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発明の名称 生分解性塗料
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開2002−226774(P2002−226774A)
公開日 平成14年8月14日(2002.8.14)
出願番号 特願2001−31075(P2001−31075)
出願日 平成13年2月7日(2001.2.7)
代理人 【識別番号】100105647
【弁理士】
【氏名又は名称】小栗 昌平 (外4名)
【テーマコード(参考)】
4J029
4J038
【Fターム(参考)】
4J029 AA05 AB07 AE11 BF25 CA02 CA04 CA05 CA06 CB05A CB06A CC05A EA02 EA03 EA05 FC12 HA01 HB01 JF371 KE03 
4J038 DD061 DD121 DF011 DF012 GA03 GA06 MA09 MA14 NA12 NA27 PA18 PB02 PB04 PB07 PC09
発明者 矢野 徹 / 作田 信幸
要約 目的


構成
特許請求の範囲
【請求項1】 ヒドロキシカルボン酸−多価カルボン酸−ポリエーテルの三元共重合体を含有することを特徴とする生分解性塗料。
【請求項2】 多価カルボン酸が3価カルボン酸である請求項1に記載の生分解性塗料。
【請求項3】 3価カルボン酸がクエン酸である請求項2に記載の生分解性塗料。
【請求項4】 ポリエーテルの分子量が、200〜4,000,000である請求項1、請求項2又は請求項3に記載の生分解性塗料。
発明の詳細な説明
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、船底塗料などの防汚塗料、防虫塗料、有害動物の忌避塗料、トレイ、皿、カップ等のデンプン製生分解性容器への塗料等に使用可能な生分解性塗料に関する。
【0002】
【従来の技術】生分解性樹脂として、乳酸ホモポリマーが知られているが、乳酸ホモポリマーは、硬く、有機溶剤に溶解し難い為に生分解性塗料に使用することは、困難であった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明者等は、柔軟な塗膜を形成することができ、且つ必要に応じて取り扱いが簡単な溶液型塗料としても容易に調製できる生分解性塗料について研究を進めた結果、本発明に到達した。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、ヒドロキシカルボン酸−多価カルボン酸−ポリエーテルの三元共重合体を含有することを特徴とする生分解性塗料に関する。本発明は、多価カルボン酸が3価カルボン酸である前記生分解性塗料に関する。本発明は、3価カルボン酸がクエン酸である前記生分解性塗料に関する。本発明は、ポリエーテルの分子量が、200〜4,000,000である前記生分解性塗料に関する。
【0005】
【発明の実施の形態】本発明に於けるヒドロキシカルボン酸−多価カルボン酸−ポリエーテルの三元共重合体は、微生物の作用により分解する生分解性樹脂である。三元共重合体に使用し得るヒドロキシカルボン酸としては、例えば、乳酸、グルコール酸、3−ヒドロキシ酪酸等のD体、L体、ラセミ体のいずれをも挙げることができるが、L−乳酸が好ましい。
【0006】三元共重合体に使用し得る多価カルボン酸としては、例えば、テレフタル酸、イソフタル酸、1,5−ナフタル酸、アジピン酸、コハク酸、グルタル酸、フマル酸、クエン酸、トリカルバリル酸、2−メチルプロパントリカルボン酸等を挙げることができるが、これらの内でクエン酸、トリカルバリル酸、2−メチルプロパントリカルボン酸等の3価のカルボン酸が好ましく、クエン酸が特に好ましい。
【0007】三元共重合体に使用し得るポリエーテルとしては、例えば、ポリエチレングリコール、ポリプロピレングリコール、ポリブチレングリコール等を挙げることができ、ポリエーテルの炭素数が大となるほど、加水分解速度が小となる性質を利用し、用途に応じてポリエーテルの種類、添加量等を選択すればよい。ポリエーテルの分子量は、200〜4,000,000とすることが好ましい。
【0008】三元共重合体の重合触媒は、公知のエステル重合触媒のいずれを使用してもよいが、高い触媒活性と加水分解安定性などから、モノブチルスズオキサイドを使用することが好ましい。
【0009】本発明に係わる生分解性塗料には、必要に応じて、γ−アミノプロピルトリエトキシシラン等の接着性改良剤、セルローズ繊維等の補強材、ジンクピリチオン、ジンクジメチルジチオカルバメート、テトラメチルチウラムジサルファイド等の薬剤、各種顔料、蛍光染料等の添加が可能である。
【0010】本発明に係わる生分解性塗料は、三元共重合体及び必要に応じて他の添加剤を有機溶剤に溶解、分散させて常温で液状としてもよいし、或いは加熱溶融させた三元共重合体に必要に応じて他の添加剤を配合して粉状、粒状、塊状等としたのち、常温で固体状としてもよい。
【0011】本発明に係わる生分解性塗料を塗布する方法としては、■三元共重合体及び必要に応じて他の添加剤を有機溶剤に溶解、分散させて刷毛、スプレーガン等で塗布する方法、■ホットメルトガンで三元共重合体等を加熱溶融させて塗布する方法、■加熱溶融させた三元共重合体等に熱風を吹き付けて溶射する方法、等いずれを使用してもよいが、現場施工が容易で、塗布設備も簡便な■の方法が好ましい。
【0012】■の方法に於いて三元共重合体を溶解させる有機溶剤としては、例えば、N−メチルピロリドン、酢酸エチル、酢酸ブチル、乳酸エチル、乳酸メチル、アセトン、メチルイソブチルケトン等、使用条件に応じていずれを使用してもよい。
【0013】
【実施例】以下、実施例により、本発明を説明するが、本発明は、これらの実施例に限定されるものではない。
【0014】実施例190Lリアクタ(三菱重工社製VCR)に、90%L−乳酸25kg、クエン酸500g、ポリプロピレングリコール(Mw=2,000)7.8kg、モノブチルスズオキサイド15gを入れ、190℃、0.13hPaで28時間加熱攪拌して三元共重合体を得た。得られた三元共重合体を、20重量%の濃度で酢酸エチルに溶解させて生分解性塗料を調製した。このようにして得られた生分解性塗料を、デンプン製丸皿(直径=180mm)に平均膜厚が100ミクロンとなるように刷毛で均一に塗布した。この丸皿を、深さ100mmで畑土中に埋設したところ、埋設後7日間で表面が白化し、30日後に完全に崩壊して塗料が生分解性であることを示した。
【0015】
【発明の効果】本発明に係わる生分解性塗料は、ヒドロキシカルボン酸−多価カルボン酸−ポリエーテルの三元共重合体が有機溶剤に溶解し易い為に塗料化が容易であり、且つこのような三元共重合体を使用することによって柔軟な塗膜を形成させることもできる。




 

 


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