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発明の名称 自動車用ヘッドランプ装置
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開2002−124106(P2002−124106A)
公開日 平成14年4月26日(2002.4.26)
出願番号 特願2000−314030(P2000−314030)
出願日 平成12年10月13日(2000.10.13)
代理人 【識別番号】100083806
【弁理士】
【氏名又は名称】三好 秀和 (外8名)
【テーマコード(参考)】
3K042
【Fターム(参考)】
3K042 AA08 AB01 AC06 BA08 BB01 BC01 BD05 BE09 CB02 CB20 
発明者 遠藤 有義 / 鈴木 英治
要約 目的


構成
特許請求の範囲
【請求項1】 ハウジングの内部に、該ハウジングと一体又は別体の反射面を有するリフレクタを設けると共に、該リフレクタの焦点に相当する位置に放電部を有する放電灯を設け、前方へ照射する自動車用ヘッドランプ装置であって、前記放電灯の下側位置に、光軸方向にストロークするプランジャを備えたソレノイドを設けると共に、該プランジャの先端に、ステーを介して可動シェードを取付け、該可動シェードを放電灯の先端に対して、光軸方向にストロークさせることにより、放電灯からの光の一部を遮断してハイビームとロービームとを切り替えることを特徴とする自動車用ヘッドランプ装置。
【請求項2】 請求項1記載の自動車用ヘッドランプ装置であって、前記ソレノイドを、縦壁部を有するブラケットに固定すると共に、ステーの一部にブラケットの縦壁部に対面する縦壁部を形成し、両縦壁部の一方に光軸方向に延びるガイドピンを形成し、且つ他方に該ガイドピンを摺動自在に貫通させるブッシュを設けたことを特徴とする自動車用ヘッドランプ装置。
【請求項3】 請求項1又は請求項2記載の自動車用ヘッドランプ装置であって、前記ソレノイドを、ハウジングの内部における放電灯の真下位置に設けたことを特徴とする自動車用ヘッドランプ装置。
【請求項4】 請求項1又は請求項2記載の自動車用ヘッドランプ装置であって、前記ソレノイドを、ハウジングの外部に設けたことを特徴とする自動車用ヘッドランプ装置。
発明の詳細な説明
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、自動車用ヘッドランプ装置、特に光源として放電灯(メタルハライドランプ等の高圧金属蒸気放電灯、高輝度放電灯(HID)等)が使用されており、1個の放電灯ですれ違い時等におけるロービームの配光パターンと走行時におけるハイビームの配光パターンとに切り換えて得られる所謂2灯式の自動車用ヘッドランプ装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】この種のヘッドランプは、放電灯と、放電灯からの光を反射させて所定のハイビームの配光パターンと所定のロービームの配光パターンが得られる自由曲面を有するリフレクタと、前記所定のハイビームの配光パターンが得られるハイビーム位置及び所定のロービームの配光パターンが得られるロービーム位置の間を駆動手段により移動可能に配置された可動シェードとより少なくとも構成されてなる(類似技術として、実公平7−6562号公報参照)。
【0003】つまり、該可動シェードにより、放電灯からの光のうち、前方に直接照射される直射光を遮光すると共に前記ハイビームの配光パターンと前記ロービームの配光パターンとを切り替えることができる。
【0004】前記可動シェードは、前後方向に移動する平行リンクの上端に取付けられている。前記平行リンクを形成する一方の縦アームは、下端部が軸支点よりも下方に延びており、その延長された縦アームの下端部に、ハウジングの下面に取付けたれたソレノイドのプランジャが接続されている。前記プランジャは、ソレノイドから光軸方向にストロークするもので、このプランジャに応じて可動シェードも前後にストロークするようになっている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このような従来の技術にあっては、可動シェードを平行リンクを介してソレノイドのプランジャに接続していたため、光軸方向で直線的にストロークするだけのプランジャの先端と、光軸方向で円弧軌跡を描く縦アームの下端部との間に、両者間の上下方向での位置ずれを吸収するための機構を設ける必要がある。その位置ずれ吸収機構としては、プランジャの先端に形成したピンを、平行リンクの縦アームの下端部に形成した長孔内へ係合させて、縦アームの下端部の上下移動は吸収しながらも、光軸方向だけのストロークは正確に伝達する構造になっている。従って、このような長孔を含む位置ずれ吸収機構を設けているため、車両走行時の上下振動によるがたつき等により、可動シェードががたついて、ハイビーム又はロービームの配光がゆれてしまうおそれがある。また、部品点数も多くなるため、組付け作業の工数が増加する。
【0006】この発明は、このような従来の技術に着目してなされたものであり、可動シェードが上下振動によるがたつきが発生せず且つ組付けが容易な自動車用ヘッドランプ装置を提供するものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、ハウジングの内部に、該ハウジングと一体又は別体の反射面を有するリフレクタを設けると共に、該リフレクタの焦点に相当する位置に放電部を有する放電灯を設け、前方へ照射する自動車用ヘッドランプ装置であって、前記放電灯の下側位置に、光軸方向にストロークするプランジャを備えたソレノイドを設けると共に、該プランジャの先端に、ステーを介して可動シェードを取付け、該可動シェードを放電灯の先端に対して、光軸方向にストロークさせることにより、放電灯からの光の一部を遮断してハイビームとロービームとを切り替える。
【0008】請求項1記載の発明によれば、ソレノイドのプランジャにより、光軸方向に移動するステーに可動シェードを直接取付けているため、従来のように長孔を用いた位置ずれ機構を用いる必要がなく、可動シェードが上下方向の振動によるがたつきが発生しない。また、ステーを用いるだけで、部品点数が少ないため、組付け作業も容易である。
【0009】請求項2記載の発明は、前記ソレノイドを、縦壁部を有するブラケットに固定すると共に、ステーの一部にブラケットの縦壁部に対面する縦壁部を形成し、両縦壁部の一方に光軸方向に延びるガイドピンを形成し、且つ他方に該ガイドピンを摺動自在に貫通させるブッシュを設けた。
【0010】請求項2記載の発明によれば、ステーとブラケットに形成した両縦壁部とを、ガイドピンとブッシュとにより、光軸方向へスライド自在に支持しているため、ステーの前後移動が正確にガイドされると共に、可動シェードの上下振動によるがたつきがより確実に防止される。
【0011】請求項3記載の発明は、ソレノイドをハウジングの内部における放電灯の真下位置に設けた。
【0012】請求項3記載の発明によれば、ソレノイドをハウジングの内部における放電灯の真下位置に設けたため、ソレノイドがハウジングから外部へいっさい出っ張らず、ハウジングの外観形状がスリムになり、車体への組み込みが容易になる。
【0013】請求項4記載の発明は、ソレノイドをハウジングの外部に設けた。
【0014】請求項4記載の発明によれば、ソレノイドをハウジングの外部に設けたため、ソレノイドがハウジングから取り外し易く、ソレノイドのメンテナンスが容易になる。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、この発明の好適な実施例を図面に基づいて説明する。
【0016】図1〜図3は、この発明の第1実施形態を示す図である。この実施形態に係るヘッドランプ1は、放電灯7と、該放電灯7からの光を反射させて所定のハイビームの配光パターンと所定のロービームの配光パターンが得られる自由曲面を有するリフレクタ5と、該リフレクタ5を囲むように容器形状をなすハウジング2と、前記所定のハイビームの配光パターンが得られるハイビーム位置及び所定のロービームの配光パターンが得られるロービーム位置の間を、ソレノイド9により移動可能に配置された可動シェード18とより少なくとも構成されてなる。
【0017】ここで、所定のハイビームの配光パターン及び所定のロービームの配光パターンとは、欧州配光規格ECEReg.,或いはそれに準じたもの(例えば、日本国内型式認定基準)、北米配光規格のFMVSS等の配光規格に適合する配光パターンをいう。前記ハイビームの配光パターンは、最大光度値や最大光度帯が配光規格化されている。従って、中央部分に最大光度点を含む最大光度帯を有するものである。また、前記ロービームの配光パターンは、幻惑光を制限するように配光規格化されている。従って、対向車や自動車の走行路側の路肩における歩行者を考慮した明暗境界線を有するものである。つまり、対向車や自動車の走行路側の路肩における歩行者に幻惑光を与えず且つ対向車と自動車の走行路側の路肩に歩行者を視認できる配光パターンである。
【0018】前記リフレクタ5の後端には、ソケット6が着脱自在に設けられ、該ソケット6には、前記放電灯7が着脱自在に取付けられている。この放電灯7は、メタルハライドランプ等の高圧金属蒸気放電灯や高輝度放電灯(HID)等よりなる。この放電灯7から発せられた光は、リフレクタ5で反射された後、前方へ照射される。
【0019】前記可動シェード18は、前記ハウジング2内における放電灯7の下方に配され、該可動シェード18を保持するステーである縦壁部18aには、前後方向(光軸Sに沿った方向)にストロークするプランジャ10が設けられている。該プランジャ10には、ソレノイド9の前面が取付けられている。尚、ソレノイド9と放電灯ホルダ6とを図示しないアース線で接続しても良い。
【0020】符号4は、前記放電灯7の光軸Sの前側に配されて、図示を省略した周知の手段によって固定されている固定シェードである。
【0021】ソレノイド9のコイルに通電すると、プランジャ10が図示しない引っ張りコイルスプリングの引っ張り力やマグネットの磁力に抗して図1の二点鎖線で示す位置(ハイビーム位置)に移動される。このプランジャ10の移動に伴って、可動シェード18は、縦壁部18aを介して二点鎖線で示す位置(ハイビーム位置)に移動し、ソレノイド9のコイルの吸引力により、固定保持される。該可動シェード18がロービーム位置からハイビーム位置に切り替わることにより、放電灯7からの光が、リフレクタ5に反射されて、所定のハイビームの配光パターンが得られる。
【0022】ソレノイド9のコイルへの通電を遮断すると、可動シェード18は、縦壁部18aを介して図示しない引っ張りコイルスプリングの引っ張り力やマグネットの磁力によりハイビーム位置からロービーム位置(図1の実線で示す位置)に引っ張られて固定保持される。該可動シェード18が、ハイビーム位置からロービーム位置に切り替わることにより、所定のロービームの配光パターンに切り替わることになる。
【0023】この第1実施形態によれば、ソレノイド9のプランジャ10により、前後にストロークする縦壁部18aに可動シェード18を直接取付けたため、従来のように長孔を用いた位置ずれ機構を用いる必要がなく、可動シェード18が上下方向振動によるがたつきが発生しない。また、縦壁部18aを用いるだけで良いので、部品点数が少ないため、組付け作業も容易である。
【0024】また、ソレノイド9をハウジング2の内部における放電灯7の真下位置に設けたため、ソレノイド9がハウジング2から外部へいっさい出っ張らず、ハウジング2の外観形状がスリムになり、車体への組み込みが容易になる。
【0025】図2及び図3は、この発明の第2実施形態を示す図である。この実施形態では、前記ソレノイド9には、前方に上向きの縦壁部8aを有するブラケット8が固定され、可動シェード18の下側に設けられたステー14の縦壁部14aに連結している。
【0026】即ち、前記ソレノイド9の前面には、前記ブラケット8の縦壁部8aを貫通して前後方向(光軸Sに沿った方向)にストロークするプランジャ10が設けられている。ソレノイド9を取付けたブラケット8の縦壁部8aの前方(図2の左方向)には、ブラケット8とは逆向きの形状をしたステー14の縦壁部14aが、対面状態で設けられ、その縦壁部14aに、プランジャ10の先端が接続されている。ブラケット8の縦壁部8aには、ステー14の縦壁部14aとの緩衝のためにゴム製のダンパシート15が貼着されている。
【0027】ステー14の縦壁部14aには、ガイドピン16が後向き(図2の右方向)に延在され、ブラケット8の縦壁部8aには、該ガイドピン16を摺動自在に貫通させるブッシュ17が取付けられている。ステー14の上部には、前記可動シェード18が、取付けられている。この可動シェード18は、断面が図3に示すように、円筒形状で、下側半分が後方へ延びている。
【0028】ソレノイド9のコイルに通電すると、プランジャ10が図示しない引っ張りコイルスプリングの引っ張り力やマグネットの磁力に抗してハイビーム位置に移動される。このプランジャ10の移動に伴って、可動シェード18は、ステー14の縦壁部14aを介してハイビーム位置に移動し、ソレノイド9のコイルの吸引力により、固定保持される。該可動シェード18がロービーム位置からハイビーム位置に切り替わることにより、放電灯7からの光が、リフレクタ5に反射されて、所定のハイビームの配光パターンが得られる。
【0029】ソレノイド9のコイルへの通電を遮断すると、可動シェード18は、ステー14の縦壁部14aを介して図示しない引っ張りコイルスプリングの引っ張り力やマグネットの磁力によりハイビーム位置からロービーム位置に引っ張られて固定保持される。該可動シェード18が、ハイビーム位置からロービーム位置に切り替わることにより、所定のロービームの配光パターンに切り替わることになる。
【0030】この第2実施形態によれば、ソレノイド9のプランジャ10により前後にストロークするステー14に可動シェード18を直接取付けたため、従来のように長孔を用いた位置ずれ機構を用いる必要がなく、可動シェード18が上下方向に振動せず、該振動によるがたつきが発生しない。また、ステー14を用いるだけで、部品点数が少ないため、組付け作業も容易である。
【0031】また、ステー14とブラケット8に形成した両縦壁部14a、8aとを、ガイドピン16とブッシュ17とにより、前後方向へスライド自在に支持しているため、ステー14の前後移動が正確にガイドされると共に、可動シェード18の上下振動によるがたつきの発生がより確実に防止される。
【0032】図4は、この発明の第3実施形態を示す図である。この実施形態では、ブラケット19を図1のハウジング2の外部に取付けている。ブラケット19の前端は、ハウジング2の下面に取付けられ、後方の縦壁部19aの上端は、放電灯ホルダ6に取付けられている。そして、この縦壁部19aの後面にソレノイド9を固定し、プランジャ10を縦壁部19aから前方へ突出させている。この縦壁部19aの前面には、ダンパシート15が貼着されている。
【0033】プランジャ10の先端は、ブラケット19の縦壁部19aに対面するステー20の縦壁部20aに接続されている。ステー20は、この縦壁部20aから前方のハウジング2内に延び、その上端には、可動シェード18が取付けられている。ステー20の縦壁部20aと、ブラケット19の縦壁部19aとの間にも、先の実施形態同様のガイドピン16とブッシュ17が設けられている。
【0034】この実施形態では、ソレノイド9を放電灯7よりも下方の位置関係を維持したまま、ハウジング2の後方外部へ取付けているため、ソレノイド9がハウジング2から取り外し易く、ソレノイド9のメンテナンスが容易になる。それ以外の構成及び作用効果は、先の実施形態と同様のため、重複説明を省略する。
【0035】
【発明の効果】この発明によれば、ソレノイドのプランジャにより光軸方向に移動するステーに可動シェードを直接取付けているため、従来のように長孔を用いた位置ずれ機構を用いる必要がなく、可動シェードが上下方向振動によるがたつきの発生がない。また、ステーを用いるだけで、部品点数が少ないため、組付け作業も容易である。




 

 


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