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発明の名称 内視鏡の処置具起上装置
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開2002−558(P2002−558A)
公開日 平成14年1月8日(2002.1.8)
出願番号 特願2000−190750(P2000−190750)
出願日 平成12年6月26日(2000.6.26)
代理人 【識別番号】100091317
【弁理士】
【氏名又は名称】三井 和彦
【テーマコード(参考)】
4C061
【Fターム(参考)】
4C061 HH24 JJ06 JJ11 
発明者 大内 輝雄
要約 目的


構成
特許請求の範囲
【請求項1】処置具挿通チャンネルに挿通された処置具の先端部分の突出方向を変えるために、遠隔操作によって作動する処置具起上片が挿入部の先端に配置された内視鏡の処置具起上装置において、上記処置具起上片を、前後方向にスライド自在に上記挿入部の先端に配置し、上記挿入部の先端から前方に引き出して取り外すことができるようにしたことを特徴とする内視鏡の処置具起上装置。
【請求項2】上記処置具起上片が前後方向以外の方向に移動するのを規制するための移動方向規制手段が設けられている請求項1記載の内視鏡の処置具起上装置。
【請求項3】上記処置具起上片のスライド操作が操作ワイヤを介して行われ、上記処置具起上片を上記挿入部の先端から前方に引き出すと、それと共に上記操作ワイヤが引き出される請求項1又は2記載の内視鏡の処置具起上装置。
【請求項4】上記処置具起上片が、上記挿入部の先端部分の中心軸線を基準にして上記処置具の先端部分が突出する側の半部に配置されている請求項1、2又は3記載の内視鏡の処置具起上装置。
【請求項5】上記処置具挿通チャンネルが、上記挿入部の先端部分の中心軸線を基準にして上記処置具起上片と反対側の半部に配置されている請求項4記載の内視鏡の処置具起上装置。
発明の詳細な説明
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、内視鏡の挿入部先端から外方に突出される処置具類の突出方向を変えるための内視鏡の処置具起上装置に関する。
【0002】
【従来の技術】側方視型内視鏡などにおいては、一般に、処置具挿通チャンネルに挿通された処置具の先端部分の突出方向を変えるための処置具起上片が、挿入部の先端部本体内に支軸によって回動自在に支持され、操作部から進退操作される操作ワイヤにより駆動されて処置具の突出方向を変えることができるようになっている。
【0003】しかし、そのような処置具起上片は先端部本体に形成された溝内に配置されているのが普通であり、使用の度に付着する体内汚物等を完全に洗浄して除去するのが難しい。
【0004】そこで従来は、処置具起上片が配置された空間を薄いゴム材等の弾性カバーで水密に覆って、処置具はその弾性カバーの外側を通るようにし、体内汚物等が処置具起上片に触れないように配置することが試みられていた(実開平2−91504号公報)。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、処置具を起上させて挿脱操作する際には、処置具と処置具起上片との接触部分において大きな摩擦抵抗が発生する。したがって、その部分にゴム材等が用いられていると、処置具の挿脱に非常に大きな操作力量が必要となるので実用性がない。
【0006】そこで本発明は、処置具起上片及びその収容部分に付着した体内汚物等を容易に洗浄することができる内視鏡の処置具起上装置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するため、本発明の内視鏡の処置具起上装置は、処置具挿通チャンネルに挿通された処置具の先端部分の突出方向を変えるために、遠隔操作によって作動する処置具起上片が挿入部の先端に配置された内視鏡の処置具起上装置において、処置具起上片を、前後方向にスライド自在に挿入部の先端に配置し、挿入部の先端から前方に引き出して取り外すことができるようにしたものである。
【0008】なお、処置具起上片が前後方向以外の方向に移動するのを規制するための移動方向規制手段が設けられていてもよく、処置具起上片のスライド操作が操作ワイヤを介して行われ、処置具起上片を挿入部の先端から前方に引き出すと、それと共に操作ワイヤが引き出されるようにしてもよい。
【0009】また、処置具起上片が、挿入部の先端部分の中心軸線を基準にして処置具の先端部分が突出する側の半部に配置されていてもよく、処置具挿通チャンネルが、挿入部の先端部分の中心軸線を基準にして処置具起上片と反対側の半部に配置されていてもよい。
【0010】
【発明の実施の形態】図面を参照して本発明の実施例を説明する。図7は内視鏡を示しており、可撓管によって外装された挿入部1の先端側の部分には、挿入部1の基端に連結された操作部3からの遠隔操作によって任意に屈曲する湾曲部4が形成されている。6は、操作部3に配置された湾曲操作ノブである。
【0011】挿入部1内から湾曲部4内には、例えば四フッ化エチレン樹脂チューブ等からなる処置具挿通チャンネル2が全長にわたって挿通されており、挿入部1と操作部3との連結部付近に突設された処置具挿入口7に処置具挿通チャンネル2の基端が接続されている。処置具挿通チャンネル2の先端は、挿入部1の先端部分1aに配置された先端部本体10に接続されている。
【0012】この実施例の内視鏡は、先端部本体10の後側半部に光学観察のための観察窓と照明窓が設けられると共に、先側半部に超音波プローブ11が併設された超音波内視鏡である。ただし、光学観察機能のみの内視鏡であってもよい。
【0013】処置具挿通チャンネル2内には各種の処置具100が挿通されるが、ここでは処置具100として、例えば体内粘膜に注射を行うための注射具が挿通されている。
【0014】処置具100の先端部分100aは、挿入部1の先端部分1aから側方に突出するが、その突出方向を変化させるための処置具起上片5が先端部本体10に内蔵されている。処置具起上片5は、操作部3に設けられた起上片操作ノブ8を操作することよって作動する。
【0015】図1及び図2は、先端部本体10の後側半部の側面断面図と平面図であり、観察光軸が斜め前方に向けられた観察窓12と照明窓13が、先端部本体10に形成された斜面10aに配置されている。
【0016】そして、処置具起上片5を収容する処置具突出室15が、観察窓12と照明窓13との間の位置から真っ直ぐ後方に向かって先端部本体10に形成されていて、その先端部分が斜面10aに開口している。
【0017】処置具突出室15は、先端部本体10においてその中心軸線を基準として処置具100の先端部分100aが突出する側の半部(図1において上半部)に形成されている。
【0018】そして、それと逆側の半部(図1において下半部)に配置された処置具挿通チャンネル2の先端が処置具突出室15の底面に開口する状態に接続されている。その半部に形成された通路19には、超音波プローブ11に入出力される信号を伝送するための信号ケーブル(図示省略)が挿通配置されている。
【0019】処置具突出室15は、先端部本体10の軸線方向に平行な形状に形成されており、前後方向に細長い棒状に形成された処置具起上片5が、前後方向にスライド自在に処置具突出室15内に配置されている。
【0020】図1におけるV−V断面を図示する図5に示されるように、処置具起上片5と処置具突出室15は処置具起上片5が処置具突出室15内に緩く嵌め込まれる台形状の断面形状に形成されている。したがって、処置具起上片5は処置具突出室15内で前後方向にのみ移動可能であり、処置具起上片5が処置具突出室15から側方に外れることはない。
【0021】処置具突出室15は先端部本体10の側面(図1において上方)に開口しているが、後端寄りの部分15aは先端部本体10の側面部分で閉じられて穴状に形成されている。また、処置具突出室15の先端寄りの部分15bは、台形状でなく底部分の幅の長方形状に形成されている。
【0022】処置具起上片5は、全長にわたって断面形状が台形の棒状に形成されていて、操作部3側から進退操作される操作ワイヤ16の先端が処置具起上片5の後端に連結されている。17は、基端側が操作部3に達する操作ワイヤ16のガイド管である。
【0023】そして、処置具起上片5の中間部分には、処置具挿通チャンネル2内から突出する処置具100を通過させるための処置具通過孔5aが、処置具突出室15の底面側から先端部本体10の側方に貫通する形状に形成されている。
【0024】その結果、図1に示されるように、処置具起上片5を処置具突出室15内において先寄りに位置させておけば、処置具100の先端部分100aを処置具挿通チャンネル2内から処置具通過孔5aを通って斜め前方に突出させることができる。
【0025】そして、その状態で操作部3側から操作ワイヤ16を牽引操作すれば、図3に示されるように、処置具起上片5によって処置具100の先端部分100aが起上されて突出方向が変化する。
【0026】このように構成された処置具起上片5は、処置具突出室15内において前後方向にスライド自在なので、操作部3側において操作ワイヤ16の基端側を起上片操作ノブ8側の機構とネジ止め等によって連結しておけば、操作ワイヤ16の基端部を操作部3側で解放して、図4に示されるように、処置具起上片5を処置具突出室15内から前方に引き出すことができる。
【0027】したがって、内視鏡検査が終了したら、処置具起上片5を処置具突出室15内から取り外して処置具起上片5と処置具突出室15及び処置具突出室15の内部を容易に洗浄することができ、さらにガイド管17内をブラッシング清掃することもできる。このようにして、付着した体内汚物等を容易に除去することができる。
【0028】なお、本発明は上記実施例に限定されるものではなく、例えば図6に示されるように、処置具起上片5から側方に鍔5bを突設して、その鍔5bが係合する溝を処置具突出室15に形成すれば、処置具起上片5と処置具突出室15の断面形状を長方形等にしても、処置具起上片5が処置具突出室15から側方に外れることがない。
【0029】
【発明の効果】本発明によれば、処置具起上片を、前後方向にスライド自在に挿入部の先端に配置し、挿入部の先端から前方に引き出して取り外すことができるようにしたことにより、処置具起上片及びその収容部分に付着した体内汚物等を容易に洗浄、除去することができる。




 

 


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