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発明の名称 車両用灯具
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開2002−367407(P2002−367407A)
公開日 平成14年12月20日(2002.12.20)
出願番号 特願2001−168458(P2001−168458)
出願日 平成13年6月4日(2001.6.4)
代理人 【識別番号】100082670
【弁理士】
【氏名又は名称】西脇 民雄 (外1名)
【テーマコード(参考)】
3K080
【Fターム(参考)】
3K080 AA01 AB03 BA01 BB20 BC09 BC11 BD01 
発明者 篠塚 徹孔
要約 目的


構成
特許請求の範囲
【請求項1】 光源から出射された照明光束を透過する所定範囲の照明部とこの照明部外に位置するダミー部とでレンズが形成され、前記ダミー部から離間状態で対向する反射面が設けられた車両用灯具において、前記ダミー部は透明樹脂から形成されると共にその裏面に車体前後方向に延在され且つ所定ピッチで連続された複数の凹プリズムが形成され、前記反射面に前記凹プリズムに対向し且つ所定ピッチで連続された複数の反射凹プリズムが形成されていることを特徴とする車両用灯具。
【請求項2】 前記各プリズムのピッチは一定であり且つ前記凹プリズムのピッチ幅が前記反射凹プリズムのピッチ幅よりも狭いことを特徴とする請求項1に記載の車両用灯具。
【請求項3】 前記照明部は車体上下に複数配列され且つ各照明部間はリブによって隔絶されていることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の車両用灯具。
発明の詳細な説明
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、車両用灯具、特に、車体正面若しくは車体背面から車体側方に跨るレンズを備えた車両用灯具に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、車両用のヘッドランプやリヤコンビネーションランプの車両用灯具には、車体デザインの多様化に伴う意匠性確保の一形態として、車体正面若しくは車体背面に位置する照明部から連続して車体側方へと屈曲させたダミー部をレンズに形成したものが知られている。
【0003】このダミー部は、あくまでも車体デザイン上のものであり、光源から出射された照明光束を透過しないように工夫されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、車体外方から灯具全体を見た場合には、高級感を出すためには奥行きがあるように構成することが好ましいが、上述したダミー部は、車体設置スペースの関係から扁平しており、このままでは高級感を出すことができない。
【0005】そこで、レンズを保持するハウジングや照明光束を反射するリフレクタ、或いは、別体の金属製反射板等にローレット加工や塗装を施し、全体的に暗くすることで実際には扁平でありながら見掛け上で奥行きがあるようにみせる、所謂奥行き感を確保したものが知られている。
【0006】しかしながら、単に見掛け上で奥行き感を出しただけでは、例えば、灯具を点灯させた時など、実際の高級感を出し切れてはいなかった。
【0007】本発明は、上記問題を解決するため、ダミー部の装飾性を向上させることができる車両用灯具を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】その目的を達成するため、請求項1に記載の車両用灯具は、光源から出射された照明光束を透過する所定範囲の照明部とこの照明部外に位置するダミー部とでレンズが形成され、前記ダミー部から離間状態で対向する反射面が設けられた車両用灯具において、前記ダミー部は透明樹脂から形成されると共にその裏面に車体前後方向に延在され且つ所定ピッチで連続された複数の凹プリズムが形成され、前記反射面に前記凹プリズムに対向し且つ所定ピッチで連続された複数の反射凹プリズムが形成されていることを要旨とする。
【0009】請求項2に記載の車両用灯具は、前記各プリズムのピッチは一定であり且つ前記凹プリズムのピッチ幅が前記反射凹プリズムのピッチ幅よりも狭いことを要旨とする。
【0010】請求項3に記載の車両用灯具は、前記照明部は車体上下に複数配列され且つ各照明部間はリブによって隔絶されていることを要旨とする。
【0011】
【発明の実施の形態】次に、本発明の車両用灯具の実施の形態を、リヤコンビネーションランプに適用し、図面に基づいて説明する。
【0012】図1(A)は車両用灯具の主要部の拡大図、(B)は車両用灯具の要部の拡大図、図2はハウジングの平断面図、図3は図5のA−A線に沿う平断面図、図4は車両用灯具としてのリヤコンビネーションランプの正面図、図5は車両用灯具としてのリヤコンビネーションランプの一部を破断した側面図である。
【0013】図3〜図5において、1は車両用灯具としてのリヤコンビネーションランプである。リヤコンビネーションランプ1は、所定開口形状の前面開口2a,2b,2cを上下方向に隣接して形成したハウジング2と、前面開口2a,2b,2cの各々に対向するように配置されて灯室3,4,5を形成するレンズ6,7,8と、各灯室3,4,5に位置すようにハウジング2に保持されたバルブ9,10,11とを備えている。
【0014】ハウジング2は、前面開口2a,2b,2cと対向する凹壁2d(図3に前面開口2bと対向するもののみ図示)が形成され、この凹陥形状とレンズ6,7,8とによって各灯室3,4,5が形成される。また、ハウジング2には、前面開口2a,2b,2cの周囲に車体コーナー部分の外形形状の一部を形成するダミー部2e,2fが一体に形成されている。さらに、ハウジング2の周縁部には、レンズ6,7,8を上下方向に隣接した全体の周縁部と超音波熱溶着するためのフランジ2gが形成されている。また、ハウジング2には、図2及び図1(B)に示すように、各灯室3,4,5を隔絶するためのリブ2h,2iが形成されている。このリブ2h,2iは、ハウジング2の幅方向略全幅に跨って形成され、これにより、バルブ9,10,11から出射された光束が上下に隣接する他の灯室3,4,5に連なるダミー部2f側への露光を防止している。
【0015】ダミー部2fは、図1(A)に示すように、少なくともその表面が弧状に凹陥された反射凹プリズム2jが形成されている。この反射凹プリズム2jは、車体上下方向に隣接され且つ車体前後方向に延在されている。尚、この延在方向は、水平であるほうが好ましい。また、反射凹プリズム2jは、そのピッチ幅P1が3mm〜6mmの範囲で形成されているが、灯具全体の大きさや形状等によって任意である。
【0016】車体上下方向に隣接した3つのレンズ6,7,8は、例えば、レンズ6はストップ&テールランプ用、レンズ7はターンシグナルランプ用、レンズ8はバックランプ用となっている。
【0017】レンズ6は、前面開口2aに対向する部位からダミー部2eに跨る車体後面側に位置する照明部6aは赤色の透明樹脂から形成され、ダミー部2fに対向するダミー部6bは無色の透明樹脂から形成(所謂、多色形成)されている。
【0018】レンズ7は、前面開口2bに対向する部位からダミー部2eに跨る車体後面側に位置する照明部7aはアンバー色の透明樹脂から形成され、ダミー部2fに対向するダミー部7bは無色の透明樹脂から形成されている。
【0019】レンズ8は、前面開口2cに対向する部位からダミー部2eに跨る車体後面側に位置する照明部8aは白色の透明樹脂から形成され、ダミー部2fに対向するダミー部8bは無色の透明樹脂から形成されている。
【0020】各ダミー部6b,7b,8bの裏面には、弧状に凹陥された凹プリズム6c,7c,8cが形成されている。この凹プリズム6c,7c,8cは、車体上下方向に隣接され且つ車体前後方向に延在されている。尚、この延在方向は、水平であるほうが好ましい。また、凹プリズム6c,7c,8cは、そのピッチ幅P2が1.5mm〜4mmの範囲で形成されているが、灯具全体の大きさや形状等によって任意である。
【0021】また、凹プリズム6c,7c,8cと反射凹プリズム2jとの関係は、より好ましくは、P1:P2=1:2(例えば、1.5mm:3mm或いは、3mm:6mm)の関係が好ましい。しかも、図1(A)に示すように、この1:2の関係における反射凹プリズム2jの隣接するもの同士で形成される稜線が凹プリズム6c,7c,8cの中心と対向し、且つ、反射凹プリズム2jの中心が凹プリズム6c,7c,8cの中心と対向する関係にあることが最適の関係となる。
【0022】そして、このような比率並びに対向関係にある各プリズム2j,6c,7c,8cにあっては、外部からレンズ6,7,8を透過した光束Fが、各凹プリズム6c,7c,8cの光学特性によって車体上下方向に拡散され、さらに、反射凹プリズム2jによって拡散反射されてレンズ6,7,8から出射される。
【0023】従って、肉眼上では、この出射された光束Fを入射位置から見ることにより、入射プリズム(凹プリズム6c,7c,8c)の範囲(ピッチ幅P2)に対して結果として広範囲の反射対象を得ることができ、そのときの見栄えは視線の移動に対して特に敏感なものとなり、見掛け上で輝きのある装飾効果並びにデザイン上の発光面積の拡大効果を発揮することができる。
【0024】また、レンズ6,7,8を超音波熱溶着によってハウジング2に固定していることと相俟って、ダミー部2fとダミー部6b,7b,8bとの対向間隔を狭くすることができ、ダミー部全体の偏平化に貢献することができるばかりでなく、ダミー部2fとダミー部6b,7b,8bとが鏡面反射のような高級感のある装飾効果を発揮することができ、凹プリズム6c,7c,8cの稜線付近にダイヤモンドカットと同様に部分的に虹色に光る部位が発生し、視線をズラすことによってその虹色に光る部分が移動することにより更なる装飾効果を発揮することができる。
【0025】ところで、上記実施の形態では車両用灯具としてリヤコンビネーションランプ1に適用したものを開示したが、前照灯(ヘッドランプやフォグランプ)等の車両用灯具全般に適用することができることは勿論である。
【0026】この際、例えば、ヘッドランプに適用した場合には、反射凹プリズムをリフレクタを反射面として形成しても良いし、別途ハウジング等に固定される薄肉金属板(所謂、シェード)の表面を反射面として形成しても良い。
【0027】尚、上記実施の形態では、ダミー部6b,7b,8bを多色成形によって各レンズ6,7,8の照明部6a,7a,8aと一体に成形したものを開示したが、照明部6a,7a,8aを各機能色で形成し、これら照明部6a,7a,8aとは別にダミー部6b,7b,8bを一体に形成してもいよい。
【0028】また、図6に示すように、レンズ6,7,8を照明部6a,7a,8aそのものの各機能色で形成し、これら照明部6a,7a,8aと一体(多色成形)にダミー部(レンズ)12を形成し、レンズ6,7,8,12を全体で1枚としても良い。
【0029】この際、図7に示すように、上記実施の形態のダミー部6b,7b,8bの境界に相当する部位はフラットな素通し部12a(凹プリズムなし)とし、この素通し部12aにハウジング2のリブ2i,2hを対向させることによって、リブ2i,2hとダミー部12との隙間管理(例えば、約1mm)を容易に行うことができる。
【0030】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1に記載の車両用灯具にあっては、ダミー部は透明樹脂から形成されると共にその裏面に車体前後方向に延在され且つ所定ピッチで連続された複数の凹プリズムが形成され、反射面に凹プリズムに対向し且つ所定ピッチで連続された複数の反射凹プリズムが形成されていることにより、ダミー部の装飾性を向上させることができる。
【0031】また、請求項2に記載の車両用灯具は、各プリズムのピッチは一定であり且つ凹プリズムのピッチ幅が反射凹プリズムのピッチ幅よりも狭いことにより、装飾効果の拡大並びにデザイン上の発光面積の拡大効果を発揮することができる。
【0032】さらに、請求項3に記載の車両用灯具は、照明部は車体上下に複数配列され且つ各照明部間はリブによって隔絶されていることにより、互いに隣接する照明部に向う照明光束の露光を防止することができる。




 

 


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