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発明の名称 車両用灯具
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開2002−42514(P2002−42514A)
公開日 平成14年2月8日(2002.2.8)
出願番号 特願2000−231608(P2000−231608)
出願日 平成12年7月31日(2000.7.31)
代理人 【識別番号】100083806
【弁理士】
【氏名又は名称】三好 秀和 (外8名)
【テーマコード(参考)】
3K080
【Fターム(参考)】
3K080 AA01 AB08 BA01 BB01 BC01 BD01 CC13 
発明者 塩谷 真理子
要約 目的


構成
特許請求の範囲
【請求項1】 光源バルブを被覆するバルブキャップを備えた車両用灯具において、前記バルブキャップをランプハウジングに固定することにより、バルブキャップとランプハウジングの対向間に形成される隙間で呼吸孔を構成し、前記呼吸孔を構成するランプハウジング側の対向面が前記バルブキャップの被覆エリア内に対して受け面となる斜面に形成されると共に、前記呼吸孔を越える突出高さを有し、かつ固定される前記バルブキャップの内周面との間に流体の出入可能な隙間を有する環状リブが、前記バルブキャップの被覆エリア内のランプハウジングに一体形成されていることを特徴とする車両用灯具。
発明の詳細な説明
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、車両の信号灯、テールランプ、あるいはストップランプとして適用されるバルブキャップを備えた車両用灯具に関する。
【0002】
【従来の技術】この種の車両用灯具は、光源バルブを共通化して、機能毎に色分けしたバルブキャップを光源バルブに被覆することによって所望の機能を得るようにしている。例えば、光源バルブとして白色光源バルブを共通して用い、信号灯は、アンバー色に着色したバルブキャップが用いられ、テールランプおよびストップランプは、それぞれ赤色に着色したバルブキャップが用いられる。
【0003】図4は、この種の車両用灯具からなるリヤコンビネーションランプ100を示す。このリヤコンビネーションランプ100は、白色光源バルブaをアンバー色に着色したバルブキャップbで被覆して成る上部のシグナルランプ101と、白色光源バルブaを赤色に着色したバルブキャップcで被覆して成る下部のテールストップランプ102とを組み合わせて構成されている。このときのバルブキャップの取付構造を、テールストップランプ102を例にして説明すると、図5に示す通りとなる。
【0004】すなわち、バルブキャップ1(前述したバルブキャップcに相当)は、その開口端周縁部1aを、ランプハウジング2に一体形成された環状溝3内に嵌合させると共に、その外周部に形成されたフランジ部1bをランプハウジング2に形成したボス部4にねじ5止めして取り付けられている。この取付構造により光源バルブaは、それ自体の白色光がバルブキャップ1の外部に漏光するのを防止されて、密閉状態で被覆されている。
【0005】かくして、光源バルブaを点灯すると、光源バルブaから発光される光は、バルブキャップ1を通過して赤色に着色され、ランプハウジング2の内面で反射されるか、あるいは直接にアウタレンズ6に達し、アウタレンズ6を通って所定の拡散角で前方に出射される。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】このように、従来の車両用灯具においては、光源バルブaがバルブキャップ1で密閉状態で被覆されているので、バルブキャップ1の内部が高温になり易く、この高温に起因する種種の不具合を解消するため、図4および図5に示すように、バルブキャップ1の被覆エリア内のランプハウジング2に呼吸孔7を穿設している。
【0007】このため、従来の車両用灯具においては、図4に示すように、灯具正面から呼吸孔7が見て取れて見栄えを損なうばかりでなく、ランプハウジング2に呼吸グロメット(図示せず)が必要となって、部品点数の増加および構造の複雑化を招く、という課題を有している。
【0008】そこで、この発明は、見栄えを損なうことが無く、かつ部品点数の増加および構造の複雑化を伴うことが無く、呼吸孔を構成することができ、以てバルブキャップ内部の高温化を解消することができる車両用灯具を提供することを目的としている。
【0009】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するために、請求項1の発明は、光源バルブを被覆するバルブキャップを備えた車両用灯具において、前記バルブキャップをランプハウジングに固定することにより、バルブキャップとランプハウジングの対向間に形成される隙間で呼吸孔を構成し、前記呼吸孔を構成するランプハウジング側の対向面が前記バルブキャップの被覆エリア内に対して受け面となる斜面に形成されると共に、前記呼吸孔を越える突出高さを有し、かつ固定される前記バルブキャップの内周面との間に流体の出入可能な隙間を有する環状リブが、前記バルブキャップの被覆エリア内のランプハウジングに一体形成されていることを特徴とする。
【0010】このため、請求項1の発明では、バルブキャップをランプハウジングに固定することにより、バルブキャップとランプハウジングの対向間に形成される隙間で呼吸孔を構成するようにしたので、灯具正面からの視野内から呼吸孔を隠すことができると共に、ランプハウジングに呼吸孔を設けることがないので、呼吸グロメットを必要としない。
【0011】また、光源バルブ自体の発光のバルブキャップ外への漏光は、ランプハウジング側の対向面である斜面と、ランプハウジングに一体形成された環状リブとにより防止することができる。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態を図面に基づき説明する。なお、図4および図5のものと同一の構成要素は、同一符号を付して説明する。
【0013】図1および図2は、この発明の第1実施の形態としての、光源バルブaを被覆するバルブキャップ1を備えた車両用灯具10を示す。
【0014】この車両用灯具10は、バルブキャップ1をランプハウジング2に固定することにより、バルブキャップ1とランプハウジング2の対向間に形成される隙間で呼吸孔7を構成し、この呼吸孔7を構成するランプハウジング2側の対向面がバルブキャップ1の被覆エリアA内に対して受け面となる斜面8に形成されると共に、前記呼吸孔7を越える突出高さを有し、かつ固定されるバルブキャップ1の内周面1cとの間に流体の出入可能な隙間dを有する環状リブ9が、バルブキャップ1の被覆エリアA内のランプハウジング2に一体形成されることによって構成されている。
【0015】具体的には、バルブキャップ1は、任意の色で着色したU字形状断面のカップ状透明体で構成されており、その開口端周縁部1a側の外側部に取付用のフランジ部1bを設けて全体構成されている。本実施形態では、フランジ部1bは、バルブキャップ1の外周を2分割する部位にそれぞれ設けられることによって、2個設けられている。
【0016】また、ランプハウジング2には、フランジ部1b、1bに対応させて2箇所の部位に取付用のボス部4、4が一体に設けられており、このボス部4、4の内側で、かつ固定されるバルブキャップ1の内周面1cとの間に流体の出入可能な隙間dを有する位置に位置決めされて環状リブ9が一体に設けられている。このとき、ボス部4と環状リブ9との間隔に相当する幅を有するランプハウジング2の内面の環状帯状部分が、バルブキャップ1の被覆エリアA内が低く被覆エリアA外が高くなるようにして、被覆エリアA内に対して受け面となる斜面8に形成される。
【0017】そして、バルブキャップ1は、フランジ部1b、1bをボス部4、4にそれぞれねじ5止めして取り付けられる。この取付状態では、図2に示すように、バルブキャップ1の開口端周縁部1aの端面1dがランプハウジング2の内面(斜面8)に当接しないで、幾分浮いた状態となっており、これによりバルブキャップ1の端面1dとランプハウジング2の内面である斜面8との間の隙間で、呼吸孔7が構成できる。
【0018】さらに、このバルブキャップ1の取付と同時に、環状リブ9および斜面8により漏光防止構造が構成される。この漏光防止構造は、ランプハウジング2に固定されたバルブキャップ1の開口端周縁部1aと、この開口端周縁部1aよりも内側でランプハウジング2に一体に形成された環状リブ9と、ランプハウジング2の内面で開口端周縁部1aの端面1dに対向する斜面8とから構成されている。
【0019】このように構成された車両用灯具10によれば、開口端周縁部1aと環状リブ9との隙間dと、呼吸孔7とが連通して呼吸路を構成しているので、流体G(図2中、破線矢印で示す)は、この呼吸路を経由してバルブキャップ1の内外へ流出入可能となっており、かつ光源バルブaの光L(図2中、実線矢印で示す)は、この呼吸路に進入するが、前述する漏光防止構造によりバルブキャップ1外への漏光が防止される。すなわち、光源バルブaの光Lは、先ず開口端周縁部1aと環状リブ9との隙間dに進入して、開口端周縁部1aと環状リブ9とで繰り返し反射して斜面8に達し、この斜面8が被覆エリアA内に対して受け面となるように形成されているので、斜面8で反射された光Lはバルブキャップ1外へ漏光すること無く、被覆エリアA内に戻される。なお、図2中、符号Fは、光源バルブaのバルブ中心を示す。
【0020】したがって、車両用灯具10によれば、光源バルブa自体の発光のバルブキャップ1外への漏光による見栄えの低下を伴うことがないことは勿論のこと、バルブキャップ1をランプハウジング2に固定することにより、バルブキャップ1とランプハウジング2の対向間に形成される隙間で呼吸孔7を構成するようにしたので、灯具正面からの視野内から呼吸孔7を隠すことができて見栄えの向上に寄与すると共に、ランプハウジング2に呼吸孔を設けることがないので、呼吸グロメットを必要としない分、部品点数の削減および構造の簡略化に寄与することができる。
【0021】その上、この車両用灯具10によれば、呼吸孔7を大きくして、バルブキャップ1の内部の高温化を効率よく解消することができるので、これによりバルブキャップ1の小型化が達成できる。
【0022】図3は、他の実施形態としての車両用灯具20を示す。この車両用灯具20は、他の呼吸孔11を備えている点が異なるだけで、他の構成は車両用灯具10と同様に構成されている。すなわち、車両用灯具20は、バルブキャップ1の開口端周縁部1aと、ランプハウジング2に一体に形成された環状リブ9と、ランプハウジング2の内面である斜面8とからなる、前記したのと同様の漏光防止構造を備えている。
【0023】具体的には、呼吸孔11は、バルブキャップ1の開口端周縁部1aの端面1dを、周方向に断続的に切り欠いて複数個形成される。このとき端面1dは、ランプハウジング2の内面に合致する曲面形状に形成されていて、バルブキャップ1は、図3(a)に示すように、その端面1dをランプハウジング2の内面に当接させると共に、そのフランジ部1bをボス部4にねじ5で締結することによって、ランプハウジング2に固定される。
【0024】この車両用灯具20もまた、車両用灯具10と同様に、流体G(図3(b)中、破線矢印で示す)は、開口端周縁部1aと環状リブ9との隙間dと、呼吸孔11とが連通して構成される呼吸路を経由してバルブキャップ1の内外へ流出入可能となっており、かつ光源バルブaの光L(図3(b)中、実線矢印で示す)は、漏光防止構造によりバルブキャップ1外への漏光が防止され、これらにより前述した車両用灯具10と同様な作用効果を奏することができる。
【0025】
【発明の効果】以上説明してきたように、請求項1の発明によれば、光源バルブ自体の発光のバルブキャップ外への漏光による見栄えの低下を伴うことがないことは勿論のこと、バルブキャップとランプハウジングの対向間に形成される隙間で呼吸孔を構成するようにしたので、灯具正面からの視野内から呼吸孔を隠すことができると共に、ランプハウジングに呼吸孔を設けることがないので、呼吸グロメットを必要としないことにより、見栄えを損なうことが無く、かつ部品点数の増加および構造の複雑化を伴うことが無く、呼吸孔を構成することができ、以てバルブキャップ内部の高温化を解消することができる車両用灯具を提供することができる。




 

 


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