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発明の名称 食器類洗浄装置
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開2003−93311(P2003−93311A)
公開日 平成15年4月2日(2003.4.2)
出願番号 特願2001−292378(P2001−292378)
出願日 平成13年9月25日(2001.9.25)
代理人 【識別番号】100085257
【弁理士】
【氏名又は名称】小山 有
【テーマコード(参考)】
3B082
4D061
【Fターム(参考)】
3B082 BB01 CC02 DC06 
4D061 DA03 DB10 EB19 ED13
発明者 三津 愛子 / 西山 修二 / 大島 功治
要約 課題
次亜塩素酸イオンを発生させる電解槽のメンテナンス性に優れた食器類洗浄装置を提供する。

解決手段
電解槽21は洗浄水送り管15の壁面の一部に保持部材22を嵌め込み、この保持部材22の開口部23に蓋体30を着脱自在としている。蓋体30の裏面には電解用の一対の電極32、33が固着されている。この電極32、33の長さは、蓋体30を保持部材22に取り付けて、循環経路10を閉じた状態で、電極32、33の先端が洗浄水送り管15の対向する内面に接触する長さとしている。そして、前記電極32、33の先端が接触する洗浄水送り管15の対向する内面には、電源34につながる給電部35、36が露出している。
特許請求の範囲
【請求項1】 洗浄水の循環経路の一部を電解槽とした食器類洗浄装置において、前記電解槽または電解槽近傍の循環経路の壁面に開口部を設け、この開口部を蓋体で開閉可能としたことを特徴とする食器類洗浄装置。
【請求項2】 請求項1に記載の食器類洗浄装置において、前記蓋体に電解用の電極が取り付けられていることを特徴とする食器類洗浄装置。
【請求項3】 請求項2に記載の食器類洗浄装置において、前記電解槽の内側面には蓋体を閉じた際に蓋体に取り付けた電極に接触する給電部が設けられていることを特徴とする食器類洗浄装置。
【請求項4】 請求項1に記載の食器類洗浄装置において、前記蓋体は一端部がヒンジを介して開口部に回動自在に支持されていることを特徴とする食器類洗浄装置。
【請求項5】 請求項1乃至請求項4に記載の食器類洗浄装置において、この食器類洗浄装置は前記蓋体が閉状態にあることを検知しないと運転を開始しないことを特徴とする食器類洗浄装置。
【請求項6】 請求項1乃至請求項4に記載の食器類洗浄装置において、この食器類洗浄装置は前記蓋体が開状態にあることを検知して知らせる報知手段を備えることを特徴とする食器類洗浄装置。
発明の詳細な説明
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は食器類洗浄装置に関し、特に食塩水を電気分解して生じた次亜塩素酸イオンを利用した食器類洗浄装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般的な食器類洗浄装置は、洗浄部に収納した食器にノズルから洗浄水を噴出し、食器に付着した汚れを落とすようにしている。そして、最近では次亜塩素酸イオンが漂白作用と殺菌作用に優れることに着目し、洗浄水中に食塩を溶解し、この食塩水を電気分解して次亜塩素酸イオンを発生せしめるようにした食器類洗浄装置が、特開平5−137689号公報或いは特開平5−237054号公報などに提案されている。
【0003】特開平5−137689号公報および特開平5−237054号公報に開示される食器類洗浄装置はいずれも洗浄水の循環経路の一部に電気分解用の電極を配置し、この部分を電解槽としている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】循環経路の入り口にはフィルタを設け、大きな汚れが電解槽に入らないようにしているが、それでも電解槽を通過する洗浄水中には、食器から洗い落とされた食べカスなどが多量に含まれている。その結果、徐々に電極間に汚れが堆積し、循環経路での圧力損失が大きくなって洗浄水が流れにくくなったり、電解が十分に行われないことになる。
【0005】また通常、循環経路の入り口のフィルタは取り外し自在とされているため、洗浄するために取外したフィルタを取り付けるのを忘れてしまうことも考えられ、このような場合には飯粒などの大きな汚れが電極間に詰まってしまう。更に長期間使用しなかった場合や途中で運転を停止し放置した場合には電極への汚れの付着が顕著になる。
【0006】また、特開平5−237054号公報では、電解用の電極間の間隔を広くしている。しかしながらゴミなどが詰まらないように、電極の間隔を広くすると電解効率が落ちてしまう。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決すべく本発明に係る食器類洗浄装置は、洗浄水の循環経路の一部を電解槽とするとともにこの電解槽または電解槽近傍の循環経路の壁面に開口部を設け、この開口部を蓋体で開閉可能とした。斯かる構成とすることで、電解槽、電極或いは電極周辺の清掃が簡単に行え、洗浄水の循環流量、電解性能、衛生性など常に良好な状態で食器類洗浄装置を運転することができる。
【0008】また、蓋体に電解用の電極を取り付ける構成とすることで、電極の清掃が更に簡単になる。また、蓋体に電解用の電極を取り付けた場合において、電解槽の内側面に蓋体を閉じた際に蓋体に取り付けた電極に接触する給電部を設けておくことで、蓋体の取り付けと連動して電極に給電することができる。
【0009】また、蓋体については循環経路から独立して取り外しできるようにしてもよいが、一端をヒンジを介して循環経路の開口部に回動自在に取り付けてもよい。このようにすると、蓋体を紛失してしまうおそれがなく、また取り付けの向きを間違えてしまうこともない。
【0010】更に、蓋体を外した状態で、ポンプを駆動すると、循環経路の開口部から洗浄水が外部に出てしまうので、蓋体が閉状態にあることを検知して運転を開始する構成とすることが好ましい。また、蓋体が開状態にあることを検知して知らせる報知手段(ランプやブザー)を備えておけば誤作動を未然に防ぐことができる。
【0011】
【発明の実施の形態】以下に本発明の実施の形態を添付図面に基づいて説明する。図1は本発明に係る食器類洗浄装置の扉を閉じた状態の斜視図、図2は同食器類洗浄装置の扉を開けた状態の斜視図、図3は同食器類洗浄装置の縦断面図である。
【0012】実施例として示す食器類洗浄装置1はシンク側方の限られたスペースにも設置可能な薄型タイプであり、装置内部を上部洗浄部2と下部洗浄部3に分け、各洗浄部2、3に食器を収納したカゴ4を出し入れ可能としている。
【0013】また、上部洗浄部2と下部洗浄部3に対応して上下に扉5、6を設け、把持部5a、6aを掴んで前方に倒すことで開となる構造にし、上扉5の内側には食塩収納部7を、下扉6の内側には洗剤収納部8を取り付けている。
【0014】上部洗浄部2の背面部には水道水供給管9が臨み、下部洗浄部3の下方には洗浄水の循環経路10が設けられている。循環経路10はフィルタ11aを備えた洗浄水の受け部11、この受け部11につながる循環用配管12、この循環用配管12の途中に設けられるポンプ13、ポンプ13の箇所から分岐する排水管14、上部洗浄部2まで延びる洗浄水送り管15、下部洗浄部3まで延びる洗浄水送り管16を備え、洗浄水送り管15の先端には食器の下方に位置する旋回ノズル17の中心部が回転自在に保持され、洗浄水送り管16の先端には食器の下方に位置する旋回ノズル18の中心部が回転自在に保持されている。
【0015】本実施例の食器類洗浄装置1は薄型タイプであるため、上下の洗浄部2,3の夫々に一対の旋回ノズル17,18を配置している。そして各旋回ノズル17、18には複数の噴出孔19、20が形成されており、この噴出孔19、20の向きをノズルの軸線に対し斜めにすることで洗浄水を噴出する反動で、自動的に旋回ノズル17、18が水平面内で回転する構造になっている。
【0016】循環経路10の一部を構成する洗浄水送り管15の中間部には電解槽21を設けている。この電解槽21の構造を図4乃至図6に基づいて説明する。尚、図4は電解槽の部分の断面図、図5は図4のA−A方向矢視図、図6は図4のB−B方向矢視図である。
【0017】電解槽21は洗浄水送り管15の壁面の一部に保持部材22を嵌め込み、この保持部材22に蓋体30を着脱自在としている。即ち、保持部材22には大径部23aと小径部23bからなる開口部23が形成され、蓋体30は前記大径部23aに入り込むフランジ部30a、前記小径部23bに嵌合する円盤部30b及び摘み部30cを備え、円盤部30bの外周には斜めに突条31が形成され、蓋体30を閉じる際に突条31が係止する凸部24が小径部23b表面に形成されている。また、保持部材22の大径部23aと小径部23bとの段部にはシールリング25が設けられている。
【0018】前記蓋体30の裏面には電解用の一対の電極32、33が固着されている。この電極32、33の長さは、蓋体30を保持部材22に取り付けて、循環経路10を閉じた状態で、電極32、33の先端が洗浄水送り管15の対向する内面に接触する長さとしている。
【0019】そして、前記電極32、33の先端が接触する洗浄水送り管15の対向する内面には、電源34につながる給電部35、36が露出している。給電部35、36の形状は円弧状をなしている。前記蓋体30は回転することで保持部材22に固定される。そして、洗浄水の漏れが生じないようにするには、水密状になるまで蓋体30をしっかり廻す必要がある。しかしながら、製作誤差などにより水密状になる回転角度は個々の蓋体によって異なる。そこで、前記したように給電部35、36の形状を円弧状にすることで、確実に電極32、33に給電することができる。
【0020】尚、給電部35、36を介して電極32、33に給電すると、食塩が溶解した洗浄水は電気分解され、次亜塩素酸イオンを生成する。この次亜塩素酸イオンを含有した洗浄水は旋回ノズル17、18の噴出孔19,20から食器に向けて噴出される。
【0021】図7及び図8は別実施例を示す断面図であり、図7に示す実施例にあっては給電部35、36を二股状のばね部材から構成し、電極32、33が給電部35、36の二股部内に入り込む構造として、電気的な接触を確実なものにしている。
【0022】図8に示す別実施例は、蓋体30の一端をヒンジ40を介して開口部23の一端に回動自在に支持している。そして、蓋体30の他端にはリミットスイッチ41を取り付け、蓋体30を完全に閉じた状態でリミットスイッチ41がそれを検知し、ポンプ13が駆動可能な状態となるようにしている。即ち、リミットスイッチ41からの信号が蓋体30開の場合には、使用者が洗浄開始ボタンを押してもポンプ13は駆動しない。前記リミットスイッチ41を設ける箇所は蓋体ではなく、開口部23側でもよい。またリミットスイッチ41以外のセンサでもよい。
【0023】更に、前記リミットスイッチ41によって、蓋体30が開状態にあることを検知した場合には、ランプまたはブザーなどによって開状態であることを、使用者に知らせるようにしてもよい。
【0024】図示例では、一方の洗浄水送り管15のみに電解槽を設け、他方の洗浄水送り管16には電解槽を設けなかったが、夫々の洗浄水送り管15、16に電解槽を設けてもよいし、洗浄水送り管15、16の分岐前に設けてもよい。また、図示例では蓋体に電極を取り付けた例を示したが、洗浄水送り管内に電極を配置してもよい。更に、図示例では、洗浄部を上下2段に分け、各段ごとに扉を設けた例を示したが、洗浄部を単純な1段とし、扉も1つとした構造の食器類洗浄装置にも本発明を適用できるのは言うまでもない。
【0025】
【発明の効果】以上に説明したように本発明によれば、食べカスなどが堆積しやすい電解槽の電極部の清掃が簡単に行え、メンテナンス性に優れ、長期間安定した洗浄性能を発揮することができる。特に蓋体に電極を取り付けた場合には、電極の清掃がより簡単になる。
【0026】また、蓋体を外している場合には、ポンプが駆動しない制御を行うことで、或いは使用者に蓋体が開いていることを知らせる構成とすることで、誤作動によって洗浄水が循環経路から漏れるおそれがない。




 

 


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