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発明の名称 内視鏡用カテーテル及びその製造方法
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開2002−78803(P2002−78803A)
公開日 平成14年3月19日(2002.3.19)
出願番号 特願2000−270941(P2000−270941)
出願日 平成12年9月7日(2000.9.7)
代理人 【識別番号】100091317
【弁理士】
【氏名又は名称】三井 和彦
【テーマコード(参考)】
4C061
【Fターム(参考)】
4C061 AA00 BB00 CC00 DD00 GG15 JJ06 
発明者 大内 輝雄
要約 目的


構成
特許請求の範囲
【請求項1】液が通される可撓性チューブの先端部分が先細り状に複数方向から斜めに削ぎ落とされた形状に形成され、削ぎ落とされずに残った各残留部分の先端部分どうしが固着されて上記各削ぎ落とし部分が開口していることを特徴とする内視鏡用カテーテル。
【請求項2】上記複数方向からの削ぎ落としが、あい異なる大きさで行われている請求項1記載の内視鏡用カテーテル。
【請求項3】可撓性チューブの先端部分を径方向に押し潰し、それによって圧接された部分どうしを固着した後、上記可撓性チューブの先端部分を先細り状に軸線方向に対して斜めに複数方向から削ぎ落とし、上記各削ぎ落とし部分を開口させたことを特徴とする内視鏡用カテーテルの製造方法。
【請求項4】上記可撓性チューブの先端部分の固着が、上記可撓性チューブの先端部分自体を加熱、溶着させて行われている請求項3記載の内視鏡用カテーテルの製造方法。
発明の詳細な説明
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、内視鏡用カテーテル及びその製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】内視鏡用カテーテルは、一般に、単純な可撓性チューブの基端に注射筒等を接続することができる口金が取り付けられただけの構成になっており、先端に円筒状の先端チップが取り付けられたものもある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】内視鏡用カテーテルは、一般に、内視鏡の処置具挿通チャンネルに挿通され、内視鏡の挿入部先端から突出する先端部分を目標部位に向けて、送液や排液等を行うために用いられる。
【0004】そして、先端部分が体内臓器の細い管路状部分に差し込まれる場合も少なくないが、管路が奥へ行くにしたがって複数に分岐した部分では、図12に示されるようにカテーテル1の先端が分岐壁にぶつかって出口開口が塞がり、送排液ができなくなってしまう場合が少なくない。
【0005】そこで本発明は、先端部分が管路状臓器の分岐部にさしかかった状態でも問題なく送排液をすることができる内視鏡用カテーテルを提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するため、本発明の内視鏡用カテーテルは、液が通される可撓性チューブの先端部分が先細り状に複数方向から斜めに削ぎ落とされた形状に形成され、削ぎ落とされずに残った各残留部分の先端部分どうしが固着されて各削ぎ落とし部分が開口しているものである。なお、複数方向からの削ぎ落としが、あい異なる大きさで行われていてもよい。
【0007】また、本発明の内視鏡用カテーテルの製造方法は、可撓性チューブの先端部分を径方向に押し潰し、それによって圧接された部分どうしを固着した後、可撓性チューブの先端部分を先細り状に軸線方向に対して斜めに複数方向から削ぎ落とし、各削ぎ落とし部分を開口させたものである。なお、可撓性チューブの先端部分の固着は、可撓性チューブの先端部分自体を加熱、溶着することにより容易に行うことができる。
【0008】
【発明の実施の形態】図面を参照して本発明の実施例を説明する。図3は、十二指腸ファイバスコープの処置具挿通チャンネルを経由して膵胆管内に造影剤を送り込むために用いられるカテーテル1を示している。
【0009】カテーテル1は、例えば四フッ化エチレン樹脂チューブ又はポリエチレン樹脂チューブ等からなる直径が2mm程度で長さが2m程度の可撓性チューブであり、基端側に造影剤注入口金2が取り付けられている。また、腰折れ防止のための芯金が必要に応じて挿通配置される。
【0010】カテーテル1の先端部分は、図1及び図2の側面断面図と平面図に拡大図示されるように、先細り状に180°対称の二方向から斜めに削ぎ落とされた形状に形成されている(削ぎ落とし部1b)。
【0011】そして、削ぎ落とされずに残った各残留部分の先端部分1aどうしが固着されて、削ぎ落とし部分1bが開口した状態に形成されている。したがって、造影剤注入口金2に注射筒等を接続してカテーテル1内に造影剤を送り込むと、その造影剤が二箇所の削ぎ落とし部分1bの開口から放出される。
【0012】このような内視鏡用カテーテルを製造する際には、まず、図4及び図5の側面図と正面図に示されるように、カテーテル1の先端部分1aを径方向に押し潰して圧接させ、その部分を加熱することにより圧接部分どうしを溶着する。
【0013】次いで、図6に示されるように、カテーテル1の先端近傍を先細り状に180°対称の二方向から軸線方向に対して斜めに削ぎ落とし、各削ぎ落とし部分1bが開口するようにすればよい。
【0014】このように構成された実施例の内視鏡用カテーテル1は、図7に示されるように、内視鏡の処置具挿通チャンネルに通されて、先端部分1aが臓器の細い管路状部分の分岐部まで差し込まれて分岐壁に当接する状態になっても、180°対称位置に形成された削ぎ落とし部分1bの開口が塞がらず、造影剤を分岐部より奥の管路内に送り込むことができる。
【0015】そして、先細り形状に形成されたカテーテル1の先端近傍は柔軟で曲がり易いので、図8に示されるように、分岐部より先へも容易に押し込んで挿入することができる。
【0016】また、図9に示されるように、カテーテル1がやっと通過できる程度の細い真っ直ぐな管路状臓器内においても、削ぎ落とし部分1bに位置する開口が塞がらないので、どのような位置にあっても造影剤を随時送り出すことができる。
【0017】なお、本発明は上記実施例に限定されるものではなく、例えば図10に示されるように、二つの削ぎ落とし部分1bの大きさを相違させてもよく、図11に示されるように、削ぎ落とし部分1bを90°間隔で4方向(又は3方向等)に形成してもよい。
【0018】また、本発明は造影チューブ以外の各種内視鏡用カテーテルに適用することができる。
【0019】
【発明の効果】本発明の内視鏡用カテーテルによれば、液が通される可撓性チューブの先端部分を先細り状に複数方向から斜めに削ぎ落とした形状に形成して、削ぎ落とされずに残った各残留部分の先端部分どうしを固着して各削ぎ落とし部分を開口させたことにより、先端部分が臓器の管路状部分の分岐部にさしかかって分岐壁に当接したような状態でも先端開口が塞がらず、どのような状態でも問題なく送排液をすることができる。




 

 


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