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発明の名称 内視鏡
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開2002−85329(P2002−85329A)
公開日 平成14年3月26日(2002.3.26)
出願番号 特願2000−278070(P2000−278070)
出願日 平成12年9月13日(2000.9.13)
代理人 【識別番号】100091317
【弁理士】
【氏名又は名称】三井 和彦
【テーマコード(参考)】
4C060
4C061
【Fターム(参考)】
4C060 GG28 
4C061 DD03 FF35 FF43 HH24 JJ06
発明者 大内 輝雄
要約 目的


構成
特許請求の範囲
【請求項1】遠隔操作によって屈曲自在な湾曲部が挿入部の先端部分に形成され、観察窓等が配置された先端部本体が上記湾曲部の先端に連結された内視鏡において、処置具類を手元側から挿通案内するための処置具挿通チャンネルを上記挿入部内に挿通配置して、その出口開口を上記湾曲部の後方に配置したことを特徴とする内視鏡。
【請求項2】処置具類を手元側から挿通案内するための第2の処置具挿通チャンネルが上記挿入部内に挿通配置されていて、その出口開口が上記先端部本体に配置されている請求項1記載の内視鏡。
発明の詳細な説明
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、処置具挿通チャンネルが設けられた内視鏡に関する。
【0002】
【従来の技術】内視鏡においては一般に、遠隔操作によって屈曲自在な湾曲部が挿入部の先端部分に形成され、観察窓等が配置された先端部本体が湾曲部の先端に連結されている。
【0003】そして、処置具類を手元側から挿通案内するための処置具挿通チャンネルが挿入部内に挿通配置されて、その出口開口が先端部本体に配置されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】内視鏡の処置具挿通チャンネルに処置具類を通して、粘膜面に対する穿刺、切開その他の処置(内視鏡的処置)を行う場合、穿刺の深さや切開の程度等を観察しながら処置を進めなければならない。
【0005】しかし、従来の内視鏡においては、処置具挿通チャンネルの出口開口が観察窓と並んで先端部本体に配置されているので、観察視野内において処置具が手前側から遠ざかる方向に突出される。
【0006】したがって、処置具の先端部分は背中側から見た状態しか観察することができないので、穿刺の深さや切開の程度等の微妙な状態を観察画面中で確実に確認するのは難しく、内視鏡的処置を思った通りに行うには相当に習熟する必要があった。
【0007】そこで本発明は、処置具の先端部分を側方から観察して、穿刺の深さや切開の程度等を観察画面中で確実に確認しながら内視鏡的処置を行うことができる内視鏡を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するため、本発明の内視鏡は、遠隔操作によって屈曲自在な湾曲部が挿入部の先端部分に形成され、観察窓等が配置された先端部本体が湾曲部の先端に連結された内視鏡において、処置具類を手元側から挿通案内するための処置具挿通チャンネルを挿入部内に挿通配置して、その出口開口を湾曲部の後方に配置したものである。
【0009】なお、処置具類を手元側から挿通案内するための第2の処置具挿通チャンネルが挿入部内に挿通配置されていて、その出口開口が先端部本体に配置されていれば、二つの処置具を同時に使用して、被処置部に対して全く相違する方向からアプローチさせることができる。
【0010】
【発明の実施の形態】図面を参照して本発明の実施例を説明する。図2は、本発明の実施例の内視鏡の全体構成を示している。
【0011】操作部1の下端部に連結された挿入部可撓管2の先端部分には、操作部1からの遠隔操作によって屈曲する湾曲部3が形成されており、湾曲部3の先端には、観察窓等が配置された先端部本体4が連結されている。5は、湾曲操作ノブである。
【0012】挿入部可撓管2内には、光学繊維束等と並んで、処置具類を手元側から挿通案内するための第1の処置具挿通チャンネル11と第2の処置具挿通チャンネル12が並列に挿通配置されており、第1の処置具挿通チャンネル11の出口開口11aは湾曲部3の後側付近に配置され、第2の処置具挿通チャンネル12の出口開口12aは先端部本体4の先端面に配置されている。
【0013】第1の処置具挿通チャンネル11に対する処置具類の入口である第1の処置具挿入口11bと、第2の処置具挿通チャンネル12に対する処置具類の入口である第2の処置具挿入口12bは、操作部1の下端部付近に斜め上方に向けて並んで配置されている。
【0014】第1の処置具挿通チャンネル11の出口開口11aの内側には、そこから突出される処置具の突出方向を変換させるための処置具起上片7が配置されており、その変換操作は、操作部1に配置された起上片操作レバー6において遠隔的に行われる。
【0015】図1は、湾曲部3とその前後の部分を示している。湾曲部3の構造は公知のものであり、複数の(例えば5〜25個程度)の節輪31を図示されていないリベットで回動自在に連結し、弾力性のあるゴムチューブ32で外装して構成されている。
【0016】そして、最先端の節輪31に係止された複数の操作ワイヤ(図示せず)のうち一本を操作部1側から選択的に牽引することにより、任意の方向に任意の角度だけ屈曲させることができる。
【0017】この実施例の内視鏡はいわゆる前方視型であり、観察窓8が先端部本体4の先端面に配置されていて、先端部本体4の前方が観察視野Aになっている。第2の処置具挿通チャンネル12の出口開口12aは観察窓8と並んで配置されており、第2の処置具挿通チャンネル12に通された処置具は、観察光軸と平行に先端部本体4の前方に向かって突出される。
【0018】第1の処置具挿通チャンネル11の出口開口11aの内側に配置された処置具起上片7は、操作ワイヤ71が操作部1側から牽引操作されることによって支軸72を中心に回動し、出口開口11aから突出する処置具100の先端部分を引き起こしてその突出方向を任意に変換することができる。ただし、処置具起上片7は必ずしも設けなくてもよい。
【0019】図3は、上記実施例の内視鏡の第1の処置具挿通チャンネル11に処置具100(ここでは注射針)を挿通して内視鏡的処置を行っている状態を示しており、処置具100が湾曲部3の後方から斜め前方に向けて突出されるので、湾曲部3を適宜の角度屈曲させることにより、処置具100の先端部分を観察視野Aの中心付近に位置させることができる。
【0020】その結果、処置具100の先端部分が観察視野Aに側方から入ってくる状態に観察されるので、処置具100として用いられている注射針が粘膜面に穿刺される深さを観察画面中で確実に確認しながら、適切な深さに穿刺して注射を行うことができる。
【0021】図4は、上記実施例の内視鏡の第1の処置具挿通チャンネル11に第1の処置具100を挿通するのと同時に、第2の処置具挿通チャンネル12に第2の処置具200を挿通して内視鏡的処置を行っている状態を示している。
【0022】ここでは、第1の処置具100として切開具が用いられ、第2の処置具200として鉗子が用いられており、鉗子200で粘膜面を引き上げながらその側方から切開具100で患部粘膜を剥離させることができる。
【0023】このような使用をすることにより、切開具100による患部粘膜の切開程度を観察視野A中で確実に確認することができて、大きな面積の粘膜剥離術でも安全に行うことができ、しかも二つの処置具100,200が重なり合うことなく微細な操作等でも確実かつ容易に行うことができる。
【0024】図5は、観察視野Aが先端部本体4の側方を向いたいわゆる側方視型内視鏡に本発明を適用して、内視鏡的処置を行っている状態を示している。この実施例の内視鏡においては、処置具起上片7が第2の処置具挿通チャンネル12の出口開口12aの内側に配置されていて、第1の処置具挿通チャンネル11の出口開口11aの内側には配置されていない。
【0025】この使用例では、第1の処置具挿通チャンネル11に通された第1の処置具100として高周波スネアが用いられ、第2の処置具挿通チャンネル12に通された第2の処置具200として鉗子が用いられており、鉗子200で粘膜面を引き上げながら側方から高周波スネア100を患部粘膜に引っかけて、前方視型の場合と同様の効果が得られる。
【0026】なお、本発明は上記実施例に限定されるものではなく、例えば本発明を斜視型内視鏡等に適用してもよい。
【0027】
【発明の効果】本発明によれば、処置具類を手元側から挿通案内するための処置具挿通チャンネルの出口開口を湾曲部の後方に配置したことにより、粘膜面に対して処置を行う処置具の先端部分を側方から観察することができ、穿刺の深さや切開の程度等を観察画面中で確実に確認しながら安全かつ容易に内視鏡的処置を行うことができる。
【0028】また、第2の処置具挿通チャンネルの出口開口を先端部本体に配置することにより、二つの処置具が被処置部に向かって全く相違する方向から突出されるので、二つの処置具を重なり合うことなく同時に使用して、微細な操作等でも確実かつ容易に行うことができる。




 

 


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