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発明の名称 シャープペンシル
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開2002−356092(P2002−356092A)
公開日 平成14年12月10日(2002.12.10)
出願番号 特願2001−164615(P2001−164615)
出願日 平成13年5月31日(2001.5.31)
代理人
発明者 佐々木 司
要約 目的


構成
特許請求の範囲
【請求項1】 軸筒の先端に芯保護管を有するシャープペンシルであって、前記芯保管内に芯保持部を設けると共に、芯繰り出し手段と軸筒との間に弾撥部材を介在させたことを特徴とするシャープペンシル。
【請求項2】 前記芯保護管を軸筒に対して摺動可能に取り付けたことを特徴とする請求項1記載のシャープペンシル。
【請求項3】 前記芯保護管を芯繰り出し機構によって後退させたことを特徴とする請求項1或いは、請求項2記載のシャープペンシル。
発明の詳細な説明
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、軸筒の先端に芯保護管を有するシャープペンシルに関する。
【0002】
【従来の技術】1例として、実開昭48−18235号がある。その公報の実用新案登録請求の範囲には、「案内管の中に微小の刃を数個所付て短くなった芯の落下及び回転を防ぎ芯の使用有効長さを増加させるシャープペンシルの刃付ホルダー。」と記載されている。即ち、微小な刃を芯に食い込ませることによって、芯の落下や回転を防止し、もって、芯を有効に活用しようとするものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記の従来技術にあっては、チャック体から離れた芯(以下、残芯という)を有効に活用することはできるものの、後続する芯との接触状態如何では折損してしまう場合があり、結局のところ、無駄にしてしまう場合があった。即ち、残芯と後続芯とが接触した状態において、過大な筆記圧をかけてしまうと、残芯か後続芯が湾曲してしまい、その結果、残芯が後続芯の側面に位置し、これによって残芯、或いは、後続芯が折損してしまうのである。この現象は、細い芯や色芯など、柔らかい芯の場合や一度折れたり斜めにすり減った芯の面と接触すると、特に顕著となる。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、軸筒の先端に芯保護管を有するシャープペンシルであって、前記芯保管内に芯保持部を設けると共に、芯繰り出し手段と軸筒との間に弾撥部材を介在させたことを要旨とする。
【0005】
【作用】芯保護管内に設けられた芯保持部によって残芯が有効に活用されると共に、過大な筆記な筆記圧が加わると弾撥部材によって残芯と後続芯が一時的に後退し芯の折損を防止する。
【0006】
【実施例】第1例を図1、図2に示し説明する。中軸1の前方には、弾性体よりなるグリップ2が被覆されており、後部には後軸3が被覆されている。また、中軸1の先端には、先部材4が螺着などの手段によって着脱自在に固定されている。その先部材4の先端には、金属材質からなる芯保護管5が圧入・固定されているが、先部材4と一体成形などしても良い。そして、その芯保護管5の内面には、天然ゴムやシリコーンゴムなどの弾性体からなる芯保持部材6が、圧入、或いは、2色成形などの手段によって取り付けられている。その芯保持部材6は、前記芯保護管5の内面全長に渡って取り付けても良いが、部分的に、例えば、芯保護管5の両端内面近傍に取り付けたり、中間部内面に取り付けるなどしても良いが、芯を極力有効に活用するためには、少なくとも芯保護管5の前端内面に取り付けるのが好ましい。符号7は、前記芯保持部材6と同様な作用を奏する芯戻り止め部材であるが、必ずしも必要なものではないが、この芯戻り止め部材7を装着することによって、前記芯保持部材6への芯の挿通が確実なものとなる。即ち、芯戻り止め部材7の円錐面8によって芯が案内され、芯保持部材6へと導かれるのである。
【0007】一方、前記中軸1の内部には、芯タンク9が前後動自在に配置されており、その芯タンク9の前端には芯の把持・解放を行うチャック体10が固定されている。そして、そのチャック体10の前方外周には、チャック体10の開閉を行うチャックリング11が囲繞している。また、前記中軸1の前方内面には、中子12が前後動可能に配置されているが、中軸1との間に張設されたコイルスプリングなどの弾撥部材13によって前方に付勢されている。更に、その弾撥部材12と前記芯タンク9との間にもコイルスプリングなどの弾撥部材14が張設されており、前記芯タンク9を後方に付勢しているが、前記チャックリング11が中子の前方に接触し、後退が規制されているため、芯タンク9などが後方に向け飛び出してしまうようなことがない。尚、本例における芯繰り出し手段は、前記芯タンク9やチャック体10、チャックリング11、中子12、コイルスプリング14などから構成されている。符号15は、芯タンク9の後方に着脱自在に取り付けられた消しゴムホルダーであり、その消しゴムホルダー15には、消しゴム16とその消しゴム16を覆うようにノックキャップ17が着脱自在に取り付けられている。
【0008】次に動作について説明する。残芯が芯戻り止め部材9に保持された状態であって、残芯の後端に後続芯の前端が接触している場合において、過大な筆記圧を残芯に加わると、後続芯を介してチャック体10(や芯タンク9、中子12)に後退作用が働く。この時、弾撥部材13が圧縮され、前記の残芯や後続芯と共に、チャック体10(や中子12)や芯タンクが後退する。過大な筆圧が除かれると、弾撥部材13の張力で一時後退していた前記部材が通常の位置に復帰する。
【0009】第2例を図3に示し説明する。本例の芯保護管18は、先部材4に対して前後動可能に取り付けられている。具体的に説明すると、先部材4の内側には、芯戻り止め7を内在するスライド部材19が前後動可能に配置されている。そのスライド部材19の外周には、ゴム状弾性体からなるOリング20が被着されており、このOリング20が前記先部材4の内面に周接しているが、この周接部分を前記スライド部材19の外周面に一体成形したり、先部材4の内周面に一体成形するなどしても良い。部品としても費用も安価となり、また、組み立て工数も減少するので、結果的に、製品を安価に製作することができるようになる。ここで、前記スライド部材19の先端には、芯戻り止め部材6を内設する芯保護管18が固定されている。即ち、この芯保護管18は、先部材4の先端から出没可能なものとなっている。尚、前記スライド部材19は、Oリング20によって先部材4の内面に若干の摩擦抵抗力を付与して摺動自在に配置されているが、その摩擦抵抗力は、芯保持部材6の芯に対する摩擦抵抗力よりも弱く設定されている。本例おいては、芯を保持する芯保護管18が後退するため、後続芯が芯保持部材6に保持された段階から、その後続芯と残芯との間に発生する隙間を防止することができ、もって、残芯で筆記する際にもいわかなく筆記することができる。即ち、芯の繰り出し終了後、チャック体10が後続芯を把持する際に若干後退するが、後続芯を保持する芯保護管18も後退するため、隙間が発生しないのである。芯保護管の先端から出た芯が引っ込んでしまうことがないので自然に筆記作業を続けることができる。
【0010】第3例を図4〜図6に示し説明する。スライド部材をチャック体によって後退させると共に、芯繰り出し機構を前方に付勢する弾撥部材を中子に一体成形した例である。以下詳述する。軸本体21の内部には、芯タンク22が前後動自在に配置されており、その芯タンク22の前端には開閉可能な2つ割、或いは、3つ割のチャック体23が固定されている。そのチャック体23の前方部には、チャック体23の開閉を行うチャックリング24が囲繞している。また、軸本体21の後部には、クリップ25が形成された基部25aが圧入・固定されており、さらに、前記芯タンク22の後部には、消しゴム26が着脱自在に取り付けられている。符号27は、その消しゴム6を覆うノックキャップであり、前記芯タンク22の後部に着脱自在に取り付けられている。一方、前記軸本体21の先端には、先部材28が螺着などの手段によって着脱自在に固定されているが、その後端部をゴム材質よりなるグリップ29の前端に当接させることによって容易には外れないように取り付けられている。また、先部材28の内部には、スライド部材30が前後動可能に配置されており、そのスライド部材30の内部には、樹脂成形品からなる芯ガイド部材31と、その前方にゴム状弾性体からなる芯保持部材32が圧入されている。
【0011】符号33は、前記軸本体21の前方部に配置された中子34と芯タンク22との間に張設されたコイルスプリングなどの弾撥部材であって、前記チャック体23や芯タンク22などを後方に付勢している。その中子34に後部には、複数の孔35が形成されており(図6参照)、バネ性(弾性変形部35a)を有している。つまり、この複数の孔35(弾性変形部35a)は、前記第1例における弾撥部材13の役割を果たしている。即ち、弾撥部を中子に一体形成することによって、自ら(中子)を前方にに付勢しているのである。尚、前記チャック体23の前端外面には、突部36が対向した位置に形成されている。また、スライド部材30の後方には、筒状部37が延設形成されており、その筒状部37の中間部には、前記チャック体23の突部36が遊挿する貫通した係合孔38が形成されている。符号39は、スライド部材30に外嵌されたゴム状弾性体からなるOリングであって、前記先部材28に対して摩擦抵抗を付与している。
【0012】次に、動作について説明する。図4(図5)は、チャック体23から離れた残芯Aが芯戻り止め部材32に保持され、また、後続芯Bがチャック体23に把持されている状態である。この状態から芯タンク22を前方に押圧すると、チャックリング24と共にチャック体23が前進するが、この時、チャック体23に把持されている後続芯Bや、芯保持部材32に保持されている残芯Aもスライド部材30と共に前進する。やがて、スライド部材30の中間段部が先部材の内面段部に当接し、その前進移動が阻止される。しかし、前記チャック体23の突部36は、係合孔38に遊挿されているため、そのチャック体23やチャックリング24、並びに、後続芯Bや残芯Aは、なおも前進するが、そのチャックリング24は、前記スライド部材30の筒状部37の後端部に当接した時点で、その移動が阻止される。そして、この時、チャック体23が拡開し、後続芯Bが解放される【0013】ここで、芯タンク22の前進移動を解除すると、前記チャック体23が拡開した状態で後退するが、スライド部材30は、Oリング39によって摩擦抵抗を付与されているため後退しない。やがてチャック体23の突部363が、前記スライド部材30の係合孔38の後端に当接すると、スライド部材30の後退動作が開始される。やがて、チャック体23は、チャックリング24によって閉鎖せしめられ、後続芯Bを再び把持する。このとき、後続芯Bを把持した状態で、チャック体23は多少後退するが、スライド部材30をも後退させるため、後続芯Bと残芯Aとの間に隙間を形成してしまうようなことがない。尚、スライド部材30は、チャック体23の突部36に係合しているため、押圧操作解除後においてもその後退位置を維持し続けるので、自重で落下するなどして、後続芯Bと残芯Aとの間に隙間を形成してしまうようなことがない。また、本例においても、過大な筆記圧が残芯Aに加わると、後続芯Bを介してチャック体23や芯タンク22に後退作用が働く。この時、中子34の弾性変形部35aが圧縮され、前記の残芯Aや後続芯Bと共に、チャック体23や芯タンク22が後退する。
【0014】
【発明の効果】本発明は、軸筒の先端に芯保護管を有するシャープペンシルであって、前記芯保管内に芯保持部を設けると共に、芯繰り出し手段と軸筒との間に弾撥部材を介在させたので、短くなった残芯を有効に活用することができると共に、後続芯も過大筆圧によって折損することなく有効に活用することができる。




 

 


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