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発明の名称 電子内視鏡
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開2002−51968(P2002−51968A)
公開日 平成14年2月19日(2002.2.19)
出願番号 特願2000−243693(P2000−243693)
出願日 平成12年8月11日(2000.8.11)
代理人 【識別番号】100083286
【弁理士】
【氏名又は名称】三浦 邦夫
【テーマコード(参考)】
4C061
5C065
【Fターム(参考)】
4C061 AA00 BB01 CC06 GG09 GG14 NN05 TT04 
5C065 AA04 BB02 CC01 DD02 FF05
発明者 佐野 浩
要約 目的
ホワイトバランスの調整を手間をかけずに行うことが可能な電子内視鏡を提供する。

構成
観察対象内に挿入される挿入観察部と、該挿入観察部を覆う着脱可能な保護キャップとを備え、挿入観察部の対物光学系による観察像を電子画像として観察する電子内視鏡において、電子内視鏡はその挿入観察部に保護キャップを装着した状態でガス滅菌が可能であり、さらに保護キャップの内面には、該保護キャップを装着した状態において対物光学系による電子画像のホワイトバランス調整用の色指標部が備えられていること。
特許請求の範囲
【請求項1】 観察対象内に挿入される挿入観察部と、該挿入観察部を覆う着脱可能な保護キャップとを備え、挿入観察部の対物光学系による観察像を電子画像として観察する電子内視鏡において、上記電子内視鏡はその挿入観察部に保護キャップを装着した状態でガス滅菌が可能であること;及び上記保護キャップの内面には、該保護キャップを装着した状態において上記対物光学系による電子画像のホワイトバランス調整用の色指標部が備えられていること;を特徴とする電子内視鏡。
【請求項2】 請求項1記載の電子内視鏡において、上記保護キャップには、上記装着状態で挿入観察部が位置する内部と外部を連通する連通孔が形成されている電子内視鏡。
【請求項3】 請求項1または2記載の電子内視鏡において、上記色指標部は、上記保護キャップとは別体として形成され、該保護キャップの内側に固定されている電子内視鏡。
【請求項4】 請求項1または2記載の電子内視鏡において、上記色指標部は、塗装により上記保護キャップの内面に形成されている電子内視鏡。
【請求項5】 請求項1から4いずれか1項記載の電子内視鏡は、眼科用電子内視鏡である電子内視鏡。
発明の詳細な説明
【0001】
【技術分野】本発明は、使用前にホワイトバランスを調整する電子内視鏡に関する。
【0002】
【従来技術及びその問題点】従来、電子内視鏡では、使用する前にホワイトバランスを調整するために専用の調整具を用いていた。そのため、電子内視鏡とは別に調整具も滅菌しなければならず、使用準備段階で手間がかかっていた。
【0003】
【発明の目的】本発明は、ホワイトバランスの調整を手間をかけずに行うことが可能な電子内視鏡を得ることを目的とする。
【0004】
【発明の概要】上記目的を達成するための本発明は、観察対象内に挿入される挿入観察部と、該挿入観察部を覆う着脱可能な保護キャップとを備え、挿入観察部の対物光学系による観察像を電子画像として観察する電子内視鏡において、電子内視鏡はその挿入観察部に保護キャップを装着した状態でガス滅菌が可能であり、さらに該保護キャップの内面には、該保護キャップを装着した状態において対物光学系による電子画像のホワイトバランス調整用の色指標部が備えられていることを特徴としている。この構成によれば、保護キャップを装着したままでガス滅菌とホワイトバランス調整が可能であるから、ホワイトバランスの調整を手間をかけずに容易に行うことができる。この本発明は、特に眼科用電子内視鏡に適用すると有効である。
【0005】保護キャップの装着状態でガス滅菌を可能にさせるための構成としては、例えば、該保護キャップに、挿入観察部が位置する内部と外部を連通する連通孔を形成すればよい。
【0006】色指標部は、保護キャップとは別体として形成し、該保護キャップの内側に固定するように構成してもよいし、あるいは保護キャップの内面に直接塗装して形成してもよい。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実施形態を説明する。図1は本発明の一実施形態にかかる眼科用電子内視鏡10の全体構成を示している。眼科用電子内視鏡10では、細長の保持部11の一端部から針状の挿入観察部12が延出されており、該挿入観察部12とは反対方向に向けて可撓管13が延出されている。可撓管13の先には、信号コネクタ部14aとライトガイドコネクタ14bを備えたコネクタ14が設けられている。
【0008】挿入観察部12は、ステンレス鋼管などからなる硬質外筒の内部に対物光学系を構成する光ファイバロッドが配されており、挿入観察部12の先端部から入射する観察像(被写体像)が光ファイバロッドを通して保持部11内の結像光学系に向けて出射される。結像光学系の背後には撮像素子(CCD)が設けられており、観察像は電子画像データに変換されて信号コネクタ部14aを介して画像処理装置へ送られる。画像処理装置はモニタや画像記録装置を備えており、画像データに基づいて観察像を電子画像としてモニタに表示したり、該電子画像を画像記録媒体に記録することが可能である。なお、図中には、保持部11内の結像光学系や撮像素子などは図示されていないが、これらは周知のものである。
【0009】また、ライトガイドコネクタ部14bには図示しない光源部が接続しており、ライトガイドコネクタ部14bから挿入観察部12の先端部まで、図示しないライトガイドファイバが延設されている。ライトガイドファイバは、挿入観察部12においては上述の硬質外筒と光ファイバロッドの間に配されており、挿入観察部12の先端から観察対象に向けて、光源部からの光を照射することができる。
【0010】図2に示すように、挿入観察部12の基端付近の保持部11外面にはキャップ装着段部15が形成されており、このキャップ装着段部15に対して保護キャップ20を着脱することが可能である。保護キャップ20は、キャップ装着段部15に装着される側の端部が開放され、反対側の端部が閉じた有底の円筒形状をなしている。保護キャップ20の軸線方向長さは挿入観察部12よりも長く、キャップ装着段部15に装着したときには挿入観察部12を完全に覆う。
【0011】この保護キャップ20の内面において、挿入観察部12の先端部(光入射部)が対向する位置、すなわち挿入観察部12を介して観察可能な領域には、ホワイトバランスの調整に用いるための色指標部材(色指標部)22が設けられている。色指標部材22の色はホワイトバランスを調整するための基準色とされている。したがって、キャップ装着段部15に保護キャップ20を装着した状態では、光ファイバロッドを内蔵した挿入観察部12を介して色指標部材22、すなわちホワイトバランス調整用の基準色が観察される。そして、挿入観察部12や画像処理装置を介してモニタ上に表示される色指標部材22の電子画像に基づいて、ホワイトバランスを調整することができる。
【0012】また保護キャップ20の周面には、内部と外部を貫通させて複数の連通孔21が形成されている。この連通孔21は、保護キャップ20を装着した状態で挿入部12の滅菌を可能とさせるためのものであり、保護キャップ20を装着した状態で眼科用電子内視鏡10をガスで滅菌すると、連通孔21を通して保護キャップ20の内部に滅菌ガスが流入し、保護キャップ20と挿入観察部12が同時に滅菌される。
【0013】以上の眼科用電子内視鏡10では、使用前の準備段階として、まず保護キャップ20を装着したまま滅菌作業を行う。上述したように、保護キャップ20には連通孔21が形成されているため、保護キャップ20と挿入観察部12は一度の滅菌作業で同時に滅菌される。続いて、眼科用電子内視鏡10を使用する直前に保護キャップ20の内面に設けた色指標部材22を参照してホワイトバランスを調整する。該調整後、保護キャップ20を取り外せば、滅菌及びホワイトバランス調整済みの眼科用電子内視鏡10を使用することができる。
【0014】以上の説明から明らかなように、本実施形態の電子内視鏡によれば、色指標部材22を設けた保護キャップ20がホワイトバランスの調整具を兼ね、かつ保護キャップ20を装着した状態で挿入観察部12を滅菌可能としたので、従来のようにホワイトバランス調整用の専用調整具を電子内視鏡とは別に滅菌する必要がなく、ホワイトバランスの調整に際して調整具を着脱する手間もかからない。よって電子内視鏡の使用前の準備を容易に実行することができる。また、本実施形態の電子内視鏡では、滅菌とホワイトバランスの調整を終えた使用直前まで保護キャップ20を装着したままにできるので、挿入観察部12が露出する時間を極力短くして破損のおそれを少なくできるという利点もある。
【0015】但し、本発明は図示実施形態に限定されるものではない。例えば、保護キャップの形状は円筒形状に限らず任意のものとすることができる。また、上記実施形態では、保護キャップ20の内側に別部材である色指標部材22を固定するものであるが、保護キャップ20の内面に塗装によってホワイトバランス調整用の色指標部を形成してもよい。また、本発明は眼科用の電子内視鏡に好適であるが、眼科用以外の電子内視鏡にも適用することもできる。
【0016】
【発明の効果】以上のように本発明の電子内視鏡によれば、ホワイトバランスの調整を手間をかけずに行うことが可能である。




 

 


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