の外周面に、外方に突出した凸部を形成し、該凸部にキャップの軸筒を装着する開口部を係合することにより、キャップを軸筒に対し略垂直状に着脱自在に取付可能としたものである。
【0008】または、把持部に滑止め用の凹凸部を形成した又は弾性体を装着した軸筒に、キャップを着脱自在に装着してなるキャップ式筆記具であって、前記凹凸部又は弾性体より後方の軸筒の外側面に、外方に突出した凸部又は係合孔を形成し、キャップの軸筒を装着する開口部と反対側の端部に、前記凸部又は係合孔に着脱自在に係合可能な係合孔部又は係合凸部を設け、前記凸部又は係合孔に前記係合孔部又は係合凸部を係合することにより、キャップを軸筒に対し略垂直状に着脱自在に取付可能としたものである。
【0009】また、前記凸部又は係合孔が、軸心方向に異なる2箇所以上に形成したものである。
【0010】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態を図面を用いて説明する。図面中、同一部材および同一箇所を示すものは同一符号を付してある。図1〜図3に示す、請求項1に係る実施の形態のキャップ式筆記具1は、軸筒2内にインキ8及びインキに追従するインキ追従体9を直詰めし、軸筒2の先端にチップホルダー3を、該チップホルダー3の先端にボール(図示せず)を回転自在に抱持したボールペンチップ4を順次圧入装着し、軸筒2の後端には尾栓5を圧入装着し、軸筒2の先端部にキャップ10を着脱自在に装着した構造である。
【0011】軸筒2の把持部には、熱可塑性エラストマーからなる弾性体6を2色成形により一体に成形し、弾性体6の尾栓5側の後端より後方の軸筒2の外側面に、外方に突出する凸部7を軸筒と一体に形成してある。
【0012】所望により、図2に示すようにキャップ10を軸筒2から取り外し、キャップ10の開口部10aを凸部7に圧入装着することにより、凸部7に装着したキャップ10は軸筒2に略垂直状に取付けられ、キャップ式筆記具1を握った際に、図3に示すように手のひらにキャップ10が当接し、指が軸筒先端方向へ滑るのを防止する。その結果、筆圧が低下し難くなるとともに、手のひらで筆圧を加えることが可能となり、指への負担が小さくなる。
【0013】通常は、キャップ10を軸筒2から取り外し、従来のキャップ式筆記具と同様に軸筒2の後端部の尾栓5に装着すればよいので、筆記の際に邪魔になることはない。また、キャップ10が指の滑止め手段を構成しているので、別部材を新たに設ける必要がない。
【0014】図4〜図5に示す、請求項2に係るキャップ式筆記具21は、前記の実施の形態と同様に、軸筒22内に、インキ(図示せず)を収容したインキ収容管25の先端にチップホルダー23を、該チップホルダー23の先端にボール(図示せず)を回転自在に抱持したボールペンチップ4を順次装着し、インキ収容管25の後端にレフィル尾栓25を装着してなるボールペンレフィルを収容し、軸筒22の先端部に口先部材24を螺合し、軸筒22の後端部に尾栓5を圧入装着し、キャップ30を着脱自在に装着した構造である。
【0015】軸筒22の把持部には、前記実施の形態と同様に、熱可塑性エラストマーからなる弾性体6を2色成形により一体に成形し、弾性体6より後方の軸筒22に係合孔27を形成してある。キャップ30の軸筒22を装着する開口部30aと反対側の端部である頭冠部には、前記係合孔27に対応した凸部31(装着部)を形成してある。前記係合孔27及び凸部31の大きさや形状は適宜選択して決める。
【0016】所望により、図5に示すようにキャップ30を軸筒22から取り外し、キャップ30の凸部31(装着部)を係合孔27に圧入装着することにより、軸筒の係合孔27に装着したキャップ30は軸筒22に対し略垂直状に取付けられる。
【0017】係合孔27を軸心方向に異なる位置に形成してあるので、ボールペンチップ4からキャップ30までの距離を選択できる。
【0018】本発明に係る実施の形態では、軸筒とキャップを圧入により着脱自在に装着しているが、乗り越し嵌合や螺合等、着脱自在に装着可能であれば特に限定されない。また、軸筒の外側面に係合孔を形成し、該係合孔とキャップを着脱自在に装着してもよい。
【0019】また、前述した実施の形態では便宜上、キャップ式筆記具としてボールペンを例示しているが、シャープペンシルやマーカー等、キャップ式筆記具として知られているものであればペン先部やインキの種類に関係なく使用することができる。
【0020】
【発明の効果】本発明は、前述したような構造なので、所望によりキャップを軸筒に取付けることにより、キャップが手のひらに当接するので筆記具を握った指が軸筒の先端側へ滑るのを防止することができ、また、手のひらでの筆圧を加えることも可能となり、指への負担を小さくすることができる。また、別部材を新たに設ける必要がないので、製造コストが上がることもない。




 

 


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