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発明の名称 筆記具のクリップ
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開2003−145991(P2003−145991A)
公開日 平成15年5月21日(2003.5.21)
出願番号 特願2001−347035(P2001−347035)
出願日 平成13年11月13日(2001.11.13)
代理人
発明者 日向野 昌英
要約 課題
装飾部材の突起をクリップ本体の貫通孔に嵌着して装着する構造の筆記具のクリップにおいて、装飾部材がクリップ本体から脱落しないように接着剤の塗布や嵌着した突起の頭を焼き潰す必要のない構造とする。

解決手段
金属板材からなるクリップ本体に樹脂製の装飾部材を、該装飾部材の裏面に形成した突起をクリップ本体の表面板に穿孔した貫通孔へ嵌着することにより装着してなる筆記具のクリップにおいて、前記表面板の貫通孔が位置する一側部及び/又は他側部に幅方向へ張り出す膨出部を形成する。
特許請求の範囲
【請求項1】金属板材からなるクリップ本体に樹脂製の装飾部材を、該装飾部材の裏面に形成した突起をクリップ本体の表面板に穿孔した貫通孔へ嵌着することにより装着してなる筆記具のクリップにおいて、前記表面板の貫通孔が位置する一側部及び/又は他側部に幅方向へ張り出す膨出部を形成したことを特徴とする筆記具のクリップ。
発明の詳細な説明
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、金属板材からなるクリップ本体に樹脂製の装飾部材を、該装飾部材の裏面に形成した突起をクリップ本体の表面板に穿孔した貫通孔へ嵌着することにより装着してなる筆記具のクリップに関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、鉄やステンレス等の金属板材からなるクリップは良く知られており、デザインの向上のためにクリップ本体の表面へポリカーボネート樹脂やABS樹脂等の装飾部材を装着したものも知られている。また、装飾部材の装着方法としては、装飾部材の裏面とクリップ本体の表面とを接着剤により接着する方法や、装飾部材の裏面に形成した突起をクリップ本体の表面板に穿孔した貫通孔へ嵌着して装着する方法が用いられている。
【0003】しかしながら、接着による装着方法では接着剤が装飾部材の脇からはみ出してしまう問題があるため、最近では嵌着による取付方法が多く用いられている。図を用いて詳述すると、図6は従来の筆記具のクリップを示す姿図であり、図7は図6の分解状態を示す姿図であるが、クリップ1を構成する金属板材からなるクリップ本体2は、例えば一端部に丸孔4aを穿孔すると共に直角に折曲げて筆記具の軸筒(図示せず)へ固定するための固定部4を形成しており、表面板5には装飾部材3の裏面6に形成した突起7を嵌着するための貫通孔8を設けてある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで従来のクリップは、図7に示す通り、表面板における貫通孔の周辺部が他の部分に比べて著しく弱くならないように、貫通孔の孔面積を小さくしたり貫通孔の数を1つにしたりする必要があるので、結果的に突起へ少量の接着剤を塗布したり、あるいは嵌着した後に突起の頭を焼き潰して抜け止め状態としなければ、装飾部材が脱落してしまったり、回転してしまったりするという問題があった。
【0005】本発明者はこうした事実に鑑み、装飾部材の突起をクリップ本体の貫通孔に嵌着して装着する構造の筆記具のクリップにおいて、装飾部材がクリップ本体から脱落しないように接着剤の塗布や嵌着した突起の頭を焼き潰す必要のない構造とすることを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】次に、前記課題の解決するために案出した本発明の筆記具のクリップを説明する。「金属板材からなるクリップ本体に樹脂製の装飾部材を、装飾部材の裏面に形成した突起をクリップ本体の表面板に穿孔した貫通孔へ嵌着することにより装着してなる筆記具のクリップにおいて、前記表面板の貫通孔が位置する一側部及び/又は他側部に幅方向へ張り出す膨出部を形成したことを特徴とする。」
【0007】本発明において、表面板の貫通孔が位置する一側部及び/又は他側部に幅方向へ張り出す膨出部を形成するのは、表面板における貫通孔の周辺部に強度が付与されるので、貫通孔を大きくしたり数多くすることができ、また、貫通孔の大きさや数に対して装飾部材の突起を対応させることにより、互いの接触面積が増え嵌着力が強くなり、接着剤の塗布や嵌着した突起の頭を焼き潰す必要がなくなるからである。
【0008】
【発明の実施の形態】次に、本発明を理解し易くするために図を用いて説明を行なう。尚、本発明では、クリップの軸筒固定部側を後方として表現し、その反対側を前方として表現する。尚、同じ部材、同じ箇所を示す場合は同じ符号を付してある。
【0009】第1の実施の形態の筆記具のクリップを、図1,図2及び図3を用いて説明する。図1は筆記具のクリップを示す姿図で、図2は図1の分解状態を示す姿図である。また、図3はクリップ本体の平面を示す図である。本実施の形態のクリップ1は、筆記具の軸筒(図示せず)に取付けるクリップであり、ステンレス製の金属板材からなるクリップ本体2と、ポリカーボネート樹脂からなる装飾部材3とで構成されている。
【0010】図に示すようにクリップ本体2は、後端部に丸孔4aを穿孔すると共に直角に折曲げて筆記具の軸筒(図示せず)へ固定するための固定部4を形成しており、表面板5の前端部を裏側に折返して玉部5aを形成してある。また、表面板5には装飾部材3の裏面6に形成した突起7を嵌着するための貫通孔8を穿孔してある。
【0011】さらに、図3を用いてクリップ本体を詳述すると、クリップ本体2の表面板5は前後長L>左右幅Wの細長い形状であり、前後長Lの中間部で左右幅Wの中心線上に前後方向に長い楕円形状の貫通孔8を穿孔してある。また、本実施の形態では、表面板5の貫通孔8及び装飾部材3の突起7を大きくして、装飾部材3をクリップ本体2に装着した際の嵌着力が強くなるように設定してある。したがって、貫通孔8の孔面積は大きく、横幅W1はクリップ本体2の左右幅Wに対して幅広くなっている。
【0012】尚、図3に示す通り、貫通孔8を穿孔した位置の一側部9(画像面下側)には、幅方向(画像面下方向)に張り出す膨出部10を形成してあるので、表面板5の貫通孔8を設けた部分が他の部分に比べて著しく弱くなることはない。また、本実施の形態では、膨出部10に刻印11を施してある。
【0013】次に、第2の実施の形態の筆記具のクリップを、図4及び図5を用いて説明する。図4は筆記具のクリップの分解状態を示す姿図で、図5はクリップ本体の平面を示す図である。第2の実施の形態では、クリップ本体2の表面板5には縦に並んだ3つの貫通孔8a,8b,8cを形成し、装飾部材3の裏面6には貫通孔に対応する突起7a,7b,7cを形成して、装飾部材3をクリップ本体2に装着した際の嵌着力が強くなるように設定してある。さらに、図5を用いてクリップ本体を詳述すると、貫通孔8a,8b,8cを穿孔した位置の一側部9a(画像面下側)には、幅方向(画像面下方向)に張り出す膨出部10aを形成し、他側部9b(画像面上側)には、幅方向(画像面上方向)に張り出す膨出部10bを形成してある。他の点は、前述の第1の実施の形態と同様としてあるため説明を省略する。
【0014】
【発明の効果】本発明は以上のような構造なので、クリップ本体に穿孔する貫通孔の大きさや数に制限がなくなるため、クリップ本体の貫通孔及び装飾部材の突起を大きくしたり数多くして、互いの嵌着力を強くすることができ、接着剤の塗布や嵌着した突起の頭を焼き潰す必要がないものとなった。




 

 


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