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発明の名称 車両用ランプ装置
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開2002−33009(P2002−33009A)
公開日 平成14年1月31日(2002.1.31)
出願番号 特願2000−216118(P2000−216118)
出願日 平成12年7月17日(2000.7.17)
代理人 【識別番号】100083806
【弁理士】
【氏名又は名称】三好 秀和 (外8名)
【テーマコード(参考)】
3K042
【Fターム(参考)】
3K042 AA08 AA12 AB01 AB04 BA02 BC01 
発明者 福島 勝一
要約 目的


構成
特許請求の範囲
【請求項1】 底壁と側壁とを有する容器形状で開口にアウタレンズが取付けられたハウジングの内部にリフレクタを設けると共に、該リフレクタの内側にバルブを設け、該バルブの光をリフレクタで反射して外部へ照射する車両用ランプ装置であって、前記ハウジングの輪郭を形成する側壁の少なくとも一部に、リフレクタよりも相対的に開口側へ延長されてバルブからの光が直接当たる延設部を形成すると共に、該延設部を透明又は半透明の光透過部材で形成したことを特徴とする車両用ランプ装置。
【請求項2】 請求項1記載の車両用ランプ装置であって、ハウジングの輪郭を形成する側壁の少なくとも車幅方向内側部位に、光透過部材による延設部を形成したことを特徴とする車両用ランプ装置。
【請求項3】 請求項1又は請求項2記載の車両用ランプ装置であって、ハウジングの輪郭を形成する側壁の全てに、光透過部材による延設部を形成したことを特徴とする車両用ランプ装置。
【請求項4】 請求項3記載の車両用ランプ装置であって、底壁も含めてハウジング全体を光透過部材で形成したことを特徴とする車両用ランプ装置。
発明の詳細な説明
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、車両用ランプ装置、特にハウジングの輪郭が光る車両用ランプ装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】自動車のフロント部又はリヤ部に取付けられるランプ装置は、開口にアウタレンズが取付けられたハウジングの内部にリフレクタが設けられ、該リフレクタの内側に設けられたバルブの光を、リフレクタで反射して外部へ所定の配光パターンで照射する構造になっている。ハウジングは、底壁と側壁を有する容器形状で、その内部に設けられるリフレクタも、同じ方向に開口した容器形状をしている。
【0003】従って、ハウジングの内面は、リフレクタにより覆われることになるが、ハウジングの形状によっては、ハウジングの一部がリフレクタよりも相対的に開口側へ延長されて、リフレクタにより覆われない部分を有するものもある。例えば、ハウジングの車幅方向外側部位が、車体のスラント形状に沿って後方へ下がっているような場合は、ハウジングの車幅方向内側部位が逆にリフレクタよりも相対に前方へ延長された状態になるため、そのリフレクタよりも前方へ延長された部分が延設部となる。
【0004】この延設部には、バルブからの光が直接当たることになるが、この延設部を含め、ハウジング全体が樹脂等による不透明部材で形成されているため、バルブからの光は延設部に当たっても反射することはない。なぜならば、延設部で光が反射してしまうと、リフレクタの反射面により予め設定された光の配光パターンに影響を与えるからである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このような従来の技術にあっては、バルブからの光が所定の配光パターンで外部に照射されるものの、ハウジングの全体が不透明部材で形成されているため、アウタレンズの輪郭が分かりにくく、せっかく車体に合わせて設計された優れたデザインも昼間ほど認識されず、見映えの点で不利になっている。
【0006】この発明は、このような従来の技術に着目してなされたものであり、夜間でもアウタレンズの輪郭が分かりやすい車両用ランプ装置を提供するものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、底壁と側壁とを有する容器形状で開口にアウタレンズが取付けられたハウジングの内部にリフレクタを設けると共に、該リフレクタの内側にバルブを設け、該バルブの光をリフレクタで反射して外部へ照射する車両用ランプ装置であって、前記ハウジングの輪郭を形成する側壁の少なくとも一部に、リフレクタよりも相対的に開口側へ延長されてバルブからの光が直接当たる延設部を形成すると共に、該延設部を透明又は半透明の光透過部材で形成した。
【0008】請求項1記載の発明によれば、バルブからの光が直接当たるハウジングの延設部を、透明又は半透明の光透過部材で形成したため、ハウジングを通してアウタレンズの輪郭が光ることになり、夜間においてもアウタレンズのデザインを認識しやすくなり、ランプ装置自体の見映えが向上する。また、アウタレンズの輪郭が光ることにより、歩行者や対向車にとってランプ装置の視認性が高まり、安全性も向上する。特に、アウタレンズの輪郭が分かると、歩行者や対向車にとってランプ装置が大きく見え、見た人にとって、その車両との距離が短いと認識する傾向にあるため、歩行者にとっては早めの回避行動をとらせることになり、対向車にとってはブレーキや回避操舵等の安全対策を早めに行うことができ、更なる安全性の向上に寄与することができる。
【0009】請求項2記載の発明は、ハウジングの輪郭を形成する側壁の少なくとも車幅方向内側部位に、光透過部材による延設部を形成した。
【0010】請求項2記載の発明によれば、ハウジングの側壁の少なくとも車幅方向内側部位に、光透過部材による延設部を形成したため、延設部を透過した光がエンジンルーム内を照らすことになり、夜間においてフードを開けてエンジンルーム内を作業する場合の作業性が向上する。
【0011】請求項3記載の発明は、ハウジングの輪郭を形成する側壁の全てに、光透過部材による延設部を形成した。
【0012】請求項3記載の発明によれば、ハウジングの輪郭を形成する側壁の全てが光ることにより、歩行者や対向車にとってランプ装置が更に大きく見えるようになり、安全性が更に向上する。
【0013】請求項4記載の発明は、底壁も含めてハウジング全体を光透過部材で形成した。
【0014】請求項4記載の発明によれば、底壁も含めてハウジング全体を光透過部材で形成したため、延設部だけを光透過部材で形成する場合に比べて、ハウジングの製造が容易であり、光透過部材の導光作用により、アウタレンズ全体の輪郭が光り、視認性を向上する。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、この発明の好適な実施例を図1〜図3に基づいて説明する。自動車のフロント部の左右両側に取付けられた「ランプ装置」であるヘッドランプ1は、それぞれ、車体のスラント形状に対応して、車幅方向外側及び上側が後方に下がった形状のハウジング2を備えている(尚、この実施形態では右側だけを代表図示)。
【0016】ハウジング2は、底壁3と、その周囲に形成された側壁4とから形成されており、車幅方向外側にはクリアランスランプ5も一体化されている。このハウジング2は、底壁3及びクリアランスランプ5側も含め、全体が「光透過部材」であり、透明なる材料としての、例えばポリカーボネートなどの合成樹脂よりなる。該機能と同等の機能を有するものであれば、他の合成樹脂に置換しても良い。
【0017】ハウジング2の表面側の開口には、クリアランスランプ5と共用のアウタレンズ6が取付けられ、内部が密閉化されている。ヘッドランプ1側の灯室と、クリアランスランプ5側の灯室には、それぞれリフレクタ7、8が設けられ、その底部にバルブ9、10が設けられている。ヘッドランプ1側のバルブ9はカバー11に取付けられ、カバー11ごと底壁3に取付けられている。クリアランスランプ5側のリフレクタ8は、アウタレンズ6の内面に当接している。
【0018】ハウジング2は、車体のスラント形状に沿って、その車幅方向外側部位及び上側部位が、後方へ下がった形状をしているため、逆に、ハウジング2の周囲が、リフレクタ7よりも相対に前方へ延長された状態となり、そこに延設部12、13がそれぞれ形成されている。
【0019】従って、この延設部12、13にはバルブ9からの光Lが直接当たることになるが、この延設部12、13も含めて、ハウジング2全体が透明な樹脂で形成されているため、光Lは延設部12、13から透過して、ハウジング2の輪郭を通してアウタレンズ6を光らせる。そのため、図1に示すように、正面から見て、ヘッドランプ1の周囲が光ることになる。
【0020】そのため、アウタレンズ6の輪郭がシャープで分かりやすく、夜間においてもハウジング2のデザインを認識しやすく、存在感があるため、ヘッドランプ1の見映えが向上する。また、アウタレンズ6の輪郭が分かると、歩行者や対向車にとってヘッドランプ1が大きく見え、見た人にとって、その車両との距離が短いと認識する傾向にあるため、歩行者にとっては早めの回避行動をとらせることになり、対向車にとってはブレーキや回避操舵等の安全対策を早めに行うことができ、安全性が向上する。
【0021】更に、この実施形態では、ハウジング2の側壁4における車幅方向内側部位の延設部12から外部に光Lが透過するため、その透過した光Lにより、エンジンルームE内が照らされることになる。従って、夜間においてフードを開けてエンジンルームE内を作業する場合の作業性が向上する。
【0022】加えて、ハウジング2の延設部12、13では、光Lが透過するだけで、反射しないため、リフレクタ7により反射されてアウタレンズ6から外部に照射される所定の配光パターンに影響を与えることもない。
【0023】また、この実施形態では、「光透過部材」について、透明材料に限定して説明したが、それに限らず、半透明であっても良い。半透明なる材料としては、例えばポリプロピレンなどの合成樹脂よりなるものであり、かかる半透明材料よりなると、透過した光が拡散して、アウタレンズ6の輪郭がぼやけて光って見えることになり、その分膨らんで見える。
【0024】また、この実施形態では、ハウジング2の側壁4における周囲全てに延設部12、13を形成する例を示したが、車幅方向内側部位と下側部位だけに「延設部」を形成して、アウタレンズ6の輪郭の一部が光るようにしても良い。
【0025】また、ハウジング2の全体を透明樹脂で形成したため、ハウジング2の製造は容易になっているが、本発明としては延設部12、13以外の部分を不透明樹脂で形成しても構わない。
【0026】更に、上記の実施形態では、自動車のフロント部に取付けられたヘッドランプ1を例にしたが、本発明は自動車のリヤ部に取付けたランプ装置にも適用可能である。
【0027】
【発明の効果】この発明によれば、バルブからの光が直接当たるハウジングの延設部を、透明又は半透明の光透過部材で形成したため、アウタレンズの輪郭が光ることになり、夜間においてもハウジングのデザインを認識しやすくなり、ランプ装置自体の見映えが向上する。また、アウタレンズの輪郭が光ることにより、歩行者や対向車にとってランプ装置の視認性が高まり、安全性も向上する。特に、ハウジングの輪郭が分かると、歩行者や対向車にとってランプ装置が大きく見え、見た人にとって、その車両との距離が短いと認識する傾向にあるため、歩行者にとっては早めの回避行動をとらせることになり、対向車にとってはブレーキや回避操舵等の安全対策を早めに行うことができ、安全性が向上する。




 

 


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