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発明の名称 内視鏡用処置具
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開2002−58675(P2002−58675A)
公開日 平成14年2月26日(2002.2.26)
出願番号 特願2000−248136(P2000−248136)
出願日 平成12年8月18日(2000.8.18)
代理人 【識別番号】100091317
【弁理士】
【氏名又は名称】三井 和彦
【テーマコード(参考)】
4C060
4C061
【Fターム(参考)】
4C060 EE22 GG22 GG26 GG28 GG29 MM24 MM26 
4C061 DD03 GG15
発明者 大内 輝雄
要約 目的


構成
特許請求の範囲
【請求項1】内視鏡の処置具挿通路に挿通される可撓軸部と、上記可撓軸部の先端に配置されて上記処置具挿通路を通過できない大きさの先端処置部材と、上記先端処置部材を遠隔的に作動させるために上記可撓軸部の基端に連結された操作部とを有する内視鏡用処置具において、上記可撓軸部の基端と上記操作部との間を連結及び分離自在に構成すると共に、上記操作部から分離された状態の上記可撓軸部の基端部分が上記内視鏡の処置具挿通路内を通過できるように構成したことを特徴とする内視鏡用処置具。
【請求項2】上記可撓軸部が、可撓性シースと、その内部に軸線方向に進退自在に挿通された操作ワイヤとを有している請求項1記載の内視鏡用処置具。
【請求項3】上記可撓性シースが密着巻きのコイルパイプであり、上記操作部に対する連結部材として上記コイルパイプの基端部分にパイプ状部材が被嵌固着されているだけである請求項2記載の内視鏡用処置具。
【請求項4】上記可撓軸部の基端付近が急激に曲がるのを防止するための折れ止め部材が、上記可撓軸部に対して分離自在に上記操作部に取り付けられている請求項1、2又は3記載の内視鏡用処置具。
発明の詳細な説明
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、内視鏡の処置具挿通路に挿通して使用される内視鏡用処置具に関する。
【0002】
【従来の技術】内視鏡用処置具は、一般に、内視鏡の処置具挿通路に挿通される可撓軸部と、可撓軸部の先端に配置された先端処置部材と、先端処置部材を遠隔的に作動させるために可撓軸部の基端に連結された操作部とからなる構成になっている。
【0003】そのような内視鏡用処置具は、先端処置部材が内視鏡の処置具挿通路を通過可能な大きさに形成されていて、使用時には、内視鏡の処置具挿通路内に先端処置部材側から挿入される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、そのような従来の装置では、例えば大きな組織標本を採取する必要がある場合等のように、大きな先端処置部材を有する処置具を用いたい場合には、それだけ太い処置具挿通路が配設された内視鏡を用いる必要があるので、内視鏡の挿入部が太くなって患者に大きな苦痛を与えていた。
【0005】そこで本発明は、大きな先端処置部材による効果的な処置を、太い処置具挿通路が配設された内視鏡を用いずに、患者に余分な苦痛を与えることなく行うことができる内視鏡用処置具を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するため、本発明の内視鏡用処置具は、内視鏡の処置具挿通路に挿通される可撓軸部と、可撓軸部の先端に配置されて処置具挿通路を通過できない大きさの先端処置部材と、先端処置部材を遠隔的に作動させるために可撓軸部の基端に連結された操作部とを有する内視鏡用処置具において、可撓軸部の基端と操作部との間を連結及び分離自在に構成すると共に、操作部から分離された状態の可撓軸部の基端部分が内視鏡の処置具挿通路内を通過できるように構成したものである。
【0007】なお、可撓軸部が、可撓性シースと、その内部に軸線方向に進退自在に挿通された操作ワイヤとを有していてもよく、そのような構成をとる多くの内視鏡用処置具に本発明を適用することができる。
【0008】また、可撓性シースが密着巻きのコイルパイプであり、操作部に対する連結部材としてコイルパイプの基端部分にパイプ状部材が被嵌固着されているだけの構成にすることにより、可撓性シースの基端部分を最小限の太さにして、内視鏡の処置具挿通チャンネルに挿通することができる。
【0009】また、可撓軸部の基端付近が急激に曲がるのを防止するための折れ止め部材を可撓軸部に対して分離自在に操作部に取り付けることにより、可撓軸部の基端部分を太くならないように構成して、内視鏡の処置具挿通チャンネルに挿通することができる。
【0010】
【発明の実施の形態】図面を参照して本発明の実施例を説明する。図1は本発明が適用された内視鏡用生検鉗子を示している。ただし、本発明は生検鉗子以外の各種の内視鏡用処置具に適用することができる。
【0011】1は、例えばステンレス鋼線を一定の径で螺旋状に密着巻きして形成されたコイルパイプからなる可撓性シースであり、図1には図示されていない操作ワイヤ2が、軸線方向に進退自在に全長にわたって挿通配置されていて、可撓性シース1と操作ワイヤ2によって可撓軸が構成されている。
【0012】可撓性シース1の先端に固着された先端支持部材3には、図2に拡大図示されるように、生検鉗子の先端処置部材である一対の鉗子カップ4が、支軸5を中心に嘴状に開閉自在に支持されている。この鉗子カップ4は、非常に大きな(例えば直径が5〜10mm程度の)球状に形成されている。
【0013】先端支持部材3に形成されたスリ割り31内には、鉗子カップ4を開閉駆動するためのリンク機構6が配置されており、操作ワイヤ2を進退操作することにより、リンク機構6が動作して鉗子カップ4が嘴状に開閉する。
【0014】可撓性シース1の基端には、図3に拡大図示されるように、ステンレス鋼パイプ製のシース連結口金1pが被嵌されて半田付け等によってそこに固着されており、それ以外の部材は取り付けられていない。シース連結口金1pの外径寸法は例えば2mm程度である。
【0015】操作ワイヤ2の基端部分は可撓性シース1の基端から手元側に延出しており、その延出部分には肉厚の薄い(例えば0.1〜0.15mm程度の)ステンレス鋼パイプ製の補強パイプ2aが被嵌固着されている。
【0016】補強パイプ2aの先端は可撓性シース1内に位置しており、補強パイプ2aの基端には、ステンレス鋼パイプ製のワイヤ連結口金2pが被嵌されて半田付け等によってそこに固着されている。シース連結口金1pの外径寸法は例えば1.5mm程度である。
【0017】図1に戻って、手元側から操作ワイヤ2を進退操作するための操作部10は、可撓性シース1の基端に連結及び分離自在になっており、図1には分離された状態が示されている。
【0018】前述のように、可撓性シース1の基端に取り付けられたシース連結口金1pは、閉じた状態の鉗子カップ4に比べてはるかに細く形成されており、鉗子カップ4が通過できない内視鏡の処置具挿通チャンネル60(処置具挿通路)内を楽に通過することができる。
【0019】即ち、一対の鉗子カップ4が閉じた状態の外径をd1、シース連結口金1pの外径をd2とし、この内視鏡用処置具が使用される内視鏡の処置具挿通チャンネル60の内径(最小径)をDとすると、d2<D<d1である。
【0020】操作部10は、長手方向にスリット13が形成された棒状の操作部本体11の手元側端部に第1の指掛け12が形成され、操作部本体11に沿ってスライド自在なスライダ14に第2の指掛け15が形成された構成になっている。
【0021】そして、操作部本体11の先端部分にシース連結口金1pが係脱自在に取り付けられ、スライダ14にワイヤ連結口金2pが係脱自在に取り付けられる。16は、シース連結口金1pを係脱させるプッシュボタン、26は、ワイヤ連結口金2pを係脱させるプッシュボタンである。
【0022】30は、可撓性シース1が操作部10に連結された状態において、可撓性シース1の基端付近が急激に曲がるのを防止するように、可撓性シース1の基端付近を囲んだ状態になる折れ止め部材であり、弾力性のゴム材によって先細りのテーパ状に形成されて操作部本体11の先端に取り付けられている。
【0023】図4は、操作部10におけるシース連結口金1pとワイヤ連結口金2pの連結部分を示しており、操作部本体11の先端部分に係止されているプラスチック製のシース受け座17の軸線位置には、先側からシース連結口金1pを挿脱自在な孔が形成されている。
【0024】シース受け座17を直角に横切って配置されたストッパ板18には、図5に示されるように、シース連結口金1pが通過する太い長孔20aと、可撓性シース1は通過できるがシース連結口金1pは通過できない細い長孔20bとが連続して形成されている。
【0025】ストッパ板18は圧縮コイルスプリング19によって外方に向けて付勢されていて、その突端にプッシュボタン16が取り付けられ、長孔20a,20b内に可撓性シース1が通されている。
【0026】その結果、図4に示されるように、プッシュボタン16が押し込まれていない状態では、シース連結口金1pが細い長孔20b部分に引っ掛かってシース受け座17内にほとんどガタつきなく係止され、可撓性シース1が操作部本体11に連結された状態になる。
【0027】そして、圧縮コイルスプリング19の付勢力に抗してプッシュボタン16を押し込めば、シース連結口金1pが太い長孔20a部分を通過できる位置に移動して、可撓性シース1を操作部本体11に対して係脱させることができる。
【0028】スライダ14に対するワイヤ連結口金2pの連結部も、それとほぼ同じ構造であり、プッシュボタン26を押し込むことにより、操作ワイヤ2をスライダ14に対して係脱させることができる。
【0029】27、28及び29は、シース受け座17、ストッパ板18及び圧縮コイルスプリング19に対応する、ワイヤ受け座、ストッパ板及び圧縮コイルスプリングである。
【0030】図6は、このように構成された内視鏡用処置具を内視鏡の処置具挿通チャンネル60に挿通する際の状態を示しており、可撓性シース1を基端のシース連結口金1p側から処置具挿通チャンネル60の突出口60aに差し込んで処置具挿通チャンネル60を通過させ、挿入口60b側に突き出させたシース連結口金1pとワイヤ連結口金2pに操作部10を連結して使用する。
【0031】このようにして、処置具挿通チャンネル60を通過することができない大きな先端処置部材が設けられた処置具を容易に使用することができる。51は内視鏡の挿入部、52は湾曲部、53は操作部、54は湾曲操作ノブ、55は先端部本体である。
【0032】
【発明の効果】本発明によれば、可撓軸部の基端と操作部との間を連結及び分離自在に構成すると共に、操作部から分離された状態の可撓軸部の基端部分が内視鏡の処置具挿通路内を通過できるように構成したことにより、大きな先端処置部材を有する処置具を、太い処置具挿通路が配設された内視鏡を用いずに使用することができ、患者に余分な苦痛を与えることなく効果的な内視鏡処置を行うことができる。




 

 


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