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発明の名称 内視鏡の処置具挿通路
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開2002−34904(P2002−34904A)
公開日 平成14年2月5日(2002.2.5)
出願番号 特願2000−223428(P2000−223428)
出願日 平成12年7月25日(2000.7.25)
代理人 【識別番号】100091317
【弁理士】
【氏名又は名称】三井 和彦
【テーマコード(参考)】
2H040
4C061
【Fターム(参考)】
2H040 DA03 DA11 DA12 DA56 
4C061 AA00 BB00 CC00 DD03 FF43 GG15 HH56 JJ06 JJ11
発明者 川村 素子
要約 目的


構成
特許請求の範囲
【請求項1】処置具を案内するために内視鏡の挿入部内に全長にわたって挿通配置され、上記処置具が上記挿入部の先端から前方に向けて突出するように出口が上記挿入部の先端面に開口配置された内視鏡の処置具挿通路において、上記内視鏡の挿入部の先端近傍において管軸の向きが曲げられていることを特徴とする内視鏡の処置具挿通路。
【請求項2】処置具を案内するための可撓性チューブが上記挿入部内に挿通配管されており、その可撓性チューブの先端近傍部分の配管状態を曲がった状態に規制する配管規制部材が上記挿入部内に設けられている請求項1記載の内視鏡の処置具挿通路。
【請求項3】処置具を案内するための可撓性チューブが上記挿入部内に挿通配管されており、その可撓性チューブの先端近傍部分に曲がり癖が形成されている請求項1記載の内視鏡の処置具挿通路。
【請求項4】上記挿入部先端の出口近傍において、管軸の向きが平行にシフトする形状に上記可撓性チューブが曲げられている請求項2又は3記載の内視鏡の処置具挿通路。
【請求項5】上記処置具の先端部分の最大外径をD1、上記可撓性チューブの内径をD3、上記可撓性チューブの管軸のシフト量をeとしたとき、D3−D1<eである請求項4記載の内視鏡の処置具挿通路。
【請求項6】上記処置具の先端部分の最大外径をD1、上記処置具の先端部分に連なるシース部分の外径をD2、上記可撓性チューブの内径をD3としたとき、D3−D1<e<D3−D2である請求項4記載の内視鏡の処置具挿通路。
発明の詳細な説明
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、処置具を案内するために内視鏡の挿入部内に挿通配置された内視鏡の処置具挿通路に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、内視鏡の挿入部内には、処置具を案内するために可撓性チューブからなる処置具挿通路が挿通配置されており、操作部に配置された処置具挿入口から処置具を差し込んで挿入部の先端から突出させることができる。
【0003】図11は、いわゆる前方視型の内視鏡の挿入部1の先端部分を示しており、処置具100を前方に向けて突出させるために、処置具挿通路10が挿入部の軸線と平行方向に真っ直ぐに配置されて、その出口10aが挿入部の先端面1aに開口形成されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上述のような構成の場合、手元側から押し込まれた処置具100の先端が内視鏡の挿入部1から突出する瞬間を操作者が感知することができないので、誤って処置具100を勢いよく突き出して、処置具100を破損したり体腔内粘膜を傷つけてしまう恐れがある。
【0005】そこで従来は、内視鏡の観察画面を観察しながら処置具100を押し込み操作したり、処置具100の手元側に指標を付けて、処置具100の先端が内視鏡の挿入部1の先端に差しかかると指標が処置具挿入口に差しかかるようにしていた。
【0006】しかし、そのような解決手段では、いずれも、処置具100が挿入部1の先端から突出するまで「いつ出てくるか、いつ出てくるか」と見張っていなければならないので気疲れすると同時に、誤って勢いよく突出させてしまわないように、処置具100を比較的ゆっくり押し込まなければならないので、挿入操作に徒に時間がかかっていた。
【0007】そこで本発明は、処置具の先端が挿入部の先端面から前方に向けて突出される直前に、操作をする人が指先でそれを感じることができ、気疲れなくスピーディーに処置具挿入を行うことができる内視鏡の処置具挿通路を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するため、本発明の内視鏡の処置具挿通路は、処置具を案内するために内視鏡の挿入部内に全長にわたって挿通配置され、処置具が挿入部の先端から前方に向けて突出するように出口が挿入部の先端面に開口配置された内視鏡の処置具挿通路において、内視鏡の挿入部の先端近傍において管軸の向きが曲げられているものである。
【0009】なお、処置具を案内するための可撓性チューブが挿入部内に挿通配管されており、その可撓性チューブの先端近傍部分の配管状態を曲がった状態に規制する配管規制部材が挿入部内に設けられていてもよい。或いは、可撓性チューブの先端近傍部分に曲がり癖が形成されていてもよい。
【0010】なお、挿入部先端の出口近傍において、管軸の向きが平行にシフトする形状に可撓性チューブが曲げられていてもよい。その場合、処置具の先端部分の最大外径をD1、可撓性チューブの内径をD3、可撓性チューブの管軸のシフト量をeとしたとき、(D3−D1)<eであると、処置具の突出を手元側で確実に感知することができる。
【0011】また、処置具の先端部分の最大外径をD1、処置具の先端部分に連なるシース部分の外径をD2、可撓性チューブの内径をD3としたとき、(D3−D1)<e<(D3−D2)であれば、処置具のシース部の通過が重くならない。
【0012】
【発明の実施の形態】図面を参照して本発明の実施例を説明する。図2は、内視鏡の全体構成を示しており、可撓管によって外装された挿入部1の基端には操作部2が連結され、挿入部1の先端寄りの部分には、操作部2に配置された操作ノブ4を回転操作することによって遠隔的に屈曲する湾曲部3が配置されている。
【0013】挿入部1内には、処置具100を案内するための処置具挿通路10が全長にわたって挿通配置されていて、その出口(処置具突出口)10aは挿入部1の先端面1aに前方に向いて開口し、入口(処置具挿入口)10bは操作部2の下端部に斜め上方に向けて配置されている。
【0014】図3は挿入部1の先端部分の正面図、図1は側面断面図である。湾曲部3の先端に連結された先端部本体5の先端面が挿入部1の先端面1aであり、その先端面1aに処置具突出口10aと並んで観察窓6、照明窓11及び送気送水口12が配置されている。
【0015】この内視鏡は、挿入部1の前方を観察する前方視型内視鏡であり、観察窓6の内側に配置された対物光学系7による被写体の結像位置には、固体撮像素子8の撮像面が配置されており、そこから後方に信号ケーブル9が延出されている。
【0016】湾曲部3は、複数(例えば5〜15個程度)の節輪31をリベット32で回動自在に連結し、その外面をゴムチューブ等のような弾力性のある外皮33で被覆して構成されており、最先端の節輪31aの先寄りの部分に、先端部本体5の後寄りの部分が嵌挿されてネジ止め固定されている。
【0017】最先端の節輪31aの内周面に突設されたワイヤ止め36には、操作部2から牽引操作される操作ワイヤ34の先端が挿通固着され、そこから先側に突出する操作ワイヤ34の先端部分に抜け止めリング35が固着されている。
【0018】処置具挿通路10は、両端の処置具突出口10a付近と処置具挿入口10b付近以外の部分10cが、例えば四フッ化エチレン樹脂チューブ(以下、「チャンネルチューブ10c」という)によって形成されていて、図1に示されるように、そのチャンネルチューブ10cの先端が先端部本体5に連結固定されている。
【0019】チャンネルチューブ10cの湾曲部3内に位置する部分の外周面には螺旋溝が形成されて柔軟性が付与され、腰折れ防止の補強をするためのワイヤがその螺旋溝に沿って巻き付けられている。ただし、そのような螺旋溝等は本発明にはあってもなくてもよい。
【0020】チャンネルチューブ10cは、湾曲部3内においては湾曲部3の軸線と平行に配置され、先端部本体5との連結部においては先端部本体5の軸線と平行(湾曲部3の軸線とも平行)に配置されている。
【0021】ただしチャンネルチューブ10cは、湾曲部3と先端部本体5との連結部である最先端の節輪31a内において、管軸の向きが平行にシフトする形状に緩やかに滑らかに曲がって配置されている。
【0022】即ち、チャンネルチューブ10cは、先端部本体5の後端位置では、図1におけるIV−IV断面位置を図示する図4に示されるように先端部本体5の下半部の中央に配置されているが、最先端の節輪31aの後端位置では、図1におけるV−V断面を図示する図5に示されるようにチャンネルチューブ10cの半径分程度側方に偏位した位置にある。
【0023】このようにチャンネルチューブ10cの先端部分が偏位するよう曲がった形状に配管するために、抜け止めリング35とワイヤ止め36が、処置具挿通路10の配管状態を規制する配管規制部材として機能している。
【0024】即ち、図5に破線で示されるように、チャンネルチューブ10cは、もし真っ直ぐに配管されると抜け止めリング35及びワイヤ止め36と干渉するようにレイアウトされており、抜け止めリング35及びワイヤ止め36によって、上述の曲がった状態を維持するように規制されている。
【0025】ただし、チャンネルチューブ10cの先端近傍部分に熱成形等によって永久的な曲がり癖を付けておき、規制部材のない自由空間内において曲がった形状に配管されるようにしてもよい。
【0026】ここで、図6に示されるように、処置具100の先端部分100aの最大外径をD1、処置具100の先端部分に連なる可撓性シース部分100bの外径をD2、チャンネルチューブ10cの内径をD3、チャンネルチューブ10cの曲がり部における管軸のシフト量をeとしたとき、eが(D3−D1)より大きい、即ち、D3−D1<eなる式が成立するようにチャンネルチューブ10cの曲がりが形成されている。
【0027】その結果、図7に示されるように、チャンネルチューブ10c内に押し込まれた処置具100の先端部分100aがチャンネルチューブ10cの曲がり部分に差しかかると、その部分において処置具100の手元側に感じられる挿通抵抗が発生する。
【0028】したがって、処置具100を手元側から盲目的に勢いよく処置具挿通路10に押し込み操作をしても、図8から図9に示されるように、処置具100の先端部分100aがチャンネルチューブ10cの曲がり部を通過する際には、操作者が処置具100を摘んでいる指先でその瞬間を知覚することができる。
【0029】また、チャンネルチューブ10cの管軸のシフト量eを(D3−D2)より小さくして、D3−D1<e<D3−D2なる式が成立するようにチャンネルチューブ10cの曲がりを形成することにより、図10に示されるように、処置具100の先端部分100aが処置具挿通路10の処置具突出口10aから突出した後は、チャンネルチューブ10cの曲がり部を処置具100の可撓性シース部分100bがほぼ真っ直ぐに通過するので、軽く挿脱させることができる。
【0030】
【発明の効果】本発明の内視鏡の処置具挿通路によれば、内視鏡の挿入部の先端近傍において管軸の向きを曲げたことにより、処置具の先端が挿入部の先端面から前方に突出される直前に、操作をする人が指先でそれを感じることができるので、気疲れなくスピーディーに処置具挿入を行うことができる。




 

 


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