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発明の名称 内視鏡用処置具の先端連結部
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開2002−52029(P2002−52029A)
公開日 平成14年2月19日(2002.2.19)
出願番号 特願2000−238348(P2000−238348)
出願日 平成12年8月7日(2000.8.7)
代理人 【識別番号】100091317
【弁理士】
【氏名又は名称】三井 和彦
【テーマコード(参考)】
4C060
【Fターム(参考)】
4C060 FF19 GG26 GG29 
発明者 大内 輝雄
要約 目的


構成
特許請求の範囲
【請求項1】金属線を一定の径で螺旋状に巻いて形成されたコイルシースの先端に先端チップが連結固定された内視鏡用処置具の先端連結部において、上記先端チップの後端寄りの部分を円筒状に形成し、その部分を上記コイルシースの先端内にきつくねじ込んで連結固定したことを特徴とする内視鏡用処置具の先端連結部。
【請求項2】上記先端チップの円筒状部分の後端部分の外径がそれより先側部分の外径より大きく形成されている請求項1記載の内視鏡用処置具の先端連結部。
発明の詳細な説明
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は内視鏡用処置具の先端連結部に関する。
【0002】
【従来の技術】内視鏡用処置具の多くは、内視鏡の処置具挿通チャンネルに挿脱される可撓性のシースを有しており、そのようなシースは、ステンレス鋼線を一定の径で螺旋状に巻いて形成されたコイルパイプか、可撓性チューブの何れかによって形成されている。
【0003】コイルパイプによって形成されたシース(以下、「コイルシース」という)は、鉗子類その他各種の内視鏡用処置具に用いられており、コイルシースの先端にはステンレス鋼製の先端チップ等が連結固定されている。
【0004】図8は、そのような内視鏡用生検鉗子のコイルシース1と先端チップ3との従来の連結部の構成を示しており、先端チップ3の後端寄りの部分が円筒状に形成され、その内側にコイルシース1の先端部分が緩く差し込まれて、ロー付け又は半田付け等のような固着手段によって固着されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、ロー付け又は半田付け等による固着を行うと、図8のA部のようにローや半田がコイルシース1の表面に沿って流れて処置具の先端硬質部が長くなり、処置具挿通チャンネルに対する挿脱抵抗が大きくなって使い難くなってしまう場合がある。
【0006】また、ロー付け又は半田付け等による固着作業は作業自体が面倒で時間がかかるだけでなく、さらに固着後には十分な洗浄作業が必要であり、固着作業時に加えられる熱により部材が焼きなまされて強度が低下する場合もある。
【0007】そこで本発明は、コイルシースの先端に先端チップを簡単な作業により確実かつ強固に連結固定することができる内視鏡用処置具の先端連結部を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するため、本発明の内視鏡用処置具の先端連結部は、金属線を一定の径で螺旋状に巻いて形成されたコイルシースの先端に先端チップが連結固定された内視鏡用処置具の先端連結部において、先端チップの後端寄りの部分を円筒状に形成し、その部分をコイルシースの先端内にきつくねじ込んで連結固定したものである。
【0009】なお、先端チップの円筒状部分の後端部分の外径が先側部分の外径より大きく形成されていてもよい。
【0010】
【発明の実施の形態】図面を参照して本発明の実施例を説明する。図2は代表的な内視鏡用処置具である内視鏡用生検鉗子を示しており、コイルシース1は、例えばステンレス鋼線を例えば外径の直径が2mm程度の一定の径で螺旋状に密着巻きしたコイルパイプによって形成され、その先端に先端チップ3が連結固定されている。
【0011】コイルシース1内には、操作ワイヤ2が軸線方向に進退自在に全長にわたって挿通配置されており、操作ワイヤ2を手元側から軸線方向に進退させることによって、先端チップ3に取り付けられた一対の鉗子カップ4が開閉駆動される。
【0012】コイルシース1の手元側端部(基端部)には、操作ワイヤ2を進退操作するための操作部10が連結されている。操作ワイヤ2の基端は、操作部本体11に対して軸線方向に進退自在なスライダー12に連結され、操作部本体11とスライダー12とに各々指掛け13,14が取り付けられており、スライダー12を進退操作することにより操作ワイヤ2が進退する。
【0013】図1は、内視鏡用生検鉗子の先端部分を示しており、先端チップ3を先側から二分割するように形成されたスリット31の先端部分を横切って先端チップ3に取り付けられた支軸5に、一対の鉗子カップ4が回動自在に支持されている。
【0014】スリット31内には、操作ワイヤ2の進退動作によって動作して鉗子カップ4を開閉駆動するパンタグラフ状のリンク機構6が配置されており、操作ワイヤ2を軸線方向に進退させることにより、支軸5を中心にして一対の鉗子カップ4が嘴状に開閉する。
【0015】先端チップ3の後端寄りの部分は、外径の大きさがコイルシース1の内径より僅かに大きい円筒状部32になっており、その円筒状部32がコイルシース1の先端内にきつくねじ込まれて、先端チップ3がコイルシース1に連結固定されている。
【0016】なお、コイルシース1内で進退する操作ワイヤ2が円筒状部32内を通過することから、円筒状部32の内径寸法はコイルシース1の内径寸法と同程度であるのがよく、円筒状部32の肉厚は例えば0.05mm〜0.2mm程度であればよい。
【0017】先端チップ3の円筒状部32をコイルシース1の先端内にねじ込むには、コイルシース1をいわゆるピンバイスのような保持工具で保持し、図3から図4に示されるように、コイルシース1と先端チップ3とを軸線回りに相対的に回転させながら、先端チップ3の円筒状部32がコイルシース1内に嵌め込まれるようにすればよい。
【0018】すると、コイルシース1の端部が円筒状部32によって径方向に少し押し広げられて、コイルシース1が弾性によって円筒状部32を締め付けた状態になり、先端チップ3がコイルシース1の先端に連結固定された状態になる。
【0019】そして、図5に示されるように、コイルシース1と先端チップ3とを引き離そうとする軸線方向の力が加わると、コイルシース1は伸びようとすることにより径方向に縮もうとして円筒状部32との結合力が強まるので、コイルシース1と先端チップ3との連結状態は容易には外れない。
【0020】したがって、コイルシース1が素線の3巻き分程度円筒状部32に被せられれば十分な連結強度が得られる。逆に言うと、円筒状部32が、コイルシース1の素線の3巻き分以上コイルシース1の先端内に入っていればよい。
【0021】なお、図6に示されるように円筒状部32の後端部分の肉厚を外周側に厚くしたり、図7に示されるように円筒状部32の外周面を後方に次第に径が大きくなるテーパ状に形成して、後端部分の外径を先側部分の外径より大きくすれば、コイルシース1と先端チップ3との結合強度がさらに大きくなる。
【0022】なお、本発明は上記実施例に限定されるものではなく、例えば本発明は生検鉗子に限らず、シースとしてコイルパイプが用いられた各種内視鏡用処置具の先端連結部に適用することができる。
【0023】
【発明の効果】本発明によれば、円筒状に形成された先端チップの後端寄りの部分を、コイルシースの先端内にきつくねじ込んで連結固定したことにより、半田付けやロー付け等を行うことなく、コイルシースの先端に先端チップを簡単な作業により確実かつ強固に連結固定することができる。




 

 


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