米国特許情報 | 欧州特許情報 | 国際公開(PCT)情報 | Google の米国特許検索
 
     特許分類
A 農業
B 衣類
C 家具
D 医学
E スポ−ツ;娯楽
F 加工処理操作
G 机上付属具
H 装飾
I 車両
J 包装;運搬
L 化学;冶金
M 繊維;紙;印刷
N 固定構造物
O 機械工学
P 武器
Q 照明
R 測定; 光学
S 写真;映画
T 計算機;電気通信
U 核技術
V 電気素子
W 発電
X 楽器;音響


  ホーム -> 楽器;音響 -> シャープ株式会社

発明の名称 楽譜表示装置及び楽譜表示方法
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開2001−154664(P2001−154664A)
公開日 平成13年6月8日(2001.6.8)
出願番号 特願平11−333110
出願日 平成11年11月24日(1999.11.24)
代理人 【識別番号】100091096
【弁理士】
【氏名又は名称】平木 祐輔
【テーマコード(参考)】
5C082
5D082
5D378
5K027
【Fターム(参考)】
5C082 AA00 BA02 BA12 BB01 CA72 CB01 DA87 MM05 
5D082 AA03 AA05 AA10 AA12 AA14 AA26
5D378 MM19 MM26 MM36 MM47 MM52 MM62 MM68 MM93 MM96 TT02 TT06 TT18 TT23
5K027 AA11 FF01 FF03 FF22
発明者 戸田 学
要約 目的


構成
特許請求の範囲
【請求項1】 複数のデータ系列を記憶する記憶手段と、データ系列を複数行表示可能な表示手段と、前記記憶手段に記憶されたデータ系列を、前記表示手段に複数行表示する制御を行う制御手段と、を備える楽譜表示装置であって、前記制御手段は、複数のデータ系列を表示する場合、改行毎に異なるデータ系列を表示することを特徴とする楽譜表示装置。
【請求項2】 前記制御手段は、前記複数のデータ系列をまとめて行方向又は列方向にスクロール表示するものであることを特徴とする請求項1記載の楽譜表示装置。
【請求項3】 前記記憶手段は、単音の旋律を音名又は音長で表示した表示データを、データ系列として記憶しており、前記制御手段は、和音の旋律である複数のデータ系列を表示する場合、和音となる旋律の関連が分るようにデータ系列を改行表示するものであることを特徴とする請求項1記載の楽譜表示装置。
【請求項4】 前記表示手段は、異なるデータ系列相互の識別を可能に表示するものであることを特徴とする請求項1記載の楽譜表示装置。
【請求項5】 複数のデータ系列を、表示手段に複数行表示する楽譜表示方法であって、行方向に連続して複数のデータ系列を表示する際、行毎に異なるデータ系列を表示するとともに、前記異なるデータ系列同士を関連付け、該関連付けに従ってデータ系列毎に改行表示及びスクロール表示することを特徴とする楽譜表示方法。
発明の詳細な説明
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、携帯電話機の着信メロディー等を表示する楽譜表示装置及び楽譜表示方法に関し、特に、和音を取り扱う着信メロディーの入力及び編集が可能な楽譜表示装置及び楽譜表示方法に関する。
【0002】
【従来の技術】携帯電話機の着信メロディーには、単音のメロディーを取り扱うもの、複数の音源を持ち同時に複数の音(和音)を出力するものがある。また、着信メロディーを放音するだけではなく、着信メロディーを表示部に表示できるものもある。着信メロディーの表示は、単音のメロディーも和音のメロディーも、その音を時系列順に表示する。図7は、従来の着信メロディーの表示例を示す図であり、図7(A)は単音の旋律を音名と音長で表示する例であり、図7(B)(C)は和音の旋律を表示する例である。
【0003】単音の旋律は、図7(A)に示すように音名と音長で表示することができるが、和音の旋律は一画面に表示することができず、図7(B)に示すようにまず画面1で曲1の旋律1についての音名と音長を、次に画面2に切替えて曲1の旋律2についての音名と音長を表示する。このように、画面1では旋律1を表示し、旋律2を表示するためには、画面を切り替え、画面2のように表示している。音長が一定の場合は、この表示でも旋律1と旋律2との対比がある程度分る。図7(C)は表示画面が7行8文字と大きい場合の例である。表示画面が大きいので、1行目から6行目までは旋律1のデータ、7行目に旋律2のデータの最初の部分を表示することができる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このような従来の着信メロディーの表示方法にあっては、和音を取り扱う着信メロディーの表示について考慮されていなかったので、以下のような問題点があった。和音では、同時発生する音が何であるかが重要であるが、上記従来方法では、旋律毎の時系列で表示するため、旋律間の音の関連を知ることが難しく、この表示上で音のデータを入力、編集することも難しくなる。
【0005】表示サイズが7行8文字と大きい図7(C)の場合においても、旋律1は表示されているが、旋律2は途中(8文字目)までしか表示されていないため、9文字目以降の関連を見ることができない。更に旋律3との関係は表示できない。また、図7の例よりも長い旋律を表示した場合は、旋律2についても旋律1と同時に表示できないことがある。この表示をスクロールしたとしても旋律1の先頭が消えてしまうので、他の旋律と同時に確認することはできない。本発明は、このような課題に鑑みてなされたものであって、各旋律の対応する音を同時に表示することができ、旋律間の関連を容易に知ることができる楽譜表示装置及び楽譜表示方法を提供することを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の楽譜表示装置は、複数のデータ系列を記憶する記憶手段と、データ系列を複数行表示可能な表示手段と、前記記憶手段に記憶されたデータ系列を、前記表示手段に複数行表示する制御を行う制御手段と、を備える楽譜表示装置であって、前記制御手段は、複数のデータ系列を表示する場合、改行毎に異なるデータ系列を表示するものである。
【0007】また、前記制御手段は、前記複数のデータ系列をまとめて行方向又は列方向にスクロール表示するものであることで、複数のデータ系列がまとめてスクロールされ、スクロール後もデータ系列間の関連を容易に知ることができる。また、前記記憶手段は、単音の旋律を音名又は音長で表示した表示データを、データ系列として記憶しており、前記制御手段は、和音の旋律である複数のデータ系列を表示する場合、和音となる旋律の関連が分るようにデータ系列を改行表示するものであることで、各旋律の対応する音を同時に表示することができ、旋律間の関連を容易に知ることができる。
【0008】また、前記表示手段は、異なるデータ系列相互の識別を可能に表示するものであることで、複数行にまたがって表示した場合に、旋律のつながりを明示することができる。本発明の楽譜表示方法は、複数のデータ系列を、表示手段に複数行表示する楽譜表示方法であって、行方向に連続して複数のデータ系列を表示する際、行毎に異なるデータ系列を表示するとともに、前記異なるデータ系列同士を関連付け、該関連付けに従ってデータ系列毎に改行表示及びスクロール表示するものである。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、添付図面を参照しながら本発明の好適な楽譜表示装置及び楽譜表示方法の実施の形態について詳細に説明する。図1は、本発明の第1の実施の形態の楽譜表示装置の構成を示すブロック図である。楽譜表示装置として、携帯電話機に適用した例である。図1において、携帯電話機(楽譜表示装置)10は、アンテナ11、無線通信処理部12、音声コーデック13、レシーバ14、マイク15、マイクロコンピュータ(以下、マイコンという)16(制御手段)、表示部17(表示手段)、入力部18、記憶素子19(記憶手段)、音源20、及びスピーカ21から構成される。
【0010】無線通信処理部12は、マイク15から入力された音声信号を送受信無線周波数(RF)に変調してアンテナ11から輻射する送信機、アンテナ11からの送受信無線周波数(RF)帯の信号を受信する受信機、変復調器、チャネルコーデック等からなり、携帯電話網との通信を行う。 音声コーデック13は、A/D変換器、音声の圧縮符号化処理をする音声符号化部、音声用誤り訂正符号化部、D/Α変換器、パワーアンプ等を備え、通話音声の圧縮、伸長、A/D変換、D/A変換、音声信号の増幅などを行う。
【0011】レシーバ14は、網側から送られてきた通話相手音声を出力する。マイク15は、携帯電話機ユーザの音声を電気変換し、音声コーデック13に与え、音声コーデック13は無線通信処理部12を経由してマイク15の電気信号を基地局、網、通話相手へ伝える。マイコン16は、装置全体の制御を行う制御部であり、演算に使用するデータを記憶したメモリを使用して携帯電話機の制御、例えば、呼の設定、開放、ハンドオフ等を制御し、無線通信処理部12の制御や通信プロトコルの一部を実行する。更に、本発明の楽譜表示方法の制御も行う。
【0012】表示部17は、データ系列を複数行(7行8文字)表示可能なLCD表示器と、LCD表示器を動作させるためのドライバからなる。入力部18は、電話用の数字キースイッチや制御スイッチ等からなる。記憶素子19は、ROM、RAM及び電気的に書換可能な不揮発性メモリであるEEPROM(electrically erasable programmable ROM)からなり、マイコン16のプログラム、データ、電話番号データなどを記憶するとともに、データ系列である旋律データ(表示データ)や、表示プログラムも記憶している。音源20は、マイコン16から与えられる旋律データに従って音を発生し、スピーカ21より音として出力する。スピーカ21は、音源20からの出力に従って着信をメロディー音で放音する。
【0013】以下、上述のように構成された楽譜表示装置の動作を説明する。図2は、着信メロディーの表示例とその記憶内容を示す図であり、7行8文字の表示器に表示する例である。記憶素子19の中の1曲の旋律データは、図2(B)に示すように記憶されており、旋律1,2,3毎に順に音が並び、最後に終了記号「*」が記憶されている。この旋律が複数(図2では3旋律)記憶され、一つの曲となっている。
【0014】各旋律の最初から順に音源20にデータを出力することで、3音が同時に発生される。すなわち、「ドミソ」、「レミソ」、「ミミソ」、…が発生する。図中、「フ」は「ファ」を示す。また、音長も同時に記憶され、図2(B)に示す記憶内容では音符にて表現されており、図2(A)に示す表示では次の音との間隔で表現している。また、図2(A)に示す表示において、旋律2に下線を引いたフォントを使用しているのは、複数行にまたがって表示した場合に、旋律のつながりを明示するためである。
【0015】図3〜図5は、図2(B)に示すデータを図2(A)の表示として表示する動作を示すフローチャートであり、図3は画面全体に旋律の最初から表示する表示ルーチンを、図4及び図5は上下左右のスクロールを実施するスクロールルーチンを示す。図中、Sはフローの各ステップを示す。図3の表示ルーチンにおいて、まず、ステップS1で表示対象文字を旋律の1番目の文字とし、最初から表示するように初期設定する。次いで、ステップS2で、曲番号と小節番号を表示する(図2の1行目参照)。
【0016】次いで、ステップS3で各旋律表示ルーチン(後述する図6参照)を使用して各旋律(ここでは、図2の2、3、4行目)を表示し、ステップS4で表示対象文字を8文字進める(表示対象文字+8文字)。次いで、ステップS5で再び上記各旋律表示ルーチンを使用して、引き続きの各旋律(ここでは、図2の5、6、7行目)を表示し、ステップS6で表示対象文字を8文字元に戻して(表示対象文字−8文字)、最初の指定に戻し本フローを終了する。
【0017】図4のスクロールルーチンにおいて、「スクロール左」では、ステップS11で表示対象文字位置を1文字増やし(表示対象文字+1文字)てステップS13に進み、「スクロール下」では、ステップS12で表示対象文字位置を8文字増やし(表示対象文字+8文字)てステップS13に進む。ステップS13では、旋律データの終りを越えたか否かを判別し、旋律データの最後に到達していなければ図3のステップS2に移って表示を行い、旋律データの最後に到達していればスクロールせずに本フローを終了する。同様に、図5のスクロールルーチンにおいて、「スクロール右」では、ステップS14で表示対象文字位置を1文字差し引き(表示対象文字−1文字)てステップS16に進み、「スクロール上」では、ステップS15で表示対象文字位置を8文字差し引いて(表示対象文字−8文字)ステップS16に進む。
【0018】ステップS16では、旋律データの初めを越えたか否かを判別し、旋律データの最初に到達していなければ図3のステップS2に移って表示を行い、旋律データの最初に到達していればスクロールせずに本フローを終了する。この上下左右のスクロールを行わず終了する場合(S13でYES,S16でYES)には、表示対象文字を末尾又は先頭にして表示を行うようにしてもよい。このように、現在の表示対象文字から1文字次の文字から表示を始めることで左スクロール後の表示を得ることができ、また1文字前の文字から始めることで右スクロール後の表示を得ることができる。また、現在の表示対象文字から1行文字数あとの文字から表示を始めると、下スクロール(空白行を含めて、旋律3つをすべて一度にスクロールする)した表示を得ることができる。ここでは、1行文字数が8文字なので現在の表示対象文字に8を加える。同様に、8文字前から表示すると上スクロールとなる。
【0019】図6は、各旋律を3行にまとめて表示する各旋律表示ルーチンであり、図3のステップS3及びステップS5の「各旋律表示処理」で用いるサブルーチンである。本処理が実行される前に、旋律データの最初から何番目から表示し始めるかを示す「表示対象文字」を予め設定しておく。まず、ステップS21で旋律番号n(nは、任意の自然数。ここでは旋律1〜3に対応してn=1〜3であり、旋律1の場合はn=1である)を選択し、ステップS22で旋律番号n(この場合はn=1)の表示対象文字から表示器1行分(すなわち、8文字)を表示部17のLCDドライバに出力する。これによって、図2(A)の2行目に示す旋律1の文字「ドレミフソラシド」が表示される。
【0020】次いで、ステップS22で、旋律番号nが偶数の場合に下線を引いて表示する。ここでは、奇数(n=1)なので下線は引かない。次いで、ステップS24で全ての旋律が表示されたか否かを判別し、n=3でなければ全ての旋律が表示されていないと判断してステップS25でnをインクリメント(n=n+1)して次の旋律を選択し、上記ステップS22に戻る。いま、旋律1を表示し、まだ全ての旋律1,2,3は表示されていないので、ステップS25で次の旋律を選択する(nが1+1=2となる)。ステップS22に戻り、旋律2の表示対象文字から8文字を表示部17のLCDドライバに出力する。これによって、図2(A)の3行目に示す旋律2の文字「ミシ」が表示される。
【0021】次いで、ステップS23で、旋律番号nが偶数の場合に下線を引いて表示する。ここでは、偶数(n=2)なので下線を引く(図2(A)の3行目の文字の下線参照)。次いで、ステップS24で全ての旋律が表示されたか否かを判別し、旋律2を表示し、まだ全ての旋律1,2,3は表示されていないので、ステップS25で次の旋律を選択する(nが2+1=3となる)。再び、ステップS22に戻り、旋律3の表示対象文字から8文字を表示部17のLCDドライバに出力する。これによって、図2(A)の4行目に示す旋律3の文字「ソレ」が表示される。
【0022】次いで、ステップS23で、旋律番号nが偶数の場合に下線を引いて表示する。ここでは、奇数(n=3)なので下線を引かない。次いで、ステップS24で全ての旋律が表示されたか否かを判別し、n=3となって旋律3を表示し、全ての旋律1,2,3は表示したので、本フローを終了する。このように、1文字目から表示指定することにより、図2(A)の2、3、4行目の表示を得ることができ、同様に9文字目から表示指定することにより、図2(A)の5、6、7行目のような表示を得ることができる。
【0023】以上のように、本実施の形態では、携帯電話機(楽譜表示装置)10は、データ系列を複数行表示可能な表示部17と、単音の旋律を音名又は音長で表示した旋律データ(データ系列)を記憶する記憶素子19と、装置全体の制御及び複数の旋律データを表示部17に複数行表示する制御を行うマイコン16とを備え、マイコン16は、和音の旋律である複数の旋律データを表示する場合、和音となる旋律の関連が分るように、行毎に旋律データを改行表示するとともに、複数の旋律データをまとめて行方向又は列方向にスクロール表示するので、各旋律の対応する音を同時に表示することができ、旋律間の関連を容易に知ることができる。
【0024】例えば、図2(A)に示すように旋律1、2、3を先頭からそれぞれ1行に収まる範囲(この場合、8文字)を表示し、これで表示できないものを3旋律表示後にその下の行を使用して表示する。また、その際、偶数番号である旋律2の旋律データには下線を引いて表示する。これにより、旋律1、2、3の対応する音を同時に表示することができ、旋律間の関連を容易に知ることができる。特に、同じ表示サイズ(7行8文字)を持つ従来の表示装置(図7(C)参照)と比較して明らかなように、従来例では、旋律2は途中(8文字目)までしか表示されていないため、9文字目以降の関連が見られず、旋律3との関係は表示できなかったものが、本実施の形態では和音を構成する旋律1、2、3を同時に表示することができ、かつスクロールも最小限となるため、編集、入力作業を格段に向上させることができる。
【0025】なお、上記実施の形態に係る楽譜表示装置及び楽譜表示方法を、上述したような携帯電話機等の表示装置に適用することもできるが、勿論これには限定されず、データ系列を複数行表示可能な表示部を有するものであれば全ての装置(例えば、携帯移動端末、ページャ)に適用可能である。また、データ系列として旋律データを例に採り説明したが、データの種類はリズム等どのようなものでもよい。また、上記実施の形態では、制御手段の一例としてマイコン16における処理を示したが、行毎に異なるデータ系列を表示する制御を行うものであればどのような処理方法を用いてもよい。また、偶数番号であるデータ系列に下線を引いて、異なるデータ系列同士の識別を容易にしているが、他の方法、例えば表示文字の形態を変える方法でもよい。さらに、上記楽譜表示装置を構成する各部の種類、表示部の表示サイズなどは前述した実施の形態に限られない。
【0026】
【発明の効果】以上、詳述したように、本発明によれば、各旋律の対応する音を同時に表示することができ、旋律間の関連を容易に知ることができる。また、旋律間の音をより近づけて表示でき、スクロールする場合も相互の関係を保ったまま表示されるので、複数旋律を同時に見ることができ、その上での編集及び入力作業を効果的に行うことができる。




 

 


     NEWS
会社検索順位 特許の出願数の順位が発表

URL変更
平成6年
平成7年
平成8年
平成9年
平成10年
平成11年
平成12年
平成13年


 
   お問い合わせ info@patentjp.com patentjp.com   Copyright 2007-2013