米国特許情報 | 欧州特許情報 | 国際公開(PCT)情報 | Google の米国特許検索
 
     特許分類
A 農業
B 衣類
C 家具
D 医学
E スポ−ツ;娯楽
F 加工処理操作
G 机上付属具
H 装飾
I 車両
J 包装;運搬
L 化学;冶金
M 繊維;紙;印刷
N 固定構造物
O 機械工学
P 武器
Q 照明
R 測定; 光学
S 写真;映画
T 計算機;電気通信
U 核技術
V 電気素子
W 発電
X 楽器;音響


  ホーム -> 家具 -> 東陶機器株式会社

発明の名称 シャワーホース収納構造
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開2003−10059(P2003−10059A)
公開日 平成15年1月14日(2003.1.14)
出願番号 特願2001−197331(P2001−197331)
出願日 平成13年6月28日(2001.6.28)
代理人 【識別番号】100099508
【弁理士】
【氏名又は名称】加藤 久
【テーマコード(参考)】
2D032
2D060
【Fターム(参考)】
2D032 FA02 GA04 
2D060 BA01 BA03 BE09 BF06
発明者 山根 良博
要約 課題
ホースの出し入れが容易で、ホースが劣化、損傷しにくく、簡素な構造で、取り扱い性に優れたシャワーホース収納構造を提供する。

解決手段
カウンタ1の下面側に設けられたホース収納部2と、カウンタ1に開設された貫通孔3を通してホース収納部2内へ出し入れ可能に配管されたシャワーホース5と、カウンタ1の下面に配置されたスプリングガイド部材8に伸縮自在に緩装されたスプリング9とを備え、スプリング9の基端部9bはスプリングガイド部材8の基端部8bに係止され、スプリング9の先端部9aはホース収納部2内に位置するシャワーホース5の一部に吊下げ具13を介して係止されている。
特許請求の範囲
【請求項1】 カウンター下面側に設けられたホース収納部と、前記カウンターに開設された貫通孔を通して前記ホース収納部内へ出し入れ可能に装備されたシャワーホースとを備えたシャワーホース収納構造において、前記貫通孔を通して前記シャワーホースが前記ホース収納部から一定長さ以上引き出されたとき前記シャワーホースを前記ホース収納部内へ引き込む方向へ付勢する付勢手段とを備えたことを特徴とするシャワーホース収納構造。
【請求項2】 前記付勢手段として、前記ホース収納部内に位置する前記シャワーホースの一部に係止され、前記シャワーホースが一定長さ以上引き出されることによって弾性変形し、前記シャワーホースを前記ホース収納部内へ引き込む付勢力を発生する弾性部材を設けた請求項1記載のシャワーホース収納構造。
【請求項3】 前記付勢手段として、前記ホース収納部内に位置する前記シャワーホースの一部に係止され、前記シャワーホースが一定長さ以上引き出されることによって上昇し、前記シャワーホースを前記シャワー収納部内へ引き込む付勢力を発生する重錘を設けた請求項1記載のシャワーホース収納構造。
【請求項4】 前記付勢手段として、前記ホース収納部内に位置する前記シャワーホースの一部に係止され、前記シャワーホースが一定長さ以上引き出されることによって上昇し、前記シャワーホースを前記シャワー収納部内へ引き込む付勢力を発生する振子部材を設けた請求項1記載のシャワーホース収納構造。
【請求項5】 前記ホース収納部内に、前記付勢手段により前記シャワーホースを前記ホース収納部内へ引き込む方向を規制するガイド部材を設けた請求項1〜4のいずれかに記載のシャワーホース収納構造。
【請求項6】 前記ガイド部材は、前記カウンターの下面に取付けられており、かつ、前記シャワーホースの全長に対してシャワーヘッドから一定長さ分をとった位置に吊下げ具を取付けて、この吊下げ具が前記ガイド部材に沿って移動するように前記ガイド部材に取付けてなることを特徴とする請求項5記載のシャワーホース収納構造。
発明の詳細な説明
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、洗面化粧台や浴室などに設けられるシャワー設備を構成するシャワーホースの収納構造に関する。
【0002】
【従来の技術】洗面化粧台や浴室などに設けられているシャワー設備において、水栓金具本体から供給される湯水をシャワーヘッドへ送給するシャワーホースは、使用時の利便性を確保するため、ある程度の長さをもって装備されている。しかし、シャワーを使用していないとき露出したままのシャワーホースは外観を損ねるだけでなく、他の作業の邪魔にもなるので、カウンターに開設された貫通孔を通して、カウンター内に設けられたホース収納部内へシャワーホースを収納できるようにしたものが開発され、特開平6−142000号公報などに開示されている。
【0003】前記公報に開示されているシャワーホース収納構造は、不使用時はシャワーホースをカウンター下面側の収納ボックスに収納しておき、使用するときに必要なだけシャワーホースを引き出すことができるので便利であるが、引き出したシャワーホースを再び貫通孔を通して収納ボックス内に押し込むのが難しいという問題があった。
【0004】そこで、使用するときは必要なだけシャワーホースを引き出すことができ、且つ引き出したシャワーホースを容易に収納することができるシャワーホース収納構造が開発され、特開平10−234603号公報において開示されている。このシャワーホース収納構造においては、シャワーホースがカウンター内部に引っ張られて収納されているため、この引張力より強い力でシャワーホースを引っ張れば必要な長さだけシャワーホースを引き出すことができ、引き出したシャワーホースを収納する際、その引張力によってシャワーホースがカウンター内部へ引き込まれるので、収納も容易である。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】特開平10−234603号公報に開示されているシャワーホース収納構造においては、常時、シャワーホースがカウンター内部に引っ張られて収納されている関係上、シャワーホースは常に張力が付加された状態にあるため、シャワーホースが比較的短期間で劣化、損傷するおそれがある。
【0006】また、シャワーホースを引き出すには、当該シャワーホースをカウンター内部に引っ張る力より強い力で引っ張る必要があるため、力の弱い老人、子供あるいは身体障害者などにとっては取り扱い性が悪く、不便である。
【0007】さらに、シャワーホースが常時カウンター内部に引っ張られた状態にあることに起因する問題として、所望長さに引き出したシャワーホースがシャワー使用中などにカウンター内部へ引き込まれるのを防止する手段(クリック機構など)を設ける必要があるため、構造の複雑化、取り扱い性の悪化を招いている。
【0008】本発明が解決しようとする課題は、ホースの出し入れが容易で、ホースが劣化、損傷しにくく、簡素な構造で、取り扱い性に優れたシャワーホース収納構造を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】化粧洗面台や浴室に設けられているシャワー設備において、カウンター下面側に設けられたホース収納部から貫通孔を通して引き出したシャワーホースを再びホース収納部内に収納する場合の問題点については、貫通孔に対するシャワーホースの最初の押し込みが最も困難であり、最初のホース押し込みがスムーズに行けば、その後のホース押し込みによる収納作業は比較的容易に行うことができるということに想到し、本発明をなすに至ったものである。特にシャワーホースの全長が長い浴室においては、本発明を採用することで大きな効果を奏する。
【0010】本発明のシャワーホース収納構造は、カウンター下面側に設けられたホース収納部と、カウンターに開設された貫通孔を通してホース収納部内へ出し入れ可能に装備されたシャワーホースとを備えたシャワーホース収納構造において、貫通孔を通してシャワーホースがホース収納部から一定長さ以上引き出されたときシャワーホースをホース収納部内へ引き込む方向へ付勢する付勢手段を設けたことを特徴とする。
【0011】このような構成とすることにより、シャワーホースが一定長さ以上引き出されたときのみシャワーホースがホース収納部内へ引き込まれるように付勢されることとなり、一定長さまではシャワーホースを比較的小さな力で引き出すことができ、引き出されたシャワーホースを収納する場合、貫通孔に対する最初のホース押し込みは付勢手段の引き込み力を借りて行うことが可能となるため、ホースの出し入れが容易となる。また、シャワーホースに付加される引張力は一時的なものなのでホースが劣化、損傷しにくく、引き出したシャワーホースが引き込まれないように保持する機構などが不要なので、構造は簡素であり、取り扱い性にも優れている。
【0012】なお、前記「一定長さ」とは、実際に座ってシャワーを使用する際に引き出されるシャワーホースの適切な長さのことであり、シャワー設備が設置される場所、使用条件などに応じて予め設定しておくものである。
【0013】ここで、前記付勢手段として、ホース収納部内に位置するシャワーホースの一部に係止され、シャワーホースが一定長さ以上引き出されることによって弾性変形し、シャワーホースをホース収納部内へ引き込む付勢力を発生する弾性部材を設けることが望ましい。このような弾性部材を設けることにより、一定長さ以上引き出されたシャワーホースは、その引き出し長さに比例して増大する引き込み力を受けるので、シャワーホース収納開始時における貫通孔への最初のホース押し込みが円滑化され収納作業が容易となる。なお、弾性部材としては、シャワーホースが一定長さ以上引き出されることによって伸展または収縮するスプリングなどが好適である。
【0014】また、前記付勢手段として、ホース収納部内に位置するシャワーホースの一部に係止され、シャワーホースが一定長さ以上引き出されることによって上昇し、シャワーホースを前記シャワー収納部内へ引き込む付勢力を発生する重錘を設けることもできる。このような重錘を設けることにより、シャワーホースを一定長さ以上引き出したとき重錘の質量に応じた一定の引き込み力が発生するので、一定長さ以上のどの位置で収納を開始しても貫通孔への最初の押し込みの際にホースは常に同じ大きさの引き込み力を受けることとなり、収納作業を容易化することができる。重錘に作用する引力を利用して付勢力を発生させるので、変形などに起因する部材の劣化がなく耐久性が向上する。また、重錘の質量の増減によって付勢力を変更できるのでシャワー設置条件に応じて任意の引き込み力を設定できる。
【0015】また、前記付勢手段として、ホース収納部内に位置するシャワーホースの一部に係止され、シャワーホースが一定長さ以上引き出されることよって上昇し、シャワーホースをシャワー収納部内へ引き込む付勢力を発生する振子部材を設けることもできる。このような振子部材を設けることにより、シャワーホースを一定長さ以上引き出したとき振子部材の回動角度に応じた引き込み力が発生するので、収納開始時の最初のホース押し込みが円滑化され、収納作業を容易化することができる。シャワーホースを振子部材のどの位置に係止するかによって付勢力を変更できるのでシャワー設置条件に応じて任意の引き込み力を設定することができる。
【0016】さらに、前記ホース収納部内に、前記付勢手段により前記シャワーホースを前記ホース収納部内へ引き込む方向を規制するガイド部材を設けることが望ましい。このようなガイド部材を設けることにより、付勢手段である弾性部材、重錘または振子部材の動きが一定化され、これらの部材が設定条件と異なる挙動をすることがなくなるので、安定した収納作業性が得られる。
【0017】前記ガイド部材は、前記カウンターの下面に取付けられており、かつ、前記シャワーホースの全長に対してシャワーヘッドから一定長さ分をとった位置に吊下げ具を取付け、この吊下げ具が前記ガイド部材に沿って移動するように前記ガイド部材に取付けることが好ましい。このようにガイド部材と吊下げ具を設けることにより、シャワーホースの収納性をさらに向上させることができる。つまり、吊下げ具により、シャワーホースをW字状にホース収納部に収納することができるので、狭い空間にシャワーホースを収納することができる。
【0018】従来技術においては、U字形状にホースが収納されるため、カウンター下側から洗い場床面に垂れ下がってしまう。そのため、洗い場床面に垂れ下がらないようにするように、カウンター内にシャワーホース収納用の底面を有するボックスが必要であった。また、この底面にシャワーホースがぶつかりながら収納されるため当たり音を生じてしまい使用者に不快感を与えていた。
【0019】一方、本発明では、吊下げ具によりW字形状にシャワーホースを収納することができるので洗い場床面に垂れ下がることがなく、底面を有する収納ボックスを必要としない。また、底面を有する収納ボックスが必要ないので、収納時の静音性を向上することができる。
【0020】
【発明の実施の形態】図1は本発明の第1実施形態であるシャワーホース収納構造をシャワーホースを収納した状態で示す垂直断面図であり、図2は前記シャワーホース収納構造をシャワーホースを引き出した状態で示す垂直断面図である。
【0021】本実施形態のシャワーホース収納構造は、図1に示すように、カウンター1の下面側に設けられたホース収納部2と、カウンター1に開設された貫通孔3を通してホース収納部2内へ出し入れ可能に装備されたシャワーホース5とを備え、シャワーホース5の基端部は水栓金具本体6に接続され、シャワーホース5の先端部にはシャワーヘッド7が接続されている。ホース収納部2内におけるカウンター1の下面には、スプリング9が伸縮自在に緩装された棒状のスプリングガイド部材8が水平に配置され、スプリング9の基端部9bはスプリングガイド部材8の基端部8bに係止され、スプリングガイド部材8に沿ってスライド可能なスプリング9の先端部9aにはホース収納部2内に位置するシャワーホース5の一部が8字状の吊下げ具13を介して係止されている。
【0022】なお、スプリングガイド部材8は、収納スペースが小さくガイド長さを十分に取れない場合は、湾曲形状とすることが好ましい。また、スプリングガイド部材8の断面形状は、丸形状、角形状などを用いることができるが、特に、断面視において回転する方向に付勢されるように角形状とすることが好ましい。また、吊下げ具13の形状は図1、図2に示した8字形状に限定されることはないので、他の形状であっても良い。
【0023】シャワーを使用する場合、シャワーヘッド7を手で把持して上方へ引っ張ればホース収納部2内に収納されているシャワーホース5が貫通孔3を通して順次繰り出されるので、必要な長さだけ引き出してシャワーを浴びることができる。ホース収納部2から引き出したシャワーホース5の長さが一定以上になると、図2に示すように、シャワーホース5が吊下げ具13を介して係止されたスプリング9の先端部9aがスプリングガイド部材8に沿ってその先端部8aに移動することによってスプリング9が展伸するので、このときスプリング9に生じる収縮復元力によってシャワーホース5はホース収納部2内へ引き込まれるように付勢される。
【0024】このように、貫通孔3を通してシャワーホース5がホース収納部2から一定長さ以上引き出されたときシャワーホース5をホース収納部2内へ引き込む方向へ付勢する付勢手段としてスプリング9を設けているため、引き出し長さが一定以下である場合はスプリング9による付勢力を受けることなくシャワーホース5を引き出すことができ、シャワーホース5の引き出し長さが一定以上となるとシャワーホース5がホース収納部2内へ引き込まれるように付勢されることとなる。
【0025】したがって、一定長さまではシャワーホース5を比較的小さな力で引き出すことができ、引き出されたシャワーホース5を収納する場合、貫通孔3に対する最初のホース押し込みはスプリング9による引き込み力を借りて行うことが可能となるため、シャワーホース5の出し入れは容易である。また、シャワーホース5に付加される引張力は一定以上引き出されたときに限られる一時的なものであるため、シャワーホース5が劣化、損傷しにくく、引き出したシャワーホース5が使用中に引き込まれないように保持する機構なども不要で、構造が簡素であり、取り扱い性も優れている。
【0026】本実施形態においては、シャワーホース5が貫通孔3から1m前後引き出されたときにスプリング9の付勢力が作用し始めるように予め設定しているため、実際に座ってシャワーを使用する際に十分な長さを確保することができ、収納性も良好である。また、この長さ以上引き出されたシャワーホース5は、スプリング9によって、その引き出し長さに比例して増大する引き込み力を受けるので、シャワーホース5の収納開始時における貫通孔3への最初のホース押し込みが円滑化され、収納作業が容易となるというメリットがある。
【0027】また、ホース収納部2内に、スプリング9の変形方向を直線状に規制するスプリングガイド部材8を設けているため、スプリング9の伸縮動が一定化され、スプリング9が設定条件と異なる挙動をすることがなくなり、安定した収納作業性が得られる。スプリングガイド部材8は、湾曲させて湾曲状に規制してもよい。
【0028】また、このスプリングガイド部材8は、カウンター1の下面に取付けられており、かつ、シャワーホース5の全長に対してシャワーヘッド7から一定長さ分をとった位置に吊下げ具13を取付けて、この吊下げ具13がガイド部材8に沿って移動するようにガイド部材8に取付けたことにより、シャワーホース5をW字状にコンパクトに狭い空間に収納することができ、また、シャワーホース5を静かに収納することができる。
【0029】次に、図3を参照して、本発明の第2実施形態のシャワーホース収納構造について説明する。なお、図3において図1および図2で示した第1実施形態のシャワーホース収納構造の構成部材と同じ構造、機能を有する部材については、図1および図2と同じ符号を付して説明を省略する。
【0030】本実施形態においては、図3に示すように、ホース収納部2から貫通孔3を通してシャワーホース5が一定長さ以上引き出されたときにシャワーホース5をホース収納部2内へ引き込むように付勢する付勢手段として、カウンター1の下面側に傾斜状態に配置されたガイド部材11と、ガイド部材11に沿ってスライド可能に嵌装された短管状の重錘12とを設けている。重錘12は、ホース収納部2内に位置するシャワーホース5の一部に対し、ガイド部材11にスライド自在に緩装された吊下げ具13を介して係止されているため、シャワーホース5が一定長さ以上引き出されると重錘12がガイド部材11に沿って上昇しシャワーホース5をシャワー収納部2内へ引き込む付勢力を発生する。
【0031】このような重錘12を設けることにより、シャワーホース5を一定長さ以上引き出したとき重錘12の質量に応じた一定の引き込み力が発生するので、一定長さ以上引き出したシャワーホース5のどの位置でホース収納を開始しても貫通孔3への最初の押し込みの際にシャワーホース5は常に同じ大きさの引き込み力を受けることとなり、収納作業を容易化することができる。
【0032】重錘12に作用する引力を利用してシャワーホース5に対する付勢力を発生させるので、変形などに起因する部材の劣化がなく耐久性にも優れ、重錘12の質量の増減によって付勢力を変更できるのでシャワー設置条件に応じて任意の引き込み力を設定できる。また、ホース収納部2内に、重錘12の移動経路を直線状に規制するガイド部材11を設けているため、重錘12の動きが一定化され設定条件と異なる挙動をすることがなく、安定した収納作業性が得られる。なお、スプリングガイド部材8は、湾曲させて湾曲状に規制してもよい。
【0033】なお、図3に示すように、重錘12の代わりに、あるいは重錘12とともに、水栓金具本体6と吊下げ具13との間に位置するシャワーホース5に短管状の重錘15を緩装することもできる。シャワーホース5を一定長さ以上引き出すと重錘15の質量に応じた一定の引き込み力が発生するので前述と同様の機能、効果が得られる。
【0034】次に、図4を参照して、本発明の第3実施形態のシャワーホース収納構造について説明する。なお、図4において、図1および図2で示した第1実施形態のシャワーホース収納構造の構成部材と同じ構造、機能を有する部材については、図1および図2と同じ符号を付して説明を省略する。
【0035】本実施形態では、図4に示すように、ホース収納部2から貫通孔3を通してシャワーホース5が一定長さ以上引き出されたときにシャワーホース5をホース収納部2内へ引き込むように付勢する付勢手段として、ホース収納部2内に位置するシャワーホース5の一部に係止具17を介して係止された振子部材16を設けている。振子部材16はカウンター1の下面側に支軸19を介して揺動可能に垂下され、カウンター1の下面側に水平配置されたガイド部材20にスライド自在に緩装された吊下げ具13に、係止具17より先端部寄りのシャワーホース5の一部が係止されている。
【0036】シャワーホース5が一定長さ以上引き出されると、図4に示すように、振子部材16が反時計方向へ回動し、シャワーホース5をシャワー収納部2内へ引き込む付勢力を発生するので、シャワーを使い終わった後のシャワーホース5の収納が容易となる。シャワーホース5を一定長さ以上引き出したとき振子部材16の回動角度に応じた引き込み力が発生するので、収納開始時の最初のホース押し込みが円滑化され、収納作業を容易化することができる。また、シャワーホース5を振子部材16のどの位置に係止するかによって付勢力を変更できるのでシャワー設置条件に応じて任意の引き込み力を設定することができる。
【0037】さらに、水平配置された支軸19は、振子部材16の回動経路を規制するガイド部材として機能するため、振子部材16の動きが一定平面内に限定され、設定条件と異なる挙動をすることがなくなるので、安定した収納作業性が得られる。
【0038】
【発明の効果】本発明により、以下に示す効果を発揮する。
【0039】(1)カウンター下面側に設けられたホース収納部と、カウンターに開設された貫通孔を通してホース収納部内へ出し入れ可能に装備されたシャワーホースとを備えたシャワーホース収納構造において、貫通孔を通してシャワーホースがホース収納部から一定長さ以上引き出されたときシャワーホースをホース収納部内へ引き込む方向へ付勢する付勢手段を設けたことにより、シャワーホースの出し入れが容易となり、ホースが劣化、損傷しにくく、構造が簡素化され、取り扱い性も向上する。
【0040】(2)付勢手段として、ホース収納部内に位置するシャワーホースの一部に係止され、シャワーホースが一定長さ以上引き出されることによって弾性変形し、シャワーホースをホース収納部内へ引き込む付勢力を発生する弾性部材を設けることにより、シャワーホース収納開始時における貫通孔への最初のホース押し込みが円滑化され収納作業が容易となる。
【0041】(3)付勢手段として、ホース収納部内に位置するシャワーホースの一部に係止され、シャワーホースが一定長さ以上引き出されることによって上昇し、シャワーホースを前記シャワー収納部内へ引き込む付勢力を発生する重錘を設けることにより、収納作業が容易化し、部材の劣化がなく耐久性も向上し、付勢力の変更も容易となる。
【0042】(4)付勢手段として、ホース収納部内に位置するシャワーホースの一部に係止され、シャワーホースが一定長さ以上引き出されることよって上昇し、シャワーホースをシャワー収納部内へ引き込む付勢力を発生する振子部材を設けることにより、収納開始時の最初のホース押し込みが円滑化され、収納作業を容易化することができる。
【0043】(5)ホース収納部内に、付勢手段によりシャワーホースをホース収納部内へ引き込む方向を規制するガイド部材を設けることにより、付勢手段である弾性部材、重錘または振子部材の動きが一定化され、安定した収納作業性が得られる。
【0044】(6)ガイド部材をカウンターの下面に取付け、かつ、シャワーホースの全長に対してシャワーヘッドから一定長さ分をとった位置に吊下げ具を取付け、この吊下げ具がガイド部材に沿って移動するようにガイド部材に取付けることにより、シャワーホースをW字状にホース収納部に収納することができるので、狭い空間にシャワーホースを静かに収納することができる。




 

 


     NEWS
会社検索順位 特許の出願数の順位が発表

URL変更
平成6年
平成7年
平成8年
平成9年
平成10年
平成11年
平成12年
平成13年


 
   お問い合わせ info@patentjp.com patentjp.com   Copyright 2007-2013