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発明の名称 浴槽高調節機
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開2003−111682(P2003−111682A)
公開日 平成15年4月15日(2003.4.15)
出願番号 特願2001−307390(P2001−307390)
出願日 平成13年10月3日(2001.10.3)
代理人
発明者 寺岡 高生 / 兵頭 明 / ▲橋▼本 智幸 / 工藤 幸広 / 坂元 勝巳
要約 課題
浴槽の据付けの際の浴槽移動の労力を減じ、また、狭い浴室であっても容易に浴槽の高さを調節できる浴槽高調節機を提供する。

解決手段
回転継手6の一方の端部61を浴槽高調節機本体1のウォーム5の六角穴に挿入し、もう一方の端部64を回転させることで、回転がウォーム5を介してウォームホイール31を外周に持つボルト3に伝わり、ケーシング2と台座4との相対距離が伸縮してケーシング2に載置される浴槽の高さを調節する。回転継手6は可撓性を有しているため、狭い浴室であっても浴槽設置後に容易に浴槽の高さを調節できる。
特許請求の範囲
【請求項1】浴槽脚部に取り付けられる浴槽高調節機であって、浴槽脚部に固定されるケーシングと、外周にウォームホイールが形成され前記ケーシングに回動自在に挿設されたボルトと、前記ボルトに螺合する台座と、前記ケーシングに回動自在に挿設され前記ウォームホイールに噛み合うウォームと、片端部を前記ウォームに挿抜自在に接続可能とした可撓性を有する回転継手とを備えたことを特徴とする浴槽高調節機。
【請求項2】前記回転継手の別の端部を、手回しハンドルや電動工具の接続を可能とするため六角形の断面形状としたことを特徴とする請求項1に記載の浴槽高調節機。
【請求項3】前記台座の下面に、防振シートを貼設したことを特徴とする請求項1若しくは請求項2に記載の浴槽高調節機。
発明の詳細な説明
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、浴槽脚部に取り付けられる浴槽高調節機に係り、特に浴槽据付け時に、浴槽の移動やアジャスタボルトの回動が困難な場合の浴槽の高さ調節に好適な浴槽高調節機に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の浴槽で、浴槽自体に高さ調節機能を有していないものは、浴槽が設置される土台と浴槽脚の間にシート状のスペーサーを挟むことで高さを調節していた。また、高さ調節機能を有する浴槽としては、浴槽脚に雌ネジを設けてこれにアジャスタボルトを螺合し、スパナ等の工具を用いてアジャスタボルトを回すことで高さを調節するものがあった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、土台と浴槽脚の間にスペーサーを挟んで調節する場合は、浴槽を一旦仮置きして調節量の確認を行なうという作業が必要であり、特に浴槽本体の重量が重い鋳物浴槽や気泡発生浴槽等では、浴槽の移動に多くの労力が必要であった。一方、アジャスタボルトで調節する場合は、浴槽を据付けた後に高さの調節が可能ではあるが、一般に浴槽据付け現場はスペースが限られており、その中で全てのアジャスタボルトを調節するのは非常に難しいという問題があった。特に、浴槽が洗場に対して埋め込まれている浴室では、この作業は不可能に近いものであった。
【0004】本発明は、上記課題を解決するためになされたもので、本発明の目的は、浴槽の据付けの際の浴槽移動の労力を減じ、また、狭い浴室であっても容易に浴槽の高さを調節できる浴槽高調節機を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段及びその作用・効果】上記目的を達成するために請求項1では、浴槽脚部に取り付けられる浴槽高調節機であって、浴槽脚部に固定されるケーシングと、外周にウォームホイールが形成され前記ケーシングに回動自在に挿設されたボルトと、前記ボルトに螺合する台座と、前記ケーシングに回動自在に挿設され前記ウォームホイールに噛み合うウォームと、片端部を前記ウォームに挿抜自在に接続可能とした可撓性を有する回転継手とを備えた。
【0006】上記発明によれば、回転継手の片端部をウォームに接続しておき、別の端部を回動させることにより浴槽の高さを容易に調節できる。この端部を浴室洗場まで引き出すことができるように回転継手の長さを適切に設定しておけば、狭い浴室であっても、洗場に居ながら浴槽の高さを調節できる。この回転継手は可撓性を有しているため、例えば浴槽が浴室洗場に対して埋め込まれているような場合でも、回転継手を湾曲させて端部を浴室洗場に引き出して作業できる。また、回転継手はウォームに挿抜自在に接続されているので、高さ調節が完了した段階で取り外せば、浴槽周囲に余分な部材を残さない。さらに、回転継手は繰返し使用することが可能なため、経済的である。また、土台と浴槽脚の間にスペーサーを挟んで調節するために浴槽を一旦仮置きして調節量の確認を行なうという作業は一切不要で、浴槽移動の労力も少なくて済み、施工性が向上する。
【0007】請求項2では、請求項1に記載の浴槽高調節機において、前記回転継手の別の端部を、手回しハンドルや電動工具の接続を可能とするため六角形の断面形状とした。よって、電動ドリル等の電動工具を用いることで省力化や施工時間の短縮を図ったり、手回しハンドルを用いて高さの微調節をしたりすることができる。
【0008】請求項3では、請求項1若しくは請求項2に記載の浴槽高調節機において、前記台座の下面に、防振シートを貼設した。よって、土台の多少の傾きや凹凸は防振シートによって吸収され浴槽の設置安定性を増すことができるのに加え、気泡発生浴槽等の機能浴槽に対して使用した場合は、機能浴槽から発生する振動や騒音の伝播を軽減できる。
【0009】
【発明の実施の形態】以上説明した本発明の構成・作用を一層明らかにするために、以下本発明の好適な実施例について、図面を参照して説明する。図1は本発明の浴槽高調節機本体1の外観斜視図、図2は同断面図、図3は回転継手6の外観斜視図、図4は手回しハンドル8の外観斜視図である。
【0010】図1に示す浴槽高調節機本体1は、図示しない浴槽本体の脚部に組み付けられる。具体的には、浴槽高調節機本体1のケーシング2のボス部11の穴を挿通する図示しないボルトにより、浴槽本体に設けられた雌ネジ部に締結する。なお、浴槽への組み付け方法は、これに特に限定されず、他の組み付け方法、例えば接着を用いることもできる。
【0011】本発明の浴槽高調節機は、図1に示す浴槽高調節機本体1と図3に示す回転継手6とからなり、回転継手6の端部61を浴槽高調節機本体1のウォーム5の六角穴(図2参照)に挿入した後、回転継手6の回転部の周囲を被覆するチューブ65の端部に設けられた爪部62が浴槽高調節機本体1の溝12に嵌まるように回転させて抜け止めとする。浴槽を所定の位置に設置する作業の前には、作業の邪魔にならないように回転継手6のもう一方の端部64を、浴槽外壁等にテープ等で仮固定しておくとよい。
【0012】浴槽を所定の位置に設置した後、回転継手6の端部64に六角穴を有する手回しハンドル8(図4参照)を取り付けて回転させる。すると、浴槽高調節機本体1のウォーム5に回転が伝わり、これによりウォームホイール31を外周に持つボルト3が回転する。このとき、ボルト3のねじ部32は台座4と螺合しているため、ケーシング2と台座4との相対距離が伸縮する。このような動作により、浴槽の高さを調節することできる。なお、台座4が土台に接地していない際の共回りを防止するため、ケーシング2と台座4との間に図示しない回転防止機構を設けてもよい。これは、例えば台座4の外周付近に鉛直方向にピンを設ける一方、ケーシング2にはこのピンが挿通される穴を穿設することで、簡単に実現できる。
【0013】浴槽の高さの調節が完了したら、回転継手6の回転部が回転しないように周囲を被覆するチューブ65の端部に設けたハンドル63を回転させて引き抜く。このようにして回転継手6をウォーム5から外すことができるので、回転継手6の使い回しが可能となる。
【0014】なお、図3に示すように、回転継手6の端部64は六角形状の断面を有しているため、上記した手回しハンドル8のみならず、市販されている電動工具、例えば電動ドリルや電動ドライバー等も接続することができる。これを用いれば、浴槽高さの調節代が大きい場合や、多数の浴槽を据付ける場合などでも、力は要らず、また、施工時間の短縮に寄与する。
【0015】また、図2に示すように、台座4の下面には防振シート7を貼設している。このため、土台面の僅かな傾斜や凹凸を吸収できるのに加え、気泡発生浴槽等の機能浴槽を階上設置する場合に、階下や隣室への振動や騒音の伝播を軽減できる。
【0016】以上説明してきたように、本発明によれば、浴槽を据付ける際に浴槽の仮置きや狭い場所でのアジャスタボルトの調整といった無理な作業が不要となり、施工性が大幅に改善する。
【0017】また、本発明は、浴槽高調節機として浴槽の高さ調節に限った記載を行なっているが、他の用途、例えばユニットバスルームの床パンのアジャスタボルトに代えて使用する等の応用も可能である。




 

 


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