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発明の名称 筆記具の押圧部材
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開2002−2180(P2002−2180A)
公開日 平成14年1月8日(2002.1.8)
出願番号 特願2000−189073(P2000−189073)
出願日 平成12年6月23日(2000.6.23)
代理人
発明者 齊藤 昭成
要約 目的


構成
特許請求の範囲
【請求項1】 軸筒の内部に芯体を有し、その芯体を押圧操作によって出没させた筆記具であって、前記押圧操作を行う押圧部材の表面に、JIS K 6253 タイプAのデュロメーターによる硬度が40度〜80度の軟質部材を取り付けたことを特徴とする筆記具の押圧部材。
【請求項2】 前記軟質部材を押圧部材に着脱自在に取り付けたことを特徴とする請求項1に記載の筆記具の押圧部材。
【請求項3】 前記軟質部材に突部を形成したことを特徴とする請求項1に記載の筆記具の押圧部材。
発明の詳細な説明
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、軸筒の内部に芯体を有し、その芯体を押圧操作によって出没させた筆記具に関する。
【0002】
【従来の技術】1例として、実開昭60−154180号公報を挙げ説明する。軸筒1の内部には、芯体を収容する芯収納筒13が前後動可能に配置されており、その芯収納筒13の後端には、ノックキャップ18が着脱自在に取り付けられている。そして、一般的に、前記の芯収納管13やノックキャップ18は、金属材質で形成されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】通常、芯の繰り出し操作を行う場合には、親指などの腹部で前記ノックキャップの頂部を押圧する。しかし、そのノックキャップは、小さく、それ故に、芯の繰り出し操作を行う際、ノックキャップが指の腹に食い込むような感じがして、違和感があるものであった。特に、金属材質よりなるノックキャップにおいては、金属材質が故の冷たさも加わり、違和感がより一層、増してしてしまうのもであった。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、軸筒の内部に芯体を有し、その芯体を押圧操作によって出没させた筆記具であって、前記押圧操作を行う押圧部材の表面に、JIS K 6253タイプAのデュロメーターによる硬度が40度〜80度の軟質部材を取り付けたことを要旨とする。
【0005】
【作用】芯の繰り出し操作を行った際、押圧部材の頂部は、指の腹に柔軟に接触する。
【0006】
【実施例】1例を図1〜図2に示し説明する。筆記具の1例として、シャープペンシルを挙げ説明する。軸筒1の内部には、複数本の芯体を収納する芯タンク2が前後動可能に配置されている。その芯タンク2の前方には、芯案内部材3を介して、芯の把持・解放を行うチャック体4が固定されている。また、そのチャック体4の前方には、チャック体4の閉鎖・解放を行うチャックリング5が囲繞している。そして、それら芯タンク2やチャック体4は、継ぎ手部材6と前記芯タンク2の間に張設されたコイルスプリングなどの弾撥部材7によって後方に付勢されている。参照符号8は、繰り出された芯の後退を阻止し、ゴム状弾性体からなる芯戻り止め部材であり、また、参照符号9は、先部材10に固定された芯保護管であるが、それら芯戻り止め部材8や芯保護管9は、前記先部材9に一体成形などしても良い。
【0007】一方、前記芯タンク2の後部には、座金11を介して消しゴム12が着脱自在に取り付けられている。また、芯タンク2の後部には、前記消しゴム12を覆うように金属製の押圧部材13も着脱自在に取り付けられているが、樹脂材質で成型した押圧部材13であっても良い。そして、その押圧部材13の頂部近傍には、軟質部材で形成された被覆体14が着脱自在に取り付けられている。ここで、この被覆体14の内側には、円周状に凹部15が形成されており、前記押圧部材13の頂部近傍に形成された膨出部16が填り込んでいる。即ち、被覆体14は、押圧部材13に対して、着脱自在には取り付けられているが、芯の繰り出し操作時においては容易に脱落しないように、前記押圧部材13に取り付けられているのである。尚、着脱の容易性や、芯の繰り出し操作の際の脱落の容易性は、被覆体14の硬度にも影響されるので、その試験結果を表1に示す。即ち、着脱の容易性としては、JIS K 6253 タイプAのデュロメーターによる硬度が10度〜80度のものが好適であり、また、芯の繰り出し操作の際の脱落を防止するには、40度以上の硬度のものが好ましい。このように、被覆体14を押圧部材13に着脱自在に取り付けることによって、メーカーが様々な色や形状の被覆体14を提供すれば、ユーザーは、その時々の気分に応じて好みの被覆体14を取り付けることができる。
【0008】
【表1】

【0009】さらに、前記被覆体14について説明する。被覆体14の外周には、半円弧状の突部17が形成されている。この突部17は、芯の繰り出し操作を行う際、指を被覆体14の頭頂部まで移動し押圧操作を行わなくても、突起17に少し指を掛けて押すだけで、指の関節からの回転運動を押圧操作の直線運動に滑らかに変換できる効果を持ち、芯の繰り出し操作が容易に行えるものである。また、この突起17は、筆記具(シャープペンシル)自体の転がり防止でもあるが、軸筒1に転がり防止の効果をもつ平面もしくは突起などを形成した場合には、必ずしも必要なものではなく、単に、円形状の被覆体14(図5参照)としても良い。また、被覆体14の天面には、貫通孔18が形成されており、万が一、子供が被覆体14を飲み込んでしまったときの、空気流通孔ともなっている。さらに、被覆体14の前方には、前記押圧部材13の中間部外周面に接触する筒部19が形成されている。芯の繰り出し操作を行う際における、被覆体14の上下左右のずれを防止している構成であるが、この筒部19も必ずしも必要なものではない(図6参照)。
【0010】また、前記被覆体14は、指の腹部で直接、接触されるものであり、また、芯を繰り出すための”押す”部分ともなっている。しかるに、被覆体14が硬過ぎるものにあっては、芯の繰り出し操作時に、指の腹部に僅かながらではあるが痛みが発生してしまい、反対に、前記被覆体14が軟らか過ぎるものにあっては、芯の繰り出し操作時に、被覆体14が崩れてしまうような感触が発生し、何れにしても感触の良いものとは言えない。そこで、本願出願人は、前記被覆体14の硬度を種々代え評価を行った。その結果を表2に示すが、芯繰り出し持における、前記被覆体14の硬度は、20度〜80度が好ましい。尚、硬度の測定方法としては、JIS K 6253 タイプAのデュロメーターを用いた。
【0011】
【表2】

【0012】ここで、前記被覆体14の具体的な材質の1例としては、シリコーンゴムやNBR、スチレン系やオレフィン系、ウレタン系、ポルエステル系などの熱可塑性エラストマーなどが挙げられる。
【0013】図7や図8に示す例は、被覆体14の変形例であって、図7に示す例は、貫通孔が形成されておらず有底の被覆体となっている。指の腹部が押圧部材に接触することがないので、極めて良好な接触感が得られる。また、図8に示す例は、被覆体14の突部17を対向する2箇所に形成した例であって、押圧部材の転がり防止効果を一層高めていると共に、美観的にも良好なものとなっている。第2例を図9に示し説明する。サイドノック式のシャープペンシルに、本発明を適用した例である。具体的に説明すると、軸筒20の側壁に配置されたノック駒21の押圧部には、JIS K 6253 タイプAのデュロメーターによる硬度が、40度〜80度のゴム状弾性体からなる被覆体22が貼り付いている。この被覆体22は、ノック駒21にスプレーや浸漬の手段によって塗布されたり、また、2色成形などの手段によって固定されている。尚、以上の例においては、シャープペンシルを挙げ説明したが、後端ノック式のボールペンの押圧部に、本発明の軟質部材を取り付けても良く、また、後端を押圧することによって弁を拡開させ、内部の液体を吐出させるような塗布具の押圧部分に、本発明の軟質部材を取り付けても良い。
【0014】
【発明の効果】本発明は、軸筒の内部に芯体を有し、その芯体を押圧操作によって出没させた筆記具であって、前記押圧操作を行う押圧部材の表面に、JIS K 6253タイプAのデュロメーターによる硬度が40度〜80度の軟質部材を取り付けたので、違和感なく、芯の繰り出し操作を行うことができる。




 

 


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