米国特許情報 | 欧州特許情報 | 国際公開(PCT)情報 | Google の米国特許検索
 
     特許分類
A 農業
B 衣類
C 家具
D 医学
E スポ−ツ;娯楽
F 加工処理操作
G 机上付属具
H 装飾
I 車両
J 包装;運搬
L 化学;冶金
M 繊維;紙;印刷
N 固定構造物
O 機械工学
P 武器
Q 照明
R 測定; 光学
S 写真;映画
T 計算機;電気通信
U 核技術
V 電気素子
W 発電
X 楽器;音響


  ホーム -> 医学 -> 旭光学工業株式会社

発明の名称 電子内視鏡の先端部
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開2002−65599(P2002−65599A)
公開日 平成14年3月5日(2002.3.5)
出願番号 特願2000−255146(P2000−255146)
出願日 平成12年8月25日(2000.8.25)
代理人 【識別番号】100091317
【弁理士】
【氏名又は名称】三井 和彦
【テーマコード(参考)】
4C061
【Fターム(参考)】
4C061 CC06 DD03 FF45 JJ06 LL02 NN03 SS01 UU03 
発明者 荻野 隆之 / 三浦 静春
要約 目的


構成
特許請求の範囲
【請求項1】挿入部の先端に内蔵された配線基板に内視鏡観察像を撮像するための固体撮像素子が取り付けられ、上記挿入部内に挿通配置された信号ケーブルの先端から延出する複数のリード線の先端が上記配線基板に接続固着されて、上記配線基板と上記信号ケーブルの先端との間の空間に接着剤が充填された電子内視鏡の先端部において、上記信号ケーブル内に上記リード線と並んで糸材を挿通配置して、上記信号ケーブルの先端から延出する上記糸材の先端部分を上記接着剤充填部内に上記リード線と共に固着したことを特徴とする電子内視鏡の先端部。
【請求項2】上記糸材が、互いの間隔をあけて複数配置されている請求項1記載の電子内視鏡の先端部。
【請求項3】上記糸材が木綿糸である請求項1又は2記載の電子内視鏡の先端部。
発明の詳細な説明
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は電子内視鏡の先端部に関する。
【0002】
【従来の技術】電子内視鏡においては、一般に、挿入部の先端に内蔵された配線基板に内視鏡観察像を撮像するための固体撮像素子が取り付けられ、挿入部内に挿通配置された信号ケーブルの先端から延出する複数のリード線の先端が、半田付け等によって配線基板に接続固着されている。
【0003】ただし、単純にそのような構成をとっただけでは、挿入部の屈曲動作等によって信号ケーブルが引っ張られた時に半田接続部が断線してしまうことがあるので、配線基板と信号ケーブルの先端との間の空間に接着剤を充填して、リード線延出部分を配線基板と一体的に固めてある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上述のように配線基板と信号ケーブルの先端との間の空間に接着剤を充填しただけの構造では、信号ケーブルが強く引っ張られると各リード線に強い張力が作用して、依然として半田接続部が断線するおそれがある。
【0005】そこで本発明は、信号ケーブルが強く引っ張られた時でもリード線に強い張力が作用せず、配線基板との接続部が断線しない耐久性の優れた電子内視鏡の先端部を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するため、本発明の電子内視鏡の先端部は、挿入部の先端に内蔵された配線基板に内視鏡観察像を撮像するための固体撮像素子が取り付けられ、挿入部内に挿通配置された信号ケーブルの先端から延出する複数のリード線の先端が配線基板に接続固着されて、配線基板と信号ケーブルの先端との間の空間に接着剤が充填された電子内視鏡の先端部において、信号ケーブル内にリード線と並んで糸材を挿通配置して、信号ケーブルの先端から延出する糸材の先端部分を接着剤充填部内にリード線と共に固着したものである。
【0007】なお、糸材が、互いの間隔をあけて複数配置されていると張力が均等に分散され、糸材が木綿糸であると接着性がよい。
【0008】
【発明の実施の形態】図面を参照して本発明の実施例を説明する。図1は電子内視鏡の挿入部の先端部分を示しており、遠隔操作によって屈曲自在に形成された湾曲部10が、可撓管状の挿入部の先端に設けられている。
【0009】湾曲部10は、複数(例えば5〜25個程度)の節輪11をリベット12で回動自在に連結して、弾力性のあるゴムチューブ製の外皮13で外装して構成されている。
【0010】図示されていない操作部から牽引操作される複数本(例えば4本)の操作ワイヤ14が、各節輪11から内方に突設されたワイヤガイド15に緩く挿通配置されており、操作ワイヤ14の先端は、最先端のワイヤガイド15に係止されている。その結果、湾曲部10は牽引された操作ワイヤ14の位置する方向に屈曲する。
【0011】最先端の節輪11に連結された先端部本体1には対物光学系2が内蔵されており、その対物光学系2による被写体の結像位置に固体撮像素子3の撮像面が配置され、内視鏡観察像を撮像するようになっている。
【0012】固体撮像素子3は、先端部本体1に形成された孔内に嵌挿固定された保持筒4内に固定されている。保持筒4の内外両面には絶縁テープ5が巻かれ、固体撮像素子3のすぐ後方には配線基板6が固定的に配置されている。
【0013】挿入部内には、固体撮像素子3の駆動信号や撮像信号等を伝送するための信号ケーブル50が全長にわたって挿通配置されており、信号ケーブル50の先端部分から延出するリード線51の先端が、保持筒4内において配線基板6上の端子に半田付け等によって接続されている。信号ケーブル50の端部は、緊縛糸59によって緊縛されている。
【0014】II−II断面を示す図2に示されるように、信号ケーブル50は、束ねられた多数のリード線51を、押さえテープ52、導電性網管(シールド)53及び絶縁性外皮54で囲んで構成されており、さらにリード線51どうしの間に、複数本(例えば3本)の例えば木綿糸からなる糸材55が、適宜の間隔をあけて偏在しないようにリード線51と並んで挿通配置されている。
【0015】図1に戻って、各糸材55の先端部分は、リード線51の先端部分と共に信号ケーブル50の先端から保持筒4内に延出して配線基板6の近傍に達しており、配線基板6と信号ケーブル50の先端との間には、例えばエポキシ系等の接着剤100が保持筒4内の空間を埋める状態に充填されている。
【0016】その結果、信号ケーブル50の先端から延出するリード線51の先端部分と糸材55の先端部分とが共に接着剤100の充填部内に固着されて、保持筒4、配線基板6及び信号ケーブル50の絶縁性外皮54等と一体的に固められている。
【0017】したがって、信号ケーブル50が後方から強く引っ張られても、その張力がリード線51だけでなく糸材55にも分散されてリード線51への負担が軽減されるので、リード線51と配線基板6との半田接続部に大きな力が作用しない。
【0018】
【発明の効果】本発明によれば、信号ケーブル内にリード線と並んで糸材を挿通配置して、信号ケーブルの先端から延出する糸材の先端部分を接着剤充填部内にリード線と共に固着したことにより、信号ケーブルが強く引っ張られた時でも張力が糸材に分散されてリード線に強い張力が作用しないので、リード線と配線基板との接続部が断線するおそれが著しく小さくなる優れた効果を有する。




 

 


     NEWS
会社検索順位 特許の出願数の順位が発表

URL変更
平成6年
平成7年
平成8年
平成9年
平成10年
平成11年
平成12年
平成13年


 
   お問い合わせ info@patentjp.com patentjp.com   Copyright 2007-2013