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発明の名称 内視鏡の処置具挿通路
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開2002−51973(P2002−51973A)
公開日 平成14年2月19日(2002.2.19)
出願番号 特願2000−239311(P2000−239311)
出願日 平成12年8月8日(2000.8.8)
代理人 【識別番号】100091317
【弁理士】
【氏名又は名称】三井 和彦
【テーマコード(参考)】
2H040
4C061
【Fターム(参考)】
2H040 AA00 BA00 DA03 DA11 DA14 DA54 DA56 
4C061 FF43 JJ01 JJ06
発明者 大内 輝雄
要約 目的


構成
特許請求の範囲
【請求項1】遠隔操作によって屈曲する湾曲部が先端部分に形成された内視鏡の挿入部内に全長にわたって挿通配置されて、出口が上記挿入部の先端に開口配置され、上記挿入部の基端に連結された操作部に入口が配置された内視鏡の処置具挿通路において、少なくとも上記挿入部内にある部分の断面形状が、全長にわたって楕円形又は長円形に形成されていることを特徴とする内視鏡の処置具挿通路。
【請求項2】上記断面形状の短径側が上記湾曲部の屈曲方向に向けて配置されている請求項1記載の内視鏡の処置具挿通路。
【請求項3】上記入口付近と出口付近以外の部分が可撓性チューブによって形成されている請求項1又は2記載の内視鏡の処置具挿通路。
【請求項4】上記入口から上記出口までの全長にわたって断面形状がほぼ相似形に形成されている請求項1、2又は3記載の内視鏡の処置具挿通路。
【請求項5】上記入口部分の断面形状が、上記挿入部内にある部分の断面形状を内包するように形成されている請求項1、2又は3記載の内視鏡の処置具挿通路。
発明の詳細な説明
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、処置具を案内するために内視鏡の挿入部内に挿通配置された内視鏡の処置具挿通路に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、内視鏡の挿入部内には、処置具を案内するために可撓性チューブからなるチャンネルチューブが挿通配置されており、操作部に配置された処置具挿入口から処置具を差し込んで挿入部の先端から突出させることができる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】内視鏡用生検鉗子等によって検査に有効な標本を採取するためには、粘膜表面よりある程度深い部分の組織まで切り取る必要があり、標本を大きく採取すればするほど診断には有効である。
【0004】しかし、例えば声帯ポリープ等を切除する際には、声を出すための振動をする組織まで切除すると、その人の声が変化してしまう問題があり、それを避けようとすると、組織量が少なくて検査に有効な標本を採取することができない。
【0005】そこで、本発明者は、浅くて大きな標本を採取することができるように、図4に示されるような偏平状の鉗子カップ91を有する生検鉗子を発明して、先に特許出願をしてある(特願2000−121908)。
【0006】しかし、そのような生検鉗子を従来の内視鏡の処置具挿通路に通そうとすると、偏平状の鉗子カップの幅広部分が通過する大きな直径が必要なので、非常に太いチャンネルチューブが組み込まれた太い内視鏡を用いる必要があり、内視鏡検査を受ける人に大きな苦痛を与えてしまう。
【0007】そこで本発明は、浅くて大きな標本を採取することができる偏平な鉗子カップを有する生検鉗子を、内視鏡の挿入部をあまり太くすることなく用いることができるようにした内視鏡の処置具挿通路を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するため、本発明の内視鏡の処置具挿通路は、遠隔操作によって屈曲する湾曲部が先端部分に形成された内視鏡の挿入部内に全長にわたって挿通配置されて、出口が挿入部の先端に開口配置され、挿入部の基端に連結された操作部に入口が配置された内視鏡の処置具挿通路において、少なくとも挿入部内にある部分の断面形状が、全長にわたって楕円形又は長円形に形成されているものである。
【0009】なお、断面形状の短径側が湾曲部の屈曲方向に向けて配置されているとよく、入口付近と出口付近以外の部分が可撓性チューブによって形成されていてもよい。
【0010】また、入口から出口までの全長にわたって断面形状がほぼ相似形に形成されていてもよく、或いは、入口部分の断面形状が、挿入部内にある部分の断面形状を内包するように形成されていてもよい。
【0011】
【発明の実施の形態】図面を参照して本発明の実施例を説明する。図3は、内視鏡の全体構成を示しており、可撓管によって外装された挿入部1の基端には操作部2が連結され、挿入部1の先端寄りの部分には、操作部2に配置された操作レバー4を操作することによって遠隔的に屈曲する湾曲部3が配置されている。
【0012】この湾曲部3は、上下方向にのみ屈曲するいわゆる二方向湾曲部であり、操作レバー4を矢印A方向に操作することにより、湾曲部3が矢印B方向のみに屈曲する。
【0013】挿入部1内には、生検鉗子等の処置具100を案内するための処置具挿通路10が全長にわたって挿通配置されていて、その出口(処置具突出口)10aは挿入部1の先端に開口形成され、入口(処置具挿入口)10bは操作部2の下端部に斜め上方に向けて配置されている。
【0014】処置具挿通路10は、両端の処置具突出口10a付近と処置具挿入口10b付近以外の部分が、例えば四フッ化エチレン樹脂製可撓性チューブからなるチャンネルチューブ10cによって形成されていて、その両端が口金等に接続固定されている。
【0015】チャンネルチューブ10cは、図1に示されるように、軸線に対して垂直な面における断面形状が全長にわたって楕円形に形成されており、両端の処置具突出口10aと処置具挿入口10bも、それとほぼ同じ楕円形の断面形状に形成されている。
【0016】したがって、図4に示されるような偏平な鉗子カップを有する生検鉗子を抵抗なく挿通案内することができ、しかもそのために必要以上の無駄なスペースをとらないので、挿入部1の径を最小限の太さにすることができる。また、偏平でない普通の形状の生検鉗子を通した場合には、処置具挿通路10内の自由空間を吸入路として有効に利用することができる。
【0017】図1に略示されるように、チャンネルチューブ10cは湾曲部3内において短径側を屈曲方向に向けて配置されている。断面形状が楕円形のチューブは短径方向に最も曲がり易いので、湾曲部3が屈曲する際にはそこに内挿されているチャンネルチューブ10cが滑らかに曲がって湾曲部3の屈曲動作を妨げず、湾曲部3内における内蔵物の乱れ等も発生しない。
【0018】なお、処置具挿通路10の内径が全長にわたって完全に同寸法である必要はなく、部分によって径が相違する場合には断面形状を相似形の楕円形にすれば処置具が通過する際に引っ掛かり難い。
【0019】また、挿入部1内ほどスペースの制約を受けない操作部2内においては、処置具挿通路10の断面形状を楕円形にしなくてもよく、例えば図2に示されるように、処置具挿入口10bを円形に形成して楕円形状のチャンネルチューブ10cに滑らかに接続してもよい。
【0020】この場合、処置具挿入口10bの内径の断面形状がチャンネルチューブ10cの内径の断面形状を内包するように形成しておけば、処置具の通過に問題は生じない。
【0021】なお、本発明は上記実施例に限定されるものではなく、例えば処置具挿通路10の断面形状を長円形に形成してもよい。
【0022】
【発明の効果】本発明の内視鏡の処置具挿通路によれば、少なくとも挿入部内にある部分の断面形状を、全長にわたって楕円形又は長円形に形成したことにより、浅くて大きな標本を採取することができる偏平な鉗子カップを有する生検鉗子を抵抗なく挿通案内することができ、しかもそのために必要以上の無駄なスペースをとらないので、内視鏡の挿入部をあまり太くせずに済み、内視鏡検査を受ける人に大きな苦痛を与えない。




 

 


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