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発明の名称 内視鏡用鉗子栓の漏れ検出装置
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開2002−17662(P2002−17662A)
公開日 平成14年1月22日(2002.1.22)
出願番号 特願2000−210652(P2000−210652)
出願日 平成12年7月12日(2000.7.12)
代理人 【識別番号】100091317
【弁理士】
【氏名又は名称】三井 和彦
【テーマコード(参考)】
2G067
4C061
【Fターム(参考)】
2G067 AA33 BB04 CC04 DD02 
4C061 AA00 BB00 CC00 DD00 FF43 HH04 HH22 HH23 HH60 JJ17
発明者 二ノ宮 一郎
要約 目的


構成
特許請求の範囲
【請求項1】基端側が内視鏡の処置具挿入口に着脱自在に取り付けられて通常は閉じた状態にある閉鎖膜が上記処置具挿入口に挿入される処置具によって押し開かれるようにした内視鏡用鉗子栓の上記閉鎖膜部分からの漏れを検出するための漏れ検出装置において、加圧空気を取り入れるための加圧空気受け入れ口金と上記加圧空気によって加圧された水を外部に送り出すための送水口金とが設けられた内視鏡用送水タンクの上記送水口金に対して接続自在な送水口金接続部と、上記内視鏡用鉗子栓の基端側に接続自在な鉗子栓接続部と、上記送水口金接続部と上記鉗子栓接続部とを連通させる連通路とが設けられていることを特徴とする内視鏡用鉗子栓の漏れ検出装置。
【請求項2】上記送水口金接続部に、上記送水口金との接続状態をロックするためのロック機構が設けられている請求項1記載の内視鏡用鉗子栓の漏れ検出装置。
【請求項3】上記鉗子栓接続部側から上記送水口金接続部側への水の流れを阻止するための逆止弁が設けられている請求項1又は2記載の内視鏡用鉗子栓の漏れ検出装置。
【請求項4】上記逆止弁が着脱自在である請求項3記載の内視鏡用鉗子栓の漏れ検出装置。
【請求項5】上記内視鏡用送水タンク内の気圧を検出して表示するための圧力計が設けられている請求項1ないし4のいずれかの項に記載の内視鏡用鉗子栓の漏れ検出装置。
【請求項6】上記内視鏡用送水タンクの加圧空気受け入れ口金に接続自在なアダプタ口金と、上記加圧空気受け入れ口金とは異なる形状に形成された加圧空気受け入れ代替え口金とが一体的に連通接続された加圧空気受け入れ口金変換アダプタが設けられている請求項1ないし5のいずれかの項に記載の内視鏡用鉗子栓の漏れ検出装置。
【請求項7】上記内視鏡用送水タンク内の気圧を検出して表示するための圧力計が、上記加圧空気受け入れ口金変換アダプタに設けられている請求項6記載の内視鏡用鉗子栓の漏れ検出装置。
【請求項8】上記内視鏡用送水タンク又はそれに連結された部材との間を連結する鎖状又は紐状の部材が設けられている請求項1ないし7のいずれかの項に記載の内視鏡用鉗子栓の漏れ検出装置。
発明の詳細な説明
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、内視鏡用鉗子栓の閉鎖膜部分からの漏れを検出するための内視鏡用鉗子栓の漏れ検出装置に関する。
【0002】
【従来の技術】内視鏡には一般に、処置具類を挿通するための処置具挿通チャンネルが設けられていて、その入口である処置具挿入口には、体内の汚液等が処置具挿通チャンネルを通って、噴出するのを防止するための鉗子栓が取り付けられている。
【0003】そのような鉗子栓は、一般に、基端側が内視鏡の処置具挿入口に着脱自在に取り付けられ、弾力性のある材料からなる閉鎖膜に形成されて通常は閉じた状態にあるスリットが、処置具挿入口に挿入される処置具によって押し開かれるようになっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】そのような閉鎖膜に形成されたスリットは、処置具挿入が繰り返されることによって磨耗あるいは変形して密閉性が低下する。そのため、体内の汚液等が処置具挿通チャンネルを通って漏れ出し、周辺を汚染してしまう場合がある。
【0005】そこで本発明は、鉗子栓の閉鎖膜部分からの漏れ発生を事前に検出して、体内の汚液等が処置具挿通チャンネルを通って漏れ出すことを未然に防止することができる内視鏡用鉗子栓の漏れ検出装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するため、本発明の内視鏡用鉗子栓の漏れ検出装置は、基端側が内視鏡の処置具挿入口に着脱自在に取り付けられて通常は閉じた状態にある閉鎖膜が処置具挿入口に挿入される処置具によって押し開かれるようにした内視鏡用鉗子栓の閉鎖膜部分からの漏れを検出するための漏れ検出装置において、加圧空気を取り入れるための加圧空気受け入れ口金と加圧空気によって加圧された水を外部に送り出すための送水口金とが設けられた内視鏡用送水タンクの送水口金に対して接続自在な送水口金接続部と、内視鏡用鉗子栓の基端側に接続自在な鉗子栓接続部と、送水口金接続部と鉗子栓接続部とを連通させる連通路とを設けたものである。
【0007】なお、送水口金接続部に、送水口金との接続状態をロックするためのロック機構が設けられていてもよく、鉗子栓接続部側から送水口金接続部側への水の流れを阻止するための逆止弁が設けられていてもよい。その場合、逆止弁が着脱自在であってもよい。また、内視鏡用送水タンク内の気圧を検出して表示するための圧力計が設けられていてもよい。
【0008】また、内視鏡用送水タンクの加圧空気受け入れ口金に接続自在なアダプタ口金と、加圧空気受け入れ口金とは異なる形状に形成された加圧空気受け入れ代替え口金とが一体的に連通接続された加圧空気受け入れ口金変換アダプタが設けられていてもよく、その場合、内視鏡用送水タンク内の気圧を検出して表示するための圧力計が、加圧空気受け入れ口金変換アダプタに設けられていてもよい。
【0009】また、内視鏡用送水タンク又はそれに連結された部材との間を連結する鎖状又は紐状の部材が設けられていてもよい。
【0010】
【発明の実施の形態】図面を参照して本発明の実施例を説明する。図2は、内視鏡100の処置具挿入口102部分に基端部が着脱自在に取り付けられる内視鏡用鉗子栓110の一例を示している。
【0011】処置具挿入口102は、処置具挿通チャンネル101の入口であり、この実施例ではいわゆるルアーロック式注射針の口金状に形成されて、内視鏡100の操作部に突設されている。
【0012】鉗子栓110は全体が弾力性のあるゴム材によって形成されていて、処置具挿入口102に取り付けられる樽状部111と、その樽状部111の入口部分に着脱自在な蓋状部112とからなる。蓋状部112は、基端が処置具挿入口102に取り付けられるつなぎ部113の先端に形成されている。
【0013】そして、蓋状部112の内部に形成された第1の閉鎖膜116の中央には、−状のスリット117が形成され、樽状部111の内部に形成された第2の閉鎖膜114の中央には、処置具挿入口102に対向するように円形の小孔115が形成されている。
【0014】このような構成により、通常は閉じた状態にある第1の閉鎖膜116のスリット117が処置具挿入口102に挿入される処置具(図示せず)によって押し開かれ、第2の閉鎖膜114の小孔115は、挿通される処置具のシースの外面に密着して、処置具挿通時の漏れ防止に寄与する。
【0015】図3は、内視鏡用送気送水装置に用いられる送水タンク30を示しており、内視鏡の送水管路に送り込むための水が内部に貯留され、蓋部分には、光源装置から供給される加圧空気を取り入れるための加圧空気受け入れ口金31が、側方に向けて突設されている。
【0016】外部に向かって送り出される水の通路となる送水チューブ32は、入り口が送水タンク30の底部近傍に配置され、蓋部分から上方に向かって送水タンク30から延出してその先端に送水口金33が取り付けられている。
【0017】また、送水チューブ32を囲んで二重管構造に構成された外側のチューブが、送水タンク30の蓋部分で送水タンク30の内部空間に連通する送気チューブ34になっており、その先端には、送気口金35が送水口金33を囲んで配置されている。
【0018】図1と図4は、本発明の第1の実施例の内視鏡用鉗子栓の漏れ検出装置10を示しており、図4は漏れ検出装置10が送水タンク30の送水口金33と鉗子栓110との間に接続された状態を示し、図1は接続されていない状態を示している。
【0019】漏れ検出装置10は、送水タンク30から延出した送水口金33に接続自在な送水口金接続部11と、鉗子栓110の基端側に気密に接続される鉗子栓接続部12との間を連通孔13により連通接続して構成されている。
【0020】鉗子栓接続部12は、例えば内視鏡100の処置具挿入口102と同形状のもの等でよく、連通孔13は、鉗子栓接続部12の軸線位置に真っ直ぐに貫通穿設された孔である。
【0021】送水口金接続部11は、連通孔13と真っ直ぐに連通する円管状に形成されており、それより一回り太い円筒状に形成された送水口金33に対して挿脱自在に嵌挿される。そして、その嵌合部をシールするOリング14が、送水口金接続部11の外周部に装着されている。
【0022】また、送水口金接続部11と送水口金33とが嵌合するのに合わせて、送気チューブ34の先端に取り付けられた送気口金35が、送水口金接続部11の外側を囲むキャップ状に形成された送気口金受け筒15に嵌め込まれる。
【0023】送気口金35が送気口金受け筒15に嵌め込まれると、送気口金35の外周部に取り付けられたOリング37によってその嵌合部がシールされ、送気口金35は出口を塞がれて封止された状態になる。
【0024】その結果、加圧空気受け入れ口金31から送水タンク30に加圧空気を送り込むと、その圧力によって加圧水が送水タンク30から送水チューブ32を通って送水口金33に送り出される。
【0025】その状態において、送気口金35の外周部に取り付けられたCリング38が、送気口金受け筒15の内周面に形成された円周溝16に係合することによって弾力的な抜け止め(クリック)として機能し、送水口金接続部11と送水口金33とが接続された状態が保持される。
【0026】このようにして、漏れ検出装置10の送水口金接続部11に送水タンク30の送水口金33を接続すると共に、鉗子栓接続部12に鉗子栓110を接続して、加圧空気受け入れ口金31から送水タンク30に加圧空気を送り込むと、鉗子栓110の第1の閉鎖膜116に水圧がかかるので、第1の閉鎖膜116の閉鎖状態が不完全な場合にはスリット117を通って水が噴出し、第1の閉鎖膜116の漏れ検出を行うことができる。
【0027】図5は本発明の第2の実施例の漏れ検出装置10を示しており、送気口金35の外周に突出形成された鍔部35aに係合する手動のネジ環40が回転自在に設けられている。
【0028】このネジ環40が漏れ検出装置10のボディ部10aの外周面に形成された雄ネジ部と螺合することにより、送水口金接続部11と送水口金33との接続状態が確実にロックされる。
【0029】また、鉗子栓接続部12は、漏れ検出装置10のボディ部10aに対して接続/分離自在に分割形成されたキャップ部10bに形成されており、キャップ部10bの内側には、鉗子栓110側から送水口金接続部11側への水の流れを阻止するための逆止弁17が設けられている。
【0030】この逆止弁17は、連通孔13に着脱自在に取り付けられたゴム製の単一部品であり、キャップ部10bとボディ部10aとを分離することにより露出して取り外すことができる。
【0031】また、この実施例の漏れ検出装置10のボディ部10aには、送気チューブ34内に連通する圧力計41が取り付けられており、送水タンク30内の気圧を検出して表示することができる。
【0032】図6は、送水タンク30の加圧空気受け入れ口金31にアダプタ口金60が取り付けられた状態を示している。加圧空気受け入れ口金31には、内視鏡用光源装置の送気口金(図示せず)が接続されるのが標準であるが、加圧空気受け入れ口金31にアダプタ口金60を接続して他の送気装置を用いることができる。
【0033】例えば、図7は内視鏡用リークテスター50を示している。このリークテスター50は、手動のゴム球53によって加圧した空気を圧力安定用のバルーン54から送気チューブ52を経て送気口金51に送るようになっている。55は圧力確認用の圧力計、56は圧力抜き用バルブである。
【0034】このようなリークテスター50の送気口金51は、一般に、内視鏡の内部に加圧気体を送り込むための受け口が内視鏡に設けられている場合に、その受け口に接続できる構成になっている。
【0035】したがって、送水タンク30内を加圧する送気装置としてリークテスター50を用いる場合には、図6に示されるように、アダプタ口金60に取り付けられる対送気装置接続口金63を、内視鏡に設けられている受け口と同形状に構成すればよい。
【0036】図6において、61は、加圧空気受け入れ口金31に対して接続/分離自在な接続筒であり、Cリング62が加圧空気受け入れ口金31に対する弾力的な抜け止め作用を果している。対送気装置接続口金63は、圧縮コイルスプリング65によって付勢された弁体64によって、通常は内部への通路が閉じられている。
【0037】そして、対送気装置接続口金63がリークテスター50の送気口金51内に差し込まれることにより、送気口金51の底部に設けられた突起57により弁体64が押されて移動し、加圧空気受け入れ口金31へ通じる通路が開通する。
【0038】図8は、送水タンク30内を加圧する送気装置として注射器150を用いるための第2のアダプタ口金160が加圧空気受け入れ口金31に取り付けられた状態を示しており、注射針と同様のルアーロック口金163が接続筒161に突設されている。162はCリングである。
【0039】また、この実施例においては、加圧空気受け入れ口金31を介して送水タンク30に連通するように、接続筒161に圧力計170が取り付けられており、送水タンク30内の気圧を検出して表示することができる。
【0040】なお、図9に示されるように、漏れ検出装置10を鎖70又は紐等によって送水タンク30の送気チューブ34等と連結しておけば、漏れ検出装置10が行方不明になったりせず管理上便利である。鎖70の両端はいわゆるダブルリング等のようなリング状部材71によって相手方に係合させればよい。
【0041】また、漏れ検出装置10そのものだけでなく漏れ検出装置10の取り扱い説明書80や鉗子栓110等も同様にして鎖70を介して連結してもよく、その場合には、取り扱い説明書80を連結する鎖70を他の鎖70より短くして、取り扱い説明書80が邪魔にならないようにするとよい。
【0042】
【発明の効果】本発明の内視鏡用鉗子栓の漏れ検出装置によれば、内視鏡用送水タンクの送水口金に対して接続自在な送水口金接続部と、内視鏡用鉗子栓の基端側に接続自在な鉗子栓接続部とを連通させることにより、鉗子栓の閉鎖膜部分から漏れがあるときは水の噴出が観測されるので、漏れ発生を事前に検出して、体内の汚液等が処置具挿通チャンネルを通って漏れ出すことを未然に防止することができる。




 

 


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