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発明の名称 筆記具用リフィール筒
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開2002−293087(P2002−293087A)
公開日 平成14年10月9日(2002.10.9)
出願番号 特願2001−99160(P2001−99160)
出願日 平成13年3月30日(2001.3.30)
代理人
発明者 鈴木 桂一
要約 目的


構成
特許請求の範囲
【請求項1】 後端ノック式筆記具のリフィールを固定するためのリフィール筒であって、前記リフィール筒の内孔の周壁に、その内接円径が前記リフィールの外径よりも小さい径となる第1の突部を設けるとともに、前記リフィール筒の内孔の奥部周壁に、その内接円径が前記リフィールの外径よりも小さい径となる第2の突部を設けたことを特徴とする筆記具用リフィール筒。
【請求項2】 前記第2の突部を、前記リフィール筒の横断面における第1の突部の投影面位置と位相の異なる横断面位置に配したことを特徴とする請求項1に記載の筆記具用リフィール筒。
発明の詳細な説明
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、後端ノック式筆記具のリフィールを固定するためのリフィール筒に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、ノック部材の押圧によって軸筒後部に設けた回動カム機構を係脱作動させて軸筒先端部に取り付けた先部材よりリフィールの先部を出没せしめる後端ノック出没式筆記具が周知である。前記リフィールは単独で、もしくは、リフィール筒に挿入された状態で前記回動カム機構の回転子に挿着されているものであるが、リフィール筒に挿入された状態で前記回転子に挿着されているものについていえば、リフィールが、リフィール筒に形成したテーパー状の内孔に軽圧入の状態で係止されているものが知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記従来技術の、筆記具用リフィール筒にあっては、リフィールの後端部が、リフィール筒に形成したテーパー状の内孔に軽圧入の状態で係止されているものの、リフィールの後端部以外の中間や先端などの部分の外周とリフィール筒の内孔壁面との間には、空隙があってリフィールの中間や先端の部分が孔内を径方向に動き得る状態になっており、筆記具を実際に使用する際の動作によっては、リフィールの曲がりを生じて筆記がぐらぐらし、筆記感が損なわれるという問題があった。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記問題点を解決するためになされたものであり、後端ノック式筆記具のリフィールを固定するためのリフィール筒であって、前記リフィール筒の内孔の周壁に、その内接円径が前記リフィールの外径よりも小さい径となる第1の突部を設けるとともに、前記リフィール筒の内孔の奥部周壁にその内接円径が前記リフィールの外径よりも小さい径となる第2の突部を設けたことを特徴とする筆記具用リフィール筒を要旨とする。
【0005】
【実施例】添付図面に基づき実施例を説明する。図1において、リフィール筒1は、ポリプロピレンなどの熱可塑性樹脂を成形して得られる有底の筒状体であって、ストレートもしくはテーパー状の内孔2を有し、その底部3には、小径の通気孔3aが形成されている。また、このリフィール筒1の長手中部外方には大径部4が形成されている。更に、この大径部4の後方端(図中右方端)には段部4aが形成されている。前記段部4aは、カム筒体と回転子とノック部材とにより構成される周知の回動カム機構における回転子の前端面(図示しない)に当接せしめられるよう設けられているものである。
【0006】図1のP部拡大図である図2において、前記リフィール筒1の内孔2の周壁には、対向する2ヶ所(図示上下)に突部5、6が各々形成されている。この突部5、6の前方(以下、図中左方を前方、右方を後方という)は頂部5a、6aに至る緩やかな傾斜面5b、6bになっており、また、頂部5a、6aの後方も頂部に連続する緩やかな傾斜面5c、6cになっている。前記傾斜面5b、6bを緩やかに形成するわけは、リフィール筒1に筆記具のリフィール(図示しない)を挿着する際、リフィール端が前記突部5、6の部分を荷重な抵抗を生じることなく通過できるようにするためであり、また、前記傾斜面5c、6cを緩やかに形成するわけは、リフィール筒1を射出成形によって形成する際、金型部品(コアピン)より、成形されたリフィール筒をスムーズに離脱せしめるためである。
【0007】前記突部の頂部5a、6aの頂の形状はR形状であってもよいが、できるかぎり微小なR形状とすることが好ましい。前記リフィールが挿着されたあと、頂部がリフィールの外周にくい込むことにより、リフィールがリフィール筒1に、より確実に固定されるようになる。
【0008】図3は図1または図2におけるA−A端面図である。前記内孔2の対向する2ヶ所(図示上下)には突部5、6が各々一文字状に形成されており、その内接円径が前記リフィールの外径よりも小さい径となるように寸法が設定されている。尚、図3における突部5、6の端面形状は図示(一文字)の形状に限らず適宜設定されてよい。また、本例においては、突部5、6を内孔2の周壁の対向する2ヶ所に形成したものを図示したが、必ずしも2ヶ所でなくともよく、1ヶ所のみに突部を形成したものであってもよいし、または、3ヶ所以上任意の位相に複数の突部を形成配置したものであってもよい。
【0009】図1のQ部拡大図である図4において、前記リフィール筒1の内孔2の奥部周壁には、対向する2ヶ所に第2の突部7、8が各々形成されている(向こう側突部7のみ図示)。この突部7、8は、内孔2の奥部の任意の長手位置より底部3に至る平面部7a、8aと、その前方に形成された緩やかな傾斜面7b、8bよりなっている。
【0010】図5は図1または図4におけるB−B断面図である。前記内孔2の奥部周壁の対向する2ヶ所(図示左右)に突部7、8が各々平面状に形成されており、その内接円径が前記リフィールの外径よりも小さい径となるように寸法が設定されている。ここで、前記第2の突部7、8は、前記リフィール筒1の横断面における第1の突部5、6の投影面位置と位相の異なる横断面位置に配置されている。即ち、図5における第2の突部7、8は図示左右に配置されており、前出の図3における第1の突部5、6は図示上下の位置に配置されているのである。
【0011】次に、作用を説明する。前記リフィール筒に筆記具のリフィールを挿着すると、リフィールの後端部分が前記第2の突部によって係止保持される。さらに、リフィールの中央部ないし前方部が前記第1の突部によって挟持される。ここで、前記第2の突部7、8が、前記リフィール筒1の横断面における第1の突部5、6の投影面位置と位相の異なる横断面位置に配置されているので、例え第1の突部の挟持により前記リフィールの外形に弾性的な変形が生じたとしても、第2の突部の部分の係止保持に悪影響をおよぼすことがない。第1と第2の突部の位相を異ならせて配置することにより、リフィール筒1内におけるリフィールの係止保持がより確実となるのである。
【0012】図6は図1または図4におけるC−C矢視縦断面図である。前記第2の突部7、8の縦断面形状を示すものである。尚、図4ないし図6においては、第2の突部7、8を内孔2の対向する2ヶ所に形成したものを図示しているが、必ずしも2ヶ所でなくともよく、1ヶ所のみに突部を形成したものであってもよいし、または、3ヶ所以上、任意の位相に複数の突部を形成配置したものであってもよい。
【0013】
【発明の効果】本発明の筆記具用リフィール筒は、後端ノック式筆記具のリフィールを固定するためのリフィール筒であって、前記リフィール筒の内孔の周壁に、その内接円径が前記リフィールの外径よりも小さい径となる第1の突部を設けるとともに、前記リフィール筒の内孔の奥部周壁に、その内接円径が前記リフィールの外径よりも小さい径となる第2の突部を設けたことを特徴とする筆記具用リフィール筒としたので、筆記具を実際に使用する際、リフィールの曲がりを生じて筆記がぐらぐらすることもなく良好な筆記感を得られるものである。




 

 


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