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発明の名称 内視鏡の挿通チャンネルへの挿通具
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開2002−65681(P2002−65681A)
公開日 平成14年3月5日(2002.3.5)
出願番号 特願2000−262228(P2000−262228)
出願日 平成12年8月31日(2000.8.31)
代理人 【識別番号】100091317
【弁理士】
【氏名又は名称】三井 和彦
【テーマコード(参考)】
2H040
4C060
4C061
【Fターム(参考)】
2H040 BA00 DA51 DA56 
4C060 KK03
4C061 GG22 HH24 JJ06
発明者 大内 輝雄
要約 目的


構成
特許請求の範囲
【請求項1】遠隔操作によって屈曲する湾曲部が先端部分に形成された挿入部を有する内視鏡の、上記挿入部内に配置された挿通チャンネル内に挿脱される可撓性チューブを有する挿通チャンネルへの挿通具において、上記可撓性チューブが上記挿通チャンネル内に挿通された使用状態において、上記可撓性チューブのうち上記湾曲部内に位置する部分に、真っ直ぐの状態から所定の方向にのみ曲がり易い曲がり方向性を付与したことを特徴とする内視鏡の挿通チャンネルへの挿通具。
【請求項2】上記曲がり方向性が、上記可撓性チューブの肉厚を方向によって他より薄く形成して得られている請求項1記載の内視鏡の挿通チャンネルへの挿通具。
【請求項3】上記可撓性チューブが上記挿通チャンネル内に挿通された使用状態において、上記可撓性チューブのうち上記湾曲部内より先端寄りに位置する部分にも、上記湾曲部内に位置する部分の曲がり方向と関連する所定の方向にのみ曲がり易い曲がり方向性が付与されている請求項1又は2記載の内視鏡の挿通チャンネルへの挿通具。
【請求項4】上記可撓性チューブが上記挿通チャンネル内に挿通された使用状態において、上記可撓性チューブのうち上記湾曲部内より先端寄りに位置する部分に、上記可撓性チューブの外面に露出する先端処置部材が配置されている請求項1又は2記載の内視鏡の挿通チャンネルへの挿通具。
発明の詳細な説明
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、内視鏡の挿通チャンネル内に挿脱される可撓性チューブを有する内視鏡の挿通チャンネルへの挿通具に関する。
【0002】
【従来の技術】十二指腸ファイバスコープの挿通チャンネルに挿通されて、先端を膵胆管に差し込んで使用される造影チューブ(カニューレチューブ)や高周波切開具(パピロトミーナイフ)等は、先端部分が内視鏡から突出する方向を膵胆管挿入に適した微妙な方向に適切にコントロールする必要がある。
【0003】そこで従来は、例えば実公平1−15362号公報等に記載されているように、可撓性チューブが内視鏡の挿通チャンネル内に挿通された使用状態において、可撓性チューブのうち内視鏡の湾曲部内に位置する部分に予め弧状の曲がり癖を付けてある。
【0004】その結果、可撓性チューブの曲がり癖部分が内視鏡の湾曲部内において挿通チャンネルのカーブに沿うことにより、可撓性チューブの先端部分の方向性が規制される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上述のように可撓性チューブに付けられた弧状の曲がり癖は、可撓性チューブが挿通チャンネルの入口から出口まで通過している間に変形して向きが変わったり、緩やかになってしまう場合が少なくない。
【0006】すると、内視鏡検査の際に可撓性チューブの先端部分が内視鏡から突出する方向性がその時々でマチマチになり、膵胆管等にスムーズに差し込むことができなくなってしまう。
【0007】そこで本発明は、内視鏡の挿通チャンネルに挿通された可撓性チューブの先端部分を確実に所望の方向に突出させることができる内視鏡の挿通チャンネルへの挿通具を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するため、本発明の内視鏡の挿通チャンネルへの挿通具は、遠隔操作によって屈曲する湾曲部が先端部分に形成された挿入部を有する内視鏡の、挿入部内に配置された挿通チャンネル内に挿脱される可撓性チューブを有する挿通チャンネルへの挿通具において、可撓性チューブが挿通チャンネル内に挿通された使用状態において、可撓性チューブのうち湾曲部内に位置する部分に、真っ直ぐの状態から所定の方向にのみ曲がり易い曲がり方向性を付与したものである。
【0009】なお、可撓性チューブの肉厚を方向によって他より薄く形成すれば、曲がり方向性を容易に得ることができる。また、可撓性チューブが挿通チャンネル内に挿通された使用状態において、可撓性チューブのうち湾曲部内より先端寄りに位置する部分にも、湾曲部内に位置する部分の曲がり方向と関連する所定の方向にのみ曲がり易い曲がり方向性を付与することにより、可撓性チューブの先端部分の突出方向を任意に精度よくコントロールすることができる。
【0010】また本発明は、可撓性チューブが挿通チャンネル内に挿通された使用状態において、可撓性チューブのうち湾曲部内より先端寄りに位置する部分に、可撓性チューブの外面に露出する先端処置部材が配置されている処置具にも適用することができる。
【0011】
【発明の実施の形態】図面を参照して本発明の実施例を説明する。図1は、十二指腸ファイバスコープの挿通チャンネルを経由して膵胆管内に造影剤を送り込むために用いられるカニューレチューブの先端部分を示している。
【0012】カニューレチューブは、例えば四フッ化エチレン樹脂チューブ又はポリエチレン樹脂チューブ等からなる直径が2mm程度で長さが2m程度の可撓性チューブ1の基端に、図示されていない造影剤注入口金が接続されて構成されている。
【0013】なお、腰折れ防止のための芯金が必要に応じて挿通配置される。また、可撓性チューブ1の先端は、テーパ状に少し窄まった形状に形成されている。以下、可撓性チューブ1をカニューレチューブ1と称する。
【0014】図4は、十二指腸ファイバスコープ10の挿通チャンネル11にカニューレチューブ1が挿通されて使用される状態の先端部分を示している。可撓管状の十二指腸ファイバスコープ10の挿入部12は1.2m程度の有効長を有しており、その先端部分には、手元側に設けられた操作部(図示せず)からの遠隔操作によって屈曲自在な湾曲部13が設けられている。
【0015】挿通チャンネル11は、挿入部12内に全長にわたって挿通配置されており、その出口部分には、挿通チャンネル11を通って突出される処置具類の突出方向を前後方向に変換制御するための処置具起上片14が配置されている。
【0016】図4に示されるように、カニューレチューブ1が膵胆管に差し込まれる際には、湾曲部13は所定の方向(いわゆるUP方向)に屈曲した状態になっていて、カニューレチューブ1が、湾曲部13部分の屈曲方向とほぼ同方向に屈曲した状態で突出される。
【0017】図1に戻って、カニューレチューブ1の軸線に垂直な断面における断面形状は、基端から先端近傍部分までの範囲では正円形であるが、十二指腸ファイバスコープ10の挿通チャンネル11内に挿通された使用状態において湾曲部13内に位置する部分A(以下「湾曲部13内に位置する部分A」という)の全範囲とそれより先端寄りの範囲は、特定の方向の肉厚が薄く形成されている。
【0018】即ち、II−II断面を図示する図2に示されるように、上記の範囲においては、断面形状が正円形のカニューレチューブ1の外面が一方向だけ削り取られた形状に形成されて(削除部2)、その方向の肉厚が他の方向より薄くなっている。
【0019】そのように構成することにより、図3に略示されるように、カニューレチューブ1の先端部分は、真っ直ぐの状態から削除部2を背側とする一方向にのみ曲がり易い曲がり方向性を有する。
【0020】したがって、カニューレチューブ1が挿通チャンネル11の湾曲部13内に位置する部分を通過することによって、カニューレチューブ1の軸線周りの向きが自然に所定方向に規制され、カニューレチューブ1の先端部分を挿通チャンネル11の先端から確実に所望の方向に突出させることができる。
【0021】なお、図5に示されるように、削除部2をカニューレチューブ1の軸線周りの180°対称の位置に形成して、カニューレチューブ1を180°対称方向に曲がり易くしても差し支えない。
【0022】図6は、本発明の第2の実施例のカニューレチューブの先端部分を示しており、削除部2を、湾曲部13内に位置する部分Aではカニューレチューブ1の軸線と平行に形成し、それより先寄りの部分ではカニューレチューブ1の周方向に徐々に傾けて形成したものである。
【0023】このように構成すると、カニューレチューブ1の先端が曲げられる際に、図7に示されるように、湾曲部13内に位置する部分Aより先寄りの部分が、湾曲部13内に位置する部分Aと相違する平面上で曲がる。
【0024】このように、削除部2の形状を適宜選択することによって、カニューレチューブ1の先端を十二指腸ファイバスコープ10の挿入部12の先端から思った通りの方向に突出させることができる。
【0025】図8は、本発明が適用されたパピロトミーナイフの先端部分を示しており、前述の第1の実施例と同様の削除部2が形成された可撓性チューブ1の先端部分に、電極ワイヤ3(先端処置部材)が露出して配置されている。
【0026】この電極ワイヤ3は、可撓性チューブ1内に全長にわたって挿通配置された導電ワイヤが、可撓性チューブ1の先端部分に軸線方向に間隔をあけて穿設された一対の孔の間において可撓性チューブ1の外面に出る状態に配置されたものである。
【0027】IX−IX断面を図示する図9に示されるように、削除部2と電極ワイヤ3とを可撓性チューブ1の軸線周りに180°対称の方向に配置すれば、十二指腸ファイバスコープ10から突出する可撓性チューブ1のカーブの内側に電極ワイヤ3が位置することになる。
【0028】このように、削除部2と電極ワイヤ3との位置関係によって、可撓性チューブ1のカーブに対する電極ワイヤ3の位置を思った通りの位置関係にして、電極ワイヤ3を思い通りの方向に位置させることができる。
【0029】なお、本発明は上記実施例に限定されるものではなく、内視鏡の挿通チャンネルに挿通される各種挿通具に広く適用し得るものである。
【0030】
【発明の効果】本発明の内視鏡の挿通チャンネルへの挿通具によれば、可撓性チューブが挿通チャンネル内に挿通された使用状態において、可撓性チューブのうち湾曲部内に位置する部分に、真っ直ぐの状態から所定の方向にのみ曲がり易い曲がり方向性を付与したことにより、内視鏡の挿通チャンネルに挿通された可撓性チューブの先端部分を確実に所望の方向に突出させることができる。




 

 


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